さるがばんばもみぬかぐるりんポン!
Posted: 2011年4月18日(月) 22:24
【日時】2011年4月17日(日)
【山域】白川
【天候】晴
【コース】
宮谷549m地点 7:00---宮谷林道 9:00 --- 帰雲山 11:10 --- 12:40 猿ヶ馬場山 13:30 --- 籾糠山 15:00
--- 天生湿原1393m地点 15:50 --- 1,400m峰 16:40 --- 国道360号600m地点 17:35 --- 宮谷549m地点 17:50
食わず嫌いの山というのがあるが、自分にとっては猿ヶ馬場山がその中のひとつだ。
ところが先日、猪伏山から眺めた猿ヶ馬場山の山容が立派なのに驚き、重い腰をあげることにした。
この山は白川郷からのピストン山行が圧倒的に多いようだが、これではなんだか面白味に欠ける。
何かいいルートはないかと地図とにらめっこすると、籾糠山を絡めたワンデイ周回ルートがとれることに気がついた。
今週も快晴の日曜だ、気合を入れて行ってみよう。
宮谷の標高549m地点にちょうどいい駐車スペースがあり、ここから雪を拾って沢に入った。
登山者の多いことが難点の猿ヶ馬場だが、計画通りの静かないいスタートだ。
この時期の取り付きは雪が硬かったり、はまったりと厄介なのですぐにスノーシューを履く。
カンジキとアイゼンの機能を併せ持つスノーシューはやはりスグレモノだ、今年はいい買い物ができて山日和さんに感謝である。
スノーシューのおかげでリズミカルな登高を続けていると、ゴジュウカラたちが賑やかになってくる。
宮谷林道に合流するとテントが2張り、そしてスキーやツボ足のトレースの多さに圧倒される。
スノーシューの調子がいいので今日はこのスタイルのままで登っていくとしよう。
どこまでも続く緩斜面はペースがつかみにくく、かえって呼吸が乱れる。
ブナの大木が多くなった頃、ダケカンバの根元からノウサギが飛び出した。
夏毛に変りはじめたまだら模様の体は汚れた雪面に溶け込んで、じっとしていれば気づかれないだろう。
ブナの大木が林立する帰雲山の頂からは目指す猿ヶ馬場山がよく見渡せる。
その姿をカメラに収めようとしてもファインダーには入りきらない。
シャリバテ気味なのでエネルギー補給をしてからその大きな山体に取り付くことにした。
オオシラビソの間から振り返ると、帰雲山の向こうに長大な白山王国が惜しげもなくその全容を見せている。
今年のターゲットピークがしっかりと確認できるのが嬉しい。
だらだらと長い雪面を歩くのは予想以上に時間がかかり、帰雲山から1.5時間かけてようやく猿ヶ馬場山の頂に到達。
オオシラビソの梢ではホシガラス君がジャージャーと鳴いて歓迎してくれる。
近づいても逃げようとしないところを見ると登山者のおこぼれ目当てに居ついているらしく、いかに猿ヶ馬場への登山者が多いかがわかる。
北アの眺めもすばらしく、今日は黄砂の影響がなく一つ一つのピークがよくわかる。
もちろん先週ふ~さんと踏んだ白谷山も確認できる。
プッシュ~&おでんでひとり宴会したあとはお昼寝タイムと言いたいところだが、今日も先が長いのですぐに出発となる。
猿ヶ馬場山から東は尾根筋が明瞭となり雰囲気が一変。
1,850mの東峰を巻きながら下っていくと無木立の大きな斜面に出た。
危険地帯はすばやく通過して大瀬戸谷源頭部に下りると、猿ヶ馬場山からは眼下のコブでしかなかった籾糠山が立派な姿に見えてきた。
和製ピノキオ伝説にお似合いのピラミッドピークだ。
籾糠山までは小さなコブを巻きながら進んで15時ジャスト、猿ヶ馬場山から1.5時間で到着した。
猿ヶ馬場山に向かって「ヤッポー」と叫んでみるが返事はない、もう全員下山したのだろう。
籾糠山東斜面にはスキーのシュプールが残っていた。
東尾根を登ってきたスキーヤーのものだと思うが、飛騨河合PAの高い柵をスキーを担いで越える根性はたいしたものだ。
陽は傾きかけてる、急いで天生峠に向けて広がる原生林の中へ飛び込んでいく。
次々と現れる巨木にうっとりするヒマもなく駆け下りなければならないのが惜しい。
水には不自由するが、ぜひテン泊してみたいところだ。
天生湿原の西側まで下ると、これよりしばらくはアップダウンとトラバースが続く。
疲れ果ててボロボロの身にこの登り返しは辛い、かと言ってトラバースもこれまたきつい。
やっとのことで1,400m峰までたどり着けば、後はもう重力に身を任せて下っていくだけだ。
これでもかというほど現れたブナの大木ともこの辺りでおさらばだ、心残りは微塵もない。
大気圏再突入する宇宙飛行士のような気分で標高差600mの急降下に入る。
先週の大棚への下降で手こずったこともあって、この尾根の最後の処理が心配の種だった。
しかし、これも杞憂に終わり、何の問題もなくヒールキックで楽勝。
気がつけばポン!と国道に飛び出した。
【山域】白川
【天候】晴
【コース】
宮谷549m地点 7:00---宮谷林道 9:00 --- 帰雲山 11:10 --- 12:40 猿ヶ馬場山 13:30 --- 籾糠山 15:00
--- 天生湿原1393m地点 15:50 --- 1,400m峰 16:40 --- 国道360号600m地点 17:35 --- 宮谷549m地点 17:50
食わず嫌いの山というのがあるが、自分にとっては猿ヶ馬場山がその中のひとつだ。
ところが先日、猪伏山から眺めた猿ヶ馬場山の山容が立派なのに驚き、重い腰をあげることにした。
この山は白川郷からのピストン山行が圧倒的に多いようだが、これではなんだか面白味に欠ける。
何かいいルートはないかと地図とにらめっこすると、籾糠山を絡めたワンデイ周回ルートがとれることに気がついた。
今週も快晴の日曜だ、気合を入れて行ってみよう。
宮谷の標高549m地点にちょうどいい駐車スペースがあり、ここから雪を拾って沢に入った。
登山者の多いことが難点の猿ヶ馬場だが、計画通りの静かないいスタートだ。
この時期の取り付きは雪が硬かったり、はまったりと厄介なのですぐにスノーシューを履く。
カンジキとアイゼンの機能を併せ持つスノーシューはやはりスグレモノだ、今年はいい買い物ができて山日和さんに感謝である。
スノーシューのおかげでリズミカルな登高を続けていると、ゴジュウカラたちが賑やかになってくる。
宮谷林道に合流するとテントが2張り、そしてスキーやツボ足のトレースの多さに圧倒される。
スノーシューの調子がいいので今日はこのスタイルのままで登っていくとしよう。
どこまでも続く緩斜面はペースがつかみにくく、かえって呼吸が乱れる。
ブナの大木が多くなった頃、ダケカンバの根元からノウサギが飛び出した。
夏毛に変りはじめたまだら模様の体は汚れた雪面に溶け込んで、じっとしていれば気づかれないだろう。
ブナの大木が林立する帰雲山の頂からは目指す猿ヶ馬場山がよく見渡せる。
その姿をカメラに収めようとしてもファインダーには入りきらない。
シャリバテ気味なのでエネルギー補給をしてからその大きな山体に取り付くことにした。
オオシラビソの間から振り返ると、帰雲山の向こうに長大な白山王国が惜しげもなくその全容を見せている。
今年のターゲットピークがしっかりと確認できるのが嬉しい。
だらだらと長い雪面を歩くのは予想以上に時間がかかり、帰雲山から1.5時間かけてようやく猿ヶ馬場山の頂に到達。
オオシラビソの梢ではホシガラス君がジャージャーと鳴いて歓迎してくれる。
近づいても逃げようとしないところを見ると登山者のおこぼれ目当てに居ついているらしく、いかに猿ヶ馬場への登山者が多いかがわかる。
北アの眺めもすばらしく、今日は黄砂の影響がなく一つ一つのピークがよくわかる。
もちろん先週ふ~さんと踏んだ白谷山も確認できる。
プッシュ~&おでんでひとり宴会したあとはお昼寝タイムと言いたいところだが、今日も先が長いのですぐに出発となる。
猿ヶ馬場山から東は尾根筋が明瞭となり雰囲気が一変。
1,850mの東峰を巻きながら下っていくと無木立の大きな斜面に出た。
危険地帯はすばやく通過して大瀬戸谷源頭部に下りると、猿ヶ馬場山からは眼下のコブでしかなかった籾糠山が立派な姿に見えてきた。
和製ピノキオ伝説にお似合いのピラミッドピークだ。
籾糠山までは小さなコブを巻きながら進んで15時ジャスト、猿ヶ馬場山から1.5時間で到着した。
猿ヶ馬場山に向かって「ヤッポー」と叫んでみるが返事はない、もう全員下山したのだろう。
籾糠山東斜面にはスキーのシュプールが残っていた。
東尾根を登ってきたスキーヤーのものだと思うが、飛騨河合PAの高い柵をスキーを担いで越える根性はたいしたものだ。
陽は傾きかけてる、急いで天生峠に向けて広がる原生林の中へ飛び込んでいく。
次々と現れる巨木にうっとりするヒマもなく駆け下りなければならないのが惜しい。
水には不自由するが、ぜひテン泊してみたいところだ。
天生湿原の西側まで下ると、これよりしばらくはアップダウンとトラバースが続く。
疲れ果ててボロボロの身にこの登り返しは辛い、かと言ってトラバースもこれまたきつい。
やっとのことで1,400m峰までたどり着けば、後はもう重力に身を任せて下っていくだけだ。
これでもかというほど現れたブナの大木ともこの辺りでおさらばだ、心残りは微塵もない。
大気圏再突入する宇宙飛行士のような気分で標高差600mの急降下に入る。
先週の大棚への下降で手こずったこともあって、この尾根の最後の処理が心配の種だった。
しかし、これも杞憂に終わり、何の問題もなくヒールキックで楽勝。
気がつけばポン!と国道に飛び出した。
食わず嫌いの山というのがあるが、自分にとっては猿ヶ馬場山がその中のひとつだ。