【奥美濃】左千方…もしかしてあの方の二の舞?

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兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

【奥美濃】左千方…もしかしてあの方の二の舞?

投稿記事 by 兔夢 »

2013年6月30日(日) 曇り後晴れ 
奥美濃 大樽尾谷~左千方~三国岳~夜叉ケ池 沢登り
セキガハラNさん、SGさん、K氏、クライマーさん、GT(♂)君、兔夢

5:55 大樽尾谷出合駐車地 → 7:15 二俣 → 8:30 左千方直登沢 → 9:20~10:05 左千方 → 11:10~12:00 三国岳 → 13:05 夜叉ケ丸 → 13:50~14:00 夜叉ケ池稜線 → 15:10 池ノ又駐車場

 セキガハラNさんからどこか簡単な沢に行こうとの提案。鈴鹿・竜ケ岳の蛇谷で沢復帰を果たしておいて今更簡単な沢もないよなあと思いつつ出された幾つかのルートを吟味。比較的行きやすそうな大樽尾谷から左千方を目指す事となった。
 大樽尾谷は数年前の秋に歩いたが左千方は初めて。何時かは行ってみたいと思っていたところなのでいい機会となった。
 当日集まったメンバーは精鋭揃い。こんな中で僕の置かれる立場は後からついていってメンバーの勇姿をレンズに収める事くらい。遅れないように付いていけるだろうか。
 池ノ又の駐車場に車を一台デポして大樽尾谷の出合に戻り出発。釣り人の踏み跡を辿って流れに下りた。
 浅い流れの先に堰堤があり手前を右岸の林道跡にあがった。林道跡は草薮に覆われその中に続く踏み跡を追っていく。すぐに草に埋もれたコンクリート橋があらわれその先しばらくで植林帯の中に道型が認められた。ここが旧夜叉ケ池登山口らしい。かつてはここから夜叉ケ池を目指したのだと思うと不思議だ。
 続く林道跡は薮が濃くなっており崩壊地も増えていた。
 比較的しっかりした2つ目のコンクリート橋を渡り右岸に移ると谷底はかなり下の方になる。岩壁が崩れガレの上を通るところは高度感があった。
 やがて山腹にブナが目立つようになると林道跡は終わり急斜面を谷に向かって下降。ここは真新しいフィックスロープが張られていて踏み跡も明確だ。
 流れに下りるとすぐに二俣。ツツジや百合、小紫陽花が岸辺に咲いて前回訪れた秋とはまた違った表情を見せてくれた。
 左俣の穏やかな沢を遡行していく。トップはSGさん。先週は俊足うさぎさんチームのリーダーを勤めてもらったのだがここでもその俊足振りを発揮。それに遅れず歩いていくK氏、クライマーさん。とてもアラ還(実はover還)とは思えない3人。若手のGT(♂)君も頑張っていてちょっと油断するとみんなの姿が見えなくなってしまう。
 沢自体は緩やかな流れで特筆する事はないが左右の山腹にすばらしいブナ林が広がる。金ケ丸谷などと比べればどうしても見劣りしてしまうがここはここで十分見応えがある。立ち止まって見ほれてカメラを向けているとたちまちパーティに遅れて駆け足で追いかけるはめに。こんな事を何度繰り返した事か。
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P6300037.JPG (69.75 KiB) 閲覧された回数 1604 回
 1:2の二俣を右に進んだ先に驚きの風景。なんと大きな雪のブロックが残っていた。もう7月になろうかというこの時期にこれほどの雪の固まりを見ようとは。サプライズプレゼントにみんな大はしゃぎだった。
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P6300049.JPG (66.53 KiB) 閲覧された回数 1604 回
 左千方へ行くには本流から右岸の枝沢に入らなければならない。その枝沢の見極めが今回のポイント。この辺りからそろそろ注意していかなければならない。セキガハラNさんと地形図を見ながら場所を検討。
 地形図では確認しにくい枝沢が幾つか下りてきている。そのひとつ、奥に数mの滝が見える沢に目星を付けみんなで入っていこうとしているところでセキガハラNさんがGPSで確認する事を指示。するとここは目的の沢の一本手前だとわかった。セキガハラNさんの冷静さに救われた。K氏は「俺だったらあのまま進んでいた」とその判断に感心していた。
 目的の沢は滝もなく素直な沢筋が続くところだった。あまりの素直さに「いい沢筋ですね!」というと何故だか笑いが起こった。所々大きなブナの倒木があったり滝とはいえないギャップがあったりしたが概ね難しいところはない。枝分かれする沢を慎重に選んで直登を目指す。
 中腹から斜度は増すが困難さはない。稜線近くの緩やかな斜面に至っても歩みを妨げるようなきつい薮はなくすっと笹原に出た。
 一瞬、100点満天の登頂か!と思ったがさにあらず。笹原の中を探せど三角点はなかった。不図左手を見れば薮の向こうに更に高い一角が見える。あそこに違いない!と薮をかき分け向かった。
 三角点は笹ケ峰の山頂を思わせるような笹原の中にあった。そこだけ広く刈り込まれていて6人が荷物を降ろしても休憩するには十分すぎる程だった。K氏の音頭でOSK恒例の万歳三唱。セキガハラNさんとGT(♂)君は万歳のやらせ写真を撮っていた。
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P6300082.JPG (50.68 KiB) 閲覧された回数 1604 回
 笹原のため展望は360°近くあるはずだが生憎とガスがかかっておりほぼ何も見えない。それでも念願の左千方にいるという満足感で一杯だった。休憩中はクライマーさんの手作りおつまみに舌鼓を打ちお腹も満足。
 休憩中に足下を変えて出発。ここからは今回の核心部といえる三国岳までの長大な薮漕ぎ。ここが肝とみんな顔が引き締まった。特にセキガハラNさんとGT(♂)君はこのルートで結局ビバーグしたというレポートを読んでいて戦々恐々としている。そのためか二人はかなり多めの水分を用意してきていた。
 ここでもSGさんを先頭に進んでいく。確かに薮はきついが予想していた程ではない。もっともこれを書いている僕は最後尾で歩いていたので先頭を行くSGさんの苦労を知る由もないが。
 ところどころに踏み跡が見られる。目印も思い出したように現れる。最近払ったのではないかと思われる枝の切り口も見られた。それらに導かれて比較的順調に進んでいく。
 なだらかなコブを一つこえ緩やかに登っていくと笹原に出てその中に明瞭な踏み跡を見つける。それを辿った先に広い切り開き。三国岳山頂だ。傍らの低い木に黄色地の山名板が掛けられてた。確か前に来た時には青地だったような気がするのだが…。
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P6300089.JPG (63.06 KiB) 閲覧された回数 1604 回
 ここからもガスに覆われて景色は見えない。それでもくつろげる山頂でのんびりと休憩をとった。
 さてここからは明確な踏み跡を辿って楽々夜叉ケ池まで辿り着ける…はずだった。過去三回このルートを歩いているがきついという印象が全くない。しかし…。
 まず三国岳からのスタートでしくじった。ガスがかかって周りの風景から方角を確認できない中でメンバー全員が方向を勘違いしていた。
 全員一致した認識で進んだ方向へ10mも進まないうちにSGさんが雰囲気がおかしいと言いだし後戻り。山頂に戻って磁石で確認してみれば全く反対方向に進んでいた。危ない!
 実は休憩中にGPSを見ていてその指し示す方角が自分の認識(=パーティの認識)と違っていておかしいなと思っていた。しかし認識が間違っていると思わずGPSの具合が悪いと思い込んでしまった。実際にはGPSは正常に機能していたにも関わらず。これは非常に危険な事だ。
 今回SGさんが早めに様子がおかしい事に気付き磁石で認識を修正したから良かったものの単独だったら気付かなかったかもしれない。道迷いの遭難はこういったことから発生するのだろう。改めて方角とルートの確認の重要さを知る思いだった。
 仕切り直して笹原の中の明瞭な踏み跡を辿っていく。後は楽勝だ!と思っていたが大間違い。踏み跡は猛烈な笹薮の中でところどころその痕跡を消していた。吊り尾根に至ってからの踏み跡も以前に比べて不明瞭であちこちで踏み外す。時折現れる目印で修正していくが早くも左千方からの薮漕ぎとあまり変わらないと言う声が。そんなはずじゃなかったのに。
 1206m峰(夜叉ケ丸)への登り返しでは更にきつい逆相笹薮漕ぎが待ち構えていた。もはやここに至ると踏み跡云々も関係なく高みに向かって突き進む状態に。数年前とはかなりの違いだ。みんなには楽勝だからと言っていたのに信頼がた落ち。
 やっとこさ夜叉ケ丸に辿り着き一息入れる。ここからは高速道路ですからと言うが信用してもらえない。が出発してすぐ言葉に嘘がなかった事がわかりなんとか面目躍如。ほっと胸を撫で下ろした。
 鞍部を越え登り返していくと高度を上げるに従って展望がよくなる。低くたれ込めていた雲もここに至って薄くなり夜叉ケ池から三周ケ岳への稜線がのぞめるようになった。
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P6300115.JPG (44.52 KiB) 閲覧された回数 1604 回
 ピークから夜叉ケ池に下っていく途中にはニッコウキスゲやアザミ、ギボウシなどの花々が一面を覆い疲れを癒してくれた。
 夜叉ケ池の稜線上で少し休憩。ここで三周ケ岳に行ってきたというK氏の知り合いの方々に偶然にも出会いしばしの交流となった。
 この時間でもまだ登ってくる登山者が何人かいた。流石に有名な夜叉ケ池だ。池を囲む桟道でも何人かが休憩していた。
 後はよく整備された登山道を下っていく。しかし何度も繰り返すアップダウンは疲れた身体にきつくはね返ってくる。そのきつさが本日の山行の充実度を表していると思えば駐車場までの道程も又楽しいひと時だった。
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【奥美濃】左千方…もしかしてあの方の二の舞?

投稿記事 by biwaco »

兎夢ちゃん、オバンです。(私はオジンだけど)

なんとまあ、シゲキ的なタイトル! てっきり「あの方」とはワタクシのことと思ってしまいましたがな(@_@;)
えっ、違わない? 違う? 
本文中に限定的な指名が無いのは鳥用の女…じゃない、「長幼の序」をわきまえる兎夢ちゃんの良識と優しさによるものなんでしょうねえ。

奥美濃 大樽尾谷~左千方~三国岳~夜叉ケ池 沢登り
セキガハラNさん、SGさん、K氏、クライマーさん、GT(♂)君、兔夢

それにしてもあんなヤブヤブルートにoskの猛者連お揃いで…とは、奥美濃のドブ掃除ボランティアのおつもりなんでしょうか?

5:55 大樽尾谷出合駐車地 → 7:15 二俣 → 8:30 左千方直登沢 → 9:20~10:05 左千方 → 11:10~12:00 三国岳 → 13:05 夜叉ケ丸 → 13:50~14:00 夜叉ケ池稜線 → 15:10 池ノ又駐車場

おお、懐かしい(忌まわしい)地名がズラリや(@_@。 通過時刻の数字はかなり違うけど…。

 比較的しっかりした2つ目のコンクリート橋を渡り右岸に移ると谷底はかなり下の方になる。岩壁が崩れガレの上を通るところは高度感があった。
 やがて山腹にブナが目立つようになると林道跡は終わり急斜面を谷に向かって下降。ここは真新しいフィックスロープが張られていて踏み跡も明確だ。

降り口がよくわからなかったんですが、降り立った谷は倒木で埋まってました。

 沢自体は緩やかな流れで特筆する事はないが左右の山腹にすばらしいブナ林が広がる。金ケ丸谷などと比べればどうしても見劣りしてしまうがここはここで十分見応えがある。立ち止まって見ほれてカメラを向けているとたちまちパーティに遅れて駆け足で追いかけるはめに。こんな事を何度繰り返した事か。

新緑の下をぶらぶらと遡行して行くのには満点のエリアですね。

 左千方へ行くには本流から右岸の枝沢に入らなければならない。その枝沢の見極めが今回のポイント。この辺りからそろそろ注意していかなければならない。セキガハラNさんと地形図を見ながら場所を検討。
 地形図では確認しにくい枝沢が幾つか下りてきている。そのひとつ、奥に数mの滝が見える沢に目星を付けみんなで入っていこうとしているところでセキガハラNさんがGPSで確認する事を指示。するとここは目的の沢の一本手前だとわかった。セキガハラNさんの冷静さに救われた。K氏は「俺だったらあのまま進んでいた」とその判断に感心していた。

biwa爺の場合、左千方のやや手前(南)の稜線へ出る枝沢を登ったのですが、5,6mの涸れ滝(岸壁)に阻まれて右からそのまま斜面を登り切りました。
これが体力を使い果たした失敗要因だったのですが…。
取り付いた枝沢の滝
取り付いた枝沢の滝
P8040060.jpg (82.29 KiB) 閲覧された回数 1583 回
 中腹から斜度は増すが困難さはない。稜線近くの緩やかな斜面に至っても歩みを妨げるようなきつい薮はなくすっと笹原に出た。
 一瞬、100点満天の登頂か!と思ったがさにあらず。笹原の中を探せど三角点はなかった。不図左手を見れば薮の向こうに更に高い一角が見える。あそこに違いない!と薮をかき分け向かった。
 三角点は笹ケ峰の山頂を思わせるような笹原の中にあった。そこだけ広く刈り込まれていて6人が荷物を降ろしても休憩するには十分すぎる程だった。K氏の音頭でOSK恒例の万歳三唱。セキガハラNさんとGT(♂)君は万歳のやらせ写真を撮っていた。

左手と言えばやや北寄りの稜線に登り着いたんでしょうか?
何度も万歳してもよい達成感ですよね~(*^^)v
左千方の三角点広場
左千方の三角点広場
P8040069.jpg (81.69 KiB) 閲覧された回数 1583 回
 休憩中に足下を変えて出発。ここからは今回の核心部といえる三国岳までの長大な薮漕ぎ。ここが肝とみんな顔が引き締まった。特にセキガハラNさんとGT(♂)君はこのルートで結局ビバーグしたというレポートを読んでいて戦々恐々としている。そのためか二人はかなり多めの水分を用意してきていた。

まあ、過疎地のローカル線の駅しか知らない人が、いきなりラッシュ時の大阪駅の通路に投げ出されたようなもんですね。
人を掻き分け掻き分け…いや、ササや灌木の枝を掻き分け掻き分け…(@_@。
まあ、都会の駅の通路ならビバークしてる方々もおられますが、こんなところでダニの餌食になるのはもうマッピラごめんです。(>_<)

 まず三国岳からのスタートでしくじった。ガスがかかって周りの風景から方角を確認できない中でメンバー全員が方向を勘違いしていた。
 全員一致した認識で進んだ方向へ10mも進まないうちにSGさんが雰囲気がおかしいと言いだし後戻り。山頂に戻って磁石で確認してみれば全く反対方向に進んでいた。危ない!
 実は休憩中にGPSを見ていてその指し示す方角が自分の認識(=パーティの認識)と違っていておかしいなと思っていた。しかし認識が間違っていると思わずGPSの具合が悪いと思い込んでしまった。実際にはGPSは正常に機能していたにも関わらず。これは非常に危険な事だ。
 今回SGさんが早めに様子がおかしい事に気付き磁石で認識を修正したから良かったものの単独だったら気付かなかったかもしれない。道迷いの遭難はこういったことから発生するのだろう。改めて方角とルートの確認の重要さを知る思いだった。

私も休憩後のスタートで2度も間違えそうになりました。三回回ってワン!と言ったら、もうどっち向いてるのか…。
やはりコンパス、GPSなどで確認しないと、不要な労力を使わされてしまいますね。

 仕切り直して笹原の中の明瞭な踏み跡を辿っていく。後は楽勝だ!と思っていたが大間違い。踏み跡は猛烈な笹薮の中でところどころその痕跡を消していた。吊り尾根に至ってからの踏み跡も以前に比べて不明瞭であちこちで踏み外す。時折現れる目印で修正していくが早くも左千方からの薮漕ぎとあまり変わらないと言う声が。そんなはずじゃなかったのに。
 1206m峰(夜叉ケ丸)への登り返しでは更にきつい逆相笹薮漕ぎが待ち構えていた。もはやここに至ると踏み跡云々も関係なく高みに向かって突き進む状態に。数年前とはかなりの違いだ。みんなには楽勝だからと言っていたのに信頼がた落ち。
 やっとこさ夜叉ケ丸に辿り着き一息入れる。ここからは高速道路ですからと言うが信用してもらえない。が出発してすぐ言葉に嘘がなかった事がわかりなんとか面目躍如。ほっと胸を撫で下ろした。

・1206までは覚悟しておいた方がいいですね。道型はあるのですが、ササや木で隠れてしまって、すぐ外してしまいます。
ポイントは決して灌木帯には入らず笹原を進むこと。灌木に捉まると前進不能に陥ります。
夜叉ヶ丸までくればもう大丈夫でしょう(*^^)v

 夜叉ケ池の稜線上で少し休憩。ここで三周ケ岳に行ってきたというK氏の知り合いの方々に偶然にも出会いしばしの交流となった。
 この時間でもまだ登ってくる登山者が何人かいた。流石に有名な夜叉ケ池だ。池を囲む桟道でも何人かが休憩していた。
 後はよく整備された登山道を下っていく。しかし何度も繰り返すアップダウンは疲れた身体にきつくはね返ってくる。そのきつさが本日の山行の充実度を表していると思えば駐車場までの道程も又楽しいひと時だった。

お疲れさまでした。次はお口直しの沢を楽しんできて下さい。(^_-)
なんて言ってたら怪しい梅雨空続きですね。まあ、夏はこれからですから。(^^)/

いつかまた、涼風心地よい奥美濃の沢で~

           ~biwaco
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

もしかしてあの方はbiwacoさん

投稿記事 by kitayama-walk »

 兎夢さん、こんばんは。

 へへ、「あの方」とは、むろんbiwacoさんに他なりませんね。三国岳から少し北に下ったあたりでビバークされました。
http://biwaco06.exblog.jp/16722369/
 
 ああ、無雪期の左千方に到達されたんですね。私も、昨年6/24(biwacoさんの誕生日)に夜叉ヶ池から三国岳、そして左千方に
行こうとして、濃密な檄ヤブに追い返されました。三国岳から距離にして1㎞ほどのところにある左千方ですが、遠かった。リベンジ
という意味で、今年の3月に山日和さんのスノーシューツアーで連れて行ってもらったときはわずか20分でした。
http://kitayamawa.exblog.jp/18289775/
http://biwaco06.exblog.jp/18177516/

 でも、無雪期のヤブこぎで到達して初めて左千方をやったという達成感があるのでしょうね。それにしても、左千方-三国岳間
が1時間ほどで漕げたのですか。さすがですね。私の感覚では、夜叉ヶ丸-三国岳と三国岳-左千方とはヤブの濃さが違うとい
う感じなんですがね。思い出したのは、夜叉ヶ丸と三国岳の間でササ漕ぎしている途中で、とぐろを巻いたマムシに出会ったこと
です。ああ、あれを踏まなくてよかったと、今もほっとしたりしています。
2009/6/14三国岳へ初登頂
2009/6/14三国岳へ初登頂
2012/6/24biwacoさんの誕生日に三国岳に登る
2012/6/24biwacoさんの誕生日に三国岳に登る
written by kitayama-walk
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【奥美濃】左千方…もしかしてあの方の二の舞?

投稿記事 by 兔夢 »

biwacoさん、こんばんは!

なんとまあ、シゲキ的なタイトル! てっきり「あの方」とはワタクシのことと思ってしまいましたがな(@_@;)
えっ、違わない? 違う? 
本文中に限定的な指名が無いのは鳥用の女…じゃない、「長幼の序」をわきまえる兎夢ちゃんの良識と優しさによるものなんでしょうねえ。


ほーっ、やはり御自分の事と思われましたか。僕にとってもあのレポはとても刺激的なものでした。
「長幼の序」って何だろうって調べたら年長者、年少者の序列の事ですね。そういう事をわきまえるような人間に見えますか?はぐらかすかのような書き方をしたのはその方が面白いかなって思ったからです(^^)

それにしてもあんなヤブヤブルートにoskの猛者連お揃いで…とは、奥美濃のドブ掃除ボランティアのおつもりなんでしょうか?

基本的に物好きな方が多いので。リーダーのセキガハラNさんはこの春、能郷白山の温見峠から刈安に単独で登高、薮を鉈ではらいつつ登っていたら思わず自分の足もはらっちゃって六針縫ったっていうほどな方。あとは推して知るべし。

おお、懐かしい(忌まわしい)地名がズラリや(@_@。 通過時刻の数字はかなり違うけど…。

単独でこのルートを行くとは。なかなか隅に置けない方。

降り口がよくわからなかったんですが、降り立った谷は倒木で埋まってました。

倒木が多かったですね。biwacoさんが行った頃はフィックスロープはなかったでしょうね。

新緑の下をぶらぶらと遡行して行くのには満点のエリアですね。

以前行った時は秋だったんですが周りの光景に見とれる事が多くて先に進まなかったですね。

biwa爺の場合、左千方のやや手前(南)の稜線へ出る枝沢を登ったのですが、5,6mの涸れ滝(岸壁)に阻まれて右からそのまま斜面を登り切りました。
これが体力を使い果たした失敗要因だったのですが…。


たぶん今回入りかけてやめたところですね。ここは流石にbiwacoさんは行かんやろうと思ってましたが行っちゃったんですね。

左手と言えばやや北寄りの稜線に登り着いたんでしょうか?
何度も万歳してもよい達成感ですよね~(*^^)v


もともと悪くてもこちら側に出るようにルートを考えていました。山頂はそれまでのトップであるSGさんを差し置いて僕が最初に踏みました。やったー!感が強かったです。

まあ、過疎地のローカル線の駅しか知らない人が、いきなりラッシュ時の大阪駅の通路に投げ出されたようなもんですね。
人を掻き分け掻き分け…いや、ササや灌木の枝を掻き分け掻き分け…(@_@。
まあ、都会の駅の通路ならビバークしてる方々もおられますが、こんなところでダニの餌食になるのはもうマッピラごめんです。(>_<)


セキガハラNさんとGT(♂)君が読んだレポがbiwacoさんのブログで吃驚しました。二人ともこれはただ事じゃない薮漕ぎが待っているのだと身構えてました。今回の計画自体もbiwacoさんのレポをベースにしていて池ノ又駐車場着が19:00になってました。
[attachment=0]P6300088.JPG[/attachment]

私も休憩後のスタートで2度も間違えそうになりました。三回回ってワン!と言ったら、もうどっち向いてるのか…。
やはりコンパス、GPSなどで確認しないと、不要な労力を使わされてしまいますね。


特に今回はガスっていて見知った山が見えなかったのも方角を勘違いする原因でした。こういった時は磁石、GPSを使うべきなのにみんな自分の感覚に自信を持ち過ぎでした。

・1206までは覚悟しておいた方がいいですね。道型はあるのですが、ササや木で隠れてしまって、すぐ外してしまいます。
ポイントは決して灌木帯には入らず笹原を進むこと。灌木に捉まると前進不能に陥ります。
夜叉ヶ丸までくればもう大丈夫でしょう(*^^)v


以前単独で歩いた時は何にも考えず歩いてたんですけどねえ。笹の勢いがあれ程とは思っても見ませんでした。

お疲れさまでした。次はお口直しの沢を楽しんできて下さい。(^_-)
なんて言ってたら怪しい梅雨空続きですね。まあ、夏はこれからですから。(^^)/


口直しの必要はないですよ。ここはここで十分楽しめたし充実感もありました。
ただこの空模様はなんとも。今週末はどこへ行くか迷うところです。

          兔夢


添付ファイル
P6300088.JPG
P6300088.JPG (65.2 KiB) 閲覧された回数 1545 回
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【奥美濃】左千方…もしかしてあの方の二の舞?

投稿記事 by 兔夢 »

kitayama-walkさん、こんばんは。

へへ、「あの方」とは、むろんbiwacoさんに他なりませんね。三国岳から少し北に下ったあたりでビバークされました。

印象に残るレポでしたね。ビバークすること自体、経験がないので驚きでした。

 ああ、無雪期の左千方に到達されたんですね。私も、昨年6/24(biwacoさんの誕生日)に夜叉ヶ池から三国岳、そして左千方に
行こうとして、濃密な檄ヤブに追い返されました。三国岳から距離にして1㎞ほどのところにある左千方ですが、遠かった。リベンジ
という意味で、今年の3月に山日和さんのスノーシューツアーで連れて行ってもらったときはわずか20分でした。


沢から向かえば左千方に登ること自体はそれほど難しくはないです。今回の山行ではむしろその後の薮漕ぎがどうなるのかが問題でした。個人的には薮漕ぎを避けて再び大樽尾谷に下りて三国岳に登り返してもいいかなって思っていた程です。

 でも、無雪期のヤブこぎで到達して初めて左千方をやったという達成感があるのでしょうね。それにしても、左千方-三国岳間
が1時間ほどで漕げたのですか。さすがですね。私の感覚では、夜叉ヶ丸-三国岳と三国岳-左千方とはヤブの濃さが違うとい
う感じなんですがね。思い出したのは、夜叉ヶ丸と三国岳の間でササ漕ぎしている途中で、とぐろを巻いたマムシに出会ったこと
です。ああ、あれを踏まなくてよかったと、今もほっとしたりしています。


雪の左千方、三国岳も行ってみたいですね。無雪期とは違った良さがあるだろうしむしろそちらの方が魅力的なのかもしれない。僕は雪のこの山域から逃げちゃってる感じがありますね。
最近、マムシにはお目にかからなくなりました。なんでだろ?前は多い時には日に3匹くらい会ったのに。ちょっとさみしい…

     兔夢


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