【日付】2013年5月17日(金)
【山域】台高中部
【メンバー】単独
【天候】晴
【ルート】大和谷橋6:56→7:40展望尾根7:47→鉄塔(No.7)8:55→鉄塔(No.8)9:13→P1019 9:19→10:03P1184 10:14→10:57(1283.0m)大杉国見山11:05→12:20林道横断12:29→縦走路出合い13:14→父ヶ越13:32→13:52(1099.1m)山ノ神の頭13:58→湯谷の頭14:22→Ca1170 15:18→北谷隧道上15:38→南谷砂防堰堤16:40→16:49林道出合16:53→父ヶ谷林道終点17:30(父ヶ谷林道、県道53、大和谷林道)=自転車(10.5km)=大和谷橋18:34
週回遅れの情報ですが、4月末の父ヶ谷林道―山ノ神の頭のリベンジをアップします。
台高中部に位置する大杉国見山だ。宮川ダムの銀橋から大杉国見山を経て父ヶ谷林道へ下る計画だ。長時間ルートなので早朝出発、宮川ダムの新大杉橋(赤橋)を渡って父ヶ谷林道通行止め地点の横谷に自転車をデポして戻り、堰堤が通行止めのため迂回して大和谷橋(銀橋)北詰めの駐車場から出発だ。
朝日に輝く銀橋を渡り、すぐ先の中電巡視路(鉄塔(N0.7))を登り始める。尾根端の植林帯の急坂をジグザグにしばらく登ると尾根上の見晴しの良い伐採地だ。足下には宮川ダムが白く光り、東に古ヶ丸山から仙千代ヶ峰までの山々が逆光に墨絵のように連なっていた。伐採地の上縁から再度植林帯に入り、シカハギも見られる山腹をトラバース気味に高度を上げ、大杉国見山から続く稜線に達すると広葉樹林となり、すぐ先が鉄塔(N0.7)だ。ヤマツツジ咲く稜線を少し進むと鉄塔(No.8)があり、その先の熊檻の置かれた所で巡視路を右に見送り、清々しい広葉樹尾根を西進する。シャクナゲ咲く急坂を登ると1本の大木の茂る展望稜線の始まりだ。
これからたどる稜線が大台ケ原を遠景に、うぐい谷高の右に魅力的な姿を連ねている。岩稜帯もあるヤセ尾根を所々に咲くアケボノツツジや南側のうぐい谷高を眺めながらたどるのは最高だ。振り返ると仙千代ヶ峰を背景にたどってきたアルペン的な稜線が素敵だ。砂地の禿尾根から樹林に少し入ると木立に囲まれた大杉国見山三角点だ。元の稜線に戻り、大台南部の大パノラマを楽しみながら稜線を下る。稜線から父ヶ谷へ突き出た台地が所々にあり、ふみ跡も薄く、判断し難い尾根が左右に分岐しているので方向に注意して下る。P1112の手前に赤い灰皿スタンドがあり、右からきた杣道と合流、そのまま道をたどると半分砂礫に埋まった林道の峠だ。体力をだいぶ消耗していたので平坦な林道を帰りたかったが、先月末に来た時に北谷隧道の先から蟻地獄の滑り台があったので元気を奮い起こして尾根歩きに出発だ。尾根が林道で断ち切られた格好になっているが、峠北側の取り付き易そうな所をよじ登って尾根をしばらく進むとまた熊檻だ。先月末に見たものを含めるとこの山域に3個の檻だ。かつてはよほど熊が出没しものと思われる。シロヤシオの咲き始めた急坂を登ると地池越だ。台高縦走路は尾根筋へ横から上がってきて合流だ。ここで間違って県境尾根から外れて南へ尾根を下るハプニングもあり、疲れてくると判断力も鈍ってくるようだ。
鞍部の父ヶ越を過ぎると誰もいない山ノ神の頭だ。ここから先月末に来たルートで下るので時間が読めて安心だ。上り下りの激しい稜線を疲れた足をひきずってたどり、Ca1170の分岐ピークから東北尾根を下る。北谷隧道の上を通り、zippさんのルートで林道歩きをショートカットして直接南谷に下ることにした。初めは植林帯の明確な踏み跡があったが、徐々に北寄りの支尾根に踏み込んでしまい、踏み跡も消え、最後に倒木の堆積した急坂の砂礫の沢筋だ。衛星も拾えず現場確認もできなかったが、目標より北へ下っているらしいので南の尾根筋に移動すべくヤブ急坂斜面のトラバースだ。下りやすい所を下っていると下に倒木のない岩の涸れ沢が見えたのでその谷筋を下る。幸運にも足下に南谷の砂防堰堤が見え、勇躍、堰堤を渡って対岸を上り、林道にへたり込んだ。結果的に、北谷へ下ることなく南へ移動したのがよかった。反省点は、下りの急な鈍角の尾根筋は上から見て尾根と判断するのは難しく間違い易い。急な尾根ルートは上りを経験してから下るべきだ。午前中に通った父ヶ谷上部の稜線を眺めながら林道を下り、難儀したわりには計画時刻通りに林道終点の横谷へ戻ることができた。チャリンコでの父ヶ谷林道のがたがた道下りは疲れきった体にこたえたが、やっと舗装林道となり快調に約1時間かかって銀橋に帰着だ。
期待通り、大台ケ原南部の山々の景観、近くのうぐい谷高、父ヶ谷へ突き出た台地などを眺めながら歩く大杉国見山前後のアルペン的風貌の稜線が素晴らしかった。また、周回稜線の各所で見られるブナなどの広葉樹林や、今の時期、一部で見られるアケボノツツジ、シロヤシオ、いたる所で咲き乱れるシャクナゲなど、初夏の木の花が楽しめたが凸凹の激しいしんどいルートだ。
Amagami
、
【台高】大杉国見山―山ノ神の頭―父ヶ谷林道
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【台高】大杉国見山―山ノ神の頭―父ヶ谷林道
Amagamiさん、こんばんは。
大杉国見山でしたか。このコース、去年、ウグイ谷高から国見山に周回しましたし、連休には縦走路を歩いたばかりですので、懐かしく読ませていただきました。
【ルート】大和谷橋6:56→7:40展望尾根7:47→鉄塔(No.7)8:55→鉄塔(No.8)9:13→P1019 9:19→10:03P1184 10:14→10:57(1283.0m)大杉国見山11:05→12:20林道横断12:29→縦走路出合い13:14→父ヶ越13:32→13:52(1099.1m)山ノ神の頭13:58→湯谷の頭14:22→Ca1170 15:18→北谷隧道上15:38→南谷砂防堰堤16:40→16:49林道出合16:53→父ヶ谷林道終点17:30(父ヶ谷林道、県道53、大和谷林道)=自転車(10.5km)=大和谷橋18:34
Amagamiさんは私より年上だと思いますが、意欲的な長時間歩きですね。私もあやかりたいものです。
朝日に輝く銀橋を渡り、すぐ先の中電巡視路(鉄塔(N0.7))を登り始める。尾根端の植林帯の急坂をジグザグにしばらく登ると尾根上の見晴しの良い伐採地だ。足下には宮川ダムが白く光り、東に古ヶ丸山から仙千代ヶ峰までの山々が逆光に墨絵のように連なっていた。伐採地の上縁から再度植林帯に入り、シカハギも見られる山腹をトラバース気味に高度を上げ、大杉国見山から続く稜線に達すると広葉樹林となり、すぐ先が鉄塔(N0.7)だ。ヤマツツジ咲く稜線を少し進むと鉄塔(No.8)があり、その先の熊檻の置かれた所で巡視路を右に見送り、清々しい広葉樹尾根を西進する。シャクナゲ咲く急坂を登ると1本の大木の茂る展望稜線の始まりだ。
このあたり、気持ちのいいルートですよね。人もほとんど歩いていないし、山歩きを満喫できます。
P1112の手前に赤い灰皿スタンドがあり、右からきた杣道と合流、そのまま道をたどると半分砂礫に埋まった林道の峠だ。体力をだいぶ消耗していたので平坦な林道を帰りたかったが、先月末に来た時に北谷隧道の先から蟻地獄の滑り台があったので元気を奮い起こして尾根歩きに出発だ。
この赤い灰皿スタンド、目立ちますよね。よく覚えています。山日和さんやzippさんも書いています。
上り下りの激しい稜線を疲れた足をひきずってたどり、Ca1170の分岐ピークから東北尾根を下る。北谷隧道の上を通り、zippさんのルートで林道歩きをショートカットして直接南谷に下ることにした。初めは植林帯の明確な踏み跡があったが、徐々に北寄りの支尾根に踏み込んでしまい、踏み跡も消え、最後に倒木の堆積した急坂の砂礫の沢筋だ。
このルート、地形図でみる限りよさそうなルートですね。私もこの近くを通ることがあったら試してみます。
期待通り、大台ケ原南部の山々の景観、近くのうぐい谷高、父ヶ谷へ突き出た台地などを眺めながら歩く大杉国見山前後のアルペン的風貌の稜線が素晴らしかった。また、周回稜線の各所で見られるブナなどの広葉樹林や、今の時期、一部で見られるアケボノツツジ、シロヤシオ、いたる所で咲き乱れるシャクナゲなど、初夏の木の花が楽しめたが凸凹の激しいしんどいルートだ。
お疲れさんでした。静かな山旅が楽しめたのではないかと思います。
大杉国見山でしたか。このコース、去年、ウグイ谷高から国見山に周回しましたし、連休には縦走路を歩いたばかりですので、懐かしく読ませていただきました。
【ルート】大和谷橋6:56→7:40展望尾根7:47→鉄塔(No.7)8:55→鉄塔(No.8)9:13→P1019 9:19→10:03P1184 10:14→10:57(1283.0m)大杉国見山11:05→12:20林道横断12:29→縦走路出合い13:14→父ヶ越13:32→13:52(1099.1m)山ノ神の頭13:58→湯谷の頭14:22→Ca1170 15:18→北谷隧道上15:38→南谷砂防堰堤16:40→16:49林道出合16:53→父ヶ谷林道終点17:30(父ヶ谷林道、県道53、大和谷林道)=自転車(10.5km)=大和谷橋18:34
Amagamiさんは私より年上だと思いますが、意欲的な長時間歩きですね。私もあやかりたいものです。
朝日に輝く銀橋を渡り、すぐ先の中電巡視路(鉄塔(N0.7))を登り始める。尾根端の植林帯の急坂をジグザグにしばらく登ると尾根上の見晴しの良い伐採地だ。足下には宮川ダムが白く光り、東に古ヶ丸山から仙千代ヶ峰までの山々が逆光に墨絵のように連なっていた。伐採地の上縁から再度植林帯に入り、シカハギも見られる山腹をトラバース気味に高度を上げ、大杉国見山から続く稜線に達すると広葉樹林となり、すぐ先が鉄塔(N0.7)だ。ヤマツツジ咲く稜線を少し進むと鉄塔(No.8)があり、その先の熊檻の置かれた所で巡視路を右に見送り、清々しい広葉樹尾根を西進する。シャクナゲ咲く急坂を登ると1本の大木の茂る展望稜線の始まりだ。
このあたり、気持ちのいいルートですよね。人もほとんど歩いていないし、山歩きを満喫できます。
P1112の手前に赤い灰皿スタンドがあり、右からきた杣道と合流、そのまま道をたどると半分砂礫に埋まった林道の峠だ。体力をだいぶ消耗していたので平坦な林道を帰りたかったが、先月末に来た時に北谷隧道の先から蟻地獄の滑り台があったので元気を奮い起こして尾根歩きに出発だ。
この赤い灰皿スタンド、目立ちますよね。よく覚えています。山日和さんやzippさんも書いています。
上り下りの激しい稜線を疲れた足をひきずってたどり、Ca1170の分岐ピークから東北尾根を下る。北谷隧道の上を通り、zippさんのルートで林道歩きをショートカットして直接南谷に下ることにした。初めは植林帯の明確な踏み跡があったが、徐々に北寄りの支尾根に踏み込んでしまい、踏み跡も消え、最後に倒木の堆積した急坂の砂礫の沢筋だ。
このルート、地形図でみる限りよさそうなルートですね。私もこの近くを通ることがあったら試してみます。
期待通り、大台ケ原南部の山々の景観、近くのうぐい谷高、父ヶ谷へ突き出た台地などを眺めながら歩く大杉国見山前後のアルペン的風貌の稜線が素晴らしかった。また、周回稜線の各所で見られるブナなどの広葉樹林や、今の時期、一部で見られるアケボノツツジ、シロヤシオ、いたる所で咲き乱れるシャクナゲなど、初夏の木の花が楽しめたが凸凹の激しいしんどいルートだ。
お疲れさんでした。静かな山旅が楽しめたのではないかと思います。
@シュークリーム@
-
- 記事: 2228
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
- 連絡する:
Re: 【台高】大杉国見山―山ノ神の頭―父ヶ谷林道
Amagamiさん、こんばんは。
高槻2:51=5:55父ヶ谷林道終点(自転車デポ) 自転車(10.5km)=18:34大和谷橋=高槻21:52
眠た~いなぁ~。 これが仕事だったら、労基法違反、文句タラタラです。
大和谷橋6:56→P1019 9:19
標高差730mを2時間20分ですか。快調なペースですね。
シカハギも見られる
私の見た鹿剥ぎは剥がされた樹皮がスダレのようにビラビラしていました。
鹿剥ぎでしょうか? 熊剥ぎのように見えますが。
稜線が大台ケ原を遠景に、うぐい谷高の右に魅力的な姿を連ねている。
岩稜帯もあるヤセ尾根を所々に咲くアケボノツツジや南側のうぐい谷高を眺めながらたどるのは最高だ。
振り返ると仙千代ヶ峰を背景にたどってきたアルペン的な稜線が素敵だ。
「魅力的」「最高だ」「素敵だ」 賞賛の言葉が連発ですね。引き付けられますね~。
ふみ跡も薄く、判断し難い尾根が左右に分岐しているので方向に注意して下る。
そんな辺鄙なトコ、踏み跡が濃いはずがアリマセン。
P1112の手前に赤い灰皿スタンドがあり、
誰のレポにも出てきますね。
体力をだいぶ消耗していたので平坦な林道を帰りたかったが、蟻地獄の滑り台があったので元気を奮い起こして尾根歩き
もし、万が一、ひょっとして、グーが歩くことがあったら、このレポを思い出しますわ。
(アルツが進行していなければの話ですが)
ここで間違って県境尾根から外れて南へ尾根を下るハプニングもあり、疲れてくると判断力も鈍ってくるようだ。
おっと危ない。マダマダ先は長い。
踏み跡も消え、衛星も拾えず現場確認もできなかったが、
ここであせってはいけません。チョット一服。お茶でも飲みましょう。
南谷の砂防堰堤が見え、勇躍、堰堤を渡って対岸を上り、林道にへたり込んだ。
ホッと 一安心。
チャリンコで約1時間かかって銀橋に帰着だ。
お疲れ様~。 グーにはヨー真似できません。
グー(伊勢山上住人)
高槻2:51=5:55父ヶ谷林道終点(自転車デポ) 自転車(10.5km)=18:34大和谷橋=高槻21:52
眠た~いなぁ~。 これが仕事だったら、労基法違反、文句タラタラです。
大和谷橋6:56→P1019 9:19
標高差730mを2時間20分ですか。快調なペースですね。
シカハギも見られる
私の見た鹿剥ぎは剥がされた樹皮がスダレのようにビラビラしていました。
鹿剥ぎでしょうか? 熊剥ぎのように見えますが。
稜線が大台ケ原を遠景に、うぐい谷高の右に魅力的な姿を連ねている。
岩稜帯もあるヤセ尾根を所々に咲くアケボノツツジや南側のうぐい谷高を眺めながらたどるのは最高だ。
振り返ると仙千代ヶ峰を背景にたどってきたアルペン的な稜線が素敵だ。
「魅力的」「最高だ」「素敵だ」 賞賛の言葉が連発ですね。引き付けられますね~。
ふみ跡も薄く、判断し難い尾根が左右に分岐しているので方向に注意して下る。
そんな辺鄙なトコ、踏み跡が濃いはずがアリマセン。
P1112の手前に赤い灰皿スタンドがあり、
誰のレポにも出てきますね。
体力をだいぶ消耗していたので平坦な林道を帰りたかったが、蟻地獄の滑り台があったので元気を奮い起こして尾根歩き
もし、万が一、ひょっとして、グーが歩くことがあったら、このレポを思い出しますわ。
(アルツが進行していなければの話ですが)
ここで間違って県境尾根から外れて南へ尾根を下るハプニングもあり、疲れてくると判断力も鈍ってくるようだ。
おっと危ない。マダマダ先は長い。
踏み跡も消え、衛星も拾えず現場確認もできなかったが、
ここであせってはいけません。チョット一服。お茶でも飲みましょう。
南谷の砂防堰堤が見え、勇躍、堰堤を渡って対岸を上り、林道にへたり込んだ。
ホッと 一安心。
チャリンコで約1時間かかって銀橋に帰着だ。
お疲れ様~。 グーにはヨー真似できません。
グー(伊勢山上住人)
Re: 【台高】大杉国見山―山ノ神の頭―父ヶ谷林道
Amagami さん。こんばんは~。
先日の計画を逆から周回ですか。
堰堤が通行止めのため迂回して大和谷橋(銀橋)北詰めの駐車場から出発だ。
いまだ、通行止めなのですね。
仙丈ヶ岳の遭難者は、いまだ見つかっていないようですね。大杉登山センター周辺は動きはないのかな?
先日みたセンターブログでは、遭難の話は一切なく、大杉谷婚活!の話題で持ちきりでしたが(^^;;。
朝日に輝く銀橋を渡り、すぐ先の中電巡視路(鉄塔(N0.7))を登り始める。尾根端の植林帯の急坂をジグザグにしばらく登ると尾根上の見晴しの良い伐採地だ。足下には宮川ダムが白く光り、東に古ヶ丸山から仙千代ヶ峰までの山々が逆光に墨絵のように連なっていた。
わたしがこの道を最後に使ったのは、ちょうど伐採時期で、歩き難かった。で、この3月に入ったら、見事に展望が広がってました。シキミの木だけ残して、シキミを育ててるみたいですね。
伐採地の上縁から再度植林帯に入り、シカハギも見られる山腹をトラバース気味に高度を上げ、
ここも間伐され、明るくなりました。それでもヒルはいるでしょうけど(^^;。
グーさんも書いてられましたが、Amagamiさんのサイトで「シカハギ」の写真を拝見しましたが、クマハギだろうと思います。
シカが木の内皮をこそぎ取った場合、前歯(上あごか?)二本の線が変更にのこるかと思います。またクマが爪で皮をはぎ取った跡が傷として残ってるように見えます。
これからたどる稜線が大台ケ原を遠景に、うぐい谷高の右に魅力的な姿を連ねている。岩稜帯もあるヤセ尾根を所々に咲くアケボノツツジや南側のうぐい谷高を眺めながらたどるのは最高だ。振り返ると仙千代ヶ峰を背景にたどってきたアルペン的な稜線が素敵だ。砂地の禿尾根から樹林に少し入ると木立に囲まれた大杉国見山三角点だ。元の稜線に戻り、大台南部の大パノラマを楽しみながら稜線を下る。
山火事あとの崩壊地に心が痛みますが(^^;、この展望は清々しく素晴らしいですよね(^^)。
P1112の手前に赤い灰皿スタンドがあり、
ここから、父ヶ谷の二俣(北谷・南谷)に続く道があるんですが、マーキングは無かったかな?
台高縦走路は尾根筋へ横から上がってきて合流だ。ここで間違って県境尾根から外れて南へ尾根を下るハプニングもあり、疲れてくると判断力も鈍ってくるようだ。
この縦走路に接続する手前、雰囲気いいですよね。
ここ、マーキングが錯綜していませんでした?わたしもここで少し迷ったような記憶が・・・。
Ca1170の分岐ピークから東北尾根を下る。北谷隧道の上を通り、zippさんのルートで林道歩きをショートカットして直接南谷に下ることにした。
わたしは、ここを登っただけで下ったことはありませんが、GPSログを拝見するに、よく似たルートだと思いました。確か谷筋から左(東側の尾根)を登ったのだけど、西側の尾根を使った方が良かったかという記憶があるんです。
反省点は、下りの急な鈍角の尾根筋は上から見て尾根と判断するのは難しく間違い易い。急な尾根ルートは上りを経験してから下るべきだ。
ははは、その通りですが、ハヤシた私も悪いですね(^^;。
期待通り、大台ケ原南部の山々の景観、近くのうぐい谷高、父ヶ谷へ突き出た台地などを眺めながら歩く大杉国見山前後のアルペン的風貌の稜線が素晴らしかった。また、周回稜線の各所で見られるブナなどの広葉樹林や、今の時期、一部で見られるアケボノツツジ、シロヤシオ、いたる所で咲き乱れるシャクナゲなど、初夏の木の花が楽しめたが凸凹の激しいしんどいルートだ。
遠隔地への日帰り長時間山行、ご苦労様でした。
zipp
Re: 【台高】大杉国見山―山ノ神の頭―父ヶ谷林道
シュークリームさん、こんにちは
この付近は冬でも雪が少なく、いい雰囲気の山が多いですね。
三重県にお住まいの方々は近いので羨ましいです
有難うございました。
Amagami
この付近は冬でも雪が少なく、いい雰囲気の山が多いですね。
三重県にお住まいの方々は近いので羨ましいです
年は忘れました。両親からもらった健康体に感謝しながら、わがままに好きなことをしているだけです。Amagamiさんは私より年上だと思いますが、意欲的な長時間歩きですね。私もあやかりたいものです。
この辺りは静かな山歩きができていいですね。丁度1年前にうぐい谷高へ送水管から登り、中井高から山頂を経て巡視路へ降りましたが、以来、病みつきになってしまいました。このあたり、気持ちのいいルートですよね。人もほとんど歩いていないし、山歩きを満喫できます。
人の居ないはずの山の中に目立つ存在ですね。そもそも可燃物ばかりの山でタバコは駄目です。と言いながら、かつてヘビーだった頃を想い出すと人間って勝手なものですね。この赤い灰皿スタンド、目立ちますよね。よく覚えています。山日和さんやzippさんも書いています。
南谷から上がるのは何とかなると思いますが初めての下りは要注意です。枝尾根に北向きが多いのが難物でした。長い林道歩き解消のための下りのルートファイディングは面白そうです。誰も目印は付けないで下さい。このルート、地形図でみる限りよさそうなルートですね。私もこの近くを通ることがあったら試してみます。
有難うございました。
Amagami
Re: 【台高】大杉国見山―山ノ神の頭―父ヶ谷林道
グー(伊勢山上住人)iさん、こんにちは。
いつもお世話さまです。
グーさんのご意見通りです。当初、熊などはいないものと勝手に考えてシカハギとしましたが、次のレポートからクマハギと判断しました。また、適切なものではないですがそのときの写真を添付します。
http://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd ... 00601.html
有難うございました。
Amagami
いつもお世話さまです。
家では何もせんくせして「よーやるわー」ってかみさんからも言われてます。勝手なもんやなーって僕自身も思ってます。高槻2:51=5:55父ヶ谷林道終点(自転車デポ) 自転車(10.5km)=18:34大和谷橋=高槻21:52
眠た~いなぁ~。 これが仕事だったら、労基法違反、文句タラタラです。
でだしは標高差300m/hrですが、疲れてくると10m登って小休止を繰り返してます。だんだんとペースは落ちてきました。大和谷橋6:56→P1019 9:19
標高差730mを2時間20分ですか。快調なペースですね。
シカハギも見られるシカハギも見られる
私の見た鹿剥ぎは剥がされた樹皮がスダレのようにビラビラしていました。
鹿剥ぎでしょうか? 熊剥ぎのように見えますが。
グーさんのご意見通りです。当初、熊などはいないものと勝手に考えてシカハギとしましたが、次のレポートからクマハギと判断しました。また、適切なものではないですがそのときの写真を添付します。
http://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd ... 00601.html
父ヶ谷北側に連なる大杉国見山の稜線は、関西ではまれに見る素晴らしさです。標高1200メートルそこそこで標高2000メートル以上の眺望と美しさを備えた稜線です。いや、本当は同意義語を並べた駄文です。稜線が大台ケ原を遠景に、うぐい谷高の右に魅力的な姿を連ねている。
岩稜帯もあるヤセ尾根を所々に咲くアケボノツツジや南側のうぐい谷高を眺めながらたどるのは最高だ。
振り返ると仙千代ヶ峰を背景にたどってきたアルペン的な稜線が素敵だ。
「魅力的」「最高だ」「素敵だ」 賞賛の言葉が連発ですね。引き付けられますね~。
峠から一見、荒れた林道が下ってますが、途中の蟻地獄砂礫斜面を想像すると怖気づきました。僕もアルツが心配です。人名は言うに及ばず花の名前、地名など出てきません。あれあれあれの連発です。体力をだいぶ消耗していたので平坦な林道を帰りたかったが、蟻地獄の滑り台があったので元気を奮い起こして尾根歩き
もし、万が一、ひょっとして、グーが歩くことがあったら、このレポを思い出しますわ。
(アルツが進行していなければの話ですが)
その通りです。ここで一服、元へ急坂を戻るのが最良の策ですが、いつも悪あがきばかりしてます。踏み跡も消え、衛星も拾えず現場確認もできなかったが、
ここであせってはいけません。チョット一服。お茶でも飲みましょう。
北谷と南谷合流点へ消える支尾根上で見晴しの良い広場のある所です。景色のよい山ひだの間にあんな恐ろしい所があるとは今まで想像できませんでした。しかし、変な爽快感があったのも事実です。南谷の砂防堰堤が見え、勇躍、堰堤を渡って対岸を上り、林道にへたり込んだ。
ホッと 一安心。
これ内緒ですが、工事中のダム堰堤を下まで迂回するのはもう無理。時刻が遅く工事が終わっていたので、自転車を担いでバリケードを越え、重機横をすり抜けてショートカットしました。これぐれも真似しないようにお願いします。チャリンコで約1時間かかって銀橋に帰着だ。
お疲れ様~。 グーにはヨー真似できません。
有難うございました。
Amagami
Re: 【台高】大杉国見山―山ノ神の頭―父ヶ谷林道
zipp さん。こんにちは。
今回はTrail Walkerさんの逆周りの追っかけで先日のリベンジです。
朝、銀橋の所で地元の軽四のおじさんから注意を受けました。仙千代ヶ峰で2、3日前の遭難者がまだ出てこない。二人連れで別々のルートから登って頂上で落ち合う予定だったが、もう一人の方がいつまで経っても現れなかったそうです。しかも初めての仙千代ヶ峰らしく、こんな登りかたは言語道断だと言ってました。仙丈ヶ岳とは仙千代ヶ峰(奥千丈)の北にあるピークのことですね。僕もかつて仙千代ヶ峰から茶呑峠へ下って、方向を間違えて海山の方へ誤って下った苦い思い出のある山です。
クマハギです。グーさんへのレスをご覧ください。
Amagami
今回はTrail Walkerさんの逆周りの追っかけで先日のリベンジです。
工事がいつまでなのか表示を見忘れましたが今年中は無理のようです。堰堤が通行止めのため迂回して大和谷橋(銀橋)北詰めの駐車場から出発だ。
いまだ、通行止めなのですね。
仙丈ヶ岳の遭難者は、いまだ見つかっていないようですね。大杉登山センター周辺は動きはないのかな?
先日みたセンターブログでは、遭難の話は一切なく、大杉谷婚活!の話題で持ちきりでしたが(^^;;。
朝、銀橋の所で地元の軽四のおじさんから注意を受けました。仙千代ヶ峰で2、3日前の遭難者がまだ出てこない。二人連れで別々のルートから登って頂上で落ち合う予定だったが、もう一人の方がいつまで経っても現れなかったそうです。しかも初めての仙千代ヶ峰らしく、こんな登りかたは言語道断だと言ってました。仙丈ヶ岳とは仙千代ヶ峰(奥千丈)の北にあるピークのことですね。僕もかつて仙千代ヶ峰から茶呑峠へ下って、方向を間違えて海山の方へ誤って下った苦い思い出のある山です。
そんなに間近に行われた伐採だったんですね。シキミは気づきませんでしたが、小休止する絶好の場所ですね。朝日に輝く銀橋を渡り、すぐ先の中電巡視路(鉄塔(N0.7))を登り始める。尾根端の植林帯の急坂をジグザグにしばらく登ると尾根上の見晴しの良い伐採地だ。足下には宮川ダムが白く光り、東に古ヶ丸山から仙千代ヶ峰までの山々が逆光に墨絵のように連なっていた。
わたしがこの道を最後に使ったのは、ちょうど伐採時期で、歩き難かった。で、この3月に入ったら、見事に展望が広がってました。シキミの木だけ残して、シキミを育ててるみたいですね。
ヒルがもういるんですか、6月に入ってからと思ってました。伐採地の上縁から再度植林帯に入り、シカハギも見られる山腹をトラバース気味に高度を上げ、
ここも間伐され、明るくなりました。それでもヒルはいるでしょうけど(^^;。
グーさんも書いてられましたが、Amagamiさんのサイトで「シカハギ」の写真を拝見しましたが、クマハギだろうと思います。
シカが木の内皮をこそぎ取った場合、前歯(上あごか?)二本の線が変更にのこるかと思います。またクマが爪で皮をはぎ取った跡が傷として残ってるように見えます。
クマハギです。グーさんへのレスをご覧ください。
へ~、禿尾根の成因は山火事ですか。多分、自然現象なので仕方ないですが、お陰で素晴らしい展望尾根ができましたね。これからたどる稜線が大台ケ原を遠景に、うぐい谷高の右に魅力的な姿を連ねている。岩稜帯もあるヤセ尾根を所々に咲くアケボノツツジや南側のうぐい谷高を眺めながらたどるのは最高だ。振り返ると仙千代ヶ峰を背景にたどってきたアルペン的な稜線が素敵だ。砂地の禿尾根から樹林に少し入ると木立に囲まれた大杉国見山三角点だ。元の稜線に戻り、大台南部の大パノラマを楽しみながら稜線を下る。
山火事あとの崩壊地に心が痛みますが(^^;、この展望は清々しく素晴らしいですよね(^^)。
気が付きませんでした。.zippさんが2007年1月に父ヶ谷から大和谷分水嶺へ谷渡りヤブこぎされた峠ですね。すごいです。こんな所よう下りません。ついでに、どうでもいいことですが2007年も父ヶ谷林道は横谷止まりですか。そうすると茶呑峠の県道が崩壊した2004年の水害でやられたんですね。P1112の手前に赤い灰皿スタンドがあり、
ここから、父ヶ谷の二俣(北谷・南谷)に続く道があるんですが、マーキングは無かったかな?
その時は必死ですが面白いルートですね。機会があれば下りに再チャレンジしたいです。それまではマーキングなしでお願いします。下記ルート図の赤点を基本にヤブをよけて次回は下るつもりです。Ca1170の分岐ピークから東北尾根を下る。北谷隧道の上を通り、zippさんのルートで林道歩きをショートカットして直接南谷に下ることにした。
わたしは、ここを登っただけで下ったことはありませんが、GPSログを拝見するに、よく似たルートだと思いました。確か谷筋から左(東側の尾根)を登ったのだけど、西側の尾根を使った方が良かったかという記憶があるんです。
反省点は、下りの急な鈍角の尾根筋は上から見て尾根と判断するのは難しく間違い易い。急な尾根ルートは上りを経験してから下るべきだ。
ははは、その通りですが、ハヤシた私も悪いですね(^^;。
いままでのzippさんのレポ大変参考になりました。有難うございました。遠隔地への日帰り長時間山行、ご苦労様でした。
Amagami