【奥美濃】 石徹白(神鳩ノ宮避難小屋)から大日ヶ岳へ-初日(順調)

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kitayama-walk
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【奥美濃】 石徹白(神鳩ノ宮避難小屋)から大日ヶ岳へ-初日(順調)

投稿記事 by kitayama-walk »

【日 付】 2013年4月13日(土)
【天 候】 晴れ
【山 域】 奥美濃
【メンバー】N野、Y本、kitayama-walk

【コース】 白山中居神社-初河谷分岐-大杉登山口(東屋)-おたけり坂-雨宿りの岩屋-神鳩ノ宮避難小屋
http://kitayamawa.exblog.jp/20407289/

 3月半ば頃、山仲間のN野氏から声がかかった。4/13-14で石徹白の山に登らないかというのである。聞いてみると、N野氏の所属
する京都比良山岳会のY本氏が計画した山行に一緒に行かないかということであった。Y本氏の計画によると、初日に白山中居神社
から大杉林道を歩き、 大杉登山口から神鳩ノ宮避難小屋まで行き、ここで小屋泊まりする。 2日目に、郡界稜線を歩き、丸山-芦倉
山-天狗山-大日ヶ岳と進み、そこから鎌ヶ峰-水後山-蝉ヶ岳と周回して、白山中居神社に戻るという遠大なものであった。 初日
は足慣らしで約4時間、そして2日目は12時間と見ていた。 初日はよいとしても、 2日目のロングコースを果たして歩けるかどうか不
安であったが、場合によっては大日ヶ岳からひるがの高原にエスケープして下山してもよいと思った。3/23に野伏ヶ岳・薙刀山に登っ
たが、積雪はさほどなく、それから3週間も経過した時期であることから、雪よりもヤブの方が心配であった。

 午前6時京都市内を出発し、名神、東海北陸道を経由して、白鳥ICからR156で石徹白をめざす。郡上八幡あたりまでは周囲の山は
黒かったが、白鳥に近づくと急に山が白くなってきた。R156から別れて県道に入り、桧峠への道を登っていくと、周囲の木立が少し雪
を被っているのが目に入った。 やがて道路にも少し雪が出てきた。どうやら前夜に雪が降ったらしい。 今朝は天気がよく太陽の光が
出ていて、日向は雪が溶けていたが、日陰は温度が低いこともあって、道路が一部凍結している。まだスノータイヤを履いたままだっ
たので、そう心配することなく進むことができる。午前9時白山中居神社に到着したが、神社前に駐車場は満杯だ。少し進み大進橋の
右手前の駐車地に車を置くことにした。

 身支度を整えて出発した(9:20)。大杉林道に回り込むと、いきなり除雪ドーザが道幅いっぱいに置いてあって、この先「全面通行止
め」と強烈に告知している。 除雪車を乗り越えて林道を進むと、林道の脇には昨夜の積雪があるものの、舗装された道路は除雪され
ていて雪はない。林道は石徹白川の左岸に取り付けられている。しばらく進むと林道の補修工事の現場にやってきた。道路全面が工
事となっているので、これでは除雪されていても車は進行することはできない。やがて初河谷分岐にやってきた、右の初河谷に沿って
進めば八反滝遊歩道がある。 このときは、翌日初河山からここに下ってくるとは思いもしなかった。初河谷を右に分けて、舗装林道を
直進すると、前方に白いピラミダルな山が見えてきた。 ちょうど林道が西方向に向きを変えたあたりだったので白い山は野伏ヶ岳であ
ろう。 さらに進むと、林道は雪に覆われてきて、先行者のトレースが目立つようになった。2、3人くらいのトレースだ。今度は前方に丸
みを帯びた白い山が見えてきた。 林道の進行方向は北なのでおそらく銚子ヶ峰の手前の母御石のピークであろう。 やがて先行する
トレースのひとつがスキーに変わっていた。 どうやら先行者は山スキーにやってきたようだ。次第に雪が多くなってきたが、まだ歩くの
に難儀するほどでないが、そろそろ登山口かと思っていた頃に前方に東屋が見えてきた。大杉登山口にある東屋では、先行していた
山スキーの男女ペアが休憩していた。 軽く挨拶を交わしたのだが、実はこのペアが兎夢さんととっちゃんであることが夕刻わかること
になる。

  東屋で小休止した後、白山美濃禅定道である登山口に取り付くと、いきなりの急登である。 たしか、ここは乗り越えた谷に階段がつ
けられているところだが、今は雪に埋まっていて見えない。先行者のツボ足トレースがあるので、これを追いかけることにした。少し登
ったところに有名な「いとしろの大杉」があった。 少々涸れ気味であるが、 樹齢1800年という立派な大杉だ。 2年前の8月に初対面し
て以来2回目になる。 少し写真を撮ってから山腹に取り付いた。 先行トレースを追いかけるようにして進むとスキーで登っていた兎夢
さんたちを追い抜くことになった。 今日は天気がよく、太陽が照りつけていて、気温が上がって暑い。 早くも雪が緩んできていて、ツボ
足では歩きにくい。さほど雪がないと思い、スノーシューを持参しなかったことをここで後悔した。
いとしろの大杉
いとしろの大杉
 最初の急登を登り尾根に出ると、左手前方に母御石ピークから願教寺山、よも太郎山、日岸山の稜線、さらに後方に薙刀山、野伏
ヶ岳、小白山と白い峰が並んでいる。しばらくは尾根伝いに緩やかに登っていく。右手が眺望が開け、間近に初河山、その向こうにお
そらく丸山であろう峰が見える。右後方には、シャーロットタウンスキー場の奥に毘沙門岳、その右に滝波山、平家岳などの山が見え
る。 真後ろには野伏ヶ岳がピラミダルな山容を見せ、その左に小白山を従えている。 もう少し進みとおたけり坂付近から再び傾斜が
急になる。 今度は左手の眺望が再び開け、ドーム状の願教寺山、なだらかな日岸山、その間によも太郎山が並んでいる。 母御石ピ
ークもはっきりと見えるようになった。 次の機会には石徹白川右岸の越美国境稜線を縦走してみたいものだ。雨宿りの岩屋付近でさ
らに傾斜が急になり、少し息を切らせて登ることになる。 斜面を登り切ると緩やかな雪面となり、左は母御石ピークが間近に迫り、右
は初河山から丸山への山並みが続いている。 空は快晴で雲がない。風もない。 青空の下、雪山が輝いて見える。 こういう日に山に
登れることの喜びを噛みしめずにはいられない。 なだからな雪面を歩いていると、 そろそろ神鳩(かんばと)ノ宮避難小屋に着く頃か
なと思っていたら、前方に小屋の姿が見えてきた。 小屋の周囲の雪はかなりなくなっており、 小屋手前のベンチこそ雪に埋まってい
たが、入口にはもう雪がなく、普通に出入りすることができるようになっていた(13:30)。
日岸山-よも太郎山-願教寺山
日岸山-よも太郎山-願教寺山
神鳩ノ宮避難小屋に到着
神鳩ノ宮避難小屋に到着
初河山(右)と丸山(中)
初河山(右)と丸山(中)
 神鳩ノ宮避難小屋に到着すると、先行者の男性単独者がひとりだけいた。 もうかなり前に到着し、今晩宿泊する場所を確保してい
た。私たちも今夜の場所を確保すべく、マットとシャラフを出し、小屋の備品の毛布を借りることにした。まだ夕刻には時間が早い。そ
れに今日はすこぶる好天だ。 このまま小屋の中にいるのはもったいないので、私一人小屋の周辺を散策することにした。 明日向か
う丸山への分岐点を確認し、さらに母御石ピークに向かって歩いてみた。この稜線からは、銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、さらに
別山と続く越美国境稜線の山並みがきれいに見渡せる。その中でも別山の白さがひときわ目立つ。しばらく眺めていると、別山まで
行ってみたい衝動に駆られる。しかし、今はその時間的余裕もない。別山の東尾根は南白山、焼滑、丸山(別の山)から日照岳に続
いている。いつかはその尾根を歩いてみたいものだ。
別山が白い!
別山が白い!
  一とおり散策を終えて避難小屋に戻ると、山スキーの男女ペアが小屋に到着していた。今夜の宿泊者は、私たち3名、男性単独者、
男女ペアの6人である。小屋の広さは十分であり、余裕の宿泊ができる。全員小屋に揃ったところで、いろいろと話が弾むようになる。
男性単独者は、何と!京都・亀岡からやってきたという。途中からワカンでトレースを刻んでくれた方だ。聞くと、それ以前にトレースが
ありどうやら三ノ峰避難小屋に向かったようだ。先ほど母御石ピーク方面に歩いたが、その先までワカンのトレースが続いていたので
納得した。 明日は、銚子ヶ峰に登り、願教寺山から野伏ヶ岳に縦走するという。男女ペアは、岐阜(男)と滋賀(女)からきたという。男
性は大垣山岳協会に所属し、おおむね奥美濃の山に登っているという。 私も2年ほど前に奥美濃の山に関心を持ち始め、大垣山岳
協会編「美濃の山」(3巻)を入手した。 大垣山岳協会のことを OSK と略しているレポがやぶこぎねっとに載っていたことを思い出し、
OSKという言葉を使ったら、その男性がどこで聞いたかと質問してきた。OSKの略語は男性がやぶこぎねっとなどで独自で使っている
ものだということから、その男性が兎夢さんだと判明し、私もkitayama-walkと名乗った。そして、女性がとっちゃんだった。これまで兎
夢さんとはやぶこぎねっと上ではやりとりがあったが、 オフ会には参加していなかったので、 ヤブメン(ウーマン)たちの顔や年がよく
わからない。 こんなところで邂逅するとはまたまた奇遇である。 つい先日の3/23は薙刀山で矢問さんにばったり巡り会った。こういう
巡り会いはうれしいものである。ということで、その夜は、たくさんの話を交わし、楽しい時間を過ごすことができた。明朝は午前5時出
発ということで、午後7時過ぎには就寝することにした。

P.S. 明日の予定コースはおそらくトレースはないだろう。スノーシューがないだけに、雪面が締まっているうちにできるだけ歩いて
おきたい。午前10時までの5時間で大日ヶ岳までいけるかが勝負と読んだ。
最後に編集したユーザー kitayama-walk [ 2013年5月01日(水) 00:10 ], 累計 1 回
written by kitayama-walk
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【奥美濃】 石徹白(神鳩ノ宮避難小屋)から大日ヶ岳へ-初日(順調)

投稿記事 by 宮指路 »

Kitayama-walkさん、こんにちは

 3月半ば頃、山仲間のN野氏から声がかかった。4/13-14で石徹白の山に登らないかというのである。聞いてみると、N野氏の所属する京都比良山岳会のY本氏が計画した山行に一緒に行かないかということであった。Y本氏の計画によると、初日に白山中居神社
から大杉林道を歩き、 大杉登山口から神鳩ノ宮避難小屋まで行き、ここで小屋泊まりする。 2日目に、郡界稜線を歩き、丸山-芦倉山-天狗山-大日ヶ岳と進み、そこから鎌ヶ峰-水後山-蝉ヶ岳と周回して、白山中居神社に戻るという遠大なものであった。


地図で追ってみましたがこりゃ大変そうですね

 
  東屋で小休止した後、白山美濃禅定道である登山口に取り付くと、いきなりの急登である。 たしか、ここは乗り越えた谷に階段がつけられているところだが、今は雪に埋まっていて見えない。先行者のツボ足トレースがあるので、これを追いかけることにした。少し登ったところに有名な「いとしろの大杉」があった。 少々涸れ気味であるが、 樹齢1800年という立派な大杉だ。

私も初めてここを登った時にこの大杉を見て驚きました。
屋久島の縄文杉に匹敵しますね


少し写真を撮ってから山腹に取り付いた。 先行トレースを追いかけるようにして進むとスキーで登っていた兎夢さんたちを追い抜くことになった。 今日は天気がよく、太陽が照りつけていて、気温が上がって暑い。 早くも雪が緩んできていて、ツボ足では歩きにくい。さほど雪がないと思い、スノーシューを持参しなかったことをここで後悔した。

迷って、持って来ないとこんなものですね


このまま小屋の中にいるのはもったいないので、私一人小屋の周辺を散策することにした。 明日向かう丸山への分岐点を確認し、さらに母御石ピークに向かって歩いてみた。この稜線からは、銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、さらに別山と続く越美国境稜線の山並みがきれいに見渡せる。その中でも別山の白さがひときわ目立つ。しばらく眺めていると、別山まで行ってみたい衝動に駆られる。しかし、今はその時間的余裕もない。別山の東尾根は南白山、焼滑、丸山(別の山)から日照岳に続いている。いつかはその尾根を歩いてみたいものだ。

昨年7月に上小池~三ノ峰に登った時に三ノ峰で石徹白から日帰りで登って来たという登山者に会いましたがkitayama-walkさんなら別山まで行けそうですね。

男女ペアは、岐阜(男)と滋賀(女)からきたという。男性は大垣山岳協会に所属し、おおむね奥美濃の山に登っているという。 私も2年ほど前に奥美濃の山に関心を持ち始め、大垣山岳協会編「美濃の山」(3巻)を入手した。 大垣山岳協会のことを OSK と略しているレポがやぶこぎねっとに載っていたことを思い出し、OSKという言葉を使ったら、その男性がどこで聞いたかと質問してきた。OSKの略語は男性がやぶこぎねっとなどで独自で使っているものだということから、その男性が兎夢さんだと判明し、私もkitayama-walkと名乗った。そして、女性がとっちゃんだった。

登山口の出会いそして、山小屋で再会するなんて不思議な縁がありそうですね


これまで兎夢さんとはやぶこぎねっと上ではやりとりがあったが、 オフ会には参加していなかったので、 ヤブメン(ウーマン)たちの顔や年がよくわからない。 こんなところで邂逅するとはまたまた奇遇である。 つい先日の3/23は薙刀山で矢問さんにばったり巡り会った。こういう巡り会いはうれしいものである。

私もヤブメンと山で会うのはkasayaさん筆頭にわりばしさんや、竜さん、通さんにも会っていますがそういう時は特に話が弾みますね。


                                        宮指路
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【奥美濃】 石徹白(神鳩ノ宮避難小屋)から大日ヶ岳へ-初日(順調)

投稿記事 by kitayama-walk »

宮指路さん、こんにちは。

> 地図で追ってみましたが、こりゃ大変そうですね。

 そうでしょう。これは、ちょっと無理ではないかと思っていました。まあ雪の状況にもよるので、場合によってはエスケープ
しなければならないなと踏んでいました。実際にそうなりました。でも、テント泊するならば、歩けるコースです。いつかリベ
ンジしてみたいものです。
大杉林道から白い野伏ヶ岳が見える
大杉林道から白い野伏ヶ岳が見える
> 私も初めてここを登った時にこの大杉を見て驚きました。屋久島の縄文杉に匹敵しますね。

 皆さん、同じ感想を持つんじゃないでしょうか。写真で見ると大きさがわかりにくいですが、人を入れて撮ると大きさもわ
かります。樹齢1800年(推定)と書かれた看板は、雪の下に埋まってしまっていましたね。

> 迷って、持って来ないとこんなものですね。

 ちょっと甘く見てしまいました。やはりこのシーズンはスノーシューは必携です。使わなければ、それはそれでよいので
すから。
大杉登山口の様子
大杉登山口の様子
> 昨年7月に上小池~三ノ峰に登った時に三ノ峰で石徹白から日帰りで登って来たという登山者に会いましたが、
> kitayama-walkさんなら別山まで行けそうですね。


私も別山には3回登っています。
 最初は、2008/7で、室堂(泊)から御前峰-南竜から別山へ、チブリ尾根を下りました。
http://kitayamawa.exblog.jp/8321531/
http://kitayamawa.exblog.jp/8331291/
 2回目は、2009/6で、上小池から三ノ峰を経て、別山に登りました(ピストン)。
http://kitayamawa.exblog.jp/13001119/
 3回目は、2011/8で、大杉登山口から美濃禅定道を別山までピストンしました。
http://kitayamawa.exblog.jp/15310967/

> 登山口の出会い。そして、山小屋で再会するなんて不思議な縁がありそうですね。

 そんなことがまたうれしいものですね。お互いに意外と驚きながら、何だか必然的なものを感じてしまうという。
灌木の中に神鳩ノ宮避難小屋が現れる
灌木の中に神鳩ノ宮避難小屋が現れる
written by kitayama-walk
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【奥美濃】 石徹白(神鳩ノ宮避難小屋)から大日ヶ岳へ-初日(順調)

投稿記事 by 兔夢 »

kitayama-walkさん、こんにちは。超亀レスですみません。

実にまさかの出会いでしたね。

でもこの時期あの山域には人が集中していて知っている方に出会うのも不思議ではないですね。

やっぱり速いですね。

登山口で休憩してる時、3人がぬっと現れたのでビックリしました。

それまで全く気配を感じてなかったのでかなりのスピードで追いついてきたのだと思いました。

その後も先に出発したものの抜かれるのは必至だと思い道を譲らせてもらいました。

僕達はゆっくりまったりしたスピードで景色を楽しみつつの歩き。

小屋には2時に着けばいいと思ってたけど実際は2時半を少し過ぎてました。

小屋ではいろいろ話ができて楽しかったです。

いつもあの3人で歩いておられるのですか?

楽しい方々ですね。力もありそうだし。

翌日は残念でした。ルートを聞いて結果がどうなるのか楽しみだったのですが…。

中居神社に戻った時に車がなかったのでこんなに早く下山できたのかと驚いてました。

後で聞けばルート変更をしたとの事。

変更先が初河山だとはこれまた驚き。

失敗山行のように書かれてますがそうは思えないですね。

計画通りにはいかなかったというだけで。

初河山のレポが見たいですね…

兔夢

とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 【奥美濃】 石徹白(神鳩ノ宮避難小屋)から大日ヶ岳へ-初日(順調)

投稿記事 by とっちゃん »

kitaさん、こんばんは~。

超亀レスになっちゃいました。

kitaさんは、連休、充実の山行をされてましたか?

こちらは、遠征と田植で、今やっとパソコンの前に座れました。

神鳩小屋では、思いがけない遭遇でしたね。(*^_^*)



【メンバー】N野、Y本、kitayama-walk[/color]

まさに、三人とも健脚揃い!
Y本さんは、バリエーションが大好きみたいでした。ヤブコギもお好き?


 Y本氏の計画によると、初日に白山中居神社
から大杉林道を歩き、 大杉登山口から神鳩ノ宮避難小屋まで行き、ここで小屋泊まりする。 2日目に、郡界稜線を歩き、丸山-芦倉
山-天狗山-大日ヶ岳と進み、そこから鎌ヶ峰-水後山-蝉ヶ岳と周回して、白山中居神社に戻るという遠大なものであった。

あの健脚ぶりを見たら、できるのかも?
条件が、バッチリでないと難しいですね。


安であったが、場合によっては大日ヶ岳からひるがの高原にエスケープして下山してもよいと思った。

これ、お守りで配車していればいいかも。

どうやら前夜に雪が降ったらしい。 今朝は天気がよく太陽の光が
出ていて、日向は雪が溶けていたが、日陰は温度が低いこともあって、道路が一部凍結している。まだスノータイヤを履いたままだっ
たので、そう心配することなく進むことができる。


お天気、雪の状態を読むのは、難しいね。こちらも、ぎりぎりまで、石徹白に行くか迷いました。

トレースのひとつがスキーに変わっていた。 どうやら先行者は山スキーにやってきたようだ。次第に雪が多くなってきたが、まだ歩くの
に難儀するほどでないが、そろそろ登山口かと思っていた頃に前方に東屋が見えてきた。


先行する、Tsutomuさんのスキー後をシール歩行していたので、ひとつに見えたんですね。二人ともスキー履いていたんだけど。

大杉登山口にある東屋では、先行していた
山スキーの男女ペアが休憩していた。 軽く挨拶を交わしたのだが、実はこのペアが兎夢さんととっちゃんであることが夕刻わかること
になる。

この時は、まさか知り合いとは思ってもいなくて・・、でしたね。

  先行トレースを追いかけるようにして進むとスキーで登っていた兎夢
さんたちを追い抜くことになった。

私が、遅いので抜いてもらった方がいいなとの判断でした。


今日は天気がよく、太陽が照りつけていて、気温が上がって暑い。 早くも雪が緩んできていて、ツボ
足では歩きにくい。さほど雪がないと思い、スノーシューを持参しなかったことをここで後悔した。

装備の判断には、いつも迷います。私は、ついつい、あれこれ持ってきちゃうタイプですが、そうすると荷物が増えちゃって。判断が難しいですね。

今度は左手の眺望が再び開け、ドーム状の願教寺山、なだらかな日岸山、その間によも太郎山が並んでいる。 母御石ピークもはっきりと見えるようになった。 次の機会には石徹白川右岸の越美国境稜線を縦走してみたいものだ。

kitaさんパーティで、来シーズンにチャレンジでしょうか?

空は快晴で雲がない。風もない。 青空の下、雪山が輝いて見える。 こういう日に山に
登れることの喜びを噛みしめずにはいられない。


ほんと、そうですね~。気分上々!


 まだ夕刻には時間が早い。そ
れに今日はすこぶる好天だ。 このまま小屋の中にいるのはもったいないので、私一人小屋の周辺を散策することにした。 明日向かう丸山への分岐点を確認し、さらに母御石ピークに向かって歩いてみた。この稜線からは、銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、さらに別山と続く越美国境稜線の山並みがきれいに見渡せる。その中でも別山の白さがひときわ目立つ。


景色を堪能できたのですね!。
あんまりお天気がいいのに、小屋にいるのはもったいないなぁと思ってましたが、小屋停滞してました。明日の午前中は晴れと思い込んでいたのですが、朝は曇り&霧でしたね。見とけばよかったなぁ~と、翌日ちょい後悔しながらのスタートでした。(>_<)



しばらく眺めていると、別山まで
行ってみたい衝動に駆られる。しかし、今はその時間的余裕もない。別山の東尾根は南白山、焼滑、丸山(別の山)から日照岳に続いている。いつかはその尾根を歩いてみたいものだ。

南白山は、たんぽぽさんと残雪期に登りましたが・・・。縦走となると、軟弱な私では、夢物語。

男性単独者は、何と!京都・亀岡からやってきたという。途中からワカンでトレースを刻んでくれた方だ。聞くと、それ以前にトレースがありどうやら三ノ峰避難小屋に向かったようだ。

同じ京都人でしたか。近親感が湧きますね。
そう聞くと、次回行ってみたくなりますね。


OSKの略語は男性がやぶこぎねっとなどで独自で使っているものだということから、その男性が兎夢さんだと判明し、私もkitayama-walkと名乗った。そして、女性がとっちゃんだった。これまで兎夢さんとはやぶこぎねっと上ではやりとりがあったが、 オフ会には参加していなかったので、 ヤブメン(ウーマン)たちの顔や年がよくわからない。 こんなところで邂逅するとはまたまた奇遇である。 つい先日の3/23は薙刀山で矢問さんにばったり巡り会った。こういう巡り会いはうれしいものである。ということで、その夜は、たくさんの話を交わし、楽しい時間を過ごすことができた。


知らない人から知り合いに変わりましたね。(*^_^*)
楽しく、お話させていただきました。こういう出合いを嬉しいものです。



P.S. 明日の予定コースはおそらくトレースはないだろう。スノーシューがないだけに、雪面が締まっているうちにできるだけ歩いて
おきたい。午前10時までの5時間で大日ヶ岳までいけるかが勝負と読んだ。[/quote]

雪面は、小屋の前でもカチカチではなく、ちょっと緩んでいたので、どうだろうかと思っていました。
どこまで、足をのばされているのだろうと、対岸から眺めていました。

☆とっちゃん~☆
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