【鈴鹿】春の御池岳
Posted: 2013年4月23日(火) 21:00
【山域】鈴鹿 御池岳
【日付】2013年4月20日(土)
【天候】晴後曇り後雨
【コース】306号ゲート6:40---9:00カタクリ峠---10:05鈴北岳---10:40鈴ヶ岳---11:30お花池---12:40幸助の池---13:00青のドリーネ
---13:36真の谷---14:11白瀬峠---15:36 520平地---16:09国道---16:25駐車地
【メンバ】単独
今日は夕方から雨が降るらしい。でも日中は天気が良い。もう雪のなくなった春の御池に行ってみようと思い立つ。しかし306号は
道路崩壊でゲートは閉まったまま。三重県側から入るとなると木和田尾からか犬返し谷左岸尾根かなあとおもい後者を選択した。
国道が開いていないということはなんと不便なことか。ただ国道を歩くのはたかだか結局45分程度である。古い時代の登山関係の
本を読むと夜道を延々と歩いたりしている記述がよくある。それに比べたらなんと言うこともない距離と時間である。歩いても
良かろう。
テクテクと歩いていくと堺ナンバーの軽4が通り過ぎていく。一瞬乗せてくれるかと期待したが、そのまま素通り。甘かったか。
予定通り犬返しの取り付き点につく。ここは2月にも取り付いた場所だが、あの時あった雪は当然ながらもう跡形もない。いきなりの
急斜面だがちょっと登れば尾根に出ることが分かっているので気は楽だ。一気に駆け上がる。やれやれ
後は尾根上を行くだけだ。うるさい藪もなく未だ葉のついていない木々の中をゆっくり登る。空は快晴に近い天気。登山日和
だなあ。今年の2月はひたすら交代でラッセルしながら登ったのだが、それに比べたら楽なことこの上ない。途中でカタクリと
イワウチワを見るどちらもちょっぴりだが今年初のご対面。うれしい出会いだ。写真にしっかり収める。 それからしばらくしてかタクリ峠着、本来なら人も多いはずだが、国道が通れない今は静かである。パンを食べつつゆっくりして
いたら白瀬峠方面から若い人が来た。結構早い時間である。聞けば5時30分藤原の大貝戸を登り始めたとのこと。御池は初めてだ
という。あまり情報を持っていないようでボタンブチのことも知らなかったのでそこをお勧めする。帰路に真の谷から白瀬峠に
登り帰すとのこと。そこの分岐が分かれば良いがうっかりすると三筋の滝方面に行きかねない場所だ。十分注意するよう伝える。
足の速いその人は道なりに進んでいくが、自分は県境を伝いそのまま鈴北を目指す。
すっかり裸地化の進んだ鈴北岳。以前よりもまた一段と草地が少なくなった気がする。まあしかしここからは今日は360度の展望が
ある。すっかり雪のなくなった伊吹や霊仙に琵琶湖も良く見える。丁度鞍掛け峠から人が上がって来た。滋賀県側から来たと言うので
てっきり鞍掛け峠まで車で来たと思いきや、国道工事中で御池橋までしか入れなかったらしい。なんとまあこれで東西からの
アプローチが断たれたわけだ。こりゃ人が少ないぞ。
どのみち人気のないルートを行くのだがまずはヒルコバへ向かう。途中で枯れかけた福寿草を多く見る。ちょっと遅かったかなと
思いつついくと前方からにぎやかな人の声。ただ人の姿が見えない。どこにいるのかと思いながらヒルコバに着くと丁度鈴ヶ岳から
下りてくるグループだった。リーダらしき年配の女性と話をすると伊勢尾経由でやってきてT字尾根を帰るとのこと。おーっ、
御池にアプローチするいいルートである。自分は以前鈴ヶ岳に登らずこのヒルコバからトラバースして伊勢尾に入ったがこの人たちは
まっすぐ鈴ヶ岳に登ったようだ。鈴ヶ岳いくかどうか迷っているというと、今福寿草が満開ですよと教えてくれる。うーんそう聞くと
いかねばならぬ。御池で福寿草を見るのも今日のテーマなのだ。登っていくとすぐに福寿草が目に入る。先ほど見かけた枯れかけた
ものとは段違いの見事な福寿草。いやーあのグループの話を聞かなけりゃこなかったところ。運がよかったかな。それにしても
こうした花は当たり前だが場所によってずいぶん開花時期が違う。福寿草のような花なら場所を変えつつ1ヶ月ぐらい楽しめそうだ。
花をめでつつ鈴ヶ岳の頂上に着くがここは馬鹿に落ち着かないところ。木が倒れていたり枯れていたりしてどうも頂上の感じが
しないのだ。なぜこの頂上はこうなんだろう。あまり長いしたくなくすぐに下山開始。下山路はあまりはっきりしていない。
適当にいけばいいかと思っていたが、道が相当怪しくなり、予定よりずいぶん南に下りてしまった。はっきりしないとこだったな。
ここでランチをした後はお花池を目指す。いつもの静かな池である。そして更に南下する。通常こういうルートでは人に会わないが
今日は一人の年配者と遭遇。どちらからと聞くと木和田尾から県境稜線をたどり三国へ行って戻ってきたところという。エッ!
未だお昼前だよ。すごい健脚である。この後も頂上をぶらぶらして真の谷から木和田尾に戻るとか。花の写真が趣味のようで
立派なカメラをぶら下げ、いろいろ花の名前が出る。相当あちらこちら歩かれているようだ。
しばらくその人と前後しながら歩いていたがいつの間にか離れてしまった。風池ーボタンブチー幸助の池といく。ボタンブチの
辺りから東面を見ると何人かが歩いているのが分かる。アプローチの不便な今、みんなどんなルートで来たんだろう。ちょっと気に
なる。幸助の池は相変わらず静かである。ボタンブチまで来てもここまで足を伸ばす人は少なくその静寂さと落ち着いた池の雰囲気が
好きだ。ついここでは佇んでしまう。 さあ今日は未だ長いぞ。青のドリーネに着く。この冬来たときはガスの中でその凹凸すらはっきり確認できなかったほどの天気
だったが今日はすっかり顔を出している。そして底にはちょっとだけ残雪あり。冬とはえらい差だ。この冬は結局きれいなドリーネを
見られなかったなあと思う。そしてさあ下ろう。ここから東に向かい御池岳の斜面を真の谷に向けてトラバースしながら下りていく。
この斜面は特徴がないので、なかなか現在位置がつかみにくいがGPSがしっかりと自分の位置を教えてくれる。ありがたや。
ずいぶん下ってきたなと思ったら、上から足音がする。仰ぎ見れば先ほどお花池を過ぎたところで会った人だ。ほとんど同じ
タイミングで下りてきたようだ。三国から御池の南端まで歩いているのだ。直滑降ですねというとここは白瀬峠が見えるから位置が
わかっていいのだそうだ。なるほどね。
真の谷に下りてみるといつもの白瀬峠への分岐はものすごく荒れている。確かこの冬に来たときはあったはずの土手が流されて
無くなっている。いつの間に?以前あった白瀬峠を示す道標ももちろん流されてない。今朝会った登山者は果たしてここをうまく
曲がれたろうか、ちょっと心配になってくる。
先の人と前後して白瀬峠に上ってお話再会。びっくりしたことに、この人は5年ほど前に冬の竜で滑落したそうだ。5日間意識
不明で当初まともに歩くこともままならなかったという。そんな人が三国岳まで往復である。はー驚きで言葉もない。
木和田尾を下るその人に別れを告げ、自分は丸尾を目指す。あまり面白いコースという印象はないが、国道306に戻るには
いいルートである。木和田尾より歩かれていないがかといって不明瞭な道ではなくしっかりしている。どんどん歩いて寒山から
地図上で520とある平地に下りる。ここは以前も地図の平地を期待して下りた場所だが、これほど期待はずれの場所もない。
平地とは言え石がごろごろ、潅木があっちこちにある、視界は悪く落ち着かないのである。以前はここでティータイム中にマムシに
遭遇しさらに印象が悪い。今回もティタイムにしたが、妙に落ち着かない。どうもトラウマになってしまっている。
まあいいや。下ろうとここから306号を目指す。北東の尾根をたどっていくと途中からはっきりとした踏み跡に出会う。これは
山仕事に使われる道だ。後はこれを伝っていけば素直に下りられる。そう思ってどんどん降りていったら国道が見えてきた。
着いた着いたと思ってきてみるとエッ!5mぐらいの高さで護岸工事がしてあるところに出てしまった。やられた!どうしよう
登り返しかと思ったが、良く見ると10mぐらい先にちゃんと階段がついていた。なんだ道はこれを利用していたのか。 やれやれである。無事国道に降り立つことができた。丁度天気予報どおり雨が降ってきたところで、傘を差してゆったりと
駐車地にもどった。雨にも大してやられずお花も見られてまずはいい一日だったかな
Kasaya
【日付】2013年4月20日(土)
【天候】晴後曇り後雨
【コース】306号ゲート6:40---9:00カタクリ峠---10:05鈴北岳---10:40鈴ヶ岳---11:30お花池---12:40幸助の池---13:00青のドリーネ
---13:36真の谷---14:11白瀬峠---15:36 520平地---16:09国道---16:25駐車地
【メンバ】単独
今日は夕方から雨が降るらしい。でも日中は天気が良い。もう雪のなくなった春の御池に行ってみようと思い立つ。しかし306号は
道路崩壊でゲートは閉まったまま。三重県側から入るとなると木和田尾からか犬返し谷左岸尾根かなあとおもい後者を選択した。
国道が開いていないということはなんと不便なことか。ただ国道を歩くのはたかだか結局45分程度である。古い時代の登山関係の
本を読むと夜道を延々と歩いたりしている記述がよくある。それに比べたらなんと言うこともない距離と時間である。歩いても
良かろう。
テクテクと歩いていくと堺ナンバーの軽4が通り過ぎていく。一瞬乗せてくれるかと期待したが、そのまま素通り。甘かったか。
予定通り犬返しの取り付き点につく。ここは2月にも取り付いた場所だが、あの時あった雪は当然ながらもう跡形もない。いきなりの
急斜面だがちょっと登れば尾根に出ることが分かっているので気は楽だ。一気に駆け上がる。やれやれ
後は尾根上を行くだけだ。うるさい藪もなく未だ葉のついていない木々の中をゆっくり登る。空は快晴に近い天気。登山日和
だなあ。今年の2月はひたすら交代でラッセルしながら登ったのだが、それに比べたら楽なことこの上ない。途中でカタクリと
イワウチワを見るどちらもちょっぴりだが今年初のご対面。うれしい出会いだ。写真にしっかり収める。 それからしばらくしてかタクリ峠着、本来なら人も多いはずだが、国道が通れない今は静かである。パンを食べつつゆっくりして
いたら白瀬峠方面から若い人が来た。結構早い時間である。聞けば5時30分藤原の大貝戸を登り始めたとのこと。御池は初めてだ
という。あまり情報を持っていないようでボタンブチのことも知らなかったのでそこをお勧めする。帰路に真の谷から白瀬峠に
登り帰すとのこと。そこの分岐が分かれば良いがうっかりすると三筋の滝方面に行きかねない場所だ。十分注意するよう伝える。
足の速いその人は道なりに進んでいくが、自分は県境を伝いそのまま鈴北を目指す。
すっかり裸地化の進んだ鈴北岳。以前よりもまた一段と草地が少なくなった気がする。まあしかしここからは今日は360度の展望が
ある。すっかり雪のなくなった伊吹や霊仙に琵琶湖も良く見える。丁度鞍掛け峠から人が上がって来た。滋賀県側から来たと言うので
てっきり鞍掛け峠まで車で来たと思いきや、国道工事中で御池橋までしか入れなかったらしい。なんとまあこれで東西からの
アプローチが断たれたわけだ。こりゃ人が少ないぞ。
どのみち人気のないルートを行くのだがまずはヒルコバへ向かう。途中で枯れかけた福寿草を多く見る。ちょっと遅かったかなと
思いつついくと前方からにぎやかな人の声。ただ人の姿が見えない。どこにいるのかと思いながらヒルコバに着くと丁度鈴ヶ岳から
下りてくるグループだった。リーダらしき年配の女性と話をすると伊勢尾経由でやってきてT字尾根を帰るとのこと。おーっ、
御池にアプローチするいいルートである。自分は以前鈴ヶ岳に登らずこのヒルコバからトラバースして伊勢尾に入ったがこの人たちは
まっすぐ鈴ヶ岳に登ったようだ。鈴ヶ岳いくかどうか迷っているというと、今福寿草が満開ですよと教えてくれる。うーんそう聞くと
いかねばならぬ。御池で福寿草を見るのも今日のテーマなのだ。登っていくとすぐに福寿草が目に入る。先ほど見かけた枯れかけた
ものとは段違いの見事な福寿草。いやーあのグループの話を聞かなけりゃこなかったところ。運がよかったかな。それにしても
こうした花は当たり前だが場所によってずいぶん開花時期が違う。福寿草のような花なら場所を変えつつ1ヶ月ぐらい楽しめそうだ。
花をめでつつ鈴ヶ岳の頂上に着くがここは馬鹿に落ち着かないところ。木が倒れていたり枯れていたりしてどうも頂上の感じが
しないのだ。なぜこの頂上はこうなんだろう。あまり長いしたくなくすぐに下山開始。下山路はあまりはっきりしていない。
適当にいけばいいかと思っていたが、道が相当怪しくなり、予定よりずいぶん南に下りてしまった。はっきりしないとこだったな。
ここでランチをした後はお花池を目指す。いつもの静かな池である。そして更に南下する。通常こういうルートでは人に会わないが
今日は一人の年配者と遭遇。どちらからと聞くと木和田尾から県境稜線をたどり三国へ行って戻ってきたところという。エッ!
未だお昼前だよ。すごい健脚である。この後も頂上をぶらぶらして真の谷から木和田尾に戻るとか。花の写真が趣味のようで
立派なカメラをぶら下げ、いろいろ花の名前が出る。相当あちらこちら歩かれているようだ。
しばらくその人と前後しながら歩いていたがいつの間にか離れてしまった。風池ーボタンブチー幸助の池といく。ボタンブチの
辺りから東面を見ると何人かが歩いているのが分かる。アプローチの不便な今、みんなどんなルートで来たんだろう。ちょっと気に
なる。幸助の池は相変わらず静かである。ボタンブチまで来てもここまで足を伸ばす人は少なくその静寂さと落ち着いた池の雰囲気が
好きだ。ついここでは佇んでしまう。 さあ今日は未だ長いぞ。青のドリーネに着く。この冬来たときはガスの中でその凹凸すらはっきり確認できなかったほどの天気
だったが今日はすっかり顔を出している。そして底にはちょっとだけ残雪あり。冬とはえらい差だ。この冬は結局きれいなドリーネを
見られなかったなあと思う。そしてさあ下ろう。ここから東に向かい御池岳の斜面を真の谷に向けてトラバースしながら下りていく。
この斜面は特徴がないので、なかなか現在位置がつかみにくいがGPSがしっかりと自分の位置を教えてくれる。ありがたや。
ずいぶん下ってきたなと思ったら、上から足音がする。仰ぎ見れば先ほどお花池を過ぎたところで会った人だ。ほとんど同じ
タイミングで下りてきたようだ。三国から御池の南端まで歩いているのだ。直滑降ですねというとここは白瀬峠が見えるから位置が
わかっていいのだそうだ。なるほどね。
真の谷に下りてみるといつもの白瀬峠への分岐はものすごく荒れている。確かこの冬に来たときはあったはずの土手が流されて
無くなっている。いつの間に?以前あった白瀬峠を示す道標ももちろん流されてない。今朝会った登山者は果たしてここをうまく
曲がれたろうか、ちょっと心配になってくる。
先の人と前後して白瀬峠に上ってお話再会。びっくりしたことに、この人は5年ほど前に冬の竜で滑落したそうだ。5日間意識
不明で当初まともに歩くこともままならなかったという。そんな人が三国岳まで往復である。はー驚きで言葉もない。
木和田尾を下るその人に別れを告げ、自分は丸尾を目指す。あまり面白いコースという印象はないが、国道306に戻るには
いいルートである。木和田尾より歩かれていないがかといって不明瞭な道ではなくしっかりしている。どんどん歩いて寒山から
地図上で520とある平地に下りる。ここは以前も地図の平地を期待して下りた場所だが、これほど期待はずれの場所もない。
平地とは言え石がごろごろ、潅木があっちこちにある、視界は悪く落ち着かないのである。以前はここでティータイム中にマムシに
遭遇しさらに印象が悪い。今回もティタイムにしたが、妙に落ち着かない。どうもトラウマになってしまっている。
まあいいや。下ろうとここから306号を目指す。北東の尾根をたどっていくと途中からはっきりとした踏み跡に出会う。これは
山仕事に使われる道だ。後はこれを伝っていけば素直に下りられる。そう思ってどんどん降りていったら国道が見えてきた。
着いた着いたと思ってきてみるとエッ!5mぐらいの高さで護岸工事がしてあるところに出てしまった。やられた!どうしよう
登り返しかと思ったが、良く見ると10mぐらい先にちゃんと階段がついていた。なんだ道はこれを利用していたのか。 やれやれである。無事国道に降り立つことができた。丁度天気予報どおり雨が降ってきたところで、傘を差してゆったりと
駐車地にもどった。雨にも大してやられずお花も見られてまずはいい一日だったかな
Kasaya
【コース】306号ゲート6:40---9:00カタクリ峠---10:05鈴北岳---10:40鈴ヶ岳---11:30お花池---12:40幸助の池---13:00青のドリーネ