【奥美濃】雨とガスの薙刀
Posted: 2013年4月03日(水) 21:25
2013年3月31日(日) 曇り時々雨 奥美濃 薙刀山 スキー 単独
7:30 石徹白川右岸駐車地 → 8:25 和田山牧場跡 → 9:20 推高谷 → 10:00 薙刀平 → 10:50~11:00 薙刀山山頂 → 11:35 鞍部 → 12:20 和田山牧場跡 → 12:50 駐車地
当初は小洞から長い尾根を歩いて大日ケ岳を目指す予定だった。しかし取り付き場所に雪がない。スキーを担いで植林帯を歩く気も起こらず薙刀山への転進を決めた。
雪解け水で増水しているかと思いきや石徹白川は意外にも平水だった。右岸側の道脇に駐車して出発。中居神社駐車場はすでに満杯だったにも関わらず石徹白川両岸のスペースには三台しか停まっておらずラッキーだった。
小白山谷手前から道に雪がありシール歩行。下部はところどころ雪が切れているところがありスキーを外す場面も。植林帯に入ってからはずっと雪が繋がり何時ものようにショートカットして和田山牧場跡に出た。
ここに出た時に見える風景が好きだ。しかし今日は野伏ケ岳も薙刀山も雲が被っている。それでもなかなかいい眺めだ。 雨粒が落ちはじめた。カッパを着て歩き始める。下はオーバーズボンを直接履いているので雨に濡れると冷たい。
なじみのルートで薙刀山へ向かう。推高谷もまだ深い雪に埋もれていた。
推高谷からは前回OBAさんといっしょに下った尾根を登ってみようと谷をわずかに進んだところから左岸にあがる。しかしOBAさんと下った尾根がはっきりしない。取りあえず取り付きやすそうなところを登りはじめた。しかしこれが間違い。
取り付いた尾根は次第に斜度を増していく。滑降した時の印象と随分違うなあと思いながらもそのまま登っていく。最後はかなりの傾斜となったが今更クトーをつけるわけにもいかずヒヤヒヤしながらの登高となった。自宅でGPSの軌跡を比べてみたらOBAさんと下った尾根は東隣の尾根だった。道理で…。
薙刀平に出ても山頂は雲の中に隠れて確認できず向かうべき方向が定められない。それでもなんとか地形の雰囲気などで目星を付けて進んでいく。
改めて見るとすばらしいブナがそこかしこにある。この平は一面にブナ林が広がっている。ただバラバラとしているので広大なブナの樹林帯の中を歩いていくという印象が弱い。
急斜面を越えると薙刀山の横巾の広い大斜面が目の前に現れるはずだがガスに覆われて見えない。山頂方向も全く分からない。雪面にできた雨の筋を頼りに登っていく。 不図見れば目前に大きな雪の亀裂。どうやら山頂直下にできる雪割れ部分に出たようだ。ここを右側から巻いて急斜面を登っていくと斜度が緩くなり山頂稜線に出た。ここに至っても山頂は分からない。雪面に残された壷足のトレースを追っていく。その先にこんもりとした山頂が現れた。
何も見えない。見事な程何も見えない。方向さえ分からなくなる程ガスが濃い。断続的に降り続いていた雨は小康状態だがここで休んでいてもしょうがない。すぐさま滑降の準備をして大斜面を滑りはじめた。
濃霧の中で薙刀平を突っ切っても面白くないとルートを稜線下にとり野伏ケ岳との鞍部に向かう事にした。そこから推高谷の右岸に出て尾根越えのルートを辿ってみたい。このルートで登っているトレースをよく見るので気になっていたのだ。
大斜面を下ってもガスは濃くGPSで方向を確認しながら進んでいく。見覚えのある岳神庭の樹林に至ってもすぐ近くに見えるはずの稜線が見えない。幸い昨日のものと思われるトレースがあるのでそれを追っていく。
鞍部手前で若干登り返し稜線上に出る。一滑りで一つ目の鞍部。この辺りは推高谷側に張り出した雪庇がすごい。わずかに登り返して再び下ると二つ目の鞍部。ここからなら推高谷右岸に下りていけるだろうと読んでいたがその通りだった。滑り頃の斜面になっていて飛び込むとすぐに平に出る。
平には壷足のトレースがついておりこれを追っていくと推高谷上部に出た。ここが滑降向きのすばらしい斜面になっていて思わず笑みが漏れる。しばらく滑りを楽しんだ。
このまま下りていけば登りで推高谷に下りたところに出るが辿ってみたいのは右岸の尾根越えルートだ。まだ続く美味しそうな斜面を諦めて右手急斜面をトラバースし尾根にのった。
尾根上から推高谷への下降点が見下ろせた。急斜面をトラバース気味に下ると滑り頃の斜面に出てそこから林道跡終点まではあっという間。後は来た道を下るだけ。 湿地帯周辺には雪洞の跡が幾つか残っていた。みんなここで宿泊の訓練をするのだろう。
雨で雪が重くなっていて和田山牧場からはひたすら林道を下った。
休憩もとらずに下山したので車中で食事をしていると幾つかのスキーパーティが下山してきた。何れも野伏ケ岳に登ったのだろう。薙刀山と同じように濃いガスと雨で大変だったに違いない。みんなよくがんばったものだ。
7:30 石徹白川右岸駐車地 → 8:25 和田山牧場跡 → 9:20 推高谷 → 10:00 薙刀平 → 10:50~11:00 薙刀山山頂 → 11:35 鞍部 → 12:20 和田山牧場跡 → 12:50 駐車地
当初は小洞から長い尾根を歩いて大日ケ岳を目指す予定だった。しかし取り付き場所に雪がない。スキーを担いで植林帯を歩く気も起こらず薙刀山への転進を決めた。
雪解け水で増水しているかと思いきや石徹白川は意外にも平水だった。右岸側の道脇に駐車して出発。中居神社駐車場はすでに満杯だったにも関わらず石徹白川両岸のスペースには三台しか停まっておらずラッキーだった。
小白山谷手前から道に雪がありシール歩行。下部はところどころ雪が切れているところがありスキーを外す場面も。植林帯に入ってからはずっと雪が繋がり何時ものようにショートカットして和田山牧場跡に出た。
ここに出た時に見える風景が好きだ。しかし今日は野伏ケ岳も薙刀山も雲が被っている。それでもなかなかいい眺めだ。 雨粒が落ちはじめた。カッパを着て歩き始める。下はオーバーズボンを直接履いているので雨に濡れると冷たい。
なじみのルートで薙刀山へ向かう。推高谷もまだ深い雪に埋もれていた。
推高谷からは前回OBAさんといっしょに下った尾根を登ってみようと谷をわずかに進んだところから左岸にあがる。しかしOBAさんと下った尾根がはっきりしない。取りあえず取り付きやすそうなところを登りはじめた。しかしこれが間違い。
取り付いた尾根は次第に斜度を増していく。滑降した時の印象と随分違うなあと思いながらもそのまま登っていく。最後はかなりの傾斜となったが今更クトーをつけるわけにもいかずヒヤヒヤしながらの登高となった。自宅でGPSの軌跡を比べてみたらOBAさんと下った尾根は東隣の尾根だった。道理で…。
薙刀平に出ても山頂は雲の中に隠れて確認できず向かうべき方向が定められない。それでもなんとか地形の雰囲気などで目星を付けて進んでいく。
改めて見るとすばらしいブナがそこかしこにある。この平は一面にブナ林が広がっている。ただバラバラとしているので広大なブナの樹林帯の中を歩いていくという印象が弱い。
急斜面を越えると薙刀山の横巾の広い大斜面が目の前に現れるはずだがガスに覆われて見えない。山頂方向も全く分からない。雪面にできた雨の筋を頼りに登っていく。 不図見れば目前に大きな雪の亀裂。どうやら山頂直下にできる雪割れ部分に出たようだ。ここを右側から巻いて急斜面を登っていくと斜度が緩くなり山頂稜線に出た。ここに至っても山頂は分からない。雪面に残された壷足のトレースを追っていく。その先にこんもりとした山頂が現れた。
何も見えない。見事な程何も見えない。方向さえ分からなくなる程ガスが濃い。断続的に降り続いていた雨は小康状態だがここで休んでいてもしょうがない。すぐさま滑降の準備をして大斜面を滑りはじめた。
濃霧の中で薙刀平を突っ切っても面白くないとルートを稜線下にとり野伏ケ岳との鞍部に向かう事にした。そこから推高谷の右岸に出て尾根越えのルートを辿ってみたい。このルートで登っているトレースをよく見るので気になっていたのだ。
大斜面を下ってもガスは濃くGPSで方向を確認しながら進んでいく。見覚えのある岳神庭の樹林に至ってもすぐ近くに見えるはずの稜線が見えない。幸い昨日のものと思われるトレースがあるのでそれを追っていく。
鞍部手前で若干登り返し稜線上に出る。一滑りで一つ目の鞍部。この辺りは推高谷側に張り出した雪庇がすごい。わずかに登り返して再び下ると二つ目の鞍部。ここからなら推高谷右岸に下りていけるだろうと読んでいたがその通りだった。滑り頃の斜面になっていて飛び込むとすぐに平に出る。
平には壷足のトレースがついておりこれを追っていくと推高谷上部に出た。ここが滑降向きのすばらしい斜面になっていて思わず笑みが漏れる。しばらく滑りを楽しんだ。
このまま下りていけば登りで推高谷に下りたところに出るが辿ってみたいのは右岸の尾根越えルートだ。まだ続く美味しそうな斜面を諦めて右手急斜面をトラバースし尾根にのった。
尾根上から推高谷への下降点が見下ろせた。急斜面をトラバース気味に下ると滑り頃の斜面に出てそこから林道跡終点まではあっという間。後は来た道を下るだけ。 湿地帯周辺には雪洞の跡が幾つか残っていた。みんなここで宿泊の訓練をするのだろう。
雨で雪が重くなっていて和田山牧場からはひたすら林道を下った。
休憩もとらずに下山したので車中で食事をしていると幾つかのスキーパーティが下山してきた。何れも野伏ケ岳に登ったのだろう。薙刀山と同じように濃いガスと雨で大変だったに違いない。みんなよくがんばったものだ。
tutomuちゃん、こんばんは。