【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by 山日和 »

できないと諦めていたことが、ひょんなきっかけから頭をもたげてくることがある。
越前さんが始めた越美国境稜線踏破。昔から思い描きながらもその困難さは、特に地の利のない
大阪の登山者にとっては気の遠くなるような道のりだった。
完全踏破は無理かもしれないが、少しずつでも繋いで行こう。再びそう思わせてくれたのは越前さ
んのおかげだ。継ぎはぎだらけでも歩いてみよう。

【日 付】2013年3月30日(土)
【山 域】越美国境 杉谷山1281.6m、飯盛山1201.9m
【天 候】晴れ
【メンバー】ふ~さん、山日和
【コース】巣原トンネル先駐車地6:40---7:20熊河---8:35杉ヶ谷出合8:53---11:08杉谷山12:48---
     14:18 1226mJP 14:43---15:14飯盛山---16:45熊河---17:39駐車地

 この季節の越美国境へのアプローチは除雪の進行状況に大きく左右される。広野ダム付近と違い、
人の常住する集落から遠く離れた登山口へ到達すること自体が非常に困難なのだ。
今年の状況はどうか。3年前の4月初めは巣原トンネルまで入ることができた。最低限そこまで入れ
れば良しとしよう。それでも登山開始までには2時間ばかりの国道歩きが必要だ。

 前回、出口で雪の壁に阻まれた巣原トンネルの先まで除雪が進んでいた。この調子なら熊河(く
まのこ)集落跡まで入れるんじゃないかと甘い期待を膨らませたが、1.5キロほどで除雪は終わって
いた。ブルドーザーが3台置いてあり。除雪作業もたけなわというところだ。
ちょうど国道の新しいトンネルを掘っているところで、開通も間近という雰囲気である。
 すぐにスノーシューを装着。ビシビシの締まり雪を想像していたが、さほどでもなかった。
20分ほどは短縮できたが長い雪の国道歩き。じっくり歩いて行こう。

[attachment=4]P1120594_1_1.JPG[/attachment]
 3年前もある意味感動したのだが、広い完全2車線の国道に1m以上の雪がベッタリと積もり、どこ
までも続いているという光景は新鮮だ。ふ~さんも初めて見る景色に満更でもなさそうである。
 熊河の集落跡まで来ると、国道の標識が辛うじて頭を出していた。国道をショートカットして峠
を越える。峠のお地蔵さんにはビールが供えられていた。ビールを忘れた時には借りて行くのもい
いだろう。但し、返しに来るのが大変だが。

 峠を越えるとこんな山の奥にと思うような開けた谷間が現われた。温見(ぬくみ)の集落跡である。
数キロに渡って広い河原が続き、夏の間は人が戻って来るのだろう、現役と思しき建物が数軒散在
している。ようやく姿を現した太陽の方向は美濃国への入口、温見峠だ。
 国道157号がクランクして温見川を渡るところで国道と別れる。右から入る杉ヶ谷と本流の間の
尾根が目的のルートである。
出合の広い河原でひと息入れた。今日もいい天気だ。多少心配していた渡渉もひざ下程度の水流で、
必殺スノーシュー渡渉で難なく切り抜けた。
 北面の尾根にしては雪はまばらで緩み気味である。しかし雪のないところでも明瞭な踏み跡があ
り、スノーシューを履いたまま進む。雪がなくてもヒールリフターを立てて登れば登山靴よりもふ
くらはぎが楽かもしれない。

 標高が上がると雪も繋がってきた。1016m標高点あたりでは尾根も広がりを見せていい雰囲気だ。
一度伐採されているのだろう、尾根上には太い木はほとんどなく、若いブナ林が続いた。
振り返った後方にせり上がる山並みがどうしても同定できない。見慣れない角度からの山は知って
いるはずでも位置関係が判然としないのだ。
左側には姥ヶ岳の特徴のないやたら平べったい山稜が横たわっている。

[attachment=3]P1120672_1.JPG[/attachment]
 1174m手前の尾根に合流すると、「おおっ」と同時に感嘆の声が上がった。目の前にドーンと現
われたのは能郷白山だ。右に控える三角錐の磯倉と並んで、間近に見るその山体のボリュームに圧
倒される。ここからはその眺めを視界に入れながらの雪尾根漫歩である。
前方の木々に白く光るのは霧氷だろうか。近付いてみると、陽光に照らされた融け始めた霧氷が金
属音を立てながら、ハラハラと雪面に落ちて行く。なんとも言えない美しさだ。
 1174m付近からは杉谷山の名前とは裏腹に太いブナも目立ち始めた。そして広大な雪原の中のわ
ずかな高まりが杉谷山、美濃側では杉倉と呼ばれる山頂だった。

 5年前、白谷出合から能郷白山、磯倉と歩いてここに到達した時には一面のガスの中で何も見え
なかった。方向さえ定まらぬ状況で、恐らくここが山頂だろうとわずかな時間ザックを降ろしただ
けだった。今は雲ひとつない青空の下、ありったけの視界を欲しいままにしている。時間は早いが
昼メシにしよう。

 福井・岐阜の県境はこの杉谷山でUターンするように引かれている。厳密に言うと山頂は県境か
ら少し外れている。足元に落ちる緩く浅い谷だけが岐阜県というわけだ。
あの日はガスの中、越美国境稜線の分岐を確認した後ひたすら北に向かって登って行った。こんな
風になっていたのか。
 岐阜県の斜面に腰を降ろす。ふ~さんが不用意に雪の上に置いたペットボトルがするすると滑り
落ちてブナの根穴へ落ちた。「よかった~。」と拾いに行くが、穴の根元は深くて狭く、頭から突
っ込んでも届かない。とりあえずメシを食ってからにしようと一旦作業を中断した。
担ぎ上げたビールを急速冷却して乾杯。先週に続いて最高の天気の中、最高の一杯を楽しむ。

[attachment=2]P1120754_1.JPG[/attachment]
 食後、ペットボトル救出作戦を再開。ピッケルで雪穴を広げてやっとの思いで拾い上げることが
できた。かれこれ30分近くはこの作業に費やしたのではないだろうか。やれやれである。
 いよいよ待望の越美国境稜線へ踏み出した。5年前にガスの中で見たこの稜線に強く心惹かれた。
抜けるような青空の下、今その稜線を歩いている。
大きなブナが立ち並ぶその稜線は想像通り、いや、想像をはるかに凌ぐ素晴らしい雪の街道だった。
まさに喜色満面。「ええなあ~」「最高ですねえ」と何度口にしただろう。
どこを切り取っても絵になる風景の連続である。

 特に素晴らしいのは1167m標高点のあたりだ。幅広の尾根は微妙な起伏を描き、二重山稜風の尾
根に舟窪を配したような地形が連続した。そしてブナ林が切れた雪野原では見事なパノラマが展開
した。
能郷白山に始まり、磯倉、雷倉、花房、小津権現、天狗、黒津、五蛇池、蕎麦粒、烏帽子、高丸が
横一線に並ぶような風景はあまり見たことがない。三周から笹ヶ峰への越美国境。手前には不動、
千回沢。進むべき方向にはいよいよ近くなった若丸の巨体が冠山方面の展望を遮っている。
ここでメシにすればよかったと悔やむほどの展望地は、まさに杉谷・若丸劇場である。

[attachment=1]P1120766_1.JPG[/attachment]
 南側斜面には数メートルに及ぶ雪の壁が続いているのに、尾根芯では地肌が覗いているところも
あるのが面白い。
雪面に亀裂が入り始めているのを警戒しながら飯盛山へのジャンクションピークに立った。
飯盛山への尾根にはまだ大きな雪庇が残っている。
 少し先の1226mピークへ足を延ばせば若丸山が目の前に現われた。山頂に至る稜線はところどこ
ろヤセて完全にヤブが露出している。3年前少し苦労したことを思い出した。

[attachment=0]P1120793_1.JPG[/attachment]
 越美国境からの展望を目に焼き付けて下山にかかる。先週と違って長く緩い下山コースは時間を
食うのだ。件の雪庇に気を付けながら反対側斜面を体を斜めにして通過する。
飯盛山付近は国境稜線の展望地のようなうねりのある雪原が続くが、あれを見てしまうと物足りな
く思えてしまうのは贅沢というものだろう。
 進行方向に大きく聳える山々が、朝の登りで見た山だ。ここまで来てようやく部子山(へこさん)
と銀杏峰(げなんぽ)であることに気付いた。その右には荒島岳がわずかに顔を出し、奥には白山が
見える。私の雪山は常に白山の姿を探す山旅のようだ。

 この長い尾根の中間部はブナ林が続き、原始の香り漂う太いブナも多い。
ほどよく緩んだ雪にスノーシューをスライドさせながらハイピッチで進むが、なかなか標高を落と
さないのが難点である。
下部では植林混じりのヤセ尾根で半ヤブ漕ぎ状態になり、急坂では滑って七転八倒するなど、すべ
てが気持ち良くというわけにはいかないが、熊河の集落跡までまずまずの雪の繋がりで、問題なく
再び国道157号に下り立った。
 国道を歩いて行くと工事中のトンネル出口にブルが止まっていた。朝は雪に覆われていたここま
で除雪が進んでいる。この分なら来週は熊河まで車で入れるかもしれない。
 除雪された国道を山の恵みを戴きながら歩けばもう駐車地は近い。

                山日和
添付ファイル
P1226mから若丸山
P1226mから若丸山
P1120766_1.JPG
P1120754_1.JPG
P1120672_1.JPG
P1120594_1_1.JPG
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by ふ~さん »

山日和さん、おはようございます。
 前回、出口で雪の壁に阻まれた巣原トンネルの先まで除雪が進んでいた。この調子なら熊河(く
まのこ)集落跡まで入れるんじゃないかと甘い期待を膨らませたが、1.5キロほどで除雪は終わって
いた。
ここまで除雪してあれば上出来という所でしょうか。甘い期待に裏切られるというのは、山日和人生では千古不易の習わし。
20分ほどは短縮できたが長い雪の国道歩き。じっくり歩いて行こう。
焦らずゆっくり攻め上げましょう^^;
峠のお地蔵さんにはビールが供えられていた。ビールを忘れた時には借りて行くのもい
いだろう。但し、返しに来るのが大変だが。
『出世払い』という手もあります。
多少心配していた渡渉もひざ下程度の水流で、必殺スノーシュー渡渉で難なく切り抜けた。
水蜘蛛の術というわけにはいきませんでした。まだまだ修行中の身だなぁ。
 1174m手前の尾根に合流すると、「おおっ」と同時に感嘆の声が上がった。目の前にドーンと現
われたのは能郷白山だ。右に控える三角錐の磯倉と並んで、間近に見るその山体のボリュームに圧
倒される。
圧倒的な存在感!百名山候補にも関わらず洩れてしまったのが惜しまれる。言ってみれば私の人生も同じ。常に芸能界アイドルデビューあと一歩!という所で後続に先を越される。何とか還暦までには国民的アイドルにのしあがりたい。そのあかつきには握手イベントのチケットを無料でおわけしますぜ。
前方の木々に白く光るのは霧氷だろうか。近付いてみると、陽光に照らされた融け始めた霧氷が金
属音を立てながら、ハラハラと雪面に落ちて行く。なんとも言えない美しさだ。
気温が上がるとハラハラおちる。はかないから美しい。履かないのもエロくてよし。吐かないのもエチケット。掃かないのはマナー違反。(意味不明)
 1174m付近からは杉谷山の名前とは裏腹に太いブナも目立ち始めた。そして広大な雪原の中のわ
ずかな高まりが杉谷山、美濃側では杉倉と呼ばれる山頂だった。
杉ヶ谷の源流にあるから杉谷山ですね(^_-) 兎夢ちゃん、いつだったかの溯行はいかがでした?
 5年前、白谷出合から能郷白山、磯倉と歩いてここに到達した時には一面のガスの中で何も見え
なかった。方向さえ定まらぬ状況で、恐らくここが山頂だろうとわずかな時間ザックを降ろしただ
けだった。今は雲ひとつない青空の下、ありったけの視界を欲しいままにしている。時間は早いが
昼メシにしよう。
このところ晴れ男のタイトルを欲しいままにしてますなぁ。このラッキーをいつか社会に還元しましょう。
 岐阜県の斜面に腰を降ろす。ふ~さんが不用意に雪の上に置いたペットボトルがするすると滑り
落ちてブナの根穴へ落ちた。「よかった~。」と拾いに行くが、穴の根元は深くて狭く、頭から突
っ込んでも届かない。とりあえずメシを食ってからにしようと一旦作業を中断した。
これでかなりスタミナを消耗。低酸素の世界での苦役はしんどい。しかし、何が原因かと言えば、私以外の何者でもない・・・というのがぐやじい~!
 いよいよ待望の越美国境稜線へ踏み出した。5年前にガスの中で見たこの稜線に強く心惹かれた。
抜けるような青空の下、今その稜線を歩いている。
大きなブナが立ち並ぶその稜線は想像通り、いや、想像をはるかに凌ぐ素晴らしい雪の街道だった。
まさに喜色満面。「ええなあ~」「最高ですねえ」と何度口にしただろう。
どこを切り取っても絵になる風景の連続である。
何をどう賛美しても言葉が上滑りしそうな大迫力の光景。山日和さんが常々強調しているように(ほんまか?)、「いい山・いい女」はどこか共通点がありますね。
特に素晴らしいのは1167m標高点のあたりだ。幅広の尾根は微妙な起伏を描き、二重山稜風の尾
根に舟窪を配したような地形が連続した。そしてブナ林が切れた雪野原では見事なパノラマが展開
した。
あの景色が脳裏に甦るたび、ハイな気分です。これじゃ日常生活(性活か?)が送れなくなってしまう。
能郷白山に始まり、磯倉、雷倉、花房、小津権現、天狗、黒津、五蛇池、蕎麦粒、烏帽子、高丸が
横一線に並ぶような風景はあまり見たことがない。三周から笹ヶ峰への越美国境。手前には不動、
千回沢。進むべき方向にはいよいよ近くなった若丸の巨体が冠山方面の展望を遮っている。
ここでメシにすればよかったと悔やむほどの展望地は、まさに杉谷・若丸劇場である。
おお、これだけ美辞を並べ立てられた日にゃ、もはや廃人同様です。
雪面に亀裂が入り始めているのを警戒しながら飯盛山へのジャンクションピークに立った。
飯盛山への尾根にはまだ大きな雪庇が残っている。
 少し先の1226mピークへ足を延ばせば若丸山が目の前に現われた。
「若っ!しばらくお待ちを!」という気分?沢からだけでなく、残雪踏んで登らせていただきやす。いつかきっと。
 進行方向に大きく聳える山々が、朝の登りで見た山だ。ここまで来てようやく部子山(へこさん)
と銀杏峰(げなんぽ)であることに気付いた。その右には荒島岳がわずかに顔を出し、奥には白山が
見える。私の雪山は常に白山の姿を探す山旅のようだ。
白山に部子山、銀杏峰、荒島・・・と、これが今回の山行の最後のお楽しみでした。
 国道を歩いて行くと工事中のトンネル出口にブルが止まっていた。朝は雪に覆われていたここま
で除雪が進んでいる。この分なら来週は熊河まで車で入れるかもしれない。
 除雪された国道を山の恵みを戴きながら歩けばもう駐車地は近い。
春の到来を喜びつつ、それでもまだまだ残雪の季節を楽しみたいという齟齬する気持ちで一杯の4月なり。

 ふ~さん               
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by biwaco »

こんばんは。
またまた、ふ~日和コンビで、ひとの行かない山巡りでしたか~(^^)/

できないと諦めていたことが、ひょんなきっかけから頭をもたげてくることがある。
越前さんが始めた越美国境稜線踏破。昔から思い描きながらもその困難さは、特に地の利のない
大阪の登山者にとっては気の遠くなるような道のりだった。
完全踏破は無理かもしれないが、少しずつでも繋いで行こう。再びそう思わせてくれたのは越前さ
んのおかげだ。継ぎはぎだらけでも歩いてみよう。


負うた赤子に教えられ、人の振り見てわが振り直せ…って訳ですか。
それとも付和雷同?
私はけっしてマネしませんから、ご安心を~(^_-)

【コース】巣原トンネル先駐車地6:40---7:20熊河---8:35杉ヶ谷出合8:53---11:08杉谷山12:48---
     14:18 1226mJP 14:43---15:14飯盛山---16:45熊河---17:39駐車地

 この季節の越美国境へのアプローチは除雪の進行状況に大きく左右される。広野ダム付近と違い、
人の常住する集落から遠く離れた登山口へ到達すること自体が非常に困難なのだ。
今年の状況はどうか。3年前の4月初めは巣原トンネルまで入ることができた。最低限そこまで入れ
れば良しとしよう。それでも登山開始までには2時間ばかりの国道歩きが必要だ。


林道ならぬ国道歩き2時間でやっと登山口ですか(@_@;) 
この国道、5月になっても開通しない年もありますからねえ。好き者は歩くしかない。

 3年前もある意味感動したのだが、広い完全2車線の国道に1m以上の雪がベッタリと積もり、どこ
までも続いているという光景は新鮮だ。ふ~さんも初めて見る景色に満更でもなさそうである。


今度はスノーモービルでも積んで行って下さい。

 峠のお地蔵さんにはビールが供えられていた。ビールを忘れた時には借りて行くのもい
いだろう。但し、返しに来るのが大変だが。


ビールBOXってあったらうれしいのにねえ。ご自由にどうぞ~♪とか。
霊仙の榑ヶ畑の登り口にビールやドリンクが冷やしてあるプールがあったけど、今もあるんかな?

 国道157号がクランクして温見川を渡るところで国道と別れる。右から入る杉ヶ谷と本流の間の
尾根が目的のルートである。
出合の広い河原でひと息入れた。今日もいい天気だ。多少心配していた渡渉もひざ下程度の水流で、
必殺スノーシュー渡渉で難なく切り抜けた。


渡渉は杉ヶ谷ですね。

 標高が上がると雪も繋がってきた。1016m標高点あたりでは尾根も広がりを見せていい雰囲気だ。
一度伐採されているのだろう、尾根上には太い木はほとんどなく、若いブナ林が続いた。
振り返った後方にせり上がる山並みがどうしても同定できない。見慣れない角度からの山は知って
いるはずでも位置関係が判然としないのだ。
左側には姥ヶ岳の特徴のないやたら平べったい山稜が横たわっている。


銀杏峰や部子山では?

 1174m手前の尾根に合流すると、「おおっ」と同時に感嘆の声が上がった。目の前にドーンと現
われたのは能郷白山だ。右に控える三角錐の磯倉と並んで、間近に見るその山体のボリュームに圧
倒される。ここからはその眺めを視界に入れながらの雪尾根漫歩である。


白谷を挟んだまん前ですもんね~。
いいなあ、いいなあ~(^^)/

 1174m付近からは杉谷山の名前とは裏腹に太いブナも目立ち始めた。そして広大な雪原の中のわ
ずかな高まりが杉谷山、美濃側では杉倉と呼ばれる山頂だった。


三角点のこのピーク、なんていう名前か気になってました。

 福井・岐阜の県境はこの杉谷山でUターンするように引かれている。厳密に言うと山頂は県境か
ら少し外れている。足元に落ちる緩く浅い谷だけが岐阜県というわけだ。
あの日はガスの中、越美国境稜線の分岐を確認した後ひたすら北に向かって登って行った。こんな
風になっていたのか。


三角点を避けるように逆Uターンしてますね。なんだか東シナ海の領土権争いみたい…(-。-)y-゜゜゜

 岐阜県の斜面に腰を降ろす。ふ~さんが不用意に雪の上に置いたペットボトルがするすると滑り
落ちてブナの根穴へ落ちた。「よかった~。」と拾いに行くが、穴の根元は深くて狭く、頭から突
っ込んでも届かない。とりあえずメシを食ってからにしようと一旦作業を中断した。
担ぎ上げたビールを急速冷却して乾杯。先週に続いて最高の天気の中、最高の一杯を楽しむ。


あっはっは(^^)/ おなじこと金糞岳でやりました。こんな時は焦ってはことを仕損じる。ヘタしたらどんどん下へ滑り落ちて万事休すですもんね。さてどうなったん?

 食後、ペットボトル救出作戦を再開。ピッケルで雪穴を広げてやっとの思いで拾い上げることが
できた。かれこれ30分近くはこの作業に費やしたのではないだろうか。やれやれである。


とにかくおめでとうさん。いや、おめでたいのはふ~さんか? 
で、そんなに大切なもんが入ってたの、そのペットボトル…。

 いよいよ待望の越美国境稜線へ踏み出した。5年前にガスの中で見たこの稜線に強く心惹かれた。
抜けるような青空の下、今その稜線を歩いている。
大きなブナが立ち並ぶその稜線は想像通り、いや、想像をはるかに凌ぐ素晴らしい雪の街道だった。
まさに喜色満面。「ええなあ~」「最高ですねえ」と何度口にしただろう。
どこを切り取っても絵になる風景の連続である。


 特に素晴らしいのは1167m標高点のあたりだ。幅広の尾根は微妙な起伏を描き、二重山稜風の尾
根に舟窪を配したような地形が連続した。そしてブナ林が切れた雪野原では見事なパノラマが展開
した。
能郷白山に始まり、磯倉、雷倉、花房、小津権現、天狗、黒津、五蛇池、蕎麦粒、烏帽子、高丸が
横一線に並ぶような風景はあまり見たことがない。三周から笹ヶ峰への越美国境。手前には不動、
千回沢。進むべき方向にはいよいよ近くなった若丸の巨体が冠山方面の展望を遮っている。
ここでメシにすればよかったと悔やむほどの展望地は、まさに杉谷・若丸劇場である。


もう、裏山椎の木過ぎてレスの言葉が出てきませんです。省略! といいながらレスしてる。(~o~)

雪面に亀裂が入り始めているのを警戒しながら飯盛山へのジャンクションピークに立った。
飯盛山への尾根にはまだ大きな雪庇が残っている。
 少し先の1226mピークへ足を延ばせば若丸山が目の前に現われた。山頂に至る稜線はところどこ
ろヤセて完全にヤブが露出している。3年前少し苦労したことを思い出した。


若丸山も憬れの山。そんなんばっかりだ。(>_<)

 進行方向に大きく聳える山々が、朝の登りで見た山だ。ここまで来てようやく部子山(へこさん)
と銀杏峰(げなんぽ)であることに気付いた。その右には荒島岳がわずかに顔を出し、奥には白山が
見える。私の雪山は常に白山の姿を探す山旅のようだ。


やっぱり! 当たった!(^^)! 

 この長い尾根の中間部はブナ林が続き、原始の香り漂う太いブナも多い。
ほどよく緩んだ雪にスノーシューをスライドさせながらハイピッチで進むが、なかなか標高を落と
さないのが難点である。
下部では植林混じりのヤセ尾根で半ヤブ漕ぎ状態になり、急坂では滑って七転八倒するなど、すべ
てが気持ち良くというわけにはいかないが、熊河の集落跡までまずまずの雪の繋がりで、問題なく
再び国道157号に下り立った。


途中から熊河川の林道に降り立つってのは選択肢にはないんでしょうか?

 国道を歩いて行くと工事中のトンネル出口にブルが止まっていた。朝は雪に覆われていたここま
で除雪が進んでいる。この分なら来週は熊河まで車で入れるかもしれない。
 除雪された国道を山の恵みを戴きながら歩けばもう駐車地は近い。


いいこと聞いた! 前言取り消しで、マネするかも(^_-)
お二人を師と仰ぐ老輩の徘徊癖ですゆえ、お許しを~♪

                ~biwaco
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by 山日和 »

ふ~さん、お疲れ。

ここまで除雪してあれば上出来という所でしょうか。甘い期待に裏切られるというのは、山日和人生では千古不易の習わし。

予定通りと言うより予想以上でした。十分です。

>20分ほどは短縮できたが長い雪の国道歩き。じっくり歩いて行こう。
焦らずゆっくり攻め上げましょう^^;


車で走り過ぎてはわからない風景を眺めながら歩くのは退屈しませんね。

『出世払い』という手もあります。

ふ~さんには無理です。 :mrgreen:

[attachment=3]P1120599_1.JPG[/attachment]
水蜘蛛の術というわけにはいきませんでした。まだまだ修行中の身だなぁ。

S林さんに教えてもらわなくては。(^^ゞ

圧倒的な存在感!百名山候補にも関わらず洩れてしまったのが惜しまれる。言ってみれば私の人生も同じ。常に芸能界アイドルデビューあと一歩!という所で後続に先を越される。何とか還暦までには国民的アイドルにのしあがりたい。そのあかつきには握手イベントのチケットを無料でおわけしますぜ。

いやいや、百名山なんてどうでもいいじゃないですか。 :lol:
ふ~さんの場合アイドルはアイドルでも「idel」の方じゃないの?国民的役立たずだったりして。 :mrgreen:

気温が上がるとハラハラおちる。はかないから美しい。履かないのもエロくてよし。吐かないのもエチケット。掃かないのはマナー違反。(意味不明)

昔、「お墓のない人生をはかない人生」と言いますって、墓石会社のCMがありました。(意味不明)

[attachment=2]P1120705_1.JPG[/attachment]
このところ晴れ男のタイトルを欲しいままにしてますなぁ。このラッキーをいつか社会に還元しましょう。

そのうちツケが回ってきそうで恐い・・・
連勝はいつか止まるもんです。

これでかなりスタミナを消耗。低酸素の世界での苦役はしんどい。しかし、何が原因かと言えば、私以外の何者でもない・・・というのがぐやじい~!

まあ、生産性のない会話の連続に続いて、まったく生産性のない作業に力を使いましたねえ。


何をどう賛美しても言葉が上滑りしそうな大迫力の光景。山日和さんが常々強調しているように(ほんまか?)、「いい山・いい女」はどこか共通点がありますね。

こういう時は黙ってほほ笑むのが一番です。

あの景色が脳裏に甦るたび、ハイな気分です。これじゃ日常生活(性活か?)が送れなくなってしまう。

はいはい。

[attachment=1]P1120755_1.JPG[/attachment]
おお、これだけ美辞を並べ立てられた日にゃ、もはや廃人同様です。

はいはい。

「若っ!しばらくお待ちを!」という気分?沢からだけでなく、残雪踏んで登らせていただきやす。いつかきっと。

雪の若丸はいいよ~。厳冬期は難しいけど。

白山に部子山、銀杏峰、荒島・・・と、これが今回の山行の最後のお楽しみでした。

最後まで展望をプレゼントしてくれましたね。

[attachment=0]P1120813_1.JPG[/attachment]
春の到来を喜びつつ、それでもまだまだ残雪の季節を楽しみたいという齟齬する気持ちで一杯の4月なり。

雪はまだこれからでっせ。でもなんとなく雪融けが早そうな今シーズンですねえ。

              山日和
添付ファイル
P1120813_1.JPG
P1120755_1.JPG
P1120705_1.JPG
P1120599_1.JPG
越前
記事: 217
登録日時: 2012年5月16日(水) 15:43

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by 越前 »

山日和さん、今晩は。

 できないと諦めていたことが、ひょんなきっかけから頭をもたげてくることがある。
越前さんが始めた越美国境稜線踏破。昔から思い描きながらもその困難さは、特に地の利のない
大阪の登山者にとっては気の遠くなるような道のりだった。
完全踏破は無理かもしれないが、少しずつでも繋いで行こう。再びそう思わせてくれたのは越前さ
んのおかげだ。継ぎはぎだらけでも歩いてみよう。

卵が先か鶏が先かというハナシになるかもしれませんが・・・
私の方にしても、始める前からあきらめてた越美国境をヤッてみようと踏ん切りがついたのは、山日和さんを初めとした「やぶこぎ」との出会いがあってこそなんです。
単独山ヤの狭い視野でヤッてましたので、装備やルート・気構えから状況判断までたくさんのコトを教えていただいて、こんな大それたコトに立ち向うことができたのです。

越美国境継ぎはぎの、ほころび部分があとどれくらい残っているのか、非常に気になります。(^^ゞ
「国境落ち穂拾い」のタイトルからすると、メインの収穫は完了していて細かい落ち穂が散らばっている・・・というイメージでしょうか?

  この季節の越美国境へのアプローチは除雪の進行状況に大きく左右される。広野ダム付近と違い、
人の常住する集落から遠く離れた登山口へ到達すること自体が非常に困難なのだ。
今年の状況はどうか。3年前の4月初めは巣原トンネルまで入ることができた。最低限そこまで入れ
れば良しとしよう。それでも登山開始までには2時間ばかりの国道歩きが必要だ。

私は大野市街の桜が満開の頃に能郷白山-杉谷山の周回をしましたが、その年はかなり寡雪の年でした。
温見集落まで雪はほとんどなく、温見峠の登りにさしかかると雪が出てきてしばらく進んだカーブの途中で除雪は終わっていました。

出合の広い河原でひと息入れた。今日もいい天気だ。多少心配していた渡渉もひざ下程度の水流で、
必殺スノーシュー渡渉で難なく切り抜けた。 

防水対策は例のオーバーシューズですか?

振り返った後方にせり上がる山並みがどうしても同定できない。見慣れない角度からの山は知って
いるはずでも位置関係が判然としないのだ 

へ~、歩く山座同定マシンと呼ばれる人でもそうなんですか。ちょっと安心。(^^ゞ

 前方の木々に白く光るのは霧氷だろうか。近付いてみると、陽光に照らされた融け始めた霧氷が金
属音を立てながら、ハラハラと雪面に落ちて行く。なんとも言えない美しさだ

おそらく今季最後の美しさを楽しまれましたね。

 1174m付近からは杉谷山の名前とは裏腹に太いブナも目立ち始めた。そして広大な雪原の中のわ
ずかな高まりが杉谷山、美濃側では杉倉と呼ばれる山頂だった。

私のこのルート攻略は、昨年に兎夢さんがここまで登られた沢を利用しようと思っています。

 担ぎ上げたビールを急速冷却して乾杯。先週に続いて最高の天気の中、最高の一杯を楽しむ。
なんか今年の山日和さんの雪山は、連戦連勝で晴れみたいですね。

いよいよ待望の越美国境稜線へ踏み出した。5年前にガスの中で見たこの稜線に強く心惹かれた。
抜けるような青空の下、今その稜線を歩いている。
大きなブナが立ち並ぶその稜線は想像通り、いや、想像をはるかに凌ぐ素晴らしい雪の街道だった。
まさに喜色満面。「ええなあ~」「最高ですねえ」と何度口にしただろう。
どこを切り取っても絵になる風景の連続である。 

単独の私もです、こんな風景に出会うと何度と無く「いいな~」を連発してますね。
そして「雪の街道」。
残雪期限定の雲上の高速道路、神が作りたもうた道ですね。

 能郷白山に始まり、磯倉、雷倉、花房、小津権現、天狗、黒津、五蛇池、蕎麦粒、烏帽子、高丸が
横一線に並ぶような風景はあまり見たことがない。三周から笹ヶ峰への越美国境。手前には不動、
千回沢。進むべき方向にはいよいよ近くなった若丸の巨体が冠山方面の展望を遮っている。
ここでメシにすればよかったと悔やむほどの展望地は、まさに杉谷・若丸劇場である。

ヤブの時期だとこの劇場は営業してませんかね?

 少し先の1226mピークへ足を延ばせば若丸山が目の前に現われた。山頂に至る稜線はところどこ
ろヤセて完全にヤブが露出している。3年前少し苦労したことを思い出した。

うへっ。やっば残雪期にしとこうかしら・・・。

 進行方向に大きく聳える山々が、朝の登りで見た山だ。ここまで来てようやく部子山(へこさん)
と銀杏峰(げなんぽ)であることに気付いた。その右には荒島岳がわずかに顔を出し、奥には白山が
見える。私の雪山は常に白山の姿を探す山旅のようだ。

私も、気がつくと目が勝手に白山を探してます。

 下部では植林混じりのヤセ尾根で半ヤブ漕ぎ状態になり、急坂では滑って七転八倒するなど、すべ
てが気持ち良くというわけにはいかないが、熊河の集落跡までまずまずの雪の繋がりで、問題なく再び国道157号に下り立った。

山行の最後の最後で減点となっちゃいましたが、満足感には影響ナシと見えました。
ご苦労様でした。次の落ち穂拾いはどこでしょうか?
私の残り区間です。青が未踏<br />私は「中央分水嶺」を踏破条件にいれてありますので石徹白エリアがすっぽりと抜け落ちています。次は教えていただいた黒坊稜を考えています。
私の残り区間です。青が未踏
私は「中央分水嶺」を踏破条件にいれてありますので石徹白エリアがすっぽりと抜け落ちています。次は教えていただいた黒坊稜を考えています。
越前
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by 山日和 »

biwacoさん、どうもです。

またまた、ふ~日和コンビで、ひとの行かない山巡りでしたか~(^^)/

3月は5回目の山でしたが、山の中で会ったのは三周の一人だけでした。(^^ゞ

負うた赤子に教えられ、人の振り見てわが振り直せ…って訳ですか。
それとも付和雷同?
私はけっしてマネしませんから、ご安心を~(^_-)


ずーーーっと前から思いを寄せていた稜線です。
でも難しいんですよね~。

林道ならぬ国道歩き2時間でやっと登山口ですか(@_@;) 
この国道、5月になっても開通しない年もありますからねえ。好き者は歩くしかない。


雪の国道歩きもオツなものですよ。私は嫌いじゃないですね。
 
[attachment=3]P1120589_1.JPG[/attachment]
今度はスノーモービルでも積んで行って下さい。

DOS(電動折りたたみスノーモービル)があればいいんですけどね~。 :mrgreen:

ビールBOXってあったらうれしいのにねえ。ご自由にどうぞ~♪とか。
霊仙の榑ヶ畑の登り口にビールやドリンクが冷やしてあるプールがあったけど、今もあるんかな?


お代は横の箱にって?(^^♪
「かなや」ですね。まだ営業してるのかな? 

渡渉は杉ヶ谷ですね。

さようです。

[attachment=2]P1120615_1.JPG[/attachment]
白谷を挟んだまん前ですもんね~。
いいなあ、いいなあ~(^^)/


さすが能郷白山って感じでした。

三角点のこのピーク、なんていう名前か気になってました。

三角点名「杉谷」です。
 
三角点を避けるように逆Uターンしてますね。なんだか東シナ海の領土権争いみたい…(-。-)y-゜゜゜

三角点を避けるならなんであんなカーブしてるんでしょうねえ。稜線通しにまっすぐでもいいと思うけど。

あっはっは(^^)/ おなじこと金糞岳でやりました。こんな時は焦ってはことを仕損じる。ヘタしたらどんどん下へ滑り落ちて万事休すですもんね。さてどうなったん?

根穴にスッポリ入った時は「よかった~」と笑ってましたが・・・
 
[attachment=1]P1120708_1.JPG[/attachment]
とにかくおめでとうさん。いや、おめでたいのはふ~さんか? 
で、そんなに大切なもんが入ってたの、そのペットボトル…。


労多くして、ただのお茶でした。(^_^;)

もう、裏山椎の木過ぎてレスの言葉が出てきませんです。省略! といいながらレスしてる。(~o~)

読む人によだれを流させるのが山日和流です。

若丸山も憬れの山。そんなんばっかりだ。(>_<)

なかなか遠い山です。3年前はもっと手前の除雪終了点から片道13キロありました。

[attachment=0]P1120795_1.JPG[/attachment]
やっぱり! 当たった!(^^)!

ご名答!! なにも出ませんけど。(^^ゞ 

途中から熊河川の林道に降り立つってのは選択肢にはないんでしょうか?

尾根歩いてる方が楽しいですよ。無雪期ならわかりませんが。

いいこと聞いた! 前言取り消しで、マネするかも(^_-)
お二人を師と仰ぐ老輩の徘徊癖ですゆえ、お許しを~♪


悪いこと教えちゃった!!
人と遭うことは期待できませんから慎重にね。

                山日和 
添付ファイル
P1120795_1.JPG
何をする人ぞ
何をする人ぞ
P1120615_1.JPG
P1120589_1.JPG
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by biwaco »

たまらず横レスゴメンナサイ。
ヒマ人にはピッタリの動画鑑賞させていただきました。!(^^)!

これでかなりスタミナを消耗。低酸素の世界での苦役はしんどい。しかし、何が原因かと言えば、私以外の何者でもない・・・というのがぐやじい~!
まあ、生産性のない会話の連続に続いて、まったく生産性のない作業に力を使いましたねえ。


「なんのビデオやろ?」って、撮ってる本人のナレーションですけど、決まってマンガな。
シベリア油田発掘ボランティアの涙ぐましい穴掘り作業ですね。
ああ、こうやって大切な資源?が大衆の元へ届けられるんだ! 感謝、感謝~(^_-)

それにしても最後のシーンは、どう見ても「西の覗き」やね。
「妻子を大切にするかー!」「酒はやめるかー!」「ヘンタイ山行はしないかー!」
反省の返事がなかったら手、放してください。

                 ~biwaco
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by 山日和 »

越前さん、どうもです。

卵が先か鶏が先かというハナシになるかもしれませんが・・・
私の方にしても、始める前からあきらめてた越美国境をヤッてみようと踏ん切りがついたのは、山日和さんを初めとした「やぶこぎ」との出会いがあってこそなんです。
単独山ヤの狭い視野でヤッてましたので、装備やルート・気構えから状況判断までたくさんのコトを教えていただいて、こんな大それたコトに立ち向うことができたのです。


福井県民でも岐阜県民でもない私がなぜこれほどまでに越美国境に惹かれるのか?
私にもわかりませんが、この稜線に立った時に感じる「思い」は他では得られないものです。
大事なのは「きっかけ」ですよね。(^^)

[attachment=2]IMGP6394_1.JPG[/attachment]
越美国境継ぎはぎの、ほころび部分があとどれくらい残っているのか、非常に気になります。(^^ゞ
「国境落ち穂拾い」のタイトルからすると、メインの収穫は完了していて細かい落ち穂が散らばっている・・・というイメージでしょうか?


いやあ、足元を見たら落ち穂で足が埋もれてるという感じです。(^_^;)
越前さんとあまり変わらないかな。

私は大野市街の桜が満開の頃に能郷白山-杉谷山の周回をしましたが、その年はかなり寡雪の年でした。
温見集落まで雪はほとんどなく、温見峠の登りにさしかかると雪が出てきてしばらく進んだカーブの途中で除雪は終わっていました。


何年頃でしょう?私は2008年でしたが、その時も白谷出合から1491mへの尾根の途中から見ると、峠への登りの途中で除雪が
終わっているようでした。


防水対策は例のオーバーシューズですか?


いや、何もなしです。あの程度の水量と川幅ならスノーシューのベルトでスパッツが固定されて浸水せずに済みました。

へ~、歩く山座同定マシンと呼ばれる人でもそうなんですか。ちょっと安心。(^^ゞ

この日は地図を車の中に忘れたせいもあり・・・
ちょっと考えたらすぐにわかるんですけどね。(^^ゞ


[attachment=1]P1120682_1.JPG[/attachment]
おそらく今季最後の美しさを楽しまれましたね。

そうでしょうねえ。 :lol:

私のこのルート攻略は、昨年に兎夢さんがここまで登られた沢を利用しようと思っています。

ってことは、稜線はヤブ漕ぎ?

なんか今年の山日和さんの雪山は、連戦連勝で晴れみたいですね。

去年と違ってついてました。 :lol:

単独の私もです、こんな風景に出会うと何度と無く「いいな~」を連発してますね。
そして「雪の街道」。
残雪期限定の雲上の高速道路、神が作りたもうた道ですね。


まさにその通りですね。「至福の時」は「雌伏」の後にやってきます。

>ここでメシにすればよかったと悔やむほどの展望地は、まさに杉谷・若丸劇場である。
ヤブの時期だとこの劇場は営業してませんかね?


営業はしてるでしょうけど、「金返せ~」と叫ぶかも。 :mrgreen:

うへっ。やっば残雪期にしとこうかしら・・・。

それが堅いと思いますが。

[attachment=0]R0014119_1.JPG[/attachment]
私も、気がつくと目が勝手に白山を探してます。

越前さんもですか!!

山行の最後の最後で減点となっちゃいましたが、満足感には影響ナシと見えました。
ご苦労様でした。次の落ち穂拾いはどこでしょうか?


その通りです。減点と言ってもほとんど大勢に影響のない程度です。
次は・・・・もう雪がないしなあ・・・ :oops:

            山日和
添付ファイル
3年前の若丸山頂
3年前の若丸山頂
部子山と銀杏峰
部子山と銀杏峰
IMGP6394_1.JPG
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by 山日和 »

biwacoさん、どうもです。

それにしても最後のシーンは、どう見ても「西の覗き」やね。
「妻子を大切にするかー!」「酒はやめるかー!」「ヘンタイ山行はしないかー!」
反省の返事がなかったら手、放してください。


山上ヶ岳でも話してました。
「下ネタやめるか~」
「無理です~」(^^)/

            山日和              

P1110458_1.JPG
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by たんぽぽ »

山日和さん、こんばんは。

おやおや、国境落ち穂拾いとは越前さんに火をつけられちゃいましたね。

完全踏破は無理かもしれないが、少しずつでも繋いで行こう。再びそう思わせてくれたのは越前さ
んのおかげだ。継ぎはぎだらけでも歩いてみよう。

山日和さんなら直に実線が引けますよ~

今年の状況はどうか。3年前の4月初めは巣原トンネルまで入ることができた。最低限そこまで入れ
れば良しとしよう。それでも登山開始までには2時間ばかりの国道歩きが必要だ。

国道歩きだけで気が滅入りますが・・・

 すぐにスノーシューを装着。ビシビシの締まり雪を想像していたが、さほどでもなかった。
この時期なら朝はカチンコでしょうが、この日は気温が下がらなかったのでしょう。
飛騨でも朝からグサグサの雪でした。

峠のお地蔵さんにはビールが供えられていた。ビールを忘れた時には借りて行くのもい
いだろう。但し、返しに来るのが大変だが。

麦酒地蔵尊ですか・・・各所にあるといいなあ。

 北面の尾根にしては雪はまばらで緩み気味である。
案の定、今年は雪が少ないです・・・

 1174m手前の尾根に合流すると、「おおっ」と同時に感嘆の声が上がった。目の前にドーンと現
われたのは能郷白山だ。右に控える三角錐の磯倉と並んで、間近に見るその山体のボリュームに圧
倒される。

この至近距離から仰げば巨大ですよね。

 食後、ペットボトル救出作戦を再開。ピッケルで雪穴を広げてやっとの思いで拾い上げることが
できた。かれこれ30分近くはこの作業に費やしたのではないだろうか。やれやれである。

ムービーは肝心なところで終わってますね。
さてF氏は逆さ吊りにされたのか、尻を蹴飛ばされたのか!

下部では植林混じりのヤセ尾根で半ヤブ漕ぎ状態になり、急坂では滑って七転八倒するなど、すべ
てが気持ち良くというわけにはいかないが、熊河の集落跡までまずまずの雪の繋がりで、問題なく
再び国道157号に下り立った。

なるほど七転八倒の苦しみで下ったんですね。
たんぽぽも久々の歩きで、下りは七転び八起き状態。
ところで、世界一有名な書物には“正しき者は七たび倒れても、また起きあがる”とあります。
おおっ、神はぽぽんたを正しき者とされたなり!

 除雪された国道を山の恵みを戴きながら歩けばもう駐車地は近い。
春の香りを嗅ぎながらの下山、いいですね。
お疲れさま!!
昨年4月8日の画像です、残雪量が全然ちがうでしょ?
昨年4月8日の画像です、残雪量が全然ちがうでしょ?
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by 山日和 »

たんぽぽさん、どうもです。

おやおや、国境落ち穂拾いとは越前さんに火をつけられちゃいましたね。

light my fireですわ。 :mrgreen:

山日和さんなら直に実線が引けますよ~

いやいや、越美国境稜線は甘くないです。特に真ん中あたりは・・・

国道歩きだけで気が滅入りますが・・・

舗装路歩きならやる気も起こりませんが、アイスモナカのように積もった雪の国道はなかなかオツなものですよ。(^^ゞ

[attachment=2]P1120590_1.JPG[/attachment]
この時期なら朝はカチンコでしょうが、この日は気温が下がらなかったのでしょう。
飛騨でも朝からグサグサの雪でした。


意外でした。3年前はカチカチでスノーシューなんてまったく必要なかったですが。
たんぽぽさんは栗ちゃんだったんですか? :D

麦酒地蔵尊ですか・・・各所にあるといいなあ。

こんなのがあると助かりますよねえ。

案の定、今年は雪が少ないです・・・

でもかのスーパードクターは、「今年は雪が多い」とおっしゃってますねえ。毎年聞いてるような気もしますが。

[attachment=1]P1120659_1.JPG[/attachment]
この至近距離から仰げば巨大ですよね。

圧倒的でした。

ムービーは肝心なところで終わってますね。
さてF氏は逆さ吊りにされたのか、尻を蹴飛ばされたのか!


足を引っ張ってくれと頼まれたので撮影中止に至りました。 :mrgreen:

たんぽぽも久々の歩きで、下りは七転び八起き状態。
ところで、世界一有名な書物には“正しき者は七たび倒れても、また起きあがる”とあります。
おおっ、神はぽぽんたを正しき者とされたなり!


なるほど、同じ7回転んでも結果が違うわけですね。
でも七転八倒でもその都度起きてるわけだし。(起きなければ倒れっぱなしで次に転べません)
あっ、倒れる回数が1回多いのか!!

[attachment=0]パノラマ 5_1_1.JPG[/attachment]
春の香りを嗅ぎながらの下山、いいですね。
お疲れさま!!


これはたんぽぽさんも得意技でしょう。 :D

                山日和
添付ファイル
パノラマ 5_1_1.JPG
枯れてなければ凄い巨木
枯れてなければ凄い巨木
P1120590_1.JPG
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

山日和さん こんばんは

亀屋萬年堂の洞吹でおます。
略して「かめまんねんのどうすい」
固いセンベイでも噛めまんねん。

 この季節の越美国境へのアプローチは除雪の進行状況に大きく左右される。
 広野ダム付近と違い、人の常住する集落から遠く離れた登山口へ到達すること自体が非常に困難なのだ。
 今年の状況はどうか。3年前の4月初めは巣原トンネルまで入ることができた。
 最低限そこまで入れれば良しとしよう。それでも登山開始までには2時間ばかりの国道歩きが必要だ。


土曜だけの日帰りの前夜発で、大阪からはるばる福井、大野とぐる~っと回って行って、
どこまで入れるか出たとこ勝負っていうのも、やってみるには辛いものがありますね。

 すぐにスノーシューを装着。ビシビシの締まり雪を想像していたが、さほどでもなかった。
 20分ほどは短縮できたが長い雪の国道歩き。じっくり歩いて行こう。


けっこう距離がありますね。

 峠のお地蔵さんにはビールが供えられていた。
 ビールを忘れた時には借りて行くのもいいだろう。但し、返しに来るのが大変だが。


返しにこなくていいから、お賽銭を500円ほど入れといてね。

 1174m手前の尾根に合流すると、「おおっ」と同時に感嘆の声が上がった。
 目の前にドーンと現われたのは能郷白山だ。
 右に控える三角錐の磯倉と並んで、間近に見るその山体のボリュームに圧倒される。
 ここからはその眺めを視界に入れながらの雪尾根漫歩である。


ええ感じですね。

 今は雲ひとつない青空の下、ありったけの視界を欲しいままにしている。
 時間は早いが昼メシにしよう。


もう昼メシですか。
いつもなかなかランチタイムにならない山日和さんにしては、
ちょっと唐突な感じがしますけど。

 福井・岐阜の県境はこの杉谷山でUターンするように引かれている。
 厳密に言うと山頂は県境から少し外れている。足元に落ちる緩く浅い谷だけが岐阜県というわけだ


昔、岐阜の地主が頑固者で、絶対に首をタテに振らなかったので、こうなりました。

 岐阜県の斜面に腰を降ろす。
 ふ~さんが不用意に雪の上に置いたペットボトルがするすると滑り落ちてブナの根穴へ落ちた。
 「よかった~。」と拾いに行くが、穴の根元は深くて狭く、頭から突っ込んでも届かない。
 食後、ペットボトル救出作戦を再開。
 ピッケルで雪穴を広げてやっとの思いで拾い上げることができた。
 かれこれ30分近くはこの作業に費やしたのではないだろうか。やれやれである。


動画を見ると、もうイヤイヤやってますね。
「なんで、こんなとこまで来て、こんなことせないかんのや。ブツブツブツ……」

 大きなブナが立ち並ぶその稜線は想像通り、いや、想像をはるかに凌ぐ素晴らしい雪の街道だった。
 まさに喜色満面。「ええなあ~」「最高ですねえ」と何度口にしただろう。
 どこを切り取っても絵になる風景の連続である。
 特に素晴らしいのは1167m標高点のあたりだ。
 幅広の尾根は微妙な起伏を描き、二重山稜風の尾根に舟窪を配したような地形が連続した。
 そしてブナ林が切れた雪野原では見事なパノラマが展開した。


地形図を見ながら想像してます。
ほんとにええ感じ。

 能郷白山に始まり、磯倉、雷倉、花房、小津権現、天狗、黒津、五蛇池、蕎麦粒、烏帽子、高丸が
 横一線に並ぶような風景はあまり見たことがない。三周から笹ヶ峰への越美国境。手前には不動、
 千回沢。進むべき方向にはいよいよ近くなった若丸の巨体が冠山方面の展望を遮っている。
 ここでメシにすればよかったと悔やむほどの展望地は、まさに杉谷・若丸劇場である。


どこでメシ食ってるんですか。
ここでしょ!

 この長い尾根の中間部はブナ林が続き、原始の香り漂う太いブナも多い。
 ほどよく緩んだ雪にスノーシューをスライドさせながらハイピッチで進むが、
 なかなか標高を落とさないのが難点である。
 下部では植林混じりのヤセ尾根で半ヤブ漕ぎ状態になり、急坂では滑って七転八倒するなど、
 すべてが気持ち良くというわけにはいかないが、熊河の集落跡までまずまずの雪の繋がりで、
 問題なく再び国道157号に下り立った。


地形図では、飯盛山の前後もずっといい感じですね。
実際にいいのは1091mくらいまでなのかな。

 国道を歩いて行くと工事中のトンネル出口にブルが止まっていた。
 朝は雪に覆われていたここまで除雪が進んでいる。


土曜日も除雪のお仕事、やってるんですね。

 この分なら来週は熊河まで車で入れるかもしれない。
 除雪された国道を山の恵みを戴きながら歩けばもう駐車地は近い。


このくらい具体的な道路開通情報があれば、遠路はるばる訪ねてみる気にもなります。

ワシは、実はこの日の前日(金曜)の夕方、大野方面を目指すつもりで、
久し振りに「いざ、山へ!」と盛り上がった気分でお買い物をしていたところ、
突然鳴った携帯電話。
ああー、土曜~日曜に葬式が入っちゃったぞ。
てなわけで、目論見はあえなく潰えてしまったのです。
せっかく買ったうどん鍋は、日曜の昼メシになりましたとさ。

そして今週はと言えば、週末は「暴風雨」だと?
うまくいかないなあ。
また、月一ペースに戻ってしまいました。
お腹の肉(脂肪です)が揺れる揺れるー。

よい山旅を!
              洞吹(どうすい)
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【越美】国境落ち穂拾い 杉谷山から飯盛山へ

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、どうもです。

略して「かめまんねんのどうすい」
固いセンベイでも噛めまんねん。


鶴は千年、亀は万年。平和ラッパもびっくりしてます。

土曜だけの日帰りの前夜発で、大阪からはるばる福井、大野とぐる~っと回って行って、
どこまで入れるか出たとこ勝負っていうのも、やってみるには辛いものがありますね。


そうなんですよ~。情報収集も難しいし。
この国道は今までの経験から読んでました。


>20分ほどは短縮できたが長い雪の国道歩き。じっくり歩いて行こう。

けっこう距離がありますね。[/q_yab]

駐車地から温見まで約7キロぐらいですか。

返しにこなくていいから、お賽銭を500円ほど入れといてね。

あっ、そういう手もありましたね。 :idea:

>右に控える三角錐の磯倉と並んで、間近に見るその山体のボリュームに圧倒される。
 ここからはその眺めを視界に入れながらの雪尾根漫歩である。

ええ感じですね。


実にいい感じでした。

[attachment=0]P1120681_1.JPG[/attachment]
もう昼メシですか。
いつもなかなかランチタイムにならない山日和さんにしては、
ちょっと唐突な感じがしますけど。


いやいや、タイミングの問題ですよ。
ある程度メドが付くまで頑張るだけで、時間の問題ではないんです。
この日はここでメシにしようと決めてましたから。

昔、岐阜の地主が頑固者で、絶対に首をタテに振らなかったので、こうなりました。

ホンマかいな?(^_^;)

動画を見ると、もうイヤイヤやってますね。
「なんで、こんなとこまで来て、こんなことせないかんのや。ブツブツブツ……」


喜々としてやる人もおらんでしょう。 :mrgreen:

地形図を見ながら想像してます。
ほんとにええ感じ。


地形図上でいい感じと思ったところはだいたい当たりますね。
桐ヶ平山やモッカ平なんかもそうでした。

>ここでメシにすればよかったと悔やむほどの展望地は、まさに杉谷・若丸劇場である。

どこでメシ食ってるんですか。
ここでしょ![/q_yab]

もう少しガマンすればよかった~。
でも杉谷山もよかったんですよ。5年前はガスの中だったから嬉しかったし。ブナ林も見事でした。(^^)/

[attachment=2]P1120707_1.JPG[/attachment]
地形図では、飯盛山の前後もずっといい感じですね。
実際にいいのは1091mくらいまでなのかな。


もう少し先のCa1010mあたりまでがいいところです。

土曜日も除雪のお仕事、やってるんですね。

これはびっくりしました。

[attachment=1]P1120857_1_1.JPG[/attachment]
このくらい具体的な道路開通情報があれば、遠路はるばる訪ねてみる気にもなります。

そうですよねえ。biwacoさんが乗り気になってたけど、この週末は大荒れですね。

ワシは、実はこの日の前日(金曜)の夕方、大野方面を目指すつもりで、
久し振りに「いざ、山へ!」と盛り上がった気分でお買い物をしていたところ、
突然鳴った携帯電話。
ああー、土曜~日曜に葬式が入っちゃったぞ。
てなわけで、目論見はあえなく潰えてしまったのです。


残念!! どこを目指してたんです?
しかし洞吹さんって、やたら葬式が多いですねえ。(^_^;)

そして今週はと言えば、週末は「暴風雨」だと?
うまくいかないなあ。


今週は久々の休養日になりそうです。(T_T)

            山日和
添付ファイル
P1120681_1.JPG
P1120857_1_1.JPG
P1120707_1.JPG
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