【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2013年3月9日(土)
【山 域】越美国境 三国岳周辺
【天 候】快晴
【メンバー】柳川洞吹、バーチャリ、kitayama-walk、シュークリーム、クロオ、宮指路、
      落第忍者、ふーさん、山日和
【コース】広野ダム6:37---8:00尾根取付---10:10江越国境稜線10:28---12:00三国岳13:00
     ---13:20左千方13:30---13:50三国岳14:00---15:05夜叉ヶ丸15:22---16:45林道終点
     ---17:55広野ダム

 毎度のことながら、天気予報を睨みながら過ごした1週間だった。
日曜催行ならグーさんとわりばしさんが参加できる。2日前までは日曜に傾きかけていたが、
木曜の夜の予報で心を決めた。日曜の天気が完全に悪化の様相を見せたのだ。その一方で土曜
は一日快晴の予報。二人には悪いがこの好天を見逃す手はない。

 広野ダムスタート予定のスノー衆は今回で3回目だ。しかし前2回は目的の山に登っていない。
しかも去年はダムにすら辿り着いていないのだ。
 今庄サイクリングターミナルに集合後、3台の車に分乗してダムに向かう。
岩谷林道とダム湖左岸林道の入口には除雪車が通せんぼして、絶対に進入させないという強い
意志を感じさせた。
 林道は予想に反して除雪されていた。これは楽である。雪が少ないのかなと思いながら林道
を進むと、岩谷のキャンプ場跡からしばらく進んだところで除雪が終わり、80センチほどの雪
の壁ができていた。除雪がなければずっとスノーシュー歩行だっただろう。ツボ足で踏みこむ
とヒザまで沈む。
 林道が右岸から左岸へ渡ったところが尾根への取付き点である。ここから上がるのも3度目な
のですっかりおなじみだ。比高60mほど上の尾根を目指して斜面を急登。尾根上はヤブが気に
ならない程度の雪に覆われていた。これならヤブコギの必要もない。
 少し進むと快適な雪尾根歩行が始まる。ブナの大木が点在する尾根の右上には手倉山から上
谷山への尾根が澄み切った空の下に伸びる。出だしからこれだけ青空を拝むことのできるスノ
ー衆は記憶にない。

 天気が良過ぎて暑いというのは贅沢な悩みだろう。今日は3月の初めとは思えない気温の高さ
予想して、インナーは半袖、下はアウターのパンツを省略して正解だった。
落第忍者さん、洞吹さん、シュークリームさんはシャツ1枚でも暑い暑いと言いながら登ってい
る。
 ブナの台地の入口で休憩。バーチャリさんからミニトマトが回ってきた。こういう時の汁気
のある野菜や果物はうれしい。

[attachment=4]P1110945_2_1.JPG[/attachment]
 この尾根はずっとブナ林が続く。高度を上げるに従って、左手に夜叉ヶ丸から三周ヶ岳への
稜線がせり上がってきた。
二重山稜状になった広大なブナの台地を進めば江越国境稜線はすぐそこだ。
クロオさんが先頭でぐんぐん進んで、国境稜線に立った。今まで塞がれていた滋賀県側の眺望
が一気に開ける。安蔵山から谷山、左千方への長大な尾根の向こうにどっしりと横たわるのは
横山岳だ。ここから見る三国岳はまだ高く遠い。宮指路さんが「まだ結構ありますね」と見上
げている。
 ここでお互いのストックを見比べてストック談義となった。シュークリームさんが見慣れな
いブランドのストックを持っていたので聞いてみると、なんとペアで2800円だと言う。まさに
ストック界の価格破壊商品である。

 ここからはゆったりとした雪の稜線歩きなのだが、三国岳を前にして少し高度を下げる。
バーチャリさんが「もったいないねえ」と嘆くが、思いは誰しも同じだろう。しかし申し分の
ない展望と延々と続くブナ林がその嘆きを補って余りあるのだ。

 洞吹さんが頻繁に足を攣らせているようで遅れ気味だ。手持ちの秘薬を使い果たしたようで、
「誰か薬持ってませんか~?」と叫んでいる。バーチャリさんから3包もらってひと安心だ。
これでバーチャリさんには当分頭が上がらないだろう。

[attachment=3]P1120019_1.JPG[/attachment]
 三国岳直下の広大な斜面はとても尾根とは呼べないような広がりを見せる。振り返れば上谷
山の茫洋たる山頂部がどっしりと構えている。青空に向かって一歩一歩刻んで行くと、これま
た広大な三国岳山頂に飛び出した。ここは江越美三国の境界である。
 滋賀県側に続いて岐阜県側のパノラマが目に飛び込んできた。
高丸、蕎麦粒、黒津、天狗、小津権現、湧谷、大ダワ、金糞、そして北に伸びる越美国境の山
々。霞みがちながらも白山の姿も見える。今日はかなり黄砂が飛来しているようで、視界はあ
まりクリアとは言えないが、これだけの大展望を欲しいままにできる幸せを噛みしめる。
落第忍者さんが「すごい!!」と感嘆の声を上げた。

 山頂台地のど真ん中にランチテーブルを設えた。前回12人中8人がスコップを持って来ていた
ので今回は良かろうとサボったら、持参したのは3人だけだった。
テーブルが出来上がってランチの準備に掛ったところで洞吹さんが到着。オプショナルツアー
の左千方往復実施を宣言する。
 ここで下山に要する時間を逆算してタイムリミットを設定した。夜叉ヶ丸からダムまで3時間
とすれば、夜叉ヶ丸に3時。そうすると夜叉ヶ丸まで1時間強、左千方往復に1時間弱とすると、
1時にランチを終えればいい。想定していたより30分ばかり到着が遅れたが、まず問題ないだろ
う。
 大御影でもやったスノーシューを一列に並べてクロオさんの一眼レフで記念撮影。
今回はふ~さんもライトニングアクシスを入手したので、9人全員がライトニングアッセントか
アクシスという壮観な光景である。MSRから何かプレゼントしてほしいくらいだ。

[attachment=2]P1120043_1.JPG[/attachment]
 1時キッカリにランチを終え、うねるような雪稜の向こうにある左千方に向かった。
1196.8mの三角点。最近は余呉トレイルのおかげですっかり有名になってしまったが、嘗ては
ヤブ山マニア垂涎のピークだった。稜線の東側は雪庇が落ちた後の圧倒的な雪堤が続き、雪庇
の残骸も残っているのであまり寄ると危ない。アップダウンがほとんどないので見た目ほどの
時間は掛らず左千方に到着した。私以外は全員初めての登頂だ。ガッチリと握手。意気揚々と
三国岳へ引き返す。時間は予定通り。まだまだ遠くに見えるP1206mと夜叉ヶ丸に向かって出発
だ。
 
 三国からの下りはどこを歩くのも自由な広大な斜面から始まる。みんな思い思いのトレース
を刻んで歩く。振り返れば雪面に刻まれた9人分のトレースが壮観だ。
右下に深く落ちる大鱒尾谷はbiwacoさんが辿ってビバークを余儀なくされた谷だ。
この尾根はまったく気持ちがいいという以外の表現が見当たらない雪尾根である。無雪期から
は想像できないでしょうと言うと、ヤブ漕ぎで苦戦したkitayama-walkさんが頷いている。

[attachment=1]P1120080_1.JPG[/attachment]
 ブナ林の広がる1206mピークに立つと、夜叉ヶ丸の右下に雪に覆われた夜叉ヶ池の姿が見え
た。今はただの雪原だ。そして三周手前ジャンクションから高丸への尾根が迫る。ふ~さんが
無雪期に高丸へ向かって、あまりの激ヤブに轟沈した稜線である。確かにあのジャンクション
からの下りのヤブは半端ではない。
 ここから見る夜叉ヶ丸はなかなかの迫力だ。東側斜面は雪割れが始まり、山頂に至る雪稜は
かなり厳しそうに見えた。ここで洞吹さんを待つ間にルートサーベイと工作に向かった。
遠目に一番の核心部と思えた場所も、近くで見れば大したことはなく、後ろに向かって大きく
マルのサインを送った。
 東側がスッパリと切り立った雪稜の通過は高度感もあり爽快そのものだ。本日最後のピーク
である夜叉ヶ丸(ガイドブックには夜叉ヶ池山と書かれているが、夜叉ヶ丸という名前こそが越
美国境の山に相応しい。)に立った。三周ヶ岳方面の最後の展望を楽しむ。

[attachment=0]P1120103_1.JPG[/attachment]


 山頂から左の尾根を下り、台地に出たところで右の尾根に乗り換えた。ここは積雪期に夜叉
ヶ池へ向かう時の分岐点である。一般登山道はデブリだらけで使えないので、ここまで尾根を
上がってトラバースするのだ。
 林道終点まで一直線に伸びるこの尾根はブナも多く、ミズナラとブナが融合したような変わ
った木もあって面白い。
2ヶ所の激下りでは滑ったり転んだり。ままよとシリセードで下る者ありで、思ったより早く登
山道に合流した。洞吹さんが雪の穴にはまり込んで動けなくなってしまい、ふ~さんに救出さ
れるというアトラクションはあったが。

 最後の関門と目していた谷沿いのトラバースは、雪がゆるんでいたおかげで難なく通過した
が、最後に橋を渡る地点で橋までの1.5mほどの段差を滑り降りなければならず、緊張を強いら
れた。着地点の幅は1m足らず、その両脇に逸れれば川へ直行である。
みんなびびりながらもなんとか無事降り切って、林道終点登山口の鳥居をくぐった。
 後は長い林道を歩くだけ。残念ながらヘッデンは使わずに済みそうだ。

                   山日和
添付ファイル
P1120103_1.JPG
P1120080_1.JPG
P1120043_1.JPG
P1120019_1.JPG
P1110945_2_1.JPG
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

あれぇ~~~。ナンたるコト。企画・運営・ガイドの講師先生がレポまで書くの?
最近の生徒・お客さんは手が上がらないの?50肩なの?

【メンバー】柳川洞吹、

?? 洞吹さんが先頭? そんなワケは無いでしょ?

日曜催行ならグーさんとわりばしさんが参加できる。

いつもいつもお心遣い、感謝します。

日曜の天気が完全に悪化の様相を見せたのだ。その一方で土曜は一日快晴の予報。

冬季に日本海側が晴れるのは雨の前日しかありません。
土曜日はドンピシャでしたね。

広野ダムスタート予定のスノー衆は今回で3回目だ。しかし前2回は目的の山に登っていない。

悪天候に阻まれ続けた上谷山です。

3月の初めとは思えない気温の高さ予想して、インナーは半袖、下はアウターのパンツを省略

アウターのパンツを省略して、モモヒキで歩いたの?

申し分のない展望と延々と続くブナ林

いいなぁ~。よだれが出てきた。

洞吹さんが頻繁に足を攣らせているようで遅れ気味だ。

グーのつぶやきで、洞吹さんのペースを崩してしまったようですね。

広大な三国岳山頂に飛び出した。ここは江越美三国の境界である。

いいなぁ~。江越美三国の境界、あこがれだなぁ~。

これだけの大展望を欲しいままにできる幸せを噛みしめる。
落第忍者さんが「すごい!!」と感嘆の声を上げた。


落忍さん、うらやましい~。

テーブルが出来上がってランチの準備に掛ったところで洞吹さんが到着。

洞吹さん、先頭の人が見えている範囲で歩けましたか?

オプショナルツアーの左千方往復実施を宣言する。

洞吹さんはお留守番だよね?

左千方に到着した。意気揚々と三国岳へ引き返す。

洞吹さんが加わっていたら、息ハーハーで引き返すでしょうね。

洞吹さんが雪の穴にはまり込んで動けなくなってしまい、

下りは洞吹さん速いから、近くに助け人がいてよかったね。
最後尾だったら皆で探しに戻らなきゃならなかった。

残念ながらヘッデンは使わずに済みそうだ。

洞吹さん、お疲れ様でした~。

山日和さん、またお世話になりますぅ~。


               グー(伊勢山上住人)
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 落第忍者 »

山日和さん、トピ主よりも先にレスにレスをする失礼をお許し下さいませ。

グーさん、おはようございます。

山日和さんをして、これまでの11回のスノー衆の中でもトップの山行だと言わしめたのですよ。
私なんぞがレポしてもこの感動は半分も伝わりませんから。
山日和さんが書かれることを密かに期待しつつ、下山報告だけはしなければとヤブチャットに書き込んだ次第です。

紅葉の時期に一度だけ、岐阜県側から一般登山道で夜叉ヶ池へ行ったことがありますが、それとはまるで別の世界でした。
終日快晴で360度の大展望が得られたのですから、満腹を遥かに通り越していましたね。
グーさんにも見せてあげたかったなあ~~~
落第忍者
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 落第忍者 »

山日和さん、おはようございます。

紺碧の空って何ものにも代え難い素晴らしい贈り物ですね。

これまでに参加させて貰った4回のスノー衆、何れも初めて経験する事が多くて充分に楽しめたのですが、展望についてはあまり恵まれませんでした。
所用のために参加出来なかった前回の大御影山で、展望が良かったとの報に接し少し悔しい想いをしていたのは確かです。
間髪入れずに発表された今回の三国岳、私には少し荷が重いかなと静観していたのですが、思い切って手を挙げて本当に良かったと思っています。

単独の冬山は下山時間が早くなるように心掛けていますので、毎週欠かさずに歩いてはいるものの4~5時間の行動時間ですから、久々の11時間超えには不安もありました。
でも皆さんと歩いていると何か違う力でも出てくるのでしょうか、何とか最後まで歩き通すことが出来ました。

同じ歩くなら天気が良い日にと、1週間ヤキモキされ苦渋の決断をされるまでの葛藤は、想像を絶する重荷ですよね。
広野ダムでさえ初めて目にする私が、ここまで恵まれていてもいいのかなと思ってしまいます。
除雪が完了して林道終点の駐車場まで通れるようになってから、開通という手筈になっているのでしょうか。
いきなりの急傾斜を目の当たりにすると、本当にこんな所を登れるのかと思ってしまう何時もの私ですが、後ろを歩かせてもらうと不思議と着いていけてしまいます。
高温予報が出ていて何を着ていこうか悩みましたが、夏でも通用するような格好で大正解でした。
もうあれ以上脱ぐことは出来ませんから、厚手のウールだったらバテていたかもしれません。

行動食の大切さは理解できてきましたので、毎回いろいろと考えるのですが女性の視点にはなかなか立てません。
バーチャリさんからはミニトマトの他にも、下山後にパイナップルをいただきました。
重くなりそうなので置いていかれたそうですが、きっちり準備されてくるのは流石だと感じました。
私の場合、判っていても面倒でやらないってのもありますけど・・・

鈴鹿ではあまりお目にかかれない太いブナが随所にあって楽しめますし、歩を進めるに連れて大きく変わる展望は凄いの一言しかありませんでした。
山日和さんをはじめ皆さんが足繁くこの山域に通われる理由はこれなんですね。
まだまだ独りで計画して行く自信はありませんから、スノー衆は本当に有難いです。
正に昇天しそう、暫くはこの余韻で生きていけるなんて言ってしまいましたが、癖になってしまってもっともっとと求めてしまうんでしょうね。
百戦錬磨の皆さんにとっても垂涎の的である左千方まで行けてしまった私には天罰が待っているかも?

夜叉ヶ丸への最後の登りは、素人の私が見ても何だかやばそうな感じで、斥候に出られた山日和さんから大丸の合図があった時は安堵しました。
実際に歩いてみるとなかなか楽しい登りだったですね。
秋に一度だけ行ったことのある夜叉ヶ池ですが、上から見下ろした雪面の窪みはそこが池だと教えて貰わないと判らないような、神秘的な世界でした。

山日和さんを始め同行いただいた皆さん、本当にありがとうございました。


《重箱の隅》 三国境って未だ慣れないものですからややこしいですね。
単純な勘違いだと思いますが、2ヶ所の江美国境稜線という表現は江越が正しいのでしょうか?
闇下を『やみした』と思っていた私に、闇中下山だから『やみげ』と教えてもらったように、勉強することは多いです。
落第忍者
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by シュークリーム »

山日和さん,おばんです.
やっぱり山日和さんのレポはひと味違いますね.文章の中に山への思い,人への暖かい気持ちがにじみ出ています.やっぱ,我々ではこのような文章は書けません.
(別によいしょしている訳ではないので,邪推しないでね(^_^;))


大御影山と今度の三国岳と2回続けてスノー衆に参加させていただきましたが,どっちもすばらしい天気で,素晴らしいスノー衆を体験させていただきました.帰りの車の中でバーチャリさんに「シュークリームさんはラッキーだわ」と言われ,みんなもラッキーなんじゃないかなと思ったんですが,考えてみると2回とも快晴なんてほんとあり得ませんよね.

これまで奥美濃の山にはほとんど関心を持ちませんでした.どうせ遠出するならアルプスか八ヶ岳がもっと面白いと思っていて,大阪に住んでいる人がなんで高い高速道路代とガソリン代を払って遠い奥美濃まで日帰りで行くんだろうと不思議に思っていました.でも,あの景色を2回も見せられたんでは言葉など全く不要でした.アルプスや八ヶ岳よか断然面白いです.山日和さんも罪作りですね〜.山好きにあの景色を見せたら狂いまっせ.
まだ残雪シーズンは始まったばかり,奥美濃の山にシュークリームが密かに出没するかも.


 毎度のことながら、天気予報を睨みながら過ごした1週間だった。

でしょうね.ほんま,ありがたいこってすm(___)m

 広野ダムスタート予定のスノー衆は今回で3回目だ。しかし前2回は目的の山に登っていない。
しかも去年はダムにすら辿り着いていないのだ。
少し進むと快適な雪尾根歩行が始まる。ブナの大木が点在する尾根の右上には手倉山から上
谷山への尾根が澄み切った空の下に伸びる。出だしからこれだけ青空を拝むことのできるスノ
ー衆は記憶にない。


ほんと,1日中雲一つない天気でしたね.これまでのスノー衆の歴史の中で最高のスノー衆だったという山日和さんのお墨付き,参加2回目にしてこんなすばらしい目にあえるなんて,1年分のつきを使い果たしたかも.

 天気が良過ぎて暑いというのは贅沢な悩みだろう。今日は3月の初めとは思えない気温の高さ
予想して、インナーは半袖、下はアウターのパンツを省略して正解だった。
落第忍者さん、洞吹さん、シュークリームさんはシャツ1枚でも暑い暑いと言いながら登ってい
る。


私も完全な春山スタイルでした.アウターを省略して正解.

二重山稜状になった広大なブナの台地を進めば江美国境稜線はすぐそこだ。
クロオさんが先頭でぐんぐん進んで、国境稜線に立った。今まで塞がれていた滋賀県側の眺望
が一気に開ける。安蔵山から谷山、左千方への長大な尾根の向こうにどっしりと横たわるのは
横山岳だ。ここから見る三国岳はまだ高く遠い。宮指路さんが「まだ結構ありますね」と見上
げている。


実際に歩いてみるとあっという間だったですね.とにかく歩くのが全然苦痛に感じませんでした.

 ここでお互いのストックを見比べてストック談義となった。シュークリームさんが見慣れな
いブランドのストックを持っていたので聞いてみると、なんとペアで2800円だと言う。まさに
ストック界の価格破壊商品である。


よく抜けたりするんですけど,2800円と思うと腹はたたない.

 洞吹さんが頻繁に足を攣らせているようで遅れ気味だ。手持ちの秘薬を使い果たしたようで、
「誰か薬持ってませんか~?」と叫んでいる。バーチャリさんから3包もらってひと安心だ。
これでバーチャリさんには当分頭が上がらないだろう。


しばらくはバーチャリさんの下僕ですね :D

 三国岳直下の広大な斜面はとても尾根とは呼べないような広がりを見せる。振り返れば上谷
山の茫洋たる山頂部がどっしりと構えている。青空に向かって一歩一歩刻んで行くと、これま
た広大な三国岳山頂に飛び出した。ここは江越美三国の境界である。


上谷山がきれいに見えていましたね.今度行ってこよっと.

 滋賀県側に続いて岐阜県側のパノラマが目に飛び込んできた。
高丸、蕎麦粒、黒津、天狗、小津権現、湧谷、大ダワ、金糞、そして北に伸びる越美国境の山
々。霞みがちながらも白山の姿も見える。今日はかなり黄砂が飛来しているようで、視界はあ
まりクリアとは言えないが、これだけの大展望を欲しいままにできる幸せを噛みしめる。
落第忍者さんが「すごい!!」と感嘆の声を上げた。


いや〜,ホントすばらしかったな.今でもくっきりとまぶたに浮かびますわ.

 1時キッカリにランチを終え、うねるような雪稜の向こうにある左千方に向かった。
1196.8mの三角点。最近は余呉トレイルのおかげですっかり有名になってしまったが、嘗ては
ヤブ山マニア垂涎のピークだった。稜線の東側は雪庇が落ちた後の圧倒的な雪堤が続き、雪庇
の残骸も残っているのであまり寄ると危ない。アップダウンがほとんどないので見た目ほどの
時間は掛らず左千方に到着した。私以外は全員初めての登頂だ。ガッチリと握手。意気揚々と
三国岳へ引き返す。


いいお散歩でした.
 
 ここから見る夜叉ヶ丸はなかなかの迫力だ。東側斜面は雪割れが始まり、山頂に至る雪稜は
かなり厳しそうに見えた。ここで洞吹さんを待つ間にルートサーベイと工作に向かった。
遠目に一番の核心部と思えた場所も、近くで見れば大したことはなく、後ろに向かって大きく
マルのサインを送った。


雪が固いとアイゼン,ピッケルの出番だったんですけど.雪が柔らかくて全然大丈夫だったですね

2ヶ所の激下りでは滑ったり転んだり。ままよとシリセードで下る者ありで、思ったより早く登
山道に合流した。洞吹さんが雪の穴にはまり込んで動けなくなってしまい、ふ~さんに救出さ
れるというアトラクションはあったが。


山日和さんの下り方をみていて,スノーシューでの下り方のこつが何となくわかってきました.今度試してみます.

 後は長い林道を歩くだけ。残念ながらヘッデンは使わずに済みそうだ。

はかったように闇下直前の下山になりますね.11時間程度の歩行にはまだまだ耐える体力があることがわかってちょっと自信がつきました.闇下専門になると怖いけど.
三国岳をのぞむヤブメン達
三国岳をのぞむヤブメン達
左千方へお散歩
左千方へお散歩
素晴らしい稜線
素晴らしい稜線
三周ヶ岳を望むヤブメン達
三周ヶ岳を望むヤブメン達
はるかに上谷山を望む
はるかに上谷山を望む
                         @シュークリーム@
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 宮指路 »

山日和さん、こんばんは 
今年は1回目2回目のスノー衆を見送り、3回目の絶好の山日和の日を選んでしまって皆さんには申し訳ない気持ちでした。
今回のスノー衆は12本アイゼンとピッケルが必要ということで、今年この装備を買ったので是非とも使ってみたいという気持ちもありました。
結果的にはアイゼンピッケルの出番はありませんでしたがそれだけ山のコンディションが良かったとも言えますね

 毎度のことながら、天気予報を睨みながら過ごした1週間だった。
日曜催行ならグーさんとわりばしさんが参加できる。2日前までは日曜に傾きかけていたが、
木曜の夜の予報で心を決めた。日曜の天気が完全に悪化の様相を見せたのだ。その一方で土曜
は一日快晴の予報。二人には悪いがこの好天を見逃す手はない。


苦渋の選択でしたね

 広野ダムスタート予定のスノー衆は今回で3回目だ。しかし前2回は目的の山に登っていない。
しかも去年はダムにすら辿り着いていないのだ。
 今庄サイクリングターミナルに集合後、3台の車に分乗してダムに向かう。


5時半くらいに着きましたが近くのコンビニが空いていないのには焦りました。結局5kmは慣れたサークルKでお握りを買いました。

岩谷林道とダム湖左岸林道の入口には除雪車が通せんぼして、絶対に進入させないという強い
意志を感じさせた。


あのブルドーザーはデカかったですね

 林道は予想に反して除雪されていた。これは楽である。雪が少ないのかなと思いながら林道
を進むと、岩谷のキャンプ場跡からしばらく進んだところで除雪が終わり、80センチほどの雪
の壁ができていた。除雪がなければずっとスノーシュー歩行だっただろう。ツボ足で踏みこむ
とヒザまで沈む。


雪の被った林道歩きもスノーシューが活躍しましたね

 林道が右岸から左岸へ渡ったところが尾根への取付き点である。ここから上がるのも3度目な
のですっかりおなじみだ。比高60mほど上の尾根を目指して斜面を急登。尾根上はヤブが気に
ならない程度の雪に覆われていた。これならヤブコギの必要もない。


ここの登りはおニューのライトニングアッセントの筆卸しでしたが、(私が処女航海と言ったら何故か受けました。)やはり新品は気持ちイイですね。
ただデナリより幅があるのか時折引っ掛けることがありました。

 少し進むと快適な雪尾根歩行が始まる。ブナの大木が点在する尾根の右上には手倉山から上
谷山への尾根が澄み切った空の下に伸びる。出だしからこれだけ青空を拝むことのできるスノ
ー衆は記憶にない。


済みません、良い日だけ選んでしまって

 ブナの台地の入口で休憩。バーチャリさんからミニトマトが回ってきた。こういう時の汁気
のある野菜や果物はうれしい。


私も頂きました。暑い時は特に美味しいからこの日は暑くなるだろうというバーチャリさんの配慮ですね。

クロオさんが先頭でぐんぐん進んで、国境稜線に立った。今まで塞がれていた滋賀県側の眺望
が一気に開ける。安蔵山から谷山、左千方への長大な尾根の向こうにどっしりと横たわるのは
横山岳だ。ここから見る三国岳はまだ高く遠い。宮指路さんが「まだ結構ありますね」と見上
げている。


三国岳への登り返しが結構長く感じました。

 ここでお互いのストックを見比べてストック談義となった。シュークリームさんが見慣れな
いブランドのストックを持っていたので聞いてみると、なんとペアで2800円だと言う。まさに
ストック界の価格破壊商品である。


山日和さんはブラックダイヤモンドのストックでしたね。
よく見るタイプでしたが使い方を初めて知りました。

 三国岳直下の広大な斜面はとても尾根とは呼べないような広がりを見せる。振り返れば上谷
山の茫洋たる山頂部がどっしりと構えている。青空に向かって一歩一歩刻んで行くと、これま
た広大な三国岳山頂に飛び出した。ここは江越美三国の境界である。


上谷山の山容は実に雄大ですね。
23日に登る予定です。
上谷山.jpg
 滋賀県側に続いて岐阜県側のパノラマが目に飛び込んできた。
高丸、蕎麦粒、黒津、天狗、小津権現、湧谷、大ダワ、金糞、そして北に伸びる越美国境の山
々。霞みがちながらも白山の姿も見える。今日はかなり黄砂が飛来しているようで、視界はあ
まりクリアとは言えないが、これだけの大展望を欲しいままにできる幸せを噛みしめる。
落第忍者さんが「すごい!!」と感嘆の声を上げた。


本当に大パノラマでしたね。シュークリームさんも大満足だったようです

 山頂台地のど真ん中にランチテーブルを設えた。前回9人中8人がスコップを持って来ていた
ので今回は良かろうとサボったら、持参したのは3人だけだった。
テーブルが出来上がってランチの準備に掛ったところで洞吹さんが到着。オプショナルツアー
の左千方往復実施を宣言する。


ここで洞吹さんとザックの中身を半分くらいにして行こうと話し合ったらふ~さん以外は空身で行くので拍子抜けしました。
三国山スノーシュ.jpg
 今回はふ~さんもライトニングアクシスを入手したので、9人全員がライトニングアッセントか
アクシスという壮観な光景である。MSRから何かプレゼントしてほしいくらいだ。


今回はライトニングアッセントを新調したので大威張りで参加できました。
正規価格で買っている人は少ないのでプレゼントは無理でしょうね

 1時キッカリにランチを終え、うねるような雪稜の向こうにある左千方に向かった。
1196.8mの三角点。最近は余呉トレイルのおかげですっかり有名になってしまったが、嘗ては
ヤブ山マニア垂涎のピークだった。


三国岳山頂で洞吹さんと昼寝でもしようと思いましたが洞吹さんも行く気満々だし、この機会を逃すと2度と行けないかもしれないと思い重い腰を上げました。
 
 ブナ林の広がる1206mピークに立つと、夜叉ヶ丸の右下に雪に覆われた夜叉ヶ池の姿が見え
た。今はただの雪原だ。そして三周手前ジャンクションから高丸への尾根が迫る。ふ~さんが
積雪期に高丸へ向かって、あまりの激ヤブに轟沈した稜線である。確かにあのジャンクション
からの下りのヤブは半端ではない。


私、3年前に夜叉ヶ池の登山口から高丸(黒壁)山頂まで登ったことがありますがそれはもう大変な激藪でした。
レポしようか迷いましたがただヤブコギしただけの山だったのでレポのしようがありませんでした。

ここから見る夜叉ヶ丸はなかなかの迫力だ。東側斜面は雪割れが始まり、山頂に至る雪稜は
かなり厳しそうに見えた。ここで洞吹さんを待つ間にルートサーベイと工作に向かった。
遠目に一番の核心部と思えた場所も、近くで見れば大したことはなく、後ろに向かって大きく
マルのサインを送った。


最後尾にいた私にもよく見えました
ここまで来たら戻るに戻れませんが、もっとクラストしていたらアイゼン・ピッケルが要るところでしたね

 最後の関門だと目していた谷沿いのトラバースは、雪がゆるんでいたおかげで難なく通過し
たが、最後に橋を渡る地点で橋までの1.5mほどの段差を滑り降りなければならず、緊張を強い
られた。着地点の幅は1m足らず、その両脇に逸れれば川へ直行である。
みんなびびりながらもなんとか無事降り切って、林道終点登山口の鳥居をくぐった。


ここでピッケルと12本アイゼンを付けて後ろ向きに下りれば安心でしょうがそんなことやる人は誰もいませんでしたね。
最後のここが一番の核心となりましたね


                                                                        宮指路
 
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 山日和 »

グーさん、どうもです。

あれぇ~~~。ナンたるコト。企画・運営・ガイドの講師先生がレポまで書くの?
最近の生徒・お客さんは手が上がらないの?50肩なの?


今回はグーさんのレポ担指名がなかったので、誰も書かないだろうと思いました。(^^ゞ

?? 洞吹さんが先頭? そんなワケは無いでしょ?

そんなわけないですね。逆順です。 :mrgreen:

>日曜催行ならグーさんとわりばしさんが参加できる。

いつもいつもお心遣い、感謝します。


できるだけ多くの人に参加してほしいですからね。(^^)

[attachment=1]P1110944_1.JPG[/attachment]
冬季に日本海側が晴れるのは雨の前日しかありません。
土曜日はドンピシャでしたね。


あれ、そうですか?越前さんに聞いてみよう。

悪天候に阻まれ続けた上谷山です。

そうなんですよねえ。上谷も一回はやらんといかんかな?

アウターのパンツを省略して、モモヒキで歩いたの?

冬用のアウターですよ。って、釣りですか?

グーのつぶやきで、洞吹さんのペースを崩してしまったようですね。

グーさんが黙ってても同じ結果でしょう。 :D

いいなぁ~。江越美三国の境界、あこがれだなぁ~。

落忍さん、うらやましい~。


いいでしょう~。グーさんがいたら大喜びするだろうって話してましたよ。

洞吹さん、先頭の人が見えている範囲で歩けましたか?

はるか視界の外でした。

>オプショナルツアーの左千方往復実施を宣言する。

洞吹さんはお留守番だよね?

洞吹さんが加わっていたら、息ハーハーで引き返すでしょうね。


洞吹さんをナメてはいけません。やるときはやる人ですよ。やらん時は全くやらんけど。 :mrgreen:

[attachment=0]P1120046_1.JPG[/attachment]
下りは洞吹さん速いから、近くに助け人がいてよかったね。
最後尾だったら皆で探しに戻らなきゃならなかった。


ところが最後尾だったんですよ。スノーシューを再装着するために休憩していた場所から30mほど離れてただけでした。

洞吹さん、お疲れ様でした~。

山日和さん、またお世話になりますぅ~。


しかしグーさん、洞吹さんが好きですね~(^_^;)

               山日和
添付ファイル
P1120046_1.JPG
P1110944_1.JPG
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

しかしグーさん、洞吹さんが好きですね~(^_^;)

はい。大好きです。 洞吹さんがいるからグーもスノー衆を楽しめるのです。

もし、洞吹さんが不参加だったら、みんなに付いて行くので精一杯。楽しむ余裕がありません。

はい。


                          グー(伊勢山上住人)
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by バーチャリ »

山日和さん今晩は

 毎度のことながら、天気予報を睨みながら過ごした1週間だった。

気苦労ですね。
ストレスになりませんか
日曜催行ならグーさんとわりばしさんが参加できる。2日前までは日曜に傾きかけていたが、

グーさん わりばしさん 残念でしたね
ブナ林の佇まい 展望見せたかったですね

 広野ダムスタート予定のスノー衆は今回で3回目だ。しかし前2回は目的の山に登っていない。
しかも去年はダムにすら辿り着いていないのだ。


上谷に縁がないですね。

 少し進むと快適な雪尾根歩行が始まる。ブナの大木が点在する尾根の右上には手倉山から上
谷山への尾根が澄み切った空の下に伸びる。出だしからこれだけ青空を拝むことのできるスノ
ー衆は記憶にない。


昨年 必死の思いで登りましたが


 天気が良過ぎて暑いというのは贅沢な悩みだろう。今日は3月の初めとは思えない気温の高さ
予想して、インナーは半袖、下はアウターのパンツを省略して正解だった。


軽量化でアウターのパンツはやめました。

 この尾根はずっとブナ林が続く。高度を上げるに従って、左手に夜叉ヶ丸から三周ヶ岳への
稜線がせり上がってきた。
二重山稜状になった広大なブナの台地を進めば江越国境稜線はすぐそこだ。



二重山稜状になった雪原の尾根 
自然林の見事さは一級品ですね


 洞吹さんが頻繁に足を攣らせているようで遅れ気味だ。手持ちの秘薬を使い果たしたようで、
「誰か薬持ってませんか~?」と叫んでいる。バーチャリさんから3包もらってひと安心だ


私も経験有りますがこの漢方薬良くききますね。

た広大な三国岳山頂に飛び出した。ここは江越美三国の境界である。
 滋賀県側に続いて岐阜県側のパノラマが目に飛び込んできた。


山日和さんが足繁く通う気持ちが良くわかります。

高丸、蕎麦粒、黒津、天狗、小津権現、湧谷、大ダワ、金糞、そして北に伸びる越美国境の山
々。霞みがちながらも白山の姿も見える。今日はかなり黄砂が飛来しているようで、視界はあ
まりクリアとは言えないが、これだけの大展望を欲しいままにできる幸せを噛みしめる。


本当に素晴らしいパノラマでした。
やっと憧れの三国の山頂を踏む事ができました。

落第忍者さんが「すごい!!」と感嘆の声を上げた。

興奮していましたね
何回もいいな~いいな~と感激されていましたよ~


今回はふ~さんもライトニングアクシスを入手したので、9人全員がライトニングアッセントか
アクシスという壮観な光景である。MSRから何かプレゼントしてほしいくらいだ。


ほんとですね このヤブコギも全国版で宣伝してやっるのにね

 1時キッカリにランチを終え、うねるような雪稜の向こうにある左千方に向かった。
1196.8mの三角点。最近は余呉トレイルのおかげですっかり有名になってしまったが、嘗ては
ヤブ山マニア垂涎のピークだった。稜線の東側は雪庇が落ちた後の圧倒的な雪堤が続き、雪庇
の残骸も残っているのであまり寄ると危ない。アップダウンがほとんどないので見た目ほどの


アップダウンも無く稜線漫歩で気持ちのいいお散歩でした。

 ブナ林の広がる1206mピークに立つと、夜叉ヶ丸の右下に雪に覆われた夜叉ヶ池の姿が見え
た。今はただの雪原だ。


無雪期は賑わいを見せる夜叉ヶ池も雪に覆われた静かな夜叉ヶ池でした。


 ここから見る夜叉ヶ丸はなかなかの迫力だ。東側斜面は雪割れが始まり、山頂に至る雪稜は
かなり厳しそうに見えた。ここで洞吹さんを待つ間にルートサーベイと工作に向かった。
遠目に一番の核心部と思えた場所も、近くで見れば大したことはなく、後ろに向かって大きく
マルのサインを送った。

 
そうそうここはピッケルの出番だなと思いましたが


東側がスッパリと切り立った雪稜の通過は高度感もあり爽快そのものだ。本日最後のピーク
である夜叉ヶ丸(ガイドブックには夜叉ヶ池山と書かれているが、夜叉ヶ丸という名前こそが越
美国境の山に相応しい。)に立った。三周ヶ岳方面の最後の展望を楽しむ。


今回は一度に三国 左千方 夜叉ヶ丸と線を引く事が出来ました。


 林道終点まで一直線に伸びるこの尾根はブナも多く、ミズナラとブナが融合したような変わ
った木もあって面白い。


椅子の木もありましたね 
2ヶ所の激下りでは滑ったり転んだり。ままよとシリセードで下る者ありで、思ったより早く登
山道に合流した。


はい こけるよりシリセードのほうが効率がいいし楽しいじゃ有りませんか

最後の関門と目していた谷沿いのトラバースは、雪がゆるんでいたおかげで難なく通過した
が、最後に橋を渡る地点で橋までの1.5mほどの段差を滑り降りなければならず、緊張を強いら
れた。着地点の幅は1m足らず、その両脇に逸れれば川へ直行である
みんなびびりながらもなんとか無事降り切って、林道終点登山口の鳥居をくぐった。


一度ドボンを経験していますから緊張しました
ここが一番の核心部だったような 

後は長い林道を歩くだけ。残念ながらヘッデンは使わずに済みそうだ。

企画していただいた山日和さんに感謝です。
いろいろお世話になりました有難うございました。
そうして参加の皆さんお疲れ様 

  バーチャリ
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 山日和 »

落第忍者さん、どうもです。お疲れさまでした。

紺碧の空って何ものにも代え難い素晴らしい贈り物ですね。

まさにその通りですね。でも本当は曇りも雨も雪も霧もすべてが自然なのですから、あるがままを受け入れて
楽しむぐらいの姿勢でないと真の山好きとは呼べないのかもしれませんが、まだまだ青いです。(^_^;)

これまでに参加させて貰った4回のスノー衆、何れも初めて経験する事が多くて充分に楽しめたのですが、展望についてはあまり恵まれませんでした。
所用のために参加出来なかった前回の大御影山で、展望が良かったとの報に接し少し悔しい想いをしていたのは確かです。
間髪入れずに発表された今回の三国岳、私には少し荷が重いかなと静観していたのですが、思い切って手を挙げて本当に良かったと思っています。


初めてのスノー衆参加から落忍さんの意欲的な姿勢に感心してましたよ。
前回は残念でしたが、今回で取り戻せたのではないでしょうか。 :D

[attachment=2]P1110949_1.JPG[/attachment]
単独の冬山は下山時間が早くなるように心掛けていますので、毎週欠かさずに歩いてはいるものの4~5時間の行動時間ですから、久々の11時間超えには不安もありました。
でも皆さんと歩いていると何か違う力でも出てくるのでしょうか、何とか最後まで歩き通すことが出来ました。


18時に下山なんて良識ある人から見たら邪道ですから、その心がけは正しいですよ。
時間の余裕というのは物理的にも精神的にも大きなセーフティマージンです。
お前が言うなって?(^_^;)

同じ歩くなら天気が良い日にと、1週間ヤキモキされ苦渋の決断をされるまでの葛藤は、想像を絶する重荷ですよね。

毎度のことで・・・(^^ゞ

除雪が完了して林道終点の駐車場まで通れるようになってから、開通という手筈になっているのでしょうか。

この林道が通れるようになるのは山開きのある6月下旬のようです。年によって違うかもしれませんが。
それまでは福井県側も岐阜県側も沢沿いの登山道は残雪が多く危険だという理由みたいですね。

いきなりの急傾斜を目の当たりにすると、本当にこんな所を登れるのかと思ってしまう何時もの私ですが、後ろを歩かせてもらうと不思議と着いていけてしまいます。

それがパーティー登山のいいところでしょうね。

[attachment=1]P1110991_1.JPG[/attachment]
高温予報が出ていて何を着ていこうか悩みましたが、夏でも通用するような格好で大正解でした。
もうあれ以上脱ぐことは出来ませんから、厚手のウールだったらバテていたかもしれません。


この日は半袖Tシャツでもいいぐらいでした。

行動食の大切さは理解できてきましたので、毎回いろいろと考えるのですが女性の視点にはなかなか立てません。
バーチャリさんからはミニトマトの他にも、下山後にパイナップルをいただきました。


ありがたいことです。これが野郎ばかりだと・・・ :mrgreen:

鈴鹿ではあまりお目にかかれない太いブナが随所にあって楽しめますし、歩を進めるに連れて大きく変わる展望は凄いの一言しかありませんでした。
山日和さんをはじめ皆さんが足繁くこの山域に通われる理由はこれなんですね。


その通りです。でもそれだけではないんですけどね。「思い」こそが私の足を向けさせる源泉です。

正に昇天しそう、暫くはこの余韻で生きていけるなんて言ってしまいましたが、癖になってしまってもっともっとと求めてしまうんでしょうね。
百戦錬磨の皆さんにとっても垂涎の的である左千方まで行けてしまった私には天罰が待っているかも?


みなさん、病みつきになってしまうかもですね。
私としてはみんなを案内し、記録を発表することが自分の好きな山の静けさを失わせることになるかもしれない
という思いと、みんなに喜んでもらいたい、読んでもらいたいという気持ちのジレンマと戦っています。

夜叉ヶ丸への最後の登りは、素人の私が見ても何だかやばそうな感じで、斥候に出られた山日和さんから大丸の合図があった時は安堵しました。
実際に歩いてみるとなかなか楽しい登りだったですね。


アルプスの岩稜でも遠くから見ると通過不可能でも、近くへ行けばなんでもないというのはよくあることです。
雪割れが始まってればちょっと難儀かもしれませんが。

[attachment=0]P1120113_1.JPG[/attachment]
秋に一度だけ行ったことのある夜叉ヶ池ですが、上から見下ろした雪面の窪みはそこが池だと教えて貰わないと判らないような、神秘的な世界でした。

あれだけ雪で真白だと幽玄とは程遠い姿でした。ちょっと雪が融けかかった頃が一番きれいでしょう。

《重箱の隅》 三国境って未だ慣れないものですからややこしいですね。
単純な勘違いだと思いますが、2ヶ所の江美国境稜線という表現は江越が正しいのでしょうか?
闇下を『やみした』と思っていた私に、闇中下山だから『やみげ』と教えてもらったように、勉強することは多いです。


越前側から登っていながらお恥ずかしい。冷や汗ものでした。(^_^;)
ご指摘ありがとさんです。訂正しておきました。
闇下というのは一般的な登山用語では決してありませんので誤解なきよう・・・ :mrgreen:

                山日和
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P1120113_1.JPG
上谷山を振り返る
上谷山を振り返る
P1110949_1.JPG
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 柳川洞吹 »

グーさん こんにちは
この洞吹めを、毎度ごひいきにしていただき、ありがとうございます。

洞吹さんがいるからグーもスノー衆を楽しめるのです。
もし、洞吹さんが不参加だったら、みんなに付いて行くので精一杯。楽しむ余裕がありません。
はい。


ワシは今回、行程全体で見れば、
トータルで30分程度みなさんの足をひっぱってしまったように思います。
それで、みなさんに顔向けできないので、顔を合わさないよう離れて一番うしろを歩くのです。
もし誰かがワシより遅くなったら、「ワシのうしろに立つな!」と言います。
ゴルゴ13もどきです。
こうして柳川洞吹は、しんがりのデフレスパイラルに陥っていきます。

しかししかし、ここだけのナイショの話しですが、
ワシが一番うしろを歩くホントの理由は、大事な仕事があるからなんです。
それはね……落とし物の回収……なーんちゃって (^^)
でもね、みんな雪庇は落としてくれても、
金目のものを全然落としてくれないんだから、なかなか儲からんわ。
グーさん、こんど農協の貯金通帳を落としてね。
拾ってあげるから。

ところで、ワシがカニ旅行のため不参加のときは、グーさん、どうしてるんですか。
ワシの替わりに一番うしろを歩いてるの?

よいシンガリを!
                  洞吹(どうすい)


                          
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by biwaco »

雪靴衆御一行様、無事ご帰還、お疲れさまでやんす。
さすが山日和の名前通りの好天だったようで、メデタシメデタシ~!(^^)!
とうとう、今年も同行なしで終わりそうですが、ドウコウ言わず、次シーズンこそ!と「期待の定期預金」しときますね。

【コース】広野ダム6:37---8:00尾根取付---10:10江越国境稜線10:28---12:00三国岳13:00
     ---13:20左千方13:30---13:50三国岳14:00---15:05夜叉ヶ丸15:22---16:45林道終点
     ---17:55広野ダム


今回の加齢臭…いや華麗衆はWBC記念でナインでしたか。
なんだかクセ者ぞろいですねえ…。忍びの者とか編隊リーダーとか、人間ラビットとか…。(@_@;)
ふ~ん、夏道のように夜叉ヶ池へは寄らず右の尾根から登るんですね。

 林道が右岸から左岸へ渡ったところが尾根への取付き点である。ここから上がるのも3度目な
のですっかりおなじみだ。比高60mほど上の尾根を目指して斜面を急登。尾根上はヤブが気に
ならない程度の雪に覆われていた。これならヤブコギの必要もない。


・542の尾根?  これなら周回のオモシロさも味わえますね。
これって、越前さんが無雪期にハサミ片手にヤブコギしてたルートかな?

 天気が良過ぎて暑いというのは贅沢な悩みだろう。今日は3月の初めとは思えない気温の高さ
予想して、インナーは半袖、下はアウターのパンツを省略して正解だった。
落第忍者さん、洞吹さん、シュークリームさんはシャツ1枚でも暑い暑いと言いながら登ってい
る。


まあ、洞吹さんはいつでもどこでもラガーシャツ1枚ですけどね(~o~)

 ブナの台地の入口で休憩。バーチャリさんからミニトマトが回ってきた。こういう時の汁気
のある野菜や果物はうれしい。


チャリちゃん、バレンタインは2月やで~。3月はお返し貰う月やのに。

 洞吹さんが頻繁に足を攣らせているようで遅れ気味だ。手持ちの秘薬を使い果たしたようで、
「誰か薬持ってませんか~?」と叫んでいる。バーチャリさんから3包もらってひと安心だ。
これでバーチャリさんには当分頭が上がらないだろう。


トマトに続いて秘薬もですか…。まるでツアー付添い看護師さんだ。

 三国岳直下の広大な斜面はとても尾根とは呼べないような広がりを見せる。振り返れば上谷
山の茫洋たる山頂部がどっしりと構えている。青空に向かって一歩一歩刻んで行くと、これま
た広大な三国岳山頂に飛び出した。ここは江越美三国の境界である。
 滋賀県側に続いて岐阜県側のパノラマが目に飛び込んできた。
高丸、蕎麦粒、黒津、天狗、小津権現、湧谷、大ダワ、金糞、そして北に伸びる越美国境の山
々。霞みがちながらも白山の姿も見える。今日はかなり黄砂が飛来しているようで、視界はあ
まりクリアとは言えないが、これだけの大展望を欲しいままにできる幸せを噛みしめる。


夏の三国岳では眺望を楽しむ余裕はありませんでした。いまは悔しさを噛みしめてマス。(>_<)

 山頂台地のど真ん中にランチテーブルを設えた。前回12人中8人がスコップを持って来ていた
ので今回は良かろうとサボったら、持参したのは3人だけだった。
テーブルが出来上がってランチの準備に掛ったところで洞吹さんが到着。オプショナルツアー
の左千方往復実施を宣言する。


「おお、メシでけたか? ごくろうさん。ワシの席はどこや、座布団温もってるか?」
なんて…決して言いませんね、洞吹さん?

 ここで下山に要する時間を逆算してタイムリミットを設定した。夜叉ヶ丸からダムまで3時間
とすれば、夜叉ヶ丸に3時。そうすると夜叉ヶ丸まで1時間強、左千方往復に1時間弱とすると、
1時にランチを終えればいい。想定していたより30分ばかり到着が遅れたが、まず問題ないだろ
う。


こういう計算、私もするんですよ、一応。けど、その通りに進んだことは皆無に近い。(@_@;)

 大御影でもやったスノーシューを一列に並べてクロオさんの一眼レフで記念撮影。
今回はふ~さんもライトニングアクシスを入手したので、9人全員がライトニングアッセントか
アクシスという壮観な光景である。MSRから何かプレゼントしてほしいくらいだ。


ふ~さんもMSR党アクシス派ですか! MSRには10個買ったら1個オマケなんてサービスないのかなあ?

 1時キッカリにランチを終え、うねるような雪稜の向こうにある左千方に向かった。
1196.8mの三角点。最近は余呉トレイルのおかげですっかり有名になってしまったが、嘗ては
ヤブ山マニア垂涎のピークだった。稜線の東側は雪庇が落ちた後の圧倒的な雪堤が続き、雪庇
の残骸も残っているのであまり寄ると危ない。アップダウンがほとんどないので見た目ほどの
時間は掛らず左千方に到着した。私以外は全員初めての登頂だ。ガッチリと握手。


山頂から谷山への急斜面下りはスリルありました。尻滑りなんてストップできんようになるからゼッタイ禁止!

意気揚々と三国岳へ引き返す。時間は予定通り。まだまだ遠くに見えるP1206mと夜叉ヶ丸に向かって出発
だ。


帰路は夜叉ヶ池方面回りですね。
 
 三国からの下りはどこを歩くのも自由な広大な斜面から始まる。みんな思い思いのトレース
を刻んで歩く。振り返れば雪面に刻まれた9人分のトレースが壮観だ。
右下に深く落ちる大鱒尾谷はbiwacoさんが辿ってビバークを余儀なくされた谷だ。


大鱒尾谷左俣のco910辺りから左の枝沢を詰めたんで左千方の南の県境稜線に出てしまいました。
そこからの延々と続くヤブコギに体力を使い果たして三国の先でダウンでしたワ。(>_<)
その折には、温かい叱責、忠告が身に滲みました。m(__)m

この尾根はまったく気持ちがいいという以外の表現が見当たらない雪尾根である。無雪期から
は想像できないでしょうと言うと、ヤブ漕ぎで苦戦したkitayama-walkさんが頷いている。


マムシに噛まれなくて良かったね、kitayamaさん。(^_-)

 ブナ林の広がる1206mピークに立つと、夜叉ヶ丸の右下に雪に覆われた夜叉ヶ池の姿が見え
た。今はただの雪原だ。そして三周手前ジャンクションから高丸への尾根が迫る。ふ~さんが
積雪期に高丸へ向かって、あまりの激ヤブに轟沈した稜線である。確かにあのジャンクション
からの下りのヤブは半端ではない。


積雪くらいには屈しない激ヤブ?

 ここから見る夜叉ヶ丸はなかなかの迫力だ。東側斜面は雪割れが始まり、山頂に至る雪稜は
かなり厳しそうに見えた。ここで洞吹さんを待つ間にルートサーベイと工作に向かった。
遠目に一番の核心部と思えた場所も、近くで見れば大したことはなく、後ろに向かって大きく
マルのサインを送った。
 東側がスッパリと切り立った雪稜の通過は高度感もあり爽快そのものだ。


ここは夏道も東側の崖ギリギリについてるので、雪が乗ってると心配になりそうです。

 山頂から左の尾根を下り、台地に出たところで右の尾根に乗り換えた。ここは積雪期に夜叉
ヶ池へ向かう時の分岐点である。一般登山道はデブリだらけで使えないので、ここまで尾根を
上がってトラバースするのだ。


夏道のように池への岩壁下りはないんですね。
分岐からは夏道でなく尾根芯を下ったのかな?
夜叉ヶ丸から西の尾根をそのまま進んで、神社の鳥居の手前に降り立つってのは無理でしょうか?

 林道終点まで一直線に伸びるこの尾根はブナも多く、ミズナラとブナが融合したような変わ
った木もあって面白い。


ん? やはり真ん中の西北尾根なんかな?

 最後の関門と目していた谷沿いのトラバースは、雪がゆるんでいたおかげで難なく通過した
が、最後に橋を渡る地点で橋までの1.5mほどの段差を滑り降りなければならず、緊張を強いら
れた。着地点の幅は1m足らず、その両脇に逸れれば川へ直行である。
みんなびびりながらもなんとか無事降り切って、林道終点登山口の鳥居をくぐった。
 後は長い林道を歩くだけ。残念ながらヘッデンは使わずに済みそうだ。


アクシデントは洞吹さんだけでしたか。とにかく御無事でなにより^(^.^)/~~~
いつかまた、ご一緒できる日を楽しみにしております。
            
                  ~biwaco
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 山日和 »

シュークリさん、どうもです。お疲れさまでした。

やっぱり山日和さんのレポはひと味違いますね.文章の中に山への思い,人への暖かい気持ちがにじみ出ています.やっぱ,我々ではこのような文章は書けません

そんなに褒められたら木に登って下りられなくなってしまいますわ。(^_^;)
大御影山と今度の三国岳と2回続けてスノー衆に参加させていただきましたが,どっちもすばらしい天気で,素晴らしいスノー衆を体験させていただきました.帰りの車の中でバーチャリさんに「シュークリームさんはラッキーだわ」と言われ,みんなもラッキーなんじゃないかなと思ったんですが,考えてみると2回とも快晴なんてほんとあり得ませんよね.

いやー、これでシュークリさんが晴れ男だということが実証されました。 :lol:
そういう人がいると安心ですわ。

これまで奥美濃の山にはほとんど関心を持ちませんでした.どうせ遠出するならアルプスか八ヶ岳がもっと面白いと思っていて,大阪に住んでいる人がなんで高い高速道路代とガソリン代を払って遠い奥美濃まで日帰りで行くんだろうと不思議に思っていました.でも,あの景色を2回も見せられたんでは言葉など全く不要でした.アルプスや八ヶ岳よか断然面白いです.山日和さんも罪作りですね〜.山好きにあの景色を見せたら狂いまっせ.
まだ残雪シーズンは始まったばかり,奥美濃の山にシュークリームが密かに出没するかも.


知らない人はそうでしょうね。誰にも会うことのない豪雪のヤブ山にこそ登山の真髄があります。(言い過ぎ?^^;)

[attachment=0]P1120080_1_1.JPG[/attachment]
ほんと,1日中雲一つない天気でしたね.これまでのスノー衆の歴史の中で最高のスノー衆だったという山日和さんのお墨付き,参加2回目にしてこんなすばらしい目にあえるなんて,1年分のつきを使い果たしたかも.

これまで11回のスノー衆を催しましたが、まともに晴れたのは第1回とこの2回ぐらいです。
1~2月の江越美国境あたりならしょうがないことなんですけどね。

私も完全な春山スタイルでした.アウターを省略して正解.

春山を通り越して初夏のようでしたね。

[attachment=2]P1110951_1_1.JPG[/attachment]
実際に歩いてみるとあっという間だったですね.とにかく歩くのが全然苦痛に感じませんでした.

天気も展望も良ければ楽しさしか感じませんよね。

よく抜けたりするんですけど,2800円と思うと腹はたたない.

なかなかの買い物上手と見ました。(^^)

>「誰か薬持ってませんか~?」と叫んでいる。バーチャリさんから3包もらってひと安心だ。
これでバーチャリさんには当分頭が上がらないだろう。

しばらくはバーチャリさんの下僕ですね


番外編も強制参加させられてましたね。 :mrgreen:

上谷山がきれいに見えていましたね.今度行ってこよっと.

おおっ、早くもこの山域の虜になりましたか!!

[attachment=1]P1110984_1.JPG[/attachment]
いや〜,ホントすばらしかったな.今でもくっきりとまぶたに浮かびますわ.

これはクセになります。


雪が固いとアイゼン,ピッケルの出番だったんですけど.雪が柔らかくて全然大丈夫だったですね.

あれだけ気温が高いとね。その割に下りでそれほど腐ってなくて助かりました。

山日和さんの下り方をみていて,スノーシューでの下り方のこつが何となくわかってきました.今度試してみます.

スノーシューを履き出して7年ですが、いろいろ試行錯誤しましたよ。
ライトニングシリーズには考える楽しさもあります。

はかったように闇下直前の下山になりますね.11時間程度の歩行にはまだまだ耐える体力があることがわかってちょっと自信がつきました.闇下専門になると怖いけど.


カシミールの軌跡を見ると20kmオーバーでしたね。早出して闇下は避けるに越したことはありません。前回は最後にコケましたけど、だいたい読み通りの時間で歩けました。

                         山日和
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山日和
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Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 山日和 »

宮指路さん、どうもです。お疲れさまでした。

今回のスノー衆は12本アイゼンとピッケルが必要ということで、今年この装備を買ったので是非とも使ってみたいという気持ちもありました。
結果的にはアイゼンピッケルの出番はありませんでしたがそれだけ山のコンディションが良かったとも言えますね


このあたりでほとんど使ったことないんですけどね。まあ、念のためというヤツです。

>その一方で土曜は一日快晴の予報。二人には悪いがこの好天を見逃す手はない。

苦渋の選択でしたね


誰かが行けないとわかってる日を選ぶのは辛いものです。

5時半くらいに着きましたが近くのコンビニが空いていないのには焦りました。結局5kmは慣れたサークルKでお握りを買いました。

近くのファミマは6時からですからね。

雪の被った林道歩きもスノーシューが活躍しましたね

スノーシューが威力を発揮する雪質でした。

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ここの登りはおニューのライトニングアッセントの筆卸しでしたが、(私が処女航海と言ったら何故か受けました。)やはり新品は気持ちイイですね。ただデナリより幅があるのか時折引っ掛けることがありました。

それは宮指路さんの人徳というものでしょう。 :mrgreen:
フレームの形状が引っ掛かりやすいんでしょうね。

済みません、良い日だけ選んでしまって

参加表明した日にはいいかどうかわかりませんから結果論ですよ。
天気が悪そうだからドタキャンするような人はお断りですが。

私も頂きました。暑い時は特に美味しいからこの日は暑くなるだろうというバーチャリさんの配慮ですね。

こういう日は特に汁気のあるものがうれしいですね。バーチャリさん、サンクスでした。

三国岳への登り返しが結構長く感じました。

距離はまあまあありますが、人の感じ方はそれぞれで面白いですね。

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山日和さんはブラックダイヤモンドのストックでしたね。
よく見るタイプでしたが使い方を初めて知りました。


あのフリックロックシステムは素晴らしいと思います。今では他社からも出るようになりましたが。

上谷山の山容は実に雄大ですね。
23日に登る予定です。


宮指路さんも上谷ですか?私も4回登ってますが、いい山には違いないです。

本当に大パノラマでしたね。シュークリームさんも大満足だったようです

あの景色に満足しない人っていないでしょう。 :D

ここで洞吹さんとザックの中身を半分くらいにして行こうと話し合ったらふ~さん以外は空身で行くので拍子抜けしました。

勝手のわかっているルートで片道20分ほどですから、担いで行くこともないと思いました。

>MSRから何かプレゼントしてほしいくらいだ。

今回はライトニングアッセントを新調したので大威張りで参加できました。
正規価格で買っている人は少ないのでプレゼントは無理でしょうね


MSR本社からしたら正規輸入も並行輸入も同じですよ。

三国岳山頂で洞吹さんと昼寝でもしようと思いましたが洞吹さんも行く気満々だし、この機会を逃すと2度と行けないかもしれないと思い重い腰を上げました。

昼寝のためのマットでしたか。 :lol:  行ってよかったでしょう~。
 
私、3年前に夜叉ヶ池の登山口から高丸(黒壁)山頂まで登ったことがありますがそれはもう大変な激藪でした。
レポしようか迷いましたがただヤブコギしただけの山だったのでレポのしようがありませんでした。


それだったらふ~さんなんかレポ書けませんぜ。 :mrgreen:

最後尾にいた私にもよく見えました
ここまで来たら戻るに戻れませんが、もっとクラストしていたらアイゼン・ピッケルが要るところでしたね


いずれにしてもステップを切ってルート工作するつもりで先行しました。

[attachment=0]P1120140_1.JPG[/attachment]
ここでピッケルと12本アイゼンを付けて後ろ向きに下りれば安心でしょうがそんなことやる人は誰もいませんでしたね。
最後のここが一番の核心となりましたね


たいしたことのない段差だったんですが、上から見ると川に落ちるかもって気になりますよね。
あそこは階段状にステップを切るべきだったと反省しています。

                 山日和
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Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 山日和 »

:D バーチャリさん、どうもです。お疲れさまでした。

気苦労ですね。
ストレスになりませんか


まあ、好きでやってることですから。(^^ゞ

グーさん わりばしさん 残念でしたね
ブナ林の佇まい 展望見せたかったですね


ホントに残念でしたねえ。

上谷に縁がないですね。

バーチャリさんは去年登ったからいいじゃないですか。

軽量化でアウターのパンツはやめました。

軽量化もさることながら、暑さ対策の意味の方が大きいですね。暑いとバテますから。

二重山稜状になった雪原の尾根 
自然林の見事さは一級品ですね


あのあたりが登りの尾根のキモでした。

[attachment=0]P1110962_1.JPG[/attachment]
私も経験有りますがこの漢方薬良くききますね。

太田胃散じゃないけど「いい~薬です」 :lol:
最初に教えてくれたのはひいちゃんでした。

山日和さんが足繁く通う気持ちが良くわかります。

でしょー(^^)/

本当に素晴らしいパノラマでした。
やっと憧れの三国の山頂を踏む事ができました。


おめでとうございます。三国岳の経験者は3人だけ。積雪期は私と洞吹さんのふたりだけでしたね。

>落第忍者さんが「すごい!!」と感嘆の声を上げた。

興奮していましたね
何回もいいな~いいな~と感激されていましたよ~


あれだけ喜んでもらえると、企画した甲斐があるというものです。

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アップダウンも無く稜線漫歩で気持ちのいいお散歩でした。

さすがにバーチャリさん、余裕ですねえ。(^^ゞ

無雪期は賑わいを見せる夜叉ヶ池も雪に覆われた静かな夜叉ヶ池でした。

誰もいない夜叉ヶ池ってなかなかお目にかかれませんよ。
 
そうそうここはピッケルの出番だなと思いましたが

見た目ほどではなかったですね。

今回は一度に三国 左千方 夜叉ヶ丸と線を引く事が出来ました。

国境ライン踏破第一歩でしたね。

>2ヶ所の激下りでは滑ったり転んだり。ままよとシリセードで下る者ありで、思ったより早く登
山道に合流した。

はい こけるよりシリセードのほうが効率がいいし楽しいじゃ有りませんか


その通りですね。私ももっと滑るべきでした。(^_^;)

[attachment=1]P1120137_1.JPG[/attachment]
一度ドボンを経験していますから緊張しました
ここが一番の核心部だったような


あそこでドボンしたらダメージ大き過ぎます。 

             山日和
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山日和
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Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 山日和 »

biwacoさん、どうもです。

とうとう、今年も同行なしで終わりそうですが、ドウコウ言わず、次シーズンこそ!と「期待の定期預金」しときますね。

2年連続の参加ゼロになっちゃいましたね。現役選手登録抹消かも?

なんだかクセ者ぞろいですねえ…。忍びの者とか編隊リーダーとか、人間ラビットとか…。(@_@;)

どうでもええ話の達人とか、私みたいな真人間とか・・・・(^^♪

・542の尾根?  これなら周回のオモシロさも味わえますね。
これって、越前さんが無雪期にハサミ片手にヤブコギしてたルートかな?


そうですよ。ここは無雪期より積雪期の方がええと思いますが

チャリちゃん、バレンタインは2月やで~。3月はお返し貰う月やのに。

バーチャリさんみたいにできた人はお返しなんか期待しません。(^^ゞ

トマトに続いて秘薬もですか…。まるでツアー付添い看護師さんだ。

やっぱり女性がいるとありがたいです。
 
夏の三国岳では眺望を楽しむ余裕はありませんでした。いまは悔しさを噛みしめてマス。(>_<)

夏だと大した眺望も得られないでしょう。

[attachment=1]P1120085_1.JPG[/attachment]
「おお、メシでけたか? ごくろうさん。ワシの席はどこや、座布団温もってるか?」
なんて…決して言いませんね、洞吹さん?


テーブルが出来上がるのを隠れて見てたみたいですよ。(^_^;)
 
こういう計算、私もするんですよ、一応。けど、その通りに進んだことは皆無に近い。(@_@;)

それがbiwacoさんの課題です。絵に描いたモチ、獲らぬ狸の皮算用。

ふ~さんもMSR党アクシス派ですか! MSRには10個買ったら1個オマケなんてサービスないのかなあ?

満を持してふ~さんも仲間入りです。

山頂から谷山への急斜面下りはスリルありました。尻滑りなんてストップできんようになるからゼッタイ禁止!

雪がちょっと緩んでれば滑れそうですけどねえ。

[attachment=0]P1120051_1.JPG[/attachment]
大鱒尾谷左俣のco910辺りから左の枝沢を詰めたんで左千方の南の県境稜線に出てしまいました。
そこからの延々と続くヤブコギに体力を使い果たして三国の先でダウンでしたワ。(>_<)
その折には、温かい叱責、忠告が身に滲みました。m(__)m


体力と時間の読みとペース配分が課題ですね。

積雪くらいには屈しない激ヤブ?

失礼!! 「無雪期」の書き間違いでした。

ここは夏道も東側の崖ギリギリについてるので、雪が乗ってると心配になりそうです。

道がどこに付いてようが関係ないですね。

夏道のように池への岩壁下りはないんですね。
分岐からは夏道でなく尾根芯を下ったのかな?
夜叉ヶ丸から西の尾根をそのまま進んで、神社の鳥居の手前に降り立つってのは無理でしょうか?


本当は尾根に乗らずに右横の斜面をシリセードで下りるのが正解です。
強烈にスピード出て面白いですよ~。下の台地で必ず止まります。

ん? やはり真ん中の西北尾根なんかな?

さいです。
最後は左手の急斜面へ飛び込むのがポイントです。

アクシデントは洞吹さんだけでしたか。とにかく御無事でなにより^(^.^)/~~~
いつかまた、ご一緒できる日を楽しみにしております。


ありがとさんです。早く治して下さいね~。

                    山日和
            
                 
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左千方から谷山への尾根
左千方から谷山への尾根
無雪期からは想像もできない三国~夜叉ヶ丸間の尾根
無雪期からは想像もできない三国~夜叉ヶ丸間の尾根
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クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
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Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by クロオ »

山日和さん、こんばんは。


 毎度のことながら、天気予報を睨みながら過ごした1週間だった。


 いつも、ありがとうございます。開催側と参加者とでは、気苦労が全く違うと思います。


 日曜の天気が完全に悪化の様相を見せたのだ。その一方で土曜は一日快晴の予報。二人には悪いがこの好天を見逃す手はない。


 最近の天気予報はかなり正確です。日曜だったら雨に降られていました。


 天気が良過ぎて暑いというのは贅沢な悩みだろう。


 風もほとんど無くて全く寒くなかったです。


 クロオさんが先頭でぐんぐん進んで、国境稜線に立った。今まで塞がれていた滋賀県側の眺望が一気に開ける。安蔵山から谷山、左千方への長大な尾根の向こうにどっしりと横たわるのは横山岳だ。ここから見る三国岳はまだ高く遠い。


 気持ちのいい、広い展望でした。
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 三国岳直下の広大な斜面はとても尾根とは呼べないような広がりを見せる。振り返れば上谷山の茫洋たる山頂部がどっしりと構えている。青空に向かって一歩一歩刻んで行くと、これまた広大な三国岳山頂に飛び出した。ここは江越美三国の境界である。


 広い場所でした。夜叉ヶ池には3度来たことがあります。うち1度、三周ヶ岳に登りました。三国岳にはいつ登ることができるのだろうと思っていました。山日和さんのお陰であっさりと来ることができました。
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 1時キッカリにランチを終え、うねるような雪稜の向こうにある左千方に向かった。1196.8mの三角点。最近は余呉トレイルのおかげですっかり有名になってしまったが、嘗てはヤブ山マニア垂涎のピークだった。


 ザックも持たず、360度の展望の気持ちのいいスノーシューハイクでした。
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 三国からの下りはどこを歩くのも自由な広大な斜面から始まる。みんな思い思いのトレースを刻んで歩く。振り返れば雪面に刻まれた9人分のトレースが壮観だ。


 踏み跡がたくさんついていました。


 ブナ林の広がる1206mピークに立つと、夜叉ヶ丸の右下に雪に覆われた夜叉ヶ池の姿が見えた。今はただの雪原だ。


 三国岳から見た感じより、楽に来られました。
 無雪期、紅葉の時期にでも、再びこの地点からながめてみたい景色です。


 東側がスッパリと切り立った雪稜の通過は高度感もあり爽快そのものだ。本日最後のピークである夜叉ヶ丸(ガイドブックには夜叉ヶ池山と書かれているが、夜叉ヶ丸という名前こそが越美国境の山に相応しい。)に立った。三周ヶ岳方面の最後の展望を楽しむ。


 結構急登なのでしょうが、気持ちよく歩けました。
 展望を見ながら広大な稜線歩きのとても満足の1日でした。
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                                 クロオ
ふ~さん
記事: 525
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by ふ~さん »

山日和さん、おはようございます。

良い機会を与えていただき、感謝しております。左千方の山頂にも初めて立てたし、大展望をほしいままにした山行でした。

通い詰めつもりの山域ですが、まだまだ登り残しているルートが一杯あります。その中で今回の珠玉の企画。私に得がたいチャンスを与えて頂きました。

隠し球のアトラクションが出ずじまい(?)でしたが、それは次回のお楽しみと言ったところでしょうか。

 ふ~さん
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 山日和 »

クロオさん、どうもです。お疲れさまでした。

いつも、ありがとうございます。開催側と参加者とでは、気苦労が全く違うと思います。

まあ、毎度のことで慣れっこです。(^^)

最近の天気予報はかなり正確です。日曜だったら雨に降られていました。

でも直近までわかりませんからねえ。日曜にしなくて良かったのだけは確かです。

風もほとんど無くて全く寒くなかったです。

少しくらい風があった方が涼しくてよかったですねえ。(^^ゞ

[attachment=1]P1120030_1.JPG[/attachment]
広い場所でした。夜叉ヶ池には3度来たことがあります。うち1度、三周ヶ岳に登りました。三国岳にはいつ登ることができるのだろうと思っていました。山日和さんのお陰であっさりと来ることができました。

無雪期と積雪期ではまったく別の山でしょう。三国は無雪期に登ってうんざりしてる人がほとんどでしょうね。関西百名山とやらに入ってるらしいですから。

ザックも持たず、360度の展望の気持ちのいいスノーシューハイクでした。

あれだけ近くに見えて何の障害もなければ空身でもOKです。

[attachment=0]P1120065_1.JPG[/attachment]
三国岳から見た感じより、楽に来られました。
無雪期、紅葉の時期にでも、再びこの地点からながめてみたい景色です。


あんまり眺めてみたい景色ではないかも・・・(^^ゞ

結構急登なのでしょうが、気持ちよく歩けました。
展望を見ながら広大な稜線歩きのとても満足の1日でした。


夜叉ヶ丸への登りはそれまでと違った緊張感のある稜線で楽しかったでしょう。
広大な尾根ばかりでは飽きてしますもんね。

                山日和
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【越美国境】快晴・絶景の三国・左千方・夜叉ヶ丸スノー衆

投稿記事 by 山日和 »

ふ~さん、どうもです。お疲れさまでした。

良い機会を与えていただき、感謝しております。左千方の山頂にも初めて立てたし、大展望をほしいままにした山行でした。


みなさんに喜んで頂けたら何よりです。(^^)

通い詰めつもりの山域ですが、まだまだ登り残しているルートが一杯あります。その中で今回の珠玉の企画。私に得がたいチャンスを与えて頂きました。

登り残しているルートの方が少なかったら凄いことですよ。 (^^ゞ

隠し球のアトラクションが出ずじまい(?)でしたが、それは次回のお楽しみと言ったところでしょうか。
 
隠し玉?あっ、違う? :mrgreen:

               山日和

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