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【若狭】堅雪の芦谷山
Posted: 2013年3月04日(月) 22:01
by 山日和
【日 付】2013年3月3日(日)
【山 域】若狭野坂山地 芦谷山
【天 候】曇り時々小雪
【コース】アシ谷林道入口8:50---10:00尾根取付---11:34 P840m---11:42芦谷山---11:50P840m12:50
---13:20 P727m---14:20 P422手前---15:07駐車地
目が覚めると小雪がちらつき風も吹いていた。ゆうべは星も見えていたのに、今日は山も雲
に隠れている。2度寝を決め込んでいるうちに何台かの登山者の車が来ては出発して行った。
みんな元気だ。ひとりだとこういう時は極端にモチベーションが下がってしまう。
当初の計画は放棄して、ゆうべ越えてきた八草峠越えの道を戻った。
なんとなく思いついたのは野坂山塊。まだ登ったことのない雪の芦谷山へ行ってみよう。
敦賀の町へ入っても野坂岳は雲の中。どこへ行っても同じか。何も降っていないだけ良しと
しよう。
山集落へ入ったが雪はまったくない。今度は雪があるのか心配になってきた。黒河林道を少し
進んでアシ谷林道の分岐に車を止めた。アシ谷林道は入口にチェーンゲートがあって入れない。
こんなことになるとは思っていなかったので地図は持っていないが、勝手知ったるこの山域。
GPSだけあれば十分だろう。
芦谷山の北のCa840mピークから北東へ伸びる尾根がルートである。アシ谷林道歩きが少々長
いが、尾根に取り付いてしまえばさしたる標高差もない。7年前に歩いた時には見事なブナ林が
印象に残っている。
林道を辿らず末端から近道の尾根を行く選択肢もあったが、末端がヤブだと嫌なので遠回りの
林道歩きを選ぶ。途中から30センチほどの積雪となりスノーシューを履いた。
この林道は長いが、高原状のさわやかな林があったり、ずぐそばを流れるきれいな谷があっ
たりで意外と退屈しない。それでも取り付きまでたっぷり1時間掛かってしまった。
[attachment=4]P1110775_1.JPG[/attachment]
林道入口から250m上がったここでは積雪も1mは超えており、カーブミラーも半分以上埋も
れていた。
林道と尾根の段差はほとんどなく、すぐに疎林の緩やかな尾根に乗る。
無雪期には一面のブッシュの中にあるかなしかの踏み跡が続くところだが、今日はブッシュの
頭が多少出ている程度でスッキリしている。
Ca600mのヤセ尾根を通過するところで左上に大きな尾根が見えた。ここで尾根は左へ屈曲す
るのだが、かなりの急傾斜なので隣の尾根に乗り換えるような印象である。
そしてこの屈曲点のブナ林が素晴らしい。目を惹く大木はないものの、台地状に広がる屈曲部
とその上の急斜面に立ち並ぶブナの群れは美しい。
ヒールリフターを立ててスノーシューで小刻みにステップを踏む。全身アイゼンのフレーム
は小気味良く雪面を噛んで気持ちがいい。
ライトニングアッセントは深雪のラッセル用具としてだけではなく、こういう場面で最大の魅
力を発揮する。アイゼンを履くまでもないが、ツボ足だとキックステップで疲れるし、スリッ
プにも気を遣うという時、ライトニングアッセントなら雪面にただ足を押し付けるだけで比類
なきグリップを発生してくれるのだ。少し不安があればやや逆ハの字に開いて強めに踏み込め
ばまったく問題ない。
[attachment=0]パノラマ 3_1_1.JPG[/attachment]
登り切ると大きく展望が開けた。黒河川を挟んで岩篭山から西近江、中山、乗鞍岳へと続く
稜線が横たわる。天気は相変わらずはっきりしないが、これぐらい見えてくれれば恩の字だ。
左手に雪庇の発達した斜面を上がると792mピーク。ここから起伏のないブナの台地が始まる。
右手には野坂岳の山頂部が白い。ここも林床はササが覆い尽くす場所だが、今は適度な間隔で
ブナが並ぶばかりで、まったく心癒される空間を作り出している。
[attachment=3]P1110824_1.JPG[/attachment]
稜線まではもうひと登りだ。ほどなく野坂岳~芦谷山~三国山へと続く長大な稜線に着いた。
無雪期のこのあたりもいいところなのだが、ブッシュのために雑然とした印象が拭えなかった。
雪の上からブナだけがスックと立ち上がる様は本当に美しい。
芦谷山の山頂そのものはどうでもいいような場所だ。それは無雪期でも積雪期でも変わらな
い。いいところはその前後にある。風が冷たく落ち着けないので、P840m手前の雪堤の陰に陣
取った。ここは西風もそれに乗って舞う粉雪も避けられて具合がいい。
今日は久々の「得正」のカレーうどんである。甘さと辛さの絶妙なバランスが良く、スー
を
残さず飲み干したくなる一品だ。ビールにも合う。
今回は湯をひっくり返すこともなくフルコースを終了。
[attachment=2]P1110847_1.JPG[/attachment]
食後は北へ向かい、野坂岳手前の鞍部から巡視路を下りるつもりだった。車を回収するため
には林道歩きが少々長いが、ブナの巨木群に挨拶をしておきたかった。
P840mには思わぬワカンの足跡があった。昨日の物とは思えないぐらい新しい。メシを食っ
ている時にここまで来て引き返したのだろうか。
岩篭山の左奥に湖北の大黒山や妙理山あたりの尾根筋が見えた。その奥に白く横たわるのは
上谷山と越美国境稜線か。このあたりから眺めるのは初めてなので同定に自信が持てなかった。
727mの茶屋谷三角点まで来たがどうも調子が悪い。と言うか、気持ちが悪い。
カレーとビールとしることコーヒーが腹の中で渾然一体となっているせいだろうか。
前進する気もなくなり、ここから北東の尾根に入って、途中から駐車地にほど近いアシ谷林道
へ下りることにする。
[attachment=1]P1110880_1.JPG[/attachment]
稜線の東斜面にも見事なブナの大木がある。無雪期にはヤブの印象しかない尾根も今はいい
ルートを提供してくれている。登りに使った尾根と比べるのはかわいそうだが、まあそこそこ
というところだろう。
標高が下がると雪の量も減り、ヤブが頭を出し始めた。422m三角点手前で右折して支尾根に
乗る。ここまで下りると雪はうっすら地面に乗っている程度。ヤブをかわしながらの下降とな
った。
途中でスノーシューを脱いで、最後は林道入口から15分ぐらいのところへ着地した。
家に帰ってから地図を見たら、あの尾根の途中で左に幅広の尾根を取れば、駐車地の真ん前へ
下りられたことがわかった。今度はそっちにしようとは思わないが。
積雪期はどうしても北陸道の東側に目が行ってしまうのだが、スノー衆パート2の大御影山
と合わせて、手軽に楽しめて雪もたっぷりという若狭の雪山の良さを再認識することができた
一日だった。
山日和
Re: 【若狭】堅雪の芦谷山
Posted: 2013年3月05日(火) 06:46
by わりばし
おはようございます、山日和さん。
芦谷山の北のCa840mピークから北東へ伸びる尾根がルートである。アシ谷林道歩きが少々長
いが、尾根に取り付いてしまえばさしたる標高差もない。7年前に歩いた時には見事なブナ林が
印象に残っている。
庄部谷山につながっている山ですね。
Ca600mのヤセ尾根を通過するところで左上に大きな尾根が見えた。ここで尾根は左へ屈曲す
るのだが、かなりの急傾斜なので隣の尾根に乗り換えるような印象である。
そしてこの屈曲点のブナ林が素晴らしい。目を惹く大木はないものの、台地状に広がる屈曲部
とその上の急斜面に立ち並ぶブナの群れは美しい。
ここはかなり急なようですね。
谷が深いのかな?
ヒールリフターを立ててスノーシューで小刻みにステップを踏む。全身アイゼンのフレーム
は小気味良く雪面を噛んで気持ちがいい。
ライトニングアッセントは深雪のラッセル用具としてだけではなく、こういう場面で最大の魅
力を発揮する。アイゼンを履くまでもないが、ツボ足だとキックステップで疲れるし、スリッ
プにも気を遣うという時、ライトニングアッセントなら雪面にただ足を押し付けるだけで比類
なきグリップを発生してくれるのだ。
デナリに根性を注入すれば行けるかな?
少し不安があればやや逆ハの字に開いて強めに踏み込め
ばまったく問題ない。
箱根駅伝の山登りの選手の足の運びと同じなんですね。
登り切ると大きく展望が開けた。黒河川を挟んで岩篭山から西近江、中山、乗鞍岳へと続く
稜線が横たわる。天気は相変わらずはっきりしないが、これぐらい見えてくれれば恩の字だ。
左手に雪庇の発達した斜面を上がると792mピーク。ここから起伏のないブナの台地が始まる。
右手には野坂岳の山頂部が白い。ここも林床はササが覆い尽くす場所だが、今は適度な間隔で
ブナが並ぶばかりで、まったく心癒される空間を作り出している。
若狭のブナ林は自然の力強さが残っていていいですね。
雪の季節を乗り越えているからかな・・・
稜線まではもうひと登りだ。ほどなく野坂岳~芦谷山~三国山へと続く長大な稜線に着いた。
無雪期のこのあたりもいいところなのだが、ブッシュのために雑然とした印象が拭えなかった。
雪の上からブナだけがスックと立ち上がる様は本当に美しい。
こういう景色のひとり占めはたまりません。
727mの茶屋谷三角点まで来たがどうも調子が悪い。と言うか、気持ちが悪い。
カレーとビールとしることコーヒーが腹の中で渾然一体となっているせいだろうか。
前進する気もなくなり、ここから北東の尾根に入って、途中から駐車地にほど近いアシ谷林道
へ下りることにする。
あらまあ、こういった時にいくつかの選択肢から選べるのはこの山域にくわしい山日和さんにしかできません。
稜線の東斜面にも見事なブナの大木がある。無雪期にはヤブの印象しかない尾根も今はいい
ルートを提供してくれている。登りに使った尾根と比べるのはかわいそうだが、まあそこそこ
というところだろう。
この時期限定でしたか?
積雪期はどうしても北陸道の東側に目が行ってしまうのだが、スノー衆パート2の大御影山
と合わせて、手軽に楽しめて雪もたっぷりという若狭の雪山の良さを再認識することができた
一日だった。
スノー衆で何度か若狭につれていってもらってますが、静かでいい山です。
津からだとチト遠いですが・・・
わりばし
Re: 【若狭】堅雪の芦谷山
Posted: 2013年3月05日(火) 23:37
by 越前
山日和さん、今晩は。
【山 域】若狭野坂山地 芦谷山
【天 候】曇り時々小雪
あいにくの天気の中、近いですが来週の様子見・・ではないですね?
だったら横山岳あたりにするでしょうか。
なんとなく思いついたのは野坂山塊。まだ登ったことのない雪の芦谷山へ行ってみよう
一時期私は、敦賀の山を攻めた頃がありました。
全部で六回の敦賀トレイルと称して、野坂岳・岩篭山・西方ヶ岳の敦賀三山を雪の時期に繋げて歩こうというものでした。
芦谷山はその敦賀トレイルのポイントとなる地点でした。
ヒールリフターを立ててスノーシューで小刻みにステップを踏む。全身アイゼンのフレームは小気味良く雪面を噛んで気持ちがいい。
ライトニングアッセントは深雪のラッセル用具としてだけではなく、こういう場面で最大の魅力を発揮する。アイゼンを履くまでもないが、ツボ足だとキックステップで疲れるし、スリップにも気を遣うという時、ライトニングアッセントなら雪面にただ足を押し付けるだけで比類なきグリップを発生してくれるのだ
ん~・・・・。私のデナリアッセント君も良く頑張ってくれているのですが、いけないと思いつつも浮気心が芽生えてきそうです。(^^ゞ
登り切ると大きく展望が開けた。黒河川を挟んで岩篭山から西近江、中山、乗鞍岳へと続く稜線が横たわる
その気持ちの良かった稜線歩きを思い出します。
もっとも、帰りの十キロの黒河林道を抜けたのが、二月というのに八時半となってしまいました・・・。
稜線まではもうひと登りだ。ほどなく野坂岳~芦谷山~三国山へと続く長大な稜線に着いた。
当初この稜線は一気に抜けられるかと思いましたが、さすがに無理でした。
でも後日三国山から芦谷山を目指した時、オーストラリアから来たばかりという相当に日本語もアヤシイ単独の外人さんに抜かれたのですが、マキノスキー場/赤坂山/芦谷山/野坂岳をなんとピストンでやってたみたいでした。異国の地で・・バケモンの類ですね~。
無雪期のこのあたりもいいところなのだが、ブッシュのために雑然とした印象が拭えなかった。
雪の上からブナだけがスックと立ち上がる様は本当に美しい。
ここの無雪期の姿を知らない私としては、秋にも訪れたいですね。
今回は湯をひっくり返すこともなくフルコースを終了。
やはりいつもよりも気を張りましたか?
食後は北へ向かい、野坂岳手前の鞍部から巡視路を下りるつもりだった。車を回収するためには林道歩きが少々長いが、ブナの巨木群に挨拶をしておきたかった。
全く見事なブナたちですよね。
P840mには思わぬワカンの足跡があった。昨日の物とは思えないぐらい新しい。メシを食っている時にここまで来て引き返したのだろうか。
野坂岳からのぶな回廊コースとして、すでに知られているのかもしれませんね。
クルマが二台なら野坂岳へ登り返さずに、巡視路を下ってもいいし。
727mの茶屋谷三角点まで来たがどうも調子が悪い。と言うか、気持ちが悪い。
カレーとビールとしることコーヒーが腹の中で渾然一体となっているせいだろうか。
前進する気もなくなり、ここから北東の尾根に入って、途中から駐車地にほど近いアシ谷林道へ下りることにする
いつもはなんともないのでしたら、やはり原因はカレーとの「食い合わせ」でしょうね。
予定変更は、単独の気楽さゆえですね。
積雪期はどうしても北陸道の東側に目が行ってしまうのだが、スノー衆パート2の大御影山と合わせて、手軽に楽しめて雪もたっぷりという若狭の雪山の良さを再認識することができた一日だった
深山ではなくいわゆる里山あっても、雪が積もっていてぶなもあったりすれば十分楽しめますね。
Re: 【若狭】堅雪の芦谷山
Posted: 2013年3月06日(水) 08:58
by 緑水
大番頭さんおはようございます、今日は好いお天気ですよ。週末は初夏の陽気になりそうですね。
低山での雪遊びはコレでお終いかな、花の妖精に気持ちが切り替えありますね。
山日和 さんが書きました:【日 付】2013年3月3日(日)
【山 域】若狭野坂山地 芦谷山
この日はこの当たりに明るい案内人さんに導かれて、芦原山での雪遊びでした。
マッタリ山行にはガールの賑やかさは好いですね。
2度寝を決め込んでいるうちに何台かの登山者の車が来ては出発して行った。
みんな元気だ。ひとりだとこういう時は極端にモチベーションが下がってしまう。
挑戦的な山行ならモチベは落ちないけど、わかった所だと下がったいます。
仲間との楽しさを味わうとヤメの気持ちに成る。
なんとなく思いついたのは野坂山塊。まだ登ったことのない雪の芦谷山へ行ってみよう。
敦賀の町へ入っても野坂岳は雲の中。どこへ行っても同じか。
ドコでも似たり寄ったり、マアやってみようが気分だろうなあ。せっかくきた事だしとね。
芦谷山の北のCa840mピークから北東へ伸びる尾根がルートである。

- ●この樹が一番の巨樹なのかな
2月28日に野坂山からこの尾根を降りる案内でした。
デモ巡視路沿いのブナ巨木に合いたくてこの尾根はパスになりましたです。
読んでてブナ巨樹に勝るブナはいないようなんだ。
斜面を上がると792mピーク。ここから起伏のないブナの台地が始まる。
ブナが並ぶばかりで、まったく心癒される空間を作り出している。
雪の上からブナだけがスックと立ち上がる様は本当に美しい。
ブナの息づかいが聞こえそう、目覚めたブナは幹基を温めて雪を溶かしてる好いなあです。
残さず飲み干したくなる一品だ。ビールにも合う。
今回は湯をひっくり返すこともなくフルコースを終了。
一人御満悦も仲間がいれば倍化しますね、人間っうのは字のごとくもたれあいですね。
727mの茶屋谷三角点まで来たがどうも調子が悪い。と言うか、気持ちが悪い。
カレーとビールとしることコーヒーが腹の中で渾然一体となっているせいだろうか。
前進する気もなくなり、
お腹もテンションダウンかな、副交感神経は正直だね

- ●芦谷山まで行くつもりでした
スノー衆パート2の大御影山
と合わせて、手軽に楽しめて雪もたっぷりという若狭の雪山の良さを再認識することができた
一日だった。
奥越、奥美濃が呼んでますよ。妙高当たりはこれからか。
桜が咲くのもモウスグ、心は狂っちゃいます。お出かけしなくてわです。
緑水
Re: 【若狭】堅雪の芦谷山
Posted: 2013年3月06日(水) 19:39
by 宮指路
山日和さん、こんばんは
目が覚めると小雪がちらつき風も吹いていた。ゆうべは星も見えていたのに、今日は山も雲
に隠れている。2度寝を決め込んでいるうちに何台かの登山者の車が来ては出発して行った。
みんな元気だ。ひとりだとこういう時は極端にモチベーションが下がってしまう。
あ~あ、一人だしどうすべっかなぁ~ってことになりかねないですね
当初の計画は放棄して、ゆうべ越えてきた八草峠越えの道を戻った。
どこを予定していたのでしょうか?
敦賀の町へ入っても野坂岳は雲の中。どこへ行っても同じか。何も降っていないだけ良しと
しよう。
山集落へ入ったが雪はまったくない。今度は雪があるのか心配になってきた。黒河林道を少し
進んでアシ谷林道の分岐に車を止めた。アシ谷林道は入口にチェーンゲートがあって入れない。
こんなことになるとは思っていなかったので地図は持っていないが、勝手知ったるこの山域。
GPSだけあれば十分だろう。
私もたまにこういうことはありますが、予定していた林道が入れないのは痛いですね。
大概ここで心が折れてしまいます。
芦谷山の北のCa840mピークから北東へ伸びる尾根がルートである。アシ谷林道歩きが少々長
いが、尾根に取り付いてしまえばさしたる標高差もない。7年前に歩いた時には見事なブナ林が
印象に残っている。
林道を辿らず末端から近道の尾根を行く選択肢もあったが、末端がヤブだと嫌なので遠回りの
林道歩きを選ぶ。途中から30センチほどの積雪となりスノーシューを履いた。
ここらへんは経験のなせる業ですね
林道入口から250m上がったここでは積雪も1mは超えており、カーブミラーも半分以上埋も
れていた。
昨年のスノー衆でもこんな場面がありましたね。
Ca600mのヤセ尾根を通過するところで左上に大きな尾根が見えた。ここで尾根は左へ屈曲す
るのだが、かなりの急傾斜なので隣の尾根に乗り換えるような印象である。
そしてこの屈曲点のブナ林が素晴らしい。目を惹く大木はないものの、台地状に広がる屈曲部
とその上の急斜面に立ち並ぶブナの群れは美しい。
天気がイマイチでもブナ林が美しいと心が満たされます。
T字尾根もブナが多いので癒されました。
ヒールリフターを立ててスノーシューで小刻みにステップを踏む。全身アイゼンのフレーム
は小気味良く雪面を噛んで気持ちがいい。
ライトニングアッセントは深雪のラッセル用具としてだけではなく、こういう場面で最大の魅
力を発揮する。アイゼンを履くまでもないが、ツボ足だとキックステップで疲れるし、スリッ
プにも気を遣うという時、ライトニングアッセントなら雪面にただ足を押し付けるだけで比類
なきグリップを発生してくれるのだ。少し不安があればやや逆ハの字に開いて強めに踏み込め
ばまったく問題ない。
T字尾根でおニューのライトニングアッセントの筆卸でしたが雪が締まっていてしかも途中に岩場や急坂があったのであまり活躍する場所がありませんでした。
昨年行った時はデナリで岩場でも構わず通過しましたがおニューだとなかなか無茶はできませんね。
結局、ほとんどがテーブルランドで使ったことになりますが雪が締まっていて壷足でも問題ないようでした。
今週の夜叉が丸でその威力を試してみたいです。
芦谷山の山頂そのものはどうでもいいような場所だ。それは無雪期でも積雪期でも変わらな
い。いいところはその前後にある。風が冷たく落ち着けないので、P840m手前の雪堤の陰に陣
取った。ここは西風もそれに乗って舞う粉雪も避けられて具合がいい。
今日は久々の「得正」のカレーうどんである。甘さと辛さの絶妙なバランスが良く、スー
を残さず飲み干したくなる一品だ。ビールにも合う。
今回は湯をひっくり返すこともなくフルコースを終了。
山でカレーうどんやカレーラーメンは良く合うし、疲れも取れるような気がしますね
最近はカップラーメンが多かったですがスノー衆ではゆっくりラーメンを食べたいです。
727mの茶屋谷三角点まで来たがどうも調子が悪い。と言うか、気持ちが悪い。
カレーとビールとしることコーヒーが腹の中で渾然一体となっているせいだろうか。
前進する気もなくなり、ここから北東の尾根に入って、途中から駐車地にほど近いアシ谷林道
へ下りることにする。
寝不足ということではないですか?
標高が下がると雪の量も減り、ヤブが頭を出し始めた。422m三角点手前で右折して支尾根に
乗る。ここまで下りると雪はうっすら地面に乗っている程度。ヤブをかわしながらの下降とな
った。
途中でスノーシューを脱いで、最後は林道入口から15分ぐらいのところへ着地した。
家に帰ってから地図を見たら、あの尾根の途中で左に幅広の尾根を取れば、駐車地の真ん前へ
下りられたことがわかった。今度はそっちにしようとは思わないが。
GPSのみのルートファインディングだと途中から思い切ってコースを変えるのは難しいですね。
積雪期はどうしても北陸道の東側に目が行ってしまうのだが、スノー衆パート2の大御影山
と合わせて、手軽に楽しめて雪もたっぷりという若狭の雪山の良さを再認識することができた
一日だった。
たまには冬の鈴鹿もいいですよ(^_-)-☆
宮指路
Re: 【若狭】堅雪の芦谷山
Posted: 2013年3月07日(木) 10:44
by kitayama-walk
山日和さん、こんにちは。
野坂山塊のあたりはあまり歩いていないので、芦谷山とはどこかと思い調べてみました。
すると、野坂岳から三国山への稜線にある山だとわかりました。また、地形図で山日和さんが歩かれた大凡のルートも確認
することができました。
このあたりにもかなり大きなブナがあるんですねぇ。一度見に行ってみたくなりました。今の時期には、黒河林道は車でどの
あたりまで入れるのでしょうか? 野坂と三国を縦走できるといいなと思ったりもしました。無雪期であれば、黒河峠に自転車
をデポすれば縦走できるでしょうね。
3/3はあまり天気がよくなかったでしょう。私も天気のよいと思われる奥美濃東部の鷲ヶ岳に登りました。しかし、天気はイ
マイチで、下りたら晴れるの法則に嵌まってしまいました。

Re: 【若狭】堅雪の芦谷山
Posted: 2013年3月07日(木) 19:09
by バーチャリ
今晩は
一度レス書きましたがどこをポチとやったのでしょうか
消えてしました。
山 域】若狭野坂山地 芦谷山
【天 候】曇り時々小雪
なんとなく思いついたのは野坂山塊。まだ登ったことのない雪の芦谷山へ行ってみよう。
新緑の頃訪れましたが 雰囲気のいいブナ林の記憶が残っていますが
林道入口から250m上がったここでは積雪も1mは超えており、カーブミラーも半分以上埋も
れていた。
林道でそんなに雪が有るのですかさすが北陸ですね
右手には野坂岳の山頂部が白い。ここも林床はササが覆い尽くす場所だが、今は適度な間隔で
ブナが並ぶばかりで、まったく心癒される空間を作り出している。
いい雰囲気を一人じめで贅沢ですね
稜線まではもうひと登りだ。ほどなく野坂岳~芦谷山~三国山へと続く長大な稜線に着いた。
芦谷山~三国山歩いてみたいですが
芦谷山の山頂そのものはどうでもいいような場所だ。それは無雪期でも積雪期でも変わらな
この山頂の所でランチでしたが ほんとパットしない山頂ですね
食後は北へ向かい、野坂岳手前の鞍部から巡視路を下りるつもりだった。車を回収するため
には林道歩きが少々長いが、ブナの巨木群に挨拶をしておきたかった。
巡視路を使て 野坂岳~芦谷山でしたが
ブナの巨木が多かったですね 雪の時に一度歩いて見たいです。
カレーとビールとしることコーヒーが腹の中で渾然一体となっているせいだろうか。
前進する気もなくなり、ここから北東の尾根に入って、途中から駐車地にほど近いアシ谷林道
へ下りることにする。
カレーで胸焼けしましたか
積雪期はどうしても北陸道の東側に目が行ってしまうのだが、スノー衆パート2の大御影山
と合わせて、手軽に楽しめて雪もたっぷりという若狭の雪山の良さを再認識することができた
一日だった。
大御影山お世話になりました。
三国も楽しみにしています よろしくお願いします。
バーチャリ
Re: 【若狭】堅雪の芦谷山
Posted: 2013年3月10日(日) 06:39
by ふ~さん
山日和さん、おはようございます。
林道入口から250m上がったここでは積雪も1mは超えており、カーブミラーも半分以上埋も
れていた。
お、カーブミラーを使っての自分撮りでしたか。
グリム童話のお后さまは、鏡に向かって「鏡よ、鏡よ、鏡さん。この世で一番美しいのは誰?」と聞いたそうですが、山日和さんは何を尋ねたのかな?
ヒールリフターを立ててスノーシューで小刻みにステップを踏む。全身アイゼンのフレーム
は小気味良く雪面を噛んで気持ちがいい。
ライトニングアッセントは深雪のラッセル用具としてだけではなく、こういう場面で最大の魅
力を発揮する。アイゼンを履くまでもないが、ツボ足だとキックステップで疲れるし、スリッ
プにも気を遣うという時、ライトニングアッセントなら雪面にただ足を押し付けるだけで比類
なきグリップを発生してくれるのだ。少し不安があればやや逆ハの字に開いて強めに踏み込め
ばまったく問題ない。
お、営業ですな!まさに仰せの通り。
ここも林床はササが覆い尽くす場所だが、今は適度な間隔で
ブナが並ぶばかりで、まったく心癒される空間を作り出している。
野坂にはお勧めのように癒される所が一杯ありますね。大御影もいい山でした。
今日は久々の「得正」のカレーうどんである。甘さと辛さの絶妙なバランスが良く、スープ
を残さず飲み干したくなる一品だ。ビールにも合う。
お、営業ですな!
今回は湯をひっくり返すこともなくフルコースを終了。
お楽しみのアトラクションはこれからかな。
727mの茶屋谷三角点まで来たがどうも調子が悪い。と言うか、気持ちが悪い。
カレーとビールとしることコーヒーが腹の中で渾然一体となっているせいだろうか。
前進する気もなくなり、
いよいよアトラクションかなぁ。(わくわく)
積雪期はどうしても北陸道の東側に目が行ってしまうのだが、スノー衆パート2の大御影山
と合わせて、手軽に楽しめて雪もたっぷりという若狭の雪山の良さを再認識することができた
一日だった。
お疲れさまでした!でもアトラクションは・・・?(ぶつぶつ)
ふ~さん
Re: 【若狭】堅雪の芦谷山
Posted: 2013年3月12日(火) 00:21
by クロオ
山日和さん、こんばんは。
堅雪の芦谷山
私には、こんな表現、絶対にできない。まず、「堅雪」なんていう語彙が私には浮かばない。勝手な想像かもしれませんが、この日の
山日和さんの雪山歩きがどんな状態だったのか感じられるような気がします。実に単純かつ、充分な表現に感じます。
2度寝を決め込んでいるうちに何台かの登山者の車が来ては出発して行った。みんな元気だ。ひとりだとこういう時は極端にモチベーションが下がってしまう。
世の中には、ほんと元気な人がいます。
自分は山を諦める理由をどんどん考えて、観光を考えます。
なんとなく思いついたのは野坂山塊。まだ登ったことのない雪の芦谷山へ行ってみよう。
雪の芦谷山、登ってみたくなりました。
黒河林道を少し進んでアシ谷林道の分岐に車を止めた。
山集落が一番山奥の集落かと思えたのですが、その先にも結構広い場所や民家があって驚きました。
7年前に歩いた時には見事なブナ林が印象に残っている。
7年前のことをよく覚えていられます。私は今年歩いた山も記憶が怪しい。
Ca600mのヤセ尾根を通過するところで左上に大きな尾根が見えた。ここで尾根は左へ屈曲するのだが、かなりの急傾斜なので隣の尾根に乗り換えるような印象である。
600mあたりは尾根が細いのですね。覚えておきます。と言うか、行くときにまたこのレポを拝見させていただきます。
ヒールリフターを立ててスノーシューで小刻みにステップを踏む。全身アイゼンのフレームは小気味良く雪面を噛んで気持ちがいい。ライトニングアッセントは深雪のラッセル用具としてだけではなく、こういう場面で最大の魅力を発揮する。アイゼンを履くまでもないが、ツボ足だとキックステップで疲れるし、スリップにも気を遣うという時、ライトニングアッセントなら雪面にただ足を押し付けるだけで比類なきグリップを発生してくれるのだ。少し不安があればやや逆ハの字に開いて強めに踏み込めばまったく問題ない。
ライトニングアッセントは、とても便利です。
登り切ると大きく展望が開けた。黒河川を挟んで岩篭山から西近江、中山、乗鞍岳へと続く稜線が横たわる。天気は相変わらずはっきりしないが、これぐらい見えてくれれば恩の字だ。
山に登って展望が無いのは辛いだけで、つまらないです。展望が見えたら登ってきた甲斐があります。
稜線まではもうひと登りだ。ほどなく野坂岳~芦谷山~三国山へと続く長大な稜線に着いた。無雪期のこのあたりもいいところなのだが、ブッシュのために雑然とした印象が拭えなかった。雪の上からブナだけがスックと立ち上がる様は本当に美しい。
昨年の秋に通りましたが、ブナだらけでした。
食後は北へ向かい、野坂岳手前の鞍部から巡視路を下りるつもりだった。車を回収するためには林道歩きが少々長いが、ブナの巨木群に挨拶をしておきたかった。
近くまできたら、少々まわり道でも寄ってみたい場所です。
727mの茶屋谷三角点まで来たがどうも調子が悪い。と言うか、気持ちが悪い。カレーとビールとしることコーヒーが腹の中で渾然一体となっているせいだろうか。前進する気もなくなり、ここから北東の尾根に入って、途中から駐車地にほど近いアシ谷林道へ下りることにする。
以前教えて下さった727m東斜面のでかいブナは見なかったのでしょうか?
積雪期はどうしても北陸道の東側に目が行ってしまうのだが、スノー衆パート2の大御影山と合わせて、手軽に楽しめて雪もたっぷりという若狭の雪山の良さを再認識することができた一日だった。
特に冬場の若狭は遠いところですが、天気のいい日に、積雪期の芦谷山に727m東斜面を通り登ってみたいと思っています。
クロオ