【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by kitayama-walk »

【日 付】 2013年2月3日(日)
【天 候】 曇り後晴れ
【山 域】 鈴鹿中部
【メンバー】 クロオ、ふ~さん、kasaya、I・M、kitayama-walk
【コース】 駐車地-熊野神社-(林道)-林道終点-文三ハゲ-綿向山-竜王山分岐-イハイガ岳-綿向山-P992-
塩の道峠-東山橋-熊野神社-駐車地

http://kitayamawa.exblog.jp/19742744/

 鈴鹿中部にあり、鈴鹿山脈の中心から滋賀県側に大きく張り出している尾根には雨乞岳を筆頭に、清水の頭、イハイガ岳、綿向山などの
1000m級の山がある。綿向山にはこれまで何度も登っているが、①表参道、②大峠からイハイガ岳経由、③南尾根であり、熊野神社から文
三ハゲあるいは水無山経由で登ったことはない。そこで、今回は熊野神社を起点とし、大ガレ地の文三ハゲを登り、綿向山に至り、そこから
イハイガ岳までスノーシューハイクをし、ピストンして綿向山に戻り、下山は南尾根を下り、P992と塩の道峠を経由して、熊野神社に戻ってく
るという周回コースを設定した。前日の4月上旬の気温と雨のため、雪がないのではないかと心配したが、綿向山山頂付近では小さいなが
らも樹氷が見られ、雪もそこそこあってスノーシューもできた。午前中は雲が多く今ひとつはっきりしない天気であったが、午後からは青空が
広がる好天となった。
GPS軌跡図
GPS軌跡図
 綿向山には今年1月6日にも登ったのであるが、天気に恵まれず眺望も得られなかったので、もう一度チャレンジしてみることにした。以前
から熊野神社から文三ハゲを登るというコースを登ってみたいと思っていたところ、ヤブこぎメンバーに声をかけてみたところ、クロオさん、ふ
~さん、kasayaさんとその友人のI氏が集まって5人で登山することになった。集合は新名神土山ICを下り国道1号線との交差点にあるコンビ
ニに6:30だ。予定時間に全員が集合し、熊野神社をめざして、いざ出発。天気の回復が遅れているのか、綿向山方面はまだ雲が取れていな
いが、そのうちに取れるだろうと楽観的観測だ。鈴鹿スカイラインの登り口(冬期閉鎖中)の国民宿舎かもしか荘前を通過し、平子峠を越えて、
平子集落を過ぎたところから「グリム冒険の森」に向けて入る。熊野神社手前のバス停付近に駐車地があったが、もう少し進むと熊野神社の
少し手前に大きな駐車場があったので、ここに駐めさせてもらうことにした。

 身支度を整えて7:30に出発。すぐに熊野神社の鳥居の前にやってきた。鳥居は最近造り替えたようで真新しい。案内には「中世期、熊野の
村とこの神社は、神体山綿向山を中心に活躍した修験道者達の拠点地となり、都の公卿の参詣もあった。」と記されていた。つまり、綿向山の
修験道の山伏達により、紀州熊野より勧請されたものである。境内にある杉の古木は立派なもので、「タコ杉」と呼ばれる最も大きなものは樹
齢数百年と思われる。神社の駐車場の奥にある林道に「熊野の滝」と標識があるので、これに従って林道に入っていく。林道には雪はなく、し
ばらくは味気ない林道歩きが続く。樹林の切れ間から、前方に下りに使うことになる綿向山の南尾根が見える。林道終点近くになってようやく
林道にも雪が出てきた。前方には文三ハゲが見えてきて、その上部の樹林は白くなっていて樹氷がついている。ちょっとうれしくなってきた。

 林道終点手前で堰堤が出てきたが、ここで林道は左に大きく迂回しているので、ショートカットして堰堤左側の斜面を直登していく。ここから文
三ハゲに突入することになる。私は、以前は「三文(さんもん)」ハゲとばかり思い込んでいたのだが、「文三(ぶんぞう)」ハゲであった。しかし、
その名の由来はよくわからない。地元の綿向山林生産組合のHPを見たところ、文三ハゲの由来は「・・・・・。」と記されているだけで不明である。
ガレ場の中央にあるひな壇のような鉄柵の左側をほぼ直登していく。雪は少ないが、雨で固まった状態でキックステップを効かせるとサクサク
と快適に登っていける。20分足らずで稜線鞍部に到達した。ここは、表参道の八合目付近から水無山への登山道となっている地点であり、そ
の標識がある。鞍部からは文三ハゲの上部稜線に沿って直登していく。稜線にある樹林には、小さいながらも樹氷がついている。稜線上部か
ら文三ハゲを見下ろすと斑状態の雪があり、その向こうには水無山(南峰・北峰)がどっかりと座っている。稜線の道は雪が少なく凍結してい
て滑りやすい。右端の雪のない部分を歩くとアイゼンまでは不要であった。程なく樹林を抜けると、綿向山山頂の南側に出てきて、青年の塔の
ケルンに到着した(9:10)。
文三ハゲから水無山を望む
文三ハゲから水無山を望む
 綿向山は、樹氷を見たいという思いから、早朝から登ってくる登山者が少なくないが、今日は二人連れの登山者だけであった。しばらくすると
3、4人の登山者が登ってきた。未だ雲が多いものの、仙ヶ岳、鎌ヶ岳、雨乞岳、イブネ、御池岳などの山並みが見える。これからイハイガ岳ま
でピストンするが、稜線にはどれくらい雪があるのか不安であったが、小休止を兼ねてスノーシューを装着することにした。冬期ルートの分岐
点を過ぎると、右手の眺望が開けてきて、鎌ヶ岳と雨乞岳が見えてくる。特に雨乞岳の図体の大きさが目立つ。竜王山分岐点までの途中に、
幸福のブナ(変珍木)があるのは有名だが、そこで記念撮影だ。竜王山分岐点を過ぎて、綿向山北峰と呼ばれるピークからは、北は霊仙山か
ら南は仙ヶ岳あたりまでの大展望が広がっていた。ここはいつ来てもいいところだ。向こうには、これから辿るイハイガ岳までの稜線が見えて
いる。この稜線は無雪期には笹原になっているが、積雪期には白い雪面になっている。ところが、今日はどうだ。雪で白いところと笹原が見え
ているところが斑になっていて笹原には1本の白い雪道がついている。これはスノーシューで笹漕ぎしなければならないかなと思いながら進む。

 まずは綿向山北峰から急斜面を滑るように下り、しばらくは雪のついた斜面を歩くと、笹原の1本道に入る。ここが最も雪が少なかったが、何
とかスノーシューを外すまでもなく通過することができた。後は、少ないながらも雪面を歩き通し、最後はイハイガ岳直下の鞍部からの30mほど
の急登に苦労しながらも目標である山頂に到達した(10:10)。 イハイガ岳の山頂の展望はどうかというと、 標識の立っているところからは、綿
向山の北峰と本峰が正面に見え、左手に雨乞岳が何とか見える。三角点のある位置(今は雪に埋まって見えない)は灌木の中で眺望がない。
しかし、もう少し先(大峠方向)に進むと、 正面に清水頭から雨乞岳がデンと座り、イブネが脇に控えている眺望が得られるのだ。 イハイガ岳ま
ではやってきたが、この大展望を見逃している登山者は多いのではなかろうか。この展望地は、風を受けることがなく、日差しを浴びて、なかな
か暖かく気持ちがよいので、しばしここで歓談してしまうほどであった。
イハイガ岳から綿向山を望む
イハイガ岳から綿向山を望む
 さて、あまり長居しても仕方がないので、綿向山に向かって引き返すことにした(10:40)。風の当たらない適当なところを見つけてランチタイム
にすることにした。少し戻ったところに東側斜面に風の当たらない場所があったので、ここでランチタイムである(11:05)。鍋、カップ麺などお昼
ごはんはいろいろ。今日は山日和さん主催のスノー衆ではないのでカップ麺も御法度ではない。私は今日もコンビニのちゃんこ鍋に追加の豚
肉+野菜を持参した。実は、今日は私の誕生日なのである。ワインの瓶を1本持ってきたのだ。もちろんビールも忘れない。皆さんでご笑味い
ただくことにした。次第に青空が増えていく空に気持ちよくなって、ワイワイと団らんとなり、いつの間にか時間が過ぎてしまった。正午前にラン
チタイムを切り上げて出発した。イハイガ岳の最低鞍部からの登り返しは180mほどあるが、一気に駆け上り、綿向山山頂に戻った(12:35)。
山頂は、先ほどと打って変わって、たくさんの登山者で賑わっていた。ちょうどお昼時だったこともあって、青年の塔の周辺は混雑していた。し
かし、午前中にあった樹氷はすでになくなってしまっていた。
イハイガ岳から綿向山への雪の稜線を行く
イハイガ岳から綿向山への雪の稜線を行く
 綿向山山頂では休憩することもなく、南尾根に突入することにした。山頂南端でランチしていた登山者たちが怪訝な顔をする。 トレースはと
いうと、今日のものと思われるツボ足跡がひとつだけある。ふ~さんを先頭に急斜面を滑るように下っていく。 途中で左手にはイブネ、雨乞
岳、鎌ヶ岳の揃い踏み、 右手には水無山の端麗な山容を見ることができる。  と思うと、ブナの樹林の中に突入し、 ここがブナの木平だ。
いい感じのところで、テント泊もできる。そのまま通過するには惜しい気もした。P992までは平坦な尾根歩きになったが、以降は急降下になる
ので、ここでスノーシューを外すことにした。ここから雪がなくなり、急斜面を少し下ると、左手に大きなガレ場があった。この稜線歩きがちょっ
といやらしいところで、転落しないように注意しながら歩を進める。左手には鎌ヶ岳以南の鈴鹿山脈の眺望はきれいに見える。ガレ場の難所
を通過すると、あとは尾根伝いに歩くことになるが、一部尾根が広がっているところがあり注意を要する。
ガレ場から鎌ヶ岳以南の鈴鹿山脈の眺望
ガレ場から鎌ヶ岳以南の鈴鹿山脈の眺望
 小さなアップダウンを経て、鞍部である塩の道峠にやってきた。右手を見ると古道が下っているのがわかる。この峠は、西尾寿一氏の「鈴
鹿の山と谷5」にB峠(仮)として紹介されている。「この地点(B峠)から811独標に向かってよい道があり奥草山と政子に至っている。 利用
価値の高い道である。B峠から植林の中を西に下ると熊野へ下ることができる。一部怪しくなるところもあるが、立派に使える。昔から相当
使い込まれた道のように思われた。」(328頁)と記されている。この塩の道峠から西に下ってもよいと思われたが、もうひと登りした小ピーク
から西に下ることにした。このルートは比較的歩かれているらしくテープの目印があった。途中から作業道(杣道)になり、左手に大きく旋回
した後、谷を渡るとはっきりとした林道になった。程なく堰堤に出てきて、その先の東山橋を渡ると舗装道路になり、道なりに歩くと熊野神社
に戻ってきた(14:30)。熊野神社の手前に国定天然記念物に指定されている「ヒダリマキガヤ」という樹木があった。

<コースタイム>
7:30駐車地-7:35熊野神社-(林道)-8:25林道終点-8:50文三ハゲ-9:10綿向山9:30-9:40竜王山分岐-10:10イハイガ岳10:40-11:05ラン
チ場11:55-12:35綿向山-12:50P992-13:00ブナの木平-13:45塩の道峠-14:25東山橋-14:30熊野神社-14:35駐車地
最後に編集したユーザー kitayama-walk [ 2013年2月09日(土) 14:15 ], 累計 1 回
written by kitayama-walk
アバター
クロオ
記事: 469
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
連絡する:

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by クロオ »

kitayama-walkさん、こんばんは。


以前から熊野神社から文三ハゲを登るというコースを登ってみたいと思っていたところ、ヤブこぎメンバーに声をかけてみたところ、クロオさん、ふ~さん、kasayaさんとその友人のI氏が集まって5人で登山することになった。


 お誘いありがとうございました。


 林道終点近くになってようやく林道にも雪が出てきた。前方には文三ハゲが見えてきて、その上部の樹林は白くなっていて樹氷がついている。ちょっとうれしくなってきた。


 林道には雪は少なくても、歩きやすくてかえっていいのですが、やはり、霧氷があるのと無いのとでは、嬉しさが違います。ほんと、よかったです。
IMG_3026.jpg

 ここから文三ハゲに突入することになる。私は、以前は「三文(さんもん)」ハゲとばかり思い込んでいたのだが、「文三(ぶんぞう)」ハゲであった。


 昭文社の地図は、三文ハゲになっていますね。間違いでしょうか?
 奥村さんの地図では、文三(もんぞう)ハゲになっています。
IMG_3054.jpg

 右端の雪のない部分を歩くとアイゼンまでは不要であった。程なく樹林を抜けると、綿向山山頂の南側に出てきて、青年の塔のケルンに到着した(9:10)。


 意外に早く着くことができました。


 竜王山分岐点を過ぎて、綿向山北峰と呼ばれるピークからは、北は霊仙山から南は仙ヶ岳あたりまでの大展望が広がっていた。ここはいつ来てもいいところだ。向こうには、これから辿るイハイガ岳までの稜線が見えている。


 鈴鹿の中でも気持ちのいい、好きな場所のひとつです。スノーシュー歩き気持ちがいいところです。
 タイジョウの山の形と位置が印象的でした。
IMG_3127.jpg

 イハイガ岳の山頂の展望はどうかというと、標識の立っているところからは、綿向山の北峰と本峰が正面に見え、左手に雨乞岳が何とか見える。三角点のある位置(今は雪に埋まって見えない)は灌木の中で眺望がない。しかし、もう少し先(大峠方向)に進むと、 正面に清水頭から雨乞岳がデンと座り、イブネが脇に控えている眺望が得られるのだ。 イハイガ岳まではやってきたが、この大展望を見逃している登山者は多いのではなかろうか。この展望地は、風を受けることがなく、日差しを浴びて、なかなか暖かく気持ちがよいので、しばしここで歓談してしまうほどであった。


 イハイガに過去2回登った記憶がありますが、2回ともプレートの位置で引き返しました。ほんの少し先で、いい展望でした。
 ちょうど風が遮られ暖かでした。


 イハイガ岳の最低鞍部からの登り返しは180mほどあるが、一気に駆け上り、綿向山山頂に戻った(12:35)。山頂は、先ほどと打って変わって、たくさんの登山者で賑わっていた。ちょうどお昼時だったこともあって、青年の塔の周辺は混雑していた。


 やはり人気の山、人が多かったです。もっとも、最近は鈴鹿の主な山は、どこも人が多いです。


 綿向山山頂では休憩することもなく、南尾根に突入することにした。途中で左手にはイブネ、雨乞岳、鎌ヶ岳の揃い踏み、 右手には水無山の端麗な山容を見ることができる。と思うと、ブナの樹林の中に突入し、 ここがブナの木平だ。いい感じのところで、テント泊もできる。そのまま通過するには惜しい気もした。


 感じのいい場所でした。
 雨乞の大きさと、鎌尾根も印象に残りました。
IMG_3233.jpg

 P992までは平坦な尾根歩きになったが、以降は急降下になるので、ここでスノーシューを外すことにした。ここから雪がなくなり、急斜面を少し下ると、左手に大きなガレ場があった。この稜線歩きがちょっといやらしいところで、転落しないように注意しながら歩を進める。左手には鎌ヶ岳以南の鈴鹿山脈の眺望はきれいに見える。


 左手はガレ、右手も結構な斜面、おまけに足もとは土が滑り、立木は支えにもなり邪魔にもなり、いやらしい稜線でした。
IMG_3254.jpg

 このルートは比較的歩かれているらしくテープの目印があった。途中から作業道(杣道)になり、左手に大きく旋回した後、谷を渡るとはっきりとした林道になった。程なく堰堤に出てきて、その先の東山橋を渡ると舗装道路になり、道なりに歩くと熊野神社に戻ってきた(14:30)。


 途中から結構明確な道がありました。
 ちょっと歩きにくいところもありましたが、面白いコースでした。
 また、お誘いください。よろしくお願い申し上げます。

                                    クロオ
のんくん
記事: 38
登録日時: 2012年4月30日(月) 06:28

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by のんくん »

kitayama-walkさん、こんばんは

3日にみんなで綿向山~イハイガ岳に行かれたのですね

私は家を出るとすぐに綿向山がよく見える所に住んでいていつも見ているのですが
直前に雨が降るまでは真っ白な風景でした

そのまま雪が多ければ同日にイハイガ岳への斜面でこっそり山スキーの練習をしようと思っていたところでした
・・・へたっぴな姿を目撃されるところだった・・・危ない危ない(笑)

しかし土曜日に下から見て明らかに雪が少ないので断念した次第です
レポを読んで行かなくて正解!ってところです

文三ハゲからの登りは私は夏に使ったのと、昨シーズンの雪が多い時にこっそり滑落停止訓練に使った思い出があります

綿向山南尾根は私は利用したことがありません
行ってみたいなとは思っていたのでレポを参考にさせていただこうと思います

国定天然記念物に指定されている「ヒダリマキガヤ」は初耳でした
日野町は見てもよくわからない(笑)天然記念物が多いです
また今度みてこようと思います

レポありがとうございました
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by Kasaya »

kitayama-walkさん こんばんは
先日はありがとうございました

文三ハゲあるいは水無山経由で登ったことはない。そこで、今回は熊野神社を起点とし、大ガレ地の文三ハゲを登り、綿向山に至り、そこからイハイガ岳までスノーシューハイクをし、ピストンして綿向山に戻り、
下山は南尾根を下り、P992と塩の道峠を経由して、熊野神社に戻ってくるという周回コースを設定した。

コースをメールで聞いたときはどんなルートかなと思ってました。変化のあるコースでした。

ヤブこぎメンバーに声をかけてみたところ、クロオさん、ふ
~さん、kasayaさんとその友人のI氏が集まって5人で登山することになった。

Iさんは昨年のヤブオフで直登さんのHNで登場しています。ここへの書き込みはまだないですが。
直登氏とは当初御池を考えていましたが、誘いがあったのでこちらに参加させていただきました。

境内にある杉の古木は立派なもので、「タコ杉」と呼ばれる最も大きなものは樹
齢数百年と思われる。

立派な杉でした。由緒がいろいろあるんでしょうね

林道にも雪が出てきた。前方には文三ハゲが見えてきて、その上部の樹林は白くなっていて樹氷がついている。ちょっとうれしくなってきた。
前日の雨で期待薄だったのでうれしかった。それにしても文三ハゲはあんなところを登るのかなあと半信半疑でした
文三ハゲ
文三ハゲ
雪は少ないが、雨で固まった状態でキックステップを効かせるとサクサク
と快適に登っていける。
思ったより登りやすい道でした

稜線の道は雪が少なく凍結していて滑りやすい。右端の雪のない部分を歩くとアイゼンまでは不要であった。
ここが凍結していてちょっと難儀しました。kitayamawalkさんはさっさと歩いていきましたね。

 綿向山は、樹氷を見たいという思いから、早朝から登ってくる登山者が少なくないが、今日は二人連れの登山者だけであった。
綿向き山も冬はこの程度だろうと思ってました。あとでびっくり

これからイハイガ岳までピストンするが、稜線にはどれくらい雪があるのか不安であったが、小休止を兼ねてスノーシューを装着することにした。
ちょっと迷った感もありましたが。雪の状態からしたらスノーシューが正解でした。

 まずは綿向山北峰から急斜面を滑るように下り、しばらくは雪のついた斜面を歩くと、笹原の1本道に入る。ここが最も雪が少なかったが、何とかスノーシューを外すまでもなく通過することができた。
後は、少ないながらも雪面を歩き通し、最後はイハイガ岳直下の鞍部からの30mほどの急登に苦労しながらも目標である山頂に到達した(10:10)。

綿向きからイハイガへの稜線が今回のメインルートだなあと思いました。御池ほどの広さはないですが
緩やかに広がる雪面はいつも惹かれます。これからも時々出かけそうです。
イハイガへの道
イハイガへの道
しかし、もう少し先(大峠方向)に進むと、 正面に清水頭から雨乞岳がデンと座り、イブネが脇に控えている眺望が得られるのだ。 イハイガ岳まではやってきたが、この大展望を見逃している登山者は多いのではなかろうか。この展望地は、風を受けることがなく、日差しを浴びて、なかなか暖かく気持ちがよいので、しばしここで歓談してしまうほどであった。
私が、展望ないですねえというと奥まで見に行ってくれましたね。おかげでタイジョウの勇士が見られました。
そしてこの風のない展望地。山談義に花が咲いた場所。何の話だったか思い出せないですが楽しいひと時でした。
タイジョウはいい形をしている
タイジョウはいい形をしている
今日は山日和さん主催のスノー衆ではないのでカップ麺も御法度ではない。
山日和さんはなにもご法度と言ってはいないと思いますが、カップ麺では間が持たないでしょう。

実は、今日は私の誕生日なのである。ワインの瓶を1本持ってきたのだ。もちろんビールも忘れない。皆さんでご笑味い
ただくことにした。

瓶ごと担ぎ上げるとは!おめでとうございます。ちょっぴりいただきました。

山頂は、先ほどと打って変わって、たくさんの登山者で賑わっていた。ちょうどお昼時だったこともあって、青年の塔の周辺は混雑していた。
びっくりでした。でも多くの人が風の強い頂上で休んでいるのが不思議でした。ちょっと場所を探せば
いくらでも休憩適地はあるのに、頂上にこだわるのかなあと思ってしまいます。

ブナの樹林の中に突入し、 ここがブナの木平だ。
いい感じのところで、テント泊もできる。そのまま通過するには惜しい気もした。

私はここに着いたときにブナの木平と教えてもらいました。立派なブナの多い場所。
ホントテント泊に良さそうですねえ。

ここでスノーシューを外すことにした。ここから雪がなくなり、急斜面を少し下る
アイゼンがいるかと思いきやいらないとの言葉。いい判断でしたね。雪がまったくなくなり
アイゼンを履いていたら難儀をしたでしょう

皆さんの歩きもバランスが取れていて、結構早く歩けた気がします。
いいコースでした。
またよろしくお願いします。
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by kitayama-walk »

 クロオさん、おはようございます。

> 林道には雪は少なくても、歩きやすくてかえっていいのですが、やはり、霧氷があるのと無いのとでは、嬉しさが違います。
> ほんと、よかったです。


 林道から深雪であったら最初からラッセルしなくいてはならないので体力を消耗しますが、 今回は林道には雪はほとんどなかったの
で、その点は助かりましたね。しかし、樹氷があるのかないのか、それが心配でした。3日目に落第忍者さんが見事なシュカブラの写真
をゲットされていたでしょう。だから、あるんじゃないか。早い時間であればねと思っていました。規模は小さいながらも、予想どおりあり
ましたね。お昼過ぎにはなくなってしまいましたが。

> 昭文社の地図は、三文ハゲになっていますね。間違いでしょうか? 奥村さんの地図では、文三(もんぞう)ハゲになっています。

 手元にある昭文社の地図を見ると、2004年版では三文、2007年版以降は文三になっています。私と同じように、執筆者草川啓三氏も
勘違いされていたのに気づいて訂正されたのじゃないでしょうか。読み方は「ぶんぞう」が正しいようです。地元の綿向森林生産組合の
HPには「ぶんぞう」と記載されていますので。

> (綿向山山頂に)意外に早く着くことができました。

 休憩することもなく、サクサク登りましたからね。でも、まあ、雪が少なかったので、あんなものでしょう。文三ハゲは上部から見ると、
登れるのか?と思いましたが、実際に登ってみると意外と簡単に登れることがわかりました。

> 鈴鹿の中でも気持ちのいい、好きな場所のひとつです。スノーシュー歩き気持ちがいいところです。
> タイジョウの山の形と位置が印象的でした。


 そうですね。綿向山からイハイガ岳までの稜線歩きは、眺望がよいのでGOOD!です。雪があってもなくてもね。雪があった方がより
いいとは思います。タイジョウは形が特徴的なので同定が簡単ですね。タイジョウには久しく登っておりませんので、近いうちにイブネ
劇場に立ち寄る際に歩こうかなと思っています。

> イハイガに過去2回登った記憶がありますが、2回ともプレートの位置で引き返しました。ほんの少し先で、いい展望でした。
> ちょうど風が遮られ暖かでした


 イハイガ岳の標識は三角点の手前に設置されています。一応眺望がきくところですね。その向こうは樹林になっているので眺望が
ありません。しかし、大峠方向にもう少し行けば再び展望が得られますね。ここから大峠まではかなりの急降下になります。右手はガレ
て切れ落ちていますよ。

> やはり人気の山、人が多かったです。もっとも、最近は鈴鹿の主な山は、どこも人が多いです。

 綿向山は冬の方が登山者が多いと思いますね。あの樹氷を見たい、あの景色を見たい、そんな思いからたくさんの登山者がやって
くるのでしょうね。かくいう私のその一人ですね。

> 感じのいい場所でした。 雨乞の大きさと、鎌尾根も印象に残りました。

 綿向山に登る人は多いけれど、南尾根を歩く人はあまりいません。実はここもいいところですね。ブナの木平はテントを張ってもいい
ようなところです。それに雨乞のドッシリしたところや鎌尾根以南の山々もきれいに見えますね。

> 左手はガレ、右手も結構な斜面、おまけに足もとは土が滑り、立木は支えにもなり邪魔にもなり、いやらしい稜線でした。

 これがまたおもしろいところでもあります。もちろん、慎重に歩く必要がありますが、このコースの最難所ですね。私は以前にピストンし
たので、登りと下りで通過したことがあります。

> 途中から結構明確な道がありました。ちょっと歩きにくいところもありましたが、面白いコースでした。

 塩の道峠以降は初めて歩くことになりましたが、テープもあり、一部間違ったところありましたが、まずまず明確な道になっていました。
塩の道峠から下る踏み跡がありましたが、それを進むと、今回下山したコースに合流することになるのでしょうね。塩の道峠が古道なん
でしょうね。
written by kitayama-walk
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by 山日和 »

kitayama-walkさん、こんにちは。

冬の綿向山はどうも人が多いイメージで、ホントの積雪期には行ったことがないんです。

 林道終点手前で堰堤が出てきたが、ここで林道は左に大きく迂回しているので、ショートカットして堰堤左側の斜面を直登していく。

ヒミズ谷遡行の帰りに水無山経由で下山した時通りましたが、なかなか規模の大きいガレですね。登って面白いようには思いませんでしたが。

 綿向山は、樹氷を見たいという思いから、早朝から登ってくる登山者が少なくないが、今日は二人連れの登山者だけであった。しばらくすると3、4人の登山者が登ってきた。

この程度なら許せます。(^^ゞ

綿向山北峰と呼ばれるピークからは、北は霊仙山から南は仙ヶ岳あたりまでの大展望が広がっていた。ここはいつ来てもいいところだ。向こうには、これから辿るイハイガ岳までの稜線が見えている。

綿向~イハイガ岳の稜線はいいですね。雪がたっぷり積もった時に行ってみたいものです。
落第忍者さんみたいにシュカブラも見てみたいし。

ここが最も雪が少なかったが、何とかスノーシューを外すまでもなく通過することができた。後は、少ないながらも雪面を歩き通し、最後はイハイガ岳直下の鞍部からの30mほど
の急登に苦労しながらも目標である山頂に到達した(10:10)。


やっぱり雪は少なかったんですねえ。

イハイガ岳の山頂の展望はどうかというと、 標識の立っているところからは、綿向山の北峰と本峰が正面に見え、左手に雨乞岳が何とか見える。三角点のある位置(今は雪に埋まって見えない)は灌木の中で眺望がない。

私は結構この山頂好きですね。(^^)

しかし、もう少し先(大峠方向)に進むと、 正面に清水頭から雨乞岳がデンと座り、イブネが脇に控えている眺望が得られるのだ。 イハイガ岳まではやってきたが、この大展望を見逃している登山者は多いのではなかろうか。

何度か通ってるはずなんだけど、記憶が・・・・

今日は山日和さん主催のスノー衆ではないのでカップ麺も御法度ではない。

別に御法度じゃないですよ。(^_^;) みなさんに長いランチタイムを美味しく過ごしていただくためのアドバイスです。

実は、今日は私の誕生日なのである。

それはおめでとうございます。小さい時から豆投げられませんでした? :mrgreen:
ちなみに翌日が私の娘の誕生日です。

山頂は、先ほどと打って変わって、たくさんの登山者で賑わっていた。ちょうどお昼時だったこともあって、青年の塔の周辺は混雑していた。

やっぱりねえ。

綿向山山頂では休憩することもなく、南尾根に突入することにした。

南尾根はブナもあっていいですよね。以前は白倉林道へよく入りましたが、今は入れるのかな?

              山日和  
Amagami
記事: 44
登録日時: 2011年12月15日(木) 11:21

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by Amagami »

本峰から北峰へ向かう稜線のささやかな霧氷
本峰から北峰へ向かう稜線のささやかな霧氷
P2030100_400.jpg (67.98 KiB) 閲覧された回数 4661 回
kitayama-walkさん ?回目のお誕生日おめでとうございます。ますますお元気そうで何よりです
綿向山には今年1月6日にも登ったのであるが、天気に恵まれず眺望も得られなかったので、もう一度チャレンジしてみることにした。以前
から熊野神社から文三ハゲを登るというコースを登ってみたいと思っていたところ、ヤブこぎメンバーに声をかけてみたところ、クロオさん、ふ
~さん、kasayaさんとその友人のI氏が集まって5人で登山することになった。
健脚揃いの5人の後姿
健脚揃いの5人の後姿
P2030007_400.jpg (76.43 KiB) 閲覧された回数 4661 回
偶然とはおそろしいものです。悪いことはできませんね。林道で朝の挨拶を交わした皆さんがやぶこぎのメンバーとは夢想だにしませんでした。ネットではいつもお目にかかっている方々ですので、そうとわかれば是非お話がしたかったです。僕の巡航速度はのろいので文三ハゲの下に着いた頃には遥か上のほうに豆粒位に見えてました。
 林道終点手前で堰堤が出てきたが、ここで林道は左に大きく迂回しているので、ショートカットして堰堤左側の斜面を直登していく。ここから文三ハゲに突入することになる。雪は少ないが、雨で固まった状態でキックステップを効かせるとサクサクと快適に登っていける。20分足らずで稜線鞍部に到達した。鞍部からは文三ハゲの上部稜線に沿って直登していく。稜線にある樹林には、小さいながらも樹氷がついている。。右端の雪のない部分を歩くとアイゼンまでは不要であった。
文三ハゲ
文三ハゲ
P2030048_400.jpg (69.92 KiB) 閲覧された回数 4661 回
さすが健脚揃いの方々ですので林道を短絡して急坂を上った足跡がありました。僕は省エネで道なりに林道を迂回して行きました。文三ハゲを遠くから見た目にはあんな所を登れるのかと思いましたが、ガレは地肌の出た所より硬くなった積雪の所が意外に登り易かったですね。文三ハゲ上端のヤセ尾根上りでは残雪や地肌が凍てついていたので、怖くなってここでアイゼンをつけました。
これからイハイガ岳までピストンするが、稜線にはどれくらい雪があるのか不安であったが、小休止を兼ねてスノーシューを装着することにした。・・・・・・これから辿るイハイガ岳までの稜線が見えている。この稜線は無雪期には笹原になっているが、積雪期には白い雪面になっている。ところが、今日はどうだ。雪で白いところと笹原が見えているところが斑になっていて笹原には1本の白い雪道がついている。これはスノーシューで笹漕ぎしなければならないかなと思いながら進む。
北峰からイハイガ岳へ向かう稜線
北峰からイハイガ岳へ向かう稜線
P2030117_400.jpg (61.3 KiB) 閲覧された回数 4661 回
無雪期に一度雨乞岳から綿向山へ歩いたことがありますが、北峰から稜線を眺めるとブッシュに白い線が浮き出ている様子なのでスノーシューを止めて北峰から引き返しました。レポを見ますと殆んどブッシュがなかったそうなので、行かなかったのを悔やんでます
 綿向山山頂では休憩することもなく、南尾根に突入することにした。 トレースはというと、今日のものと思われるツボ足跡がひとつだけある。ふ~さんを先頭に急斜面を滑るように下っていく。 ブナの樹林の中に突入し、 ここがブナの木平だ。いい感じのところで、テント泊もできる。P992までは平坦な尾根歩きになったが、以降は急降下になるので、ここでスノーシューを外すことにした。ここから雪がなくなり、急斜面を少し下ると、左手に大きなガレ場があった。この稜線歩きがちょっといやらしいところで、転落しないように注意しながら歩を進める。
ガレから政子へ続く稜線
ガレから政子へ続く稜線
P2030183_400.jpg (67.29 KiB) 閲覧された回数 4661 回
つぼ足のトレースが僕です。せいぜい20センチ位の沈み込みで支障なく歩けました。P992手前のブナ林が美しかったですが、kitayama-walkさんも良く行かれている余呉のブナ林には負けますね。ガレの上からの展望はいいですが急坂の下りはやらしいですね。縞模様の残雪でしたが僕はアイゼンのまま下ったのでスリップしなくてよかったです。
この塩の道峠から西に下ってもよいと思われたが、もうひと登りした小ピークから西に下ることにした。このルートは比較的歩かれているらしくテープの目印があった。途中から作業道(杣道)になり、左手に大きく旋回した後、谷を渡るとはっきりとした林道になった。程なく堰堤に出てきて、その先の東山橋を渡ると舗装道路になり、道なりに歩くと熊野神社に戻ってきた
僕は西尾根の目印があまり目につきませんでした。おまけに、踏み跡がなくなり、崩壊地を滑り降りて倒木だらけの谷筋をしばらく下りました。堰堤の手前の林道に出たのは同じです。
スノーシューは担いで回っただけですが、変化のある面白いコースでした。もう少し積雪があると良かったです。
       
    Amagami
副館長
記事: 242
登録日時: 2013年2月11日(月) 16:26

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by 副館長 »

kitayama-walkさん、皆さん、こんにちは。
I氏(あるいはI・M)と書かれている者です。
kasayaさんの、大学時代のワンゲル仲間です。
昨年の神崎川でのオフ会で初めてやぶこぎに参加しましたが、まだ登録もしていなかったので、今、登録しました。
オフ会のときにはハンドルネームを考えてなかったので、その場で「直登」と名乗りましたが、ピンと来ないので「副館長」に変更しました。

綿向・イハイガでは、おもしろいルートに連れて行っていただきありがとうございました。
前日の雨と暖かさで期待していなかった樹氷がきれいで、予想外でした。
またどこか、一緒に登りましょう。
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by kitayama-walk »

 のんくん、こんばんは。

> 私は家を出るとすぐに綿向山がよく見える所に住んでいていつも見ているのですが、直前に雨が降るまでは真っ白な風景でした。

 あ、そうでしたね。綿向山はのんくんの地元でしたね。お誘いすればよかったですね。地元というと、11/10にはよく登っているので
しょうか?

> そのまま雪が多ければ同日にイハイガ岳への斜面でこっそり山スキーの練習をしようと思っていたところでした。

 いやいや、スキーの練習をするなら、そのようなところではなく、もっと斜面が続くようなところを選んだ方がいいですよ。ゲレンデス
キーとは違うと思うので、私もやってみたいと思っているのですが、何せチャンスがなくて。

> 文三ハゲからの登りは私は夏に使ったのと、昨シーズンの雪が多い時にこっそり滑落停止訓練に使った思い出があります。

 夏場の登りは熱い上で、ヤマビルの餌食になるのではないしょうか。何せ、綿向山はヤマビルの豊庫だと聞いていますので、6月~
9月は近づかないようにしています。綿向山の日が11月10日でよかったですね。

> 綿向山南尾根は私は利用したことがありません。行ってみたいなとは思っていたのでレポを参考にさせていただこうと思います。

 いや、灯台下暗しですか。南尾根は結構長いような感じでした。私は、かもしか荘からピストンしましたが、周回コースを設定できな
いものでしょうか。ふ~さんとbiwacoさんの山レポもありますので参考までに。
http://biwaco06.exblog.jp/17534453/
http://biwaco06.exblog.jp/17539774/

> 国定天然記念物に指定されている「ヒダリマキガヤ」は初耳でした。日野町は見てもよくわからない(笑)天然記念物が多いです。

 これも灯台下暗しですね。地形図には、綿向山の接触変質地帯と熊野のヒダリマキガヤの2つが記載されていますよ。
熊野のヒダリマキガヤ
熊野のヒダリマキガヤ
綿向山の接触変質遅滞
綿向山の接触変質遅滞
written by kitayama-walk
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by ふ~さん »

kitayamaさん、こんばんは。
鈴鹿中部にあり、鈴鹿山脈の中心から滋賀県側に大きく張り出している尾根には雨乞岳を筆頭に、清水の頭、イハイガ岳、綿向山などの1000m級の山がある。綿向山にはこれまで何度も登っているが、①表参道、②大峠からイハイガ岳経由、③南尾根であり、熊野神社から文三ハゲあるいは水無山経由で登ったことはない。
以前、文三ハゲから登ったのは無雪期だったので、楽しみにしていました。しかし、意外に雪が少なくてびっくりです。白と茶のまだらというよりも茶色がちの白でしたから。
神社の駐車場の奥にある林道に「熊野の滝」と標識があるので、これに従って林道に入っていく。
いつだったか、熊野の滝を見に行ったことがあるはずなのに、あまり印象に残っていないのは何故だろう・・・(^^;)
 まずは綿向山北峰から急斜面を滑るように下り、しばらくは雪のついた斜面を歩くと、笹原の1本道に入る。ここが最も雪が少なかったが、
ここは冬期には見所のコースなんですが、やはり雪が少なかったですね。それでも、歩きがいのある楽しいコースです。
イハイガ岳まではやってきたが、この大展望を見逃している登山者は多いのではなかろうか。この展望地は、風を受けることがなく、日差しを浴びて、なかな
か暖かく気持ちがよいので、しばしここで歓談してしまうほどであった。
あれほど風の強い日だったのに、ここの静かなことと言ったら・・・まるでお昼寝でもできそうでした。
実は、今日は私の誕生日なのである。
Happy Bithday!  改めておめで登ございます。
と思うと、ブナの樹林の中に突入し、 ここがブナの木平だ。
昨年冬はここで幕営しましたが、最高の一夜でした!

 
小さなアップダウンを経て、鞍部である塩の道峠にやってきた。右手を見ると古道が下っているのがわかる。この峠は、西尾寿一氏の「鈴鹿の山と谷5」にB峠(仮)として紹介されている。「この地点(B峠)から811独標に向かってよい道があり奥草山と政子に至っている。 利用価値の高い道である。B峠から植林の中を西に下ると熊野へ下ることができる。一部怪しくなるところもあるが、立派に使える。昔から相当使い込まれた道のように思われた。」(328頁)と記されている。
大河原から奥草山・政子を経由して綿向山に登った時に意識もせずに通り過ぎた峠なんです。B峠から熊野までのルートは始めて使いましたが、意外に使い込まれていてびっくりでした。知らないことは一杯あるもんですね。

お疲れさまでした。

 ふ~さん
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by kitayama-walk »

kasayaさん、遅いレスでごめんなさいね。

> コースをメールで聞いたときはどんなルートかなと思ってました。変化のあるコースでした。

 名古屋方面からだと、綿向山は鈴鹿山脈を越えて滋賀県側になるので、表参道くらいのコースが普通なのでしょうね。今回のコース
は変則ルートでした。あまり人の歩かないコースなので、いいかなと思ってのチョイスでした。

> 立派な杉でした。由緒がいろいろあるんでしょうね。

 私もあまり知りませんが、歴史のあるものは由緒もあるはずです。そういった由緒とか、伝統・伝説が歴史に刻まれて、山の品格を
高めてくれるのでしょう。深田久弥の日本百名山も、歴史と品格を重視して選定されています。

> 前日の雨で期待薄だったのでうれしかった。それにしても文三ハゲはあんなところを登るのかなあと半信半疑でした。

 それは私も同じでした。でも、何とか樹氷もついていたし、雪も少ないながらもスノーシューができるくらいはありましたね。文三ハゲ
は上から見ただけだったので、下から登れるのか。ずるずると蟻地獄みたいなことにならないかと心配しましたが、意外と簡単に登れ
ることがわかりましたね。

> 綿向山も冬はこの程度だろうと思ってました。あとでびっくり。

 そうでしたか。綿向山は、積雪期の方が人気があって登山者が多いと認識しています。時間帯も樹氷を見たいと思うから、結構早い
時間から登ってくる人も多いのですね。御幸橋駐車場が満車になるほどですからね。

> ちょっと迷った感もありましたが。雪の状態からしたらスノーシューが正解でした。

 綿向山山頂の積雪状態からすれば、イハイガ岳までの稜線はスノーシューで十分歩けると思いましたよ。実際にもそうでした。でも、
雪があるときは大変です。何年か前の2月初旬に登ったときは、綿向山山頂から竜王山分岐まで歩いたときで、股下ラッセルのこと
もありましたよ。

> 綿向山からイハイガ岳への稜線が今回のメインルートだなあと思いました。御池ほどの広さはないですが、緩やかに広がる雪面は
> いつも惹かれます。これからも時々出かけそうです。


 もっと雪があればいいのですが。そういうときにまた出かけてみて下さい。雪がない天気のよい5月くらいもいいですよ。あの草原の
稜線で焼き肉パーティーをして、ビール飲んで、寝っ転がって昼寝したこともあります。至極気持ちがよかったです。

> 私が展望ないですねえというと奥まで見に行ってくれましたね。おかげでタイジョウの勇士が見られました。そしてこの風のない展望
> 地。山談義に花が咲いた場所。何の話だったか思い出せないですが、楽しいひと時でした。


 イハイガ岳の山頂は展望がない灌木の中です。しかし、ちょっと先に展望地があることは知っていましたから、案内させてもらいまし
た。イハイガ岳から雨乞岳までの稜線を歩くとまた気持ちがいいですね。タイジョウの形は独特なので、すぐに同定できるのがありが
たいですね。

> 山日和さんはなにもご法度と言ってはいないと思いますが、カップ麺では間が持たないでしょう。

 もちろん、そのように理解しております。あの天狗山のランチタイムのときのジョークをちょっと引用したまでですので、誤解なさりま
せんように。山日和さんからもお叱り?がありました。(^_^;)

> 瓶ごと担ぎ上げるとは!おめでとうございます。ちょっぴりいただきました。

ありがとうごさいます。ワイン1本といっても、そう重いものではありませんので。中身がなくなれば軽くもなります。

> アイゼンがいるかと思いきやいらないとの言葉。いい判断でしたね。雪がまったくなくなり、アイゼンを履いていたら難儀をしたでしょう。

 あの急降下の場所は灌木があるので、木の枝に捕まって下りれば、そう難儀もしないのです。登りも然りです。そういう判断でした。

> 皆さんの歩きもバランスが取れていて、結構早く歩けた気がします。いいコースでした。またよろしくお願いします。

 そのとおりでしたね。年の割には健脚揃いばかりでした。この次もどうかよろしく。
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by kitayama-walk »

 山日和さん、遅いレスで、ごめんなさい。

> 冬の綿向山はどうも人が多いイメージで、ホントの積雪期には行ったことがないんです。

 山通の山日和さんが積雪期の綿向山に登ったことがないとはちょっと不思議ですね。やはり人が多いから敬遠されているということ
なんですね。でも、人が多いのは、表参道と山頂付近くらいなので、今回のようなバリルートは人が少ないですよ。

> ヒミズ谷遡行の帰りに水無山経由で下山した時通りましたが、なかなか規模の大きいガレですね。登って面白いようには思いませ
> んでしたが。


 おもしろいかと言われると、こんなものでしょうかという感じですね。大きなガレ場ですので、登れるのかと一度チャレンジしてみよう
ということです。意外と簡単に登れたのは不思議です。

> 綿向山~イハイガ岳の稜線はいいですね。雪がたっぷり積もった時に行ってみたいものです。

 そう、綿向山からイハイガ岳の稜線はほんといい感じのところです。特に雪がたくさんついていればGOOD!ですね。

> 私は結構この山頂好きですね。(^^) 何度か通ってるはずなんだけど、記憶が・・・・

やっぱりね。綿向山はメジャーですが、イハイガ岳はマイナーな山なので、山日和さん好みですね。なんだかひっそりとした雰囲気
がします。展望がないと思いがちですが、展望地ももっています。

> 別に御法度じゃないですよ。(^_^;) みなさんに長いランチタイムを美味しく過ごしていただくためのアドバイスです。

もちろん、そのように理解しています。天狗山のときにそのようなジョークが飛んでいたので、ジョーク的に使わせてもらっただけな
んですね。失礼しました。m(_ _)m

> それはおめでとうございます。小さい時から豆投げられませんでした? ちなみに翌日が私の娘の誕生日です。

ありがとうごさいます。とはいっても、この齢を重ねているもんで、自分的にはうれしくもないのですが。でも、おねでとうと言われると
やはりうれしいものですね。娘さんは立春生まれですね。

> 南尾根はブナもあっていいですよね。以前は白倉林道へよく入りましたが、今は入れるのかな?

南尾根は歩く人はほとんどおらず、ブナの木があるので、山日和さん好みの尾根ですね。
 深山橋のところから白倉林道に入り、P835を経て清水頭、南雨乞岳に登り、その西南尾根を下ったことがあります。今は、深山橋の
ところにゲートがあるので、入れないのじゃないかと思います。
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by kitayama-walk »

 副館長さん、こんばんは。

> I氏(あるいはI・M)と書かれている者です。kasayaさんの、大学時代のワンゲル仲間です。

 了解です。kasayaさんのお友だちのIさんですね。ちょっとレスが遅れてすみません。m(_ _)m
 kasayaさんの話では、脚力には定評があるとのことでしたが、そのとおりでしたね。大学時代からWV部やっていたのですか。それ
なら山も歩き慣れているはずですね。

> オフ会のときにはハンドルネームを考えてなかったので、その場で「直登」と名乗りましたが、ピンと来ないので「副館長」に変更し
> ました。


 「直登」は、「なおと」なんでしょうが、「ちょくとう」でもいい名前ですね。本当に直登していくことが多いとか?(ちゃうかな)
 「副館長」というのはどういう意味合いがあるのでしょうか。どこかの施設の管理者???

> 綿向・イハイガでは、おもしろいルートに連れて行っていただきありがとうございました。前日の雨と暖かさで期待していなかった
> 樹氷がきれいで、予想外でした。


 喜んでいただけて何よりです。名古屋方面からは綿向山はちょっと遠いイメージなんでしょうね。でも、新名神ができたので、京都と
同様に近くなったと思いますよ。今回のバリルートは、ちょっと変わった綿向山登山として好評ですね。
小さいながらも樹氷がありました
小さいながらも樹氷がありました
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by kitayama-walk »

 amagamiさん、遅くなってしまいましたが、レスしますね(もっとも、メールでご返事させてもらっていますので)。

> kitayama-walkさん ?回目のお誕生日おめでとうございます。ますますお元気そうで何よりです。

 ありがとうございます。齢も55を数えておりますが、まだまだamagamiさんの域には達しておりません。私も健康であるが所以に
こうやって山歩きができていることに感謝しております。今年も1月早々に健康診断(半日ドック)を受けてきましたが、今のところ、
治療を要するような異常はありませんでした。amagamiさんの方こそ、お元気で何よりです。

> 偶然とはおそろしいものです。林道で朝の挨拶を交わした皆さんがやぶこぎのメンバーとは夢想だにしませんでした。ネットでは
> いつもお目にかかっている方々ですので、そうとわかれば是非お話がしたかったです。


 後日、メールで連絡をいただき、林道を歩き始めたときに追い越した単独行の男性がamagamiさんだったとは、私もびっくりした
次第です。私もamagamiさんも、山行密度が高い方なので、いつか、どこかの山で遭遇することがあるのかも知れないと思ってい
ましたが、その偶然というか、いや必然のようなものなんでしょうか。まあ、名札をつけて歩いているわけじゃないのでわかりません
よね。HPなどで顔がアップされている人であればわかりますがね。私も少しは自分のブログで顔写真が出ているところもあるせい
か、2回ほど山で見知らぬ人に声を掛けられたことがあります。

> さすが健脚揃いの方々ですので林道を短絡して急坂を上った足跡がありました。僕は省エネで道なりに林道を迂回して行きまし
> た。文三ハゲを遠くから見た目にはあんな所を登れるのかと思いましたが、ガレは地肌の出た所より硬くなった積雪の所が意外
> に登り易かったですね。文三ハゲ上端のヤセ尾根上りでは残雪や地肌が凍てついていたので、怖くなってここでアイゼンをつけ
> ました。


 林道のショートカットは私が登った跡ですね。ジグザグの登山道はショートカットしてしまうことが時折あります。この綿向山の表参
道がそうです。一合目から五合目までの樹林の中のつづら折りは急ですが、直線的に登ったり下りたりしたことがあります。
 文三ハゲは、以前上から見たときは急峻そうに見えましたが、実際に登ってみると意外と簡単に登れましたね。でも、歩く箇所に
よると思います。あの稜線の標識ある所に向かって登れば難しいことがありませんね。それより、文三ハゲの上部から綿向山まで
の稜線が恐かったでしょうね。雪があまりなく凍結していたからです。ただ、右端の凍結していない部分を歩けば、アイゼンなしで
十分に登ることができました。
文三ハゲの登り
文三ハゲの登り
> 無雪期に一度雨乞岳から綿向山へ歩いたことがありますが、北峰から稜線を眺めるとブッシュに白い線が浮き出ている様子な
> のでスノーシューを止めて北峰から引き返しました。レポを見ますと殆んどブッシュがなかったそうなので、行かなかったのを悔
>やんでます。


 綿向山北峰からイハイガ岳までの稜線は、無節期も積雪期も、気持ちのよい歩きができます。天候さえ悪くなければ、イハイガ岳
までピストンすることが多いですね。今回は積雪が少ないようだったので、若干の心配はありましたが、スノーシューで歩けるだろう
という予測はちゃんと当たりました。amagamiさんは残念でしたね。もし、イハイガ岳まで歩かれていたなら、途中でランチタイムを
とっていた私たちと再び出会ったことでしょうから。
イハイガ岳への稜線でのランチタイム
イハイガ岳への稜線でのランチタイム
> つぼ足のトレースが僕です。せいぜい20センチ位の沈み込みで支障なく歩けました。P992手前のブナ林が美しかったですが、
> kitayama-walkさんも良く行かれている余呉のブナ林には負けますね。ガレの上からの展望はいいですが急坂の下りはやらし
> いですね。縞模様の残雪でしたが、僕はアイゼンのまま下ったのでスリップしなくてよかったです。


 やはりそうですよね。あの日は南尾根にはつぼ足のトレースがひとつだけついていましたが、熊野神社から登ってきた登山者は
amagamiさん(そのときはわかりましたが)だけだったので、そうだろうなと。私たちはスノーシューをやりたかったので、そのまま駆
け下りました。そして、あのガレ場の下りはスノーシューでは無理と思っていましたので、P992で外すことにしました。あのガレ場は
東側の展望がよいので、ガレの縁を慎重に下りました。怖ければ少し樹林に入ったところを下ればよいですね。

> 僕は西尾根の目印があまり目につきませんでした。おまけに、踏み跡がなくなり、崩壊地を滑り降りて倒木だらけの谷筋をしばら
> く下りました。堰堤の手前の林道に出たのは同じです。


塩の道峠はわかりましたよね。鞍部になっていて、熊野に下るような道らしき跡がありましたが、ここは歩かれていませんよね。私
たちも次の登り返した小ピークから熊野に下りました。下ったところは同じだったと思うのですが、その後踏み跡がなくなり、倒木だ
らけの谷筋というのは、途中で外れてしまったようですね。多分、少し早く左手の谷に下ってしまったのではないかと思います。私た
ちも、最初この道に入りましたが、すぐに踏み跡がなくなったので、これは違うと思い尾根まで引き返して、そのまま尾根を下ると、
今度は正解の左旋回の谷筋への下り道に入ることができました。
熊野への下り
熊野への下り
谷を渡ると林道に出ます
谷を渡ると林道に出ます
> スノーシューは担いで回っただけですが、変化のある面白いコースでした。もう少し積雪があると良かったです。

今回は、スノーシューは無用の長物になってしまいましたね。今年は雪が少ないので、もう少し雪のあるとこと、湖北か奥美濃あた
りにいくとスノーシューが楽しめると思います。これから4月にかけて、そのあたりと徘徊することになると思います。
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【鈴鹿中部】 綿向山・イハイガ岳-文三ハゲを登り南尾根を下る

投稿記事 by kitayama-walk »

 ふ~さん、こんにちは。
 ウイルス性胃腸炎から復活したと思ったら、凍傷(軽度)になってしまいました。(^^;)

> 以前、文三ハゲから登ったのは無雪期だったので、楽しみにしていました。しかし、意外に雪が少なくてびっくりです。白と茶の
> まだらというよりも茶色がちの白でしたから。


そうですね。私ももう少し雪があるかと思いました。今シーズンは何年ぶりかの寡雪の季節だそうですね。でも、そのうちどかっと降っ
たりするかも(期待薄)。

> ここは冬期には見所のコースなんですが、やはり雪が少なかったですね。それでも、歩きがいのある楽しいコースです。

 綿向山-イハイガ岳はゴールデンルートです。行きは下りなので30分ほど。帰りは登りで40分ほどでピストンできますね。広々とした
草原と、眺望のよさに、うっとりしてしまいます。

> あれほど風の強い日だったのに、ここの静かなことと言ったら・・・まるでお昼寝でもできそうでした。

 あの場所は穴場でしたね。ちょっと狭いけれど、2、3人であればランチタイムもできますね。覚えておいて下さい。

> Happy Bithday!  改めておめで登ございます。

 へっへ、ありがとうさんでござんす。ふ~さんも今年私と同じ年を重ねますね。ワインで乾杯し、下山した後、大変なことが待ち受けて
いましたが。(^_^;)

> 昨年冬はここ(ブナの木平)で幕営しましたが、最高の一夜でした!

biwacoさんとの二人行ですね。南尾根を縦走して、ブナの木平にテント泊したときのことですね。2日目の天気が快晴だったことと記
憶しています。
http://biwaco06.exblog.jp/17534453/
http://biwaco06.exblog.jp/17539774/

> 大河原から奥草山・政子を経由して綿向山に登った時に意識もせずに通り過ぎた峠なんです。B峠から熊野までのルートは始めて
> 使いましたが、意外に使い込まれていてびっくりでした。知らないことは一杯あるもんですね。


 このB峠というのが塩の道峠と呼ばれています。私も一昨年12月に通過したときには、全く意識もしませんでした。今回の山行で調べ
て初めて知った次第です。
塩の道峠
塩の道峠
written by kitayama-walk
返信する