【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
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【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
【日 時】 1月26日(土)
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 3452328543
【同行者】 単独
【天 候】 晴れ~曇り
【ルート】 鳥居戸P(7:18)~杠葉谷入渓点(7:32)~神懸(8:38)~ハライド(10:02/25)~割谷の頭(11:41/47)~R477(13:38)~鳥居戸P(13:54)
昨年秋のことだ。高速道路のトンネルを出たら雨。慌ててワイパーを回したら途端に視界がきかなくなった。以後、対向車のライトはギラつくし、寒い早朝のフロントガラスはすっきり感がない。そうこうするうち、同じ症状を訴える同僚がいることがわかった。
どうやら職場の箱物の屋根塗装工事に先立つプライマーを浴びたのではないかという説が浮上した。プライマーというのは、塗料の食い付きを良くしたり、防錆効果や防水効果を求めて塗布する塗装前の下地塗料のことだ。業者にかけあって、検分してもらう。当然のことながら被害認定が出た。
プライマーまみれのボディーに加え、先日は台高で焚き火脇の大宴会。おかげで栄(は)えあるシンデレラ(灰かぶり姫)状態。越年の末、ようやくディーラーに頼んですべての窓とボディーに磨きをかけてもらった。我が車は生まれ変わったかの燦然たる輝き。で、今回の山行はピカピカに磨かれての初ドライブだ。クリアビューで快適そのもの。イヒヒのヒである。
さて、国見岳や青岳方面から見下ろして無視できないのが、今回の山域だ。希望荘前から雪の気配のない林道を歩いて杠葉谷に入渓する。すぐに鉄組の堰堤があり、その先しばらくは平凡。小滝に朝日が当たり、釜の水面のきらきらした揺らぎが見目麗しい。
沢の分岐右又に5mの二段滝。ここは中間尾根から乗り越して沢床に降りる。続いて3mの凹状の斜滝。左辺の岩を簡単に越える。すぐ二又となり、その間には4畳半ほどの平らな大岩が鎮座している。
その後、ようやく河床に雪が散り敷くようになる。人工の石組みを眺めたり、小滝脇の氷にスリップして滑稽なピエロを演じながら大岩を抜け、地味に歩いて尾根に乗る。尾根筋の西面はまるで晩秋の山なのに、日の当たらない東面は深い雪。意外にすっきりした尾根歩きで神懸頂上に届いた。
それにしても、神懸とは面白い名前だ。願掛けの対象は何だったのだろう。雨乞い、もしくは稲作の豊穣を願うものなのだろうか。「神懸」を「カンカケ」と読み慣わす人もいる。すぐに思い当たったのが、熊野古道でおなじみ天狗倉山の前衛峰にあたる「カンカケ山」だ。あっさりしたピークには「鍵掛山」の標もぶら下がっていたような気がする。
そもそも「カンカケ」やら「鍵掛」は崩壊とか崖を表す地名だ(『災害と地名』小川豊、山海堂1986)。かつて富士山を愛でるために登った鬼ヶ岳・節刀ヶ岳・十二ヶ岳への登路も鍵掛峠であった。まさに急傾斜の崩壊地形に付けられた名称にふさわしいものだった。
他にも有名なのが大山環状道路の最高地点にある「鍵掛峠」だろう。ここは大山南壁を望む絶好のビューポイントだ。由来については「急峻な岩肌に鉤(かぎ)を懸けて登ったことから『鉤懸(かぎかけ)』という説、はたまた大山町役場観光商工課のHPによれば、後醍醐天皇の都落ちに関連して「鍵になった木の枝に枝を掛けて皇政の再興を祈った因果から、道行く人が皆木の枝を折り、『諸願成就』を祈ったことから名づけられた」とある。(文責;ふ~さん)
某ブロガーは「実は大山寺に向かう人々は、この峠で雄大な大山を見ながらカギ状の枝(L字型の枝)を木に向かって投げ、木に引っかかるかどうかで幸運を占ったのです。これが鍵掛け峠の由来です。」と記述している。
ならば、我が鈴鹿の「神懸」の由来は何なのだろう。急峻な地形とか崩壊地形を話題にするには的外れかもしれない。有力な峠道だという話は寡聞にして聞かないし、旅の安全を祈ったという説も説得力に欠ける。
ならば、木の枝に鈎を掛けて願掛けを行ったとか、吉凶の占いを行ったという説だって捨てきれない。ここを願掛けの場として登拝した可能性はどうだろう。
「江戸期以降の水稲農業一本槍の農地政策により急速な水田開発が行われた結果、水の絶対量が不足し、解消されない水不足の手段として『神仏に願をかける』という習俗」については、西尾寿一氏がその著書で触れたとおりである(『鈴鹿山地の雨乞』京都山の会出版局;昭和63年)。或いはここは村の祭事が行われた場所なのだろうか。だが、ここには顕著なクラは認められないし、注連縄を張るような神域のようにも思えなかった。今後の調査が待たれるところだ。
神懸を後にする。いきなり進路に迷うが、地図を取り出して北へ北へ。ひと登りで倍上ヶ谷と仏谷を隔てる尾根に合流する。この辺りからようやく雪山らしくなってくる。ややあって美しいブナがすっくと立つコブ尾根との分岐点だ。
820m峰の西直下は丈六谷源頭の凄絶な崩壊地系だ。かつて、ここで鹿の大群に至近に遭遇してたじろいだエピソードがある。鹿の観察に忙しくてコブ尾根縦走は敢えなく時間切れ。その挙げ句、軽率にも丈六谷に飛びこんで冷や汗かいた苦い思い出がある。
鞍部に降りてからのハライドへの登りはきついラッセルだ。動物の足跡を辿りながら楽をしようとするが、そうは問屋が降ろさない。眼下に見下ろす神懸に精気をもらって元気百倍。何とかハライド山頂へと重い身体を持ち上げる。釈迦ヶ岳をカメラに収めようとするが、いきなり強風にふらついた。
ここは年末に訪れた時にも猛風になぎ倒されそうだった。またしても吹き荒れてくれる。どうにか風裏に回ってテルモスのお湯をにひと息入れる。寒いので、慌てて燃料補給とばかりにコロッケパンを飲み込もうとするが、パンが喉に詰まって目を白黒させる。
ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
雪雲が流れてきて風花が舞い始めた。正面高くにそびえる冬のヤシオ尾根は威厳がある。御在所岳の左肩に顔出した鎌ヶ岳の孤高にも目を奪われるが、眼下の「割谷ノ頭」が次の主役だという事を忘れてはならない。その無視できぬもっこり感は十分にその存在感を見せつける。付近の地形を仔細に観察する。
強い風によたよたしながらハライド西面を鞍部に向かう。少し登って三岳寺跡方面の道標に従う。雪のついた斜面の下りは楽ちん。しかし、このルートは鳥居戸谷と割谷の上流部を次々に縦断していて、アップダウンの連続する体育会系のルートだ。緩んだ雪をズポズポ登るも相当に泣きが入る。それでも、凍り付いた沢の美しさには息を飲む。
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
東尾根に踏み出す。状況次第では割谷に寝返る心づもりだった。だが、結構踏まれていて問題なさそう。それでも、割谷に落ちる尾根に迷い込んで戻り返す手痛いロスタイム。いつまでたっても地図が読めない私。だが、その後は目印・目印のオンパレードで苦労もないコース設定。ラッキーなのかそれとも嘆かわしいというべきか、我が揺れる乙女の心よ!
724峰で一本入れる。その後は徐々に雪が薄くなって本来の歩きに戻れる。時間の先読みも可能になってきた。やせ尾根状を歩いたり岩を縫って歩くうち、ちょっとした岩峰からコブ尾根方面の展望を欲しいままにするポイントがある。さあ、神懸からハライドまで今日のコースのおさらいだ。ネコから南コブを経てハライドまでの起伏を追う至福の時間。
割谷ノ頭東尾根は尾根上のマラ岩を拝むと、予想に反して明るいザレ尾根の道になった。やがて湯の山温泉が一望できるロケーション。それにしても思いのほか人臭いルートだ。迷い尾根にはロープや木の枝で通せんぼしてある。割谷道と平行する三岳寺への参詣道として、いにしえの人が足繁く通う道として機能していたのだろうか。それとも須磨山と鳥居戸山との財産区を巡る係争を決着させる境界線がここに引かれていたのだろうか。
やがて愛すべき菰野富士が真正面。こいつは息子をおんぶして登った初山だ。そうこうするうちスカイラインに飛び出した。いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
ふ~さん
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 3452328543
【同行者】 単独
【天 候】 晴れ~曇り
【ルート】 鳥居戸P(7:18)~杠葉谷入渓点(7:32)~神懸(8:38)~ハライド(10:02/25)~割谷の頭(11:41/47)~R477(13:38)~鳥居戸P(13:54)
昨年秋のことだ。高速道路のトンネルを出たら雨。慌ててワイパーを回したら途端に視界がきかなくなった。以後、対向車のライトはギラつくし、寒い早朝のフロントガラスはすっきり感がない。そうこうするうち、同じ症状を訴える同僚がいることがわかった。
どうやら職場の箱物の屋根塗装工事に先立つプライマーを浴びたのではないかという説が浮上した。プライマーというのは、塗料の食い付きを良くしたり、防錆効果や防水効果を求めて塗布する塗装前の下地塗料のことだ。業者にかけあって、検分してもらう。当然のことながら被害認定が出た。
プライマーまみれのボディーに加え、先日は台高で焚き火脇の大宴会。おかげで栄(は)えあるシンデレラ(灰かぶり姫)状態。越年の末、ようやくディーラーに頼んですべての窓とボディーに磨きをかけてもらった。我が車は生まれ変わったかの燦然たる輝き。で、今回の山行はピカピカに磨かれての初ドライブだ。クリアビューで快適そのもの。イヒヒのヒである。
さて、国見岳や青岳方面から見下ろして無視できないのが、今回の山域だ。希望荘前から雪の気配のない林道を歩いて杠葉谷に入渓する。すぐに鉄組の堰堤があり、その先しばらくは平凡。小滝に朝日が当たり、釜の水面のきらきらした揺らぎが見目麗しい。
沢の分岐右又に5mの二段滝。ここは中間尾根から乗り越して沢床に降りる。続いて3mの凹状の斜滝。左辺の岩を簡単に越える。すぐ二又となり、その間には4畳半ほどの平らな大岩が鎮座している。
その後、ようやく河床に雪が散り敷くようになる。人工の石組みを眺めたり、小滝脇の氷にスリップして滑稽なピエロを演じながら大岩を抜け、地味に歩いて尾根に乗る。尾根筋の西面はまるで晩秋の山なのに、日の当たらない東面は深い雪。意外にすっきりした尾根歩きで神懸頂上に届いた。
それにしても、神懸とは面白い名前だ。願掛けの対象は何だったのだろう。雨乞い、もしくは稲作の豊穣を願うものなのだろうか。「神懸」を「カンカケ」と読み慣わす人もいる。すぐに思い当たったのが、熊野古道でおなじみ天狗倉山の前衛峰にあたる「カンカケ山」だ。あっさりしたピークには「鍵掛山」の標もぶら下がっていたような気がする。
そもそも「カンカケ」やら「鍵掛」は崩壊とか崖を表す地名だ(『災害と地名』小川豊、山海堂1986)。かつて富士山を愛でるために登った鬼ヶ岳・節刀ヶ岳・十二ヶ岳への登路も鍵掛峠であった。まさに急傾斜の崩壊地形に付けられた名称にふさわしいものだった。
他にも有名なのが大山環状道路の最高地点にある「鍵掛峠」だろう。ここは大山南壁を望む絶好のビューポイントだ。由来については「急峻な岩肌に鉤(かぎ)を懸けて登ったことから『鉤懸(かぎかけ)』という説、はたまた大山町役場観光商工課のHPによれば、後醍醐天皇の都落ちに関連して「鍵になった木の枝に枝を掛けて皇政の再興を祈った因果から、道行く人が皆木の枝を折り、『諸願成就』を祈ったことから名づけられた」とある。(文責;ふ~さん)
某ブロガーは「実は大山寺に向かう人々は、この峠で雄大な大山を見ながらカギ状の枝(L字型の枝)を木に向かって投げ、木に引っかかるかどうかで幸運を占ったのです。これが鍵掛け峠の由来です。」と記述している。
ならば、我が鈴鹿の「神懸」の由来は何なのだろう。急峻な地形とか崩壊地形を話題にするには的外れかもしれない。有力な峠道だという話は寡聞にして聞かないし、旅の安全を祈ったという説も説得力に欠ける。
ならば、木の枝に鈎を掛けて願掛けを行ったとか、吉凶の占いを行ったという説だって捨てきれない。ここを願掛けの場として登拝した可能性はどうだろう。
「江戸期以降の水稲農業一本槍の農地政策により急速な水田開発が行われた結果、水の絶対量が不足し、解消されない水不足の手段として『神仏に願をかける』という習俗」については、西尾寿一氏がその著書で触れたとおりである(『鈴鹿山地の雨乞』京都山の会出版局;昭和63年)。或いはここは村の祭事が行われた場所なのだろうか。だが、ここには顕著なクラは認められないし、注連縄を張るような神域のようにも思えなかった。今後の調査が待たれるところだ。
神懸を後にする。いきなり進路に迷うが、地図を取り出して北へ北へ。ひと登りで倍上ヶ谷と仏谷を隔てる尾根に合流する。この辺りからようやく雪山らしくなってくる。ややあって美しいブナがすっくと立つコブ尾根との分岐点だ。
820m峰の西直下は丈六谷源頭の凄絶な崩壊地系だ。かつて、ここで鹿の大群に至近に遭遇してたじろいだエピソードがある。鹿の観察に忙しくてコブ尾根縦走は敢えなく時間切れ。その挙げ句、軽率にも丈六谷に飛びこんで冷や汗かいた苦い思い出がある。
鞍部に降りてからのハライドへの登りはきついラッセルだ。動物の足跡を辿りながら楽をしようとするが、そうは問屋が降ろさない。眼下に見下ろす神懸に精気をもらって元気百倍。何とかハライド山頂へと重い身体を持ち上げる。釈迦ヶ岳をカメラに収めようとするが、いきなり強風にふらついた。
ここは年末に訪れた時にも猛風になぎ倒されそうだった。またしても吹き荒れてくれる。どうにか風裏に回ってテルモスのお湯をにひと息入れる。寒いので、慌てて燃料補給とばかりにコロッケパンを飲み込もうとするが、パンが喉に詰まって目を白黒させる。
ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
雪雲が流れてきて風花が舞い始めた。正面高くにそびえる冬のヤシオ尾根は威厳がある。御在所岳の左肩に顔出した鎌ヶ岳の孤高にも目を奪われるが、眼下の「割谷ノ頭」が次の主役だという事を忘れてはならない。その無視できぬもっこり感は十分にその存在感を見せつける。付近の地形を仔細に観察する。
強い風によたよたしながらハライド西面を鞍部に向かう。少し登って三岳寺跡方面の道標に従う。雪のついた斜面の下りは楽ちん。しかし、このルートは鳥居戸谷と割谷の上流部を次々に縦断していて、アップダウンの連続する体育会系のルートだ。緩んだ雪をズポズポ登るも相当に泣きが入る。それでも、凍り付いた沢の美しさには息を飲む。
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
東尾根に踏み出す。状況次第では割谷に寝返る心づもりだった。だが、結構踏まれていて問題なさそう。それでも、割谷に落ちる尾根に迷い込んで戻り返す手痛いロスタイム。いつまでたっても地図が読めない私。だが、その後は目印・目印のオンパレードで苦労もないコース設定。ラッキーなのかそれとも嘆かわしいというべきか、我が揺れる乙女の心よ!
724峰で一本入れる。その後は徐々に雪が薄くなって本来の歩きに戻れる。時間の先読みも可能になってきた。やせ尾根状を歩いたり岩を縫って歩くうち、ちょっとした岩峰からコブ尾根方面の展望を欲しいままにするポイントがある。さあ、神懸からハライドまで今日のコースのおさらいだ。ネコから南コブを経てハライドまでの起伏を追う至福の時間。
割谷ノ頭東尾根は尾根上のマラ岩を拝むと、予想に反して明るいザレ尾根の道になった。やがて湯の山温泉が一望できるロケーション。それにしても思いのほか人臭いルートだ。迷い尾根にはロープや木の枝で通せんぼしてある。割谷道と平行する三岳寺への参詣道として、いにしえの人が足繁く通う道として機能していたのだろうか。それとも須磨山と鳥居戸山との財産区を巡る係争を決着させる境界線がここに引かれていたのだろうか。
やがて愛すべき菰野富士が真正面。こいつは息子をおんぶして登った初山だ。そうこうするうちスカイラインに飛び出した。いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
ふ~さん
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
おはようございます、ふ~さん。
昨年秋のことだ。高速道路のトンネルを出たら雨。慌ててワイパーを回したら途端に視界がきかなくなった。以後、対向車のライトはギラつくし、寒い早朝のフロントガラスはすっきり感がない。そうこうするうち、同じ症状を訴える同僚がいることがわかった。
男性の更年期と思わんかった?
どうやら職場の箱物の屋根塗装工事に先立つプライマーを浴びたのではないかという説が浮上した。プライマーというのは、塗料の食い付きを良くしたり、防錆効果や防水効果を求めて塗布する塗装前の下地塗料のことだ。業者にかけあって、検分してもらう。当然のことながら被害認定が出た。
そんな事あるんだ。
結構よくやられている工事だと思うけど、風向きが悪かったかのかなあ。
さて、国見岳や青岳方面から見下ろして無視できないのが、今回の山域だ。希望荘前から雪の気配のない林道を歩いて杠葉谷に入渓する。すぐに鉄組の堰堤があり、その先しばらくは平凡。小滝に朝日が当たり、釜の水面のきらきらした揺らぎが見目麗しい。
最近マニアックな人の気配のする山にはまってますねえ。
それにしても、神懸とは面白い名前だ。願掛けの対象は何だったのだろう。雨乞い、もしくは稲作の豊穣を願うものなのだろうか。「神懸」を「カンカケ」と読み慣わす人もいる。すぐに思い当たったのが、熊野古道でおなじみ天狗倉山の前衛峰にあたる「カンカケ山」だ。あっさりしたピークには「鍵掛山」の標もぶら下がっていたような気がする。
三岳寺の関係じゃないのかな?
織田信長に焼き討ちされるまでは数百人規模の僧兵がいた歴史ある寺院だし。
当時の僧兵は神輿をかついで直訴するぐらいだから、神仏が合体していた状態で修験道ぽかったからねえ。
神懸(かみがかり)が起きた修行の場なんてことも考えられそう。
820m峰の西直下は丈六谷源頭の凄絶な崩壊地系だ。かつて、ここで鹿の大群に至近に遭遇してたじろいだエピソードがある。鹿の観察に忙しくてコブ尾根縦走は敢えなく時間切れ。その挙げ句、軽率にも丈六谷に飛びこんで冷や汗かいた苦い思い出がある。
鈴を付けた鹿が雪道で迷った人を導いたところから鈴鹿は来てるけど・・・
ふーさんは変な所に誘導されたんだ
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
人間界との境ですね。
「早く人間になりたい~」
割谷ノ頭東尾根は尾根上のマラ岩を拝むと、予想に反して明るいザレ尾根の道になった。やがて湯の山温泉が一望できるロケーション。それにしても思いのほか人臭いルートだ。迷い尾根にはロープや木の枝で通せんぼしてある。割谷道と平行する三岳寺への参詣道として、いにしえの人が足繁く通う道として機能していたのだろうか。それとも須磨山と鳥居戸山との財産区を巡る係争を決着させる境界線がここに引かれていたのだろうか。
時代によっていろいろな顔がありますからねえ。
なかなか渋いレポありがとうございました。
追伸
最近知ったのですが、竜ヶ岳の宇賀渓って雨乞いの神としても崇められた宇賀神から来てるみたい。
わりばし
昨年秋のことだ。高速道路のトンネルを出たら雨。慌ててワイパーを回したら途端に視界がきかなくなった。以後、対向車のライトはギラつくし、寒い早朝のフロントガラスはすっきり感がない。そうこうするうち、同じ症状を訴える同僚がいることがわかった。
男性の更年期と思わんかった?
どうやら職場の箱物の屋根塗装工事に先立つプライマーを浴びたのではないかという説が浮上した。プライマーというのは、塗料の食い付きを良くしたり、防錆効果や防水効果を求めて塗布する塗装前の下地塗料のことだ。業者にかけあって、検分してもらう。当然のことながら被害認定が出た。
そんな事あるんだ。
結構よくやられている工事だと思うけど、風向きが悪かったかのかなあ。
さて、国見岳や青岳方面から見下ろして無視できないのが、今回の山域だ。希望荘前から雪の気配のない林道を歩いて杠葉谷に入渓する。すぐに鉄組の堰堤があり、その先しばらくは平凡。小滝に朝日が当たり、釜の水面のきらきらした揺らぎが見目麗しい。
最近マニアックな人の気配のする山にはまってますねえ。
それにしても、神懸とは面白い名前だ。願掛けの対象は何だったのだろう。雨乞い、もしくは稲作の豊穣を願うものなのだろうか。「神懸」を「カンカケ」と読み慣わす人もいる。すぐに思い当たったのが、熊野古道でおなじみ天狗倉山の前衛峰にあたる「カンカケ山」だ。あっさりしたピークには「鍵掛山」の標もぶら下がっていたような気がする。
三岳寺の関係じゃないのかな?
織田信長に焼き討ちされるまでは数百人規模の僧兵がいた歴史ある寺院だし。
当時の僧兵は神輿をかついで直訴するぐらいだから、神仏が合体していた状態で修験道ぽかったからねえ。
神懸(かみがかり)が起きた修行の場なんてことも考えられそう。
820m峰の西直下は丈六谷源頭の凄絶な崩壊地系だ。かつて、ここで鹿の大群に至近に遭遇してたじろいだエピソードがある。鹿の観察に忙しくてコブ尾根縦走は敢えなく時間切れ。その挙げ句、軽率にも丈六谷に飛びこんで冷や汗かいた苦い思い出がある。
鈴を付けた鹿が雪道で迷った人を導いたところから鈴鹿は来てるけど・・・
ふーさんは変な所に誘導されたんだ
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
人間界との境ですね。
「早く人間になりたい~」
割谷ノ頭東尾根は尾根上のマラ岩を拝むと、予想に反して明るいザレ尾根の道になった。やがて湯の山温泉が一望できるロケーション。それにしても思いのほか人臭いルートだ。迷い尾根にはロープや木の枝で通せんぼしてある。割谷道と平行する三岳寺への参詣道として、いにしえの人が足繁く通う道として機能していたのだろうか。それとも須磨山と鳥居戸山との財産区を巡る係争を決着させる境界線がここに引かれていたのだろうか。
時代によっていろいろな顔がありますからねえ。
なかなか渋いレポありがとうございました。
追伸
最近知ったのですが、竜ヶ岳の宇賀渓って雨乞いの神としても崇められた宇賀神から来てるみたい。
わりばし
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
おはようございます、わりばしさん。おはようございます、ふ~さん。
むむむむ(汗;男性の更年期と思わんかった?昨年秋のことだ。高速道路のトンネルを出たら雨。慌ててワイパーを回したら途端に視界がきかなくなった。以後、対向車のライトはギラつくし、寒い早朝のフロントガラスはすっきり感がない。そうこうするうち、同じ症状を訴える同僚がいることがわかった。
どこにでもある工事だと思いますよ。風向きを考えずに塗布したのでしょうか。ひょっとして、途中で風向きが変わったのはわかっていても、「あと少し」って段階で強行してしまったのでしょうか。そんな事あるんだ。どうやら職場の箱物の屋根塗装工事に先立つプライマーを浴びたのではないかという説が浮上した。プライマーというのは、塗料の食い付きを良くしたり、防錆効果や防水効果を求めて塗布する塗装前の下地塗料のことだ。業者にかけあって、検分してもらう。当然のことながら被害認定が出た。
結構よくやられている工事だと思うけど、風向きが悪かったかのかなあ。
ホントですね~。この日は早めに帰宅しないといけなかったから、ターゲットとしては時間的にも好都合だったんです。気になってた場所だったし。最近マニアックな人の気配のする山にはまってますねえ。
なるほどです。地誌や民俗的に調査されているとは思うので、詳しい方にご指南いただけると嬉しいです。三岳寺の関係じゃないのかな?
織田信長に焼き討ちされるまでは数百人規模の僧兵がいた歴史ある寺院だし。
当時の僧兵は神輿をかついで直訴するぐらいだから、神仏が合体していた状態で修験道ぽかったからねえ。
神懸(かみがかり)が起きた修行の場なんてことも考えられそう。
時間切れになりそうになりながら、冷や汗かいて丈六谷を降りたのですが、そのおかげで縄だるみ堰堤工事の「妙」に触れることになりました。後に、調査に入るきっかけとなった出来事です。鈴を付けた鹿が雪道で迷った人を導いたところから鈴鹿は来てるけど・・・820m峰の西直下は丈六谷源頭の凄絶な崩壊地系だ。かつて、ここで鹿の大群に至近に遭遇してたじろいだエピソードがある。鹿の観察に忙しくてコブ尾根縦走は敢えなく時間切れ。その挙げ句、軽率にも丈六谷に飛びこんで冷や汗かいた苦い思い出がある。
ふーさんは変な所に誘導されたんだ
あれれ、私は既に人間なので、ご心配なく~。やぶこぎ界には、まるで獣さんのよう野山を跳梁跋扈する鉄人(変人?)が一杯いますね。(^_-)人間界との境ですね。ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
「早く人間になりたい~」
わりばしさん、そろそろ『福岡野シリーズ完結編!?』期待しております(^^)時代によっていろいろな顔がありますからねえ。
なかなか渋いレポありがとうございました。
そうなんですか。山麓の白龍神社にしても、これは雨乞の対象だそうですが、かつては竜ヶ岳の山頂に祭祀されていたものが移築されたという話もあります。西尾さんもその著書で触れています。調べていくと面白い山域がたくさんありますね。追伸
最近知ったのですが、竜ヶ岳の宇賀渓って雨乞いの神としても崇められた宇賀神から来てるみたい。
ふ~さん
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
ふ~さんこにちわ
そのとき、もう今回のコースをたくらんでおりましたのかな。
プライマーも怖いけど商売人にとってクレーマーが一番怖い。
塗装屋さんも言い掛かり?を付けられて怖かったことでしょう。
教師だってモンペアが怖い。
八風の大石はも少し広かったような。
そして常人とは思えない言動をすること。つまりふ~さんのことや(^◇^)
三岳寺、祓戸、神懸は三点セットではないでしょうか。
でもそんな神聖な感じのする場所ではないですね。御在所岳と鎌が見えるけど。
願掛けした場所は・680そのものではないかも知れません。
調査なんかいくら待っても誰もするもんですか(^◇^)
ふ~さんが自分でしなさい。
想像しただけで喉に詰まります。
昭和は遠くなりにけり。
水は低きに流れ、わしは易きに流る。当然の帰結かも知れませぬ。
ええい戻るのも面倒だ。そのまま帰ろてな具合で。
私なんか尾根の下りはうまくいったら儲けものくらいに思っています。
ハリマオ
ほうほう、年末に国見へご一緒したとき、神懸のほうを熱心に眺めていたと記憶しておりますが【ルート】 鳥居戸P(7:18)~杠葉谷入渓点(7:32)~神懸(8:38)~ハライド(10:02/25)~割谷の頭(11:41/47)~R477(13:38)~鳥居戸P(13:54)
そのとき、もう今回のコースをたくらんでおりましたのかな。
この話は直接聞いたような・・・どうやら職場の箱物の屋根塗装工事に先立つプライマーを浴びたのではないかという説が浮上した。プライマーというのは、塗料の食い付きを良くしたり、防錆効果や防水効果を求めて塗布する塗装前の下地塗料のことだ。業者にかけあって、検分してもらう。当然のことながら被害認定が出た。
プライマーも怖いけど商売人にとってクレーマーが一番怖い。
塗装屋さんも言い掛かり?を付けられて怖かったことでしょう。
教師だってモンペアが怖い。
これは倍上谷の南の谷ですか。10年ほど前に倍上から神懸に登りました。希望荘前から雪の気配のない林道を歩いて杠葉谷に入渓する。
四畳半ですか。生活感のにじむ岩ですね。でも岩としては大きいですね。左辺の岩を簡単に越える。すぐ二又となり、その間には4畳半ほどの平らな大岩が鎮座している。
八風の大石はも少し広かったような。
神懸は神懸かり。神霊が憑依することですな。それにしても、神懸とは面白い名前だ。願掛けの対象は何だったのだろう。雨乞い、もしくは稲作の豊穣を願うものなのだろうか。「神懸」を「カンカケ」と読み慣わす人もいる。
そして常人とは思えない言動をすること。つまりふ~さんのことや(^◇^)
三岳寺、祓戸、神懸は三点セットではないでしょうか。
それはそうかも知れんけど、神懸は素直に読んで神仏に願を懸ける場所ではないでしょうか。そもそも「カンカケ」やら「鍵掛」は崩壊とか崖を表す地名だ(『災害と地名』小川豊、山海堂1986)。
でもそんな神聖な感じのする場所ではないですね。御在所岳と鎌が見えるけど。
願掛けした場所は・680そのものではないかも知れません。
今後の調査って、誰かそんな奇特なことしている人がいるんですか?だが、ここには顕著なクラは認められないし、注連縄を張るような神域のようにも思えなかった。
今後の調査が待たれるところだ。
調査なんかいくら待っても誰もするもんですか(^◇^)
ふ~さんが自分でしなさい。
この登りはけっこうササで苦労した記憶がありますが、現在どうなってるのかな。神懸を後にする。いきなり進路に迷うが、地図を取り出して北へ北へ。
コブ尾根を歩いた時、庵座の滝が見えることを発見しました。鞍部に降りてからのハライドへの登りはきついラッセルだ。動物の足跡を辿りながら楽をしようとするが、そうは問屋が降ろさない。眼下に見下ろす神懸に精気をもらって元気百倍。何とかハライド山頂へと重い身体を持ち上げる。釈迦ヶ岳をカメラに収めようとするが
あれは凄かったですね。で、風を避けるためにヤブに入ったら「ハリさん、こっちはコース違うよ」と注意されてしまいました(^◇^)ここは年末に訪れた時にも猛風になぎ倒されそうだった。
コロッケパンとか焼きそばパンは組み合わせに無理があるのではないでしょうか。寒いので、慌てて燃料補給とばかりにコロッケパンを飲み込もうとするが、パンが喉に詰まって目を白黒させる。
想像しただけで喉に詰まります。
そこまで娘に対して卑屈にならんでも・・・父親の威厳は何処へ行ってしまったのでしょう。ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
昭和は遠くなりにけり。
同じコース取りですね。わしはこの縦断で外してしまい、いつのまにやら鳥井戸谷へ。強い風によたよたしながらハライド西面を鞍部に向かう。少し登って三岳寺跡方面の道標に従う。雪のついた斜面の下りは楽ちん。しかし、このルートは鳥居戸谷と割谷の上流部を次々に縦断していて、アップダウンの連続する体育会系のルートだ。
水は低きに流れ、わしは易きに流る。当然の帰結かも知れませぬ。
ええい戻るのも面倒だ。そのまま帰ろてな具合で。
読めないちゅうより、いちいち細かく確認するのが面倒で、つい勘頼りになりますね。東尾根に踏み出す。状況次第では割谷に寝返る心づもりだった。だが、結構踏まれていて問題なさそう。それでも、割谷に落ちる尾根に迷い込んで戻り返す手痛いロスタイム。いつまでたっても地図が読めない私。
私なんか尾根の下りはうまくいったら儲けものくらいに思っています。
私はここに富士の名を冠した人を小一時間ほど問い詰めたい。やがて愛すべき菰野富士が真正面。
ハリマオ
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
ふ~様、こんばんは~(^◇^)
昨年秋のことだ。高速道路のトンネルを出たら雨。慌ててワイパーを回したら途端に視界がきかなくなった。以後、対向車のライトはギラつくし、寒い早朝のフロントガラスはすっきり感がない。
早くも白内障の症状が出ましたか
そうこうするうち、同じ症状を訴える同僚がいることがわかった。
ふ~さんの職場は老人ホームですか?
鞍部に降りてからのハライドへの登りはきついラッセルだ。動物の足跡を辿りながら楽をしようとするが、そうは問屋が降ろさない。眼下に見下ろす神懸に精気をもらって元気百倍。何とかハライド山頂へと重い身体を持ち上げる。釈迦ヶ岳をカメラに収めようとするが、いきなり強風にふらついた。
こんな低い山できついラッセルは泣けてきますね。
雪雲が流れてきて風花が舞い始めた。正面高くにそびえる冬のヤシオ尾根は威厳がある。御在所岳の左肩に顔出した鎌ヶ岳の孤高にも目を奪われるが、眼下の「割谷ノ頭」が次の主役だという事を忘れてはならない。その無視できぬもっこり感は十分にその存在感を見せつける。付近の地形を仔細に観察する。
まるでふ~さんの下半身ですな(^◇^)
強い風によたよたしながらハライド西面を鞍部に向かう。少し登って三岳寺跡方面の道標に従う。雪のついた斜面の下りは楽ちん。しかし、このルートは鳥居戸谷と割谷の上流部を次々に縦断していて、アップダウンの連続する体育会系のルートだ。緩んだ雪をズポズポ登るも相当に泣きが入る。それでも、凍り付いた沢の美しさには息を飲む。
スノーシューは持ってこなかったのですね
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
この界の意味は畜生界の意味ではなく、単なる境界の意味らしいです。←ふ~さん説
今更功徳もありゃしませんが、苦毒はしっかり味わって下さい
割谷ノ頭東尾根は尾根上のマラ岩を拝むと、予想に反して明るいザレ尾根の道になった。やがて湯の山温泉が一望できるロケーション。それにしても思いのほか人臭いルートだ。迷い尾根にはロープや木の枝で通せんぼしてある。割谷道と平行する三岳寺への参詣道として、いにしえの人が足繁く通う道として機能していたのだろうか。それとも須磨山と鳥居戸山との財産区を巡る係争を決着させる境界線がここに引かれていたのだろうか。
この辺りは歩いたことがないので興味があります。
やがて愛すべき菰野富士が真正面。こいつは息子をおんぶして登った初山だ。そうこうするうちスカイラインに飛び出した。いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
たまには温泉もいいもんでしょ。でも私の場合、御在所界隈の山なら自宅が近すぎてほとんど入ったことがありません
宮指路
昨年秋のことだ。高速道路のトンネルを出たら雨。慌ててワイパーを回したら途端に視界がきかなくなった。以後、対向車のライトはギラつくし、寒い早朝のフロントガラスはすっきり感がない。
早くも白内障の症状が出ましたか
そうこうするうち、同じ症状を訴える同僚がいることがわかった。
ふ~さんの職場は老人ホームですか?
鞍部に降りてからのハライドへの登りはきついラッセルだ。動物の足跡を辿りながら楽をしようとするが、そうは問屋が降ろさない。眼下に見下ろす神懸に精気をもらって元気百倍。何とかハライド山頂へと重い身体を持ち上げる。釈迦ヶ岳をカメラに収めようとするが、いきなり強風にふらついた。
こんな低い山できついラッセルは泣けてきますね。
雪雲が流れてきて風花が舞い始めた。正面高くにそびえる冬のヤシオ尾根は威厳がある。御在所岳の左肩に顔出した鎌ヶ岳の孤高にも目を奪われるが、眼下の「割谷ノ頭」が次の主役だという事を忘れてはならない。その無視できぬもっこり感は十分にその存在感を見せつける。付近の地形を仔細に観察する。
まるでふ~さんの下半身ですな(^◇^)
強い風によたよたしながらハライド西面を鞍部に向かう。少し登って三岳寺跡方面の道標に従う。雪のついた斜面の下りは楽ちん。しかし、このルートは鳥居戸谷と割谷の上流部を次々に縦断していて、アップダウンの連続する体育会系のルートだ。緩んだ雪をズポズポ登るも相当に泣きが入る。それでも、凍り付いた沢の美しさには息を飲む。
スノーシューは持ってこなかったのですね
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
この界の意味は畜生界の意味ではなく、単なる境界の意味らしいです。←ふ~さん説
今更功徳もありゃしませんが、苦毒はしっかり味わって下さい
割谷ノ頭東尾根は尾根上のマラ岩を拝むと、予想に反して明るいザレ尾根の道になった。やがて湯の山温泉が一望できるロケーション。それにしても思いのほか人臭いルートだ。迷い尾根にはロープや木の枝で通せんぼしてある。割谷道と平行する三岳寺への参詣道として、いにしえの人が足繁く通う道として機能していたのだろうか。それとも須磨山と鳥居戸山との財産区を巡る係争を決着させる境界線がここに引かれていたのだろうか。
この辺りは歩いたことがないので興味があります。
やがて愛すべき菰野富士が真正面。こいつは息子をおんぶして登った初山だ。そうこうするうちスカイラインに飛び出した。いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
たまには温泉もいいもんでしょ。でも私の場合、御在所界隈の山なら自宅が近すぎてほとんど入ったことがありません
宮指路
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
ハリさん、おはようさんです。ふ~さんこにちわ
おやまあ、既にお見通しでございましたか。やはり、ただモノじゃありませんね。お味噌れしました。あ、味噌は汁モノでしたか。知る人ぞ汁?(朝から意味不明)ほうほう、年末に国見へご一緒したとき、神懸のほうを熱心に眺めていたと記憶しておりますが
そのとき、もう今回のコースをたくらんでおりましたのかな。
そうそう、直接お話しましたね。まぁ、言ってみれば「こうしてクレー」「ああしてクレー」ってうるさい「クレー魔」ってやつですかも。この話は直接聞いたような・・・どうやら職場の箱物の屋根塗装工事に先立つプライマーを浴びたのではないかという説が浮上した。プライマーというのは、塗料の食い付きを良くしたり、防錆効果や防水効果を求めて塗布する塗装前の下地塗料のことだ。業者にかけあって、検分してもらう。当然のことながら被害認定が出た。
プライマーも怖いけど商売人にとってクレーマーが一番怖い。
塗装屋さんも言い掛かり?を付けられて怖かったことでしょう。
教師だってモンペアが怖い。
さようです。さすが、鈴鹿縦横無「神」ですね。感心・感心(^o^)これは倍上谷の南の谷ですか。10年ほど前に倍上から神懸に登りました。希望荘前から雪の気配のない林道を歩いて杠葉谷に入渓する。
まさに『男おいどん』的な岩でした。ここをベース基地に登る山は神懸ではなく、サルマ岳でしょうか。或いは主人公の名前にちなんで大山でしょうか。何と言っても、本人の名前が大山昇太(のぼった)・・・と出来すぎでしたよねぇ。四畳半ですか。生活感のにじむ岩ですね。でも岩としては大きいですね。左辺の岩を簡単に越える。すぐ二又となり、その間には4畳半ほどの平らな大岩が鎮座している。
八風の大石はも少し広かったような。
わたしゃ、キツネ憑(つ)きですか。そう言えば、ハリさんに言わせれば三点セットと言えば、巨人・大鵬・卵焼きでしたか。(再び意味不明)神懸は神懸かり。神霊が憑依することですな。それにしても、神懸とは面白い名前だ。願掛けの対象は何だったのだろう。雨乞い、もしくは稲作の豊穣を願うものなのだろうか。「神懸」を「カンカケ」と読み慣わす人もいる。
そして常人とは思えない言動をすること。つまりふ~さんのことや(^◇^)
三岳寺、祓戸、神懸は三点セットではないでしょうか。
そうかもしれませんね。西尾さんは小字名と言っているし。それはそうかも知れんけど、神懸は素直に読んで神仏に願を懸ける場所ではないでしょうか。そもそも「カンカケ」やら「鍵掛」は崩壊とか崖を表す地名だ(『災害と地名』小川豊、山海堂1986)。
でもそんな神聖な感じのする場所ではないですね。御在所岳と鎌が見えるけど。
願掛けした場所は・680そのものではないかも知れません。
うひゃ、手厳しいなぁ。人に優しく自分に厳しくですわよ。今後の調査って、誰かそんな奇特なことしている人がいるんですか?だが、ここには顕著なクラは認められないし、注連縄を張るような神域のようにも思えなかった。
今後の調査が待たれるところだ。
調査なんかいくら待っても誰もするもんですか(^◇^)
ふ~さんが自分でしなさい。
笹が衰退していて、サッサと登りました。この登りはけっこうササで苦労した記憶がありますが、現在どうなってるのかな。神懸を後にする。いきなり進路に迷うが、地図を取り出して北へ北へ。
おお、よくぞ見つけましたね。庵座の女神さまもご満足してみえるでしょう。コブ尾根を歩いた時、庵座の滝が見えることを発見しました。鞍部に降りてからのハライドへの登りはきついラッセルだ。動物の足跡を辿りながら楽をしようとするが、そうは問屋が降ろさない。眼下に見下ろす神懸に精気をもらって元気百倍。何とかハライド山頂へと重い身体を持ち上げる。釈迦ヶ岳をカメラに収めようとするが
ありゃ、そんな失礼な事を申し上げましたか。ワシもまだ青いですね。だから常に万年青年と言われてるんです。(^^;)あれは凄かったですね。で、風を避けるためにヤブに入ったら「ハリさん、こっちはコース違うよ」と注意されてしまいました(^◇^)ここは年末に訪れた時にも猛風になぎ倒されそうだった。
今考えると、詰まったのはパンなのか、それともコロッケなのか。今後の調査が待たれるところです。コロッケパンとか焼きそばパンは組み合わせに無理があるのではないでしょうか。寒いので、慌てて燃料補給とばかりにコロッケパンを飲み込もうとするが、パンが喉に詰まって目を白黒させる。
想像しただけで喉に詰まります。
まぁ、このときは、娘からデートのお誘いでしたからね。イヒヒ(~o~)。ハリさまのように、オヤジが娘さんにとっての永遠のアイドルでいられるよう、日々努力しております。そこまで娘に対して卑屈にならんでも・・・父親の威厳は何処へ行ってしまったのでしょう。ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
昭和は遠くなりにけり。
私も早晩、ハリさんの生き様を見習うようになるはずです。同じコース取りですね。わしはこの縦断で外してしまい、いつのまにやら鳥井戸谷へ。強い風によたよたしながらハライド西面を鞍部に向かう。少し登って三岳寺跡方面の道標に従う。雪のついた斜面の下りは楽ちん。しかし、このルートは鳥居戸谷と割谷の上流部を次々に縦断していて、アップダウンの連続する体育会系のルートだ。
水は低きに流れ、わしは易きに流る。当然の帰結かも知れませぬ。
ええい戻るのも面倒だ。そのまま帰ろてな具合で。
さすが、人生を達観してみえますね。人も道もはずして当たり前。はずなかったら儲けものでしょうか。読めないちゅうより、いちいち細かく確認するのが面倒で、つい勘頼りになりますね。東尾根に踏み出す。状況次第では割谷に寝返る心づもりだった。だが、結構踏まれていて問題なさそう。それでも、割谷に落ちる尾根に迷い込んで戻り返す手痛いロスタイム。いつまでたっても地図が読めない私。
私なんか尾根の下りはうまくいったら儲けものくらいに思っています。
どうやら私も尋問台に立たせられそうな勢いですね。でも、レーダー波照射だけは勘弁してや。菰野富士も、当時、久居に駐留していた陸軍の砲撃の的にならなかったら、もっと富士山型をしてたんでしょうかね。私はここに富士の名を冠した人を小一時間ほど問い詰めたい。やがて愛すべき菰野富士が真正面。
ふ~さん
ハリマオ
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
おはよう、ふ~さん
まともなコース歩いてるやんか、そんなことアカンに。
まともなコース歩いてるやんか、そんなことアカンに。
がんばってくらさいな。ふ~さん さんが書きました:【日 時】 1月26日(土)
畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
パス
それにしても思いのほか人臭いルートだ。
緑水
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
前栖吐露ふ~しゃま、こんばんにゃあ。
越年の末、ようやくディーラーに頼んですべての窓とボディーに磨きをかけてもらった。我が車は生まれ変わったかの燦然たる輝き。で、今回の山行はピカピカに磨かれての初ドライブだ。クリアビューで快適そのもの。イヒヒのヒである。
ふ~しゃまも一緒に磨いてもらえばウフフのフ~だね。
すぐに鉄組の堰堤があり、その先しばらくは平凡。小滝に朝日が当たり、釜の水面のきらきらした揺らぎが見目麗しい。
かのドン・キホーテは風車が巨人に見えたと言いますが、ふ~しゃんはせせらぎが乙女に見えてしまうのですね。
ならば、ぽぽんためがサンチョ・パンサの代わりとなって、極寒のせせらぎに飛び込むご主人様を引き止めねば。
そもそも「カンカケ」やら「鍵掛」は崩壊とか崖を表す地名だ(『災害と地名』小川豊、山海堂1986)。かつて富士山を愛でるために登った鬼ヶ岳・節刀ヶ岳・十二ヶ岳への登路も鍵掛峠であった。まさに急傾斜の崩壊地形に付けられた名称にふさわしいものだった。
神さまに願掛けしてるくらいならいいけど、レポネタばかり考えながら歩いてると神隠しに遭ってしまいますゾ!
神懸を後にする。いきなり進路に迷うが、地図を取り出して北へ北へ。
ほ~ら、言わんこっちゃない、アブナイ、アブナイ。
油屋当主湯婆婆さまの元へ連れて行かれたら、名前をとらちゃってもうヤブコギ界へ戻ってこれんでェ~
それにさ“風と山の神隠し”ではサッパリ売れんやろうでね。
寒いので、慌てて燃料補給とばかりにコロッケパンを飲み込もうとするが、パンが喉に詰まって目を白黒させる。
あらら、もう嚥下障害が出てますか?
次回同行させていただく折にはトロミ剤を忘れずにお持ちいたしましょう、メモ、メモ。
ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
これは嬉しいですね~
ちょちょぎれる鼻水とよだれでふしゃまのお顔にツララが伸びていく様が目に浮かびまする。
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
割谷ノ頭って懐かしいココでしたのね。
ぽぽたんは完璧にR2が進んでますわ。
東尾根に踏み出す。状況次第では割谷に寝返る心づもりだった。だが、結構踏まれていて問題なさそう。それでも、割谷に落ちる尾根に迷い込んで戻り返す手痛いロスタイム。いつまでたっても地図が読めない私。
地図なんぞ読めずとも生きていけまっせ。
それよりもいかにしてオンナ心を読み解くかでしょ?
いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
温泉直行なんて珍しいなあと思ったら、姫とデートでしたね。
温泉でオヤジ臭を洗い流して、姫の元へレッツゴ~
越年の末、ようやくディーラーに頼んですべての窓とボディーに磨きをかけてもらった。我が車は生まれ変わったかの燦然たる輝き。で、今回の山行はピカピカに磨かれての初ドライブだ。クリアビューで快適そのもの。イヒヒのヒである。
ふ~しゃまも一緒に磨いてもらえばウフフのフ~だね。
すぐに鉄組の堰堤があり、その先しばらくは平凡。小滝に朝日が当たり、釜の水面のきらきらした揺らぎが見目麗しい。
かのドン・キホーテは風車が巨人に見えたと言いますが、ふ~しゃんはせせらぎが乙女に見えてしまうのですね。
ならば、ぽぽんためがサンチョ・パンサの代わりとなって、極寒のせせらぎに飛び込むご主人様を引き止めねば。
そもそも「カンカケ」やら「鍵掛」は崩壊とか崖を表す地名だ(『災害と地名』小川豊、山海堂1986)。かつて富士山を愛でるために登った鬼ヶ岳・節刀ヶ岳・十二ヶ岳への登路も鍵掛峠であった。まさに急傾斜の崩壊地形に付けられた名称にふさわしいものだった。
神さまに願掛けしてるくらいならいいけど、レポネタばかり考えながら歩いてると神隠しに遭ってしまいますゾ!
神懸を後にする。いきなり進路に迷うが、地図を取り出して北へ北へ。
ほ~ら、言わんこっちゃない、アブナイ、アブナイ。
油屋当主湯婆婆さまの元へ連れて行かれたら、名前をとらちゃってもうヤブコギ界へ戻ってこれんでェ~
それにさ“風と山の神隠し”ではサッパリ売れんやろうでね。
寒いので、慌てて燃料補給とばかりにコロッケパンを飲み込もうとするが、パンが喉に詰まって目を白黒させる。
あらら、もう嚥下障害が出てますか?
次回同行させていただく折にはトロミ剤を忘れずにお持ちいたしましょう、メモ、メモ。
ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
これは嬉しいですね~
ちょちょぎれる鼻水とよだれでふしゃまのお顔にツララが伸びていく様が目に浮かびまする。
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
割谷ノ頭って懐かしいココでしたのね。
ぽぽたんは完璧にR2が進んでますわ。
東尾根に踏み出す。状況次第では割谷に寝返る心づもりだった。だが、結構踏まれていて問題なさそう。それでも、割谷に落ちる尾根に迷い込んで戻り返す手痛いロスタイム。いつまでたっても地図が読めない私。
地図なんぞ読めずとも生きていけまっせ。
それよりもいかにしてオンナ心を読み解くかでしょ?
いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
温泉直行なんて珍しいなあと思ったら、姫とデートでしたね。
温泉でオヤジ臭を洗い流して、姫の元へレッツゴ~
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
ふ~さん、こんばんは。
【ルート】 鳥居戸P(7:18)~杠葉谷入渓点(7:32)~神懸(8:38)~ハライド(10:02/25)~割谷の頭(11:41/47)~R477(13:38)~鳥居戸P(13:54)
昔なんとなく似たルートを歩きましたわ。(^^♪
【コース】希望荘~倍上谷左岸支流~仏谷~ハライド~青岳~上水晶谷左俣源頭(ヤシオ池の下)~青岳~三岳寺跡~割谷の頭~割谷~鳥居道谷
沢の分岐右又に5mの二段滝。ここは中間尾根から乗り越して沢床に降りる。続いて3mの凹状の斜滝。左辺の岩を簡単に越える。すぐ二又となり、その間には4畳半ほどの平らな大岩が鎮座している。
この後、ようやく河床に雪が散り敷くようになる。人工の石組みを眺めたり、小滝脇の氷にスリップして滑稽なピエロを演じながら大岩を抜け、地味に歩いて尾根に乗る。尾根筋の西面はまるで晩秋の山なのに、日の当たらない東面は深い雪。意外にすっきりした尾根歩きで神懸頂上に届いた。
ほおー、この季節に沢登りとは酔狂な。そう言えば酔狂というのはふ~さんのためにある言葉ですねえ。
酔って狂うとは読んで字の如し。
他にも有名なのが大山環状道路の最高地点にある「鍵掛峠」だろう。
滋賀県の日野にもありまっせ。シャクナゲの名所です。
某ブロガーは「実は大山寺に向かう人々は、この峠で雄大な大山を見ながらカギ状の枝(L字型の枝)を木に向かって投げ、木に引っかかるかどうかで幸運を占ったのです。これが鍵掛け峠の由来です。」と記述している。
某ふ~さんはこの峠で山ガールに向かってカギ状の枝を投げ、引っ掛かるかどうかで女運を占ったそうです。(文責 山日和)
ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
どこの娘か知りませんが、大切にしないとね。血のつながってない娘は特にね。
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
もう遅いわ!!
割谷ノ頭東尾根は尾根上のマラ岩を拝むと、予想に反して明るいザレ尾根の道になった。
乙女の心の持ち主がマラ岩キャリーとはこれいかに?
やがて愛すべき菰野富士が真正面。こいつは息子をおんぶして登った初山だ。そうこうするうちスカイラインに飛び出した。いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
やっぱり希望荘でしたか?それともアクアイグニス?
山日和
【ルート】 鳥居戸P(7:18)~杠葉谷入渓点(7:32)~神懸(8:38)~ハライド(10:02/25)~割谷の頭(11:41/47)~R477(13:38)~鳥居戸P(13:54)
昔なんとなく似たルートを歩きましたわ。(^^♪
【コース】希望荘~倍上谷左岸支流~仏谷~ハライド~青岳~上水晶谷左俣源頭(ヤシオ池の下)~青岳~三岳寺跡~割谷の頭~割谷~鳥居道谷
沢の分岐右又に5mの二段滝。ここは中間尾根から乗り越して沢床に降りる。続いて3mの凹状の斜滝。左辺の岩を簡単に越える。すぐ二又となり、その間には4畳半ほどの平らな大岩が鎮座している。
この後、ようやく河床に雪が散り敷くようになる。人工の石組みを眺めたり、小滝脇の氷にスリップして滑稽なピエロを演じながら大岩を抜け、地味に歩いて尾根に乗る。尾根筋の西面はまるで晩秋の山なのに、日の当たらない東面は深い雪。意外にすっきりした尾根歩きで神懸頂上に届いた。
ほおー、この季節に沢登りとは酔狂な。そう言えば酔狂というのはふ~さんのためにある言葉ですねえ。
酔って狂うとは読んで字の如し。
他にも有名なのが大山環状道路の最高地点にある「鍵掛峠」だろう。
滋賀県の日野にもありまっせ。シャクナゲの名所です。
某ブロガーは「実は大山寺に向かう人々は、この峠で雄大な大山を見ながらカギ状の枝(L字型の枝)を木に向かって投げ、木に引っかかるかどうかで幸運を占ったのです。これが鍵掛け峠の由来です。」と記述している。
某ふ~さんはこの峠で山ガールに向かってカギ状の枝を投げ、引っ掛かるかどうかで女運を占ったそうです。(文責 山日和)
ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
どこの娘か知りませんが、大切にしないとね。血のつながってない娘は特にね。
ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
もう遅いわ!!
割谷ノ頭東尾根は尾根上のマラ岩を拝むと、予想に反して明るいザレ尾根の道になった。
乙女の心の持ち主がマラ岩キャリーとはこれいかに?
やがて愛すべき菰野富士が真正面。こいつは息子をおんぶして登った初山だ。そうこうするうちスカイラインに飛び出した。いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
やっぱり希望荘でしたか?それともアクアイグニス?
山日和
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
ふ~様、こんばんは~(^◇^)
こんばんは、宮指路様~
昨年秋のことだ。高速道路のトンネルを出たら雨。慌ててワイパーを回したら途端に視界がきかなくなった。以後、対向車のライトはギラつくし、寒い早朝のフロントガラスはすっきり感がない。
早くも白内障の症状が出ましたか
おお、そう来ましたか。目がかすむだけならいいんだけど、脳みその方も経年劣化が激しいんです。(^^;)
そうこうするうち、同じ症状を訴える同僚がいることがわかった。
ふ~さんの職場は老人ホームですか?
老人ホームと言うよりもホスピスですね(-_-;)
こんな低い山できついラッセルは泣けてきますね。
かえって雪がゆるくてズポズポなんです。これって、因果応報ってヤツかも。
雪雲が流れてきて風花が舞い始めた。正面高くにそびえる冬のヤシオ尾根は威厳がある。御在所岳の左肩に顔出した鎌ヶ岳の孤高にも目を奪われるが、眼下の「割谷ノ頭」が次の主役だという事を忘れてはならない。その無視できぬもっこり感は十分にその存在感を見せつける。付近の地形を仔細に観察する。
まるでふ~さんの下半身ですな(^◇^)
むむむ、言ってはいけないことを(*_*) まぁ、事実ではありますが^^;
強い風によたよたしながらハライド西面を鞍部に向かう。少し登って三岳寺跡方面の道標に従う。雪のついた斜面の下りは楽ちん。しかし、このルートは鳥居戸谷と割谷の上流部を次々に縦断していて、アップダウンの連続する体育会系のルートだ。緩んだ雪をズポズポ登るも相当に泣きが入る。それでも、凍り付いた沢の美しさには息を飲む。
スノーシューは持ってこなかったのですね
スノーシューもわかんも持たずのツボ足でした。それにしても三岳寺から腰越峠への道は容赦ない体育系ですよ。
この界の意味は畜生界の意味ではなく、単なる境界の意味らしいです。←ふ~さん説
今更功徳もありゃしませんが、苦毒はしっかり味わって下さい
既に脳の随まで苦毒にやられてしまったようです。今度、健康被害を受けた患者の代表として、スイス・ジュネーブでの新条約の締結に赴く予定です。
この辺りは歩いたことがないので興味があります。
マイナーながら歩きがいのあるエリアです。
たまには温泉もいいもんでしょ。でも私の場合、御在所界隈の山なら自宅が近すぎてほとんど入ったことがありません
このところ、温泉はことごとくカットして直帰してましたからね。しっかりほぐれて帰りましたよ。それにしても、宮指路さんは鈴鹿のお膝元の絶好のロケーションにお住まいで裏山し~です(^_-)
ふ~さん
こんばんは、宮指路様~
昨年秋のことだ。高速道路のトンネルを出たら雨。慌ててワイパーを回したら途端に視界がきかなくなった。以後、対向車のライトはギラつくし、寒い早朝のフロントガラスはすっきり感がない。
早くも白内障の症状が出ましたか
おお、そう来ましたか。目がかすむだけならいいんだけど、脳みその方も経年劣化が激しいんです。(^^;)
そうこうするうち、同じ症状を訴える同僚がいることがわかった。
ふ~さんの職場は老人ホームですか?
老人ホームと言うよりもホスピスですね(-_-;)
こんな低い山できついラッセルは泣けてきますね。
かえって雪がゆるくてズポズポなんです。これって、因果応報ってヤツかも。
雪雲が流れてきて風花が舞い始めた。正面高くにそびえる冬のヤシオ尾根は威厳がある。御在所岳の左肩に顔出した鎌ヶ岳の孤高にも目を奪われるが、眼下の「割谷ノ頭」が次の主役だという事を忘れてはならない。その無視できぬもっこり感は十分にその存在感を見せつける。付近の地形を仔細に観察する。
まるでふ~さんの下半身ですな(^◇^)
むむむ、言ってはいけないことを(*_*) まぁ、事実ではありますが^^;
強い風によたよたしながらハライド西面を鞍部に向かう。少し登って三岳寺跡方面の道標に従う。雪のついた斜面の下りは楽ちん。しかし、このルートは鳥居戸谷と割谷の上流部を次々に縦断していて、アップダウンの連続する体育会系のルートだ。緩んだ雪をズポズポ登るも相当に泣きが入る。それでも、凍り付いた沢の美しさには息を飲む。
スノーシューは持ってこなかったのですね
スノーシューもわかんも持たずのツボ足でした。それにしても三岳寺から腰越峠への道は容赦ない体育系ですよ。
この界の意味は畜生界の意味ではなく、単なる境界の意味らしいです。←ふ~さん説
今更功徳もありゃしませんが、苦毒はしっかり味わって下さい
既に脳の随まで苦毒にやられてしまったようです。今度、健康被害を受けた患者の代表として、スイス・ジュネーブでの新条約の締結に赴く予定です。
この辺りは歩いたことがないので興味があります。
マイナーながら歩きがいのあるエリアです。
たまには温泉もいいもんでしょ。でも私の場合、御在所界隈の山なら自宅が近すぎてほとんど入ったことがありません
このところ、温泉はことごとくカットして直帰してましたからね。しっかりほぐれて帰りましたよ。それにしても、宮指路さんは鈴鹿のお膝元の絶好のロケーションにお住まいで裏山し~です(^_-)
ふ~さん
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
こんばんは、緑水さん。お久しゅうございます。
変人のふりをするのにも疲れてきましたからね!(^_-)
ってなこと言っても信じてもらえないか ^^;
緑さんも、良い山、酔いボヘを!
ふ~さん
おお、私もまともな道を歩く人だと、お認めいただけましたでしょうか。おはよう、ふ~さん
まともなコース歩いてるやんか、そんなことアカンに。
変人のふりをするのにも疲れてきましたからね!(^_-)
ってなこと言っても信じてもらえないか ^^;
日々、畜生界に墜ちないようにがんばっております。がんばってくらさいな。
緑さんも、良い山、酔いボヘを!
ふ~さん
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
ふ~さん こんにちは!
ふ~さんの山旅、地図上で辿らせていただきました。なかなか憎いコースをやられたものですね。
私もネコから南コブ、ハライドそして青岳と歩いたことは有りましたが、神懸、割谷の頭は行ってみたいがそれだけで行くのもと思っている内に置き去りになっていたものです。いまだに割谷の頭の「界」の字は是非現物を見てみたいという思いだけが残っておりました。
そうか、あのようなコースを考えたらよいものかと本当に感心させられました。
私とふ~さんは、山の趣向が似ているよう気がしますので、ふ~さんの歩き方はとても参考になるようです。
どうか、今後とも御教授のほどよろしくお願いします。
さかきばら かずくに
ふ~さんの山旅、地図上で辿らせていただきました。なかなか憎いコースをやられたものですね。
私もネコから南コブ、ハライドそして青岳と歩いたことは有りましたが、神懸、割谷の頭は行ってみたいがそれだけで行くのもと思っている内に置き去りになっていたものです。いまだに割谷の頭の「界」の字は是非現物を見てみたいという思いだけが残っておりました。
そうか、あのようなコースを考えたらよいものかと本当に感心させられました。
私とふ~さんは、山の趣向が似ているよう気がしますので、ふ~さんの歩き方はとても参考になるようです。
どうか、今後とも御教授のほどよろしくお願いします。
さかきばら かずくに
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
たんぽぽしゃま、おはようにゃあ。前栖吐露ふ~しゃま、こんばんにゃあ。
ご心配なく。私のボディーはいつでもピカピカですから。ふ~しゃまも一緒に磨いてもらえばウフフのフ~だね。越年の末、ようやくディーラーに頼んですべての窓とボディーに磨きをかけてもらった。我が車は生まれ変わったかの燦然たる輝き。で、今回の山行はピカピカに磨かれての初ドライブだ。クリアビューで快適そのもの。イヒヒのヒである。
山猪パンダですか。動物園みたいですね。貴殿はむしろ弥次喜多喜劇の soap opera (石けん歌劇)がお似合いです。(意味不明)すぐに鉄組の堰堤があり、その先しばらくは平凡。小滝に朝日が当たり、釜の水面のきらきらした揺らぎが見目麗しい。
かのドン・キホーテは風車が巨人に見えたと言いますが、ふ~しゃんはせせらぎが乙女に見えてしまうのですね。
ならば、ぽぽんためがサンチョ・パンサの代わりとなって、極寒のせせらぎに飛び込むご主人様を引き止めねば。
神隠しも金隠しもやだな。神さまに願掛けしてるくらいならいいけど、レポネタばかり考えながら歩いてると神隠しに遭ってしまいますゾ!そもそも「カンカケ」やら「鍵掛」は崩壊とか崖を表す地名だ(『災害と地名』小川豊、山海堂1986)。かつて富士山を愛でるために登った鬼ヶ岳・節刀ヶ岳・十二ヶ岳への登路も鍵掛峠であった。まさに急傾斜の崩壊地形に付けられた名称にふさわしいものだった。
私も前田敦子みたいに、ヤブコギ卒業しようかな。人の道を踏み外さない人生、それもよし。油屋当主湯婆婆さまの元へ連れて行かれたら、名前をとらちゃってもうヤブコギ界へ戻ってこれんでェ~神懸を後にする。いきなり進路に迷うが、地図を取り出して北へ北へ。
ほ~ら、言わんこっちゃない、アブナイ、アブナイ。
それにさ“風と山の神隠し”ではサッパリ売れんやろうでね。
もともと私は言ってること意味不明だし、ろれつ回んないんで、脳の血管切れてるんでしょう。しょっちゅう脳卒中ってやつですか。嚥下障害やむなしです(@_@)あらら、もう嚥下障害が出てますか?寒いので、慌てて燃料補給とばかりにコロッケパンを飲み込もうとするが、パンが喉に詰まって目を白黒させる。
次回同行させていただく折にはトロミ剤を忘れずにお持ちいたしましょう、メモ、メモ。
鼻水垂らして神聖なるハライドを汚してしまったことを告白すると共に、心より懺悔いたします。今後は贖罪の道を歩みます。これは嬉しいですね~ちょちょぎれる鼻水とよだれでふしゃまのお顔にツララが伸びていく様が目に浮かびまする。ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
仙ヶ岳あたりと勘違いなさったですかね。かつてヤブオフ界に向かう途中、共にここに立ちましたな。以来、二人は別々の道を。私は人間界、そして貴殿は畜生界へと旅立ちました。割谷ノ頭って懐かしいココでしたのね。ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
ぽぽたんは完璧にR2が進んでますわ。
貴殿はオンナ心を読み解くのは得意でしたね。いつぞやは私の娘に「どきんちゃんチョコ」を手渡してましたな。以来、うちの娘は貴殿にメロメロですわ。地図なんぞ読めずとも生きていけまっせ。東尾根に踏み出す。状況次第では割谷に寝返る心づもりだった。だが、結構踏まれていて問題なさそう。それでも、割谷に落ちる尾根に迷い込んで戻り返す手痛いロスタイム。いつまでたっても地図が読めない私。
それよりもいかにしてオンナ心を読み解くかでしょ?
いやいや、デートは二月末日でっせ。また、どきんちゃんチョコを携えて天使のように娘の前に現れますか?(^-^)温泉直行なんて珍しいなあと思ったら、姫とデートでしたね。いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
温泉でオヤジ臭を洗い流して、姫の元へレッツゴ~
ふ~さん
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
ども~、山ぴよちゃん。ふ~さん、こんばんは。
私同様、変態っぽいコース鳥する人がいて安心や。さすが、山ぴよちゃん。昔なんとなく似たルートを歩きましたわ。(^^♪
【コース】希望荘~倍上谷左岸支流~仏谷~ハライド~青岳~上水晶谷左俣源頭(ヤシオ池の下)~青岳~三岳寺跡~割谷の頭~割谷~鳥居道谷
酔狂だなんて、お下品な。私の場合は「粋狂」と言うべきでしょう。ヤブこぎ省お墨付きや。ほおー、この季節に沢登りとは酔狂な。そう言えば酔狂というのはふ~さんのためにある言葉ですねえ。沢の分岐右又に5mの二段滝。ここは中間尾根から乗り越して沢床に降りる。続いて3mの凹状の斜滝。左辺の岩を簡単に越える。すぐ二又となり、その間には4畳半ほどの平らな大岩が鎮座している。
この後、ようやく河床に雪が散り敷くようになる。人工の石組みを眺めたり、小滝脇の氷にスリップして滑稽なピエロを演じながら大岩を抜け、地味に歩いて尾根に乗る。尾根筋の西面はまるで晩秋の山なのに、日の当たらない東面は深い雪。意外にすっきりした尾根歩きで神懸頂上に届いた。
酔って狂うとは読んで字の如し。
そうやった!漏れてました。〇漏れやおま変で。R2はたんぽぽちゃんやし。滋賀県の日野にもありまっせ。シャクナゲの名所です。他にも有名なのが大山環状道路の最高地点にある「鍵掛峠」だろう。
ワシの登る山は良識ある山ガール方はお避けになるようですね。悲しいかな、ヤブ山で女性に会うこと、いと珍し。ワシの行く山ことごとく「従是女人結界」ですわい。大峰の山上ヶ岳の如く、1300年の伝統のなせる技か。某ふ~さんはこの峠で山ガールに向かってカギ状の枝を投げ、引っ掛かるかどうかで女運を占ったそうです。(文責 山日和)某ブロガーは「実は大山寺に向かう人々は、この峠で雄大な大山を見ながらカギ状の枝(L字型の枝)を木に向かって投げ、木に引っかかるかどうかで幸運を占ったのです。これが鍵掛け峠の由来です。」と記述している。
さすが、経験者の語る言葉には重みがありますな。心得ときます。座薬飲めぇ、でなく座右の銘やな。(意味不明)どこの娘か知りませんが、大切にしないとね。血のつながってない娘は特にね。ゆっくりするつもりはなかったが、娘から嬉しいメールが入っていた。娘は大切にしないといけない。粗相のないように返信しているうちに長居してしまい、すっかり身体が冷え切った。
「やり直すに遅すぎるということはない」というのが我が狂育理念の信念である。もう遅いわ!!ようやく三岳寺跡を経て割谷ノ頭へ。畳岩に刻まれた「界」の文字を拝みながら畜生界に墜ちないよう願をかけ、功徳を積む決意を新らしくした。
前鬼川で見た五百羅漢の前衛のマ〇岩は興奮ものやったな。夕刻、残照に萌える〇ラ岩が未だに夢枕に現れます。乙女の心の持ち主がマラ岩キャリーとはこれいかに?割谷ノ頭東尾根は尾根上のマラ岩を拝むと、予想に反して明るいザレ尾根の道になった。
Gホテルにしようと思ったけど、結局KB荘。今度、娘をケーブルカーに乗せれば、改めてオヤジに惚れ直すだろう。(^o^)やっぱり希望荘でしたか?それともアクアイグニス?やがて愛すべき菰野富士が真正面。こいつは息子をおんぶして登った初山だ。そうこうするうちスカイラインに飛び出した。いつもは下山後の温泉はカットなのだが、今日はまだ時間も早い。すっかり冷え切った身体をほぐしに温泉へ直行だ!
それでは、山ぴよちゃん、ご機嫌よう。
ふ~さん
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
>ふ~さん こんにちは!
keikokuさん、どうもです。その節は大変お世話になりました。
>ふ~さんの山旅、地図上で辿らせていただきました。なかなか憎いコースをやられたものですね。
ありがとうございます。まだまだ修行中の身です。(^^;)
>私もネコから南コブ、ハライドそして青岳と歩いたことは有りましたが、神懸、割谷の頭は行ってみたいがそれだけで行くのもと思っている内に置き去りになっていたものです。いまだに割谷の頭の「界」の字は是非現物を見てみたいという思いだけが残っておりました。
そうか、あのようなコースを考えたらよいものかと本当に感心させられました。
山というのは歩いているうちに、点が線に、線が面に広がっていきます。
>私とふ~さんは、山の趣向が似ているよう気がしますので、ふ~さんの歩き方はとても参考になるようです。
深南部にも大きな課題を抱えてますね。憧れの山を一つ一つ身近なものにしていきたいものです(^_-)
>どうか、今後とも御教授のほどよろしくお願いします。
さかきばら かずくに
こちらこそよろしくお願い致します。
ふ~さん
keikokuさん、どうもです。その節は大変お世話になりました。
>ふ~さんの山旅、地図上で辿らせていただきました。なかなか憎いコースをやられたものですね。
ありがとうございます。まだまだ修行中の身です。(^^;)
>私もネコから南コブ、ハライドそして青岳と歩いたことは有りましたが、神懸、割谷の頭は行ってみたいがそれだけで行くのもと思っている内に置き去りになっていたものです。いまだに割谷の頭の「界」の字は是非現物を見てみたいという思いだけが残っておりました。
そうか、あのようなコースを考えたらよいものかと本当に感心させられました。
山というのは歩いているうちに、点が線に、線が面に広がっていきます。
>私とふ~さんは、山の趣向が似ているよう気がしますので、ふ~さんの歩き方はとても参考になるようです。
深南部にも大きな課題を抱えてますね。憧れの山を一つ一つ身近なものにしていきたいものです(^_-)
>どうか、今後とも御教授のほどよろしくお願いします。
さかきばら かずくに
こちらこそよろしくお願い致します。
ふ~さん
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
山日和さん、ふ~さん、こんにちは。
重箱の隅をつつくようで嫌だったのですが、ちょっと気になりましたので。
単なる勘違いだとは思いますけど。
滋賀県日野のホンシャクナゲの群生地は、『鍵』では無くて『鎌』ですね。
『鎌掛』と書いて『かいがけ』と読む難地名のようでして。
私もWAK(綿向山を愛する会)会員の方に教えて貰うまでは、『かまかけ』と読んでいました。
綿向山や甲津畑へ行く時に近道になるので利用頻度の高い峠です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%8C%E6%8E%9B
重箱の隅をつつくようで嫌だったのですが、ちょっと気になりましたので。
単なる勘違いだとは思いますけど。
滋賀県日野のホンシャクナゲの群生地は、『鍵』では無くて『鎌』ですね。
『鎌掛』と書いて『かいがけ』と読む難地名のようでして。
私もWAK(綿向山を愛する会)会員の方に教えて貰うまでは、『かまかけ』と読んでいました。
綿向山や甲津畑へ行く時に近道になるので利用頻度の高い峠です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%8C%E6%8E%9B
落第忍者
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
落第忍者さん、こんばんは。
滋賀県日野のホンシャクナゲの群生地は、『鍵』では無くて『鎌』ですね。
『鎌掛』と書いて『かいがけ』と読む難地名のようでして。
ありゃー、そうでしたわ。
「かいがけ」と読むのは昔から知ってましたが、「鍵掛」に引っ掛かってしまいました。(^^ゞ
ご指摘サンクスです。
山日和
滋賀県日野のホンシャクナゲの群生地は、『鍵』では無くて『鎌』ですね。
『鎌掛』と書いて『かいがけ』と読む難地名のようでして。
ありゃー、そうでしたわ。
「かいがけ」と読むのは昔から知ってましたが、「鍵掛」に引っ掛かってしまいました。(^^ゞ
ご指摘サンクスです。
山日和
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
落第忍者さん、おはようございます。山日和さん、ふ~さん、こんにちは。
重箱の隅どころか、ありがたい指摘でした。重箱の隅をつつくようで嫌だったのですが、ちょっと気になりましたので。
単なる勘違いだとは思いますけど。
なるほど、「かいがけ」の由来はやはり「祭祀の場所に木の又を掛けることで神の占有を示す」ための習俗というのが一つの説なんでしょうか。これは、勉強になりました。滋賀県日野のホンシャクナゲの群生地は、『鍵』では無くて『鎌』ですね。
『鎌掛』と書いて『かいがけ』と読む難地名のようでして。
私もWAK(綿向山を愛する会)会員の方に教えて貰うまでは、『かまかけ』と読んでいました。
綿向山や甲津畑へ行く時に近道になるので利用頻度の高い峠です。
出自が「かんかけ」「かいがけ」「かぎかけ」「かまかけ」のいずれだったのか、はたまたその全てだったのか、もともと口頭で伝承されていた地名が「漢字」という表音文字をあてられるようになってから、様々な言い習わしに変化していったのでしょうか。神懸・鍵掛・鎌掛・・・頭を悩ませるような話ですね。
落第忍者さん、ご指摘サンキュです。
ふ~さん
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
ふ~さん 今日は
>私もネコから南コブ、ハライドそして青岳と歩いたことは有りましたが、神懸、割谷の頭は行ってみたいがそれだけで行くのもと思っている内に置き去りになっていたものです。いまだに割谷の頭の「界」の字は是非現物を見てみたいという思いだけが残っておりました。
そうか、あのようなコースを考えたらよいものかと本当に感心させられました。
今年まだ鈴鹿の雪を踏んでいません
その内に行こうと思っていますが
深南部にも大きな課題を抱えてますね。憧れの山を一つ一つ身近なものにしていきたいものです(^_-)
深南部の活字で出てきましたが
ふ~さんはどこでも歩ける人がなんで課題を抱えているの?
深南部の雰囲気はいいですね登山者が少ないのがいいね
一座はクリヤしました。
OO谷の頭を今年は是非山頂を踏んでみたいですが
バーチャリ
>私もネコから南コブ、ハライドそして青岳と歩いたことは有りましたが、神懸、割谷の頭は行ってみたいがそれだけで行くのもと思っている内に置き去りになっていたものです。いまだに割谷の頭の「界」の字は是非現物を見てみたいという思いだけが残っておりました。
そうか、あのようなコースを考えたらよいものかと本当に感心させられました。
今年まだ鈴鹿の雪を踏んでいません
その内に行こうと思っていますが
深南部にも大きな課題を抱えてますね。憧れの山を一つ一つ身近なものにしていきたいものです(^_-)
深南部の活字で出てきましたが
ふ~さんはどこでも歩ける人がなんで課題を抱えているの?
深南部の雰囲気はいいですね登山者が少ないのがいいね
一座はクリヤしました。
OO谷の頭を今年は是非山頂を踏んでみたいですが
バーチャリ
Re: 【鈴 鹿】 神懸(680m)~ハライド(908m)~割谷の頭(786m)
バーチャリさん、おはようございます。ふ~さん 今日は
遠征の日々のようですね。充実の山登りライフと言ったところでしょう。今年まだ鈴鹿の雪を踏んでいません
その内に行こうと思っていますが
昨年は考えていたところの林道の崩壊が修復されていなかったんです(^^;)深南部の活字で出てきましたが
ふ~さんはどこでも歩ける人がなんで課題を抱えているの?
深南部の雰囲気はいいですね登山者が少ないのがいいね
一座はクリヤしました。
軟弱なので、あっさり延期してしまいました。
深南部は陸の孤島で、渋い山域でもあるため、入山する人も限られますね。
それだけにいぶし銀のような山行が約束されます。
もっとも、山の価値はそれぞれなんですけれどね。
やぶこぎネットにレポが少ないのも惜しまれるところです(^^;)。
そうそう、昨年の秋に喜びの登頂をしていましたね!おめで登ございます!房小山
ありゃ、またどうして伏せ字なんでしょうかね。やぶこぎ倫理にひっかかりませんから、ご安心ください(^o^)OO谷の頭を今年は是非山頂を踏んでみたいですが
また、バーチャリさんも楽しいレポをアップしてくださいね。
ふ~さん