【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞
Posted: 2013年1月16日(水) 15:49
【日 付】 2013/1/13(日)
【山 域】 奥越 野田ヶ大和、鮭ヶ洞 (福井県大野市)
【地形図】(1/25000)白鳥
【メンバー】 単独
【天 候】 晴のち曇り
【ルート】 駐車地8:15---尾根取り付き8:50---尾根上9:05/9:25---ca880m 10:00/10:15
---ca1050m 12:00/12:05---ca1195m標高点(昼食)13:00/14:05---野田ヶ大和(ca1270mP)14:45/14:50
---鮭ヶ洞15:10---林道ca1080m 15:25/15:35---駐車地17:10
寝正月でデブ症に拍車をかけてしまったワシは、心を入れ替えて、亀の新年初山行に出掛けることにした。
行き先は福井県の奥越地域だ。
1月の奥越の雪はどんなもんじゃろうか。
今回目指す山は、野田ヶ大和(のだがたわ)と鮭ヶ洞(さけがほら)という山だ。
どんな山か知らんが、ベルグラ山岳会「福井の山Ⅱ」の記録を参考にさせてもらった。
毎度のことながら地形図に山名は載ってないので、場所を簡単に説明しておこう。
九頭竜湖のある福井県大野市(旧和泉村)から国道158号線を岐阜県郡上市(旧白鳥町)へ向かうと、
県境に油坂峠がある。
今は中部縦貫自動車道(無料区間)の越美トンネルが峠の下をぶち抜いているが、
そのトンネルの福井県側入口で、一般国道と自動車道の分岐点がスタート地点となる。
そこから北に向かって鮭ヶ洞という広い谷が伸びているが、真北にある1252.2mの三角点が「鮭ヶ洞」。
その400m真西にある標高約1270mの三角点なしのピークが「野田ヶ大和」だ。
ルートは鮭ヶ洞(谷)右岸の尾根を登り、1195m標高点から野田ヶ大和、鮭ヶ洞(山)を経て、
一旦谷に降りてから県境稜線の1108m標高点付近に登り返し、
左岸の尾根を戻ってくる周回コースの予定だ。
冬期は峠越えの一般国道は除雪しないので、スタート地点に駐車できる場所があるかどうか懸念されたが、
うまいぐあいに、分岐点の先の自動車道に除雪ステーションらしい広場があったので、
ありがたくその隅っこにクルマを駐めさせていただく。
あたりは一面ガスで覆われ、細かい霧雨が降っている。
今日の天気予報は、福井嶺北は曇り時々雨か雪だが、美濃は晴れ時々曇りだ。
ここはすぐ県境なので、美濃側の天気の影響が強いはず。
そう確信してしばらく待機していると、やがて白いベールの向こうに青い空が透けて見えてきた。
よし、いいぞっ。出発だ。
ここから野田ヶ大和までの標高差は600m足らず。
11時には着けるだろう。
[attachment=4]s-R0017398.jpg[/attachment]
一般国道の分岐点は、冬に入って間もないこの時期でも、腰高の雪壁だった。
さすがは奥越。
雪の上に登り、早速スノーシューを装着する。
あまり寒くないせいか、スノーシューが20センチほど潜る雪質だ。
林道を30分歩いたところから、左手の尾根に取り付いた。
尾根上までわずか40mほどの登りだが、ちょっと斜面が急だったのと、雪がふかふかなので時間がかる。
尾根に登ったところで9時。
スタートしてからもう1時間経ってしまった。
でも、野田ヶ大和へ11時半には着けるだろう。
最初は尾根の左半分が植林で、右半分が自然林だったが、すぐに全部自然林になった。
尾根上の雪は、先ほどまでよりも締まっていて、潜る深さも10センチほどだ。
すでに広がっている青空の下、ウサギの足跡が縦横に駆け回っている明るい尾根。
尾根の傾斜は緩急を繰り返しながら、次第に高度を上げていき、
そこそこの太さのブナも散見されるようになってきた。
ca880mの平坦な尾根で、眼前の急登に備えて行動食のパンを食べる。
コンビニの新製品で、イチゴジャムを練り込んで焼いた菓子パンだが、すごくおいしい。
今10時。スタートしてから2時間が経った。
ここから野田ヶ大和までの標高差は390mほどだ。
12時には着けるだろう。
そこから尾根は、予想外の痩せた急傾斜になった。
雪もフカフカで、急傾斜に出した次の一歩の足場が崩れると、
さっき立っていたところよりさらに下へずり落ちるし、
ストックの突きどころが悪いと、手首のところまでスコッと雪に潜り、
二度も頭を斜面の下にして亀の子になってコケる始末で、時間ばかり経って全然前に進まない。
亀の山登りだからといって、亀の子にはなりたくないし。
でも、野田ヶ大和へ12時半には着けるだろう。
ここは地形図ではそんな傾斜でもないように思ったが、
現地は、上から覗き込まないと下が見えないような急斜面になっている。
[attachment=3]s-R0017453.jpg[/attachment]
難所を抜けてca1050mの平坦部へ着いたら、ちょうど正午になった。
振り返ると、この尾根より低い県境稜線の向こうには白鳥の街が広がっている。
去年登った白尾山も見えるし、御嶽山も大きい。
スタートしてから4時間。
苦労してここまで来たんだから、手ぶらで帰るわけにはいかないぞ。(オリンピックみたい)
ここから野田ヶ大和までの標高差は220mほどだ。
なんぼなんでも、1時には着けるだろう。
その急登を過ぎ、次の平坦尾根を過ぎると、またまた痩せた急傾斜の尾根がお出迎えだ。
ほんまかいな。
おまけに今までと違って、尾根上に立ち木が藪っぽい。
痩せ尾根なのでルートの選びようがなく、イヤでも藪を分けて登らなくてはならない。
横に突き出た木の枝をまたごうとすると、スノーシューが引っ掛かる。
思いのほか時間がかかるので、気分はもうボヨヨヨヨンだが、何だ坂こんな坂!
何度も何度も、「あそこまでガンバレ、あそこまで。」と思いながら前進していると、
徐々に傾斜が緩み、尾根も広がり、疎林の台地の一角に登り着いた。
ここからはもう、天上の楽園漫歩という表現がふさわしいパラダイスだ。
「いいなあ、いいなあ。」
来てよかった。
[attachment=2]s-R0017468.jpg[/attachment]
台地をしばらく歩いたところの高みが1195m標高点だった。
もう1時になったが、野田ヶ大和はまだ先だ。
いったい、いつになったら着くのかな。
いやはや、「腹が減っては戦ができぬ」だ。
景色もいいし、風もなく、ラガーシャツ1枚で座っていてもポカポカと暖かいし、
ここで昼メシにしよう。
もちろん、冬季定番のうどん鍋。
今日のは、えび天と温泉卵入りの鍋焼きうどんだ。
それにオプションで、きつねのお揚げさんとチクワと梅やきが入る。
ピリッと七味が利いた、グツグツと煮える鍋焼きうどんをつつきながら、
ビールをグビッと喉に流し込むと、プファー、もう極楽だ。
お約束どおり、何があろうと最低でも1時間はかける昼メシタイムを終えて、再ひ出発。
もう2時を過ぎている。
でも、野田ヶ大和はもうすぐそこだ。(そのはずだ。)
2時半には着けるだろう。
雰囲気のよい天上台地の逍遥だが、けっこう細かいアップダウンがある。
何だか心臓がバクバクするぞ。
酔っぱらい運転だから、しかたないのかな。
立ち止まって呼吸を整えるが、次の小丘の登りでまたバクバク、ゼイゼイ……
[attachment=1]s-R0017478.jpg[/attachment]
2時45分、やっと着いた一番高い場所。
野田ヶ大和、ca1270m。
小さい山頂は360度の大展望。
南の正面には越美国境の山々がずらりと連なっている。
西の足元には九頭竜湖、北を見れば石徹白の山々。
東には堂々たる御嶽と、すぐ南飛騨の山なみだ。
ゆっくり山座同定を楽しみたいところだが、あと2時間半もしたら日が暮れる。
この先、まだ鮭ヶ洞もあるし、県境稜線への登り返しもあるので、ちょっと急がなくては。
[attachment=0]s-R0017484.jpg[/attachment]
三角点峰の鮭ヶ洞は、雪庇の出た細長い山頂で、ここも展望抜群の山だった。
しかし、ゆっくりできないのが惜しい。
今、3時10分。
はたして日暮れに間に合うのかな?
眼下に横たわる県境稜線を視認して、谷間へと降りる尾根を下る。
雪山の下りは早い。
あっと言う間に高度を下げて、目線が谷の対岸の県境稜線と同じ高さまで降りたとき、
すぐ下の山肌に沿う白い帯が目に入った。
あっ、林道だっ。
鮭ヶ洞の林道はここまで延びていたんだ。
尾根から路面までは少し高さがあったが、そこは雪山。
フカフカ雪を利用して法面を滑り降り、林道に着地した。
どうやら現役の林道のようで、まっ白い平らな道が続いている。
ここで、フッと気が抜けた。
あてにしていなかった林道が、確実に楽に下れる林道が、突然目の前にニンジンのようにぶら下がったのだから。
今、3時半。
予定では、ここからまだ谷底へおりて、県境稜線まで急登して、日没と競争で尾根下り……
ワシはもう疲れたでござるよ。
今日は、この林道を下ろうっと。
いいよね。
白いバージンロードの林道を、テレンコポクポクと下ること1時間40分。
駐車地に着いて間もなく、夜の帳が降りてきた。
それにしても、えらい時間がかかってしまったなあ。
体力低下なのだろうが、認めたくないので積雪コンディションのせいにしておこう。
もう一度登って、山頂でゆっくりと過ごしたい。
野田ヶ大和も鮭ヶ洞も、そう思わせる山でした。
大好きな奥越。
まだまだたくさん、いい山がありそうです。
洞吹(どうすい)
【山 域】 奥越 野田ヶ大和、鮭ヶ洞 (福井県大野市)
【地形図】(1/25000)白鳥
【メンバー】 単独
【天 候】 晴のち曇り
【ルート】 駐車地8:15---尾根取り付き8:50---尾根上9:05/9:25---ca880m 10:00/10:15
---ca1050m 12:00/12:05---ca1195m標高点(昼食)13:00/14:05---野田ヶ大和(ca1270mP)14:45/14:50
---鮭ヶ洞15:10---林道ca1080m 15:25/15:35---駐車地17:10
寝正月でデブ症に拍車をかけてしまったワシは、心を入れ替えて、亀の新年初山行に出掛けることにした。
行き先は福井県の奥越地域だ。
1月の奥越の雪はどんなもんじゃろうか。
今回目指す山は、野田ヶ大和(のだがたわ)と鮭ヶ洞(さけがほら)という山だ。
どんな山か知らんが、ベルグラ山岳会「福井の山Ⅱ」の記録を参考にさせてもらった。
毎度のことながら地形図に山名は載ってないので、場所を簡単に説明しておこう。
九頭竜湖のある福井県大野市(旧和泉村)から国道158号線を岐阜県郡上市(旧白鳥町)へ向かうと、
県境に油坂峠がある。
今は中部縦貫自動車道(無料区間)の越美トンネルが峠の下をぶち抜いているが、
そのトンネルの福井県側入口で、一般国道と自動車道の分岐点がスタート地点となる。
そこから北に向かって鮭ヶ洞という広い谷が伸びているが、真北にある1252.2mの三角点が「鮭ヶ洞」。
その400m真西にある標高約1270mの三角点なしのピークが「野田ヶ大和」だ。
ルートは鮭ヶ洞(谷)右岸の尾根を登り、1195m標高点から野田ヶ大和、鮭ヶ洞(山)を経て、
一旦谷に降りてから県境稜線の1108m標高点付近に登り返し、
左岸の尾根を戻ってくる周回コースの予定だ。
冬期は峠越えの一般国道は除雪しないので、スタート地点に駐車できる場所があるかどうか懸念されたが、
うまいぐあいに、分岐点の先の自動車道に除雪ステーションらしい広場があったので、
ありがたくその隅っこにクルマを駐めさせていただく。
あたりは一面ガスで覆われ、細かい霧雨が降っている。
今日の天気予報は、福井嶺北は曇り時々雨か雪だが、美濃は晴れ時々曇りだ。
ここはすぐ県境なので、美濃側の天気の影響が強いはず。
そう確信してしばらく待機していると、やがて白いベールの向こうに青い空が透けて見えてきた。
よし、いいぞっ。出発だ。
ここから野田ヶ大和までの標高差は600m足らず。
11時には着けるだろう。
[attachment=4]s-R0017398.jpg[/attachment]
一般国道の分岐点は、冬に入って間もないこの時期でも、腰高の雪壁だった。
さすがは奥越。
雪の上に登り、早速スノーシューを装着する。
あまり寒くないせいか、スノーシューが20センチほど潜る雪質だ。
林道を30分歩いたところから、左手の尾根に取り付いた。
尾根上までわずか40mほどの登りだが、ちょっと斜面が急だったのと、雪がふかふかなので時間がかる。
尾根に登ったところで9時。
スタートしてからもう1時間経ってしまった。
でも、野田ヶ大和へ11時半には着けるだろう。
最初は尾根の左半分が植林で、右半分が自然林だったが、すぐに全部自然林になった。
尾根上の雪は、先ほどまでよりも締まっていて、潜る深さも10センチほどだ。
すでに広がっている青空の下、ウサギの足跡が縦横に駆け回っている明るい尾根。
尾根の傾斜は緩急を繰り返しながら、次第に高度を上げていき、
そこそこの太さのブナも散見されるようになってきた。
ca880mの平坦な尾根で、眼前の急登に備えて行動食のパンを食べる。
コンビニの新製品で、イチゴジャムを練り込んで焼いた菓子パンだが、すごくおいしい。
今10時。スタートしてから2時間が経った。
ここから野田ヶ大和までの標高差は390mほどだ。
12時には着けるだろう。
そこから尾根は、予想外の痩せた急傾斜になった。
雪もフカフカで、急傾斜に出した次の一歩の足場が崩れると、
さっき立っていたところよりさらに下へずり落ちるし、
ストックの突きどころが悪いと、手首のところまでスコッと雪に潜り、
二度も頭を斜面の下にして亀の子になってコケる始末で、時間ばかり経って全然前に進まない。
亀の山登りだからといって、亀の子にはなりたくないし。
でも、野田ヶ大和へ12時半には着けるだろう。
ここは地形図ではそんな傾斜でもないように思ったが、
現地は、上から覗き込まないと下が見えないような急斜面になっている。
[attachment=3]s-R0017453.jpg[/attachment]
難所を抜けてca1050mの平坦部へ着いたら、ちょうど正午になった。
振り返ると、この尾根より低い県境稜線の向こうには白鳥の街が広がっている。
去年登った白尾山も見えるし、御嶽山も大きい。
スタートしてから4時間。
苦労してここまで来たんだから、手ぶらで帰るわけにはいかないぞ。(オリンピックみたい)
ここから野田ヶ大和までの標高差は220mほどだ。
なんぼなんでも、1時には着けるだろう。
その急登を過ぎ、次の平坦尾根を過ぎると、またまた痩せた急傾斜の尾根がお出迎えだ。
ほんまかいな。
おまけに今までと違って、尾根上に立ち木が藪っぽい。
痩せ尾根なのでルートの選びようがなく、イヤでも藪を分けて登らなくてはならない。
横に突き出た木の枝をまたごうとすると、スノーシューが引っ掛かる。
思いのほか時間がかかるので、気分はもうボヨヨヨヨンだが、何だ坂こんな坂!
何度も何度も、「あそこまでガンバレ、あそこまで。」と思いながら前進していると、
徐々に傾斜が緩み、尾根も広がり、疎林の台地の一角に登り着いた。
ここからはもう、天上の楽園漫歩という表現がふさわしいパラダイスだ。
「いいなあ、いいなあ。」
来てよかった。
[attachment=2]s-R0017468.jpg[/attachment]
台地をしばらく歩いたところの高みが1195m標高点だった。
もう1時になったが、野田ヶ大和はまだ先だ。
いったい、いつになったら着くのかな。
いやはや、「腹が減っては戦ができぬ」だ。
景色もいいし、風もなく、ラガーシャツ1枚で座っていてもポカポカと暖かいし、
ここで昼メシにしよう。
もちろん、冬季定番のうどん鍋。
今日のは、えび天と温泉卵入りの鍋焼きうどんだ。
それにオプションで、きつねのお揚げさんとチクワと梅やきが入る。
ピリッと七味が利いた、グツグツと煮える鍋焼きうどんをつつきながら、
ビールをグビッと喉に流し込むと、プファー、もう極楽だ。
お約束どおり、何があろうと最低でも1時間はかける昼メシタイムを終えて、再ひ出発。
もう2時を過ぎている。
でも、野田ヶ大和はもうすぐそこだ。(そのはずだ。)
2時半には着けるだろう。
雰囲気のよい天上台地の逍遥だが、けっこう細かいアップダウンがある。
何だか心臓がバクバクするぞ。
酔っぱらい運転だから、しかたないのかな。
立ち止まって呼吸を整えるが、次の小丘の登りでまたバクバク、ゼイゼイ……
[attachment=1]s-R0017478.jpg[/attachment]
2時45分、やっと着いた一番高い場所。
野田ヶ大和、ca1270m。
小さい山頂は360度の大展望。
南の正面には越美国境の山々がずらりと連なっている。
西の足元には九頭竜湖、北を見れば石徹白の山々。
東には堂々たる御嶽と、すぐ南飛騨の山なみだ。
ゆっくり山座同定を楽しみたいところだが、あと2時間半もしたら日が暮れる。
この先、まだ鮭ヶ洞もあるし、県境稜線への登り返しもあるので、ちょっと急がなくては。
[attachment=0]s-R0017484.jpg[/attachment]
三角点峰の鮭ヶ洞は、雪庇の出た細長い山頂で、ここも展望抜群の山だった。
しかし、ゆっくりできないのが惜しい。
今、3時10分。
はたして日暮れに間に合うのかな?
眼下に横たわる県境稜線を視認して、谷間へと降りる尾根を下る。
雪山の下りは早い。
あっと言う間に高度を下げて、目線が谷の対岸の県境稜線と同じ高さまで降りたとき、
すぐ下の山肌に沿う白い帯が目に入った。
あっ、林道だっ。
鮭ヶ洞の林道はここまで延びていたんだ。
尾根から路面までは少し高さがあったが、そこは雪山。
フカフカ雪を利用して法面を滑り降り、林道に着地した。
どうやら現役の林道のようで、まっ白い平らな道が続いている。
ここで、フッと気が抜けた。
あてにしていなかった林道が、確実に楽に下れる林道が、突然目の前にニンジンのようにぶら下がったのだから。
今、3時半。
予定では、ここからまだ谷底へおりて、県境稜線まで急登して、日没と競争で尾根下り……
ワシはもう疲れたでござるよ。
今日は、この林道を下ろうっと。
いいよね。
白いバージンロードの林道を、テレンコポクポクと下ること1時間40分。
駐車地に着いて間もなく、夜の帳が降りてきた。
それにしても、えらい時間がかかってしまったなあ。
体力低下なのだろうが、認めたくないので積雪コンディションのせいにしておこう。
もう一度登って、山頂でゆっくりと過ごしたい。
野田ヶ大和も鮭ヶ洞も、そう思わせる山でした。
大好きな奥越。
まだまだたくさん、いい山がありそうです。
洞吹(どうすい)
寝正月でデブ症に拍車をかけてしまったワシは、心を入れ替えて、亀の新年初山行に出掛けることにした。