巳年の初登山は干支の山・蛇谷ヶ峰

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矢問
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登録日時: 2011年2月23日(水) 07:28
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巳年の初登山は干支の山・蛇谷ヶ峰

投稿記事 by 矢問 »

【比良山系】巳年の初登山は干支の山・蛇谷ヶ峰
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【山 域】 比良山系・蛇谷ヶ岳(901.7m)
【日 時】 2013年1月5日(土)
【メンバー】MICKEY・矢問
【コース】 朽木いきものふれあいの里8:15-8:40尾根ルート
      -9:45標高670m道標-10:15標高813m道標
      -10:40 蛇谷ヶ岳(901.7m) 11:00-西尾根-北支尾根
      -473m-13:45 上柏バス停の南側~14:10ふれあいの里P

http://www.komachans.com/2013rep/jatani.html

朝5時に起きると、去年の年末のボッカ訓練歩き「チャレンジウォーク」に不調だった
MICKEYはもう準備万端。天気もそれほど悪くない予報なので巳年の初登山は蛇谷ヶ峰。

ザックにはアイゼン、ピッケル、スノーシュー、ツェルト、ロープ、無線機、ガソリンス
トーブ、コッフェル、雪スコ、水各自2L等々を詰め込み、年始めのプチボッカ訓練へ
5時半に出発。

桂PAには帰省者の車が満杯で仮眠されていた。湖西道路を真野で下りてコンビニで朝食。
気温は0℃だが、道は早朝で凍結バリバリでツルンツルン。4WDに切り替えた。
途中峠からの下りに前を行く普通車がハンドルを取られて右へ左へ危ない危ない。
坊村でトイレ休憩。気温は0℃と出ている。「今朝は思ったほど寒くないな」

「2002年の1月はてんくうの湯のところから出発したね」とMICKEY。
「今日はいきものふれあいの里から出発して西尾根を歩いて北に下る予定」と僕。
「桑野橋まで下るのではなくて、北の支尾根って道あるの?」とMICKEY。
「雪が積もっているから歩けるさ、きっと。道路を長い距離歩いて戻るよりスノーシュー
 歩行を楽しめると思うよ」と僕。

8:00
「いきものふれあいの里」の第一駐車場。雪をかぶった車が4台。先着の車が1台。
あとから来たスキーの単独男性が先に出発した。
オーバーズボンは以前からのノースフェイスのしっかりした物だが、上は今回から軽い
モンベルのストリームジャケットに新調。

登山届けポストに届けを投函。「おはようございます。気をつけて行ってきて下さいね」
とふれあいの里に出勤した男性が声をかけて下さった。「はい、楽しんで来ます」。

8:15 出発
2002年の1月は谷コースから登ったが、今の時期は閉鎖されている。今日は尾根コース。
前にあるのは先ほどのスキーの男性のスキー板の跡のみ。まだ20cm程の積雪なので僕ら
はツボ足で進む。「気持ちいいね~。来て良かった~。足跡も無いし楽しい~」とMICKEY。
積雪の林道をエッチラオッチラとゆっくり登る。荷物が重くてもう暑くなった。

8:40
尾根道への分岐。先行のスキーの男性はそのまま谷道を進んでいる。風が全く無い。
暑がりの僕たちは服を脱ぐ。MICKEYはTシャツ1枚。僕もアンダーシャツ1枚。
隣に駐車されていた枚方からのご夫妻が追いつかれて、ここからは先に尾根道を登って
行かれた。長靴に僕たちと同じスノーシューをザックに付けていらっしゃる。
僕たちも尾根コースへの登り開始。MICKEYのペースが上がる。「待ってくれ~」と僕。

9:45
標高670m地点の道標。あと山頂まで1kmとある。一休み。「あつい~」と僕。
正月の餅太りで荷物が重い。体中から蒸気が出ている。めがねがすぐにくもって困る。
くもり止めを塗ってもあまり変わらない。「ホントに困ったものだ・・・」

しばらく歩いていると後ろから若い男女4人組が登って来た。途中で抜いて貰った。

10:15
標高813m地点の道標。あと山頂まで500mとある。
少しガスが出始めた。だんだんと雪が深くなってきた。そろそろスノーシューを付けた方
が歩きやすい。久々のスノーシュー装着のMICKEYがちょっと苦戦している。
前方の4人も装着している様子が見えた。MICKEYが速いので4人のすぐ後ろになった。

10:40
蛇谷ヶ岳(901.7m) 「この山頂、私は11年ぶりだわ~」とMICKEY。
先行された枚方のご夫妻がランチの用意をされていた。「早いですね」と僕。

他に男性3人組もランチ中。そして僕らと共に到着した4人とで、山頂は11人のみ。
チラッ、チラッと一瞬晴れるが、パーッと完璧には晴れてくれない。ちょっと残念。
Tシャツとアンダーシャツ1枚の僕たちは記念写真を撮ったが、服も着てまた1枚。

しばらく山頂にいたが、お腹も空いてないし、別に展望が目的でもないので、出発準備。
「えっ、もう行くの。そっちはトレースもないし林道歩きが大変だよ」と枚方のご夫妻。
「はい、途中から北の支尾根を拾って下り、車道歩きは最小限にします」と僕。

11:00
もう一度地形図を確認し、山頂から西尾根へと出発。
流石に誰も歩いていないのでスノーシューでも膝まで沈む。でも、楽しい。

いったん下って反射板のあるピークを目指す。ストックが全て沈む。ここは雪が深い。
「ホントにこれ登れるの??」とMICKEY。「この尾根は2010年の6月にも歩いている
ので任せて。ただし、桑野橋まで下らず北の支尾根を下るけどね」と、締まっていない
雪の深い斜面の登りは僕が先行。スノーシューでも膝まで沈む雪だまりという感じ。
尾根まで登ると少し沈む程度でまた歩きやすくなった。

振り返ると蛇谷ヶ峰が見えるがもうすぐガスに包まれようとしていた。
こちらは青空が見えているというのに・・・。

ここからの尾根筋は、鹿や兎の足跡が実に沢山ある。

反射板(11:15a.m.)を過ぎると尾根筋はしばらく石楠花ジャングル。左は雪庇。
しゃがんだり巻いたりとちょっとの間、疲れるがなんとか抜け切れた。
またまた自然林の快適なスノーシューワールド。鳥の声も良い感じ。「いいねぇ」
全くトレースも足跡も無い静かな雪の尾根上を軽いラッセル気味に歩くのは気持ちよい。

「後ろからも前からも誰も来ないね」とMICKEY。「みんなピストンなんだろう」と僕。
「12時になったし、あの日溜まりでランチにするか」と僕。「そうね」とMICKEY。
雪スコでテーブルと椅子を作り、お湯を沸かしてラーメンづくり。風もなくて快適。
「無線はしないの」とMICKEY。「もう2日に大野山で充分したから今日はしない」と僕。

12:30
ボッカ用の水は捨てて出発。再度、北への支尾根の位置を地形図でしっかり確認。
快適なスノーシュー歩行。「ここから北の支尾根に入る」と北北西に進路をとる。
左(西)は桧の植林帯、右(東)は自然林。急な斜面ではすかさずMICKEYは尻セード。
「これが楽しみで登っているのに、尻セードしないなんて損!」とはしゃいでいる。
「ここから地形図の423mまでは少し登る」と僕が先行する。

13:00
423m地点。ここからは北進あるのみ。ただ、地形図には現れないような二重稜線のよう
なところが何カ所かあった。鹿の楽園なのか、鹿の寝床。鹿の群れが何度も目の前を走る。
大きな鹿が多い。僕たちに驚いて寝床から急に立ち上がって去っていく鹿3頭もいた。

地形図とコンパスを頻回確認すれば快適にスノーシューで下っていける支尾根だ。
最後の斜面をジグザクに下っていった。案の定、MICKEYは一気に尻セードだ。

13:45
道路に出た。ここから約800m(10分)歩くといきものふれあいの里への登り口。
MICKEYはグングン先に登って行く。15分ほど車道を登って駐車地点に着いた(14:10)。
先に車に到着して片付け始めていたMICKEYに「この車道の登りが疲れた~」と僕。
周囲では雪遊びの子供達と家族連れが沢山いた。

「さあ、てんくうの湯で汗を流して帰りましょう~」とMICKEY。
てんくうの湯の下のグランドも雪遊びの家族連れで一杯。湯も家族連れで混んでいた。
帰路は気温1℃とでていた。帰路の湖西道路も名神も空いていてスムーズに帰れた。

巳年の初登りは干支の山・蛇谷ヶ峰。楽しいスノーシュー歩行が満喫できた。
添付ファイル
西尾根はトレース無し
西尾根はトレース無し
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山日和
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登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 巳年の初登山は干支の山・蛇谷ヶ峰

投稿記事 by 山日和 »

矢問さん、こんばんは。
スノー衆は残念でした。
ノロ尾はまだ公開にする前の2007年に登りましたね。

巳年の初登山は干支の山・蛇谷ヶ峰

鈴鹿の蛇谷雪中遡行なんてのはどうですか? :mrgreen:

私、実は蛇谷ヶ峰登ったことないんですよ。(^_^;)

朝5時に起きると、去年の年末のボッカ訓練歩き「チャレンジウォーク」に不調だった

年の瀬の忙しい時にそんなことやってたんですか?(^^ゞ

オーバーズボンは以前からのノースフェイスのしっかりした物だが、上は今回から軽い
モンベルのストリームジャケットに新調。


おおっ、ストリームジャケット買いましたか!! もちろん赤ですよね。(^^ゞ
着心地はどうでしょう?

暑がりの僕たちは服を脱ぐ。MICKEYはTシャツ1枚。僕もアンダーシャツ1枚。

MICKEYさんは例の半袖スタイル? 夏と一緒ですやん。

僕たちも尾根コースへの登り開始。MICKEYのペースが上がる。「待ってくれ~」と僕。

年始から得意技が出ましたね。 :lol:

他に男性3人組もランチ中。そして僕らと共に到着した4人とで、山頂は11人のみ。

11人のみって、多過ぎるぐらいじゃないですか。

Tシャツとアンダーシャツ1枚の僕たちは記念写真を撮ったが、服も着てまた1枚。

なるほど。せっかくのストリームジャケットですもんね。Tシャツ姿じゃいつの写真かわからない。(^_^;)

「えっ、もう行くの。そっちはトレースもないし林道歩きが大変だよ」と枚方のご夫妻。

「トレースもないし」ってのが不思議ですね。トレースない方が面白いのにね。

流石に誰も歩いていないのでスノーシューでも膝まで沈む。でも、楽しい。

結構潜りましたね。雪質はどうでした?

振り返ると蛇谷ヶ峰が見えるがもうすぐガスに包まれようとしていた。
こちらは青空が見えているというのに・・・。


日頃の行いがこういう時に出ますね~。 :mrgreen:

またまた自然林の快適なスノーシューワールド。鳥の声も良い感じ。「いいねぇ」
全くトレースも足跡も無い静かな雪の尾根上を軽いラッセル気味に歩くのは気持ちよい。


いい感じですね。行ってみたくなりました。

「後ろからも前からも誰も来ないね」とMICKEY。「みんなピストンなんだろう」と僕。

ピストン嫌いの私としてはなんでかなと思いますね。

12:30
ボッカ用の水は捨てて出発。


30分で終わり?

左(西)は桧の植林帯、右(東)は自然林。急な斜面ではすかさずMICKEYは尻セード。
「これが楽しみで登っているのに、尻セードしないなんて損!」とはしゃいでいる。


そうそう、MICKEYさんわかってますね~。 :lol:

巳年の初登りは干支の山・蛇谷ヶ峰。楽しいスノーシュー歩行が満喫できた。

いい年の初めでしたね。お疲れさまでした。(^^)

                  山日和
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矢問
記事: 290
登録日時: 2011年2月23日(水) 07:28
お住まい: 兵庫県
連絡する:

Re: 巳年の初登山は干支の山・蛇谷ヶ峰

投稿記事 by 矢問 »

山日和さん、こんばんは(^^)。

スノー衆は残念でした。
ノロ尾はまだ公開にする前の2007年に登りましたね。

めちゃ、残念(;_;)
2007年、は~い、良く覚えていますよ(^^)
http://homepage1.nifty.com/komachans/yama4/noroo.htm
下部も今年は雪があるでしょうね(^^)


鈴鹿の蛇谷雪中遡行なんてのはどうですか?
楽しいでしょうか(^^;)

私、実は蛇谷ヶ峰登ったことないんですよ。(^_^;)
ゲゲッ、信じられない~。まあ単純なルートだし(^^;)

年の瀬の忙しい時にそんなことやってたんですか?(^^ゞ
僕らはメチャ退屈していて、体がなまりすぎてましたので(^^;)
ちょっどいいんですよ。交通費も微々たるものでエッチラ歩けて、近いのに知らない所があったりして。

おおっ、ストリームジャケット買いましたか!! もちろん赤ですよね。(^^ゞ
着心地はどうでしょう?

はい、僕は赤に(^^;)。相棒はグリーン。
ファイントラックのにしようかとだいぶ悩みましたが、修理のしやすさとポケットの有無で。

MICKEYさんは例の半袖スタイル? 夏と一緒ですやん。
ですよね(^^;)僕も暑くてアンダー1枚でした。
MICKEYはいつも上着を着ても下はTシャツのみ。

僕たちも尾根コースへの登り開始。MICKEYのペースが上がる。「待ってくれ~」と僕。
年始から得意技が出ましたね。
なんであんなに登りのパワーが続くのかなぁ・・・。僕はすぐバテるようになりましたが、相棒の分析は「下に履きすぎて暑いからよ」と言われました(^^;)
そのとおりで、ズボンの下に履きすぎてました(^^;)上着のように簡単に脱げないのでそのまま登ったのがダメでした(^^;)

11人のみって、多過ぎるぐらいじゃないですか。
通常の年ならね(^_-) 
今年は山と渓谷などの山の雑誌にも干支の山と紹介され、バスが到着する1~2時間後の出発だと山頂は団体さんのラッシュになります(^^;)
案の定、僕らの2時間後の知人達は団体だらけの山頂だったようですよ(^^)v


なるほど。せっかくのストリームジャケットですもんね。Tシャツ姿じゃいつの写真かわからない。(^_^;)
Tシャツとアンダーの写真は「動画」のスイッチを押していたようで(^^;)めちゃおもしろい動画ですが、公開は出来ません(^^;)

「トレースもないし」ってのが不思議ですね。トレースない方が面白いのにね。
ですよね~(^^) みんなの踏み固めた跡に登ったり歩いたりは全然楽しくないですしね(^^)
MICKEYも「ピストンはおもしろくないし」と即座に賛成してくれました(^^)

流石に誰も歩いていないのでスノーシューでも膝まで沈む。でも、楽しい。
結構潜りましたね。雪質はどうでした?
以前の雪の時よりは重い雪じゃなかったですよ。吹きだまりの地形の所だけが深くてあとは楽です。

日頃の行いがこういう時に出ますね~。
どう見てもなかなかスパッと晴れそうもないし、もっと歩きたかったし、先に進んだら先の方が晴れた\(^o^)/

いい感じですね。行ってみたくなりました。
山日和さんなら武奈ヶ岳まで行くぞーって言いそう(^^;)

ピストン嫌いの私としてはなんでかなと思いますね。
やはり「安心」なのでしょうね。でも地形図見て特に雪の頃は「雪さえ続いていれば行けるのでは」と行ってみたくなりますよね(^^)

12:30
ボッカ用の水は捨てて出発。

30分で終わり?
あ~、これ相棒にも言われました「せっかくコーヒータイムのためにケーキ持ってきたのに(ーー;)」と・・。

左(西)は桧の植林帯、右(東)は自然林。急な斜面ではすかさずMICKEYは尻セード。
「これが楽しみで登っているのに、尻セードしないなんて損!」とはしゃいでいる。

そうそう、MICKEYさんわかってますね~。
どこでもここでも下り斜面ではやりまくってましたよ。元気なヤツです(^^;)

巳年の初登りは干支の山・蛇谷ヶ峰。楽しいスノーシュー歩行が満喫できた。
いい年の初めでしたね。お疲れさまでした。(^^)     
はい、天気の良い日の青空と白い雪のコントラストの絶好日を狙いたいと思います(^^)
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