【スペイン】カタルーニャの聖地でハイキング
Posted: 2013年1月05日(土) 14:31
【日 付】2013年1月1日(木)
【山 域】モンセラット(カタルーニャ州バルセロナの西40km)
【天 候】曇り
経済危機が言われて久しいユーロ圏、メリケルおばちゃんのスネもかじられ続けて随分細くなったことだろう。
たんぽぽも微力ながらユーロ圏のお荷物のひとつスペインへ出かけておカネを落としてくることにした。
訪れたのはヨーロッパ有数の観光都市バルセロナ。
そこに3日間滞在した最終日にバルセロナの西に聳えるモンセラットという標高1,300ほどの岩山へハイキングに出かけた。
ビンボー旅行者の性で詰め込み過ぎのハードスケジュールのため、朝からすでにヘロヘロ状態でバルセロナ市街のホテルを出発した。
まず元旦の初詣にとサグラダファミリア詣でを済ませてから慌ててメトロに飛び乗った。
プラサ・エスパーニャという駅でメトロから降りてモンセラット行きの電車に乗り換える。
すでに2日間、電車やバスをフル活用してるので電車の乗り換えに問題はない。(ホンマかいな?)
ひとつ気をつけなくてはいけないのはスペイン人から受けるアドバイス。
ホテルのカウンターで今日はモンセラットへ行くと話したら、プラサ・カタルーニャからトレン(電車)に乗れというのだ。
ウソだろうと思いながらもグラシアス(ありがとう)と礼を言ってホテルを出てきた。
事前のネット情報によればスペインではデタラメなアドバイスが多いとあったが、その通りなので気をつけたい。
スペインの郊外電車にはいろんな人物が現れて面白い。
ビラ(スペイン語でいっぱい書いてあるが読めない)を乗客に配ってお布施を請うおばちゃん。
ポケットテッシュを買えとしつこく迫る青年や足を鳴らしながらハーモニカを奏でるおじさん等々。
モンセラット行きの電車にはアコーデオンを奏でる兄ちゃんが登場したが、車内が混んでてこちらに近づくことはなかった。
改札という概念がないスペインの鉄道ではタダ乗りし放題。
彼らはトレンを仕事場として生計を立てているのだろうか?
1時間の乗車でモンセラット・アエリという駅に到着、ここからロープウェイで標高1,200m辺りまで一気に高度を稼ぐ。
このロープウェイはレトロなゴンドラを使っているのでぜひ乗ってみたかった。
何でも1930年から使われているそうで黄色い円筒形をしている。
黄色はスペイン語でアマリージョと言うのだが、このアマリージョはスペインでは不吉な意味があるらしい。
この国では郵便ポスト、救急車などがアマリージョでペイントされている。
そんな古いゴンドラがアマリージョで大丈夫?って思ってしまうが、製造国はドイツというところがせめてもの救いか。
岩場をかすめるように登っていくゴンドラは御在所ロープウェイに雰囲気が似ている。(実際に乗ったことはない)
岩の間にはローズマリーらしき潅木が点在、そう言えばローズマリーは地中海原産だったけ。
昨日消化しきれなかったバルセロナ市内観光がまだ残っているので、モンセラットでのんびりはできない。
ロープウェイから降りると急いでフニクラのチケットを買って改札を抜けた。
改札を過ぎるとどうしたことか階段はどんどん下って下山する登山鉄道のホームへと進んでいく・・・
しまった!急いでチケットを買って間違えてしまったのだ。
一人5.1ユーロのチケットがもったいないが、改札を出てセント・ホアン行きのフニクラ駅へと向かう。
今度は無事にフニクラに乗車、10分ほどで山頂駅に着けばそこはもうモンセラットのこぎり山の稜線だ。
稜線に吹きつける風は強いが暖かい、さすがは南国スペインだ。(緯度は函館と同じだけどね)
今回のハイキングは岩山の中腹に立つサン・ホアンという庵まで歩くコースで、案内板には所要時間20分とある。
自動車が走れるような広い道を歩いていくと岩峰群が迫ってくる。
岩峰は堆積岩のような柔らかい岩でできている。
そう言えばガウディ建築の装飾も柔らかそうな石材が使われていた。
バルセロナ周辺は柔らかい岩石が産出されるのかもしれない。
広い道から離れてルンゼにつけられた階段を登っていくとやがて道は岩峰に掘られたトラバース道を進んでいく。
途中には何かの儀式にでも使われたような洞窟が掘られていてカップルが抱き合っている。
電車の中では赤面チュッチュッを嫌というほど見せつけられてるのでこれくらいでは動じない。
トラバース道から少し下ると中世の香りがプンプンするサン・ホアンに到着。
鉄扉の格子越しに覗く庵の中はガラ~ンとして何もないのが不気味さを醸している。
キリスト教については無学だが、映画ダ・ヴィンチ・コードにあったような儀式が執り行われたのかも・・・
モンセラットに来て黒マリア様(説明省略)を拝顔せずに帰るわけには行かない。
フニクラで下って修道院を探すものの、現代的で立派な建物ばかりでどこに教会があるのかわからない。
交通整理のおじちゃんに教会はどこか尋ねて無事に黒マリア様のお膝元までたどり着けた。
マリア様に触れるには信者の長~い列。
まあ、ブッディストがそこまですることはないので、遠くから拝顔して教会を後にした。
ビンボー旅行者はさっきムダにしたチケットをムダにしたまま帰りはしない。
チケット売り場のお姉さんにシドロモドロのスペイン語で間違えて改札を通ってしまった説明をして交渉開始。
しかし、返ってくるコトバが〇▽×△×・・・
しばらく交渉するがらちがあかず、お姉さんは伝家の宝刀を抜きエイッ!と改札のゲートを開けてくれた。
ケ・スエルテ!!やはりスペインでもしつこさは重要だ。
結局この日は昼食をとる時間もなくバルセロナに戻り、スーパーでヘレス(シェリー酒)に缶詰類を買って帰った。
そんなこんなで3日間で落としたお金は一人4万円足らず、こんな旅行者では全く歓迎されないだろう。
おまけにシドロモドロのスペイン語で現地の皆さんには迷惑をかけっ放し。
観光都市なので現地の方は慣れてるだろうが、とんでもない旅行者であったには違いない。
明るい笑顔のスペインの皆さんにグラシアス!
【山 域】モンセラット(カタルーニャ州バルセロナの西40km)
【天 候】曇り
経済危機が言われて久しいユーロ圏、メリケルおばちゃんのスネもかじられ続けて随分細くなったことだろう。
たんぽぽも微力ながらユーロ圏のお荷物のひとつスペインへ出かけておカネを落としてくることにした。
訪れたのはヨーロッパ有数の観光都市バルセロナ。
そこに3日間滞在した最終日にバルセロナの西に聳えるモンセラットという標高1,300ほどの岩山へハイキングに出かけた。
ビンボー旅行者の性で詰め込み過ぎのハードスケジュールのため、朝からすでにヘロヘロ状態でバルセロナ市街のホテルを出発した。
まず元旦の初詣にとサグラダファミリア詣でを済ませてから慌ててメトロに飛び乗った。
プラサ・エスパーニャという駅でメトロから降りてモンセラット行きの電車に乗り換える。
すでに2日間、電車やバスをフル活用してるので電車の乗り換えに問題はない。(ホンマかいな?)
ひとつ気をつけなくてはいけないのはスペイン人から受けるアドバイス。
ホテルのカウンターで今日はモンセラットへ行くと話したら、プラサ・カタルーニャからトレン(電車)に乗れというのだ。
ウソだろうと思いながらもグラシアス(ありがとう)と礼を言ってホテルを出てきた。
事前のネット情報によればスペインではデタラメなアドバイスが多いとあったが、その通りなので気をつけたい。
スペインの郊外電車にはいろんな人物が現れて面白い。
ビラ(スペイン語でいっぱい書いてあるが読めない)を乗客に配ってお布施を請うおばちゃん。
ポケットテッシュを買えとしつこく迫る青年や足を鳴らしながらハーモニカを奏でるおじさん等々。
モンセラット行きの電車にはアコーデオンを奏でる兄ちゃんが登場したが、車内が混んでてこちらに近づくことはなかった。
改札という概念がないスペインの鉄道ではタダ乗りし放題。
彼らはトレンを仕事場として生計を立てているのだろうか?
1時間の乗車でモンセラット・アエリという駅に到着、ここからロープウェイで標高1,200m辺りまで一気に高度を稼ぐ。
このロープウェイはレトロなゴンドラを使っているのでぜひ乗ってみたかった。
何でも1930年から使われているそうで黄色い円筒形をしている。
黄色はスペイン語でアマリージョと言うのだが、このアマリージョはスペインでは不吉な意味があるらしい。
この国では郵便ポスト、救急車などがアマリージョでペイントされている。
そんな古いゴンドラがアマリージョで大丈夫?って思ってしまうが、製造国はドイツというところがせめてもの救いか。
岩場をかすめるように登っていくゴンドラは御在所ロープウェイに雰囲気が似ている。(実際に乗ったことはない)
岩の間にはローズマリーらしき潅木が点在、そう言えばローズマリーは地中海原産だったけ。
昨日消化しきれなかったバルセロナ市内観光がまだ残っているので、モンセラットでのんびりはできない。
ロープウェイから降りると急いでフニクラのチケットを買って改札を抜けた。
改札を過ぎるとどうしたことか階段はどんどん下って下山する登山鉄道のホームへと進んでいく・・・
しまった!急いでチケットを買って間違えてしまったのだ。
一人5.1ユーロのチケットがもったいないが、改札を出てセント・ホアン行きのフニクラ駅へと向かう。
今度は無事にフニクラに乗車、10分ほどで山頂駅に着けばそこはもうモンセラットのこぎり山の稜線だ。
稜線に吹きつける風は強いが暖かい、さすがは南国スペインだ。(緯度は函館と同じだけどね)
今回のハイキングは岩山の中腹に立つサン・ホアンという庵まで歩くコースで、案内板には所要時間20分とある。
自動車が走れるような広い道を歩いていくと岩峰群が迫ってくる。
岩峰は堆積岩のような柔らかい岩でできている。
そう言えばガウディ建築の装飾も柔らかそうな石材が使われていた。
バルセロナ周辺は柔らかい岩石が産出されるのかもしれない。
広い道から離れてルンゼにつけられた階段を登っていくとやがて道は岩峰に掘られたトラバース道を進んでいく。
途中には何かの儀式にでも使われたような洞窟が掘られていてカップルが抱き合っている。
電車の中では赤面チュッチュッを嫌というほど見せつけられてるのでこれくらいでは動じない。
トラバース道から少し下ると中世の香りがプンプンするサン・ホアンに到着。
鉄扉の格子越しに覗く庵の中はガラ~ンとして何もないのが不気味さを醸している。
キリスト教については無学だが、映画ダ・ヴィンチ・コードにあったような儀式が執り行われたのかも・・・
モンセラットに来て黒マリア様(説明省略)を拝顔せずに帰るわけには行かない。
フニクラで下って修道院を探すものの、現代的で立派な建物ばかりでどこに教会があるのかわからない。
交通整理のおじちゃんに教会はどこか尋ねて無事に黒マリア様のお膝元までたどり着けた。
マリア様に触れるには信者の長~い列。
まあ、ブッディストがそこまですることはないので、遠くから拝顔して教会を後にした。
ビンボー旅行者はさっきムダにしたチケットをムダにしたまま帰りはしない。
チケット売り場のお姉さんにシドロモドロのスペイン語で間違えて改札を通ってしまった説明をして交渉開始。
しかし、返ってくるコトバが〇▽×△×・・・
しばらく交渉するがらちがあかず、お姉さんは伝家の宝刀を抜きエイッ!と改札のゲートを開けてくれた。
ケ・スエルテ!!やはりスペインでもしつこさは重要だ。
結局この日は昼食をとる時間もなくバルセロナに戻り、スーパーでヘレス(シェリー酒)に缶詰類を買って帰った。
そんなこんなで3日間で落としたお金は一人4万円足らず、こんな旅行者では全く歓迎されないだろう。
おまけにシドロモドロのスペイン語で現地の皆さんには迷惑をかけっ放し。
観光都市なので現地の方は慣れてるだろうが、とんでもない旅行者であったには違いない。
明るい笑顔のスペインの皆さんにグラシアス!
今年は奥美濃から海外へ転戦ですか?