【鈴鹿】強風の鎌ヶ岳で初登り
Posted: 2013年1月04日(金) 17:18
【日 付】2013年1月3日(木)
【山 域】鈴鹿 鎌ヶ岳
【天 候】晴れ時々曇り
【コース】駐車場8:30---8:51三ツ口谷出合---10:35県境稜線---11:10鎌ヶ岳12:20---13:27弥一ヶ岳---14:05駐車場
旧料金所近くの駐車場はすでに満車だった。辛うじて空いていた道路脇のスペースに車を潜り込ませる。出発しかけ
ていた登山者が近寄ってきて、車の後部を観察している。はて、知り合いだったかなと思っていたら声が掛った。
「後ろが少し白線からはみ出してるからやられますよ。」親切にも駐車取り締まり対策をアドバイスしてくれたのだった。
忠告に従って少し前へ進めると白線の内側へ収めることができた。これで取り締まりを逃れられたらお年玉をもらったよ
うな気分である。
今日は冷え込みがきつく風も強い。上空ではジェット気流のような強風が轟々と鳴っている。
歩き出しから服を1枚追加して出発。新春の定番コースである三ツ口谷から鎌ヶ岳である。
それにしても雪が少ない。というよりまったくと言っていいほど無い。念のために積んで来たスノーシューはさすがに持
って行く気にはならなかった。
三ツ口谷の河原には黄色いテントが張られていた。谷へ入ると風も弱まる。
雪はうっすらと残る程度だが、ところどころ凍結しているので油断はできない。
[attachment=1]P1100599_1.JPG[/attachment]
三ツ口大滝の様子を見に行こうと沢沿いの道を進む。ところが大滝手前の小滝が両岸とも氷結している。
アイゼンを着けるのも面倒だし、ここでドボンでもすれば初登りは即座に終了だ。
大滝の全貌は見えないが完全には氷結していない。脇から上がって巻き道コースと合流する。
上から登山者が下りてきた。ずいぶん早い下山だ。三ツ口谷の手前でも下山してきた人がいたが、何時から登り始め
たのだろう。冬の三ツ口谷は下山に使いたいとは思わない。凍結箇所も多く、登りでも慎重な行動を要求される。
大滝上ではあちらこちらにミニ氷瀑ができて楽しませてくれた。滝の前に突き出た枝に水流の飛沫でできたつららがすだ
れのようで美しい。
[attachment=2]P1100604_1.JPG[/attachment]
長石尾根の分岐点に着いた。ザックを降ろして熱い紅茶を飲む。いつもはここから尾根に乗って鎌へ上がる。樹林帯を
抜けてから山頂ヘのダイレクト感が好きなのだ。ただ今日は風が強い。もう長いこと歩いていない沢ルートを行ってみよう。
風に備えてハードシェルに着替え、ストックはアイゼンに持ち替えた。
本当ならこのあたりはトレースがなければ深いラッセルを強いられるところだろうが、今日は石の上に雪が乗っていると
いう風情。まったくの拍子抜けである。
源頭部では左斜面をガレに向かって登る。再び風が強くなってきた。
吹きっさらしの県境稜線は数名歩いたようなアイゼンの跡がある。アイゼン無しで歩けないということもないが、冬山ム
ードを盛り上げるためにここでアイゼンを装着。雪はあると言ってもアイゼンの爪が地肌に届くぐらいのものである。
直登コースの岩場を縫って鎌ヶ岳山頂に立った。風は強いものの西側に樹林があり、神社の前の辺ではほとんど強風
に苛まれることはない。今日はランチもできず、山頂にタッチしてすぐに下山かと思っていたが、これならゆっくりできそう
だ。お揃いの赤いハードシェルを着た3人組が休憩していた。神社の横の窪みにちょうど一人分のスペースがあり腰を降
ろす。
どんなに寒くてもビールは欠かせない。鍋がぐつぐつ煮える音を聞きながら、今年初の山での一杯を楽しむ。
4人パーティーが上がって来て「おいしそうやねえ」と声が掛かる。4人パーティーは岳峠側の斜面で休憩していた。風の
ないところをよく知っているようだ。
ピッケルもアイゼンも持たない3人パーティーが岳峠方面へ下山し、4人パーティーもそそくさと長石尾根へ下りて行った。
[attachment=0]P1100637_1.JPG[/attachment]
天照皇大神社にお参りして今年1年の無事を祈る。但し賽銭は置いてきた。来年まで1万円借りておこう。
今日は雲が多く、見晴らし全開とはいかない。真っ白なはずの雨乞、イブネも驚くほど雪が少なく黒っぽい姿のままだ。
鎌尾根も白い雪稜とはいかず残念だが、初登りで天気に恵まれただけでも良しとしよう。
[attachment=3]P1100648_1.JPG[/attachment]
少し物足りないので、武平峠から御在所へ登り返して中道でも下りるかと一瞬思ったが、すぐに気が変わった。
下山路は三ツ口谷分岐から下が未踏の長石尾根を選ぶ。山頂直下から樹林帯までの下りは急な上に踏み固められて
アイゼンが有効だ。もう少し積っていればいいのだが、このコンディションではアイゼンの爪が摩耗してもったいない。
長石尾根は大して期待もしていなかったがそれなりの鈴鹿らしい尾根だった。花の時期はいいらしいが。
登りに使えば鎌の山頂を正面に見ながらの登高でモチベーションが上がるだろう。
しばらく納まっていた風は、弥一ヶ岳の手前あたりで強烈に吹き始めた。ちょうど武平峠を吹き抜けてきた風の通り道
になっているのだろう。
御在所方面を見ると、おもちゃのようなロープウェイの赤いゴンドラと点在する岩が絵になる風景を作り出していた。背景
が白ならもっと鮮やかだったろうが。
[attachment=4]P1100664_1.JPG[/attachment]
2時過ぎには下山してしまったが、駐車場はすでにガラガラだった。人のことは言えないが、みんな早く下山するものだ。
自分の車の後ろに無理やり止めていた車は白線からはみ出していたが何事もなかったようである。
さすがに三が日は取り締まりもお休みというところか。
雪山としては残念な状態だったが、山頂でランチもできて満足な初登りだった。
今年も充実した山行ができそうだ。
山日和
【山 域】鈴鹿 鎌ヶ岳
【天 候】晴れ時々曇り
【コース】駐車場8:30---8:51三ツ口谷出合---10:35県境稜線---11:10鎌ヶ岳12:20---13:27弥一ヶ岳---14:05駐車場
旧料金所近くの駐車場はすでに満車だった。辛うじて空いていた道路脇のスペースに車を潜り込ませる。出発しかけ
ていた登山者が近寄ってきて、車の後部を観察している。はて、知り合いだったかなと思っていたら声が掛った。
「後ろが少し白線からはみ出してるからやられますよ。」親切にも駐車取り締まり対策をアドバイスしてくれたのだった。
忠告に従って少し前へ進めると白線の内側へ収めることができた。これで取り締まりを逃れられたらお年玉をもらったよ
うな気分である。
今日は冷え込みがきつく風も強い。上空ではジェット気流のような強風が轟々と鳴っている。
歩き出しから服を1枚追加して出発。新春の定番コースである三ツ口谷から鎌ヶ岳である。
それにしても雪が少ない。というよりまったくと言っていいほど無い。念のために積んで来たスノーシューはさすがに持
って行く気にはならなかった。
三ツ口谷の河原には黄色いテントが張られていた。谷へ入ると風も弱まる。
雪はうっすらと残る程度だが、ところどころ凍結しているので油断はできない。
[attachment=1]P1100599_1.JPG[/attachment]
三ツ口大滝の様子を見に行こうと沢沿いの道を進む。ところが大滝手前の小滝が両岸とも氷結している。
アイゼンを着けるのも面倒だし、ここでドボンでもすれば初登りは即座に終了だ。
大滝の全貌は見えないが完全には氷結していない。脇から上がって巻き道コースと合流する。
上から登山者が下りてきた。ずいぶん早い下山だ。三ツ口谷の手前でも下山してきた人がいたが、何時から登り始め
たのだろう。冬の三ツ口谷は下山に使いたいとは思わない。凍結箇所も多く、登りでも慎重な行動を要求される。
大滝上ではあちらこちらにミニ氷瀑ができて楽しませてくれた。滝の前に突き出た枝に水流の飛沫でできたつららがすだ
れのようで美しい。
[attachment=2]P1100604_1.JPG[/attachment]
長石尾根の分岐点に着いた。ザックを降ろして熱い紅茶を飲む。いつもはここから尾根に乗って鎌へ上がる。樹林帯を
抜けてから山頂ヘのダイレクト感が好きなのだ。ただ今日は風が強い。もう長いこと歩いていない沢ルートを行ってみよう。
風に備えてハードシェルに着替え、ストックはアイゼンに持ち替えた。
本当ならこのあたりはトレースがなければ深いラッセルを強いられるところだろうが、今日は石の上に雪が乗っていると
いう風情。まったくの拍子抜けである。
源頭部では左斜面をガレに向かって登る。再び風が強くなってきた。
吹きっさらしの県境稜線は数名歩いたようなアイゼンの跡がある。アイゼン無しで歩けないということもないが、冬山ム
ードを盛り上げるためにここでアイゼンを装着。雪はあると言ってもアイゼンの爪が地肌に届くぐらいのものである。
直登コースの岩場を縫って鎌ヶ岳山頂に立った。風は強いものの西側に樹林があり、神社の前の辺ではほとんど強風
に苛まれることはない。今日はランチもできず、山頂にタッチしてすぐに下山かと思っていたが、これならゆっくりできそう
だ。お揃いの赤いハードシェルを着た3人組が休憩していた。神社の横の窪みにちょうど一人分のスペースがあり腰を降
ろす。
どんなに寒くてもビールは欠かせない。鍋がぐつぐつ煮える音を聞きながら、今年初の山での一杯を楽しむ。
4人パーティーが上がって来て「おいしそうやねえ」と声が掛かる。4人パーティーは岳峠側の斜面で休憩していた。風の
ないところをよく知っているようだ。
ピッケルもアイゼンも持たない3人パーティーが岳峠方面へ下山し、4人パーティーもそそくさと長石尾根へ下りて行った。
[attachment=0]P1100637_1.JPG[/attachment]
天照皇大神社にお参りして今年1年の無事を祈る。但し賽銭は置いてきた。来年まで1万円借りておこう。
今日は雲が多く、見晴らし全開とはいかない。真っ白なはずの雨乞、イブネも驚くほど雪が少なく黒っぽい姿のままだ。
鎌尾根も白い雪稜とはいかず残念だが、初登りで天気に恵まれただけでも良しとしよう。
[attachment=3]P1100648_1.JPG[/attachment]
少し物足りないので、武平峠から御在所へ登り返して中道でも下りるかと一瞬思ったが、すぐに気が変わった。
下山路は三ツ口谷分岐から下が未踏の長石尾根を選ぶ。山頂直下から樹林帯までの下りは急な上に踏み固められて
アイゼンが有効だ。もう少し積っていればいいのだが、このコンディションではアイゼンの爪が摩耗してもったいない。
長石尾根は大して期待もしていなかったがそれなりの鈴鹿らしい尾根だった。花の時期はいいらしいが。
登りに使えば鎌の山頂を正面に見ながらの登高でモチベーションが上がるだろう。
しばらく納まっていた風は、弥一ヶ岳の手前あたりで強烈に吹き始めた。ちょうど武平峠を吹き抜けてきた風の通り道
になっているのだろう。
御在所方面を見ると、おもちゃのようなロープウェイの赤いゴンドラと点在する岩が絵になる風景を作り出していた。背景
が白ならもっと鮮やかだったろうが。
[attachment=4]P1100664_1.JPG[/attachment]
2時過ぎには下山してしまったが、駐車場はすでにガラガラだった。人のことは言えないが、みんな早く下山するものだ。
自分の車の後ろに無理やり止めていた車は白線からはみ出していたが何事もなかったようである。
さすがに三が日は取り締まりもお休みというところか。
雪山としては残念な状態だったが、山頂でランチもできて満足な初登りだった。
今年も充実した山行ができそうだ。
山日和
今年の初登山は鎌ヶ岳でしたか。実は、私も1/2に初登山しましたが、鎌入道でした。宮妻峡から入道ヶ岳に登り、イワクラ