【台高】ハイヒール履いてヌタハラ谷・2
Posted: 2012年12月26日(水) 06:11
「ヌタハラ谷は先日に行っておられるから、違う場所がいいですね」
「稜線まで辿っていないから、サクッと登って霧氷見物に行きましょう」
【 日 付 】 平成24年12月24日(月・祝)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 雪 終日氷点下
【 ルート 】 夫婦滝展望駐車地7:55---9:15不動滝---11:20第3劇場---11:45テン場(昼食)13:50
---14:20太古の森---15:00桧塚奥峰下---17:20駐車地
【メンバー】 ナズナさん グー
クリスマス寒波がやってくるとの予報だ。
今年最後のナズナさんとのデート山行は、霧氷鑑賞だ。
季節風が強く吹き、終日氷点下の山旅になるだろう。
こんな日は北面の尾根歩きは避けたい。
南面の谷歩きとなると、ヌタハラ谷しか思い浮かばない。
昨日は穏やかなお天気だったから多くの人が来ていただろう。
「ヌタハラ林道の落石も片付けられているはず」の予想通り、
車から一度も降りずにうっすら雪化粧の夫婦滝展望駐車地に着いた。
駐車地からアイゼンを装着してスタートする。
夫婦滝展望崩落地を巻きしばらくすると
「グーさん、ちょっと待って」
アイゼンが外れたらしい。付け直している。
崩落沢に突き当たって造林小屋まで斜面を登る。
と、「またアイゼンが外れた。穴を一つ短くします」
ドライバー代わりにピッケルの石突き・ピック・ブレードを当てるが
ネジを緩めることが出来ない。
「ドライバーなんて山には持ってこないよな。ン?まてよ」
グーのザックにはナイフ以外は使った事のない十徳ナイフが入っていました。
重いだけの余分な機能と思っていたけど、役に立ちました。
不動滝では落下した水が凍り始めていた。
「あれが5mほどにまで高くなるんですよね」
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コウセ滝も凍り始めていた。
「氷瀑になったらアイゼンで登れますよ」
コウセ滝上からは谷を詰めずに第3劇場に登る。
霧氷が出てきた。グーには今冬初めての霧氷だ。
しかし、やっぱり風がきつい。鼻水が出てくる。
「さっさと谷に下りてお昼にしましょう」
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ヌタハラ谷左俣のテン場にツエルトを張る。
ツエルトの中でコンロを2つも点火。
見る見るうちにグーのスパッツに凍りついた雪は湯気を立てて乾いていった。
グーは居心地良くゆったりしていたが、ナズナさんは端っこに寄り過ぎだ。
押し出されたナズナさんのザックは、中にまで雪が入り込んでしまった。
お腹いっぱいナズナさんの手料理を御馳走になり、モウ動きたくない。
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「太古の森に寄ってってもいいですか?」「いいですよ」
今日は大又から桧塚奥峰へ歩いてきた人はいないようだ。
マナコ谷からは何人登ってきたのだろうか?
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奥峰下で3時。
1時間半で下るとして充分明るいうちに帰還できるはずだった。
しかし、zipp道を下りかけて迷走しだした。
「もうかなり下りましたよね」
「まだ、展望台があんなに近く見えていますよ」
「この沢を跨いだら桧塚南斜面ですよね」
「いいえ、もう1つ沢を渡るはずです」
グーのエエ加減な位置把握を露呈しまくるが、
ナズナさんの的確な判断で桧塚南斜面に誘導してもらった。
山腹道を歩くがグーの混乱はまだ続く。
「ドコへ行くのですか?」
「ショートカット。近道です」
「ここはドコですか?」
「いつも通っているzippさんが整備してくれている道ですよ」
時々ナズナさんの後姿が見えなくなるほどナズナさんの歩きは速い。
真ん中に雪の板を残してナズナさんの左右2本の平行線が残っている。
グーは雪の下に隠れている石を踏んではヨタヨタ。疲れる。
下りだからとダウンを着込んだままだったが、汗が出てきた。
水を飲もうとしたが、ペットボトルの水は凍りついてキャップも回らない。
造林小屋から斜面を下る。足もとはやっと見える程度の明るさだ。
帰着時間を記録するために車を写すが、降りしきる雪が写っただけだった。
グー(伊勢山上住人)
私は再度南の山でポカポカ山行でした。