今年最後の3連休。22日から赤岳展望荘が年末年始の営業に入るので八ヶ岳へと考えていたのだが、22日の低気圧通過後は強い寒気が入るという。おそらく八ヶ岳は暴風になるだろう。22日の熊野は朝のうちに雨雲が抜け、その後気温が上がりそう。今年はまだ湯の峰温泉に行ってないし、沢遊びがてら温泉でのんびりしてこよう。
【 日 付 】2012年12月22日(土)
【 山 域 】南紀・北山川水系 尾川川赤倉谷
【メンバー】単独
【 天 候 】雨のち晴れ
【 ルート 】駐車地 9:10 --- 9:45 一の滝 --- 9:55 二の滝 --- 10:20 三の滝 --- 12:00 丸尾山 12:30 --- 13:20 一の水峠 --- 14:00 駐車地
熊野市を過ぎたあたりで42号線を右折し、札立峠を抜けて9時前には赤倉集落奥の入渓地に到着した。入渓地は土砂や倒木が積み重なって荒廃した感じ。雨はほとんどやんでおり青空も覗いているが、いまいちテンションがあがらない。
右岸の土砂を乗り越えると、昨年の台風12号によると思われる土石流のあとがブルドーザによって整地されている。しかし、川の近くは倒木が積み重なっていて、どうやって入渓できるのだろうか。倒木の向こうを見ると美味しそうな斜滝が。倒木を乗り越えて斜滝に達し、遡行を始める。
しかし、倒木が行く手をふさぎ、歩きやすいところを探して歩いているうちにまたブル道に戻ってしまう。堰堤左を越えて再度入渓。こんな状態が続くようならさっさと撤退して温泉でのんびりしようかと思ったりする。冷たい空気と生暖かい空気がまだなじんでいないように混在していて変な感じ。気温が高いのかすぐに汗ばんでくるので服を一枚脱ぐ。
左岸から合流している枝谷を過ぎると倒木もなくなり、普通の沢の様相になってくる。しばらく歩くと滝が見えた。一ノ滝だ。何の変哲もない滝。右岸を巻いて進むとすぐに二ノ滝に出る。オオッ、高さ40mの見事なスラブ滝だ!こんな変哲もない沢に、こんな素晴らしい滝が隠れているとは。一挙にテンションが高まる。これを見ただけでも今日ここに来た甲斐があったというものだ。
しばらく見とれた後、左岸を巻く。巻き道にはテープがあるので、テープに導かれるままに進み、沢に戻る。すぐ上流には三ノ滝。オオッ、二ノ滝に比べて規模は小さいが、同じスラブ滝で、くねりながら下に落ちている様子が二ノ滝よりも優雅に見せている。これも見とれるような滝だ。きっと最近はあまり人が歩いていないのだろう。独り占めするにはもったいないほどの素晴らしい滝。
左岸を巻いていく。あまり高巻きして沢に戻れなくなるのが怖いので、なるべく小さく巻こうとするが、崖に追い上げられていくと明瞭な登山道に出た。そのまま登山道を進むと簡単に落ち口に出た。滝見の登山道があるようだ。落ち口の上は素敵なナメの散歩道。すぐ上がナメが合流している三俣になっている。
右俣に進む予定なのだが、中俣(本流)のナメも気になるので、まずは中俣のナメを偵察に行く。200mほどナメが続いた後、普通のゴーロ帯になる。今度また来ることになったら上流まで探検してみよう。もとの三俣に戻り、右俣に進む。ここも長いナメが続いた後、植林のゴーロ帯になる。
適当なところで遡行を切り上げ、靴を履き替える。左岸側のca750mピークから丸尾山にのびている尾根のコルに上がり、丸尾山へ至る。丸尾山の東側が伐採地になっており、下に熊野の町並みが見える。風の当たらない陽だまりで昼食にする。さすがに南紀。この時期でも陽だまりはポカポカと暖かい。のんびりしようかと思ったが、読むべき本を車に置いてきた。まあ、温泉でのんびりすればいいか。
一ノ水峠に降りる。一ノ水峠には熊野古道が通っており石畳になっているが、未整備区間なので石畳が草に覆われたり、不明瞭になったりしている。苔むした石畳が滑りやすいので、慎重に降りていく。下の平坦地に降りると一ノ水トンネルに出るはずなのだがなにもない。と思っていると、土砂に埋もれてトンネルの口だけがぽっかりとあいていた。昨年の土石流で林道ごと埋まったようだ。
赤倉集落まで熊野古道が通っているはずなのだが、この先どうなっているのかわからないので、遠回りだが林道を下ることにする。途中も林道の橋が落ちて、掛け替えの工事中だった。熊野はどこへ行っても昨年の台風の傷跡がまだ生々しく残っている。
赤倉谷は規模の小さい谷だが、南紀の谷らしい美滝とナメがコンパクトに凝集されていて手軽に楽しめる良い谷だった。三ノ滝以降の中俣や左俣も一緒に遡行してみると1日遊べるルートになるだろう。帰りは三ノ滝までの滝見道をたどって下山するともっと簡単に入渓地まで戻れるかもしれない(まだ確認していないが)。
この日の宿は湯の峰温泉にとってある。いつもお世話になっている民宿が満室で断られたので、泣く泣く初めての宿に予約したのだが、料理がおいしくて思いがけずいい宿だった。これからはこの宿を常宿にしようかな。温泉はもちろん素晴らしく3回も入ってしまった。やっぱ湯の峰温泉最高(^^)/
南紀で沢+温泉三昧 1日目尾川川赤倉谷 2日目高田川栂谷
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
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※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 南紀で沢+温泉三昧 1日目尾川川赤倉谷 2日目高田川栂谷
【 日 付 】2012年12月23日(日)
【 山 域 】南紀・熊野川水系 高田川栂谷
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】栂ノ平橋駐車地 9:35 --- 9:45 栂の平滝 --- 10:35 ヤケベ岩 --- 12:40 遡行終了 --- 13:20 烏帽子山 13:40 --- 15:05栂ノ平橋駐車地
ほんとは温泉でのんびりしたいところだが、今日中に沢を一つやっつけて帰宅しなければならない。朝食後すぐに出たのだが、それでも入渓地に着いた時には9時を過ぎていた。入渓地に至るまでも道が決壊していて、高田川の河原に臨時のう回路ができているなど、いたるところに昨年の傷跡が見られる。入渓地点の栂の平橋でもユンボーが橋のたもとに突っ込んであったりして雰囲気はよくない。
ユンボーのわきをすり抜けて入渓する。入渓してからしばらくは植林地のゴーロ帯で、昨日に引き続きテンションが上がらない。しばらく歩くと栂ノ平滝と呼ばれる2連のきれいなナメ滝が現れ、一挙にテンションが高まる。夏ならば流れの中を直登するところだが、この時期濡れるのは極力避けたい。流れの左側を登ると、残置ロープがあり、簡単に登ることができた。このあとはナメとナメ滝とゴーロが交互に現れる展開。ナメは多少ぬめっていて油断するとつるっとくるので、多少傾斜のきついところはすべて巻いてクリアする。夏ならばウオータースライダーですむのだけれど。 きれいな4m幅広滝は流れの右側を簡単に登れる。このあともナメと斜滝とゴーロ帯を交互に歩いていくと、視界の向こうに大きな一枚岩の絶壁が見えた。ヤケベ岩だ。100mの絶壁の下に10m斜滝と釜を従えたこの谷一番の見どころだ。夏ならばここの床に寝転がって昼寝でもしたいところだ。 斜滝は流れの右側を登る。この上はナメになっているのだが、多少ぬめっていてすべると滝下の釜までノンストップで落ちてしまいそうなので、慎重に歩く。右岸から落ちる20m滝を過ぎるとすぐに岩の間をくねりながら落ちるガンガラ滝。この左岸を巻くと、行者道と書いた道標が落ちていた。昔はここに里高田から登る登山道が通っていたようだ。 大釜を持つ6mのナメ滝二つは右岸を巻く。残置ロープがあり、簡単に巻くことができた。右岸から落ちる50m黒滝を左に見て本流は右折している。左側のルンゼから8m斜滝を巻くが、その上にもナメ斜滝があり、スリップすると下まですべっていきそうなので、一緒に巻いてしまうことにする。しかし、この巻きが急斜面で適当な手掛かりもないので、今回初めてピッケルを使うはめになった。最近ピッケルを使うことが多く使い方も熟達してきたようで、たいていのところはピッケル一つで突破できるようになった。 このあともナメとゴーロ帯を交互に通過し、水流がなくなったところで靴を履き替える。少し上がるとそこは烏帽子山の西側コルだった。ここから急斜面を登るとエボシ岩という絶好の休憩スポットがあるのだが、いくら暖かいとはいえ濡れた身体で風にあたるのはつらい。烏帽子山頂上で風を避けてパンをほおばる。
ゆっくりしたいところだが、もう1時半を過ぎている。沢ナビのコースタイムでは下山に2時間かかっている。順調に行っても下山は3時半ころになるだろう。パンを一つ食べただけで下山にかかる。下りは明瞭な登山道があるので楽だった。途中、俵石の廃村を過ぎ、1時間半ほどで駐車地に戻ることができた。ただし、途中に一か所土石流による崩壊地があるので、そこで若干迷った。雲取温泉で汗を洗い流し、帰途に就く。
栂谷は前回行った滝本北谷や赤倉谷とは異なり大きな滝はないが、楽しく直登できる規模のナメ滝と楽しく歩けるナメで構成される遊び心満喫の谷だった。今回は絶対濡れてはいけないという状況で巻き巻きだったが、次回は夏季に全身ずぶぬれになって楽しんでみたいところだ。
3連休の前半を利用して南紀の沢と温泉を満喫した2日間だった。しかし、いたるところに昨年の台風による傷跡が残っており、完全な復興にはまだまだ時間がかかりそうだ。南紀の沢として有名だった白見谷は土石流で完全に崩壊したようだが、中はどうなっているのだろうか。一度偵察に行ってみたい気もしている。
【 山 域 】南紀・熊野川水系 高田川栂谷
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】栂ノ平橋駐車地 9:35 --- 9:45 栂の平滝 --- 10:35 ヤケベ岩 --- 12:40 遡行終了 --- 13:20 烏帽子山 13:40 --- 15:05栂ノ平橋駐車地
ほんとは温泉でのんびりしたいところだが、今日中に沢を一つやっつけて帰宅しなければならない。朝食後すぐに出たのだが、それでも入渓地に着いた時には9時を過ぎていた。入渓地に至るまでも道が決壊していて、高田川の河原に臨時のう回路ができているなど、いたるところに昨年の傷跡が見られる。入渓地点の栂の平橋でもユンボーが橋のたもとに突っ込んであったりして雰囲気はよくない。
ユンボーのわきをすり抜けて入渓する。入渓してからしばらくは植林地のゴーロ帯で、昨日に引き続きテンションが上がらない。しばらく歩くと栂ノ平滝と呼ばれる2連のきれいなナメ滝が現れ、一挙にテンションが高まる。夏ならば流れの中を直登するところだが、この時期濡れるのは極力避けたい。流れの左側を登ると、残置ロープがあり、簡単に登ることができた。このあとはナメとナメ滝とゴーロが交互に現れる展開。ナメは多少ぬめっていて油断するとつるっとくるので、多少傾斜のきついところはすべて巻いてクリアする。夏ならばウオータースライダーですむのだけれど。 きれいな4m幅広滝は流れの右側を簡単に登れる。このあともナメと斜滝とゴーロ帯を交互に歩いていくと、視界の向こうに大きな一枚岩の絶壁が見えた。ヤケベ岩だ。100mの絶壁の下に10m斜滝と釜を従えたこの谷一番の見どころだ。夏ならばここの床に寝転がって昼寝でもしたいところだ。 斜滝は流れの右側を登る。この上はナメになっているのだが、多少ぬめっていてすべると滝下の釜までノンストップで落ちてしまいそうなので、慎重に歩く。右岸から落ちる20m滝を過ぎるとすぐに岩の間をくねりながら落ちるガンガラ滝。この左岸を巻くと、行者道と書いた道標が落ちていた。昔はここに里高田から登る登山道が通っていたようだ。 大釜を持つ6mのナメ滝二つは右岸を巻く。残置ロープがあり、簡単に巻くことができた。右岸から落ちる50m黒滝を左に見て本流は右折している。左側のルンゼから8m斜滝を巻くが、その上にもナメ斜滝があり、スリップすると下まですべっていきそうなので、一緒に巻いてしまうことにする。しかし、この巻きが急斜面で適当な手掛かりもないので、今回初めてピッケルを使うはめになった。最近ピッケルを使うことが多く使い方も熟達してきたようで、たいていのところはピッケル一つで突破できるようになった。 このあともナメとゴーロ帯を交互に通過し、水流がなくなったところで靴を履き替える。少し上がるとそこは烏帽子山の西側コルだった。ここから急斜面を登るとエボシ岩という絶好の休憩スポットがあるのだが、いくら暖かいとはいえ濡れた身体で風にあたるのはつらい。烏帽子山頂上で風を避けてパンをほおばる。
ゆっくりしたいところだが、もう1時半を過ぎている。沢ナビのコースタイムでは下山に2時間かかっている。順調に行っても下山は3時半ころになるだろう。パンを一つ食べただけで下山にかかる。下りは明瞭な登山道があるので楽だった。途中、俵石の廃村を過ぎ、1時間半ほどで駐車地に戻ることができた。ただし、途中に一か所土石流による崩壊地があるので、そこで若干迷った。雲取温泉で汗を洗い流し、帰途に就く。
栂谷は前回行った滝本北谷や赤倉谷とは異なり大きな滝はないが、楽しく直登できる規模のナメ滝と楽しく歩けるナメで構成される遊び心満喫の谷だった。今回は絶対濡れてはいけないという状況で巻き巻きだったが、次回は夏季に全身ずぶぬれになって楽しんでみたいところだ。
3連休の前半を利用して南紀の沢と温泉を満喫した2日間だった。しかし、いたるところに昨年の台風による傷跡が残っており、完全な復興にはまだまだ時間がかかりそうだ。南紀の沢として有名だった白見谷は土石流で完全に崩壊したようだが、中はどうなっているのだろうか。一度偵察に行ってみたい気もしている。
@シュークリーム@
Re: 南紀で沢+温泉三昧 1日目尾川川赤倉谷 2日目高田川栂谷
シュークリームさん、こんばんは。
クリスマスの三連休に沢登りなんて脱帽です・・。
世間では忘年会や大掃除や年賀状作成など、山以外の仕事に忙殺される時期なのにフットワーク軽いですね~。
栂谷はGWに行きましたが、ちょっと物足りない感じがしました。
なめがきれいな谷でしたが。
ところで、クリスマスイブは湯の山温泉界隈に出没していませんでしたか?
まさかとは思いますが・・。
年が明けたら雪山もよろしくおねがいします。
たろー
PS 白見谷は相当酷い事になっているようです。私も行きたかったのに残念だなあ。
http://blogs.yahoo.co.jp/oosakawarajino ... 35118.html
クリスマスの三連休に沢登りなんて脱帽です・・。
世間では忘年会や大掃除や年賀状作成など、山以外の仕事に忙殺される時期なのにフットワーク軽いですね~。
栂谷はGWに行きましたが、ちょっと物足りない感じがしました。
なめがきれいな谷でしたが。
ところで、クリスマスイブは湯の山温泉界隈に出没していませんでしたか?
まさかとは思いますが・・。
年が明けたら雪山もよろしくおねがいします。
たろー
PS 白見谷は相当酷い事になっているようです。私も行きたかったのに残念だなあ。
http://blogs.yahoo.co.jp/oosakawarajino ... 35118.html
Re: 南紀で沢+温泉三昧 1日目尾川川赤倉谷 2日目高田川栂谷
こんばんは、シュークリさん。いまだ沢納めは済んでいなかったよ~で。
22日の熊野は朝のうちに雨雲が抜け、その後気温が上がりそう。今年はまだ湯の峰温泉に行ってないし、沢遊びがてら温泉でのんびりしてこよう。
独りで湯の峰泊ですの?御贅沢!!
熊野市を過ぎたあたりで42号線を右折し、札立峠を抜けて9時前には赤倉集落奥の入渓地に到着した。入渓地は土砂や倒木が積み重なって荒廃した感じ。
今年初めに赤倉周辺に三度足を運びましたが、みな七色回りでした。札立峠は昨年の豪雨で通行止めでした。
養鱒場は復旧されてましたが、谷は無残でしたね。
赤倉はええとこです(^^)。
左岸から合流している枝谷を過ぎると倒木もなくなり、普通の沢の様相になってくる。
この枝谷で崩壊があったのかしら?
右岸を巻いて進むとすぐに二ノ滝に出る。オオッ、高さ40mの見事なスラブ滝だ!こんな変哲もない沢に、こんな素晴らしい滝が隠れているとは。一挙にテンションが高まる。これを見ただけでも今日ここに来た甲斐があったというものだ。
いい谷なんでしょうねぇ。
今年初め、この谷に入ろうかとも思ったんだけど、尾川川の支流妙見谷を二日にわたってウロウロ探索しました。カタログ化された谷より、楽しさ倍増しますのでお勧めです(^^)。
すぐ上流には三ノ滝。オオッ、二ノ滝に比べて規模は小さいが、同じスラブ滝で、くねりながら下に落ちている様子が二ノ滝よりも優雅に見せている。これも見とれるような滝だ。きっと最近はあまり人が歩いていないのだろう。独り占めするにはもったいないほどの素晴らしい滝。
この時期にしては水量があり、見ごたえありますね(^^)。
右俣に進む予定なのだが、中俣(本流)のナメも気になるので、まずは中俣のナメを偵察に行く。200mほどナメが続いた後、普通のゴーロ帯になる。今度また来ることになったら上流まで探検してみよう。もとの三俣に戻り、右俣に進む。ここも長いナメが続いた後、植林のゴーロ帯になる。
この周辺の山域には、沢屋を喜ばす案外いいナメやら滝がいっぱいありそうな気がしますね。
下の平坦地に降りると一ノ水トンネルに出るはずなのだがなにもない。と思っていると、土砂に埋もれてトンネルの口だけがぽっかりとあいていた。昨年の土石流で林道ごと埋まったようだ。
いまだ、一水トンネルはこんな状況なんですね、なんてこと!!
千秋林道やヌタハラ林道の復旧を喜んでる身には、生活道路の一端を担っている熊野の道がいまだこんなことになっている現実が恥ずかしいですね。
この日の宿は湯の峰温泉にとってある。いつもお世話になっている民宿が満室で断られたので、泣く泣く初めての宿に予約したのだが、料理がおいしくて思いがけずいい宿だった。これからはこの宿を常宿にしようかな。温泉はもちろん素晴らしく3回も入ってしまった。やっぱ湯の峰温泉最高(^^)/
この時期だと、川湯の仙人風呂がやってますね(^^)。テン泊で熊野沢めぐりもいいかなぁ?けど、熊野のと云っても山側は冷えるんで海側の沢がいいよなぁ。
zipp
Re: 南紀で沢+温泉三昧 1日目尾川川赤倉谷 2日目高田川栂谷
たろーさん。どもです
クリスマスの三連休に沢登りなんて脱帽です・・.
いや~、クリスマスの予定なんてこの年になるとなにもないですからね~。でも、クリスマスイブはちゃんと家内と一緒に過ごしましたよ(^^;
世間では忘年会や大掃除や年賀状作成など、山以外の仕事に忙殺される時期なのにフットワーク軽いですね~。
忘年会はもうおしまい。家内からいいつかっている年末の仕事と年賀状はまだ手つかず。どうやって年を越しましょうかね。穴があったら入りたいです(^^;
栂谷はGWに行きましたが、ちょっと物足りない感じがしました。
なめがきれいな谷でしたが。
たろーさんには物足りないでしょうけどね。私のような初心者にはちょうどいいです。すべってもドボンするくらいで死ぬことはないですからね
ところで、クリスマスイブは湯の山温泉界隈に出没していませんでしたか?
まさかとは思いますが・・。
あれれ、どこかで見られてましたかね
たろーさんがその日に御在所にいたのはブログを見て知っていましたけど。
南紀で水遊びしている間に鈴鹿には雪がいっぱい積もって雪遊びができる計画で、御在所に様子を見に行ったんですが、あてがはずれました。あの日は本谷を登って、中道を下りました。本谷では入る谷を間違えて、一の谷新道に出てしまいました。ちょっとお散歩気分で行ったのが、結局結構サバイバルな山歩きになってしまいました。 年が明けたら雪山もよろしくおねがいします。
こちらころよろしくお願いしますm(__)m
PS 白見谷は相当酷い事になっているようです。私も行きたかったのに残念だなあ。
http://blogs.yahoo.co.jp/oosakawarajino ... 35118.html
ほんとですね~。これでは行っても無駄かな~
クリスマスの三連休に沢登りなんて脱帽です・・.
いや~、クリスマスの予定なんてこの年になるとなにもないですからね~。でも、クリスマスイブはちゃんと家内と一緒に過ごしましたよ(^^;
世間では忘年会や大掃除や年賀状作成など、山以外の仕事に忙殺される時期なのにフットワーク軽いですね~。
忘年会はもうおしまい。家内からいいつかっている年末の仕事と年賀状はまだ手つかず。どうやって年を越しましょうかね。穴があったら入りたいです(^^;
栂谷はGWに行きましたが、ちょっと物足りない感じがしました。
なめがきれいな谷でしたが。
たろーさんには物足りないでしょうけどね。私のような初心者にはちょうどいいです。すべってもドボンするくらいで死ぬことはないですからね
ところで、クリスマスイブは湯の山温泉界隈に出没していませんでしたか?
まさかとは思いますが・・。
あれれ、どこかで見られてましたかね
たろーさんがその日に御在所にいたのはブログを見て知っていましたけど。
南紀で水遊びしている間に鈴鹿には雪がいっぱい積もって雪遊びができる計画で、御在所に様子を見に行ったんですが、あてがはずれました。あの日は本谷を登って、中道を下りました。本谷では入る谷を間違えて、一の谷新道に出てしまいました。ちょっとお散歩気分で行ったのが、結局結構サバイバルな山歩きになってしまいました。 年が明けたら雪山もよろしくおねがいします。
こちらころよろしくお願いしますm(__)m
PS 白見谷は相当酷い事になっているようです。私も行きたかったのに残念だなあ。
http://blogs.yahoo.co.jp/oosakawarajino ... 35118.html
ほんとですね~。これでは行っても無駄かな~
@シュークリーム@
Re: 南紀で沢+温泉三昧 1日目尾川川赤倉谷 2日目高田川栂谷
zippさん、おばんです
こんばんは、シュークリさん。いまだ沢納めは済んでいなかったよ~で。
この前、歩きながら思ったんですけど、zippさんやグーさんは1年中谷歩きをしていますよね。沢歩きも冬は濡れないように歩きますので、足回りが多少違うだけで結局谷歩きと大同小異かなと・・・・。ということで、私的には沢納めというのはないことになっております(^^;
独りで湯の峰泊ですの?御贅沢!!
湯の峰だけは民宿に泊まって温泉を満喫することになっておりまするm(__)m
今年初めに赤倉周辺に三度足を運びましたが、みな七色回りでした。札立峠は昨年の豪雨で通行止めでした。
養鱒場は復旧されてましたが、谷は無残でしたね。
赤倉はええとこです(^^)。
さすがzippさん、あのあたりもちゃんと調査ずみなんですね。赤倉集落はあちこち復旧工事で、工事関係者ばかりで雑然とした感じでした。
この枝谷で崩壊があったのかしら?
大きいのは堰堤の右岸側からの土石流ですね。左岸の枝谷でも小さいのはあったかもしれません。
いい谷なんでしょうねぇ。
今年初め、この谷に入ろうかとも思ったんだけど、尾川川の支流妙見谷を二日にわたってウロウロ探索しました。カタログ化された谷より、楽しさ倍増しますのでお勧めです(^^)。
私はまだカタログ化された谷しか入れなくて、zippさんのようにわけのわからないところを歩くような真似が怖くてできないです。でも、写真の妙見谷のナメは典型的な南紀のナメですね。そのうち行って見ようかしらん。
この時期にしては水量があり、見ごたえありますね(^^)。
はい、思いがけずこんな滝に出会うとドキドキしますね。
この周辺の山域には、沢屋を喜ばす案外いいナメやら滝がいっぱいありそうな気がしますね。
南紀の沢の記録は和歌山県側が主体で、三重県側での遡行記録は少ないですね。きっと入ってみるといい谷もあるんでしょうね。あそこらへんでお勧めの谷があったら教えてください。
いまだ、一水トンネルはこんな状況なんですね、なんてこと!!
千秋林道やヌタハラ林道の復旧を喜んでる身には、生活道路の一端を担っている熊野の道がいまだこんなことになっている現実が恥ずかしいですね。
そうですね、いたるところまだ手つかずの状態で、元に戻るにはまだまだ時間がかかりそうですね。
白見谷などはもう元に戻らないでしょうね。
この時期だと、川湯の仙人風呂がやってますね(^^)。テン泊で熊野沢めぐりもいいかなぁ?けど、熊野のと云っても山側は冷えるんで海側の沢がいいよなぁ。
私、温泉でのんびりがいいです(^^;
こんばんは、シュークリさん。いまだ沢納めは済んでいなかったよ~で。
この前、歩きながら思ったんですけど、zippさんやグーさんは1年中谷歩きをしていますよね。沢歩きも冬は濡れないように歩きますので、足回りが多少違うだけで結局谷歩きと大同小異かなと・・・・。ということで、私的には沢納めというのはないことになっております(^^;
独りで湯の峰泊ですの?御贅沢!!
湯の峰だけは民宿に泊まって温泉を満喫することになっておりまするm(__)m
今年初めに赤倉周辺に三度足を運びましたが、みな七色回りでした。札立峠は昨年の豪雨で通行止めでした。
養鱒場は復旧されてましたが、谷は無残でしたね。
赤倉はええとこです(^^)。
さすがzippさん、あのあたりもちゃんと調査ずみなんですね。赤倉集落はあちこち復旧工事で、工事関係者ばかりで雑然とした感じでした。
この枝谷で崩壊があったのかしら?
大きいのは堰堤の右岸側からの土石流ですね。左岸の枝谷でも小さいのはあったかもしれません。
いい谷なんでしょうねぇ。
今年初め、この谷に入ろうかとも思ったんだけど、尾川川の支流妙見谷を二日にわたってウロウロ探索しました。カタログ化された谷より、楽しさ倍増しますのでお勧めです(^^)。
私はまだカタログ化された谷しか入れなくて、zippさんのようにわけのわからないところを歩くような真似が怖くてできないです。でも、写真の妙見谷のナメは典型的な南紀のナメですね。そのうち行って見ようかしらん。
この時期にしては水量があり、見ごたえありますね(^^)。
はい、思いがけずこんな滝に出会うとドキドキしますね。
この周辺の山域には、沢屋を喜ばす案外いいナメやら滝がいっぱいありそうな気がしますね。
南紀の沢の記録は和歌山県側が主体で、三重県側での遡行記録は少ないですね。きっと入ってみるといい谷もあるんでしょうね。あそこらへんでお勧めの谷があったら教えてください。
いまだ、一水トンネルはこんな状況なんですね、なんてこと!!
千秋林道やヌタハラ林道の復旧を喜んでる身には、生活道路の一端を担っている熊野の道がいまだこんなことになっている現実が恥ずかしいですね。
そうですね、いたるところまだ手つかずの状態で、元に戻るにはまだまだ時間がかかりそうですね。
白見谷などはもう元に戻らないでしょうね。
この時期だと、川湯の仙人風呂がやってますね(^^)。テン泊で熊野沢めぐりもいいかなぁ?けど、熊野のと云っても山側は冷えるんで海側の沢がいいよなぁ。
私、温泉でのんびりがいいです(^^;
@シュークリーム@
Re: 南紀で沢+温泉三昧 1日目尾川川赤倉谷 2日目高田川栂谷
おはようございます、シュークリームさん。
今年最後の3連休。22日から赤岳展望荘が年末年始の営業に入るので八ヶ岳へと考えていたのだが、22日の低気圧通過後は強い寒気が入るという。おそらく八ヶ岳は暴風になるだろう。22日の熊野は朝のうちに雨雲が抜け、その後気温が上がりそう。今年はまだ湯の峰温泉に行ってないし、沢遊びがてら温泉でのんびりしてこよう。
山モード全開って感じで、はまってますねえ。
左岸から合流している枝谷を過ぎると倒木もなくなり、普通の沢の様相になってくる。しばらく歩くと滝が見えた。一ノ滝だ。何の変哲もない滝。右岸を巻いて進むとすぐに二ノ滝に出る。オオッ、高さ40mの見事なスラブ滝だ!こんな変哲もない沢に、こんな素晴らしい滝が隠れているとは。一挙にテンションが高まる。これを見ただけでも今日ここに来た甲斐があったというものだ。
このスラブ滝すごいですね。テンションも上がりますねえ。
しばらく見とれた後、左岸を巻く。巻き道にはテープがあるので、テープに導かれるままに進み、沢に戻る。すぐ上流には三ノ滝。オオッ、二ノ滝に比べて規模は小さいが、同じスラブ滝で、くねりながら下に落ちている様子が二ノ滝よりも優雅に見せている。これも見とれるような滝だ。きっと最近はあまり人が歩いていないのだろう。独り占めするにはもったいないほどの素晴らしい滝。
海岸からこれぐらいの距離でこんな光景があるんですねえ。
屋久島みたい・・・
岩の国、熊野ですねえ。
右俣に進む予定なのだが、中俣(本流)のナメも気になるので、まずは中俣のナメを偵察に行く。200mほどナメが続いた後、普通のゴーロ帯になる。今度また来ることになったら上流まで探検してみよう。もとの三俣に戻り、右俣に進む。ここも長いナメが続いた後、植林のゴーロ帯になる。
里が近いだけに植林帯でしょうね。
赤倉集落まで熊野古道が通っているはずなのだが、この先どうなっているのかわからないので、遠回りだが林道を下ることにする。途中も林道の橋が落ちて、掛け替えの工事中だった。熊野はどこへ行っても昨年の台風の傷跡がまだ生々しく残っている。
人口も減っている地域なので、復興もなかなか進んでないみたいですねえ。
この日の宿は湯の峰温泉にとってある。いつもお世話になっている民宿が満室で断られたので、泣く泣く初めての宿に予約したのだが、料理がおいしくて思いがけずいい宿だった。これからはこの宿を常宿にしようかな。温泉はもちろん素晴らしく3回も入ってしまった。やっぱ湯の峰温泉最高(^^)/
湯の峰は行ったことないんです。
一度行ってみたいと思っています。
わりばし
今年最後の3連休。22日から赤岳展望荘が年末年始の営業に入るので八ヶ岳へと考えていたのだが、22日の低気圧通過後は強い寒気が入るという。おそらく八ヶ岳は暴風になるだろう。22日の熊野は朝のうちに雨雲が抜け、その後気温が上がりそう。今年はまだ湯の峰温泉に行ってないし、沢遊びがてら温泉でのんびりしてこよう。
山モード全開って感じで、はまってますねえ。
左岸から合流している枝谷を過ぎると倒木もなくなり、普通の沢の様相になってくる。しばらく歩くと滝が見えた。一ノ滝だ。何の変哲もない滝。右岸を巻いて進むとすぐに二ノ滝に出る。オオッ、高さ40mの見事なスラブ滝だ!こんな変哲もない沢に、こんな素晴らしい滝が隠れているとは。一挙にテンションが高まる。これを見ただけでも今日ここに来た甲斐があったというものだ。
このスラブ滝すごいですね。テンションも上がりますねえ。
しばらく見とれた後、左岸を巻く。巻き道にはテープがあるので、テープに導かれるままに進み、沢に戻る。すぐ上流には三ノ滝。オオッ、二ノ滝に比べて規模は小さいが、同じスラブ滝で、くねりながら下に落ちている様子が二ノ滝よりも優雅に見せている。これも見とれるような滝だ。きっと最近はあまり人が歩いていないのだろう。独り占めするにはもったいないほどの素晴らしい滝。
海岸からこれぐらいの距離でこんな光景があるんですねえ。
屋久島みたい・・・
岩の国、熊野ですねえ。
右俣に進む予定なのだが、中俣(本流)のナメも気になるので、まずは中俣のナメを偵察に行く。200mほどナメが続いた後、普通のゴーロ帯になる。今度また来ることになったら上流まで探検してみよう。もとの三俣に戻り、右俣に進む。ここも長いナメが続いた後、植林のゴーロ帯になる。
里が近いだけに植林帯でしょうね。
赤倉集落まで熊野古道が通っているはずなのだが、この先どうなっているのかわからないので、遠回りだが林道を下ることにする。途中も林道の橋が落ちて、掛け替えの工事中だった。熊野はどこへ行っても昨年の台風の傷跡がまだ生々しく残っている。
人口も減っている地域なので、復興もなかなか進んでないみたいですねえ。
この日の宿は湯の峰温泉にとってある。いつもお世話になっている民宿が満室で断られたので、泣く泣く初めての宿に予約したのだが、料理がおいしくて思いがけずいい宿だった。これからはこの宿を常宿にしようかな。温泉はもちろん素晴らしく3回も入ってしまった。やっぱ湯の峰温泉最高(^^)/
湯の峰は行ったことないんです。
一度行ってみたいと思っています。
わりばし
Re: 南紀で沢+温泉三昧 1日目尾川川赤倉谷 2日目高田川栂谷
わりばしさん,おはようございます。
山モード全開って感じで、はまってますねえ。
ここ数年,こんな感じですね~(^^;
一旦はまると,とことん突き詰めないと気が済まない性格ですので,しばらく沢にはまりそうです. このスラブ滝すごいですね。テンションも上がりますねえ。
思いがけずこういうのに出会うとドッキリしてしまいます. 海岸からこれぐらいの距離でこんな光景があるんですねえ。
屋久島みたい・・・
岩の国、熊野ですねえ。
南紀はこういう規模の大きいスラブ滝が多いですね.おそらく地質的なものに起因すると思いますが. 里が近いだけに植林帯でしょうね。
南紀は林業が盛んで,ほとんど植林されていますね.
人口も減っている地域なので、復興もなかなか進んでないみたいですねえ。
とにかく崩壊しているところがあまりに多いので,できるところから順に手掛けている感じですね.
湯の峰は行ったことないんです。
一度行ってみたいと思っています。
そうですか,湯の峰は湯治場の雰囲気をそのまま残していて私が最も好きな温泉です.毎年少なくとも一回は行くことにしています.大阪や京都などからのリピーターが多いですね.毎月来ているという人も結構いますよ.お湯がとにかく素晴らしいです.民宿が多いので安く宿泊できるのも魅力ですね.今の風情をそのままなくさないように残していってもらいたいものです.
湯の峰温泉の宣伝になっちゃた
ここ数年,こんな感じですね~(^^;
一旦はまると,とことん突き詰めないと気が済まない性格ですので,しばらく沢にはまりそうです. このスラブ滝すごいですね。テンションも上がりますねえ。
思いがけずこういうのに出会うとドッキリしてしまいます. 海岸からこれぐらいの距離でこんな光景があるんですねえ。
屋久島みたい・・・
岩の国、熊野ですねえ。
南紀はこういう規模の大きいスラブ滝が多いですね.おそらく地質的なものに起因すると思いますが. 里が近いだけに植林帯でしょうね。
南紀は林業が盛んで,ほとんど植林されていますね.
人口も減っている地域なので、復興もなかなか進んでないみたいですねえ。
とにかく崩壊しているところがあまりに多いので,できるところから順に手掛けている感じですね.
湯の峰は行ったことないんです。
一度行ってみたいと思っています。
そうですか,湯の峰は湯治場の雰囲気をそのまま残していて私が最も好きな温泉です.毎年少なくとも一回は行くことにしています.大阪や京都などからのリピーターが多いですね.毎月来ているという人も結構いますよ.お湯がとにかく素晴らしいです.民宿が多いので安く宿泊できるのも魅力ですね.今の風情をそのままなくさないように残していってもらいたいものです.
湯の峰温泉の宣伝になっちゃた
@シュークリーム@