【鈴鹿】深雪と強風の竜ヶ岳
Posted: 2012年12月19日(水) 23:26
【山域】 鈴鹿 竜ヶ岳
【日付】 2012年12月16(日)
【コース】宇賀渓P8:15---9:00金山尾根取り付き---10:34裏道合流点---11:07竜ヶ岳---遠足尾根---14:40宇賀渓P
【メンバ】直登、キャッシー、kasaya
久しぶりに3人での山行となった。週前半の鈴鹿は真っ白だったが、前日の土曜日はかなり暖かく雨も降った。
下から見ると竜はまだ白いけどどのくらい雪が残っているのだろうと思いつつ宇賀渓に行く。少し遅れて到着した
友と顔を合わせてスノーシューは要るか?と相談。私は持ってきていないというキャッシ-の発言もあり、まあ
要らないだろうと軽アイゼンだけ持って出発する。宇賀渓のアーチをくぐるとすぐにおじさんがニコニコと出て
くる。登山届けをお願いします。アッ!入山料もと。なんだか朝明と同じ雰囲気だ。コースを記載しようとすると
ホタガ谷コースは道が5箇所崩れているので通行止めにしたとのこと。金山尾根経由と答えると、いいですねえ。
どんどん歩いて道を作ってくださいとうれしそうに言う。どうしてあそこは公開しないのかと聞くが、何でも
森林組合との間で話がつかないとのこと。何があるのかな。それはともかく気になるのは雪の状態で先日までは
腰まであったという。エッ!腰まで?。スノーシューを持ってこなくて大丈夫か?一瞬お互い顔を見合わせるが、
まあ昨日の雨でどのくらい溶けているかわかりませんけどと続く言葉に、何とかなるだろうとそのまま進むことに
した。
林道を行くと谷がずいぶん白い。あっちは雪があってどうして林道周りはないんだろうと不思議に思いつつ進んで
いく。遠足尾根の立派過ぎる分岐をやり過ごしてしばらく行けば金山尾根入り口に到着。公開していないから何の
表示もない場所。今はどの辺?と聞かれるのでGPSや地図で照合してお互い現在位置を確認する。
取り付きあたりから雪があるかと思ったが全然ない。歩きよい道を調子よく行く。以前に比べ整備が進んだ
ようで、赤テープが多い。以前間違えて蛇谷へ入りそうになった分岐はしっかりと通行止めがしてある。ところ
どころ猪が道を掘り返したような跡があるが道としては間違えようがないコース。いい道だねと直登氏がいう。
僕が選ぶコースはろくでもないところと思っているらしい。CA650を越えた辺りで休憩。止まるとさすがに寒い。
飴玉やチョコレートを補給する。
そこからすぐ上の尾根の合わさる辺りは緩やかに広がる地形であり、とても気分よい。こっちで休めばよかった
と声が上がる。確かに前もいいところと思った記憶があるが、来るまではなかなか思い出さないものだ。 ここからもいい道が続く。もう竜ヶ岳はしっかり見えている。頂上に続く道は白い線が書かれている。
どのくらいの積雪か?この金山尾根の終端は緩やかな起伏とともに道が消えうせ最後は藪を歩いてホタガ谷道に
合流する。今までのいい道がここで急に不明瞭になるのはいつも解せないが、この道を公開したくないという
思慮が働くのだろうか。 いずれにしても道に飛び出してびっくり。急に深雪となる。太腿辺りまで簡単に沈む。スノーシューを置いて
きて失敗かと思えどもしょうがない。とりあえずこれからの登りに備えアイゼンのみ装着する。これでいけるかな?ゆっくりと前に進むが、ズボッ、ズボッと入っていく。道の真ん中は雪が深いのだ。しかし笹藪との境は案外沈ま
ない。そこを外さないように進めば玉に深雪に突っ込みはすれどもそれほど苦労なく進むことが分かった。
以前降雪直後に登り深雪に苦しめられたことを思えばなんともない感じだ。それに今日は仲間もいる。気をよく
してどんどん進む。
笹薮の道でさえぎるものが何もないところに来ると風が強い。誰もヤッケを着ていないので大丈夫かとたずねるがOKとのことでそのまま進む。帽子が飛ばされそうで抑えながら行く。やっとのことで頂上着。強風のためか雪は
皆無。まともに立っていられない。ちょうど逆から登ってきた人に記念撮影を頼まれるが、カメラを構えたら風で
よろけてしまった。やってられません。東側斜面なら少しは風もないかと思ったがそこは吹き溜まりで休憩不適。
記念撮影もそこそこにわずか4分で下ることになる。 雪で滑りやすい斜面もアイゼンがよく効いてくれて助かる。スノーシューは結局なくても良かったなあ。
静が岳への分岐まで来ると前方から色の白い外国人がやってくる。どちらからと聞くと小牧との答え。その後ろ
からきれいな日本人女性といかにもハーフといった感じの目鼻立ちのはっきりした子供が続く。聞けば家族で
毎週のように登っているらしい。こんな雪で大変でしょうと問えば、大変だけど山がすごくきれいになるからとの
こと。鈴鹿の山も国際的になるかなあ。
ホタガ谷の分岐ヘ向かう道はちょっと急になっていて雪が深い。この辺りから遠足尾根経由の人に多く行きかう
ようになってきた。遠足尾根はすっかりメジャーになったようだ。なんだか釈迦に作られた中尾根のようだ。
ホタガ谷分岐に来ると登山口で警告しているせいかそちらからのトレースは一切なし。そのまま進んで風の来ない
陽だまりを見つけランチとする。みな各自で用意したものを食す。学生時代の仲間だったら皆、同じものを食べて
いたはずだが、個食の時代である。変わったもんだ。
ちなみに今日は鍋焼きの味噌煮込みうどんだ。しかしアルミの華奢な鍋は扱いにくい。これなら中身だけ取り出して
コッヘルで暖めたほうがずっとやりやすい。以前もそう思ってまた同じ失敗をしている。食後は少量ながら
ぜんざいを振舞う。皆で行くときはよく持参するやつだ。一人で食べてもあまりおいしくないが皆がいると
おいしいもんだ。ちょっと薄めすぎて甘味が足りなかったが。
さてと帰ろうか。遠足尾根はすこぶるいい道である。以前はこの辺りが笹薮で閉口したものだが今はすっかり
切り開かれている。難なく下っていくと雪解けの泥んこ道となる。なんだかいやらしいなあと思っていたら
キャッシーが足を滑らせてキャーッ!と叫ぶ。ザックは泥にまみれたが何とか本人は無事だったようだ。
こういう道では誰かがやらかすだろう。
遠足尾根から宇賀渓に下る分岐はすぐにやってきた。ちょっとあっけないのでここで風を避けてティータイム。
山専ボトルのお湯はまだ熱いぐらいだ。道はここで曲がるがホントの遠足尾根はまだまだ続くよと誘ってみるが
どうも二人と乗り気ではなさそう。仕方がない、このまま道を下ろう。植林のあまり面白いとはいえない中を
下っていくと朝見た立派な分岐に飛び出した。
時間は2時30分のを廻ったばかり。ちょっとあっけなかったかなあといった感じだが雪山はこんなものでも
いいのかも。下山届けを出して早い帰宅となった。
Kasaya
【日付】 2012年12月16(日)
【コース】宇賀渓P8:15---9:00金山尾根取り付き---10:34裏道合流点---11:07竜ヶ岳---遠足尾根---14:40宇賀渓P
【メンバ】直登、キャッシー、kasaya
久しぶりに3人での山行となった。週前半の鈴鹿は真っ白だったが、前日の土曜日はかなり暖かく雨も降った。
下から見ると竜はまだ白いけどどのくらい雪が残っているのだろうと思いつつ宇賀渓に行く。少し遅れて到着した
友と顔を合わせてスノーシューは要るか?と相談。私は持ってきていないというキャッシ-の発言もあり、まあ
要らないだろうと軽アイゼンだけ持って出発する。宇賀渓のアーチをくぐるとすぐにおじさんがニコニコと出て
くる。登山届けをお願いします。アッ!入山料もと。なんだか朝明と同じ雰囲気だ。コースを記載しようとすると
ホタガ谷コースは道が5箇所崩れているので通行止めにしたとのこと。金山尾根経由と答えると、いいですねえ。
どんどん歩いて道を作ってくださいとうれしそうに言う。どうしてあそこは公開しないのかと聞くが、何でも
森林組合との間で話がつかないとのこと。何があるのかな。それはともかく気になるのは雪の状態で先日までは
腰まであったという。エッ!腰まで?。スノーシューを持ってこなくて大丈夫か?一瞬お互い顔を見合わせるが、
まあ昨日の雨でどのくらい溶けているかわかりませんけどと続く言葉に、何とかなるだろうとそのまま進むことに
した。
林道を行くと谷がずいぶん白い。あっちは雪があってどうして林道周りはないんだろうと不思議に思いつつ進んで
いく。遠足尾根の立派過ぎる分岐をやり過ごしてしばらく行けば金山尾根入り口に到着。公開していないから何の
表示もない場所。今はどの辺?と聞かれるのでGPSや地図で照合してお互い現在位置を確認する。
取り付きあたりから雪があるかと思ったが全然ない。歩きよい道を調子よく行く。以前に比べ整備が進んだ
ようで、赤テープが多い。以前間違えて蛇谷へ入りそうになった分岐はしっかりと通行止めがしてある。ところ
どころ猪が道を掘り返したような跡があるが道としては間違えようがないコース。いい道だねと直登氏がいう。
僕が選ぶコースはろくでもないところと思っているらしい。CA650を越えた辺りで休憩。止まるとさすがに寒い。
飴玉やチョコレートを補給する。
そこからすぐ上の尾根の合わさる辺りは緩やかに広がる地形であり、とても気分よい。こっちで休めばよかった
と声が上がる。確かに前もいいところと思った記憶があるが、来るまではなかなか思い出さないものだ。 ここからもいい道が続く。もう竜ヶ岳はしっかり見えている。頂上に続く道は白い線が書かれている。
どのくらいの積雪か?この金山尾根の終端は緩やかな起伏とともに道が消えうせ最後は藪を歩いてホタガ谷道に
合流する。今までのいい道がここで急に不明瞭になるのはいつも解せないが、この道を公開したくないという
思慮が働くのだろうか。 いずれにしても道に飛び出してびっくり。急に深雪となる。太腿辺りまで簡単に沈む。スノーシューを置いて
きて失敗かと思えどもしょうがない。とりあえずこれからの登りに備えアイゼンのみ装着する。これでいけるかな?ゆっくりと前に進むが、ズボッ、ズボッと入っていく。道の真ん中は雪が深いのだ。しかし笹藪との境は案外沈ま
ない。そこを外さないように進めば玉に深雪に突っ込みはすれどもそれほど苦労なく進むことが分かった。
以前降雪直後に登り深雪に苦しめられたことを思えばなんともない感じだ。それに今日は仲間もいる。気をよく
してどんどん進む。
笹薮の道でさえぎるものが何もないところに来ると風が強い。誰もヤッケを着ていないので大丈夫かとたずねるがOKとのことでそのまま進む。帽子が飛ばされそうで抑えながら行く。やっとのことで頂上着。強風のためか雪は
皆無。まともに立っていられない。ちょうど逆から登ってきた人に記念撮影を頼まれるが、カメラを構えたら風で
よろけてしまった。やってられません。東側斜面なら少しは風もないかと思ったがそこは吹き溜まりで休憩不適。
記念撮影もそこそこにわずか4分で下ることになる。 雪で滑りやすい斜面もアイゼンがよく効いてくれて助かる。スノーシューは結局なくても良かったなあ。
静が岳への分岐まで来ると前方から色の白い外国人がやってくる。どちらからと聞くと小牧との答え。その後ろ
からきれいな日本人女性といかにもハーフといった感じの目鼻立ちのはっきりした子供が続く。聞けば家族で
毎週のように登っているらしい。こんな雪で大変でしょうと問えば、大変だけど山がすごくきれいになるからとの
こと。鈴鹿の山も国際的になるかなあ。
ホタガ谷の分岐ヘ向かう道はちょっと急になっていて雪が深い。この辺りから遠足尾根経由の人に多く行きかう
ようになってきた。遠足尾根はすっかりメジャーになったようだ。なんだか釈迦に作られた中尾根のようだ。
ホタガ谷分岐に来ると登山口で警告しているせいかそちらからのトレースは一切なし。そのまま進んで風の来ない
陽だまりを見つけランチとする。みな各自で用意したものを食す。学生時代の仲間だったら皆、同じものを食べて
いたはずだが、個食の時代である。変わったもんだ。
ちなみに今日は鍋焼きの味噌煮込みうどんだ。しかしアルミの華奢な鍋は扱いにくい。これなら中身だけ取り出して
コッヘルで暖めたほうがずっとやりやすい。以前もそう思ってまた同じ失敗をしている。食後は少量ながら
ぜんざいを振舞う。皆で行くときはよく持参するやつだ。一人で食べてもあまりおいしくないが皆がいると
おいしいもんだ。ちょっと薄めすぎて甘味が足りなかったが。
さてと帰ろうか。遠足尾根はすこぶるいい道である。以前はこの辺りが笹薮で閉口したものだが今はすっかり
切り開かれている。難なく下っていくと雪解けの泥んこ道となる。なんだかいやらしいなあと思っていたら
キャッシーが足を滑らせてキャーッ!と叫ぶ。ザックは泥にまみれたが何とか本人は無事だったようだ。
こういう道では誰かがやらかすだろう。
遠足尾根から宇賀渓に下る分岐はすぐにやってきた。ちょっとあっけないのでここで風を避けてティータイム。
山専ボトルのお湯はまだ熱いぐらいだ。道はここで曲がるがホントの遠足尾根はまだまだ続くよと誘ってみるが
どうも二人と乗り気ではなさそう。仕方がない、このまま道を下ろう。植林のあまり面白いとはいえない中を
下っていくと朝見た立派な分岐に飛び出した。
時間は2時30分のを廻ったばかり。ちょっとあっけなかったかなあといった感じだが雪山はこんなものでも
いいのかも。下山届けを出して早い帰宅となった。
Kasaya
【メンバ】直登、キャッシー、kasaya