【台高】トガサワラ見聞録
Posted: 2012年12月07日(金) 08:48
【日付】2012年12月2日(日)
【山域】台高中部 馬ノ鞍峰
【メンバー】単独
【天候】晴後曇
【ルート】三ノ公出合7:43~P93310:06~P107411:14~三ノ公分岐12:05~馬ノ鞍峰12:51~三ノ公分岐13:14~明神滝14:16~三ノ公登山口14:16
台高山脈の馬ノ鞍峰からから西へ伸びている三ノ公川と北股川の間の尾根にトガサワラ原生林がある。いつも三ノ公橋を渡るときに地形図に記されているトガサワラ原生林が気になっていた。漢字では栂(つが)椹(さわら)と書き、一見、モミに似た針葉樹で素人には区別がつかない。R169から大迫ダムに沿って入の波温泉を通り、栃谷で筏場を右に分け、三ノ公出合から三ノ公川に沿って進むと登山口だ。ここに自転車をデポして三ノ公出合まで戻り、回転場の邪魔にならない所に路駐した。
橋のたもとの踏み跡から木の間に分け入る。濡れた岩が目の前に立ちふさがり、登り易そうな所を、濡れ落ち葉で滑らないように四つん這いで登る。岩の上からは急坂だが登りやすい広葉樹の稜線が続き、ぜーぜー、はーはー云いながら登る。トガサワラと思しき大木が現れ始めるが、幹の肌や葉っぱを見てもモミとの区別が判らなかった。この木が生きた化石植物だとはとても想像できない一般的な木だ。途中の岩稜で振り返ると薄く雪化粧した伯母ヶ峰が見えていた。Ca850辺りで左右から来た枝尾根と合流し、大岩壁の右を巻いて残雪が現れ始めた落葉樹林の尾根を登り続ける。登り始めて1時間半ほどで三角点のあるP993ピーク(村立山)だ。アップダウンしながら稜線を進むと大きな岩稜が通せんぼだ。左は切れ落ちているが右に段差があり、ここを回り込むと岩稜の上に出られる。標高1000メートルに近づくと稜線は白くなり、滑らないように注意して進み、急坂を登るとP1074ピークだ。次のピークCa1070で尾根の方向が北から東になり、西南には大峰の峰々、西北には白髭岳が望めた。この辺りは急坂のヤセ尾根が続き、雪のついた下り尾根をこわごわ滑らないように下った。 Ca1070から三ノ公分岐手前の鞍部まで北側が切れ落ちた急なヤセ尾根が続き、雪がつくと厄介な所だ。三ノ公分岐からはっきりした踏み跡とテープも頻繁に現れ、安心して歩ける道が続く。ヒメシャラ林もある美しい尾根道を南に大台ケ原を樹間から垣間見ながら登ると馬ノ鞍峰だ。文字通り馬の鞍のような平地のないピークだ。先程の分岐まで戻り、落ち葉と薄雪で滑り易い急斜面をテープ目印通りにジグザグに下る。沢の源頭から少し下ると平地があり、ここがカクシ平だ。三之公行宮址を過ぎ、左下に小滝を眺めながら急坂を下ってしばらく進むと明神滝分岐だ。5分ほど下ると滝壷だ。近くで見るとなかなか豪快だ。ここから整備された遊歩道となり、30分ほどで三ノ公登山口だ。ここで自転車をゲット、下り坂ばかりではないが歩けば1時間弱かかる道を約20分で路駐場所だ。車で走り出してからポツリときた雨にほっとしながら順調に帰阪した。
トガサワラ原生林を間近に見て、モミに似た針葉樹のことだと判り、長年の疑問が解消した。三ノ公出合から馬ノ鞍峰までの稜線には薄い踏み跡があり、ブッシュや危険な所もなく、台高の稜線らしい静かな雰囲気が楽しめるルートです。 Amagami
【山域】台高中部 馬ノ鞍峰
【メンバー】単独
【天候】晴後曇
【ルート】三ノ公出合7:43~P93310:06~P107411:14~三ノ公分岐12:05~馬ノ鞍峰12:51~三ノ公分岐13:14~明神滝14:16~三ノ公登山口14:16
台高山脈の馬ノ鞍峰からから西へ伸びている三ノ公川と北股川の間の尾根にトガサワラ原生林がある。いつも三ノ公橋を渡るときに地形図に記されているトガサワラ原生林が気になっていた。漢字では栂(つが)椹(さわら)と書き、一見、モミに似た針葉樹で素人には区別がつかない。R169から大迫ダムに沿って入の波温泉を通り、栃谷で筏場を右に分け、三ノ公出合から三ノ公川に沿って進むと登山口だ。ここに自転車をデポして三ノ公出合まで戻り、回転場の邪魔にならない所に路駐した。
橋のたもとの踏み跡から木の間に分け入る。濡れた岩が目の前に立ちふさがり、登り易そうな所を、濡れ落ち葉で滑らないように四つん這いで登る。岩の上からは急坂だが登りやすい広葉樹の稜線が続き、ぜーぜー、はーはー云いながら登る。トガサワラと思しき大木が現れ始めるが、幹の肌や葉っぱを見てもモミとの区別が判らなかった。この木が生きた化石植物だとはとても想像できない一般的な木だ。途中の岩稜で振り返ると薄く雪化粧した伯母ヶ峰が見えていた。Ca850辺りで左右から来た枝尾根と合流し、大岩壁の右を巻いて残雪が現れ始めた落葉樹林の尾根を登り続ける。登り始めて1時間半ほどで三角点のあるP993ピーク(村立山)だ。アップダウンしながら稜線を進むと大きな岩稜が通せんぼだ。左は切れ落ちているが右に段差があり、ここを回り込むと岩稜の上に出られる。標高1000メートルに近づくと稜線は白くなり、滑らないように注意して進み、急坂を登るとP1074ピークだ。次のピークCa1070で尾根の方向が北から東になり、西南には大峰の峰々、西北には白髭岳が望めた。この辺りは急坂のヤセ尾根が続き、雪のついた下り尾根をこわごわ滑らないように下った。 Ca1070から三ノ公分岐手前の鞍部まで北側が切れ落ちた急なヤセ尾根が続き、雪がつくと厄介な所だ。三ノ公分岐からはっきりした踏み跡とテープも頻繁に現れ、安心して歩ける道が続く。ヒメシャラ林もある美しい尾根道を南に大台ケ原を樹間から垣間見ながら登ると馬ノ鞍峰だ。文字通り馬の鞍のような平地のないピークだ。先程の分岐まで戻り、落ち葉と薄雪で滑り易い急斜面をテープ目印通りにジグザグに下る。沢の源頭から少し下ると平地があり、ここがカクシ平だ。三之公行宮址を過ぎ、左下に小滝を眺めながら急坂を下ってしばらく進むと明神滝分岐だ。5分ほど下ると滝壷だ。近くで見るとなかなか豪快だ。ここから整備された遊歩道となり、30分ほどで三ノ公登山口だ。ここで自転車をゲット、下り坂ばかりではないが歩けば1時間弱かかる道を約20分で路駐場所だ。車で走り出してからポツリときた雨にほっとしながら順調に帰阪した。
トガサワラ原生林を間近に見て、モミに似た針葉樹のことだと判り、長年の疑問が解消した。三ノ公出合から馬ノ鞍峰までの稜線には薄い踏み跡があり、ブッシュや危険な所もなく、台高の稜線らしい静かな雰囲気が楽しめるルートです。 Amagami
台高山脈の馬ノ鞍峰からから西へ伸びている三ノ公川と北股川の間の尾根にトガサワラ原生林がある。いつも三ノ公橋を渡るときに地形図に記されているトガサワラ原生林が気になっていた。