【台高】今季最後の紅葉サンポ・絵馬小屋谷。
Posted: 2012年11月22日(木) 22:33
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【 日 付 】2012年11月18日
【 山 域 】台高東部 絵(江)馬小屋谷
【メンバー】びぃ zipp
【 天 候 】曇天
【 ルート 】《江馬小屋谷林道~廊下手前で折り返し~七万石滝~モジマイ滝~駐車地》
08:00 江馬小屋林道終点--- 08:15~08:30 行合--- 09:10~09:20 二俣手前--- 09:50 極度に谷が狭まるナメ滝(折返し)--- 10:10 七万石谷(仮名)--- 11:10~13:10 滝上(昼食)--- 13:30~13:45 モジマイ滝(左俣谷)--- 13:55 二俣--- 14:20~14:25 観音滝--- 14:50~15:00 行合--- 15:15 駐車地
予想外の時雨降るなか車を走らせ、江馬小屋谷林道終点。すでに並列駐車した車が一台あり、回転地を残してどうやって停めようかと頭を悩ます。(この駐車地は縦列駐車でお願いしま~す!)。
時雨はやんだが、出合風景がまた何か寂しくなったと感じ不思議に思っていたら、宙に浮いていた鉄橋が無くなってしまっていた。やっぱり鉄橋だけに撤去した!?
炭焼き道を通って行合。沢装束の人が三脚にカメラを据えている。「生憎の天気ですね~、通らせてもらいますね」と挨拶したはいいが、行合の中ほどで砂利が掘られ、長靴・靴下を脱ぐ羽目に。そういえば、わりばしさんも脱いだとレポしていたっけ。もたもたして行合を抜けた。
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谷は、両岸からの黄葉で埋まっている。天気がもっと良ければと思うもののこればかりは如何し難し。
枝谷に掛る夫婦滝前通って、岩を攀じたりして左岸の炭焼き道を進む。観音滝、シバゴヤ滝が岸壁の紅葉の中を落ちるのを見つつ。
五所ヶ滝も巻いて、休憩しようと谷に降りると、水鳥が叫び声を挙げ飛び立った、オシドリだ。オシドリがいた淀んだ淵には、沢山の落ち葉が色とりどりに一面に浮かんでいる。
二俣の窯跡からは、谷中を石飛びづたいで遡っていく。
今日の目的の一つは、さらに上流部にある右岸炭焼き道を見つけること。3段18mの滝を巻き、石谷滝手前に通じていたそうだ。
七万石滝のかかる枝谷から先、右岸を注意しながら進む。右から枝谷が入って、3m程の滝。そして大きな丸い淵の先に、急激に谷幅が狭まって小さな斜瀑を掛けた場所。ここまでの何処かに、山腹を巻く炭焼き道の入口があったはずだが、それらしきものは見つからない。そもそも右岸を登れる箇所はそう多くはない。岩壁以外は、ガレ地が三ヵ所あるのみだ。復路、もっとも道がありそうなガレ場を登ってみる。苔の生えた大岩さへ足を置けば動いてしまう。落石に注意しながらしばらく登るが、上部は新たな削石のガレに岩峰。きょうは無理する気はなく、炭焼き道を見つけるのは諦めて谷に降りた。
帰路は滝を巡りながら帰ろう。
まずは、この5月にも入った七万石滝。左俣先の本流右岸にある枝谷に掛る滝だ。
【台高】江馬小屋枝谷の大滝とナンノキ平崩壊地。
当時、無名の大滝としていたが、松坂山岳会の「奥香肌渓谷踏査報告書」(1964年)には、「七万石滝」と記されている。ただし、この報告書の絵馬小屋谷の踏査隊は、左俣にかかるモジマイ滝を本流から見て12mとし、七万石滝に関しては、「七万石滝着」とは書いてはいるが、滝の高さを10mとしている。たぶん、本滝を見ずに下部の滝を下から見て報告しているのだと思う。
ちなみに五所ヶ滝下枝谷に掛る滝を、山高地図では「モジマエ滝」としているが、上記報告書は、「シバゴヤ滝」としている。
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出合から岩の詰まった傾斜の強い谷。左岸から取りつき右岸に渡り、高い岩壁下のザレ地を登り易そうなところを選んで登ると、前衛の8m滝に七万石滝の滝飛沫が見えだす。この滝は下流側からでは、全貌をうかがいしれない滝なのだ。滝しぶきを浴びて滝下を渡渉し、今まで辿った谷筋から90度角度を変えて最下段の正面に立ってやっと滝姿が拝める滝だ。
それとて、ここから見える一段目は90度角度を変えて二段目、二段目は滝壺を持ち、二筋の長瀑の滝となって落ちている。見える範囲でも30mは越えようかという滝である。
今回はこの滝を巻きあがる。前回に来たときに簡単に巻けそうだと感じていたのである。
滝は高い岩壁に囲まれていて、唯一滝の正面側が登れるところ。灌木を頼りに登って、安全なところを選んでいくと、どんどん右方向にに追いやられてしまう。いつの間にか本谷に直接落ちる尾根に乗ってしまい、尾根先にはどう見ても取りつきようのない一枚壁が正面に立っているのが見え、斜面を左に灌木を頼りに厭らしいトラバース。
すると、左下には穏やかな渓相が見え、随分高巻してしまったものだと、また巻き終えたと安堵した。そうして斜面を降りはじめた時、目の前に現れたのは、10m以上の滝だった。
斜め上から見ているが、どうもしようも登れない滝であることは一目瞭然である。
七万石滝上にさらに滝があるなどとは、一切思っても見なかった。七万石滝滝口は、谷上部を何度か歩いていて目にしていた滝口だと思っていたのだ。
右岸は相変わらず高い岩壁。左岸も岸壁が蔽うが、一ヵ所岸壁が90度に折れたところがあり、ここのみ6m程の高さ。近づいてみると膝が入るほどのクラックが右側の岩壁には縦に走っている。
取り付くことも考えたが、やっぱ、安全第一(ってすでにヤバイことしてるのだけど(^^;)。先ほどの尾根に戻って弱点を探り、無ければ巻道を戻ることを選択した。
尾根に戻ると、正面には岩壁が立ち塞がっているが、右に回り込めば灌木も生える大きな岩の切れ目があり助かった。
少しの登りで、見覚えのある958標高点のある本尾根に達して、穏やかな滝上の谷に降り立った。ヤレヤレである。
谷にに降りてシートを広げる。今日の強風も上空の梢の唸りが聞こえるだけだ。
フライパンで焼き豚を温め、ワインを開ける。
びぃちゃんは「じゃがりこ(サラダ)」をお湯で練り始めた。ポテトサラダを作る実験だと。…出来は上々、けどこれだけで食べるには、物足らないかな?
そしてメインは、すきやき。美味しゅうございました。最後にうどんを入れて、お腹がちくひ(^^;。
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昼食後は、痕跡がほとんど消えかけているを道を辿って右岸尾根にのる。co820m、ここが本日の最大標高点である。
ここからは、斜面を左俣の谷、モジマイ滝へとどんぴしゃで降り立つ。
モジマイ滝は、二段(上部僅かなナメも入れれば三段)の25m程の滝。上部は岩を舐めるように落ち、途中で滝身をくねらせて洞窟状の岩の中に落ちる(この優美な流れが、「文字舞」の語源だろうか?)。二段目は直瀑の10m程の滝だ。下流からも上流からも全容を見ることができない滝。岩のバンドを辿り、上段の洞窟状の滝下に行くことはできるのであるが。
炭焼き道を通って二俣。今回は五所ヶ滝、シバゴヤ(柴小屋)滝は、パスだ。五所ヶ滝を巻いて谷に降り立った。さらに大岩にをつたって谷を降りて行く。
右岸枝谷の観音滝。なんと、こんなところにも三脚を持ち込んだカメラ屋さんがいてびっくり!!長靴を履いた二人組だ。こんなに江馬小屋谷って、有名だったっろうか?
肝心の観音滝は、紅葉が滝を引き立て、ちょうどいい時期に来たようだ。
あとは、また行合いで裸足になり渡渉し、駐車地に戻ってコーヒーブレイク(^^)。
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絵馬小屋谷