【台高】布引谷から紅葉の迷い池・迷岳周遊。
Posted: 2012年11月10日(土) 22:31
迷い池、船窪地形が連続し、尾根のたたずまいと相まってブナ・カエデなど二次林の紅黄葉がきれいなところ。また、布引滝の全景を目にすることもできるルートでもある。
朝だと布引滝が逆光気味になり、ルートを時計回りか反時計回りでとるかと悩むところだが、迷い池の紅葉優先で、反時計回りのルートとした。
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【 日 付 】2012年11月03日
【 山 域 】台高東部 迷岳 布引滝 迷い池
【メンバー】びぃ zipp
【 天 候 】晴天 風寒し。
【 ルート 】《布引谷林道~布引滝展望地~迷い池~迷岳~布引滝》
07:45 布引滝林道終点--- 08:40 「タ山」分岐--- 09:30~09:40 展望岩--- 10:00~10:10 尾根--- 10:30 布引山--- 11:40~13:50 迷い大池--- 14:30 迷岳--- 15:25~15:40 布引滝一段目下--- 16:15「タ山」分岐--- 17:10 駐車地
登山口は、布引谷林道終点とした。ダム湖奥の水道取水施設が昨年の豪雨で被害を蒙ったと聞いていたので、その現場を見てみたかったのだ。
林道終点で準備をしていると、軽トラが止まってオッチャンが取水施設の扉を開けて歩道に入って行く。出発しようてしていると、また一台、今度は若者だ。
話を聞くと、どうも崩落現場の作業者がここから現場に向かうようだ。ここに車を止めても邪魔にはならないということなので、扉横から歩道に入って出発(取水施設歩道以外に山道もあったのだが、林道建設で寸断されてしまった)。
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961峰の紅葉の始まった山肌を見ながら歩道を行くと、ダム湖に落ちるきれいな滝があったところは、岩で埋め尽くされ、岩のころがるガラガラの斜面となっている。滝口の取水施設のコンクリート製の堤防も無くなっていた。
右岸尾根・536標高点近くから崩壊し、布引谷に流れ落ちたようだ。布引谷に砂防を作るための作業道建設がこの崩壊をもたらしたと云ってもいいだろう。
ダンダラ滝からのゴルジュは、今も無事だ。ダンダラ滝を巻いて、次の滝はジンジ草咲く右岸をロープで登る。
右岸の嵓と布引谷に挟まれた大岩転がる窯跡から、「布引谷登山道」に這い上がった。
しばらく行くと大崩壊地だが、ここもさらに崩壊している。崩壊地を横断する道型は消えてしまっているばかりか、頭上を見れば不安定そうな大岩が多く、さらに崩壊が起こりそうな気配だ。
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「タ山」へ道を辿り、布引谷。こちらの道も新たに崩壊している箇所がある。
谷を渡渉して、しばらく登れば伐採跡の布引滝の好展望地だ。滝周りも良く紅葉しているが、逆光気味&陽の光が強すぎてうまく写真に収まらない。しかし、布引の長瀑は何時みてもきれいな姿だ。
いつものミズナラ・モミジ生える展望岩に登るも、こちらの木々はまだ青々していた。
961峰南のコルに登り、ここから尾根を辿るのだが、北風が冷たい。まるで雪山を吹き渡ってきた風のように。
ヤブ山の1071m布引山を越え登り上がると、この尾根の特徴である船窪地形がはじまる。このあたりはウリハダカエデが多く、鮮やかな朱色に紅葉している。
第一次船窪地形を越えて、1195標高点への急登に差し掛かるとブナの大木も出てくる。1195周辺は、この尾根ではブナが多いところだ。このあたりのブナの黄葉は黄金色というより赤みを帯びた赤銅色だ。今年の黄葉は、ほかの樹種も赤みを持った葉が多いような気がする。
ここから、尾根を二重三重に複雑な船窪地形がはじまる。紅葉した二次林と地形の妙が興味深い風景を奏でていく。
凹地を彷徨う。迷い池2の細長い船窪を歩き、隣の丸い船窪の迷い池と渡り歩く。途中、大台ケ原方面の展望地に寄って、迷い大池の近くの窯跡窪地でシートを広げた。
湯がいたサトイモや焼き豚を炒めてあわわの肴。さらに沢山持ってきたキャベツに焼き豚を炒めて食して第一段終了。第二段は藤原製麺の棒ラーメン、野菜に焼き豚に煮卵入りだ。少々お腹がつらくなって、最後はコーヒーで〆て、ランチ終了。やっぱ、2時間ランチになってしまうのである(^^;;。
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トラバースして主稜線のコル。ここも気持ちの良い二重山稜だ。主稜線はすでに木々は葉を落としてしまったかと思っていたが、まだ十分に紅葉が楽しめる。
迷岳山頂に着くと、こんな時間だが登山者が独り。厚く積もったカサコソ鳴る落ち葉の上で小休止だ。
久しぶりに通る布引谷道。唐谷道分岐からは、沢山のマーキングがありびっくりしたが、そのマーキングもすぐに少なくなる。
1021を右手に降りて、山ノ神。そのすぐ下が布引滝の滝口だ。初めて、今回は布引滝一段目下に寄っておこうと道をそれるが、予想していたより厳しいところだ。寄り道はピストンだし、ロープを持ってくればよかった。
左岸の黄葉が盛りで、おいでおいでしているが、滝下・滝口の岩はぬめってそう。
右岸でコーヒータイムである。
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布引谷道は荒れている。植林の作業でもない限り補修されないだろう。
布引谷道は、エアリアで破線道だと思っていたのだが、帰ってから見ると迷岳山頂から山ノ神間のみだ、不思議な破線道。
平瀬橋からの道が合流する小屋の広場。ここから左手に降りて行くのが布引谷林道へ続いてた道だ。以前あったマーキングが外され、踏み跡も薄い。
途中、道をそれ、嵓中に入ってしまった。嵓を登りトラバースして、樹木越しに見えたのは、緑の谷???一瞬とんでもないところにいるのか?と思い、暫くなんなのかわからなかったが、崩落箇所の普請のようだ。
その後、子尾根を谷に降り、無事駐車地へ。
布引谷道は、以前の補修もされていない上に、大崩落地、布引滝の巻道等が荒れていて、注意が必要。最近のエアリアにも書かれていないところを見ると。ここに「登山道」があったことを知っている人は、少ないんだろうけど。
ダム湖に落ちるきれいな滝があったところは、岩で埋め尽くされ、岩のころがるガラガラの斜面となっている。