【台高】アイゼン、ピッケル動員で錦秋のシャッポ山を登る
Posted: 2012年11月01日(木) 18:35
ここしばらく千石谷周辺を重点的に歩こうと思っている。先週の喜平小屋谷はその第一弾だが,次はシャッポ山にしようと思う。地形図を見ると奥の平谷出会いからシャッポ山に至る斜面には3か所等高線の混んだところがある。かなりの急斜面のようだが,どのようにして登ろうか。考えているうちにピッケルを使うことを思いついた。ついでにアイゼンも使ってみようか。なにも積雪期の山に使う道具と決まっているわけでもあるまい。ちょうど使われないまま押入れで眠っているひもで固定するタイプの12本爪アイゼンがある。これだったら沢靴にも付けられるかもしれない。前爪があれば岩のわずかなくぼみを利用して身体を持ちあげることも可能だ。これまでは登ることができなかった滝も登ることができるだろうし,沢登りの可能性が格段に広がるに違いない。
というわけで,アイゼンとピッケルを携えて,ワクワクして出かけた。
【 日 付 】2012年10月31日(水)
【 山 域 】台高
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】ヌタハラ橋手前駐車地 7:50 --- 8:00 奥の平谷出会い --- 9:30 P817 --- 10:55 千石山東尾根東端 --- 11:35 P1206 --- 12:30 千石山東峰 13:15 --- 14:20 喜平小屋谷出会い --- 15:50 ヌタハラ橋手前駐車地
ヌタハラ橋手前の路肩に車を止め,千石林道の車止めを越えたところから奥の平谷出会いに降りる。沢の水は少なめで,簡単に渡渉できた。アイゼンを装着する。久しぶりのアイゼン歩行の感覚だ。
まずは取り付きの急斜面。上の方に岩壁が見える。アイゼン,ピッケルの効果を知るために今日はできるだけ直登にこだわることにする。といっても,目の前の岩壁は直登できそうにない。右側にやや脆弱な部分があるので,トラバース気味に右に寄る。乗り越えられそうな岩の間をピッケルとアイゼンの前爪を聞かせて身体を持ちあげる。割と簡単に身体が浮いた。この装備であればよほどの急斜面でも滑落することはなさそうだ。ただ,ずっと前爪を効かせて登っているとすぐにふくらはぎが張ってくる。積雪期に向けてのアイゼン,ピッケルの訓練にもなりそうだ。 2番目の急斜面ではわざと岩のくぼみに前爪を引っ掛けて岩を乗り越えてみる。簡単に身体が持ち上がる感覚が気持ちいい。ただ,ピッケルは岩ではあまり効果がない。土の斜面だと,見事に効いて,アイゼンなしでもかなりの急斜面までいけそうだ。だんだんアイゼン歩行に慣れてくる。アイゼンの歯を引っ掛けて転倒しない限り,滑落することはあるまい。これは雪面でも同じことだが。
稜線直下の最後の急斜面を登っていると,左側からさらさらと何かが落ちる音が聞こえてくる。動物が斜面を歩いて土が落ちているのだろうか。この辺りがプーさんの縄張りであることを思い出し,笛を吹いたり,「ほー」という声をあげて,向こうにこちらの存在をお知らせしておく。結局,急斜面から水が落ちる音だった。この辺りすでに標高1000mくらいだと思うが,こんな所に滝があるとは思わなかった。
稜線直下の斜面は,zippさんいわくの山日和さん直登斜面だろう。確かに木がなくて,何も確保できるところがない斜面だが,今日の装備であればむしろ最も簡単に登ることができる斜面だ。ピッケルもアイゼンの爪もよく効いて快適に稜線に立つことができた。稜線上でアイゼンを脱ぐ。結局,アイゼンが必要だったのは最初と2番目の斜面の岩を乗り越える所だけで,あとはピッケルだけで十分に対処できるようだ。 稜線に乗ればあとは快適尾根歩き。ちょうどこの辺りが紅葉の盛りのようで,カエデやシロヤシオの葉が真っ赤に色づき,真っ青な空とのコントラストが素晴らしい。1206mピークにシャッポ山の標識あり。zippさんによればこの東側の1180mピークが本当のシャッポ山ではないかということだが,もう通りすぎてしまった。確かに昭文社の地図では1180mピークがシャッポ山になっている。 ここから千石山まではお散歩コースで,どちらを向いても素晴らしいシャッターチャンスだ。写真を撮るために何度も立ち止まる。右側正面にはヌタハラ谷右岸尾根の火事場あとが見える。あそこもそのうち登ってみよう。 千石山東峰で昼食にする。のんびりしようと思っていたのだが,風が意外に冷たくて,ダウンジャケットを着ていても身体が冷えてくる。鼻水も出始めたので,1時過ぎに切り上げる。この辺りはもう紅葉もおしまいのようだ。
笹ヶ峰まで行ってから喜平小屋谷出会いに降りようと思っていたのだが,今日はもう紅葉や山歩きは十分に堪能した。千石山東峰から北東に伸びる尾根を使って喜平小屋谷出会いに直接降りることにする。急斜面を下りていく。ところどころテープがあって,それなりに歩く人がいるようだ。シカ防止ネットの残骸などもあり,ヒトの生活の匂いがするところだ。1時間ほどで喜平小屋谷出会いにどんぴしゃで着地。
1時間半の長い林道歩きを経て,4時前に駐車地着。今日も楽しい山歩きだった。
今日の教訓:初めてのルートではピッケル必携のこと。
だんだん装備が増えていくな~(^_^;)
というわけで,アイゼンとピッケルを携えて,ワクワクして出かけた。
【 日 付 】2012年10月31日(水)
【 山 域 】台高
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】ヌタハラ橋手前駐車地 7:50 --- 8:00 奥の平谷出会い --- 9:30 P817 --- 10:55 千石山東尾根東端 --- 11:35 P1206 --- 12:30 千石山東峰 13:15 --- 14:20 喜平小屋谷出会い --- 15:50 ヌタハラ橋手前駐車地
ヌタハラ橋手前の路肩に車を止め,千石林道の車止めを越えたところから奥の平谷出会いに降りる。沢の水は少なめで,簡単に渡渉できた。アイゼンを装着する。久しぶりのアイゼン歩行の感覚だ。
まずは取り付きの急斜面。上の方に岩壁が見える。アイゼン,ピッケルの効果を知るために今日はできるだけ直登にこだわることにする。といっても,目の前の岩壁は直登できそうにない。右側にやや脆弱な部分があるので,トラバース気味に右に寄る。乗り越えられそうな岩の間をピッケルとアイゼンの前爪を聞かせて身体を持ちあげる。割と簡単に身体が浮いた。この装備であればよほどの急斜面でも滑落することはなさそうだ。ただ,ずっと前爪を効かせて登っているとすぐにふくらはぎが張ってくる。積雪期に向けてのアイゼン,ピッケルの訓練にもなりそうだ。 2番目の急斜面ではわざと岩のくぼみに前爪を引っ掛けて岩を乗り越えてみる。簡単に身体が持ち上がる感覚が気持ちいい。ただ,ピッケルは岩ではあまり効果がない。土の斜面だと,見事に効いて,アイゼンなしでもかなりの急斜面までいけそうだ。だんだんアイゼン歩行に慣れてくる。アイゼンの歯を引っ掛けて転倒しない限り,滑落することはあるまい。これは雪面でも同じことだが。
稜線直下の最後の急斜面を登っていると,左側からさらさらと何かが落ちる音が聞こえてくる。動物が斜面を歩いて土が落ちているのだろうか。この辺りがプーさんの縄張りであることを思い出し,笛を吹いたり,「ほー」という声をあげて,向こうにこちらの存在をお知らせしておく。結局,急斜面から水が落ちる音だった。この辺りすでに標高1000mくらいだと思うが,こんな所に滝があるとは思わなかった。
稜線直下の斜面は,zippさんいわくの山日和さん直登斜面だろう。確かに木がなくて,何も確保できるところがない斜面だが,今日の装備であればむしろ最も簡単に登ることができる斜面だ。ピッケルもアイゼンの爪もよく効いて快適に稜線に立つことができた。稜線上でアイゼンを脱ぐ。結局,アイゼンが必要だったのは最初と2番目の斜面の岩を乗り越える所だけで,あとはピッケルだけで十分に対処できるようだ。 稜線に乗ればあとは快適尾根歩き。ちょうどこの辺りが紅葉の盛りのようで,カエデやシロヤシオの葉が真っ赤に色づき,真っ青な空とのコントラストが素晴らしい。1206mピークにシャッポ山の標識あり。zippさんによればこの東側の1180mピークが本当のシャッポ山ではないかということだが,もう通りすぎてしまった。確かに昭文社の地図では1180mピークがシャッポ山になっている。 ここから千石山まではお散歩コースで,どちらを向いても素晴らしいシャッターチャンスだ。写真を撮るために何度も立ち止まる。右側正面にはヌタハラ谷右岸尾根の火事場あとが見える。あそこもそのうち登ってみよう。 千石山東峰で昼食にする。のんびりしようと思っていたのだが,風が意外に冷たくて,ダウンジャケットを着ていても身体が冷えてくる。鼻水も出始めたので,1時過ぎに切り上げる。この辺りはもう紅葉もおしまいのようだ。
笹ヶ峰まで行ってから喜平小屋谷出会いに降りようと思っていたのだが,今日はもう紅葉や山歩きは十分に堪能した。千石山東峰から北東に伸びる尾根を使って喜平小屋谷出会いに直接降りることにする。急斜面を下りていく。ところどころテープがあって,それなりに歩く人がいるようだ。シカ防止ネットの残骸などもあり,ヒトの生活の匂いがするところだ。1時間ほどで喜平小屋谷出会いにどんぴしゃで着地。
1時間半の長い林道歩きを経て,4時前に駐車地着。今日も楽しい山歩きだった。
今日の教訓:初めてのルートではピッケル必携のこと。
だんだん装備が増えていくな~(^_^;)
12本爪アイゼンがある。これだったら沢靴にも付けられるかもしれない。