【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

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越前
記事: 217
登録日時: 2012年5月16日(水) 15:43

【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 越前 »

【 日 付 】 10月21日(日)
【 山 域 】 白山
【メンバー】単独
【 天 候 】 晴れ
【 ルート 】 市ノ瀬(5:43)-(8:09)チブリ小屋-(9:16)別山-(10:20)三ノ峰/避難小屋(11:07)- (12:16)六本桧-(13:03)杉峠-(14:15)登山口- (14:31)自転車で市ノ瀬


広大な白山域は、その標高に応じた紅葉がかなり長い間楽しめる。
今回はその山域をホームグラウンドとする私のとっておき?となるコース。
【コース上の別山は、この二日後に初冠雪を迎えたと思われます。今後の参考にされる場合は留意ください。】


前回このコースを歩いた時は予定外のお昼寝(^^ゞもあってか市ノ瀬到着が 17:30 、十一時間半の長丁場となってしまった。最後の車道歩きが一番辛かったので、今回は杉峠登山口へ自転車をデポしておく作戦。しかし車の腹をこすりそうな悪路で車のスピードが出せず、デポ作業を含めたトータル時間は歩きとさほど変わらずだ。

手間取ってしまった自転車デポ作業の為、市ノ瀬出発はヘッデンの要らない時刻となってしまった。
別当出会へと向う車の流れを横目にチブリ尾根への車道を歩き始める。橋を渡って登山道歩きとなるがやはりヘッデンの出番は無かった。
そしてチブリ尾根の登山口へ。入山者カウント用センサーの前ではいつも何度か往復してやろうかと考えてしまう。

早朝の日の出前の時間、薄暗い、巨人たちの棲む森。只でさえ神々しさと言うか畏敬の念をいつも感じる、静まり返った紅葉前のチブリの森はチト怖かった・・・通過時間が遅れてかえってよかったのかな?
登山道に覆いかぶさっている巨人たちの一人、いつもの大カツラへ「また来たよ」と挨拶をする。

暗い時間に出発したであろう単独者を追い越した直後、後方から二人パーティの話し声が近づいてくる。これでたまにあるクモの糸払いをお願いできるのかと思っていたら話し声はそれ以上近づいては来ない・・・ちぇっ、そーいうことか。
後ろからの話し声にプッシュされ自分のペースを守りきれなかったようだ。休憩予定の白山展望所へは一瞬時計を疑うような時間で着いてしまった。
展望所から望む白山主峰部の上には雲もなく、ななめ後方からの朝日を浴びていた。
展望所から望む白山主峰部の上には雲もなく、ななめ後方からの朝日を浴びていた。
この辺まで来ると回りのブナの色づきも美しい。写真を撮っていると後続のふたりは挨拶をして先へと進む。後方から感じていた弱くもプレッシャーが無くなってほっとする。

西側へと伸びるチブリ尾根。その登山道へ日が差し込んでくるのはもっと先の時間となる。
しかしブナからダケカンバ帯へと標高が上っていくと、周りの山の斜面にもさんさんと日が差しているのが樹間から覗える。
今日のメインと考えていたチブリ小屋下のダケカンバの黄葉は、狙ったとおりの最高のタイミングだ!♪

うひひ、一人ほくそ笑む。
先週の白山は中宮道最上部『お花松原』へと下降した。これまたナナカマドの紅葉がタイミングばっちりで、行ったことはないが『涸沢』にも匹敵すると思われるほど。しかしカメラを忘れる大失態!! 涙を呑んで頼りない記憶だけに仕舞っておくしかなかった。
そのリベンジが果たせる、そう考えて当然の状況だったのだが・・・・。

ダケカンバ帯が始まる頃にはすぐ頭上を日光が走り時折まぶしさに目を細めて歩く局面も有ったのに、日に照らされればすばらしい色づきとなろう黄葉を見ながら高度を上げていくと、だんだんと登山道まわりの雰囲気が暗くなっていく?
山々の見通しが良くなってくると、照らし出されていた黄葉斜面が黒っぽく分断されていく。太陽の方向が見えると、なんと雲が!

なんで?ついさっき本峰の上には雲なんて無かったのに・・・。
笹原急斜面のビューポイントへと到着した。周囲の山肌の色はほとんどが黄色から暗い色合いへと変化してしまった。
あきらめきれずにしばらくは粘ってみたが先の行程は長い、進むしかなかった。

チブリ小屋へと到着すると、なんだ?やはり白山本峰には全く雲が無いが、別山上空だけには雲がかかっている。日頃の行いなのかな~?
小屋には昨夜泊まったという単独者がいて、昨日は夕日に映えてとても綺麗だったと聞くと余計にくやしい・・・・。
もっと光をー !!
もっと光をー !!
小屋から上部の登山道は急斜面につけられたつづれ折りだ。南竜からのパーティと次々とすれ違う。
登れば登るほど空は雲に覆われていく。ガスで下のチブリ小屋も見えなくなり、樹林の背丈も低くなりる頃から風も出てきた。
急登をこなして御舎利山ピークへ着くと冷たい強い風。鞍部でフリースを着込み手袋もつける。
もちろん全く展望はない。このガスが無ければ白山のこちら側全部の山小屋が確認でき、アルプスも素晴らしいのだが。

別山へと来ると、このまま雨でも降ってくるのではないかと心配するほどだったが、上空のガスの隙間から一瞬青空が覗いてほっとする。
別山平へと下りかかると古風なウッドステッキのおじいさん(失礼!)が登ってきた。
御手洗池には薄氷。ここからの半身を雲に隠した別山の姿もなかなかいいが、白山側から見る植生豊かな別山と同じ山とは信じがたい気がする。

三ノ峰へと向う途中、別山も登っておこうという単独やパーティで十数人ほどとすれ違う。ニッコウキスゲの時期と並んでもっとも登山者の多い季節だろう。気がつくと風も弱まり、周りも明るくなってきた。雲を抜けたというより雲が取れてきたようだ、最低鞍部で振り返った別山にはだいぶ雲はなくなり、何人もの登山者のいた三ノ峰へ到着すると完全に晴れていた。あ~あ、逆周りにすればよかったのか、チェ~ッ。

予定よりペースも早くまだお昼にはだいぶ前だが、小屋前の広場でおにぎりを食べるとしよう。周りにもたくさんの登山者。
あれ、持ってきたはずの味噌汁が無い。仕方ないのでペットボトルのお茶だけをジェットボイルで沸かしなおしておにぎりをかじる。
やっぱりカップラーメン置いてこなきゃよかったな~。それでもスティックコーヒーで人心地がつく。

さて食べたら我が福井県の最高所へと向おうかということで、小屋から三ノ峰反対側のピークへと登りはじめる。
白山は、石川県/岐阜県/福井県にまたがる大山脈と言われているが、残念ながらピークは別山を含む白山主峰部はおろか三ノ峰でさえ福井県には含まれてはいない。福井県のピークとしては三ノ峰ピークから避難小屋反対側、以前は打波の頭と呼ばれていたピークが、今では越前三ノ峰という名前で看板が三角点の横に設置されている。
雲がちだが大展望!<br />看板には  越前三ノ峰 標高2095m
雲がちだが大展望!
看板には  越前三ノ峰 標高2095m
笹に覆われた道は踏み外しやすいが、きちんと道をたどれば小屋から三分、踏み外したところで五分で到着だ。
看板からは大展望。銚子ヶ峰や願教寺山など近場の山ははっきりとわかるが、期待したアルプスまではとても無理。
紅葉ラインも千五百以下まで下っているようだが、標高千m福井の誇る山岳観光スポットの刈込池周りの樹海は、まだ青々としている。


さて、下山だ。何人かを追い越しまだ登ってくる人もいた。
下るにつれ紅葉が見事になっていく。
やはり日光の力が紅葉の魅力を最大限に引き出す。
やはり日光の力が紅葉の魅力を最大限に引き出す。
カメラストップばかりでなかなか進まない (^^ゞ
カメラストップばかりでなかなか進まない (^^ゞ
ようやく分岐の六本桧へとたどり着いた。
ネットでこの秋口に逆コースを歩いたという記録によると、ここから杉峠さらに今回自転車のデポしてある登山口まではかなりの藪漕ぎを強いられたらしい。そういえば前回歩いてから四年も経っている、相当道も荒れてしまったのだろう。

が、覚悟を決めていざ杉峠へと歩き出してみると意外としっかりした道だ。
そういえば刈り払いの跡が見て取れる。しかも葉っぱは枯れているが茎にはまだ青みも残っている。
らっきー♪♪ 紅葉シーズンを前に登山道整備が行われたばかりらしい。

おかげで二時間はかかるとみていたが、紅葉を楽しみながら一時間もかからずに杉峠へと到着。
反対の赤兎から来たというふたりが分岐の標識で休んでいた。ここまでの道は荒れていたらしい。
となると・・・またまたらっきー、整備は私の下山予定の方へと続いていた。

ここで午後一時。峠に向かっていた時にはあまりの早い時間に、赤兎経由の下山も頭をよぎったが荒れた道と聞いたらやっぱりや~めた。
下山するにつれ、ブナ林は少しずつ紅葉から青みを増して行く。
展望はないに等しい樹林帯歩きだが、途中に白山展望所・別山展望所として二箇所の刈り払われた場所があった。

そして我が愛車(自転車)の待つ登山口へと着いた。自転車にまたがりガタガタ道を車よりも早く下っていく。
三つ谷分岐には登山者の車なのだろうが何台かの駐車車両。驚いたことにその中にタクシーが二台いて、下山してくるお客さんを待っているのだという。へっ?ここから歩いても市ノ瀬まで三十分ちょいなのに、タクシー?ん~~・・・・・。

ガタガタ林道を下りきると、あとは市ノ瀬までの快適な舗装路を自転車で上るだけだ。
カーブを曲がると学生さんらしき数人が、見たこともない長めのローラーで遊んでいるように見えた。
これって何んなのと聞くと「くろかんすきー」だと言う・・・?

なんじゃそりゃと思ったまま彼らから離れたが、後から追ってくるローラー音でその正体がわかった。
足を使わず、両腕のストックだけの推進力で坂道をものともせずに自転車の私に迫ってくるのは、まさしくクロスカントリースキー!!
こちらも必死にペダルを漕いだが、結局ゴールの市ノ瀬までに三人にも抜かれてしまった。唖然、呆然・・・

ひーひーハーハー言いながら車に自転車を積み込んでいると、なんとか山岳会と言うおねーさんとおじさんが珍しげに話しかけてきた。
こんなコースで自転車をデポしてと説明すると、おねーさんが一言。「で、最後は赤兎を回ってきたのね?」
うわ~、そう来たか~。これでも十分ロングコースだと思ってたんだけどな~。

「いや、この時間(14:31)ではそりゃ無理ですわ」と答えるのが精一杯だった。
NHKでやってたアルプスレースをヤマケイでも載せていた。あんなホントの超人たちのレベルを見てしまうと、ど~も自分の感覚までが狂ってしまうようで怖くなってくる。
越前
少年K
記事: 6
登録日時: 2011年3月11日(金) 05:56

Re: 【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 少年K »

こんにちは、越前さん、少年Kです。出没される山域が同じなのでいつも楽しく見させてもらっています。この周回ルートを今年の6月に娘を連れて行き、六本檜~杉峠間のヤブに苦労したレポを出さしてもらいましたが、そろそろブナの紅葉が期待出来るこの時期にまた行きたくなって私も16日に単独で歩いてきたところでした。このところバタバタしていてじっくりパソコンの前にすわる時間がなく、詳しくレポを書いていただいてうれしいです。臆病者の私はクマ出没が恐くて、家にある鈴をみなかき集めて(初詣の破魔矢についている鈴まで)やかましくジャラジャラ音をたてて歩いていました。これからは白山周辺の山々が楽しいですね。またレポお願いします。ちなみに10日に私もお花松原に紅葉を見に行って来ましたよ。
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 柳川洞吹 »

越前さん こんばんは

 広大な白山域は、その標高に応じた紅葉がかなり長い間楽しめる。
今回はその山域をホームグラウンドとする私のとっておき?となるコース。
早朝の日の出前の時間、薄暗い、巨人たちの棲む森。
只でさえ神々しさと言うか畏敬の念をいつも感じる、静まり返った紅葉前のチブリの森はチト怖かった・・・
通過時間が遅れてかえってよかったのかな?
登山道に覆いかぶさっている巨人たちの一人、いつもの大カツラへ「また来たよ」と挨拶をする。


いいですねえ。
白山が近いのはうらやましいです。
大阪に住むワシがそのあたりの山へ行こうとしたら、一大決心が要りますから。

 この辺まで来ると回りのブナの色づきも美しい。写真を撮っていると後続のふたりは挨拶をして先へと進む。
後方から感じていた弱くもプレッシャーが無くなってほっとする。


越前さんも、そうですか。
うしろから他人が追ってくるのがわかっていると、なんとなく落ち着きませんね。

 今日のメインと考えていたチブリ小屋下のダケカンバの黄葉は、狙ったとおりの最高のタイミングだ!♪
うひひ、一人ほくそ笑む。


こうやって見頃を狙えるのも、地元の利ですね。

 チブリ小屋へと到着すると、なんだ?やはり白山本峰には全く雲が無いが、別山上空だけには雲がかかっている。
日頃の行いなのかな~?
小屋には昨夜泊まったという単独者がいて、昨日は夕日に映えてとても綺麗だったと聞くと余計にくやしい・・・・。
登れば登るほど空は雲に覆われていく。ガスで下のチブリ小屋も見えなくなり、樹林の背丈も低くなりる頃から風も出てきた。


せっかく来たのに、残念ですね。

 さて食べたら我が福井県の最高所へと向おうかということで、小屋から三ノ峰反対側のピークへと登りはじめる。
白山は、石川県/岐阜県/福井県にまたがる大山脈と言われているが、
残念ながらピークは別山を含む白山主峰部はおろか三ノ峰でさえ福井県には含まれてはいない。
福井県のピークとしては三ノ峰ピークから避難小屋反対側、以前は打波の頭と呼ばれていたピークが、
今では越前三ノ峰という名前で看板が三角点の横に設置されている。


そんな看板が建てられているのですか。
でも、わざわざ「越前三ノ峰」なんて、「なんとか銀座」みたいな名前をつけなくても、
ワシ的には「打波谷の頭」って、すごくいい名前だと思いますよ。

 が、覚悟を決めていざ杉峠へと歩き出してみると意外としっかりした道だ。
そういえば刈り払いの跡が見て取れる。しかも葉っぱは枯れているが茎にはまだ青みも残っている。
らっきー♪♪ 紅葉シーズンを前に登山道整備が行われたばかりらしい。
またまたらっきー、整備は私の下山予定の方へと続いていた。


これは幸運でしたね。

 そして我が愛車(自転車)の待つ登山口へと着いた。自転車にまたがりガタガタ道を車よりも早く下っていく。
三つ谷分岐には登山者の車なのだろうが何台かの駐車車両。
驚いたことにその中にタクシーが二台いて、下山してくるお客さんを待っているのだという。
へっ?ここから歩いても市ノ瀬まで三十分ちょいなのに、タクシー?ん~~・・・・・。


こんなとこにタクシー待たせる人もいるんですね。
ここから市ノ瀬まで行くのにタクシー待たせるのは、あんまりのような気もするし、
まさか、金沢駅まで乗って行くんじゃないでしょうね。

 ひーひーハーハー言いながら車に自転車を積み込んでいると、
なんとか山岳会と言うおねーさんとおじさんが珍しげに話しかけてきた。
こんなコースで自転車をデポしてと説明すると、おねーさんが一言。「で、最後は赤兎を回ってきたのね?」
うわ~、そう来たか~。これでも十分ロングコースだと思ってたんだけどな~。


そのおねーさん、単に近辺の山の名前だけ知ってて、
地理関係を知らなかったんじゃないんですか。

「いや、この時間(14:31)ではそりゃ無理ですわ」と答えるのが精一杯だった。
NHKでやってたアルプスレースをヤマケイでも載せていた。
あんなホントの超人たちのレベルを見てしまうと、ど~も自分の感覚までが狂ってしまうようで怖くなってくる。


ワシもあの番組を見ましたが、はっきり言って楽しそうじゃないですね。
本人達は充実感を味わっているんでしょうから、他人がどやこや言うことじゃないとは思いますが。
まあ、「ひと好きずき」ということで。

よい山旅を!
                              洞吹(どうすい)
越前
記事: 217
登録日時: 2012年5月16日(水) 15:43

Re: 【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 越前 »

少年K さん、はじめまして。レス有り難うございます。

『出没』との表現に思わず笑ってしまいましたが、熊さんの生活圏内へニンゲンがおじゃまする訳ですからその通りではありますね。
私もどちらかといえば臆病者で熊は怖いのですが無精者でもありまして、鈴を忘れたけど今まで遭遇したこと無かったし、まあいいかなどと安直に考えて出発してしまった余呉トレイルで、遂に初お目見えを果たしてしまいました。
結果的には何事も起きなかったのですが、ニンゲンが入ってきたよーって意思表示をする鈴のありがた味を本当に実感いたしました。

すると私はそれぞれ何日かの遅れで、少年Kさんの『追っかけ』をしていたわけですね。
出没パターンが似ているということは、近いうちにお会いできるかもしれませんね。
そのときが楽しみです。
今年はカメラを忘れてしまったので過去の画像ですが・・・
今年はカメラを忘れてしまったので過去の画像ですが・・・
お花松原って本当に白山の『涸沢』ですね。
お花松原って本当に白山の『涸沢』ですね。
越前
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 山日和 »

越前さん、こんばんは。

広大な白山域は、その標高に応じた紅葉がかなり長い間楽しめる。
今回はその山域をホームグラウンドとする私のとっておき?となるコース。


いいですね~。裏山しい限りです。
私は大野に住みたいですわ。 :D

前回このコースを歩いた時は予定外のお昼寝(^^ゞもあってか市ノ瀬到着が 17:30 、十一時間半の長丁場となってしまった。

私は3年前にやりましたが、昼寝しなくても11時間半かかりました。(^_^;)

そしてチブリ尾根の登山口へ。入山者カウント用センサーの前ではいつも何度か往復してやろうかと考えてしまう。

越前さんもいい性格してますねえ。 :mrgreen:

早朝の日の出前の時間、薄暗い、巨人たちの棲む森。只でさえ神々しさと言うか畏敬の念をいつも感じる、静まり返った紅葉前のチブリの森はチト怖かった・・・通過時間が遅れてかえってよかったのかな?
登山道に覆いかぶさっている巨人たちの一人、いつもの大カツラへ「また来たよ」と挨拶をする。


尾根に乗るまでのこの森は雰囲気ありますよね。

今日のメインと考えていたチブリ小屋下のダケカンバの黄葉は、狙ったとおりの最高のタイミングだ!♪

いいですね~。

しかしカメラを忘れる大失態!! 涙を呑んで頼りない記憶だけに仕舞っておくしかなかった。

直後にストーンと落とされましたね。 :shock:

別山へと来ると、このまま雨でも降ってくるのではないかと心配するほどだったが、上空のガスの隙間から一瞬青空が覗いてほっとする。

しかしえらい速いタイムでしたね。ブログ拝見しましたが、別当出合から御前峰も凄いペースで登ってましたね。
甚ノ助ヒュッテで検問やってたらスピード違反で検挙間違いなしです。 :lol:

何人もの登山者のいた三ノ峰へ到着すると完全に晴れていた。あ~あ、逆周りにすればよかったのか、チェ~ッ。

よくあることです。(^^)/

福井県のピークとしては三ノ峰ピークから避難小屋反対側、以前は打波の頭と呼ばれていたピークが、今では越前三ノ峰という名前で看板が三角点の横に設置されている。

私も洞吹さんと同じく、打波谷の頭の方が好きです。これは確か増永迪男先生の命名だったかな?
上小池から黒坊稜を上がるルートは面白いですよ。ピークにダイレクトには上がれませんが、覆い被さるようなピークに向かって登るルートは
高度感満点です。(*^^)v

[attachment=1]P1070473_1.JPG[/attachment][attachment=0]R0010516_1.JPG[/attachment]
紅葉ラインも千五百以下まで下っているようだが、標高千m福井の誇る山岳観光スポットの刈込池周りの樹海は、まだ青々としている。

刈込池は残雪の時しか行ったことないので、紅葉の時期にもぜひ行ってみたいですね。

                      山日和
添付ファイル
黒坊稜核心部
黒坊稜核心部
剣ヶ岩付近からの黒坊稜
剣ヶ岩付近からの黒坊稜
越前
記事: 217
登録日時: 2012年5月16日(水) 15:43

Re: 【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 越前 »

洞吹さん、こんばんは。
いいですねえ。白山が近いのはうらやましいです。
大阪に住むワシがそのあたりの山へ行こうとしたら、一大決心が要りますから。
山を始めた頃には家から二時間近くもかかる白山を、こんなに毎年何度も通うようになるとは考えもしませんでした。
二時間というのはとっても幸せなコトなんだと、しばらくは気がつきもしませんでした。

一大決心、とまでは大袈裟かもしれませんが私も一度だけ六甲山へ行った事がありますが、アクセスにはかなりの(主に都会の迷路)・・・
越前さんもそうですか。うしろから他人が追ってくるのがわかっていると、なんとなく落ち着きませんね
早く道を譲らないと、という弱いながらも強迫観念が心に忍び寄ってくるんでしょうね。
> 今日のメインと考えていたチブリ小屋下のダケカンバの黄葉は、狙ったとおりの最高のタイミングだ!♪うひひ、一人ほくそ笑む。

こうやって見頃を狙えるのも、地元の利ですね
お花松原にせよチブリ小屋下のダケカンバの黄葉にせよ、行って見ないとわからない紅葉の最摘期を何回も何年間もチャレンジできるってことは、本当に幸せなことなんですね。
> チブリ小屋へと到着すると、なんだ?やはり白山本峰には全く雲が無いが、別山上空だけには雲がかかっている。日頃の行い なのかな~?小屋には昨夜泊まったという単独者がいて、昨日は夕日に映えてとても綺麗だったと聞くと余計にくやしい・・・・。
登れば登るほど空は雲に覆われていく。ガスで下のチブリ小屋も見えなくなり、樹林の背丈も低くなりる頃から風も出てきた。

せっかく来たのに、残念ですね
ついさっき白山上空に雲がないことを確認して、チブリ尾根へも朝日がさんさんと差し込んできたばかりなのに・・・いったい何事が起こったんだ?とワケがわかりませんでした。
思い当たるコトがないでもないのですが、やはり日頃の行ないが・・・(笑)
> 今では越前三ノ峰という名前で看板が三角点の横に設置されている。

そんな看板が建てられているのですか。でも、わざわざ「越前三ノ峰」なんて、「なんとか銀座」みたいな名前をつけなくても、
ワシ的には「打波谷の頭」って、すごくいい名前だと思いますよ
正直なところ、この新しい名前や看板の設置者が誰なのか、福〇山岳会でも把握はされてないようなんです。
なので名称は正式なものではないと思われます。看板が出来たからといって呼び方も変えたりもしなくていいでしょうね。
> らっきー♪♪ 紅葉シーズンを前に登山道整備が行われたばかりらしい。
またまたらっきー、整備は私の下山予定の方へと続いていた。

これは幸運でしたね
いやいや私の日頃の行ないのせい・・・ではなくて、両登山道を福井・石川の山岳会で分担して整備が行われたらしいです。
こんなとこにタクシー待たせる人もいるんですね。ここから市ノ瀬まで行くのにタクシー待たせるのは、あんまりのような気もするし、
まさか、金沢駅まで乗って行くんじゃないでしょうね
なるほど、どこかの駅までという可能性の方が高いですね。
> うわ~、そう来たか~。これでも十分ロングコースだと思ってたんだけどな~。

そのおねーさん、単に近辺の山の名前だけ知ってて、地理関係を知らなかったんじゃないんですか。
はは~、確かに確かにそうかも知れませんね。
鬼のような発言にどきりとしましたが、そういうことならば納得です。
ワシもあの番組を見ましたが、はっきり言って楽しそうじゃないですね。
本人達は充実感を味わっているんでしょうから、他人がどやこや言うことじゃないとは思いますが。
まあ、「ひと好きずき」ということで。
楽しくない『山』は、山登りではないと思います。
やはりあれは苦しみぬいた末に満足感を得る『レース』ですね。
よい山旅を!
ありがとうございます。
山登りを楽しみましょう!
越前
越前
記事: 217
登録日時: 2012年5月16日(水) 15:43

Re: 【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 越前 »

山日和さん、こんばんは。
いいですね~。羨ましい限りです。私は大野に住みたいですわ。
でも、冬の雪かきもハンパじゃないですから覚悟いりますよ~
前回このコースを歩いた時は予定外のお昼寝(^^ゞもあってか市ノ瀬到着が 17:30 、十一時間半の長丁場となってしまった。

私は3年前にやりましたが、昼寝しなくても11時間半かかりました。(^_^;)
疲労困憊した身体でそんなに遅くなってから大阪まで帰られた?
うわ~、私は雪が無くても絶対都会暮らしは遠慮しときます。
越前さんもいい性格してますねえ。
あれぇ?山日和さんもそう思いますか、よくそうやって人から褒められるんですよ。(^^ゞ
早朝の日の出前の時間、薄暗い、巨人たちの棲む森。只でさえ神々しさと言うか畏敬の念をいつも感じる、静まり返った紅葉前のチブリの森はチト怖かった・・・通過時間が遅れてかえってよかったのかな?
登山道に覆いかぶさっている巨人たちの一人、いつもの大カツラへ「また来たよ」と挨拶をする。

尾根に乗るまでのこの森は雰囲気ありますよね。 
巨人たちの棲むこの森は、いつ行っても何回行ってもいいですね~。
今日のメインと考えていたチブリ小屋下のダケカンバの黄葉は、狙ったとおりの最高のタイミングだ!♪

いいですね~。 
実際行ってみないとわからない博打みたいなもんですが、てっきり『今日はいただいた』と思ったんですけどね~
しかしカメラを忘れる大失態!! 涙を呑んで頼りない記憶だけに仕舞っておくしかなかった。

直後にストーンと落とされましたね。  
笑うしかない、笑ってやってくださいな・・・。
しかしえらい速いタイムでしたね。ブログ拝見しましたが、別当出合から御前峰も凄いペースで登ってましたね。
甚ノ助ヒュッテで検問やってたらスピード違反で検挙間違いなしです
えっ?甚ノ助でネズミ捕りやってたんですか?
よかった~、タイムトライアルやったの観光新道で。えっ、違うって?
いや山日和さん、だからあれはカメラ忘れて仕方なくの限界超えてまでの挑戦。あんなツライ目にはもう合いたくないって『隊長』さんも言ってますから。
何人もの登山者のいた三ノ峰へ到着すると完全に晴れていた。あ~あ、逆周りにすればよかったのか、チェ~ッ。

よくあることです。(^^)/
よくあっては困ります!! ぷんぷん!
福井県のピークとしては三ノ峰ピークから避難小屋反対側、以前は打波の頭と呼ばれていたピークが、今では越前三ノ峰という名前で看板が三角点の横に設置されている。

私も洞吹さんと同じく、打波谷の頭の方が好きです。これは確か増永迪男先生の命名だったかな?
上小池から黒坊稜を上がるルートは面白いですよ。ピークにダイレクトには上がれませんが、覆い被さるようなピークに向かって登るルートは高度感満点です。(*^^)v
少なくともやぶこぎでは呼び名はそのままで行きましょうね。
そんなさりげなく、怪しげな危なげなルートを・・・
刈込池は残雪の時しか行ったことないので、紅葉の時期にもぜひ行ってみたいですね
まさに今!が紅葉ピークだと思われます。
すでに冠雪した三ノ峰をバックに湖面に映しだされた見事な紅葉は、筆舌に尽くしがたきです。
ぜひに一度。後悔はさせませんよ。
越前
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 山日和 »

越前さん、横から失礼。

そんな看板が建てられているのですか。でも、わざわざ「越前三ノ峰」なんて、「なんとか銀座」みたいな名前をつけなくても、
ワシ的には「打波谷の頭」って、すごくいい名前だと思いますよ。
正直なところ、この新しい名前や看板の設置者が誰なのか、福〇山岳会でも把握はされてないようなんです。
なので名称は正式なものではないと思われます。看板が出来たからといって呼び方も変えたりもしなくていいでしょうね。


この命名と看板の設置者は「大野親岳会」ですね。
福井県山岳連盟に加盟している会だから、福井山岳会が知らないっていうのも・・・・
連盟と大野市役所が承認した名称のようですから、まあオフィシャルと言えるのでしょう。

http://www3.ocn.ne.jp/~oac-yama/newse.html

                   山日和
越前
記事: 217
登録日時: 2012年5月16日(水) 15:43

Re: 【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 越前 »

山日和さん、こんばんは。

有り難うございます。わざわざ調べていただいたのですね。
なるほど、『越前三ノ峰』の命名と看板は大野の山岳会の手によるものでしたか。
唐突に出現した看板に、もしや個人レベルでの勝手な仕業かもと考えたりもしましたが、山頂にぶら下がっているプレートなんかと同一視してしまってはダメみたいですね。
福〇山岳会へももちろん大野からの連絡はされているのでしょうが、たまたま私の聞いた会の方はご存知ではなかったということですね。

しかし命名と看板設置に至った経緯もなんとなく理解できますが、実際にその名前を普及させようとの努力はあまり感じられません。
そもそも一般人レベルはともかく、福井の岳人でも県に二千mを越す地点があること自体を知っている割合はどれくらいでしょう?
せめて登山口や小屋に、福井県最高地点の案内くらいあってもいいのではと思いますが・・・

聞いた話ですが、三重県人はお伊勢参りを年に一回はするのだとか。(ホントかどうかは判りません)
毎年は無理でも、福井県人は一生に一度だけでも必ず福井県最高所の標高2095mへ行く!・・・・というキャンペーンは流行らないだろうな~(笑)。
越前
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【白山】 紅(黄)葉真っ盛り 三ノ峰周回 10/21

投稿記事 by 山日和 »

越前さん、再びどうもです。

有り難うございます。わざわざ調べていただいたのですね。

いえいえ、わざわざ調べたわけではありませんよ。
以前から知ってました。 :D
ついでに古いレポを二つ。

forum/7226.html

forum/20761.html

なるほど、『越前三ノ峰』の命名と看板は大野の山岳会の手によるものでしたか。

そもそも一般人レベルはともかく、福井の岳人でも県に二千mを越す地点があること自体を知っている割合はどれくらいでしょう



あまり知らない人は三ノ峰が福井県だと思っているのでは・・・・
私も半分くらい「福井の岳人」です。 (^^ゞ
私の「百名山」には、縫ヶ原やら木無やら御伊勢やら桐ヶ平やら堂ヶ辻やら枇杷倉やら庄部谷やら小栗やら・・・(越美国境は除く)
いろいろ選定されてます。 :mrgreen:

                       山日和

堂ヶ辻山から望む縫ヶ原山
堂ヶ辻山から望む縫ヶ原山
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