【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
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【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
【日 付】2012年10月8日(月)
【山 域】台高
【コース】江馬小屋林道終点6:45---9:08二股---11:15白倉山---12:45野江股ノ頭---14:55江馬小屋林道終点
【メンバー】単独
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
江馬小屋林道はどこまで修復したかと思いつつ車を走らせると、なんと終点まで行けた。対岸に渡ると登山届のポストとその奥にナンノキ平からの山道が続いている。実は、江馬小屋谷に入るのも初めてだしナンノキ平の登山道も歩いた事がない。コース上で歩いた事があるのはP1188から白倉山までの区間だけなのだ。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。この道は行合の手前まで続いていた。両岸の壁が急激に接近した行合を通る。途中までは長靴でどうにか行けたのだが、1週間前の台風の影響で水量が多い。しかたなく長靴を脱いで歩く。この時期なので、水温もいい感じで、清流の岩も足にフィットして気持ちがいい。天上の岩壁のすきまから見える緑がまぶしい。長靴をはこうとすると細長くのびたヒルがついている。今、上がったところなのに、ヒルって水の中にもいるんだ。
[attachment=4]IMG_5942.jpg[/attachment]
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
[attachment=3]IMG_5983.jpg[/attachment]
五所ヶ滝の巻道にもどり道をたどる。ここは、これまでと違い現役で使われているだけにしっかりしている。五所ヶ滝のゴルジュに沿うようにつけられており、杣道はもっと上を通っているようだ。気を使ったのはバンセンが放置されている場所に上る時で、体を持ち上げて登る所があった。ここからはゴルジュ上段の滝が岩にスラローム状に吸い込まれていくのが望めた。少し行くと杣道が右から合流し、谷が開け穏やかな谷になって二股の窯跡に到着。左股は大岩の間から水が流れ日本庭園のようだった。
[attachment=2]IMG_5988.jpg[/attachment]
左股左岸の道を歩くと、白糸滝に出会う。下からは下段の12mの滝しか見えない。左岸の傾斜の強いバンドを使って上って行くと上段のスラローム状に落ちる滝口が見えた。その先には窯跡の名残のような石垣が残っていたが窯の原型はとどめていない。おそらく大雨で流されたのだろう。ここからトラバース気味にP1188から下りている尾根に近づいていくとミズナラの大木が残されていた。この木を尾根芯に向かう目印と考え、素直に上っていくと岩尾根の嵓の切れ目から簡単に取り付けた。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。テープの無い快適なP1188への岩尾根と大違いである。それでも野江股ノ頭が近づくにつれていい雰囲気のブナ林になっていく。今年は、昨年と違い木の葉も残っておりきれいな紅葉が見れそうだ。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
[attachment=1]IMG_6028.jpg[/attachment]
植林帯の熊の檻の近くに山の神の木が残っていた。山の神が巡回する際に休憩するための異形の木が植林の中に残されていた。こういうのを見るとなぜだか嬉しくなってしまう。その先には、白いトリカブトがたくさん咲いていた。再び自然林の尾根に入り下っていくとシカのシャレコウベが置かれた登山口だった。
[attachment=0]IMG_6033.jpg[/attachment]
これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
今回、江馬小屋集落や蓮集落の人たちがたどった炭焼きの杣道を歩けたのは大きな収穫だった。ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
【山 域】台高
【コース】江馬小屋林道終点6:45---9:08二股---11:15白倉山---12:45野江股ノ頭---14:55江馬小屋林道終点
【メンバー】単独
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
江馬小屋林道はどこまで修復したかと思いつつ車を走らせると、なんと終点まで行けた。対岸に渡ると登山届のポストとその奥にナンノキ平からの山道が続いている。実は、江馬小屋谷に入るのも初めてだしナンノキ平の登山道も歩いた事がない。コース上で歩いた事があるのはP1188から白倉山までの区間だけなのだ。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。この道は行合の手前まで続いていた。両岸の壁が急激に接近した行合を通る。途中までは長靴でどうにか行けたのだが、1週間前の台風の影響で水量が多い。しかたなく長靴を脱いで歩く。この時期なので、水温もいい感じで、清流の岩も足にフィットして気持ちがいい。天上の岩壁のすきまから見える緑がまぶしい。長靴をはこうとすると細長くのびたヒルがついている。今、上がったところなのに、ヒルって水の中にもいるんだ。
[attachment=4]IMG_5942.jpg[/attachment]
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
[attachment=3]IMG_5983.jpg[/attachment]
五所ヶ滝の巻道にもどり道をたどる。ここは、これまでと違い現役で使われているだけにしっかりしている。五所ヶ滝のゴルジュに沿うようにつけられており、杣道はもっと上を通っているようだ。気を使ったのはバンセンが放置されている場所に上る時で、体を持ち上げて登る所があった。ここからはゴルジュ上段の滝が岩にスラローム状に吸い込まれていくのが望めた。少し行くと杣道が右から合流し、谷が開け穏やかな谷になって二股の窯跡に到着。左股は大岩の間から水が流れ日本庭園のようだった。
[attachment=2]IMG_5988.jpg[/attachment]
左股左岸の道を歩くと、白糸滝に出会う。下からは下段の12mの滝しか見えない。左岸の傾斜の強いバンドを使って上って行くと上段のスラローム状に落ちる滝口が見えた。その先には窯跡の名残のような石垣が残っていたが窯の原型はとどめていない。おそらく大雨で流されたのだろう。ここからトラバース気味にP1188から下りている尾根に近づいていくとミズナラの大木が残されていた。この木を尾根芯に向かう目印と考え、素直に上っていくと岩尾根の嵓の切れ目から簡単に取り付けた。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。テープの無い快適なP1188への岩尾根と大違いである。それでも野江股ノ頭が近づくにつれていい雰囲気のブナ林になっていく。今年は、昨年と違い木の葉も残っておりきれいな紅葉が見れそうだ。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
[attachment=1]IMG_6028.jpg[/attachment]
植林帯の熊の檻の近くに山の神の木が残っていた。山の神が巡回する際に休憩するための異形の木が植林の中に残されていた。こういうのを見るとなぜだか嬉しくなってしまう。その先には、白いトリカブトがたくさん咲いていた。再び自然林の尾根に入り下っていくとシカのシャレコウベが置かれた登山口だった。
[attachment=0]IMG_6033.jpg[/attachment]
これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
今回、江馬小屋集落や蓮集落の人たちがたどった炭焼きの杣道を歩けたのは大きな収穫だった。ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
わりばしさんこんばんわ~
この界隈、毎年テント泊をしていたから懐かしくて~♪
野江股谷と江馬小屋谷の出合は最高のテントサイト。でもいつもいるのですヒルが。春でも秋でも~
また楽しいレポ待っています。
私は京都と滋賀の県境を歩いていました。
この界隈、毎年テント泊をしていたから懐かしくて~♪
いいですね。行きたいな。コース】江馬小屋林道終点6:45---9:08二股---11:15白倉山---12:45野江股ノ頭---14:55江馬小屋林道終点
台高の貴公子辞典なら間違いなしです。江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
貴重な情報ありがとうございます。江馬小屋林道はどこまで修復したかと思いつつ車を走らせると、なんと終点まで行けた。
わりばしさんもまだ歩いてないコースあるのですね。江馬小屋谷に入るのも初めてだしナンノキ平の登山道も歩いた事がない。コース上で歩いた事があるのはP1188から白倉山までの区間だけなのだ。
野江股谷と江馬小屋谷の出合は最高のテントサイト。でもいつもいるのですヒルが。春でも秋でも~
まだお会いしたことないですが、光景が目に浮かびます(^^)江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。
実りのある歩きができてよかったですね。これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
今回、江馬小屋集落や蓮集落の人たちがたどった炭焼きの杣道を歩けたのは大きな収穫だった
また楽しいレポ待っています。
私は京都と滋賀の県境を歩いていました。
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
おはようございます、panaさん。
この界隈、毎年テント泊をしていたから懐かしくて~♪
テント泊ですか。私はZIPPオフ会以来してませんねえ。
大昔のダンロップなんで、重いんです。
ここなら空が開けて気持ちいいでしょうね。
紅葉の季節なら最高でしょうね。
本当に、重宝させてもらっています。
豊富な知識をお持ちで・・
でも花や木や動物の知識はなかなか頭に入りません。
野江股谷と江馬小屋谷の出合は最高のテントサイト。でもいつもいるのですヒルが。春でも秋でも~
林道終点の下の河原はえぐられていたので、サイトされた場所は流されたかもしれません。
やっぱり台高って独特な魅力があります。
ワイルドさもその一つです。
また楽しいレポ待っています。
私は京都と滋賀の県境を歩いていました。
ありがとうございます。
京滋の県境あたりは歴史もありおもしろそうです。
また、どこかでお会いしましょう。
この界隈、毎年テント泊をしていたから懐かしくて~♪
テント泊ですか。私はZIPPオフ会以来してませんねえ。
大昔のダンロップなんで、重いんです。
ここなら空が開けて気持ちいいでしょうね。
いいですね。行きたいな。コース】江馬小屋林道終点6:45---9:08二股---11:15白倉山---12:45野江股ノ頭---14:55江馬小屋林道終点
紅葉の季節なら最高でしょうね。
台高の貴公子辞典なら間違いなしです。江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
本当に、重宝させてもらっています。
豊富な知識をお持ちで・・
でも花や木や動物の知識はなかなか頭に入りません。
わりばしさんもまだ歩いてないコースあるのですね。江馬小屋谷に入るのも初めてだしナンノキ平の登山道も歩いた事がない。コース上で歩いた事があるのはP1188から白倉山までの区間だけなのだ。
野江股谷と江馬小屋谷の出合は最高のテントサイト。でもいつもいるのですヒルが。春でも秋でも~
林道終点の下の河原はえぐられていたので、サイトされた場所は流されたかもしれません。
まだお会いしたことないですが、光景が目に浮かびます(^^)江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。
やっぱり台高って独特な魅力があります。
ワイルドさもその一つです。
実りのある歩きができてよかったですね。これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
今回、江馬小屋集落や蓮集落の人たちがたどった炭焼きの杣道を歩けたのは大きな収穫だった
また楽しいレポ待っています。
私は京都と滋賀の県境を歩いていました。
ありがとうございます。
京滋の県境あたりは歴史もありおもしろそうです。
また、どこかでお会いしましょう。
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
わりばしさん,おばんです。
江馬小屋林道はどこまで修復したかと思いつつ車を走らせると、なんと終点まで行けた。対岸に渡ると登山届のポストとその奥にナンノキ平からの山道が続いている。
この道は何度か歩いたことがあります。
実は、江馬小屋谷に入るのも初めてだしナンノキ平の登山道も歩いた事がない。コース上で歩いた事があるのはP1188から白倉山までの区間だけなのだ。
初めてのルートは期待と不安が入り混じって,なんかワクワクしますね
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
へ~,こんな所に道があるんですか
江馬小屋谷の沢登りはけっこう大変なルートのようですが,道があれば万一のエスケープに使えて多少安心ですね。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
へ~,そんな道があるんですか。メモっとこ。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
この大王ミズナラはまだ生きていましたか。ここでテン泊したいと思いながら,まだ果たせていません。
お疲れさまでした。
私もそのうち行ってみます。
あっ,そうそう,三浦しおんの文庫本,買って読んでみました。伊勢奥津近くの山村でしょうが,よくいくところなのであのあたりの風景をおもい浮かべながら読みました。面白かったです。
直紀が作者の分身なんですかね。
本は読み終わった途端に娘のプッチンプリンに強奪されて,今プッチンプリンのところにあります(^^;)
江馬小屋林道はどこまで修復したかと思いつつ車を走らせると、なんと終点まで行けた。対岸に渡ると登山届のポストとその奥にナンノキ平からの山道が続いている。
この道は何度か歩いたことがあります。
実は、江馬小屋谷に入るのも初めてだしナンノキ平の登山道も歩いた事がない。コース上で歩いた事があるのはP1188から白倉山までの区間だけなのだ。
初めてのルートは期待と不安が入り混じって,なんかワクワクしますね
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
へ~,こんな所に道があるんですか
江馬小屋谷の沢登りはけっこう大変なルートのようですが,道があれば万一のエスケープに使えて多少安心ですね。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
へ~,そんな道があるんですか。メモっとこ。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
この大王ミズナラはまだ生きていましたか。ここでテン泊したいと思いながら,まだ果たせていません。
お疲れさまでした。
私もそのうち行ってみます。
あっ,そうそう,三浦しおんの文庫本,買って読んでみました。伊勢奥津近くの山村でしょうが,よくいくところなのであのあたりの風景をおもい浮かべながら読みました。面白かったです。
直紀が作者の分身なんですかね。
本は読み終わった途端に娘のプッチンプリンに強奪されて,今プッチンプリンのところにあります(^^;)
@シュークリーム@
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
わりばしさん、おはようございます。
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
尾根通しの道は一般的なようですが、沢沿いから登る人は少ないでしょうね
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。
かなり急なトラバースのようですね
この道は行合の手前まで続いていた。両岸の壁が急激に接近した行合を通る。途中までは長靴でどうにか行けたのだが、1週間前の台風の影響で水量が多い。しかたなく長靴を脱いで歩く。
沢靴は持って行かなかったんだ
この時期なので、水温もいい感じで、清流の岩も足にフィットして気持ちがいい。天上の岩壁のすきまから見える緑がまぶしい。長靴をはこうとすると細長くのびたヒルがついている。今、上がったところなのに、ヒルって水の中にもいるんだ。
恐らく長靴に付いたヒルが上がってきたんでしょう
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
一般道ではないようですね。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
沢装備じゃないのに行ってしまうのですね
左股左岸の道を歩くと、白糸滝に出会う。下からは下段の12mの滝しか見えない。左岸の傾斜の強いバンドを使って上って行くと上段のスラローム状に落ちる滝口が見えた。その先には窯跡の名残のような石垣が残っていたが窯の原型はとどめていない。おそらく大雨で流されたのだろう。ここからトラバース気味にP1188から下りている尾根に近づいていくとミズナラの大木が残されていた。この木を尾根芯に向かう目印と考え、素直に上っていくと岩尾根の嵓の切れ目から簡単に取り付けた。
この辺りも厳しそうですね。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
いろんな道の使われ方を想像しながら歩くのも楽しいですね
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。テープの無い快適なP1188への岩尾根と大違いである。
この辺りも登山道から外れているようですね
それでも野江股ノ頭が近づくにつれていい雰囲気のブナ林になっていく。今年は、昨年と違い木の葉も残っておりきれいな紅葉が見れそうだ。
期待がふくらみますね
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。
CMで有名な「日立の樹」はハワイ・オアフ島にあるモンキーポッドという木らしいです。
その先には、白いトリカブトがたくさん咲いていた。再び自然林の尾根に入り下っていくとシカのシャレコウベが置かれた登山口だった。
白いトリカブトは珍しいですね。
これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
今回、江馬小屋集落や蓮集落の人たちがたどった炭焼きの杣道を歩けたのは大きな収穫だった。ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
この墓も今回の目的の一つだったようですね。
もう少し早く行ければ見ることが出来たかもしれませんが残念でしたね。
宮指路
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
尾根通しの道は一般的なようですが、沢沿いから登る人は少ないでしょうね
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。
かなり急なトラバースのようですね
この道は行合の手前まで続いていた。両岸の壁が急激に接近した行合を通る。途中までは長靴でどうにか行けたのだが、1週間前の台風の影響で水量が多い。しかたなく長靴を脱いで歩く。
沢靴は持って行かなかったんだ
この時期なので、水温もいい感じで、清流の岩も足にフィットして気持ちがいい。天上の岩壁のすきまから見える緑がまぶしい。長靴をはこうとすると細長くのびたヒルがついている。今、上がったところなのに、ヒルって水の中にもいるんだ。
恐らく長靴に付いたヒルが上がってきたんでしょう
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
一般道ではないようですね。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
沢装備じゃないのに行ってしまうのですね
左股左岸の道を歩くと、白糸滝に出会う。下からは下段の12mの滝しか見えない。左岸の傾斜の強いバンドを使って上って行くと上段のスラローム状に落ちる滝口が見えた。その先には窯跡の名残のような石垣が残っていたが窯の原型はとどめていない。おそらく大雨で流されたのだろう。ここからトラバース気味にP1188から下りている尾根に近づいていくとミズナラの大木が残されていた。この木を尾根芯に向かう目印と考え、素直に上っていくと岩尾根の嵓の切れ目から簡単に取り付けた。
この辺りも厳しそうですね。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
いろんな道の使われ方を想像しながら歩くのも楽しいですね
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。テープの無い快適なP1188への岩尾根と大違いである。
この辺りも登山道から外れているようですね
それでも野江股ノ頭が近づくにつれていい雰囲気のブナ林になっていく。今年は、昨年と違い木の葉も残っておりきれいな紅葉が見れそうだ。
期待がふくらみますね
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。
CMで有名な「日立の樹」はハワイ・オアフ島にあるモンキーポッドという木らしいです。
その先には、白いトリカブトがたくさん咲いていた。再び自然林の尾根に入り下っていくとシカのシャレコウベが置かれた登山口だった。
白いトリカブトは珍しいですね。
これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
今回、江馬小屋集落や蓮集落の人たちがたどった炭焼きの杣道を歩けたのは大きな収穫だった。ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
この墓も今回の目的の一つだったようですね。
もう少し早く行ければ見ることが出来たかもしれませんが残念でしたね。
宮指路
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
おはようございます、シュークリームさん。
実は、江馬小屋谷に入るのも初めてだしナンノキ平の登山道も歩いた事がない。コース上で歩いた事があるのはP1188から白倉山までの区間だけなのだ。
初めてのルートは期待と不安が入り混じって,なんかワクワクしますね
気持ちがシャキッとしていいです。
ヤブコギ情報がなければ行かない所でしょうね。
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
へ~,こんな所に道があるんですか
江馬小屋谷の沢登りはけっこう大変なルートのようですが,道があれば万一のエスケープに使えて多少安心ですね。
現役、引退を含め杣道とのつきあい方が台高の醍醐味のように思います。
地元の情報や歴史を調べひも解きながら歩くと世界が広がります。
これらの情報は、ヤブコギでしか得られないものが多いです。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
へ~,そんな道があるんですか。メモっとこ。
ねっ。おもしろいでしょ
お疲れさまでした。
私もそのうち行ってみます。
いい季節になってきましたので、楽しんで来てきださい。
あっ,そうそう,三浦しおんの文庫本,買って読んでみました。伊勢奥津近くの山村でしょうが,よくいくところなのであのあたりの風景をおもい浮かべながら読みました。面白かったです。
直紀が作者の分身なんですかね。
本は読み終わった途端に娘のプッチンプリンに強奪されて,今プッチンプリンのところにあります(^^;)
プッチンプリンさんも読んでくれていますか。
同時代の身近な小説というのは、読んでいて不思議な感じがしました。
取材は尾鷲を中心に行っているので、中上健二の「火祭り」の雰囲気も多少感じました。
実は、江馬小屋谷に入るのも初めてだしナンノキ平の登山道も歩いた事がない。コース上で歩いた事があるのはP1188から白倉山までの区間だけなのだ。
初めてのルートは期待と不安が入り混じって,なんかワクワクしますね
気持ちがシャキッとしていいです。
ヤブコギ情報がなければ行かない所でしょうね。
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
へ~,こんな所に道があるんですか
江馬小屋谷の沢登りはけっこう大変なルートのようですが,道があれば万一のエスケープに使えて多少安心ですね。
現役、引退を含め杣道とのつきあい方が台高の醍醐味のように思います。
地元の情報や歴史を調べひも解きながら歩くと世界が広がります。
これらの情報は、ヤブコギでしか得られないものが多いです。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
へ~,そんな道があるんですか。メモっとこ。
ねっ。おもしろいでしょ
お疲れさまでした。
私もそのうち行ってみます。
いい季節になってきましたので、楽しんで来てきださい。
あっ,そうそう,三浦しおんの文庫本,買って読んでみました。伊勢奥津近くの山村でしょうが,よくいくところなのであのあたりの風景をおもい浮かべながら読みました。面白かったです。
直紀が作者の分身なんですかね。
本は読み終わった途端に娘のプッチンプリンに強奪されて,今プッチンプリンのところにあります(^^;)
プッチンプリンさんも読んでくれていますか。
同時代の身近な小説というのは、読んでいて不思議な感じがしました。
取材は尾鷲を中心に行っているので、中上健二の「火祭り」の雰囲気も多少感じました。
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
わりばしさん、こんばんは。
昨日レスを書いたのに、送信ボタンを押さなかったみたい…残念~。
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
毎度、ご利用ありがとうございます(^^;。
江馬小屋林道はどこまで修復したかと思いつつ車を走らせると、なんと終点まで行けた。
林道終点まで入れましたか。終点の駐車地は、車が何台止められるだろう?
土曜日に絵馬小屋の出合にプレハブの工事事務所やら出来てましたが、ならばこれは砂防工事のものかな?
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。
この「登山道」テープは、一般道しか行かない人が追ってしまうと、ヤバいですよね。
途中までは長靴でどうにか行けたのだが、1週間前の台風の影響で水量が多い。しかたなく長靴を脱いで歩く。
何度も行っているけど、長靴を脱いだことはないなぁ。行合の出口で左岸の岩に登れば、濡れなくて済むんじゃなかったけか。
長靴をはこうとすると細長くのびたヒルがついている。今、上がったところなのに、ヒルって水の中にもいるんだ。
もしかして、コウガイビルかな?しかしこれも水中にはいないから、プラナリア?
道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。
昔は、足場か何か組んで道があったんでしょうね。今は岩を登って巻きますが。
五所ヶ滝の巻道にもどり道をたどる。ここは、これまでと違い現役で使われているだけにしっかりしている。五所ヶ滝のゴルジュに沿うようにつけられており、杣道はもっと上を通っているようだ。
沢屋さんの巻道を辿ったんですね。その後の杣道は、もう一ヵ所岩を攀じるところがあります。残置ロープがありますが。
左股左岸の道を歩くと、白糸滝に出会う。下からは下段の12mの滝しか見えない。
松阪山岳会の記録を読むと、この左俣の滝は、「モジマエ滝」のようです。五所ヶ滝下に右岸から合流する枝谷に掛る滝は、「シバコヤ滝」だそうです。
で、白糸滝の名称は、どこからでたのかナゾです(^^;。
はじめてここに来たとき、下流以外は周りが岩壁で覆われていて、上流側の岩壁に道が通じているとはよもや思はなかったです。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。
右側から七万石滝の滝音が聞こえてきてたでしょう。
太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。
標高820mだったかな?ここにも右に入る道があります。
この道を利用して谷に降り、958標高点のある隣の尾根を登ることも可能です。シャクナゲがいっぱいの道です。
赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。
稜線づたいで行くとヒメシャラのヤブにつかまってしまいますね。
例の「登山道」テープは、山頂からいったん引き返して、トラバース気味に稜線にのるようついていたと思います。
ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
ナンノキ「大王」???
いつからこのミズナラがそんな呼び名になったのでしょう(^^;。
「ナンノキ平」は、某山の会がその名称のプレートを付けてからでしょうね。
これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
名所ありの谷道と稜線道の周回、いいルートだったでしょ。
時期を選べば、またナンノキ平ルートではなく滝見尾根ルートの周回を使えば、見事なアケボノツツジ・シャクナゲロードになります。
是非、再ど~ぞ(^^)。
zipp
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
おはようございます、宮指路さん。
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
尾根通しの道は一般的なようですが、沢沿いから登る人は少ないでしょうね
沢屋さん以外は少ないでしょう。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。
かなり急なトラバースのようですね
ここは大したことは無いんですが、他の山域では一般登山道じゃないでしょうね。
この道は行合の手前まで続いていた。両岸の壁が急激に接近した行合を通る。途中までは長靴でどうにか行けたのだが、1週間前の台風の影響で水量が多い。しかたなく長靴を脱いで歩く。[/color]
沢靴は持って行かなかったんだ
持っていかないというか、持ってないんです。
この時期なので、水温もいい感じで、清流の岩も足にフィットして気持ちがいい。天上の岩壁のすきまから見える緑がまぶしい。長靴をはこうとすると細長くのびたヒルがついている。今、上がったところなのに、ヒルって水の中にもいるんだ。
恐らく長靴に付いたヒルが上がってきたんでしょう
でも、長靴は手に持っていて、水にぬれて妙に間延びしたヒルだったんです。
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
一般道ではないようですね。
はい、確実に一般道ではないです。
登山道テープのあるのは行合までです。
かわりに「ザイル必要、危険」という親切なんだかどうかわからない不思議な黄色テープが出てきます。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
沢装備じゃないのに行ってしまうのですね
身軽な方がいいに越したことは無い所です。
左股左岸の道を歩くと、白糸滝に出会う。下からは下段の12mの滝しか見えない。左岸の傾斜の強いバンドを使って上って行くと上段のスラローム状に落ちる滝口が見えた。その先には窯跡の名残のような石垣が残っていたが窯の原型はとどめていない。おそらく大雨で流されたのだろう。ここからトラバース気味にP1188から下りている尾根に近づいていくとミズナラの大木が残されていた。この木を尾根芯に向かう目印と考え、素直に上っていくと岩尾根の嵓の切れ目から簡単に取り付けた。
この辺りも厳しそうですね。
ここは沢屋さんが右股を登り左股で下りてくる時に使うようで、それ程でもないです。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
いろんな道の使われ方を想像しながら歩くのも楽しいですね
性かもしれません。
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。テープの無い快適なP1188への岩尾根と大違いである。
この辺りも登山道から外れているようですね
登山道を外しているわけじゃないんですが、やけにヤブッぽいんです。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。
CMで有名な「日立の樹」はハワイ・オアフ島にあるモンキーポッドという木らしいです。
わかっていただいてありがとうございます。
スルーされたらどうしようかと思ってました。
その先には、白いトリカブトがたくさん咲いていた。再び自然林の尾根に入り下っていくとシカのシャレコウベが置かれた登山口だった。
白いトリカブトは珍しいですね。
白もあるみたいですが、私は初めて見ました。
これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
今回、江馬小屋集落や蓮集落の人たちがたどった炭焼きの杣道を歩けたのは大きな収穫だった。ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
この墓も今回の目的の一つだったようですね。
もう少し早く行ければ見ることが出来たかもしれませんが残念でしたね。
以前に見たことはあるんですが、林道が残っているのに直下の墓が無くなってしまったんですよね。
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
尾根通しの道は一般的なようですが、沢沿いから登る人は少ないでしょうね
沢屋さん以外は少ないでしょう。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。
かなり急なトラバースのようですね
ここは大したことは無いんですが、他の山域では一般登山道じゃないでしょうね。
この道は行合の手前まで続いていた。両岸の壁が急激に接近した行合を通る。途中までは長靴でどうにか行けたのだが、1週間前の台風の影響で水量が多い。しかたなく長靴を脱いで歩く。[/color]
沢靴は持って行かなかったんだ
持っていかないというか、持ってないんです。
この時期なので、水温もいい感じで、清流の岩も足にフィットして気持ちがいい。天上の岩壁のすきまから見える緑がまぶしい。長靴をはこうとすると細長くのびたヒルがついている。今、上がったところなのに、ヒルって水の中にもいるんだ。
恐らく長靴に付いたヒルが上がってきたんでしょう
でも、長靴は手に持っていて、水にぬれて妙に間延びしたヒルだったんです。
行合を過ぎて左岸の植林にとりつき昔の杣道を歩く。この道は炭窯跡をつなぐようにつけられている。道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。岩崖を登った所にマーキングがあるとZIPPさんが書いていたので、上っていくとあった。体をぐいっと持ち上げて崖を上ると、崖にそってマーキングがていねいにつけられており岩崖を通過。
一般道ではないようですね。
はい、確実に一般道ではないです。
登山道テープのあるのは行合までです。
かわりに「ザイル必要、危険」という親切なんだかどうかわからない不思議な黄色テープが出てきます。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
沢装備じゃないのに行ってしまうのですね
身軽な方がいいに越したことは無い所です。
左股左岸の道を歩くと、白糸滝に出会う。下からは下段の12mの滝しか見えない。左岸の傾斜の強いバンドを使って上って行くと上段のスラローム状に落ちる滝口が見えた。その先には窯跡の名残のような石垣が残っていたが窯の原型はとどめていない。おそらく大雨で流されたのだろう。ここからトラバース気味にP1188から下りている尾根に近づいていくとミズナラの大木が残されていた。この木を尾根芯に向かう目印と考え、素直に上っていくと岩尾根の嵓の切れ目から簡単に取り付けた。
この辺りも厳しそうですね。
ここは沢屋さんが右股を登り左股で下りてくる時に使うようで、それ程でもないです。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
いろんな道の使われ方を想像しながら歩くのも楽しいですね
性かもしれません。
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。テープの無い快適なP1188への岩尾根と大違いである。
この辺りも登山道から外れているようですね
登山道を外しているわけじゃないんですが、やけにヤブッぽいんです。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。
CMで有名な「日立の樹」はハワイ・オアフ島にあるモンキーポッドという木らしいです。
わかっていただいてありがとうございます。
スルーされたらどうしようかと思ってました。
その先には、白いトリカブトがたくさん咲いていた。再び自然林の尾根に入り下っていくとシカのシャレコウベが置かれた登山口だった。
白いトリカブトは珍しいですね。
白もあるみたいですが、私は初めて見ました。
これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
今回、江馬小屋集落や蓮集落の人たちがたどった炭焼きの杣道を歩けたのは大きな収穫だった。ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
この墓も今回の目的の一つだったようですね。
もう少し早く行ければ見ることが出来たかもしれませんが残念でしたね。
以前に見たことはあるんですが、林道が残っているのに直下の墓が無くなってしまったんですよね。
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
わりばしさん、こんにちは。
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
江馬小屋谷は20年以上前に一度、沢泊で遡行したことがあります。
沢登りじゃなく沢を辿るという発想がありませんでしたが、zippスタイルが広まってきましたね。。
ただ、やはり沢は危険が多く、一歩間違えれば・・・という場面も多いので気を付けて下さいね。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。この道は行合の手前まで続いていた。
これって登山道? 普通の道じゃないと思いますが、例の山岳会のヤツかな。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
五所ヶ滝の巻道にもどり道をたどる。ここは、これまでと違い現役で使われているだけにしっかりしている。五所ヶ滝のゴルジュに沿うようにつけられており、杣道はもっと上を通っているようだ。気を使ったのはバンセンが放置されている場所に上る時で、体を持ち上げて登る所があった。ここからはゴルジュ上段の滝が岩にスラローム状に吸い込まれていくのが望めた。少し行くと杣道が右から合流し、谷が開け穏やかな谷になって二股の窯跡に到着。左股は大岩の間から水が流れ日本庭園のようだった。
ずいぶんいい道が付けられてるんですねえ。沢登りのつもりでなくても行けるんやなあ。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
このあたりは縦横に仕事道が走っているんでしょうね。久しぶりに台高へ行きたくなりました。
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。
ヤブになってましたか。前に歩いたのは5年ほど前でしたが、全然ヤブっぽくなかったなあ。
大昔のエアリアを見ると、迷岳から池木屋山までは激ヤブで、1日で行きつけないコースタイムが書いてありましたが。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
野江股の頭には寄らずでしたか。1206mピークの近辺は実にいい雰囲気ですよね。
あのミズナラはいつの間に「大王」と呼ばれるようになったんでしょう?
ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
そうでしたか。あそこに集落があったとは思えない狭い場所ですよね。
そうやって少しずつ昔の記憶が消えていくのでしょうか。
山日和
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
江馬小屋谷は20年以上前に一度、沢泊で遡行したことがあります。
沢登りじゃなく沢を辿るという発想がありませんでしたが、zippスタイルが広まってきましたね。。
ただ、やはり沢は危険が多く、一歩間違えれば・・・という場面も多いので気を付けて下さいね。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。この道は行合の手前まで続いていた。
これって登山道? 普通の道じゃないと思いますが、例の山岳会のヤツかな。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
五所ヶ滝の巻道にもどり道をたどる。ここは、これまでと違い現役で使われているだけにしっかりしている。五所ヶ滝のゴルジュに沿うようにつけられており、杣道はもっと上を通っているようだ。気を使ったのはバンセンが放置されている場所に上る時で、体を持ち上げて登る所があった。ここからはゴルジュ上段の滝が岩にスラローム状に吸い込まれていくのが望めた。少し行くと杣道が右から合流し、谷が開け穏やかな谷になって二股の窯跡に到着。左股は大岩の間から水が流れ日本庭園のようだった。
ずいぶんいい道が付けられてるんですねえ。沢登りのつもりでなくても行けるんやなあ。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
このあたりは縦横に仕事道が走っているんでしょうね。久しぶりに台高へ行きたくなりました。
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。
ヤブになってましたか。前に歩いたのは5年ほど前でしたが、全然ヤブっぽくなかったなあ。
大昔のエアリアを見ると、迷岳から池木屋山までは激ヤブで、1日で行きつけないコースタイムが書いてありましたが。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
野江股の頭には寄らずでしたか。1206mピークの近辺は実にいい雰囲気ですよね。
あのミズナラはいつの間に「大王」と呼ばれるようになったんでしょう?
ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
そうでしたか。あそこに集落があったとは思えない狭い場所ですよね。
そうやって少しずつ昔の記憶が消えていくのでしょうか。
山日和
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
ワークマンわりばし店長、ご無沙汰です~(^^)/
台高は滅多に行かんのですが、今年5月に江馬小屋谷あたりを通ったもんで…
と思って読んでみたら、シンクロしたのは最後の数行の、野江股の頭からナンノキ平経由の下りだけでした。(>_<)
行合(何て読むの?)って絶景ですね。野江股の分岐の橋を渡ったところのテン場で何年か前に1回だけ野営したことがありますけど、谷の奥まで入ってません。
じつはここで車のキーを紛失してしまい、翌朝、panaちゃんに見つけてもらいました。
以来、彼女には頭が上がらず、山で会うたびに「キー大丈夫?」と点検される始末です。(@_@;)
行合の奇観、五所ヶ滝のゴルジュ、白糸滝…、いつか行ける所まででいいので行ってみたいもんです。
野江股の頭から迷岳の尾根も未踏なので、これも狙い目なんですが…。 レポのレスにはなってないなあ…。お赦しを~
御在所のオフで、土産話を聞かせて下さいマセ。(^^)/
~biwaco
台高は滅多に行かんのですが、今年5月に江馬小屋谷あたりを通ったもんで…
と思って読んでみたら、シンクロしたのは最後の数行の、野江股の頭からナンノキ平経由の下りだけでした。(>_<)
行合(何て読むの?)って絶景ですね。野江股の分岐の橋を渡ったところのテン場で何年か前に1回だけ野営したことがありますけど、谷の奥まで入ってません。
じつはここで車のキーを紛失してしまい、翌朝、panaちゃんに見つけてもらいました。
以来、彼女には頭が上がらず、山で会うたびに「キー大丈夫?」と点検される始末です。(@_@;)
行合の奇観、五所ヶ滝のゴルジュ、白糸滝…、いつか行ける所まででいいので行ってみたいもんです。
野江股の頭から迷岳の尾根も未踏なので、これも狙い目なんですが…。 レポのレスにはなってないなあ…。お赦しを~
御在所のオフで、土産話を聞かせて下さいマセ。(^^)/
~biwaco
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
こんばんは、ZIPPさん。
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
毎度、ご利用ありがとうございます(^^;。
最近の私のバイブルは、ZIPP辞典です。
江馬小屋林道はどこまで修復したかと思いつつ車を走らせると、なんと終点まで行けた。
林道終点まで入れましたか。終点の駐車地は、車が何台止められるだろう?
土曜日に絵馬小屋の出合にプレハブの工事事務所やら出来てましたが、ならばこれは砂防工事のものかな?
駐車地に停められるのは3台ぐらいです。
砂防工事をしていたので、プレハブはそうでしょうね。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。
この「登山道」テープは、一般道しか行かない人が追ってしまうと、ヤバいですよね。
確かに。台高らしいと言えばそうなんですが・・・
途中までは長靴でどうにか行けたのだが、1週間前の台風の影響で水量が多い。しかたなく長靴を脱いで歩く。
何度も行っているけど、長靴を脱いだことはないなぁ。行合の出口で左岸の岩に登れば、濡れなくて済むんじゃなかったけか。
膝ぐらいまではあったので、行合の途中の岩で長靴を脱ぎました。
長靴をはこうとすると細長くのびたヒルがついている。今、上がったところなのに、ヒルって水の中にもいるんだ。
もしかして、コウガイビルかな?しかしこれも水中にはいないから、プラナリア?
妙に間延びしたヒルでした。足についたものの水中に引きずり込まれ溺死寸前だったのかもしれません。
道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。
昔は、足場か何か組んで道があったんでしょうね。今は岩を登って巻きますが。
崖の感じからして、足場があったようですね。
五所ヶ滝の巻道にもどり道をたどる。ここは、これまでと違い現役で使われているだけにしっかりしている。五所ヶ滝のゴルジュに沿うようにつけられており、杣道はもっと上を通っているようだ。
沢屋さんの巻道を辿ったんですね。その後の杣道は、もう一ヵ所岩を攀じるところがあります。残置ロープがありますが。
沢屋さんの巻道を使いました。杣道の攀じるところは、梯子がかけられていたと思われる場所ですね。
左股左岸の道を歩くと、白糸滝に出会う。下からは下段の12mの滝しか見えない。
松阪山岳会の記録を読むと、この左俣の滝は、「モジマエ滝」のようです。五所ヶ滝下に右岸から合流する枝谷に掛る滝は、「シバコヤ滝」だそうです。
で、白糸滝の名称は、どこからでたのかナゾです(^^;。
エアアリアマップでは、五所ヶ滝下に右岸から合流する枝谷に掛る滝が「モジマエ滝」になっていて、白糸滝は左股のもっと上流にあるようですね。
どうなってるのかな?
はじめてここに来たとき、下流以外は周りが岩壁で覆われていて、上流側の岩壁に道が通じているとはよもや思はなかったです。
本当にそうですね。炭焼き人恐るべしです。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。
右側から七万石滝の滝音が聞こえてきてたでしょう。
滝の音でしたか。どうりで音が大きかったんだ。
太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。
標高820mだったかな?ここにも右に入る道があります。
この道を利用して谷に降り、958標高点のある隣の尾根を登ることも可能です。シャクナゲがいっぱいの道です。
そうですか良いことを聞きました。たくさんの大木が伐採されたのでしょうね。
赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。
稜線づたいで行くとヒメシャラのヤブにつかまってしまいますね。
例の「登山道」テープは、山頂からいったん引き返して、トラバース気味に稜線にのるようついていたと思います。
山頂から引き返して歩いたのですが、ヤブっぽかったです。
ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
ナンノキ「大王」???
いつからこのミズナラがそんな呼び名になったのでしょう(^^;。
「ナンノキ平」は、某山の会がその名称のプレートを付けてからでしょうね。
ナンノキ大王と言うんじゃないんだ。
biwacoさんのレポに書いてあったような・・・
ナンノキって何の木なんでしょうね?
これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
名所ありの谷道と稜線道の周回、いいルートだったでしょ。
時期を選べば、またナンノキ平ルートではなく滝見尾根ルートの周回を使えば、見事なアケボノツツジ・シャクナゲロードになります。
是非、再ど~ぞ(^^)。
季節をかえて楽しめそうなルートです。
今後もZIPP辞典を使わせてもらいますので、ご了解ください。
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
毎度、ご利用ありがとうございます(^^;。
最近の私のバイブルは、ZIPP辞典です。
江馬小屋林道はどこまで修復したかと思いつつ車を走らせると、なんと終点まで行けた。
林道終点まで入れましたか。終点の駐車地は、車が何台止められるだろう?
土曜日に絵馬小屋の出合にプレハブの工事事務所やら出来てましたが、ならばこれは砂防工事のものかな?
駐車地に停められるのは3台ぐらいです。
砂防工事をしていたので、プレハブはそうでしょうね。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。
この「登山道」テープは、一般道しか行かない人が追ってしまうと、ヤバいですよね。
確かに。台高らしいと言えばそうなんですが・・・
途中までは長靴でどうにか行けたのだが、1週間前の台風の影響で水量が多い。しかたなく長靴を脱いで歩く。
何度も行っているけど、長靴を脱いだことはないなぁ。行合の出口で左岸の岩に登れば、濡れなくて済むんじゃなかったけか。
膝ぐらいまではあったので、行合の途中の岩で長靴を脱ぎました。
長靴をはこうとすると細長くのびたヒルがついている。今、上がったところなのに、ヒルって水の中にもいるんだ。
もしかして、コウガイビルかな?しかしこれも水中にはいないから、プラナリア?
妙に間延びしたヒルでした。足についたものの水中に引きずり込まれ溺死寸前だったのかもしれません。
道をおっていくと対岸に観音滝が見える崖で行き詰った。
昔は、足場か何か組んで道があったんでしょうね。今は岩を登って巻きますが。
崖の感じからして、足場があったようですね。
五所ヶ滝の巻道にもどり道をたどる。ここは、これまでと違い現役で使われているだけにしっかりしている。五所ヶ滝のゴルジュに沿うようにつけられており、杣道はもっと上を通っているようだ。
沢屋さんの巻道を辿ったんですね。その後の杣道は、もう一ヵ所岩を攀じるところがあります。残置ロープがありますが。
沢屋さんの巻道を使いました。杣道の攀じるところは、梯子がかけられていたと思われる場所ですね。
左股左岸の道を歩くと、白糸滝に出会う。下からは下段の12mの滝しか見えない。
松阪山岳会の記録を読むと、この左俣の滝は、「モジマエ滝」のようです。五所ヶ滝下に右岸から合流する枝谷に掛る滝は、「シバコヤ滝」だそうです。
で、白糸滝の名称は、どこからでたのかナゾです(^^;。
エアアリアマップでは、五所ヶ滝下に右岸から合流する枝谷に掛る滝が「モジマエ滝」になっていて、白糸滝は左股のもっと上流にあるようですね。
どうなってるのかな?
はじめてここに来たとき、下流以外は周りが岩壁で覆われていて、上流側の岩壁に道が通じているとはよもや思はなかったです。
本当にそうですね。炭焼き人恐るべしです。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。
右側から七万石滝の滝音が聞こえてきてたでしょう。
滝の音でしたか。どうりで音が大きかったんだ。
太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。
標高820mだったかな?ここにも右に入る道があります。
この道を利用して谷に降り、958標高点のある隣の尾根を登ることも可能です。シャクナゲがいっぱいの道です。
そうですか良いことを聞きました。たくさんの大木が伐採されたのでしょうね。
赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。
稜線づたいで行くとヒメシャラのヤブにつかまってしまいますね。
例の「登山道」テープは、山頂からいったん引き返して、トラバース気味に稜線にのるようついていたと思います。
山頂から引き返して歩いたのですが、ヤブっぽかったです。
ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
ナンノキ「大王」???
いつからこのミズナラがそんな呼び名になったのでしょう(^^;。
「ナンノキ平」は、某山の会がその名称のプレートを付けてからでしょうね。
ナンノキ大王と言うんじゃないんだ。
biwacoさんのレポに書いてあったような・・・
ナンノキって何の木なんでしょうね?
これでようやく有名な江馬小屋谷の行合と五所ヶ滝のゴルジュを拝むことができた。
名所ありの谷道と稜線道の周回、いいルートだったでしょ。
時期を選べば、またナンノキ平ルートではなく滝見尾根ルートの周回を使えば、見事なアケボノツツジ・シャクナゲロードになります。
是非、再ど~ぞ(^^)。
季節をかえて楽しめそうなルートです。
今後もZIPP辞典を使わせてもらいますので、ご了解ください。
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
おはようございます、山日和さん。
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
江馬小屋谷は20年以上前に一度、沢泊で遡行したことがあります。
沢登りじゃなく沢を辿るという発想がありませんでしたが、zippスタイルが広まってきましたね。。
ただ、やはり沢は危険が多く、一歩間違えれば・・・という場面も多いので気を付けて下さいね。
廃道化していますが杣道あればこその辿りです。
ZIPP辞典を参考に気をつけたいと思います。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。この道は行合の手前まで続いていた。
これって登山道? 普通の道じゃないと思いますが、例の山岳会のヤツかな。
それが「登山道」と書かれたどこにでもある一般道を示すテープです。
山岳会や個人のテープではないんですよ。
行合までですが、ワイルドでしょ。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
五所ヶ滝の巻道にもどり道をたどる。ここは、これまでと違い現役で使われているだけにしっかりしている。五所ヶ滝のゴルジュに沿うようにつけられており、杣道はもっと上を通っているようだ。気を使ったのはバンセンが放置されている場所に上る時で、体を持ち上げて登る所があった。ここからはゴルジュ上段の滝が岩にスラローム状に吸い込まれていくのが望めた。少し行くと杣道が右から合流し、谷が開け穏やかな谷になって二股の窯跡に到着。左股は大岩の間から水が流れ日本庭園のようだった。
ずいぶんいい道が付けられてるんですねえ。沢登りのつもりでなくても行けるんやなあ。
五所ヶ滝ゴルジュは沢屋さんも基本的には巻くので、巻道を使う人も多いのでしょう。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
このあたりは縦横に仕事道が走っているんでしょうね。久しぶりに台高へ行きたくなりました。
昔の仕事道を今や獣くんたちが使っていますね。
これも台高の魅力のひとつです。
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。
ヤブになってましたか。前に歩いたのは5年ほど前でしたが、全然ヤブっぽくなかったなあ。
大昔のエアリアを見ると、迷岳から池木屋山までは激ヤブで、1日で行きつけないコースタイムが書いてありましたが。
そうですか。人の入りも少ないエリアだけに、ヤブにもどりつつあるのかもしれません。
私のエアリアには上級者向きと書かれていました。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
野江股の頭には寄らずでしたか。1206mピークの近辺は実にいい雰囲気ですよね。
あのミズナラはいつの間に「大王」と呼ばれるようになったんでしょう?
野江股ノ頭も寄りましたよ。
大王と呼ばないんだ。
呼んだのはbiwacoさんだけ。
ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
そうでしたか。あそこに集落があったとは思えない狭い場所ですよね。
そうやって少しずつ昔の記憶が消えていくのでしょうか。
江馬小屋林道の対岸に石積みが残されていて、そこが江馬小屋集落です。
集落跡も今回の砂防工事で消えてしまいそうな感じがします。
江馬小屋谷を二股までたどって。P1188の尾根を登り、白倉山と野江股ノ頭をふんでナンノキ平から下りる周回コースを組んでみた。P1188まではZIPP辞典を参考にさせてもらった。
江馬小屋谷は20年以上前に一度、沢泊で遡行したことがあります。
沢登りじゃなく沢を辿るという発想がありませんでしたが、zippスタイルが広まってきましたね。。
ただ、やはり沢は危険が多く、一歩間違えれば・・・という場面も多いので気を付けて下さいね。
廃道化していますが杣道あればこその辿りです。
ZIPP辞典を参考に気をつけたいと思います。
江馬小屋谷に入ると右岸に登山道の黄色テープがあり、たどっていくとトラロープもあるが下部は抜け落ちている。さすが台高の登山道はワイルドだぜ。この道は行合の手前まで続いていた。
これって登山道? 普通の道じゃないと思いますが、例の山岳会のヤツかな。
それが「登山道」と書かれたどこにでもある一般道を示すテープです。
山岳会や個人のテープではないんですよ。
行合までですが、ワイルドでしょ。
窯跡で休憩して、歩いて行くと下部にマーキングが見える。沢屋さんの使う五所ヶ滝の巻道のようだ。ならば、ここを下って五所ヶ滝の最下部の滝を見に行こうと考えた。谷を少し歩くと岩からスラローム状に流れ落ちる滝があった。
五所ヶ滝の巻道にもどり道をたどる。ここは、これまでと違い現役で使われているだけにしっかりしている。五所ヶ滝のゴルジュに沿うようにつけられており、杣道はもっと上を通っているようだ。気を使ったのはバンセンが放置されている場所に上る時で、体を持ち上げて登る所があった。ここからはゴルジュ上段の滝が岩にスラローム状に吸い込まれていくのが望めた。少し行くと杣道が右から合流し、谷が開け穏やかな谷になって二股の窯跡に到着。左股は大岩の間から水が流れ日本庭園のようだった。
ずいぶんいい道が付けられてるんですねえ。沢登りのつもりでなくても行けるんやなあ。
五所ヶ滝ゴルジュは沢屋さんも基本的には巻くので、巻道を使う人も多いのでしょう。
右側は切れ落ちた岩尾根を上って行く。尾根芯はシャクナゲが多いものの楽に歩ける。おまけに尾根上は落ち葉のじゅうたんで気持ちいい。高度を上げ、太い木が現れるようになった960m地点で1mぐらいの水平道が尾根を横切っていた。伐採木搬出用として使われた道のようだ。伐採時には今上ってきた尾根も仕事道として使われたのではないだろうか。江馬小屋谷の白糸滝までは炭焼き用の杣道を使い、そこからミズナラの大木を通過し岩尾根を上がったように思った。そう考えさせるぐらい、岩尾根の道は快適な道だった。
このあたりは縦横に仕事道が走っているんでしょうね。久しぶりに台高へ行きたくなりました。
昔の仕事道を今や獣くんたちが使っていますね。
これも台高の魅力のひとつです。
太いブナが現れだすとP1188で、すぐに白倉山に向かう。赤いポストの山頂で小休止して、歩いていくと、ヤブが出てきた。縦走路なので、道はあるしテープもあるのだがヤブをかきわけ進むことになる。あまり人が歩いていないからか、整備をしていないからかわからないがヤブの登山道を歩く。
ヤブになってましたか。前に歩いたのは5年ほど前でしたが、全然ヤブっぽくなかったなあ。
大昔のエアリアを見ると、迷岳から池木屋山までは激ヤブで、1日で行きつけないコースタイムが書いてありましたが。
そうですか。人の入りも少ないエリアだけに、ヤブにもどりつつあるのかもしれません。
私のエアリアには上級者向きと書かれていました。
野江股ノ頭により分岐から下る。ナンノキ平は、初め日立のまわしものかと思ったが、そうでもないらしい。ナンノキ大王と呼ばれる大木が鎮座している地だが、この名前は昔からの呼び名なのか?
野江股の頭には寄らずでしたか。1206mピークの近辺は実にいい雰囲気ですよね。
あのミズナラはいつの間に「大王」と呼ばれるようになったんでしょう?
野江股ノ頭も寄りましたよ。
大王と呼ばないんだ。
呼んだのはbiwacoさんだけ。
ただ、残念なのは林道直下にあった木地師の娘の墓が昨年の大雨で流された事だ。木地師の村として江馬小屋集落が存在したことを示す現場に残された唯一の史料だっただけに、もったいないことをした。
そうでしたか。あそこに集落があったとは思えない狭い場所ですよね。
そうやって少しずつ昔の記憶が消えていくのでしょうか。
江馬小屋林道の対岸に石積みが残されていて、そこが江馬小屋集落です。
集落跡も今回の砂防工事で消えてしまいそうな感じがします。
Re: 【台高】江馬小屋谷より白倉山・野江股ノ頭周回
biwaco大王さん、こんばんは。
台高は滅多に行かんのですが、今年5月に江馬小屋谷あたりを通ったもんで…
と思って読んでみたら、シンクロしたのは最後の数行の、野江股の頭からナンノキ平経由の下りだけでした。(>_<)
kitayamawalkさんと歩かれた時ですね。
行合(何て読むの?)って絶景ですね。野江股の分岐の橋を渡ったところのテン場で何年か前に1回だけ野営したことがありますけど、谷の奥まで入ってません。
じつはここで車のキーを紛失してしまい、翌朝、panaちゃんに見つけてもらいました。
以来、彼女には頭が上がらず、山で会うたびに「キー大丈夫?」と点検される始末です。(@_@;)
「いきあい」だと思います。なかなかロマンチックな名前です。
「キー大丈夫?」の方は何人か・・・
行合は野江股の分岐からはすぐなので、行かれるといいですよ。
行合の奇観、五所ヶ滝のゴルジュ、白糸滝…、いつか行ける所まででいいので行ってみたいもんです。
野江股の頭から迷岳の尾根も未踏なので、これも狙い目なんですが…。
なかなか見所いっぱいです。
今回辿ったコースがまだ無難なように思います。
レポのレスにはなってないなあ…。お赦しを~
御在所のオフで、土産話を聞かせて下さいマセ。(^^)/
今回のオフ会には行けますので、よろしくお願いします。
台高は滅多に行かんのですが、今年5月に江馬小屋谷あたりを通ったもんで…
と思って読んでみたら、シンクロしたのは最後の数行の、野江股の頭からナンノキ平経由の下りだけでした。(>_<)
kitayamawalkさんと歩かれた時ですね。
行合(何て読むの?)って絶景ですね。野江股の分岐の橋を渡ったところのテン場で何年か前に1回だけ野営したことがありますけど、谷の奥まで入ってません。
じつはここで車のキーを紛失してしまい、翌朝、panaちゃんに見つけてもらいました。
以来、彼女には頭が上がらず、山で会うたびに「キー大丈夫?」と点検される始末です。(@_@;)
「いきあい」だと思います。なかなかロマンチックな名前です。
「キー大丈夫?」の方は何人か・・・
行合は野江股の分岐からはすぐなので、行かれるといいですよ。
行合の奇観、五所ヶ滝のゴルジュ、白糸滝…、いつか行ける所まででいいので行ってみたいもんです。
野江股の頭から迷岳の尾根も未踏なので、これも狙い目なんですが…。
なかなか見所いっぱいです。
今回辿ったコースがまだ無難なように思います。
レポのレスにはなってないなあ…。お赦しを~
御在所のオフで、土産話を聞かせて下さいマセ。(^^)/
今回のオフ会には行けますので、よろしくお願いします。