【南 ア】 二児山(2243m)黒河山(2127m)笹山(2150m)入山(2186m)

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ふ~さん
記事: 535
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

【南 ア】 二児山(2243m)黒河山(2127m)笹山(2150m)入山(2186m)

投稿記事 by ふ~さん »

【日 時】  9月22日(土)
【地 図】  http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 9670622269
【同行者】  単独
【天 候】  晴れ~曇り
【ルート】   P(9:08)~黒河山(10:01)~笹山北峰(10:43)~笹山南峰(10:57)~入山(12:33)~撤退地点(12:54)~入山(13:15)~笹山南峰(14:45)~P(15:20/29)~二児山西峰(16:32/38)~二児山東峰(16:54/17:05)~P(18:00)


何を勘違いしたか、松川ICで降りればいいものを、てっきり伊那で降りるのだと固く信じていた。思いこみとは恐ろしい。

やむなく、高遠から秋葉街道をわざわざ南下する。美和湖を経て分杭峠越えの道。早朝にもかかわらず「ゼロ磁場」の恩恵に預かろうという方の車が数台。ここから大鹿村に入っていく。
入山に続く笹尾根
入山に続く笹尾根
さて、儀内路の林道中峰黒川線の分岐に至って一大事が判明。路肩崩落による通行止めだ。それでも、柳島から回り込むという奥の手があり、ほっと胸をなで下ろす。

うねうね走り込んでチロル風に展開する入沢井の不思議な集落を通り過ぎる。青いケシ云々の農場をやり過ごして、ようやく黒川牧場の入口だ。ゲートが開いていて安堵する。

ちょっぴり緊張しながら駐車地まで車を上げる。準備のさなか、軽トラおじさんが降りてきた。林道の整備の帰りらしく、倒木を処理したり、落石を動かしてきた様子。こちらから何も聞かないうち、おっちゃんは「駐車地はこの南側にもあるけど、普通の車はそこから先へは入れない」ことをしきりに強調されていた。「気をつけて」の一言を頂いて別れる。

しかし、時すでに9時だ。家を出る時間も遅ければ、伊那回りも応えたし、林道崩落も応えた。これでは、とても計画通りには歩けない。二児山から小黒山までなんて到底不可能。

取りあえず黒河山から歩けるだけ歩こうという腹。車に戻って時間があれば二児山まで歩けるし、状況によっては明朝、二児山まで歩くのも良し。

駐車地には「遊歩道案内図」の看板があるが、位置関係がよくわからない。ともあれ「目の前の林道の行き先を確認すべぇ」とばかりに歩き始めるが、どう考えても黒河山から離れていく。やむを得ず林道を捨てて尾根通しに歩くと、一旦下ってから笹の斜面を登って稜線上に出た。
笹山へ
笹山へ
樹林の歩きとなる。樹間を透かして塩見岳。割れた湯飲みや一升瓶などもある。山仕事の痕跡か。メボソムシクイのさえずりが耳に優しい。

錆びた一斗缶がなければ通り過ごしていた黒河山のひっそりとした山頂。森の雰囲気にまったり包まれたいところだが、先を思えばのんびりできない。

南に踏み出すと、倒木の原。障害物を乗り越え乗り越え、前進前進。再び苔むした樹林帯に飲み込まれる。右下に林道が見える。

何もない笹山西峰の切り拓き。やがて避難小屋を目にして偵察に降りる。中は比較的きれいに保たれている。ここから笹山東峰に向かって登り返す。明るく開放的な山頂に古ぼけた標がかかっている。

ここからは楽しい小笹の尾根歩き。伸びやかな尾根。しかし、倒木や岩に注意だ。仙丈ヶ岳や白峰三山が至近。進行方向真正面、笹尾根の奥には、次なる目的地の入山がそびえている。

さらなる奥には樺山。左に塩見の雄峰。まだまだ先は長い。時間的には限りがあるが、歩けるだけ歩いておこう。

浮き立つ心で明るい笹原の起伏を辿る。足元の緑と頭上の青白のコンビネーションが印象派の絵画のようで、浮き立つ高揚感がある。
苔むした樹林帯
苔むした樹林帯
眼下には山肌に張り付くような入沢井の集落。こんな高山なのに、集落のキンコンカンコンが聞こえてくるから面白い。

目線の奥に入山がそびえ、見上げれば空高く雲がぽっかり浮かぶ。平坦な遠近感の日常に暮らす私にとっては、3D映画に遊ぶような立体感が嬉しい。

最後の急登を前にひと息つく。ここを登り切れば樹木に覆われた入山の狭い山頂であった。三角点がひっそりと埋まり、その傍には獣の糞がある。「入山」を示す古い木札と「’81夏合宿」と書かれた錆びた金属プレート。

すでに12時半である。樺山まで足を伸ばすと時間に余裕もなくなる。まして小黒山まで足を伸ばせば闇に巻かれる。この先の二山を次回まわしとするならば、ここで切り上げたとしても十分な成果だったと言えるだろう。

それに、ここで戻れば二児山の山頂を踏むこともできるだろうし、次回は入山から先の二山に集中できる。

時計を見るとまだ余裕もあるので、13時を目処にこの先の稜線の偵察に入ろう。一旦高度を下げながら稜線を辿ってみる。途中でヤブに飲み込まれて針路を失いかける。難路の気配。だが、稜線の東にヤブと岩を回避できることがわかった。樺山の右奥に雲に覆われようとする小黒山が覗いている。くそ、今に見ていろ。
難路の気配
難路の気配
樺沢の源流のひとつがガレとなって這い上がるポイントで行動打ち切り。携帯のアンテナも立っている。家にメールを入れて、引き返す旨を伝えた。入山山頂を除けば、ここはすべての山頂で携帯も圏内というのが安心材料である。

こだわりたい気持ちに見切りをつけて戻りかえす。帰路となれば心も軽い。入山から笹山にかけての笹原歩きに心が洗われる。正面から二児山の双耳峰が誘いかける。白峰三山に見守られて笹山へとそぞろ歩く。

笹山の避難小屋からは林道を選んでみた。しかし、林道状況からすると朝の軽トラのおっちゃんの言葉通り、ここまで車でアプローチするのはどう考えても無理だった。

南の駐車地に着いた。さらに池のほとりのPまで歩いて車に帰還。日没までの時間を読みながら二児山に向かって朝の林道を歩き始める。ザックもデポせず、そのまま担いだ。八月のカナダ出張以来、もろもろ事情もあって、ろくに山登りも出来てない。足が重いのもむべなるかな。

林道上は倒木がチェーンソーで整理されたり、落石が移動されているのがわかる。おっちゃんの苦労がうかがえた。道は稜線に近づいたり、切り返して標高を稼いだりしながら避難小屋に到着。ここから山道になる。小沢を二本跨いで東西峰のコルに向かって踏跡を辿ると、二児山西峰に導くテープを確認。ひと頑張りで樹林の山頂。

あとは二児山東峰だけだ。先ほどの分岐に下る。東峰への登路は北から回り込むようにしてルートが付けてある。それを辿ると、いよいよ二児山東峰山頂だ!分杭峠方面が切り開かれていて、美和湖や戸倉山も確認できる。
白峰三山
白峰三山
目的達成の達成感に包まれる。鹿笛が聞こえる。さあ、帰ろう。南に稜線を辿り、最後は林道に合流。鹿が音もなく逃げていく。日没に余裕を持って車に帰還。これで入山以北の稜線はすべて踏査ということにしておこう。

ひとり小宴を催すうち、雨がぱらつき始めた。雨は次第に強まり、一向に止む気配を見せない。だが、狭い車の中は快適なシェルターだ。雨は降り続いた。疲れのせいか、ほどなくして深い眠りについたが、夜半、鹿が挨拶に来たことだけは覚えている。

 ふ~さん
たんぽぽ
記事: 711
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【南 ア】 二児山(2243m)黒河山(2127m)笹山(2150m)入山(2186m)

投稿記事 by たんぽぽ »

ふ~しゃま、こんばんわん。

【ルート】   P(9:08)~黒河山(10:01)~笹山北峰(10:43)~笹山南峰(10:57)~入山(12:33)~撤退地点(12:54)~入山(13:15)~笹山南峰(14:45)~P(15:20/29)~二児山西峰(16:32/38)~二児山東峰(16:54/17:05)~P(18:00)
忙しい中にあっても、ちゃんと楽しんでるじゃあないですか、裏山椎。
前回の二児山レポは誰だったかなあ~って探してみたらバタさんでしたわ。

やむなく、高遠から秋葉街道をわざわざ南下する。美和湖を経て分杭峠越えの道。早朝にもかかわらず「ゼロ磁場」の恩恵に預かろうという方の車が数台。
聖地を通ったふ~しゃんも更なるパワーアップ間違いなし!
オフ会での再会が楽しみじゃの~

さて、儀内路の林道中峰黒川線の分岐に至って一大事が判明。路肩崩落による通行止めだ。それでも、柳島から回り込むという奥の手があり、ほっと胸をなで下ろす。
ヤレヤレ、信濃の山奥まで来てご苦労さんです。

うねうね走り込んでチロル風に展開する入沢井の不思議な集落を通り過ぎる。青いケシ云々の農場をやり過ごして、ようやく黒川牧場の入口だ。ゲートが開いていて安堵する。
ゲートがあるんだね、ってことはカギがかかることもあるんだ。
でも、ふ~しゃんならカギを開けるなんてどうってことないよね。
ところでここの牧場はちゃんと牛しゃんがいるの?

何もない笹山西峰の切り拓き。やがて避難小屋を目にして偵察に降りる。中は比較的きれいに保たれている。ここから笹山東峰に向かって登り返す。明るく開放的な山頂に古ぼけた標がかかっている。
へぇ~、小屋もあるんですね。

浮き立つ心で明るい笹原の起伏を辿る。足元の緑と頭上の青白のコンビネーションが印象派の絵画のようで、浮き立つ高揚感がある。
モネやルノワールを持ち出すとは、今日のふ~しゃんはどうしちゃったんでしょう。

眼下には山肌に張り付くような入沢井の集落。こんな高山なのに、集落のキンコンカンコンが聞こえてくるから面白い。
だってニッポンのチロルだもんね。

目線の奥に入山がそびえ、見上げれば空高く雲がぽっかり浮かぶ。平坦な遠近感の日常に暮らす私にとっては、3D映画に遊ぶような立体感が嬉しい。
印象派の次は3Dですかいな、忙しいのう。
でも、ふ~しゃんはもっと忙しい4Dの世界に暮らしてると聞きますが・・・

途中でヤブに飲み込まれて針路を失いかける。難路の気配。
やったぜ!わくわくモードへシフトだあ~

くそ、今に見ていろ。
山頂に人糞を残すのはやめませう。

こだわりたい気持ちに見切りをつけて戻りかえす。帰路となれば心も軽い。入山から笹山にかけての笹原歩きに心が洗われる。正面から二児山の双耳峰が誘いかける。
ここはいいお誘いでしょう。

あとは二児山東峰だけだ。先ほどの分岐に下る。東峰への登路は北から回り込むようにしてルートが付けてある。それを辿ると、いよいよ二児山東峰山頂だ!分杭峠方面が切り開かれていて、美和湖や戸倉山も確認できる。
これで目的達成でしょうか、お疲れさまです。

ひとり小宴を催すうち、雨がぱらつき始めた。雨は次第に強まり、一向に止む気配を見せない。だが、狭い車の中は快適なシェルターだ。雨は降り続いた。疲れのせいか、ほどなくして深い眠りについたが、夜半、鹿が挨拶に来たことだけは覚えている。
あれ?急いで帰らなかったの、ママが心配しちゃうよ!
ふ~さん
記事: 535
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【南 ア】 二児山(2243m)黒河山(2127m)笹山(2150m)入山(2186m)

投稿記事 by ふ~さん »

ふ~しゃま、こんばんわん。
こんばんは、たんぽぽさま。
忙しい中にあっても、ちゃんと楽しんでるじゃあないですか、裏山椎。
前回の二児山レポは誰だったかなあ~って探してみたらバタさんでしたわ。
まあ、ぼちぼちですわ。そろそろたんぽぽさまの出番間近ですね。先日、〇ヶ岳で間近に白山拝みましたが、貴君の無沙汰を恨む風情でしたぜ。
聖地を通ったふ~しゃんも更なるパワーアップ間違いなし!
オフ会での再会が楽しみじゃの~
おまかせください。どこぞと案内してさしあげますよ。
さて、儀内路の林道中峰黒川線の分岐に至って一大事が判明。路肩崩落による通行止めだ。それでも、柳島から回り込むという奥の手があり、ほっと胸をなで下ろす。
ヤレヤレ、信濃の山奥まで来てご苦労さんです。
まぁ、そんな時には、りんご狩りで楽しんでから帰ろうかな。今の季節は津軽だな。
ゲートがあるんだね、ってことはカギがかかることもあるんだ。
上に駐車場が出来てるから閉鎖されることはないかもしれません。
でも、ふ~しゃんならカギを開けるなんてどうってことないよね。
何か勘違いされているのでは(^^;)
ところでここの牧場はちゃんと牛しゃんがいるの?
いませんでしたよ。誰かに恐れをなして隠れてしまっていたのかも。^^;
へぇ~、小屋もあるんですね。
まだ出来たばかりかもしれません。
モネやルノワールを持ち出すとは、今日のふ~しゃんはどうしちゃったんでしょう。
まぁ、言ってみれば、きらりと光る教(狂?)養でしょうか。
でも、ふ~しゃんはもっと忙しい4Dの世界に暮らしてると聞きますが・・・
4Kの世界とでも言えましょう。かっこいいのに、狂ってる、給料安い、帰れない・・・
途中でヤブに飲み込まれて針路を失いかける。難路の気配。
やったぜ!わくわくモードへシフトだあ~
人を〇態みたいに言わんといてや。
くそ、今に見ていろ。
山頂に人糞を残すのはやめませう。
私ではござらぬ。濡れ衣でござる。
こだわりたい気持ちに見切りをつけて戻りかえす。帰路となれば心も軽い。入山から笹山にかけての笹原歩きに心が洗われる。正面から二児山の双耳峰が誘いかける。
ここはいいお誘いでしょう。
危ない誘いでしょうか。
これで目的達成でしょうか、お疲れさまです。
おかげさまで(^o^)
ひとり小宴を催すうち、雨がぱらつき始めた。雨は次第に強まり、一向に止む気配を見せない。だが、狭い車の中は快適なシェルターだ。雨は降り続いた。疲れのせいか、ほどなくして深い眠りについたが、夜半、鹿が挨拶に来たことだけは覚えている。

あれ?急いで帰らなかったの、ママが心配しちゃうよ!
ばぶばぶ(-_-;)

 ふ~さん
biwaco
記事: 1528
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【南 ア】 二児山(2243m)黒河山(2127m)笹山(2150m)入山(2186m)

投稿記事 by biwaco »

ふ~さま、こんにちわさんは日本の算数ですね~

またまた南アですか! 南アといえば南アフリカかと思って地図見てたら、山の中にレソト王国ってありましたで。
なんでもwiki情報では国境沿いに3482mのタバナントレニャナ山というお山があるんっだって。
この名前、早口で言えるかニャナ? 言えんでも南アついでに、来夏にでも行ってきたら? 英語圏らしいから言葉も大丈夫でしょ。(^^)/



日本の南アはこのマップでよう分かる。塩見の市販マップみたら入山のちょっと北まで載ってました。(赤線ナシの健全地帯ですけど)

何を勘違いしたか、松川ICで降りればいいものを、てっきり伊那で降りるのだと固く信じていた。思いこみとは恐ろしい。


なにか伊那に魅かれるもの(方)でも…?

やむなく、高遠から秋葉街道をわざわざ南下する。美和湖を経て分杭峠越えの道。早朝にもかかわらず「ゼロ磁場」の恩恵に預かろうという方の車が数台。ここから大鹿村に入っていく。


ああ、やっぱりね。待ってたのは美和子さんか~(^^)/ この不埒もんが!
で、ゼロ地場ってなんか恩恵があるんですか? 肩こりが治るとか、赤字のクレジットカードがフォーマットできるとか?

さて、儀内路の林道中峰黒川線の分岐に至って一大事が判明。路肩崩落による通行止めだ。それでも、柳島から回り込むという奥の手があり、ほっと胸をなで下ろす。
うねうね走り込んでチロル風に展開する入沢井の不思議な集落を通り過ぎる。青いケシ云々の農場をやり過ごして、ようやく黒川牧場の入口だ。ゲートが開いていて安堵する。


なんだか、RPGゲームみたいやねえ。(@_@;) 隠しボタンを見つけないとゲートは開かんでしょう。

ちょっぴり緊張しながら駐車地まで車を上げる。準備のさなか、軽トラおじさんが降りてきた。林道の整備の帰りらしく、倒木を処理したり、落石を動かしてきた様子。こちらから何も聞かないうち、おっちゃんは「駐車地はこの南側にもあるけど、普通の車はそこから先へは入れない」ことをしきりに強調されていた。「気をつけて」の一言を頂いて別れる。


地元の方の忠告は素直に聞きましょうね。

駐車地には「遊歩道案内図」の看板があるが、位置関係がよくわからない。ともあれ「目の前の林道の行き先を確認すべぇ」とばかりに歩き始めるが、どう考えても黒河山から離れていく。やむを得ず林道を捨てて尾根通しに歩くと、一旦下ってから笹の斜面を登って稜線上に出た。


地形図の林道とはだいぶ違うんでしょうね?

樹林の歩きとなる。樹間を透かして塩見岳。割れた湯飲みや一升瓶などもある。山仕事の痕跡か。メボソムシクイのさえずりが耳に優しい。


塩見、一升瓶、メボソムシクイ…、この三題でふ~さまに一首献上。

塩嘗めて 一升瓶を抱えれば メボソムシクイ 今日も囀る

【題意】山仕事の疲れを癒してくれるのはこの一升瓶がいちばんだ。塩を肴にグイッと一杯やれば何にも要らねえ。今日も鳥が鳴いてるねえ、なんて言ってるんだ? ウメボシでメシクイねえってさあ。飲んでるだけじゃ身体に毒だよ、おまいさん。

何もない笹山西峰の切り拓き。やがて避難小屋を目にして偵察に降りる。中は比較的きれいに保たれている。ここから笹山東峰に向かって登り返す。明るく開放的な山頂に古ぼけた標がかかっている。


避難小屋があるんですか。宴会にピッタリやないですか! 企画してね~(^^)/

ここからは楽しい小笹の尾根歩き。伸びやかな尾根。しかし、倒木や岩に注意だ。仙丈ヶ岳や白峰三山が至近。進行方向真正面、笹尾根の奥には、次なる目的地の入山がそびえている。
さらなる奥には樺山。左に塩見の雄峰。まだまだ先は長い。時間的には限りがあるが、歩けるだけ歩いておこう。


歩けるだけ歩いて、翌朝までに本谷山から三伏峠まで行ってくださいマセ。(^_-)

浮き立つ心で明るい笹原の起伏を辿る。足元の緑と頭上の青白のコンビネーションが印象派の絵画のようで、浮き立つ高揚感がある。


しかし…、
ひとたび雲が陽射しを遮り光彩が陰れば浮足立つふ~さんであった。

眼下には山肌に張り付くような入沢井の集落。こんな高山なのに、集落のキンコンカンコンが聞こえてくるから面白い。


へえ~、村では金婚式、冠婚葬祭の真っ最中でしたか(@_@;)

最後の急登を前にひと息つく。ここを登り切れば樹木に覆われた入山の狭い山頂であった。三角点がひっそりと埋まり、その傍には獣の糞がある。「入山」を示す古い木札と「’81夏合宿」と書かれた錆びた金属プレート。


「ドキュメント入山~獣たちの夏'81」ってどう? 糞飯物だって?

すでに12時半である。樺山まで足を伸ばすと時間に余裕もなくなる。まして小黒山まで足を伸ばせば闇に巻かれる。この先の二山を次回まわしとするならば、ここで切り上げたとしても十分な成果だったと言えるだろう。


本谷山までやなかったの?

それに、ここで戻れば二児山の山頂を踏むこともできるだろうし、次回は入山から先の二山に集中できる。


まあ、言い訳はなんとでも言えますね。
で、次回の入山はどこから入るんですかいな?

時計を見るとまだ余裕もあるので、13時を目処にこの先の稜線の偵察に入ろう。一旦高度を下げながら稜線を辿ってみる。途中でヤブに飲み込まれて針路を失いかける。難路の気配。だが、稜線の東にヤブと岩を回避できることがわかった。樺山の右奥に雲に覆われようとする小黒山が覗いている。くそ、今に見ていろ。


見てない見てない。気にせずいじけず、いつでも来ておくれ~。
いつまでも待っててくれるって。山ってやさしいねえ、ふ~さん(^_-)

樺沢の源流のひとつがガレとなって這い上がるポイントで行動打ち切り。携帯のアンテナも立っている。家にメールを入れて、引き返す旨を伝えた。入山山頂を除けば、ここはすべての山頂で携帯も圏内というのが安心材料である。


ド○モだけでしょ、それ。
「いつつながるんや!」スギちゃん、sonちゃんにもっとキツうゆうてや。

こだわりたい気持ちに見切りをつけて戻りかえす。帰路となれば心も軽い。入山から笹山にかけての笹原歩きに心が洗われる。正面から二児山の双耳峰が誘いかける。白峰三山に見守られて笹山へとそぞろ歩く。


やはり2児の父としては二児山へは、どうしても行っておきたかったんだ。(-。-)y-゜゜゜

林道上は倒木がチェーンソーで整理されたり、落石が移動されているのがわかる。おっちゃんの苦労がうかがえた。道は稜線に近づいたり、切り返して標高を稼いだりしながら避難小屋に到着。ここから山道になる。小沢を二本跨いで東西峰のコルに向かって踏跡を辿ると、二児山西峰に導くテープを確認。ひと頑張りで樹林の山頂。


この避難小屋は笹山の小屋とは違う小屋ですか?

あとは二児山東峰だけだ。先ほどの分岐に下る。東峰への登路は北から回り込むようにしてルートが付けてある。それを辿ると、いよいよ二児山東峰山頂だ!分杭峠方面が切り開かれていて、美和湖や戸倉山も確認できる。
目的達成の達成感に包まれる。鹿笛が聞こえる。さあ、帰ろう。南に稜線を辿り、最後は林道に合流。鹿が音もなく逃げていく。日没に余裕を持って車に帰還。これで入山以北の稜線はすべて踏査ということにしておこう。


二児にも会えたし、美和子にも別れが言えたし、シカと踏査も終えたし…。満足の山でしたね~(^^)/

ひとり小宴を催すうち、雨がぱらつき始めた。雨は次第に強まり、一向に止む気配を見せない。だが、狭い車の中は快適なシェルターだ。雨は降り続いた。疲れのせいか、ほどなくして深い眠りについたが、夜半、鹿が挨拶に来たことだけは覚えている。


翌日は雨の中、どこをほっつき歩いてたんです?

               ~biwaco
ふ~さん
記事: 535
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【南 ア】 二児山(2243m)黒河山(2127m)笹山(2150m)入山(2186m)

投稿記事 by ふ~さん »

ふ~さま、こんにちわさんは日本の算数ですね~
こんばんは。Biwacoさん、お元気そうで何より。
またまた南アですか! 南アといえば南アフリカかと思って地図見てたら、山の中にレソト王国ってありましたで。
南マだったら、南マダカスカルですかね。レリト、レソト、レント・・・日本語は紛らわしいですね。
なにか伊那に魅かれるもの(方)でも…?
いえ、そんなわけでは(^^;) ただ、伊那で降りたら、い~なって思って♪
ああ、やっぱりね。待ってたのは美和子さんか~(^^)/ この不埒もんが!
で、ゼロ地場ってなんか恩恵があるんですか? 肩こりが治るとか、赤字のクレジットカードがフォーマットできるとか?
やぶこぎの皆さんには内緒にしておいてね(^_-) ゼロ磁場の恩恵は私が近い将来、お示ししましょう。きっと金運上昇、不老長寿でしょう!
なんだか、RPGゲームみたいやねえ。(@_@;) 隠しボタンを見つけないとゲートは開かんでしょう。
隠しボタンがなければおまじないしか^^;
地元の方の忠告は素直に聞きましょうね。
何と言っても林道整備の功労者ですし。
地形図の林道とはだいぶ違うんでしょうね?
地形図にはない林道延伸があるのは世の常?
塩見、一升瓶、メボソムシクイ…、この三題でふ~さまに一首献上。塩嘗めて 一升瓶を抱えれば メボソムシクイ 今日も囀る
さすが、biwa翁。その冴えがあれば「物忘れ外来」は無用ですね。
【題意】山仕事の疲れを癒してくれるのはこの一升瓶がいちばんだ。塩を肴にグイッと一杯やれば何にも要らねえ。今日も鳥が鳴いてるねえ、なんて言ってるんだ? ウメボシでメシクイねえってさあ。飲んでるだけじゃ身体に毒だよ、おまいさん。
塩を肴にって域には到底達しませんね、残念ながら。Biwa爺ならば毒を肴に飲める人ですからすごい。
避難小屋があるんですか。宴会にピッタリやないですか! 企画してね~(^^)/
いつぞやみたいに車を小屋に横付けなんておいしい話はございませんよ。でも、担いで歩けば酒もおいしいって?
歩けるだけ歩いて、翌朝までに本谷山から三伏峠まで行ってくださいマセ。(^_-)
ふ~。焚きつけてくれますね~。後日談はいずれの機会にかレポしたいですね。
浮き立つ心で明るい笹原の起伏を辿る。足元の緑と頭上の青白のコンビネーションが印象派の絵画のようで、浮き立つ高揚感がある。
しかし…、
ひとたび雲が陽射しを遮り光彩が陰れば浮足立つふ~さんであった。
Biwa爺と二人羽織すればノーベル文学賞も夢じゃないかも。
眼下には山肌に張り付くような入沢井の集落。こんな高山なのに、集落のキンコンカンコンが聞こえてくるから面白い。
へえ~、村では金婚式、冠婚葬祭の真っ最中でしたか(@_@;)
朝、7時とか正午には必ず音楽放送が入るんですよ。それが意外にエーデルワイスだったりして・・・
「ドキュメント入山~獣たちの夏'81」ってどう? 糞飯物だって?
山名標はKWVでしたっけ。どこのワンゲル?
すでに12時半である。樺山まで足を伸ばすと時間に余裕もなくなる。まして小黒山まで足を伸ばせば闇に巻かれる。この先の二山を次回まわしとするならば、ここで切り上げたとしても十分な成果だったと言えるだろう。
本谷山までやなかったの?
いぢめないでね。
それに、ここで戻れば二児山の山頂を踏むこともできるだろうし、次回は入山から先の二山に集中できる。
まあ、言い訳はなんとでも言えますね。
で、次回の入山はどこから入るんですかいな?
車二台ないとぐるりんぽんは難しいですよ。標高2000mを活かして同じルートで攻めるか、あるいは笹山西尾根にはルートがある気配だしね。あるいは・・・(^_-)
時計を見るとまだ余裕もあるので、13時を目処にこの先の稜線の偵察に入ろう。一旦高度を下げながら稜線を辿ってみる。途中でヤブに飲み込まれて針路を失いかける。難路の気配。だが、稜線の東にヤブと岩を回避できることがわかった。樺山の右奥に雲に覆われようとする小黒山が覗いている。くそ、今に見ていろ。
見てない見てない。気にせずいじけず、いつでも来ておくれ~。
いつまでも待っててくれるって。山ってやさしいねえ、ふ~さん(^_-)
ほんとですね。可愛いあの子と同じで、山はいつでも優しく待っててくれます。
樺沢の源流のひとつがガレとなって這い上がるポイントで行動打ち切り。携帯のアンテナも立っている。家にメールを入れて、引き返す旨を伝えた。入山山頂を除けば、ここはすべての山頂で携帯も圏内というのが安心材料である。
ド○モだけでしょ、それ。
「いつつながるんや!」スギちゃん、sonちゃんにもっとキツうゆうてや。
そうですね。携帯があればこそ、家人も山行を許してくれてるのかも。携帯は便利です。
やはり2児の父としては二児山へは、どうしても行っておきたかったんだ。(-。-)y-゜゜゜
実はそれ以外にも隠し子が・・・
この避難小屋は笹山の小屋とは違う小屋ですか?
別の小屋です。二児山のコルに突き上げる沢沿いに立ってます。ここは小沢も流れていて、水の確保も簡単で助かります。
二児にも会えたし、美和子にも別れが言えたし、シカと踏査も終えたし…。満足の山でしたね~(^^)/
いいえ、Biwa子がいなかったので寂しくて仕方なかった・・・ということで(^_^;)
翌日は雨の中、どこをほっつき歩いてたんです?

               ~biwaco
大人しく帰って子供を釣りに連れていきました(^_^)v

 ふ~さん
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