【北ア・後立山】針ノ木岳～種池山荘縦走：久しぶりのまったりテン泊山行（降雨撤退）

[シュークリーム]

今年の夏は沢に入り浸っていて，テン泊山行をほとんどしていない．記録を見ると６月に霞沢岳に行って以来なので，まる３ヶ月間テン泊していないことになる．テン泊山行に復帰できるのだろうか心配．ということで，久しぶりにまったりテン泊に出掛けることにする．

【 日 付 】2012年9月22日（土）～23日（日）
【 山 域 】北アルプス・後立山連峰
【メンバー】単独
【 天 候 】１日目　晴れ時々曇り；２日目　雨
【 ルート 】
１日目　扇沢 7:35 --- 9:05 大沢小屋 9:15 ---10:50 昼食休憩 11:20---11:40 最後の水場 11:50--- 12:50 針ノ木小屋テン場（テン泊）
２日目　針ノ木小屋 7:00---8:30 大沢小屋 ---9:30 扇沢

（1日目）

金曜日の夕方，自宅を出発．梓川SAで車中泊する．明日は針ノ木小屋まで５時間のコースタイムなので，ゆっくり出発しても午後早いうちにテン場につくだろう．車中でものんびりと眠る．

と言っても，いつものように５時過ぎには目が覚めたので，扇沢に向かう．24日に柏原新道を下山する予定なので，下山口に車を置き，出発する．今回はザックの重量を量ってこなかったが，いつものように17～18キロといったところだろう．グレゴリーの80リットルザックを担ぐのは5月の鈴鹿縦走以来なので，まだ何となくしっくりこない．まったり山行なのだからのんびり歩けばいいか．

針ノ木岳から種池に縦走するコースは，コース内に100名山が一つもないせいか，爺ヶ岳方面よりもはるかに登山者が少なく，比較的静かな山歩きが楽しめる．と言っても，さすがに北アルプス，登山道はしっかりしており，歩きやすい．歩いていると汗が噴き出してくるので，温度計を見ると20度近くを指している．なるほど暑いわけだ．

針ノ木岳方面

雪渓はもうほとんど崩壊していて，雪渓歩きの場所はなかった．雪渓を高巻きしていく．最後の水場で水を3リットル補給する．これでおそらく荷重は20キロを超えるだろう．久しぶりの重量で，これ以降ぐっと速度が落ち，針ノ木小屋まで1時間もかかってしまった．1時前に針ノ木小屋着．ほぼコ－スタイム通りだ．テン泊装備を担いでの時間なので，まあこんなもんだろう．

針ノ木小屋の前のベンチに座っているきれいな女の子がこちらに笑いかけている．はて，知り合いだったかな．思い出せないまま「こんにちは」と挨拶してから，同じコースを登ってきた若い男女3人グループの１人であったことに気がつく．2回ほど会っているので，いまさらこんにちはとは間の抜けた挨拶をしたものだ．

2回とも彼女は下を向いていて，他の二人とは言葉を交わしたが，彼女とは話をしていない．こんなにきれいな人だったんだ．若くてきれいな女性の笑顔は周囲に一挙に花が咲いたような雰囲気を放つ．話をするきっかけを逃して，そのままテン場に直行する．

テン場の様子

テン場はまだ余裕があって，水平なよい場所を確保することができた．テントを張り終わってから，テントの受付をしがてら，彼女がまだいるか見に行く．幸いなことにまだ昼食休憩の最中だった．相変わらず花が咲いたような笑顔をこちらに向けている．このグループは日帰りなのだそうで，時間的にはもう下山しなければならない時刻だ．2，3とりとめのない話をしたあと，「では，気をつけてね」と言って別れる．なんとなく得をしたような気分になる．

さあ，これからはお待ちかね，まったりゴールデンタイムだ．ビールのおつまみは，マルヤスで買ってきたオイルサーディン．缶を開け，コンロでそのまま加熱したあと，唐辛子をたっぷりと振りかけて食べる．これがうまいんだ～．プファ～，なんとも至福の時間．雲の切れ間から，遠くに槍ヶ岳が時折姿をのぞかせる．

唐辛子をたっぷりかけたオイルサーディン

雲の切れ間から顔をのぞかせる槍ヶ岳

ほろ酔い気分でテントに横になったら，そのままうとうとしてしまった．暑くもなく寒くもなく，なんともいい気分だ．6時になってそろそろ夕食の時間だが，まだおなかがすいていない．と言っても何も食べないわけにもいかないので，ベーコンエッグを作って食べる．ベーコンの塩味が効いて，何もかけなくてもおいしく食べられる．8時頃就寝．昼間寝たので眠くならない．と思いながらいつの間にか寝てしまった．

（2日目）

朝4時前に，テントをたたく雨の音で目が覚める．グランドシートとテントの床の間に雨水が入り込まないように手当てをしてから，また寝袋に潜り込む．どうせまったり山行，撤退するにしてもゆっくり下りれば十分だ．次に目が覚めたのは5時過ぎ．

幸いテントに水は入ってきていない．一昨年，後立山の天狗山荘のテン場でテントの床から水が入り込んできて大慌てしたことがあるのだ．天気予報では今日1日雨が続きそう．明日晴れるという保証もないので，今回はこのまま下山することにする．まあ，山は逃げないさ．

朝食はやっぱりベーコンエッグとアルファ米，ラッキョウ，キムチだ．昨晩少ししか食べなかったので，食欲は十分だ．普段アルファ米は食べないので，ほんとに何年かぶりのアルファ米だ．昨年，空木岳～越百山縦走で一緒のコースを歩いた山ガールから「最近のアルファ米はおいしいですよ」と聞いていたのだが，確かに臭みもなく，贅沢さえいわなければ十分においしい．これからはアルファ米派に転向しようかな．

雨にぬれたテントをくしゃくしゃにゴミ袋に詰め込み，あっという間に撤収完了．食料が減った分，雨でテントの重量が増し，プラマイゼロだ．7時出発．先行するパーティーを次々とごぼう抜きし，昨日5時間かけて登ったコースを2時間半で駈け下りた．テン泊装備での歩きもすっかり感覚がよみがえったようだ．薬師の湯で汗を流し，夕方4時には帰宅できた．

下山途中にてー湧水地―

今回はピークを踏まない山行だったが，最近は頂上を踏みたいという欲望がほとんどなくなってしまっている．主目的は山の夜をまったりと過ごすことで，歩くのはそのための免罪符のようなものだ．今回は途中撤退だったが，山で十分まったりを楽しんだので，目的はほぼ100％達成することができた．今回も楽しい山歩きだった．針ノ木岳は今度登ればいいや．

[わりばし]

おはようございます、シュークリームさん。

針ノ木岳から種池に縦走するコースは，コース内に100名山が一つもないせいか，爺ヶ岳方面よりもはるかに登山者が少なく，比較的静かな山歩きが楽しめる．と言っても，さすがに北アルプス，登山道はしっかりしており，歩きやすい．歩いていると汗が噴き出してくるので，温度計を見ると20度近くを指している．なるほど暑いわけだ．

昔、この逆コースを歩きました。
針の木って百名山じゃないんですか。

雪渓はもうほとんど崩壊していて，雪渓歩きの場所はなかった．雪渓を高巻きしていく．最後の水場で水を3リットル補給する．これでおそらく荷重は20キロを超えるだろう．久しぶりの重量で，これ以降ぐっと速度が落ち，針ノ木小屋まで1時間もかかってしまった．1時前に針ノ木小屋着．ほぼコ－スタイム通りだ．テン泊装備を担いでの時間なので，まあこんなもんだろう．

この時期になると雪渓も後退していましたか。

2回とも彼女は下を向いていて，他の二人とは言葉を交わしたが，彼女とは話をしていない．こんなにきれいな人だったんだ．若くてきれいな女性の笑顔は周囲に一挙に花が咲いたような雰囲気を放つ．話をするきっかけを逃して，そのままテン場に直行する．

やっぱり北は違うなあ・・・花が咲いたような女性に会えるんだから。

テン場はまだ余裕があって，水平なよい場所を確保することができた．テントを張り終わってから，テントの受付をしがてら，彼女がまだいるか見に行く．幸いなことにまだ昼食休憩の最中だった．相変わらず花が咲いたような笑顔をこちらに向けている．このグループは日帰りなのだそうで，時間的にはもう下山しなければならない時刻だ．2，3とりとめのない話をしたあと，「では，気をつけてね」と言って別れる．なんとなく得をしたような気分になる．

シュークリームさんの気持ちのベクトルは一直線です。

さあ，これからはお待ちかね，まったりゴールデンタイムだ．ビールのおつまみは，マルヤスで買ってきたオイルサーディン．缶を開け，コンロでそのまま加熱したあと，唐辛子をたっぷりと振りかけて食べる．これがうまいんだ～．プファ～，なんとも至福の時間．雲の切れ間から，遠くに槍ヶ岳が時折姿をのぞかせる．

好物と景色をつまみにプシューですか、いいですね。
槍も見えましたか。

幸いテントに水は入ってきていない．一昨年，後立山の天狗山荘のテン場でテントの床から水が入り込んできて大慌てしたことがあるのだ．天気予報では今日1日雨が続きそう．明日晴れるという保証もないので，今回はこのまま下山することにする．まあ，山は逃げないさ．

テントの周りに側溝掘りました？
昔はよくやりました。
今は大雨が降りそうな時以外しないなあ。

今回はピークを踏まない山行だったが，最近は頂上を踏みたいという欲望がほとんどなくなってしまっている．主目的は山の夜をまったりと過ごすことで，歩くのはそのための免罪符のようなものだ．今回は途中撤退だったが，山で十分まったりを楽しんだので，目的はほぼ100％達成することができた．今回も楽しい山歩きだった．針ノ木岳は今度登ればいいや．

展望が良ければ気持ちの良いコースですので、次回の楽しみに取っておいてください。
お疲れ様でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わりばし

[シュークリーム]

わりばしさん，どもです

昔、この逆コースを歩きました。
針の木って百名山じゃないんですか。

針ノ木岳は200名山だそうです．

この時期になると雪渓も後退していましたか。

もうスノーブリッジになっていて，怖くて歩けないですね．

やっぱり北は違うなあ・・・花が咲いたような女性に会えるんだから。

今度のコースは山ガールは少なめかな．この前の西穂独標，丸山あたりは若い女の子でいっぱいだったですけどね．

シュークリームさんの気持ちのベクトルは一直線です。

最近，年齢のせいか枯れてきて，若い女の子ともかえって気楽に話ができるようになりました．下心はありませんから

好物と景色をつまみにプシューですか、いいですね。
槍も見えましたか。

この時間が最高ですね～
おいしい料理と，美味しいお酒と，素晴らしい景色．お金では買えませんわ．

テントの周りに側溝掘りました？
昔はよくやりました。
今は大雨が降りそうな時以外しないなあ。

面倒なのでそんなことしません．浸水しそうになったら山小屋に逃げ込みます．

展望が良ければ気持ちの良いコースですので、次回の楽しみに取っておいてください。
お疲れ様でした。

そうですね．楽しみをあとにとっておいたと思って，また行きますわ．

マッコリの件，了解です．2リットルほど担いでいきます

[skywalk]

シュークリームさん、こんばんは。

この週末は私も御岳へ行って降られました。しかしピークはちゃんと踏んできましたよ。
紅葉目当ての山行でしたが、肝心のものはさっぱりでした。そちらはどうでしたか。

針ノ木岳から種池に縦走するコースは，コース内に100名山が一つもないせいか，爺ヶ岳方面よりもはるかに登山者が少なく，比較的静かな山歩きが楽しめる．

このコースは歩いたことありませんが、健脚向けコースとして紹介されているので結構きついんじゃないですか。

2回とも彼女は下を向いていて，他の二人とは言葉を交わしたが，彼女とは話をしていない．こんなにきれいな人だったんだ．若くてきれいな女性の笑顔は周囲に一挙に花が咲いたような雰囲気を放つ．話をするきっかけを逃して，そのままテン場に直行する

もったいない。と思ったらやっぱり後で声をかけてる。男ですね。

ビールのおつまみは，マルヤスで買ってきたオイルサーディン．缶を開け，コンロでそのまま加熱したあと，唐辛子をたっぷりと振りかけて食べる．これがうまいんだ～．プファ～，なんとも至福の時間．

ビールが進みそうですね。３本くらい空けちゃいそうだ。彼女と一緒に飲めたらそのまま成仏してもいいくらい。

幸いテントに水は入ってきていない．一昨年，後立山の天狗山荘のテン場でテントの床から水が入り込んできて大慌てしたことがあるのだ．天気予報では今日1日雨が続きそう．明日晴れるという保証もないので，今回はこのまま下山することにする．まあ，山は逃げないさ．

私は避難小屋だったので雨の心配はありませんでした。翌日には希望的観測で晴れると思っていたのですが、小雨は止みませんでした。それにしても扇沢くんだりまで出かけて何ともあっさりしてますね。

雨にぬれたテントをくしゃくしゃにゴミ袋に詰め込み，あっという間に撤収完了．食料が減った分，雨でテントの重量が増し，プラマイゼロだ．7時出発．先行するパーティーを次々とごぼう抜きし，昨日5時間かけて登ったコースを2時間半で駈け下りた

すごいですね、２０ｋｇの荷物をかついでこの速さ。下半身は馬ですか。それともサイボーグ？

[越前]

シュークリームさん、今晩は。

今年の夏、私の念願だった針の木谷を下ってきました。
その前菜のつもりで種池小屋～針の木小屋をテン泊装備で歩いてきました。
予想以上のアップダウン、予想以上のピークの数・・・単なる数え間違い・・・で、途中ビバークをも覚悟しましたがなんとか針の木小屋を明るいうちに見ることができてほっとした、思い出のコースです。
お盆だったのですが、たしかに種池小屋をすぎたらひと気が激減しましたね。
私の関わったのはお年をめされたご婦人ばかりだったような気が・・・(笑)

また五色テン場では暗くなってからの暴風雷雨の中、テント下に流れる「川」をどうすることもできずに、ウォーターベット状態の一夜を明かしました。
・・・ま、結局しっかりと寝てましたし水も入っては来ず、一番心配したテントポールも折れずにすみました。
あの夜は、絶対に忘れられませんね。
それにしてもテントの過ごし方、シュークリームさんの真似してみようかしらん？

越前

[ｂｉｗａｃｏ]

シュークリさん、こんにちはです。
さすがに沢三昧で足腰がフニャフニャ水ぶくれになるんやないか…と危機感を覚えられましたか(^_-)

【 ルート 】
１日目　扇沢 7:35 --- 9:05 大沢小屋 9:15 ---10:50 昼食休憩 11:20---11:40 最後の水場 11:50--- 12:50 針ノ木小屋テン場（テン泊）
２日目　針ノ木小屋 7:00---8:30 大沢小屋 ---9:30 扇沢

あれ？　タイトルと違うぞ？　針ノ木ピストンやないですか？

今回はザックの重量を量ってこなかったが，いつものように17～18キロといったところだろう．グレゴリーの80リットルザックを担ぐのは5月の鈴鹿縦走以来なので，まだ何となくしっくりこない．まったり山行なのだからのんびり歩けばいいか．

18ｋｇも担いでマッタリはないでしょう。グッタリなら分かるけど…。
グレゴリーとちごてグロッキーですね。(^_-)

雪渓はもうほとんど崩壊していて，雪渓歩きの場所はなかった．雪渓を高巻きしていく．最後の水場で水を3リットル補給する．これでおそらく荷重は20キロを超えるだろう．久しぶりの重量で，これ以降ぐっと速度が落ち，針ノ木小屋まで1時間もかかってしまった．1時前に針ノ木小屋着．ほぼコ－スタイム通りだ．テン泊装備を担いでの時間なので，まあこんなもんだろう．

この時期はになると、さすがの針ノ木雪渓も雪無しで台無しですね。
4年前の8月に登りましたが、雪渓は峠下の急斜面の手前まで健在でした。
水が加わって20ｋｇ！　シュークリさんって三歩並のゴーリキさんでしたか。(＠_＠;)
こんだけ背負ってコースタイム通りって、シンジラレナーイ！

針ノ木小屋の前のベンチに座っているきれいな女の子がこちらに笑いかけている．はて，知り合いだったかな．思い出せないまま「こんにちは」と挨拶してから，同じコースを登ってきた若い男女3人グループの１人であったことに気がつく．

2回とも彼女は下を向いていて，他の二人とは言葉を交わしたが，彼女とは話をしていない．こんなにきれいな人だったんだ．若くてきれいな女性の笑顔は周囲に一挙に花が咲いたような雰囲気を放つ．話をするきっかけを逃して，そのままテン場に直行する．

テン場はまだ余裕があって，水平なよい場所を確保することができた．テントを張り終わってから，テントの受付をしがてら，彼女がまだいるか見に行く．幸いなことにまだ昼食休憩の最中だった．相変わらず花が咲いたような笑顔をこちらに向けている．このグループは日帰りなのだそうで，時間的にはもう下山しなければならない時刻だ．2，3とりとめのない話をしたあと，「では，気をつけてね」と言って別れる．なんとなく得をしたような気分になる．

まあまあ、ビジョビジョはソーレ谷で打ち止めかと思ったら今回もやはり現われましたか。
これだけで来た甲斐がありますね。心も足も軽くなるってもんだ。(^_-)
同行の野郎たちなんか顔も覚えてないけど、きれいなお花は脳裏から消えませ～ん。(^^)/

さあ，これからはお待ちかね，まったりゴールデンタイムだ．ビールのおつまみは，マルヤスで買ってきたオイルサーディン．缶を開け，コンロでそのまま加熱したあと，唐辛子をたっぷりと振りかけて食べる．これがうまいんだ～．プファ～，なんとも至福の時間．雲の切れ間から，遠くに槍ヶ岳が時折姿をのぞかせる．

ほろ酔い気分でテントに横になったら，そのままうとうとしてしまった．暑くもなく寒くもなく，なんともいい気分だ．6時になってそろそろ夕食の時間だが，まだおなかがすいていない．と言っても何も食べないわけにもいかないので，ベーコンエッグを作って食べる．ベーコンの塩味が効いて，何もかけなくてもおいしく食べられる．

ビールも缶詰も、ベーコンや玉子も担いできたんですか！　重いはずやわ。

朝4時前に，テントをたたく雨の音で目が覚める．グランドシートとテントの床の間に雨水が入り込まないように手当てをしてから，また寝袋に潜り込む．どうせまったり山行，撤退するにしてもゆっくり下りれば十分だ．次に目が覚めたのは5時過ぎ．
幸いテントに水は入ってきていない．一昨年，後立山の天狗山荘のテン場でテントの床から水が入り込んできて大慌てしたことがあるのだ．天気予報では今日1日雨が続きそう．明日晴れるという保証もないので，今回はこのまま下山することにする．まあ，山は逃げないさ．

美女美食三昧のバツですな。タイトルの疑問は解けました。今日は罪を雨で流しながら下って下さい。

朝食はやっぱりベーコンエッグとアルファ米，ラッキョウ，キムチだ．昨晩少ししか食べなかったので，食欲は十分だ．普段アルファ米は食べないので，ほんとに何年かぶりのアルファ米だ．昨年，空木岳～越百山縦走で一緒のコースを歩いた山ガールから「最近のアルファ米はおいしいですよ」と聞いていたのだが，確かに臭みもなく，贅沢さえいわなければ十分においしい．これからはアルファ米派に転向しようかな．

α米、結構イケますよ。熱湯15～20分。白飯にはレトルトカレーをぶっかけたり、フリカケや塩昆布でお茶漬けにしたりしてます。
乾燥状態で1袋100ｇ、でき上がり260ｇで、ｂｉｗａ爺の歳ではやや多すぎですけど、密閉チャック付きなので後で食べることもＯＫです。

今回はピークを踏まない山行だったが，最近は頂上を踏みたいという欲望がほとんどなくなってしまっている．主目的は山の夜をまったりと過ごすことで，歩くのはそのための免罪符のようなものだ．今回は途中撤退だったが，山で十分まったりを楽しんだので，目的はほぼ100％達成することができた．今回も楽しい山歩きだった．針ノ木岳は今度登ればいいや．

100名山、200名山のピークハントを目的にするのもいいのでしょうけど、ｂｉｗａ爺にはもうとても無理。あとは気になっている山をいつまで歩けるか…ですわ。
先日は八ヶ岳で、日帰りコースをマッタリのテント1泊でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　～ｂｉｗａｃｏ

[宮指路]

シュークリームさん、こんばんは

金曜日の夕方，自宅を出発．梓川SAで車中泊する．明日は針ノ木小屋まで５時間のコースタイムなので，ゆっくり出発しても午後早いうちにテン場につくだろう．車中でものんびりと眠る．
と言っても，いつものように５時過ぎには目が覚めたので，扇沢に向かう．24日に柏原新道を下山する予定なので，下山口に車を置き，出発する．

針ノ木、蓮華は一度行ってみたい山ですが扇沢の無料駐車場が狭くなったという情報を聞いて尻込みしていました。

雪渓はもうほとんど崩壊していて，雪渓歩きの場所はなかった．雪渓を高巻きしていく．最後の水場で水を3リットル補給する．これでおそらく荷重は20キロを超えるだろう．久しぶりの重量で，これ以降ぐっと速度が落ち，針ノ木小屋まで1時間もかかってしまった．

20ｋｇは凄いですね。私なんか10ｋｇで一杯一杯ですわ

針ノ木小屋の前のベンチに座っているきれいな女の子がこちらに笑いかけている．はて，知り合いだったかな．思い出せないまま「こんにちは」と挨拶してから，同じコースを登ってきた若い男女3人グループの１人であったことに気がつく．2回ほど会っているので，いまさらこんにちはとは間の抜けた挨拶をしたものだ．
2回とも彼女は下を向いていて，他の二人とは言葉を交わしたが，彼女とは話をしていない．こんなにきれいな人だったんだ．若くてきれいな女性の笑顔は周囲に一挙に花が咲いたような雰囲気を放つ．

待ってました！
私も3年前に柏原新道を登った時に若くて可愛い単独女性と話をすることができました。

話をするきっかけを逃して，そのままテン場に直行する．

なぁ～んだ。残念！でもお連れさんがいると話しかけにくいですよね


テン場はまだ余裕があって，水平なよい場所を確保することができた．テントを張り終わってから，テントの受付をしがてら，彼女がまだいるか見に行く．幸いなことにまだ昼食休憩の最中だった．相変わらず花が咲いたような笑顔をこちらに向けている．このグループは日帰りなのだそうで，時間的にはもう下山しなければならない時刻だ．2，3とりとめのない話をしたあと，「では，気をつけてね」と言って別れる．なんとなく得をしたような気分になる．

諦められずにアプローチをしたのですね。でも念願かなって何よりでした。

さあ，これからはお待ちかね，まったりゴールデンタイムだ．ビールのおつまみは，マルヤスで買ってきたオイルサーディン．缶を開け，コンロでそのまま加熱したあと，唐辛子をたっぷりと振りかけて食べる．これがうまいんだ～．プファ～，なんとも至福の時間．雲の切れ間から，遠くに槍ヶ岳が時折姿をのぞかせる．

テント好きの方はのんびりタイム好きで皆さんグルメのようですね。

朝4時前に，テントをたたく雨の音で目が覚める．グランドシートとテントの床の間に雨水が入り込まないように手当てをしてから，また寝袋に潜り込む．天気予報では今日1日雨が続きそう．明日晴れるという保証もないので，今回はこのまま下山することにする．

23日は2日前の天気予報が外れ雨になりましたね。私は上松Bコースから木曽駒ヶ岳でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宮指路

[シュークリーム]

skywalkさん，おばんです．

この週末は私も御岳へ行って降られました。しかしピークはちゃんと踏んできましたよ。

そうですか．私は軟弱モノなので，雨が降るとすぐに撤退してしまいます(^^;)

紅葉目当ての山行でしたが、肝心のものはさっぱりでした。そちらはどうでしたか。

いや～，紅葉にはまだ早かったですね．やっぱ，10月にならないと無理じゃないですか．

このコースは歩いたことありませんが、健脚向けコースとして紹介されているので結構きついんじゃないですか。

あっ，そうなんですか．私，人が歩いているところは自分も歩けると思い込んでいて，健脚コースとかあんまり考えていませんでした

もったいない。と思ったらやっぱり後で声をかけてる。男ですね。

若くてきれいな女性の笑顔って，疲れをほぐしてくれる魔力がありますよね．

ビールが進みそうですね。３本くらい空けちゃいそうだ。彼女と一緒に飲めたらそのまま成仏してもいいくらい。

お気に入りの彼女が隣にいたら，ほんとに成仏しそうですね

私は避難小屋だったので雨の心配はありませんでした。翌日には希望的観測で晴れると思っていたのですが、小雨は止みませんでした。それにしても扇沢くんだりまで出かけて何ともあっさりしてますね。

私，山は楽しくてなんぼの世界だと思っているんです．いまさら山で修行しようとは思わない．雨の中を歩いても楽しくはないし．それだったら早く下山して温泉でまったりしようと考えてしまうんですね．
これって，やぶこぎでは外道なんだろうか？

すごいですね、２０ｋｇの荷物をかついでこの速さ。下半身は馬ですか。それともサイボーグ？

私，下りで追い越されるのはトレランの人だけで，それ以外にあまり追い越された記憶がないんです．ただし，登りは遅いです．空気の薄いところは体質的にダメみたいで．

[シュークリーム]

越前さん、おばんです．

今年の夏、私の念願だった針の木谷を下ってきました。

そうですか，いいですね．私もそのうち歩いてみたいと思っているんです．クマが多そうだから，鈴とか，笛とか持っていかれました？

その前菜のつもりで種池小屋～針の木小屋をテン泊装備で歩いてきました。
予想以上のアップダウン、予想以上のピークの数・・・単なる数え間違い・・・で、途中ビバークをも覚悟しましたがなんとか針の木小屋を明るいうちに見ることができてほっとした、思い出のコースです。

へ～，越前さんでもそうだったんですか 今度行く時は気を引き締めていかなくては

お盆だったのですが、たしかに種池小屋をすぎたらひと気が激減しましたね。
私の関わったのはお年をめされたご婦人ばかりだったような気が・・・(笑)

私の時も中高年の方が多かったですけどね．やっぱ若い人は鹿島槍とか，白馬とかが人気ですよね．

また五色テン場では暗くなってからの暴風雷雨の中、テント下に流れる「川」をどうすることもできずに、ウォーターベット状態の一夜を明かしました。
・・・ま、結局しっかりと寝てましたし水も入っては来ず、一番心配したテントポールも折れずにすみました。
あの夜は、絶対に忘れられませんね。

へ～，よかったですね～．私のテントは下から水がしみてくるんです．石井スポーツの人に言ったら，古くなるとしみてくるようになるんだと言っていました．私のテントはそんなに年数はたっていないんですが，なにせ使用頻度が半端じゃないので(^^;)

それにしてもテントの過ごし方、シュークリームさんの真似してみようかしらん？

はい，私，もう年ですので，若い人みたいに暗いうちに出発して12時間ほどもテントを担いで長い距離を歩くようなことはもうやめようと思っているんです．何年か前まではそんなことをしていた時期もありました．山の夜を独りでのんびり過ごす．これが私の理想の山との付き合い方です．

[シュークリーム]

biwaさん，おばんです．

さすがに沢三昧で足腰がフニャフニャ水ぶくれになるんやないか…と危機感を覚えられましたか(^_-)

いや～，でも，帰ってから久しぶりに足が筋肉痛になりましたわ．やっぱ，テン泊装備の負荷は違うんですね．最低でも，1カ月に１回はテン泊装備で歩かないと身体がなまりそう

水が加わって20ｋｇ！　シュークリさんって三歩並のゴーリキさんでしたか。(＠_＠;)
こんだけ背負ってコースタイム通りって、シンジラレナーイ！

やっぱ，20キロが私が背負える限界ですね．今度の闇鍋おふでマッコリを2リットルしょって歩けるか心配になってきました．もし1リットルだけになったらごめんね　→　HARUさん

まあまあ、ビジョビジョはソーレ谷で打ち止めかと思ったら今回もやはり現われましたか。
これだけで来た甲斐がありますね。心も足も軽くなるってもんだ。(^_-)
同行の野郎たちなんか顔も覚えてないけど、きれいなお花は脳裏から消えませ～ん。(^^)/

やっぱね～，男って単純ですよね～．
もしかして，タイで退廃的な匂いを身につけてしまったかな

ビールも缶詰も、ベーコンや玉子も担いできたんですか！　重いはずやわ。

ビールはさすがに小屋で買いました．
ベーコン，卵なんかは標準装備ですね．卵は長持ちするし，いろいろな料理に使えるのでよく持っていきます．
あと，漬物は日本人としての必須アイテムですね．

美女美食三昧のバツですな。タイトルの疑問は解けました。今日は罪を雨で流しながら下って下さい。

お～，biwaさん，私何にも悪いことしてませんがな～
品行方正なおじさんでっせ．

α米、結構イケますよ。熱湯15～20分。白飯にはレトルトカレーをぶっかけたり、フリカケや塩昆布でお茶漬けにしたりしてます。
乾燥状態で1袋100ｇ、でき上がり260ｇで、ｂｉｗａ爺の歳ではやや多すぎですけど、密閉チャック付きなので後で食べることもＯＫです。

そうですね，アルファ米，見直しました．あと，アマノフーズの真空ドライのカレーを組み合わせたらほんとに食料は軽くて済みますね．

100名山、200名山のピークハントを目的にするのもいいのでしょうけど、ｂｉｗａ爺にはもうとても無理。あとは気になっている山をいつまで歩けるか…ですわ。
先日は八ヶ岳で、日帰りコースをマッタリのテント1泊でした。

お～，八ヶ岳ですか．山ガールのメッカですがな．目の保養してきました？
私は去年八ヶ岳でファッション雑誌から抜け出たような山ガールにあいましたよ．あんまりキラキラしすぎて声をかけられませんでしたけど．

[シュークリーム]

宮指路さん、おばんです．

針ノ木、蓮華は一度行ってみたい山ですが扇沢の無料駐車場が狭くなったという情報を聞いて尻込みしていました。

9月の3連休の時は朝早くからいっぱいだったみたいですね．この前は，少し離れたところでしたらまだ大丈夫でしたよ．

20ｋｇは凄いですね。私なんか10ｋｇで一杯一杯ですわ

これは慣れの問題です．いつも一緒に山へ行っているOさんも最初は心配していましたが，今では平気な顔をしてテン泊装備をしょって歩いていますよ．

待ってました！
私も3年前に柏原新道を登った時に若くて可愛い単独女性と話をすることができました。

お～，柏原新道は山ガール比率高そうですね．
若くて可愛い女性に明るく挨拶してもらうと嬉しくなりますよね．

話をするきっかけを逃して，そのままテン場に直行する．

なぁ～んだ。残念！でもお連れさんがいると話しかけにくいですよね

カップルだとさすがに話しかけづらいですね．

諦められずにアプローチをしたのですね。でも念願かなって何よりでした。

そこまでしつこくはないんですけど．
たまたまね

テント好きの方はのんびりタイム好きで皆さんグルメのようですね。

これが楽しみでテントしょっていってるんですからね．

23日は2日前の天気予報が外れ雨になりましたね。私は上松Bコースから木曽駒ヶ岳でした。

そうですね，23日は日本全国雨みたいだったですね．まあ，山ってこんなもんですから，こんな時は楽しみをあとに残したと思ってルンルン気分で山を降りましょう