木曽の藪山(風越山、天狗山、独標)
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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木曽の藪山(風越山、天狗山、独標)
「日付」平成24年9月15日
「山名」風越山、天狗山、独標
「メンバー」単独
「コースタイム」
6:30風越山登山口~8:10風越山山頂~8:18展望丘~1800m峰~11:40天狗山~13:40独標~18:00風越山~19:00登山口
前夜道の駅大桑で車中泊、翌朝5:00に目覚ましをセットするも結局5:20起床。
寝覚の床から入って橋を渡り、風越山に向かって林道を上がって行くと簡易トイレのある風越山登山口に着く。もうすでに先客1台が停まっていて出発を済ませたようだ。
登山口を登ると直登コースとオオマキコースに分かれるが行き成り直登は疲れるのでオオマキコースを選ぶ。オオマキコースはその名の通り山の中腹まで巻き道となるが中腹で直登コースに合流し、そのまま上に登って行く。
この辺りにある展望地から眼下の町並みがきれいに見れるが残念ながら御嶽山は雲の中であった。この登山道はシラビソが多い自然林で気持が良い。
登山道と行っても登山者に踏み固められたような道ではないので足の負担も軽く、歩き易い。
しかし8合目辺りまで登ると急に背の高いススキが出てきて視界を遮る。最初は分かり易かった踏み跡もしだいに薄くなり最後はヤブの中をかき分けて適当に真っ直ぐ登って行くとカヤトの丘という平らな場所に出た。 そこから先に進むと一旦下って登り返しになり平らな山頂部分を進んで行き敬神の分岐を過ぎると登山道の途中に風越山の三角点が出てくる。
さらに先に進むと登り坂の尾根の途中に中央アルプスの展望という看板のある場所に着く。
なるほどここから眺める中央アルプスの山並みは立派である。
中央に宝剣岳、右手に三ノ沢岳が大きくそびえたつ。
その後、平坦な尾根を上がって行くと、背の高い雑木がうっそうと生い茂って薄暗い丘のような場所に出る。足元はシダが生い茂り倒木が行く手を遮り歩きにくい。 この楕円形の大きな1800mの丘は意外に広く通過するのに一時間もかかった。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
ここを何とか脱出すると尾根の下りとなるが真っ直ぐに下ったつもりが北側の尾根に入ってしまったので慌て引き返した。ここの支尾根に入る手前でテープがしっかり巻いてあったので間違いないと思い込んでしまった。そこからちょっと戻ったが本来の尾根の入口は分かりにくかった。
1784の鞍部は痩せ尾根で南側が切れ落ちているが笹に被われていて足元が分かりにくく緊張した。
天狗への登り返しの尾根も最初は笹に被われていて登りにくかったがその笹もいつの間にかなくなって来てホッとしたのも束の間で今度は南側が崩壊した痩せ尾根に差し掛かった。
距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。そこを通過すると又南側が崩壊したガレ場の尾根に差し掛かり、そこを慎重に通過した。 天狗の手前は急な登りで木や岩につかまりながら何とかよじ登る。
やっと上部に差し掛かると所々大きな岩が立ちすくんでいたがその間を縫うように登って行った。
天狗山頂は少し平らになっていて何の変哲もないピークで標識はなく、木の幹にテングと書いたテープが巻いてあった。
そこを少し下って、コメツガの生い茂る岩混じりの急な尾根を登って行くがここの登りが意外に長く一番きつかった。
途中で若い単独登山者が前方から現われた。多分、駐車地にすでに停めてあった車の主であろう。この先の蕎麦粒岳まで行って引き返したと言っていた。
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと独標に到着した。
ここは3つ目のピークだがやっと山頂らしい場所で突き出た岩峰の上にちょっとした広場があり三角点が鎮座していた。 残念ながら三ノ沢岳は半分が雲に覆われて展望はイマイチだったが、雲がなければ中央アルプスが一望できたに違いない。
ここでもう少しゆっくりしていたかったが予定時間をかなりオーバーしていたので急いで下山するが足元が悪い場所が多いのでかなりのペースダウンである。
心配した天狗山からの岩場の下りは登りに分からなかったテープを発見できたので問題なく下りられた。
ガレ場も慎重に通過し、苦労した笹の激ヤブも登る時はテープを発見することが出来たので難なく登ることが出来た。その後楕円形の1800m峰からの下りはテープや踏み跡も不明瞭で方向が分かりづらく何度も軌道修正して、苦労しながら下りた。
風越山に差し掛かる頃にはとうとう辺りは暗くなりヘッドライトを付けた。
心配していたススキの藪の下りはハッキリした踏み跡があったのでその踏み跡を追って行ったが途中で嫌な感じがしたのでGPSを確認すると方向違いを進んでいた。
このまま下りて行っても駐車地からかなり離れそうなので仕方なく又上まで登り返してルートを探した。
その後、林道に向かう標識を見つけてそこから下りて行ったが深い藪の中でまたルートを見失ったりして右往左往しながらも何とか藪が途切れる地点まで下りることが出来た。
そこからは闇下の中をヘッドライトの明かりを頼りにヘロヘロで登山口まで辿りついた。
宮指路
「山名」風越山、天狗山、独標
「メンバー」単独
「コースタイム」
6:30風越山登山口~8:10風越山山頂~8:18展望丘~1800m峰~11:40天狗山~13:40独標~18:00風越山~19:00登山口
前夜道の駅大桑で車中泊、翌朝5:00に目覚ましをセットするも結局5:20起床。
寝覚の床から入って橋を渡り、風越山に向かって林道を上がって行くと簡易トイレのある風越山登山口に着く。もうすでに先客1台が停まっていて出発を済ませたようだ。
登山口を登ると直登コースとオオマキコースに分かれるが行き成り直登は疲れるのでオオマキコースを選ぶ。オオマキコースはその名の通り山の中腹まで巻き道となるが中腹で直登コースに合流し、そのまま上に登って行く。
この辺りにある展望地から眼下の町並みがきれいに見れるが残念ながら御嶽山は雲の中であった。この登山道はシラビソが多い自然林で気持が良い。
登山道と行っても登山者に踏み固められたような道ではないので足の負担も軽く、歩き易い。
しかし8合目辺りまで登ると急に背の高いススキが出てきて視界を遮る。最初は分かり易かった踏み跡もしだいに薄くなり最後はヤブの中をかき分けて適当に真っ直ぐ登って行くとカヤトの丘という平らな場所に出た。 そこから先に進むと一旦下って登り返しになり平らな山頂部分を進んで行き敬神の分岐を過ぎると登山道の途中に風越山の三角点が出てくる。
さらに先に進むと登り坂の尾根の途中に中央アルプスの展望という看板のある場所に着く。
なるほどここから眺める中央アルプスの山並みは立派である。
中央に宝剣岳、右手に三ノ沢岳が大きくそびえたつ。
その後、平坦な尾根を上がって行くと、背の高い雑木がうっそうと生い茂って薄暗い丘のような場所に出る。足元はシダが生い茂り倒木が行く手を遮り歩きにくい。 この楕円形の大きな1800mの丘は意外に広く通過するのに一時間もかかった。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
ここを何とか脱出すると尾根の下りとなるが真っ直ぐに下ったつもりが北側の尾根に入ってしまったので慌て引き返した。ここの支尾根に入る手前でテープがしっかり巻いてあったので間違いないと思い込んでしまった。そこからちょっと戻ったが本来の尾根の入口は分かりにくかった。
1784の鞍部は痩せ尾根で南側が切れ落ちているが笹に被われていて足元が分かりにくく緊張した。
天狗への登り返しの尾根も最初は笹に被われていて登りにくかったがその笹もいつの間にかなくなって来てホッとしたのも束の間で今度は南側が崩壊した痩せ尾根に差し掛かった。
距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。そこを通過すると又南側が崩壊したガレ場の尾根に差し掛かり、そこを慎重に通過した。 天狗の手前は急な登りで木や岩につかまりながら何とかよじ登る。
やっと上部に差し掛かると所々大きな岩が立ちすくんでいたがその間を縫うように登って行った。
天狗山頂は少し平らになっていて何の変哲もないピークで標識はなく、木の幹にテングと書いたテープが巻いてあった。
そこを少し下って、コメツガの生い茂る岩混じりの急な尾根を登って行くがここの登りが意外に長く一番きつかった。
途中で若い単独登山者が前方から現われた。多分、駐車地にすでに停めてあった車の主であろう。この先の蕎麦粒岳まで行って引き返したと言っていた。
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと独標に到着した。
ここは3つ目のピークだがやっと山頂らしい場所で突き出た岩峰の上にちょっとした広場があり三角点が鎮座していた。 残念ながら三ノ沢岳は半分が雲に覆われて展望はイマイチだったが、雲がなければ中央アルプスが一望できたに違いない。
ここでもう少しゆっくりしていたかったが予定時間をかなりオーバーしていたので急いで下山するが足元が悪い場所が多いのでかなりのペースダウンである。
心配した天狗山からの岩場の下りは登りに分からなかったテープを発見できたので問題なく下りられた。
ガレ場も慎重に通過し、苦労した笹の激ヤブも登る時はテープを発見することが出来たので難なく登ることが出来た。その後楕円形の1800m峰からの下りはテープや踏み跡も不明瞭で方向が分かりづらく何度も軌道修正して、苦労しながら下りた。
風越山に差し掛かる頃にはとうとう辺りは暗くなりヘッドライトを付けた。
心配していたススキの藪の下りはハッキリした踏み跡があったのでその踏み跡を追って行ったが途中で嫌な感じがしたのでGPSを確認すると方向違いを進んでいた。
このまま下りて行っても駐車地からかなり離れそうなので仕方なく又上まで登り返してルートを探した。
その後、林道に向かう標識を見つけてそこから下りて行ったが深い藪の中でまたルートを見失ったりして右往左往しながらも何とか藪が途切れる地点まで下りることが出来た。
そこからは闇下の中をヘッドライトの明かりを頼りにヘロヘロで登山口まで辿りついた。
宮指路
最後に編集したユーザー 宮指路 [ 2012年9月24日(月) 12:23 ], 累計 1 回
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、蕎麦粒岳)
946百名山委員長~
ここって、№100には入ってないよね? でも木曽駒~空木両横綱の太刀持ち山やから権利あるのか…?
寝覚の床は寝覚めが良くないんかな? 寝過ごしの床ですか。
地形図や高原地図には登山路は記入ないけど、ジグザグの林道のどっかから取り付くのかな?
co1640の丘地形あたりですね。
ここまでは道がハッキリしてるんや。
おお! 目の前ですね~!(^^)!
ヤブに絡まれると方向もアヤフヤで彷徨する羽目になります。気付いてよかった(^^)/
地形図でも、なんだか厳しそうです。
天狗を越えてからもキツイんだー(@_@;)
市販図では独標2338.7mの南のピークに「蕎麦粒岳」の表記がありますけど…。三角点は独標のところだし…?
到着が遅れましたか…。(@_@;)
陽が落ちてくると焦ってきます。
らしいといえば946さんらしい、ヒヤヒヤオロオロもんの下山でしたね。(人のことは言えんけど…(^_-))
ススキの宿でお月見でもしたらよかったカモ?
ともかく、無事に世間へ戻れてよかった、よかった!
~biwaco
「山名」風越山、天狗山、蕎麦粒岳独標
ここって、№100には入ってないよね? でも木曽駒~空木両横綱の太刀持ち山やから権利あるのか…?
前夜道の駅大桑で車中泊、翌朝5:00に目覚ましをセットするも結局5:20起床。
寝覚の床から入って橋を渡り、風越山に向かって林道を上がって行くと簡易トイレのある風越山登山口に着く。もうすでに先客1台が停まっていて出発を済ませたようだ。
寝覚の床は寝覚めが良くないんかな? 寝過ごしの床ですか。
登山口を登ると直登コースとオオマキコースに分かれるが行き成り直登は疲れるのでオオマキコースを選ぶ。オオマキコースはその名の通り山の中腹まで巻き道となるが中腹で直登コースに合流し、そのまま上に登って行く。
この辺りにある展望地から眼下の町並みがきれいに見れるが残念ながら御嶽山は雲の中であった。この登山道はシラビソが多い自然林で気持が良い。
登山道と行っても登山者に踏み固められたような道ではないので足の負担も軽く、歩き易い。
地形図や高原地図には登山路は記入ないけど、ジグザグの林道のどっかから取り付くのかな?
しかし8合目辺りまで登ると急に背の高いススキが出てきて視界を遮る。最初は分かり易かった踏み跡もしだいに薄くなり最後はヤブの中をかき分けて適当に真っ直ぐ登って行くとカヤトの丘という平らな場所に出た。
co1640の丘地形あたりですね。
そこから先に進むと一旦下って登り返しになり平らな山頂部分を進んで行き敬神の分岐を過ぎると登山道の途中に風越山の三角点が出てくる。
ここまでは道がハッキリしてるんや。
さらに先に進むと登り坂の尾根の途中に中央アルプスの展望という看板のある場所に着く。
なるほどここから眺める中央アルプスの山並みは立派である。
中央に宝剣岳、右手に三ノ沢岳が大きくそびえたつ。
おお! 目の前ですね~!(^^)!
この楕円形の大きな1800mの丘は意外に広く通過するのに一時間もかかった。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
ここを何とか脱出すると尾根の下りとなるが真っ直ぐに下ったつもりが北側の尾根に入ってしまったので慌て引き返した。ここの支尾根に入る手前でテープがしっかり巻いてあったので間違いないと思い込んでしまった。そこからちょっと戻ったが本来の尾根の入口は分かりにくかった。
ヤブに絡まれると方向もアヤフヤで彷徨する羽目になります。気付いてよかった(^^)/
1784の鞍部は痩せ尾根で南側が切れ落ちているが笹に被われていて足元が分かりにくく緊張した。
天狗への登り返しの尾根も最初は笹に被われていて登りにくかったがその笹もいつの間にかなくなって来てホッとしたのも束の間で今度は南側が崩壊した痩せ尾根に差し掛かった。
距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。そこを通過すると又南側が崩壊したガレ場の尾根に差し掛かり、そこを慎重に通過した。
地形図でも、なんだか厳しそうです。
天狗の手前は急な登りで木や岩につかまりながら何とかよじ登る。
やっと上部に差し掛かると所々大きな岩が立ちすくんでいたがその間を縫うように登って行った。
天狗山頂は少し平らになっていて何の変哲もないピークで標識はなく、木の幹にテングと書いたテープが巻いてあった。
そこを少し下って、コメツガの生い茂る岩混じりの急な尾根を登って行くがここの登りが意外に長く一番きつかった。
天狗を越えてからもキツイんだー(@_@;)
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと蕎麦粒岳山頂に到着した。
ここは3つ目のピークだがやっと山頂らしい場所で突き出た岩峰の上にちょっとした広場があり三角点が鎮座していた。
市販図では独標2338.7mの南のピークに「蕎麦粒岳」の表記がありますけど…。三角点は独標のところだし…?
残念ながら三ノ沢岳は半分が雲に覆われて展望はイマイチだったが、雲がなければ中央アルプスが一望できたに違いない。
到着が遅れましたか…。(@_@;)
心配した天狗山からの岩場の下りは登りに分からなかったテープを発見できたので問題なく下りられた。
ガレ場も慎重に通過し、苦労した笹の激ヤブも登る時はテープを発見することが出来たので難なく登ることが出来た。その後楕円形の1800m峰からの下りはテープや踏み跡も不明瞭で方向が分かりづらく何度も軌道修正して、苦労しながら下りた。
風越山に差し掛かる頃にはとうとう辺りは暗くなりヘッドライトを付けた。
陽が落ちてくると焦ってきます。
心配していたススキの藪の下りはハッキリした踏み跡があったのでその踏み跡を追って行ったが途中で嫌な感じがしたのでGPSを確認すると方向違いを進んでいた。
このまま下りて行っても駐車地からかなり離れそうなので仕方なく又上まで登り返してルートを探した。
その後、林道に向かう標識を見つけてそこから下りて行ったが深い藪の中でまたルートを見失ったりして右往左往しながらも何とか藪が途切れる地点まで下りることが出来た。
そこからは闇下の中をヘッドライトの明かりを頼りにヘロヘロで登山口まで辿りついた。
らしいといえば946さんらしい、ヒヤヒヤオロオロもんの下山でしたね。(人のことは言えんけど…(^_-))
ススキの宿でお月見でもしたらよかったカモ?
ともかく、無事に世間へ戻れてよかった、よかった!
~biwaco
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、蕎麦粒岳)
「山名」風越山、天狗山、蕎麦粒岳独標
神出神没の宮指路さん、こんばんこです。
飛行機に乗ったり、暑い中低山歩きしたり、沢遊びしたり、ヤブ漕いだり、充実してますね。
その節操のなさが好きです。
6:30風越山登山口~8:10風越山山頂~8:18展望丘~1800m峰~11:40天狗山~13:40蕎麦粒岳山頂~18:00風越山~19:00登山口
暗くなるまでお勤めご苦労様です。
修験を極め、ふーさんに続いて大阿闍梨を目指しておじゃるか。
しかし8合目辺りまで登ると急に背の高いススキが出てきて視界を遮る。最初は分かり易かった踏み跡もしだいに薄くなり最後はヤブの中をかき分けて適当に真っ直ぐ登って行くとカヤトの丘という平らな場所に出た。
踏み跡が濃いと恥ずかしくなり、薄くなると水を得た河童になるのは、ヤブメンの哀しき性。
その後、背の高い雑木がうっそうと生い茂って薄暗い丘のような場所に出る。
足元はシダが生い茂り倒木が行く手を遮り歩きにくい。
この楕円形の大きな1800mの丘は意外に広く通過するのに一時間もかかった。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
ここを何とか脱出すると尾根の下りとなるが真っ直ぐに下ったつもりが北側の尾根に入ってしまったので慌て引き返した。
1784の鞍部は痩せ尾根で南側が切れ落ちているが笹に被われていて足元が分かりにくく緊張した。
天狗への登り返しの尾根も最初は笹に被われていて登りにくかったが今度は南側が崩壊した痩せ尾根に差し掛かった。
距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。
そこを通過すると又南側が崩壊したガレ場の尾根に差し掛かり、そこを慎重に通過した。
天狗の手前は急な登りで木や岩につかまりながら何とかよじ登る。
やっと上部に差し掛かると所々大きな岩が立ちすくんでいたがその間を縫うように登って行った。そこを少し下って、コメツガの生い茂る岩混じりの急な尾根を登って行くがここの登りが意外に長く一番きつかった。
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。
岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと蕎麦粒岳山頂に到着した。
まさに、行者そのもの。
人として正しい道、進むべき道はわかっていながら、意識的により困難な、より厳しい道へ自ら追い込む。
見習いたいのですが、軟弱な私には真似ができません。
その後楕円形の1800m峰からの下りはテープや踏み跡も不明瞭で方向が分かりづらく何度も軌道修正して、苦労しながら下りた。
風越山に差し掛かる頃にはとうとう辺りは暗くなりヘッドライトを付けた。
心配していたススキの藪の下りはハッキリした踏み跡があったのでその踏み跡を追って行ったが途中で嫌な感じがしたのでGPSを確認すると方向違いを進んでいた。
このまま下りて行っても駐車地からかなり離れそうなので仕方なく又上まで登り返してルートを探した。
その後、林道に向かう標識を見つけてそこから下りて行ったが深い藪の中でまたルートを見失ったりして右往左往しながらも何とか藪が途切れる地点まで下りることが出来た。
そこからは闇下の中をヘッドライトの明かりを頼りにヘロヘロで登山口まで辿りついた。
最後の最後まで妥協を許さず、罪深き我々の贖罪を背負い、茨の道を進む。
宮指路さんにイエス・キリストの姿をオーバーラップさせるのは私だけ?
カッチャン
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、蕎麦粒岳)
Biwacoさん、こんばんは
ここって、№100には入ってないよね? でも木曽駒~空木両横綱の太刀持ち山やから権利あるのか…?
たまには趣向を変えて木曽の藪山もいいでしょ
寝覚の床は寝覚めが良くないんかな? 寝過ごしの床ですか。
ここは浦島太郎伝説があるからbiwacoさんにはイメージがぴったりの場所です。
地形図や高原地図には登山路は記入ないけど、ジグザグの林道のどっかから取り付くのかな?
そうですね。v字に折れた林道を20分くらい上がって行くと簡易トイレが見えてくるのでそこの向かい側が登山口です。
co1640の丘地形あたりですね。
そうですね。
ここまでは道がハッキリしてるんや。
おお! 目の前ですね~!(^^)! ここを何とか脱出すると尾根の下りとなるが真っ直ぐに下ったつもりが北側の尾根に入ってしまったので慌て引き返した。ここの支尾根に入る手前でテープがしっかり巻いてあったので間違いないと思い込んでしまった。そこからちょっと戻ったが本来の尾根の入口は分かりにくかった。ヤブに絡まれると方向もアヤフヤで彷徨する羽目になります。気付いてよかった(^^)/
ここは藪から抜け出た尾根ですが、どういう訳か真っ直ぐに進んだつもりが左手の支尾根に入り込んでしまったのです。
地形図でも、なんだか厳しそうです。
地形図で厳しそうに見えるところはそれほどでもなく、何でもなさそうな所が崩壊していてヤバかったです
天狗を越えてからもキツイんだー(@_@;)
天狗を越えてからも足場が不安定で長いので結構時間がかかりました 市販図では独標2338.7mの南のピークに「蕎麦粒岳」の表記がありますけど…。三角点は独標のところだし…?
ネットにもそんな風に書いてありますね。
到着が遅れましたか…。(@_@;)
遅かりし倉之助
陽が落ちてくると焦ってきます。
実は1時間サバを読んでいて、ここで18時、風越山19時、登山口20時で真っ暗でした。
らしいといえば946さんらしい、ヒヤヒヤオロオロもんの下山でしたね。(人のことは言えんけど…(^_-))
まあ暗くなるのは慣れっこだし、怪我さえしなければ何とかなると思って半分開き直りで慎重に下りてきました。
ススキの宿でお月見でもしたらよかったカモ?
そんな気のきいた宿があったら泊まりたいなぁ~
宮指路
ここって、№100には入ってないよね? でも木曽駒~空木両横綱の太刀持ち山やから権利あるのか…?
たまには趣向を変えて木曽の藪山もいいでしょ
寝覚の床は寝覚めが良くないんかな? 寝過ごしの床ですか。
ここは浦島太郎伝説があるからbiwacoさんにはイメージがぴったりの場所です。
地形図や高原地図には登山路は記入ないけど、ジグザグの林道のどっかから取り付くのかな?
そうですね。v字に折れた林道を20分くらい上がって行くと簡易トイレが見えてくるのでそこの向かい側が登山口です。
しかし8合目辺りまで登ると急に背の高いススキが出てきて視界を遮る。最初は分かり易かった踏み跡もしだいに薄くなり最後はヤブの中をかき分けて適当に真っ直ぐ登って行くとカヤトの丘という平らな場所に出た。
co1640の丘地形あたりですね。
そうですね。
そこから先に進むと一旦下って登り返しになり平らな山頂部分を進んで行き敬神の分岐を過ぎると登山道の途中に風越山の三角点が出てくる。
ここまでは道がハッキリしてるんや。
さらに先に進むと登り坂の尾根の途中に中央アルプスの展望という看板のある場所に着く。
なるほどここから眺める中央アルプスの山並みは立派である。
中央に宝剣岳、右手に三ノ沢岳が大きくそびえたつ。
おお! 目の前ですね~!(^^)! ここを何とか脱出すると尾根の下りとなるが真っ直ぐに下ったつもりが北側の尾根に入ってしまったので慌て引き返した。ここの支尾根に入る手前でテープがしっかり巻いてあったので間違いないと思い込んでしまった。そこからちょっと戻ったが本来の尾根の入口は分かりにくかった。ヤブに絡まれると方向もアヤフヤで彷徨する羽目になります。気付いてよかった(^^)/
ここは藪から抜け出た尾根ですが、どういう訳か真っ直ぐに進んだつもりが左手の支尾根に入り込んでしまったのです。
1784の鞍部は痩せ尾根で南側が切れ落ちているが笹に被われていて足元が分かりにくく緊張した。
天狗への登り返しの尾根も最初は笹に被われていて登りにくかったがその笹もいつの間にかなくなって来てホッとしたのも束の間で今度は南側が崩壊した痩せ尾根に差し掛かった。
距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。そこを通過すると又南側が崩壊したガレ場の尾根に差し掛かり、そこを慎重に通過した。
地形図でも、なんだか厳しそうです。
地形図で厳しそうに見えるところはそれほどでもなく、何でもなさそうな所が崩壊していてヤバかったです
天狗の手前は急な登りで木や岩につかまりながら何とかよじ登る。
やっと上部に差し掛かると所々大きな岩が立ちすくんでいたがその間を縫うように登って行った。
天狗山頂は少し平らになっていて何の変哲もないピークで標識はなく、木の幹にテングと書いたテープが巻いてあった。
そこを少し下って、コメツガの生い茂る岩混じりの急な尾根を登って行くがここの登りが意外に長く一番きつかった。
天狗を越えてからもキツイんだー(@_@;)
天狗を越えてからも足場が不安定で長いので結構時間がかかりました 市販図では独標2338.7mの南のピークに「蕎麦粒岳」の表記がありますけど…。三角点は独標のところだし…?
ネットにもそんな風に書いてありますね。
残念ながら三ノ沢岳は半分が雲に覆われて展望はイマイチだったが、雲がなければ中央アルプスが一望できたに違いない。
到着が遅れましたか…。(@_@;)
遅かりし倉之助
心配した天狗山からの岩場の下りは登りに分からなかったテープを発見できたので問題なく下りられた。
ガレ場も慎重に通過し、苦労した笹の激ヤブも登る時はテープを発見することが出来たので難なく登ることが出来た。その後楕円形の1800m峰からの下りはテープや踏み跡も不明瞭で方向が分かりづらく何度も軌道修正して、苦労しながら下りた。
風越山に差し掛かる頃にはとうとう辺りは暗くなりヘッドライトを付けた。
陽が落ちてくると焦ってきます。
実は1時間サバを読んでいて、ここで18時、風越山19時、登山口20時で真っ暗でした。
らしいといえば946さんらしい、ヒヤヒヤオロオロもんの下山でしたね。(人のことは言えんけど…(^_-))
まあ暗くなるのは慣れっこだし、怪我さえしなければ何とかなると思って半分開き直りで慎重に下りてきました。
ススキの宿でお月見でもしたらよかったカモ?
そんな気のきいた宿があったら泊まりたいなぁ~
宮指路
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、蕎麦粒岳)
カッチャンこんばんは
神出神没の宮指路さん、こんばんこです。
飛行機に乗ったり、暑い中低山歩きしたり、沢遊びしたり、ヤブ漕いだり、充実してますね。
その節操のなさが好きです。
バラエティーに富んでいて楽しいでしょ。今回は節約重視で藪山に行きましたがカッチャンの激藪彷徨には及びもしません
暗くなるまでお勤めご苦労様です。
修験を極め、ふーさんに続いて大阿闍梨を目指しておじゃるか。
そんな滅相もない。私なんかお寺の小僧です。
踏み跡が濃いと恥ずかしくなり、薄くなると水を得た河童になるのは、ヤブメンの哀しき性。
踏み跡が濃いと嬉しくなり、薄くなるとガッカリするのはカッチャン
この楕円形の大きな1800mの丘は意外に広く通過するのに一時間もかかった。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
ここを何とか脱出すると尾根の下りとなるが真っ直ぐに下ったつもりが北側の尾根に入ってしまったので慌て引き返した。
1784の鞍部は痩せ尾根で南側が切れ落ちているが笹に被われていて足元が分かりにくく緊張した。
天狗への登り返しの尾根も最初は笹に被われていて登りにくかったが今度は南側が崩壊した痩せ尾根に差し掛かった。
距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。
岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと蕎麦粒岳山頂に到着した。 まさに、行者そのもの。
人として正しい道、進むべき道はわかっていながら、意識的により困難な、より厳しい道へ自ら追い込む。
見習いたいのですが、軟弱な私には真似ができません。
いえいえ藪道と言えど一番楽な尾根道を辿るんだから情けないけどカッチャン道に外れています。
最後の最後まで妥協を許さず、罪深き我々の贖罪を背負い、茨の道を進む。
宮指路さんにイエス・キリストの姿をオーバーラップさせるのは私だけ?
イエイエ、足が遅いので必然的に暗くなり、山の中を右往左往したのは修行不足の当然の結果。
カッチャンの爪の垢でも舐めさせて下さりませ
宮指路
神出神没の宮指路さん、こんばんこです。
飛行機に乗ったり、暑い中低山歩きしたり、沢遊びしたり、ヤブ漕いだり、充実してますね。
その節操のなさが好きです。
バラエティーに富んでいて楽しいでしょ。今回は節約重視で藪山に行きましたがカッチャンの激藪彷徨には及びもしません
6:30風越山登山口~8:10風越山山頂~8:18展望丘~1800m峰~11:40天狗山~13:40蕎麦粒岳山頂~18:00風越山~19:00登山口
暗くなるまでお勤めご苦労様です。
修験を極め、ふーさんに続いて大阿闍梨を目指しておじゃるか。
そんな滅相もない。私なんかお寺の小僧です。
しかし8合目辺りまで登ると急に背の高いススキが出てきて視界を遮る。最初は分かり易かった踏み跡もしだいに薄くなり最後はヤブの中をかき分けて適当に真っ直ぐ登って行くとカヤトの丘という平らな場所に出た。
踏み跡が濃いと恥ずかしくなり、薄くなると水を得た河童になるのは、ヤブメンの哀しき性。
踏み跡が濃いと嬉しくなり、薄くなるとガッカリするのはカッチャン
この楕円形の大きな1800mの丘は意外に広く通過するのに一時間もかかった。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
ここを何とか脱出すると尾根の下りとなるが真っ直ぐに下ったつもりが北側の尾根に入ってしまったので慌て引き返した。
1784の鞍部は痩せ尾根で南側が切れ落ちているが笹に被われていて足元が分かりにくく緊張した。
天狗への登り返しの尾根も最初は笹に被われていて登りにくかったが今度は南側が崩壊した痩せ尾根に差し掛かった。
距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。
岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと蕎麦粒岳山頂に到着した。 まさに、行者そのもの。
人として正しい道、進むべき道はわかっていながら、意識的により困難な、より厳しい道へ自ら追い込む。
見習いたいのですが、軟弱な私には真似ができません。
いえいえ藪道と言えど一番楽な尾根道を辿るんだから情けないけどカッチャン道に外れています。
最後の最後まで妥協を許さず、罪深き我々の贖罪を背負い、茨の道を進む。
宮指路さんにイエス・キリストの姿をオーバーラップさせるのは私だけ?
イエイエ、足が遅いので必然的に暗くなり、山の中を右往左往したのは修行不足の当然の結果。
カッチャンの爪の垢でも舐めさせて下さりませ
宮指路
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、蕎麦粒岳)
宮指路さん、こんばんは。
「山名」風越山、天狗山、蕎麦粒岳独標
こりゃまた渋いところへ・・・いったいどこで見つけたんですか?(^^ゞ
寝覚の床から入って橋を渡り、風越山に向かって林道を上がって行くと簡易トイレのある風越山登山口に着く。もうすでに先客1台が停まっていて出発を済ませたようだ。
風越山は一般的なようですね。
登山道と行っても登山者に踏み固められたような道ではないので足の負担も軽く、歩き易い。
なかなかいい道が付いてるんですね。
さらに先に進むと登り坂の尾根の途中に中央アルプスの展望という看板のある場所に着く。
なるほどここから眺める中央アルプスの山並みは立派である。
中央に宝剣岳、右手に三ノ沢岳が大きくそびえたつ。
おおっ、よさそう!! 低いところから見上げ気味の方が立派に見えますね。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
風越山から先はやっぱりって感じですか?
距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。そこを通過すると又南側が崩壊したガレ場の尾根に差し掛かり、そこを慎重に通過した。
面白そう。
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと蕎麦粒岳山頂に到着した。
ここは3つ目のピークだがやっと山頂らしい場所で突き出た岩峰の上にちょっとした広場があり三角点が鎮座していた。
水を差すようですが、ホントの蕎麦粒岳のピークは三角点ではなく、少し南のピークらしいです。そこまでがまた大変らしいですが・・・
ここでもう少しゆっくりしていたかったが予定時間をかなりオーバーしていたので急いで下山するが足元が悪い場所が多いのでかなりのペースダウンである。
登りの苦労を考えれば下山も楽勝とはいかないですね。
風越山に差し掛かる頃にはとうとう辺りは暗くなりヘッドライトを付けた。
ついに点灯しちゃいましたか。
心配していたススキの藪の下りはハッキリした踏み跡があったのでその踏み跡を追って行ったが途中で嫌な感じがしたのでGPSを確認すると方向違いを進んでいた。
このまま下りて行っても駐車地からかなり離れそうなので仕方なく又上まで登り返してルートを探した。
その後、林道に向かう標識を見つけてそこから下りて行ったが深い藪の中でまたルートを見失ったりして右往左往しながらも何とか藪が途切れる地点まで下りることが出来た。
そこからは闇下の中をヘッドライトの明かりを頼りにヘロヘロで登山口まで辿りついた。
あせったでしょう。私も笠羽谷廃林道の下りを思い出しました。
無事下山お疲れさまでした。
山日和
「山名」風越山、天狗山、蕎麦粒岳独標
こりゃまた渋いところへ・・・いったいどこで見つけたんですか?(^^ゞ
寝覚の床から入って橋を渡り、風越山に向かって林道を上がって行くと簡易トイレのある風越山登山口に着く。もうすでに先客1台が停まっていて出発を済ませたようだ。
風越山は一般的なようですね。
登山道と行っても登山者に踏み固められたような道ではないので足の負担も軽く、歩き易い。
なかなかいい道が付いてるんですね。
さらに先に進むと登り坂の尾根の途中に中央アルプスの展望という看板のある場所に着く。
なるほどここから眺める中央アルプスの山並みは立派である。
中央に宝剣岳、右手に三ノ沢岳が大きくそびえたつ。
おおっ、よさそう!! 低いところから見上げ気味の方が立派に見えますね。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
風越山から先はやっぱりって感じですか?
距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。そこを通過すると又南側が崩壊したガレ場の尾根に差し掛かり、そこを慎重に通過した。
面白そう。
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと蕎麦粒岳山頂に到着した。
ここは3つ目のピークだがやっと山頂らしい場所で突き出た岩峰の上にちょっとした広場があり三角点が鎮座していた。
水を差すようですが、ホントの蕎麦粒岳のピークは三角点ではなく、少し南のピークらしいです。そこまでがまた大変らしいですが・・・
ここでもう少しゆっくりしていたかったが予定時間をかなりオーバーしていたので急いで下山するが足元が悪い場所が多いのでかなりのペースダウンである。
登りの苦労を考えれば下山も楽勝とはいかないですね。
風越山に差し掛かる頃にはとうとう辺りは暗くなりヘッドライトを付けた。
ついに点灯しちゃいましたか。
心配していたススキの藪の下りはハッキリした踏み跡があったのでその踏み跡を追って行ったが途中で嫌な感じがしたのでGPSを確認すると方向違いを進んでいた。
このまま下りて行っても駐車地からかなり離れそうなので仕方なく又上まで登り返してルートを探した。
その後、林道に向かう標識を見つけてそこから下りて行ったが深い藪の中でまたルートを見失ったりして右往左往しながらも何とか藪が途切れる地点まで下りることが出来た。
そこからは闇下の中をヘッドライトの明かりを頼りにヘロヘロで登山口まで辿りついた。
あせったでしょう。私も笠羽谷廃林道の下りを思い出しました。
無事下山お疲れさまでした。
山日和
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、蕎麦粒岳)
山日和さん、こんにちは
こりゃまた渋いところへ・・・いったいどこで見つけたんですか?(^^ゞ
某会のベテランさんの案内で昨年11月に途中まで(崩壊地手前まで)登ったことがありますがその時に独標まで行けなかったので心残りになっていました。
寝覚の床から入って橋を渡り、風越山に向かって林道を上がって行くと簡易トイレのある風越山登山口に着く。もうすでに先客1台が停まっていて出発を済ませたようだ。
風越山は一般的なようですね。
登山道と言っても上部は完全なヤブ道なので好者しか行かないでしょう
登山道と行っても登山者に踏み固められたような道ではないので足の負担も軽く、歩き易い。
なかなかいい道が付いてるんですね。
柔らかい登山道は足の負担が少なくてイイですね さらに先に進むと登り坂の尾根の途中に中央アルプスの展望という看板のある場所に着く。
なるほどここから眺める中央アルプスの山並みは立派である。
中央に宝剣岳、右手に三ノ沢岳が大きくそびえたつ。
おおっ、よさそう!! 低いところから見上げ気味の方が立派に見えますね。
でもこの日は半分雲に覆われて残念でした。昨年行ったときはもっとキレイでした。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
風越山から先はやっぱりって感じですか?
1800mからの下りの笹ヤブが特に面白そうです。背丈以上のヤブがあります。 距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。そこを通過すると又南側が崩壊したガレ場の尾根に差し掛かり、そこを慎重に通過した。
面白そう。
鈴鹿の宮指路岳~仙が岳のキレットの方が怖いかな
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと蕎麦粒岳山頂に到着した。
ここは3つ目のピークだがやっと山頂らしい場所で突き出た岩峰の上にちょっとした広場があり三角点が鎮座していた。
水を差すようですが、ホントの蕎麦粒岳のピークは三角点ではなく、少し南のピークらしいです。そこまでがまた大変らしいですが・・・
ネットで調べたので知っていましたがもう時間的にも体力的にも限界でしたので諦めました。 ここでもう少しゆっくりしていたかったが予定時間をかなりオーバーしていたので急いで下山するが足元が悪い場所が多いのでかなりのペースダウンである。
登りの苦労を考えれば下山も楽勝とはいかないですね。
単に体力不足で帰りはいつもヘロヘロになります。ストックは必需品です。
風越山に差し掛かる頃にはとうとう辺りは暗くなりヘッドライトを付けた。
ついに点灯しちゃいましたか。
毎度のことで
心配していたススキの藪の下りはハッキリした踏み跡があったのでその踏み跡を追って行ったが途中で嫌な感じがしたのでGPSを確認すると方向違いを進んでいた。
このまま下りて行っても駐車地からかなり離れそうなので仕方なく又上まで登り返してルートを探した。
あせったでしょう。私も笠羽谷廃林道の下りを思い出しました。
無事下山お疲れさまでした。
後で、よく調べてみたら最初間違えたと思ったルートでよかったみたいです。
とんだ骨折り損のくたびれ儲けでした。
宮指路
こりゃまた渋いところへ・・・いったいどこで見つけたんですか?(^^ゞ
某会のベテランさんの案内で昨年11月に途中まで(崩壊地手前まで)登ったことがありますがその時に独標まで行けなかったので心残りになっていました。
寝覚の床から入って橋を渡り、風越山に向かって林道を上がって行くと簡易トイレのある風越山登山口に着く。もうすでに先客1台が停まっていて出発を済ませたようだ。
風越山は一般的なようですね。
登山道と言っても上部は完全なヤブ道なので好者しか行かないでしょう
登山道と行っても登山者に踏み固められたような道ではないので足の負担も軽く、歩き易い。
なかなかいい道が付いてるんですね。
柔らかい登山道は足の負担が少なくてイイですね さらに先に進むと登り坂の尾根の途中に中央アルプスの展望という看板のある場所に着く。
なるほどここから眺める中央アルプスの山並みは立派である。
中央に宝剣岳、右手に三ノ沢岳が大きくそびえたつ。
おおっ、よさそう!! 低いところから見上げ気味の方が立派に見えますね。
でもこの日は半分雲に覆われて残念でした。昨年行ったときはもっとキレイでした。
ここの下りは笹の激ヤブとなり尾根芯を辿って行くとその内に真っ暗な藪の中に突入してしまった。
風越山から先はやっぱりって感じですか?
1800mからの下りの笹ヤブが特に面白そうです。背丈以上のヤブがあります。 距離は短いが足の置き場がないほど脆そうな尾根だった。そこを通過すると又南側が崩壊したガレ場の尾根に差し掛かり、そこを慎重に通過した。
面白そう。
鈴鹿の宮指路岳~仙が岳のキレットの方が怖いかな
その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと蕎麦粒岳山頂に到着した。
ここは3つ目のピークだがやっと山頂らしい場所で突き出た岩峰の上にちょっとした広場があり三角点が鎮座していた。
水を差すようですが、ホントの蕎麦粒岳のピークは三角点ではなく、少し南のピークらしいです。そこまでがまた大変らしいですが・・・
ネットで調べたので知っていましたがもう時間的にも体力的にも限界でしたので諦めました。 ここでもう少しゆっくりしていたかったが予定時間をかなりオーバーしていたので急いで下山するが足元が悪い場所が多いのでかなりのペースダウンである。
登りの苦労を考えれば下山も楽勝とはいかないですね。
単に体力不足で帰りはいつもヘロヘロになります。ストックは必需品です。
風越山に差し掛かる頃にはとうとう辺りは暗くなりヘッドライトを付けた。
ついに点灯しちゃいましたか。
毎度のことで
心配していたススキの藪の下りはハッキリした踏み跡があったのでその踏み跡を追って行ったが途中で嫌な感じがしたのでGPSを確認すると方向違いを進んでいた。
このまま下りて行っても駐車地からかなり離れそうなので仕方なく又上まで登り返してルートを探した。
あせったでしょう。私も笠羽谷廃林道の下りを思い出しました。
無事下山お疲れさまでした。
後で、よく調べてみたら最初間違えたと思ったルートでよかったみたいです。
とんだ骨折り損のくたびれ儲けでした。
宮指路
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、蕎麦粒岳)
こんばんは、宮指路さん。
お疲れさまでした。でも、私も自戒の念をこめて言うのですが、下山時刻には気を使わねばなりません(^^;)
ここから蕎麦粒まではさらに一頑張りが必要です。気を付けないといけないのは、ニセ蕎麦粒で満足して帰るととんでもない後悔を残します。蕎麦粒の本峰はさらに奥です。ここには□の中に×印が岩に刻印されています。
私の場合は、滑川の支流の二ノ谷を辿って二ノ谷のコルに上がるルートで蕎麦粒を攻めました。なかなかの難峰でした。
ふ~さん
お疲れさまでした。でも、私も自戒の念をこめて言うのですが、下山時刻には気を使わねばなりません(^^;)
山日和さんがご指摘の通り、2339m峰は蕎麦粒ではありません。これは、萩原沢岳です。その後やっと蕎麦粒岳山頂に着いたと思ったら実はニセピークでさらにその奥に岩峰が突き出ていた。岩と低いハイマツが混じった平坦地を進んで行くと蕎麦粒岳山頂に到着した。
ここから蕎麦粒まではさらに一頑張りが必要です。気を付けないといけないのは、ニセ蕎麦粒で満足して帰るととんでもない後悔を残します。蕎麦粒の本峰はさらに奥です。ここには□の中に×印が岩に刻印されています。
私の場合は、滑川の支流の二ノ谷を辿って二ノ谷のコルに上がるルートで蕎麦粒を攻めました。なかなかの難峰でした。
ふ~さん
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、蕎麦粒岳)
ふ~さん、こんばんは
木曽の仙人と思しきふ~さんならきっとこのレポは黙っておられんだろうと手ぐすね引いて待っておりました。
お疲れさまでした。でも、私も自戒の念をこめて言うのですが、下山時刻には気を使わねばなりません(^^;)
そうですね。イエローカードが出ない内に自重したいと思います。
山日和さんがご指摘の通り、2339m峰は蕎麦粒ではありません。これは、萩原沢岳です。
エアリアマップを見れば一目瞭然ですね。マップを買う金もケチっているんです。
ここから蕎麦粒まではさらに一頑張りが必要です。気を付けないといけないのは、ニセ蕎麦粒で満足して帰るととんでもない後悔を残します。蕎麦粒の本峰はさらに奥です。ここには□の中に×印が岩に刻印されています。
まあ私はここで充分満足しました。あくまで独標が目標でしたので・・・・あえてレポに蕎麦粒岳と書いたのは山頂の標識の影響と言いましょうか 私の場合は、滑川の支流の二ノ谷を辿って二ノ谷のコルに上がるルートで蕎麦粒を攻めました。なかなかの難峰でした。
さすがふ~さん、コース取りが我々一般人と違いますね。
宮指路[attachment=0]P9150087_512.jpg[/attachment]
木曽の仙人と思しきふ~さんならきっとこのレポは黙っておられんだろうと手ぐすね引いて待っておりました。
お疲れさまでした。でも、私も自戒の念をこめて言うのですが、下山時刻には気を使わねばなりません(^^;)
そうですね。イエローカードが出ない内に自重したいと思います。
山日和さんがご指摘の通り、2339m峰は蕎麦粒ではありません。これは、萩原沢岳です。
エアリアマップを見れば一目瞭然ですね。マップを買う金もケチっているんです。
ここから蕎麦粒まではさらに一頑張りが必要です。気を付けないといけないのは、ニセ蕎麦粒で満足して帰るととんでもない後悔を残します。蕎麦粒の本峰はさらに奥です。ここには□の中に×印が岩に刻印されています。
まあ私はここで充分満足しました。あくまで独標が目標でしたので・・・・あえてレポに蕎麦粒岳と書いたのは山頂の標識の影響と言いましょうか 私の場合は、滑川の支流の二ノ谷を辿って二ノ谷のコルに上がるルートで蕎麦粒を攻めました。なかなかの難峰でした。
さすがふ~さん、コース取りが我々一般人と違いますね。
宮指路[attachment=0]P9150087_512.jpg[/attachment]
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、独標)
宮指路さん、こんばんは。
一目見た時天狗山、蕎麦粒と書いてあったので奥美濃かいな?と思って読んで見ると、やはり木曽の風越山のことらしい。風越山付近に天狗や蕎麦粒があることすら知りませんでした。そこでネットで検索してみると「どの山のぼろ」さんの詳細なレポが出てきたので、そちらを先に読んで予習しておきました。お陰で(独標)蕎麦粒岳と(本)蕎麦粒岳の違いが分かりました。(タイトル変えちゃったんですね。)
確かにあの辺りには奇妙な山塊があって気になっていました。ヤブコギは嫌いなので遠征してまでやりたいとは思いませんが、機会があれば偵察をしてみようかという気になってきました。しかし、私はGPSとかヤブコギ三種の神器など持ってないし、あるのはスーパー山感ピューターのみ。やっぱ止めといた方がいいか。
一目見た時天狗山、蕎麦粒と書いてあったので奥美濃かいな?と思って読んで見ると、やはり木曽の風越山のことらしい。風越山付近に天狗や蕎麦粒があることすら知りませんでした。そこでネットで検索してみると「どの山のぼろ」さんの詳細なレポが出てきたので、そちらを先に読んで予習しておきました。お陰で(独標)蕎麦粒岳と(本)蕎麦粒岳の違いが分かりました。(タイトル変えちゃったんですね。)
確かにあの辺りには奇妙な山塊があって気になっていました。ヤブコギは嫌いなので遠征してまでやりたいとは思いませんが、機会があれば偵察をしてみようかという気になってきました。しかし、私はGPSとかヤブコギ三種の神器など持ってないし、あるのはスーパー山感ピューターのみ。やっぱ止めといた方がいいか。
Re: 木曽の藪山(風越山、天狗山、独標)
skywalkさん、こんばんは
一目見た時天狗山、蕎麦粒と書いてあったので奥美濃かいな?と思って読んで見ると、やはり木曽の風越山のことらしい。風越山付近に天狗や蕎麦粒があることすら知りませんでした。
そうですね。一見しただけだと美濃の山と勘違いしそうですね。
そこでネットで検索してみると「どの山のぼろ」さんの詳細なレポが出てきたので、そちらを先に読んで予習しておきました。お陰で(独標)蕎麦粒岳と(本)蕎麦粒岳の違いが分かりました。(タイトル変えちゃったんですね。)
独標と蕎麦粒岳の違いはお二人からも指摘があったので直した方が良いと思い訂正しました。でも独標山頂には蕎麦粒岳の標識がありました。
私が特に迷いやすいと思ったのは風越山の奥の1800峰です。行きは激ヤブの下りで尾根を間違えやすいです。帰りもここの下りで尾根がハッキリしないので間違えやすいですね。
宮指路
一目見た時天狗山、蕎麦粒と書いてあったので奥美濃かいな?と思って読んで見ると、やはり木曽の風越山のことらしい。風越山付近に天狗や蕎麦粒があることすら知りませんでした。
そうですね。一見しただけだと美濃の山と勘違いしそうですね。
そこでネットで検索してみると「どの山のぼろ」さんの詳細なレポが出てきたので、そちらを先に読んで予習しておきました。お陰で(独標)蕎麦粒岳と(本)蕎麦粒岳の違いが分かりました。(タイトル変えちゃったんですね。)
独標と蕎麦粒岳の違いはお二人からも指摘があったので直した方が良いと思い訂正しました。でも独標山頂には蕎麦粒岳の標識がありました。
私が特に迷いやすいと思ったのは風越山の奥の1800峰です。行きは激ヤブの下りで尾根を間違えやすいです。帰りもここの下りで尾根がハッキリしないので間違えやすいですね。
宮指路