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【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月17日(月) 21:41
by 山日和
【日 付】2012年9月15日(土)
【山 域】北アルプス南部 常念岳・蝶ヶ岳
【天 候】晴れのち曇り
【コース】三股駐車場4:40---8:30前常念岳---9:30常念岳10:00---12:20蝶槍---13:00蝶ヶ岳山荘13:45---16:25駐車場
午前1時前に三股登山口手前の駐車場に着いた。残された駐車スペースはもう数台程度。
朝4時に起きた時にはびっしりと止まっており、さらに次々と車が来る状態だった。手前の静かなところで寝てから駐車
場へ向かおうかと思っていたが正解だった。さすがに3連休の北アルプスの登山口だ。
4時40分、ヘッデンを点けて出発。真っ暗な中10分ほどで三股の登山口。ここに着くまでどちら周りで周回するか迷っ
ていた。先週の越百・南駒の例から行けば蝶・常念の順だ。
しかし先に最高点の常念に上がってしまいたいという思いが勝って、右側の登山道に入る。
止まっていた車のわりに人影は少ない。満車といっても数十台程度の収容だから、出発が分散すれば連なって登ると
いうこともないのだろう。
三股から常念岳への道は急登で知られている。しかし実際歩いてみると、道はジグザグを切って傾斜が強くならない
ように付けられており、一定のペースで歩くことができる。乳酸が溜まらないよう、速過ぎず遅過ぎずのペースでじっくり
と歩いた。
少しずつ明るくなってきたが、鬱蒼とした樹林帯の中の道には日はまだ差さない。歩き出しこそ肌寒くて長袖を着てい
たが、少し登っただけですぐ半袖1枚になった。ひんやりした空気が火照る体を冷ましてくれて気持ちがいい。途中で会
った数人の登山者はみんな長袖だったが暑くないのだろうか。
[attachment=4]P1080877_1_1.JPG[/attachment]
800mの標高差を登り切ると、前常念岳から南東に延びる尾根に乗る。ここからしばらくは傾斜の緩い尾根歩きでひと
息つくことができる。
樹林が切れると頭上に青空が広がった。申し分のない天気だが風が強い。2355m標高点を過ぎて木のハシゴを登ると
森林限界を超えた。ここからは岩とハイマツの世界。
再び急登が始まる。と言うより、実感としては本日初めての急登だ。尾根までの登りはさほど急には感じなかったのだ。
岩が折り重なるように堆積した中をトラバースしたり直上したり、アルプスらしい登りが続く。振り返れば雲海の向こう
に八ヶ岳や南アルプスの山並みが浮かぶ。
このコースは前半の樹林帯が「静」とすれば、森林限界を超えた後半は「動」と言えるだろう。下山に使った蝶ヶ岳から
の道の樹林帯一辺倒からすれば、変化のある登山道だ。
見上げればすぐそこに見えていた前常念岳のピークは意外に遠かった。
ほとんど原形をとどめていないように見える避難小屋が現われると、その上が前常念岳の山頂である。
ここには一等三角点がある。常念岳ではなく、支稜上のあまりピークらしくないピークに置かれているのが不思議で面
白いところだ。
起きてからバナナ1本とゼリーを食べただけ。腹は減っているはずだがどうも食欲がない。
前常念からは遮るもののない展望の尾根道が山頂へ続いている。北には横通岳から大天井岳、燕岳への山稜が見え
る。
[attachment=3]P1080880_1.JPG[/attachment]
常念乗越からの道を合わせると、ガレた急登をしばしで常念岳の山頂に立った。予定より20分遅れている。
ここからの展望はまさに360度。祠の立つ絶頂部は狭く、数人で満員御礼である。
風下で早い昼飯とするが、今日はビール抜きだ。ここで飲んでしまうと先が長い。蝶ヶ岳まで我慢しよう。
穂高~槍の稜線は雲に隠れて見えないが、涸沢や横尾本谷、槍沢はよく見える。
蝶ヶ岳方面は、蝶槍の特徴ある鋭峰は見えるものの、その奥は雲の中。こちらを先にしてよかったかもしれない。
[attachment=2]P1080935_1.JPG[/attachment]
30分ほどで切り上げて帳尻を合わせ、蝶への稜線に踏み出した。ここから標高差400mの激下りである。逆回りにし
た場合の最大の難関だ。今まで雪山以外では使うことのなかったストックをダブルで駆使するようになったのも年令の
なせる業か。バランス保持のみならず、足への負担軽減の効果は大きいのだ。
稜線の東側には雲が湧き上がるが、梓川側は視界良好なのがありがたい。しかし常念から下り切ってしまうと森林
限界を切り、樹林の縦走路となる。
2512m、2592mとアップダウンが続き、2462mまで降ろされてから本日ほぼ最後の登りと言える、蝶槍への200mの標
高差に喘ぐ。
蝶槍まで来れば、蝶ヶ岳山荘までは実になだらかな広々とした稜線歩きとなった。山荘泊まりの人がこのあたりまで
往復するようで、人も増えてきた。
尾根のところどころに草紅葉というのか、黄や赤に染まる草叢がポツポツと散在して、荒涼とした岩礫の台地に彩りを添
えている。
[attachment=1]P1080981_1.JPG[/attachment]
それにしても蝶ヶ岳というのは「頂上」の多い山である。北から「蝶槍」「三角点」「展望盤」「最高点」と並んでいる。
「展望盤」ピークのすぐそばに蝶ヶ岳山荘があり、小屋の内外は賑わっていた。ここまで来ればひと安心。やっとビール
が飲める。
まだ昼過ぎという時間だが、早くも宿泊受付を済ませた登山者も多く、小屋のサンダル履きで前の広場へ出て寛いでい
る。
ここは穂高連峰を眺める絶好の展望地だ。しかし残念ながら、3000mラインを境に山頂部は雲の中。正面の屏風岩か
ら続く前穂北尾根を辿って行くと、前穂の山頂が少し見え始めた。左側の明神岳は3000mを切っているので最初から見
えている。「雲が動き始めたな」という声にみんな期待を寄せて対岸の稜線を見つめていた。
小学生ぐらいの女の子を連れたお父さんも一心に眺めていたが、女の子は興味なげに足元の石を拾って遊んでいた。
その親子の情景が微笑ましく、子供とあっちこっちの山へ登っていた若い頃の自分の姿と重ね合わせてしまった。
子供は山そのものが好きなはずはなく、お菓子やジュースと子供の興味を惹くような会話で巧みに歩かせたものだ。
[attachment=0]パノラマ1_1_1.JPG[/attachment]
北穂、涸沢岳、南岳まではなんとか姿を現したが、奥穂と槍は最後まで見せてくれなかった。もう少し待てば見えるか
もしれない。しかし下りなければならない。
近くに住んでいるならともかく、わざわざ高速代とガソリン代を使ってこんな遠くまで日帰り登山に来るのもどうかなと思う。
トレーニングとしてはいいだろうが、ずいぶん高いトレーニング代である。やっぱり泊まりでゆっくり来る方がいい。
山で夜を過ごし、朝を迎えなければ見えないものがたくさんある。人の多い山小屋に泊まりたくないし、さりとてテントを
担いで重荷に喘ぐのも辛い。結局軽装でサクッと登れる日帰りを選んでしまう自分の弱さが嫌になってしまう。
小屋のすぐ裏手にある最高点に足を運んで下山にかかる。早い時間にもかかわらず、テント場はほぼ埋まっていた。
ここから三股へ下りる道は滑りやすい石ころだらけで歩きやすいとは言えない。それに次々と登山者が上がってきて、
その度に待たなければならないのでなかなか前に進まない。
彼らはすべて蝶ヶ岳の小屋かテント泊まりだろうが、もう小屋もテン場もいっぱいですよと言ってあげたくなる。
2000mあたりから樹林帯の普通の道となった。もう上がってくる登山者の姿もなくピッチも上がる。
ひたすら下って水場に出た。あたりは雰囲気のある樹林に覆われ、右から左から小沢が涼しげな音を立てて流れ落ち
ている。久しぶりに冷たい流水で顔を洗って生き返った。ここまで下れば三股は目の前だ。
駐車場へ戻るとかなりの空きスペースができていた。混んでいるのは一時的なのかと思ったが、車を発進させてから
延々と続いている路駐の列を見て、その考えが甘いことに気が付いた。
山日和
Re: 【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月17日(月) 22:30
by たんぽぽ
山日和さん、こんばんは。
常念はたんぽぽにとって懐かしい山なんっすよ。
高校2年の時、やっと親の許しをもらいテント担いで初めての北アが常念でした。
樹林が切れると頭上に青空が広がった。申し分のない天気だが風が強い。2355m標高点を過ぎて木のハシゴを登ると
森林限界を超えた。ここからは岩とハイマツの世界。
常念山脈の鬱蒼とした樹林をようやく抜け出して気分も晴々!
見上げればすぐそこに見えていた前常念岳のピークは意外に遠かった。
ビヨ~ンと東にのびた尾根、歩くと意外に長いのでしょうね。
ここからの展望はまさに360度。祠の立つ絶頂部は狭く、数人で満員御礼である。
もう30年以上前のことでよく覚えてませんが、そんな狭い山頂だったんですね。
風下で早い昼飯とするが、今日はビール抜きだ。ここで飲んでしまうと先が長い。
そうそう、アワワはメドが立つまで止めときましょう。
カサバの爺ちゃまもアワワ我慢で成功せりのようでした。
30分ほどで切り上げて帳尻を合わせ、蝶への稜線に踏み出した。ここから標高差400mの激下りである。逆回りにし
た場合の最大の難関だ。
その逆回りってヤツで横尾から燕まで目指しましたが・・・
今まで雪山以外では使うことのなかったストックをダブルで駆使するようになったのも年令の
なせる業か。バランス保持のみならず、足への負担軽減の効果は大きいのだ。
導師さまといえども寄る年波には逆らえませんね。
たんぽぽなんぞは下りはどこであろうとダブル杖でござる。
2512m、2592mとアップダウンが続き、2462mまで降ろされてから本日ほぼ最後の登りと言える、蝶槍への200mの標
高差に喘ぐ。
ここのアップダウンでもうゲロゲロ(カエルに化けたワケではない)
常念乗越でテン泊し一ノ沢へ逃げ帰った青春の思い出があります。
(フツーはこれで山嫌いになるはなあ・・・)
蝶槍まで来れば、蝶ヶ岳山荘までは実になだらかな広々とした稜線歩きとなった。山荘泊まりの人がこのあたりまで
往復するようで、人も増えてきた。
もうのんびりモードですね。
穂高眺めながらアワワタイムでしょう。
尾根のところどころに草紅葉というのか、黄や赤に染まる草叢がポツポツと散在して、荒涼とした岩礫の台地に彩りを添
えている。
高山帯はもう草紅葉の季節のようですね。
近くに住んでいるならともかく、わざわざ高速代とガソリン代を使ってこんな遠くまで日帰り登山に来るのもどうかなと思う。
トレーニングとしてはいいだろうが、ずいぶん高いトレーニング代である。やっぱり泊まりでゆっくり来る方がいい。
今回の一番の目的は穂高の偵察とちゃいまっか?
山で夜を過ごし、朝を迎えなければ見えないものがたくさんある。人の多い山小屋に泊まりたくないし、さりとてテントを
担いで重荷に喘ぐのも辛い。結局軽装でサクッと登れる日帰りを選んでしまう自分の弱さが嫌になってしまう。
みんな思ってることは同じ、早く軽装でテン泊できる装備を発明してくなはれ。
駐車場へ戻るとかなりの空きスペースができていた。混んでいるのは一時的なのかと思ったが、車を発進させてから
延々と続いている路駐の列を見て、その考えが甘いことに気が付いた。
お疲れさまでした。
久しぶりに〇〇年前の悪夢を思い出しましたわ。

- 常念~蝶のコブコブは大嫌いや!
Re: 【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月18日(火) 06:54
by わりばし
おはようございます、山日和さん。
午前1時前に三股登山口手前の駐車場に着いた。残された駐車スペースはもう数台程度。
朝4時に起きた時にはびっしりと止まっており、さらに次々と車が来る状態だった。手前の静かなところで寝てから駐車
場へ向かおうかと思っていたが正解だった。さすがに3連休の北アルプスの登山口だ。
なんかすごいですね。大昔に二度ここから入りましたが、駐車されていた記憶が・・・
やっぱり山ブームっていうのは本当なんですね。
森林限界を超えた。ここからは岩とハイマツの世界。
再び急登が始まる。と言うより、実感としては本日初めての急登だ。尾根までの登りはさほど急には感じなかったのだ。
岩が折り重なるように堆積した中をトラバースしたり直上したり、アルプスらしい登りが続く。振り返れば雲海の向こう
に八ヶ岳や南アルプスの山並みが浮かぶ。
前常念からは遮るもののない展望の尾根道が山頂へ続いている。北には横通岳から大天井岳、燕岳への山稜が見え
る。
この景色、やっぱアルプスはいいです。
常念乗越からの道を合わせると、ガレた急登をしばしで常念岳の山頂に立った。予定より20分遅れている。
ここからの展望はまさに360度。祠の立つ絶頂部は狭く、数人で満員御礼である。
常念は松本から一番目につく山ですから、さすがに大人気ですね。
稜線の東側には雲が湧き上がるが、梓川側は視界良好なのがありがたい。しかし常念から下り切ってしまうと森林
限界を切り、樹林の縦走路となる。
2512m、2592mとアップダウンが続き、2462mまで降ろされてから本日ほぼ最後の登りと言える、蝶槍への200mの標
高差に喘ぐ。
このあたりから見る常念は存在感があります。
ガスが晴れて常念が表れる様は天空の城のようでした。
尾根のところどころに草紅葉というのか、黄や赤に染まる草叢がポツポツと散在して、荒涼とした岩礫の台地に彩りを添
えている。
他が色づいていない時期だけに目立ちます。
なかなかきれいなもんです。
北穂、涸沢岳、南岳まではなんとか姿を現したが、奥穂と槍は最後まで見せてくれなかった。もう少し待てば見えるか
もしれない。しかし下りなければならない。
これが見えそうで、全部は見せてくれないんです。
近くに住んでいるならともかく、わざわざ高速代とガソリン代を使ってこんな遠くまで日帰り登山に来るのもどうかなと思う。
トレーニングとしてはいいだろうが、ずいぶん高いトレーニング代である。やっぱり泊まりでゆっくり来る方がいい。
山で夜を過ごし、朝を迎えなければ見えないものがたくさんある。人の多い山小屋に泊まりたくないし、さりとてテントを
担いで重荷に喘ぐのも辛い。結局軽装でサクッと登れる日帰りを選んでしまう自分の弱さが嫌になってしまう。
たしかに、遠かったでしょう。
でも、このルートだとすごい人は覚悟しないといけないし・・・
小屋のすぐ裏手にある最高点に足を運んで下山にかかる。早い時間にもかかわらず、テント場はほぼ埋まっていた。
ここから三股へ下りる道は滑りやすい石ころだらけで歩きやすいとは言えない。それに次々と登山者が上がってきて、
その度に待たなければならないのでなかなか前に進まない。
けっこう広いテン場だと思いましたが、いっぱいですか。
ここで、大昔家形テントで吹かれました。
朝起きると、補強した細引き以外は抜けて、ポール二本と垂れた布きれが立っていました。
他のテントは避難したので、うちのテントだけが残っていたなあ。
彼らはすべて蝶ヶ岳の小屋かテント泊まりだろうが、もう小屋もテン場もいっぱいですよと言ってあげたくなる。
槍穂の展望台だから人気があるんですかね?
山といういは心もとない山頂ですが・・・
駐車場へ戻るとかなりの空きスペースができていた。混んでいるのは一時的なのかと思ったが、車を発進させてから
延々と続いている路駐の列を見て、その考えが甘いことに気が付いた。
恐ろしや・・
ここからの帰りが大変でしたね。
お疲れ様でした。
わりばし
Re: 【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月18日(火) 07:40
by 通風山
山日和さん、おはようございます。
常念~蝶の三角ワイルド一日山行、お疲れ様でした。
あは~、16日(日)~17日(月祝)で、一の沢~常念小屋(泊)~常念岳~蝶ヶ岳~三股だったですわ。
去年から山を始めたおね~ちゃんの北アルプスデビューはここしかないかなと、小屋の混雑の経験もいいかなと、ある意味至れり尽くせりの山行きとなりました。常念小屋は畳1畳で二人だったです。

あ!二人パーティーじゃないからね。男1女3でした。
ずいぶん前から計画していて、天気予報とのにらめっこでしたが、期待をこめての山行きで、日ごろの行いが良いのか稜線を歩いているうちに高度2500mを平行移動していた雲も時折消えて、西穂だけは隠れていましたがほかの山々はなんとか顔を出してくれてましたよ。
しかしなんですなぁ、三股からの日帰り三角のぼりは誰しも考えるところでしょうけど、僕もイメージはありましたが、実際にやってしまうところなんぞは脱帽です。またまた連週でワイルドですね。
しかも闇下でないところが向上心の賜物です。こちらもウヘ~~~~です。
ニアミスでしたね。
Re: 【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月18日(火) 22:07
by skywalk
山日和さん、こんばんは。
今度は常念岳ですか。南駒で味をしめて山行スタイルを転向したかと思いきや今度も日帰り周回。常人には真似のできない「トレーニング」です。二十代のころ山の会で正月三日間かけて蝶が岳から東天井まで行きました。決して楽ではありませんでした。冬場三又から登る人は少なく殆どトレースはありませんでした。蝶ヶ岳に着いてみると上高地から登ってきた人たちのテントが一杯でした
山日和 さんが書きました:それにしても蝶ヶ岳というのは「頂上」の多い山である。北から「蝶槍」「三角点」「展望盤」「最高点」と並んでいる。
確かにどこが頂上だか分からないところでした
尾根のところどころに草紅葉というのか、黄や赤に染まる草叢がポツポツと散在して、荒涼とした岩礫の台地に彩りを添
えている。
紅葉の季節ですね。来週からは遠征の日々が戻ってきそうです。
風下で早い昼飯とするが、今日はビール抜きだ。ここで飲んでしまうと先が長い。蝶ヶ岳まで我慢しよう。
なかなかの自制心。先は長いから仕方ないか。
穂高~槍の稜線は雲に隠れて見えないが、涸沢や横尾本谷、槍沢はよく見える。
何もじゃまするものの無い高山からの展望。癖になりませんか。「トレーニング」お疲れ様でした。
Re: 【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月19日(水) 21:06
by 宮指路
山日和さん、こんばんは
ありゃりゃ、ヤブの帝王が北アルプスの登山道を歩くとはどうしちゃたんでしょう
常念と蝶ヶ岳を日帰りで踏破するなんてまたどえりゃ~計画を立てたもんです
午前1時前に三股登山口手前の駐車場に着いた。残された駐車スペースはもう数台程度。
朝4時に起きた時にはびっしりと止まっており、さらに次々と車が来る状態だった。手前の静かなところで寝てから駐車
場へ向かおうかと思っていたが正解だった。さすがに3連休の北アルプスの登山口だ。
連休の北アルプスはどこに行っても大混雑は必死なので、私は木曽のヤブ山でお茶を濁しました。
ほとんど原形をとどめていないように見える避難小屋が現われると、その上が前常念岳の山頂である。
ここには一等三角点がある。常念岳ではなく、支稜上のあまりピークらしくないピークに置かれているのが不思議で面白いところだ。
三角点がピークから外れた場所にあるケースは時々ありますが、不思議ですね。
北アルプスの水晶岳や伊吹山の三角点もそうですね。
起きてからバナナ1本とゼリーを食べただけ。腹は減っているはずだがどうも食欲がない。
Biwacoさんと同じことを言っていますが多分寝不足のせい?
常念乗越からの道を合わせると、ガレた急登をしばしで常念岳の山頂に立った。予定より20分遅れている。
ここからの展望はまさに360度。祠の立つ絶頂部は狭く、数人で満員御礼である。
風下で早い昼飯とするが、今日はビール抜きだ。ここで飲んでしまうと先が長い。蝶ヶ岳まで我慢しよう。
又Biwacoさんと同じことを言っていますネ
30分ほどで切り上げて帳尻を合わせ、蝶への稜線に踏み出した。ここから標高差400mの激下りである。逆回りにし
た場合の最大の難関だ。今まで雪山以外では使うことのなかったストックをダブルで駆使するようになったのも年令のなせる業か。バランス保持のみならず、足への負担軽減の効果は大きいのだ。
それについては全く同感です。寄る年波には勝てません。私も距離が長くなると膝を庇う為と体力温存の為にダブルストックになります。
稜線の東側には雲が湧き上がるが、梓川側は視界良好なのがありがたい。しかし常念から下り切ってしまうと森林限界を切り、樹林の縦走路となる。
2512m、2592mとアップダウンが続き、2462mまで降ろされてから本日ほぼ最後の登りと言える、蝶槍への200mの標高差に喘ぐ。
200mと言っても疲れた体に鞭を打っての200mは辛いですね。御池岳真ノ谷の登り返しは150mですがこれもキツイ
蝶槍まで来れば、蝶ヶ岳山荘までは実になだらかな広々とした稜線歩きとなった。山荘泊まりの人がこのあたりまで往復するようで、人も増えてきた。
尾根のところどころに草紅葉というのか、黄や赤に染まる草叢がポツポツと散在して、荒涼とした岩礫の台地に彩りを添えている。
よい感じですね
それにしても蝶ヶ岳というのは「頂上」の多い山である。北から「蝶槍」「三角点」「展望盤」「最高点」と並んでいる。
「展望盤」ピークのすぐそばに蝶ヶ岳山荘があり、小屋の内外は賑わっていた。ここまで来ればひと安心。やっとビールが飲める。
まだ昼過ぎという時間だが、早くも宿泊受付を済ませた登山者も多く、小屋のサンダル履きで前の広場へ出て寛いでいる。
昼過ぎで小屋の受付をするという神経が分かりません。早く小屋に入ったからと言ってよい場所を確保できるという訳ではないのです
ここは穂高連峰を眺める絶好の展望地だ。しかし残念ながら、3000mラインを境に山頂部は雲の中。正面の屏風岩から続く前穂北尾根を辿って行くと、前穂の山頂が少し見え始めた。左側の明神岳は3000mを切っているので最初から見えている。「雲が動き始めたな」という声にみんな期待を寄せて対岸の稜線を見つめていた。
いいですね~。その光景が目に浮かんでくるようです
小学生ぐらいの女の子を連れたお父さんも一心に眺めていたが、女の子は興味なげに足元の石を拾って遊んでいた。
その親子の情景が微笑ましく、子供とあっちこっちの山へ登っていた若い頃の自分の姿と重ね合わせてしまった。
子供は山そのものが好きなはずはなく、お菓子やジュースと子供の興味を惹くような会話で巧みに歩かせたものだ。
長男が小学生の頃、双六岳と三俣蓮華に一緒に登りましたが景色の素晴らしさには全然興味を示さず「もう帰ろう」の一点張りで困りました。しかし帰りに立ち寄った小屋でオーナーからアイスクリームをプレゼントしてもらった時の笑顔が最高でした。
近くに住んでいるならともかく、わざわざ高速代とガソリン代を使ってこんな遠くまで日帰り登山に来るのもどうかなと思う。
トレーニングとしてはいいだろうが、ずいぶん高いトレーニング代である。やっぱり泊まりでゆっくり来る方がいい。
この3連休に北アルプスの小屋に泊まるなら拷問を受けるようなものです
山で夜を過ごし、朝を迎えなければ見えないものがたくさんある。人の多い山小屋に泊まりたくないし、さりとてテントを担いで重荷に喘ぐのも辛い。結局軽装でサクッと登れる日帰りを選んでしまう自分の弱さが嫌になってしまう。
同感です。8月に白山で初めてテント泊しましたが距離が短かったから何とかなったもののもう少しハードだったらどうなっていたか?
日帰りと言っても山日和さんの場合はしっかり2日分のコースを一日でやるんだから大したものだと思います。
小屋のすぐ裏手にある最高点に足を運んで下山にかかる。早い時間にもかかわらず、テント場はほぼ埋まっていた。
ここから三股へ下りる道は滑りやすい石ころだらけで歩きやすいとは言えない。それに次々と登山者が上がってきて、
その度に待たなければならないのでなかなか前に進まない。
彼らはすべて蝶ヶ岳の小屋かテント泊まりだろうが、もう小屋もテン場もいっぱいですよと言ってあげたくなる。
この辺りは北アルプスの玄関口だから連休ともなると人が押し寄せるんですね。
駐車場へ戻るとかなりの空きスペースができていた。混んでいるのは一時的なのかと思ったが、車を発進させてから延々と続いている路駐の列を見て、その考えが甘いことに気が付いた。
昨年の塩見岳の時も深夜に着いた時は駐車場に20台くらいでしたが帰りに路上駐車が延々と続き3kmくらいあったように思いますがその異常さに恐ろしささえ感じました。
宮指路
Re: 【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月19日(水) 22:34
by SHIGEKI
山日和さん こんばんは。
つい最近と自分では思える頃、中房から燕 大天井 常念 蝶 と山小屋2泊で後半にこのコース歩いた覚えがあります。
花盛りでした。
http://www.eonet.ne.jp/~ryu-unshigeki/t ... jounen.htm
[quote="山日和"]
【日 付】2012年9月15日(土)
【山 域】北アルプス南部 常念岳・蝶ヶ岳
【天 候】晴れのち曇り
【コース】三股駐車場4:40---8:30前常念岳---9:30常念岳10:00---12:20蝶槍---13:00蝶ヶ岳山荘13:45---16:25駐車場
おっ またまた 日帰りアルプスでっか~。
ひょっとして、ヒマラヤ8000m峰の山行訓練???!!。
4時40分、ヘッデンを点けて出発。真っ暗な中10分ほどで三股の登山口。ここに着くまでどちら周りで周回するか迷っ
ていた。先週の越百・南駒の例から行けば蝶・常念の順だ。
しかし先に最高点の常念に上がってしまいたいという思いが勝って、右側の登山道に入る。
一瞬、当方も考えましたが、やはりそうなるでしょう。
止まっていた車のわりに人影は少ない。満車といっても数十台程度の収容だから、出発が分散すれば連なって登ると
いうこともないのだろう。
山で渋滞はあり得へんですわなぁ。
三股から常念岳への道は急登で知られている。しかし実際歩いてみると、道はジグザグを切って傾斜が強くならない
ように付けられており、一定のペースで歩くことができる。乳酸が溜まらないよう、速過ぎず遅過ぎずのペースでじっくり
と歩いた。
そうでしたか と言いながらたぶん、かなりのペースでしょうねぇ。
常念乗越からの道を合わせると、ガレた急登をしばしで常念岳の山頂に立った。予定より20分遅れている。
ここからの展望はまさに360度。祠の立つ絶頂部は狭く、数人で満員御礼である。
そうでしたね コーヒーを飲みながら槍穂高のガスが晴れるのを待ってたのが昨日のように思えますわ。
30分ほどで切り上げて帳尻を合わせ、蝶への稜線に踏み出した。ここから標高差400mの激下りである。逆回りにし
た場合の最大の難関だ。今まで雪山以外では使うことのなかったストックをダブルで駆使するようになったのも年令の
なせる業か。バランス保持のみならず、足への負担軽減の効果は大きいのだ。
稜線の東側には雲が湧き上がるが、梓川側は視界良好なのがありがたい。しかし常念から下り切ってしまうと森林
限界を切り、樹林の縦走路となる。
2512m、2592mとアップダウンが続き、2462mまで降ろされてから本日ほぼ最後の登りと言える、蝶槍への200mの標
高差に喘ぐ。
夏には花の多い、変化のあるいいルートと思いました。
近くに住んでいるならともかく、わざわざ高速代とガソリン代を使ってこんな遠くまで日帰り登山に来るのもどうかなと思う。
トレーニングとしてはいいだろうが、ずいぶん高いトレーニング代である。やっぱり泊まりでゆっくり来る方がいい。
まさにそうですなぁ。
山で夜を過ごし、朝を迎えなければ見えないものがたくさんある。人の多い山小屋に泊まりたくないし、さりとてテントを
担いで重荷に喘ぐのも辛い。結局軽装でサクッと登れる日帰りを選んでしまう自分の弱さが嫌になってしまう。
重ねてその通りですねえ。弱いて・・誰が?? 最最強 が最強になった位でしょう。
とは言いつつ、面倒がって何事も軽めを選ぼうとする爺ぶりがこわいですなぁ。
SHIGEKI
Re: 【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月19日(水) 22:54
by Kasaya
山日和さん こんばんは
今度は北アルプスですか、それもメジャーな山
【コース】三股駐車場4:40---8:30前常念岳---9:30常念岳10:00---12:20蝶槍---13:00蝶ヶ岳山荘13:45---16:25駐車場
ただ長いことご無沙汰のため三股がどこか分かりませんでした。古いエアリアマップをひっぱり出して場所を確認しました。
やっぱり尾根の東側でしたか
ところで昭文社の地図は昔エアリアマップと言っていましたが、今はそういう文字は書かれていないですね。
ついエアリアと言ってしまう私はかなり古い人間ですね。
4時40分、ヘッデンを点けて出発。真っ暗な中10分ほどで三股の登山口。ここに着くまでどちら周りで周回するか迷っ
ていた。
夜明けが遅くなりましたねえ。もうすぐ秋分です。
三股から常念岳への道は急登で知られている。しかし実際歩いてみると、道はジグザグを切って傾斜が強くならない
やっぱりアルプスの道ですねえ。良さそう
途中で会った数人の登山者はみんな長袖だったが暑くないのだろうか。
私は最近ずっと長袖です。肌が焼けるから(^▽^)/
起きてからバナナ1本とゼリーを食べただけ。腹は減っているはずだがどうも食欲がない。
食欲は人それぞれですねえ。私は朝飯をしっかり食べてもすぐにお腹が空きます。燃費悪いわ~!
それにしても蝶ヶ岳というのは「頂上」の多い山である。北から「蝶槍」「三角点」「展望盤」「最高点」と並んでいる。
ヘーそうなっているんですか。古いエアリアマップを眺めていますが、そこには蝶ヶ岳(蝶槍)と書かれています。三角点もそこに
書かれている。たぶん地図が古いからですね
まだ昼過ぎという時間だが、早くも宿泊受付を済ませた登山者も多く、小屋のサンダル履きで前の広場へ出て寛いでい
る。 こういうのがいいですね。もうリラックスで後はグダグダしている。ただ貧乏性の私はなかなかできない
わざわざ高速代とガソリン代を使ってこんな遠くまで日帰り登山に来るのもどうかなと思う。
トレーニングとしてはいいだろうが、ずいぶん高いトレーニング代である。やっぱり泊まりでゆっくり来る方がいい。
山で夜を過ごし、朝を迎えなければ見えないものがたくさんある。人の多い山小屋に泊まりたくないし、さりとてテントを
担いで重荷に喘ぐのも辛い。結局軽装でサクッと登れる日帰りを選んでしまう自分の弱さが嫌になってしまう。
同感です。確かに此処まで来て日帰りなんて勿体無い。でも人の多い小屋は避けたい。テントは最近軽くなったとはいえまだ重い。
身軽でサクッと歩ける日帰り山行はいいのだけど、ホントは山で寝たいなといつも思います。それも小屋よりテントで。
一番山が身近に感じられる気がします。
小屋のすぐ裏手にある最高点に足を運んで下山にかかる。早い時間にもかかわらず、テント場はほぼ埋まっていた。
私が初めて単独でテント担いで登ったのが此処でした。ホントは常念まで行くつもりが体調不良でダウン。平日だったし
快晴だったので昼からゴロゴロしてました。懐かしいな
駐車場へ戻るとかなりの空きスペースができていた。混んでいるのは一時的なのかと思ったが、車を発進させてから
延々と続いている路駐の列を見て、その考えが甘いことに気が付いた。
アルプスはやっぱりすごい人ですね。でも行きたいなあ。
お疲れ様でした
Kasaya
Re: 【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月21日(金) 21:28
by ふ~さん
こんばんは、山日和さん。
午前1時前に三股登山口手前の駐車場に着いた。残された駐車スペースはもう数台程度。
朝4時に起きた時にはびっしりと止まっており、さらに次々と車が来る状態だった。手前の静かなところで寝てから駐車
場へ向かおうかと思っていたが正解だった。さすがに3連休の北アルプスの登山口だ。
三俣とは貴殿の実生活そのまんまですね。(^_-)
常念は何度か縁がありますが、改めて懐かしく思い出しました。中でも、三俣から常念、蝶、大滝山を歩いた山行は大雨に泣かされただけに、特に印象的です。あ、山日和さんのようなパワーもないので、日帰りではありませんが^^;
まさに山日和氏全盛期とも言える山歩きレポにエネルギーをもらった思いです
ふ~さん
Re: 【北アルプス】三股から常念岳・蝶ヶ岳周回
Posted: 2012年9月22日(土) 21:50
by 六右衛門(YaS)
山日和さん こんばんは 六右衛門と申します。
【日 付】2012年9月15日(土)
【山 域】北アルプス南部 常念岳・蝶ヶ岳
【天 候】晴れのち曇り
【コース】三股駐車場4:40---8:30前常念岳---9:30常念岳10:00---12:20蝶槍---13:00蝶ヶ岳山荘13:45---16:25駐車場
越百と南駒の周回には驚きましたが、三股から常念と蝶を周回とはさすがの剣客いや健脚ですね。
午前1時前に三股登山口手前の駐車場に着いた。残された駐車スペースはもう数台程度。
朝4時に起きた時にはびっしりと止まっており、さらに次々と車が来る状態だった。手前の静かなところで寝てから駐車
場へ向かおうかと思っていたが正解だった。さすがに3連休の北アルプスの登山口だ。
3連休の初日は特に混雑するようです、1日ずらすとかなり違うのですが・・
まだ昼過ぎという時間だが、早くも宿泊受付を済ませた登山者も多く、小屋のサンダル履きで前の広場へ出て寛いでい
る。
三股から蝶へ登って昼過ぎなのに小屋泊りしたのは私でございます。m(__)m
ここは穂高連峰を眺める絶好の展望地だ。しかし残念ながら、3000mラインを境に山頂部は雲の中。正面の屏風岩か
ら続く前穂北尾根を辿って行くと、前穂の山頂が少し見え始めた。左側の明神岳は3000mを切っているので最初から見
えている。「雲が動き始めたな」という声にみんな期待を寄せて対岸の稜線を見つめていた。
大体どんな時でも一瞬でも展望を持ってくるのが六右衛門の特技でございまして6月初旬の展望を

- 三角点のあたりから このあとガスガス
北穂、涸沢岳、南岳まではなんとか姿を現したが、奥穂と槍は最後まで見せてくれなかった。もう少し待てば見えるか
もしれない。しかし下りなければならない。
穂高から槍のフルラインナップは

- 夕刻の眺め 西穂は前穂に隠れているようです。見えているのは西穂独標?
またどこかで健脚を披露してください。
最近平地を歩いて疲れている六右衛門