【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
ザワワ♪ザワワ♪沢ワー♪美濃のー奥のー山♪千回沢ー♪
森山直太朗のお母さんの美しい旋律に乗って、戦慄の山へ行って参りました
センリツ腺もキリツって感じ。
万が一、千の風になってしまったら、百十(獣)の王も一文の価値もなくなる。
【 日 付 】8月27日(月)なけなしの夏休み
【 山 名 】千回沢山
【メンバー】単独
【 天 候 】曇りのち晴れ
【 ルート 】4:55ホハレ峠→黒谷下降→6:10門入→林道(西谷川→入谷→蔵ヶ谷出会い)→7:00千回沢遡行開始→ルートミス、10:15南尾根へ→11:10三角点11:30→アッ→ウッ・・・ →沢遊び→15:25蔵ヶ谷出会い→16:20西谷川橋→18:15シリハレ(尻腫れ)峠
千回沢山は、尾根専ハイカーが日帰りで訪れること叶わぬ奥深いヤブ山ゆえ、長い間お蔵入りになっていたが、不動山落城をきっかけに、蔵出し作業に入った。
候補のコースは次の3案。
① 若丸山でお馴染みの塚から赤谷を渡渉し、イチン谷右岸尾根の激ヤブ5kmをピストン
② 今回のコース
③ 名にし負うokuルートを参考に、ロボピークから励谷を下り、ゴヨクラ谷出会い後、例のルートで不動山へ登頂し、千回沢山までピストン
① は激ヤブ内の進行速度1.5h/kmとすると、往復15時間・・・時間切れ。
③は励谷の状況、不動山・千回沢山間稜線のヤブ具合が未知ゆえ、時間が読めない。
確実な日帰り行程を考えると、消去法で②に決定。
イチン、タンド、中ノ又谷のようなキョーレツな滝はなさそうだから、上級滝職人の兎夢さん、ふーさん、山日和さん、たろーさん(順不同)には食指が動かないルートと思われるが、谷素人の私にとっては幸い。
なんといっても、沢装備(ザイル、シュリンゲ、ハーネス、カラビナ、ハーケンなど)を携帯する必要がなさそうな沢は有難い。(って、そもそも持っていないし・・・。しかし、ザルソバ、シュリンプ、ウェハース、カラアゲ、ハーゲンダッツは好物 )
また、谷遡行はニイタカヤマノボレ(真の谷)で経験済みだし、三点支持密教は身体が覚えているはず。
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
長靴といえば、台高の貴公子zippさんの十八番。今日の私は千回沢の奇行師で傾奇いてみようか
ホハレ峠。前泊は気合が入ってる証拠。
一方で、月曜に遭難したら、次の週末まで発見されない
というか、次にいつ人がくるか分からない山域。
気を引き締めてかからねば・・・と思っていた矢先、1台また1台。
どうやら、沢遊びの人たちのようだ。
目的は違えど何かあった時、助け合える人が同じ山域にいるのは心強い。
といっても、入る沢はてんでばらばら、また、彼らは午前で店じまいということを考えるとあてにはできないが。
一人はAM4時前、もう一人は私と相前後して5時前に出発。
薄明かりとはいえ、急斜面の山腹道を下るのは滑落の危険が高いため、ヘッデンで足元をしっかり照らしながら3本足(ストックもいれて)で黒谷左岸をたどる。
最後大きな堰堤手前(過去このあたりでワグマさん目撃レポあり)で広幅員の河原を横切り、門入に続く林道歩きになる。
スタートから1時間15分で西谷川にかかる橋を通過後、村の中を進むと犬の鳴き声。
ということは、人が住んでいるということ(野犬でない限り)。
ということは、いざとなった時、這いずってでも村に戻ってくれば助けを呼んでもらえる・・・かもしれない。
たいへん心強い。
しかも、入谷へ向かって林道を進むと、ヘリポートまで整備されているではないか。
実際運ばれる身になることは無いだろうが、心細い不慣れな単独沢登りには、心の応援団になる。
蔵ヶ谷出会い付近に到着。目印となる鉱山小屋は草に埋もれつつあるが対岸辺りに発見。
河原に降り立つ。7時。
さあいよいよ始まるぞ。目を覚ませ、剣心。(最近まで映画館で楽しんでますたー )
無事この場所に戻ってこれるだろうか。
まあ、死ぬ時は死ぬし、生かされる時は生かされる。
人事を尽くして天命を待てばよいのだ。
(谷装備携帯せず、GPSなし、単独で見ず知らずの沢に向かうこと自体、人事を尽くしているのかと言われたら・・・。)
とはいえ、イメージの世界では、問題なく登頂成功している。
現実をイメージの世界へ近づければ何とかなるだろう
遡行開始。
往路は渓相、流れ、淵、岩表面、浮石、川底の状態など様子を見ながら慎重に進む。
やがて、最初の関門2本の小滝(落差3mぐらい?)が現れる。 この程度の落差なら、鮎は流芯を跳び上るのだろう。あゆ(浜崎あゆみ)は嫌いじゃないが鮎になれない私はこぶ巻きじゃなく高巻き。
勾配も緩やか、渓相も穏やか、ほど良い流量で快適な遡行が楽しめる。
ずーーと、流れの中だけをたどるのも悪くないが、ピークハントの目的達成までは、余分な時間はできるだけハショリたい。
夏目漱石(ボッチャーン)、シンデレラ(バシャバシャ)、笑点(ザッブー(トー)ン・・・ちょっと苦しい)は帰りの楽しみにとっておき、岸や流れの最短距離、エネルギーロス最小ルートを、進んでいく。
次の関門小滝パート2(落差5mぐらい?)が現れる。
山日和さんなら、滝壺を泳ぎ、滝芯をシャワークライミングだろう。
無防水カメラが借り物ゆえ、私はやらない。(できない理由をカメラのせいにしとこ )
どんどん進むと2段の小滝。ここは左岸の岩へつり。 ああ、沢登も素人向けのこのような沢なら暑い夏のさなかにはもってこいの避暑になる。
シュークリームさんの気持ちがわかってきたような気がする
遡行開始1時間半で大栃の木に到着。(Ca676のちょい上流辺りかな。) この辺りはテン泊地としてよく知られている。
帰りも無事な姿でこの栃を眺めたいものだ。
しばらく行くと水流が2本に割れ、滑り台のように流れ落ちている。
これを滑り床というのかな?そういうことにし床。
帰りはこの流れの中をいこーっと。 遡行開始2時間を経過するあたりから、勾配がきつくなってきた。
フフフッ。いよいよ本物の沢登の楽しみを味わわせてくれそうだ
(ブルブルブルッ。あかん、こんなきつい勾配、険しい渓相では私のような軽装には血相を変えて帰(けえ)そうとしているとしか思えん )
とはいえ、キョーレツな落差のある滝があるわけではないので、持ち前の根性と怖いもの見たさで突き進む。
所々、二股の出会いが出てくるが、基本、水量の多い方を千回沢本流と信じ込み進んでいく。
(この思い込みが後でとんでもないことにつながるとは、この時点で思いもしなかった。)
もちろん、コンパスで確認しながらであるが。
選択の難しい二股が現れた。9時45分。
水量はそんなに大きく変わらないが本流は若干左もちかな、沢相、幅から見ても左。
現在地を800m辺りとするとコンパスの方角的(北西)にも正しい。
(旅の後で地図を確認すると、すでに850~900m辺りまで来ていたようで、正解は右(方向は北)。)
しばらく登りながら、方位がしきりと西を指すので、間違ったかなと思いながらも位置エネルギーを手放したくないので、急峻な細筋を張り付くように登ってゆく。
ここが尾根専ハイカーの悲しい性。
尾根登りではピーク一点に収束していくから問題ないが、沢登りでは一筋間違えればどんどん目標地点と乖離していく。
頭の中で理解していたつもりでも、実戦は別物。
この角度、まるでロッククライミングをしているような感覚になってきた。(やったことはないが)
最後はオーバーハング状態で前進不能に陥る。
左右の取り付きも厳しく絶体絶命のピンチ
落ち着け、剣心。
以前、藤原岳のあの善右エ門谷でもピンチを切り抜けたではないか。
必ず弱点はあるはず
こういう時は、お茶を飲み、一呼吸置いて、冷静さを取り戻すことが大切。
あかん、急勾配すぎてそれさえもできん
若干下って、急ではあるが枝、草付を利用し這い上がれば尾根筋にたどり着けそうな箇所を見つける。
枝折れ、草剥離による滑落の危険は無きにしもあらずだが、掴んでみた感じでは比較的しっかりしている。
よしっ、勾配はきついが樹林の尾根に這い上がれたぞ。
あとは、樹木を利用し、ずんずん登坂すると稜線(千回沢山から南へ伸びる稜線)に出た。10時15分。ここで、長靴からトレッキングシューズに。
ピークまでどれくらいあるのか見当がつかないが、北へ向かってひたすらこの激ヤブを漕ぎ、潅木ジャングルを突き抜ければ11時頃にはたどり着けるのではないか。
(自宅で地図を見た感じでは、おそらく標高1100~1150m、ピークまで1kmまではない辺りに出たと思われるが、実際は激ヤブを漕いで1時間弱要した。)
漕いでー漕いでー漕いでーーー♪、潜ってー潜ってー潜るーーーーー♪
小椋佳のリズムに乗って進む
前方上空に青空が広がるのを見てピークが近いのを感じる。
11時10分ついに三角点に到着。
山名板もない、わずかな切り開きだが、この質素な佇まいが地味な山屋には似つかわしい。(ジミー大西な山屋ではない。)
南から西の方角に見えているのは(おそらく)蕎麦粒、烏帽子、高丸、三周、すぐ近くに不動など奥美濃のヤブ山を代表する山々のはず・・・。
少しヤブをこぎ北を望めば冠、若丸が・・・。(こちらは間違いないだろう)
基本、ワタスの脳みそには山座同定アプリが組み込まれていない
念じても必ずしも叶うとは限らないが、諦めずに思いを継続すればいつかは・・・を実感した瞬間であった。
一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
こんなー辛いー旅ーなんかもういやだ♪旅を終わろう♪汽車に乗ろう♪
メロディが頭の中を流れ始めたので、至福の地をあとにする。
往路は失敗したが、復路は地図どおり真南に谷筋を降下してゆき、登ってきた沢ルートに合流すれば、その後の谷筋の状況は掴んでいるから、無事完遂できる・・・との油断があったことは間違いない。
順調に下っていたが、高さ5mほどの落差が出現。 いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
通常なら高巻いて安全を期すのだが、達成感の余韻のひずみで冷静さを欠いていたのか、すぐ横の草つきの急斜面にそのまま取り付いて最短距離で降下するルート取りをしてしまった。
アッ
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
臀中でござる・・・。
迂闊に足だけで着地しておれば、捻挫、靭帯損傷、骨折いずれかの可能性もあったか・・・。
無意識とはいえ、両足、臀部、左手がほぼ同時に体を支えたため、致命傷を受けず、その後の行程にきわめて深刻な影響を与える(ビバークとか)までには至らなかった。
ただ、臀部の打撲は、最後のホハレ峠への黒谷遡行に若干暗い影を落としたことは事実。
登りではお尻の筋肉を使っていることを学んだ
それにしても、ほんとに痛いときは、「痛い」という言葉も出てこない。
しばし息が出来ない時が流れる。
すぐに肺呼吸から皮膚呼吸に切り替え 、事なきを得たが、危なかった。
人間万事塞翁が馬というが、1ヶ月間の食っちゃ寝の干し物男状態で、無駄に付いた臀部の贅肉がわが身を守ることになるとは・・・。
このような事態を無意識に想定して1ヶ月間食っちゃ寝をしていたとすると、ワタスの野生の予知能力も捨てたもんじゃない。
(そもそも予知能力があれば落ちんか )
どうやら三点支持教の弱点、両方の手がそれぞれ掴んでいた草が同時に剥離して3~4mほど落下。
時を越え、ニュートンを実証
滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
しかし、この瞬間から何かが吹っ切れて、後はずーーーと沢芯(主流)をたどり、滑り、淵、落差などウヒャヒャヒャヒャー と沢遊びに興じながら下った。
(決して頭を打っておかしくなったわけではなく、自らを解放したくなっただけ。)
時計をなくしたおかげで時間に急かされること無く、無心に戯れて御座候。
まさに「るろうに童心」。
往路で確認した3箇所の小滝(3~5mの落差)でもザッブーーンをやりたかったが、少しは楽しみをとっとかニャーと言うことで、ニャンと空中三回転は傷が癒えてから・・・ということにしとこ 。
これにて一件落着。
めでたくもあり、目から火花を出したくもなし。
<追記>
渾身のレポアップのつもりが、あやうく昏睡でヘリ(コプターピック)アップの身になるところだった。
そこで教訓。
・おのが名忘るとも 沢ヘル忘れたまふことなかれ
・君落ちたまふことなかれ 山落せしとも
もひとつおまけにひつまぶし問題。
沈着冷静が服を着たような(と言われてみたい)私の心の隙によるとんでもない失態を通じて、○○○○○頂けたら。
○○にはいったい何が・・・。
①他山の石として ②ターザンの遺志と思って ③爺さんの意地を感じて
カッチャン
森山直太朗のお母さんの美しい旋律に乗って、戦慄の山へ行って参りました
センリツ腺もキリツって感じ。
万が一、千の風になってしまったら、百十(獣)の王も一文の価値もなくなる。
【 日 付 】8月27日(月)なけなしの夏休み
【 山 名 】千回沢山
【メンバー】単独
【 天 候 】曇りのち晴れ
【 ルート 】4:55ホハレ峠→黒谷下降→6:10門入→林道(西谷川→入谷→蔵ヶ谷出会い)→7:00千回沢遡行開始→ルートミス、10:15南尾根へ→11:10三角点11:30→アッ→ウッ・・・ →沢遊び→15:25蔵ヶ谷出会い→16:20西谷川橋→18:15シリハレ(尻腫れ)峠
千回沢山は、尾根専ハイカーが日帰りで訪れること叶わぬ奥深いヤブ山ゆえ、長い間お蔵入りになっていたが、不動山落城をきっかけに、蔵出し作業に入った。
候補のコースは次の3案。
① 若丸山でお馴染みの塚から赤谷を渡渉し、イチン谷右岸尾根の激ヤブ5kmをピストン
② 今回のコース
③ 名にし負うokuルートを参考に、ロボピークから励谷を下り、ゴヨクラ谷出会い後、例のルートで不動山へ登頂し、千回沢山までピストン
① は激ヤブ内の進行速度1.5h/kmとすると、往復15時間・・・時間切れ。
③は励谷の状況、不動山・千回沢山間稜線のヤブ具合が未知ゆえ、時間が読めない。
確実な日帰り行程を考えると、消去法で②に決定。
イチン、タンド、中ノ又谷のようなキョーレツな滝はなさそうだから、上級滝職人の兎夢さん、ふーさん、山日和さん、たろーさん(順不同)には食指が動かないルートと思われるが、谷素人の私にとっては幸い。
なんといっても、沢装備(ザイル、シュリンゲ、ハーネス、カラビナ、ハーケンなど)を携帯する必要がなさそうな沢は有難い。(って、そもそも持っていないし・・・。しかし、ザルソバ、シュリンプ、ウェハース、カラアゲ、ハーゲンダッツは好物 )
また、谷遡行はニイタカヤマノボレ(真の谷)で経験済みだし、三点支持密教は身体が覚えているはず。
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
長靴といえば、台高の貴公子zippさんの十八番。今日の私は千回沢の奇行師で傾奇いてみようか
ホハレ峠。前泊は気合が入ってる証拠。
一方で、月曜に遭難したら、次の週末まで発見されない
というか、次にいつ人がくるか分からない山域。
気を引き締めてかからねば・・・と思っていた矢先、1台また1台。
どうやら、沢遊びの人たちのようだ。
目的は違えど何かあった時、助け合える人が同じ山域にいるのは心強い。
といっても、入る沢はてんでばらばら、また、彼らは午前で店じまいということを考えるとあてにはできないが。
一人はAM4時前、もう一人は私と相前後して5時前に出発。
薄明かりとはいえ、急斜面の山腹道を下るのは滑落の危険が高いため、ヘッデンで足元をしっかり照らしながら3本足(ストックもいれて)で黒谷左岸をたどる。
最後大きな堰堤手前(過去このあたりでワグマさん目撃レポあり)で広幅員の河原を横切り、門入に続く林道歩きになる。
スタートから1時間15分で西谷川にかかる橋を通過後、村の中を進むと犬の鳴き声。
ということは、人が住んでいるということ(野犬でない限り)。
ということは、いざとなった時、這いずってでも村に戻ってくれば助けを呼んでもらえる・・・かもしれない。
たいへん心強い。
しかも、入谷へ向かって林道を進むと、ヘリポートまで整備されているではないか。
実際運ばれる身になることは無いだろうが、心細い不慣れな単独沢登りには、心の応援団になる。
蔵ヶ谷出会い付近に到着。目印となる鉱山小屋は草に埋もれつつあるが対岸辺りに発見。
河原に降り立つ。7時。
さあいよいよ始まるぞ。目を覚ませ、剣心。(最近まで映画館で楽しんでますたー )
無事この場所に戻ってこれるだろうか。
まあ、死ぬ時は死ぬし、生かされる時は生かされる。
人事を尽くして天命を待てばよいのだ。
(谷装備携帯せず、GPSなし、単独で見ず知らずの沢に向かうこと自体、人事を尽くしているのかと言われたら・・・。)
とはいえ、イメージの世界では、問題なく登頂成功している。
現実をイメージの世界へ近づければ何とかなるだろう
遡行開始。
往路は渓相、流れ、淵、岩表面、浮石、川底の状態など様子を見ながら慎重に進む。
やがて、最初の関門2本の小滝(落差3mぐらい?)が現れる。 この程度の落差なら、鮎は流芯を跳び上るのだろう。あゆ(浜崎あゆみ)は嫌いじゃないが鮎になれない私はこぶ巻きじゃなく高巻き。
勾配も緩やか、渓相も穏やか、ほど良い流量で快適な遡行が楽しめる。
ずーーと、流れの中だけをたどるのも悪くないが、ピークハントの目的達成までは、余分な時間はできるだけハショリたい。
夏目漱石(ボッチャーン)、シンデレラ(バシャバシャ)、笑点(ザッブー(トー)ン・・・ちょっと苦しい)は帰りの楽しみにとっておき、岸や流れの最短距離、エネルギーロス最小ルートを、進んでいく。
次の関門小滝パート2(落差5mぐらい?)が現れる。
山日和さんなら、滝壺を泳ぎ、滝芯をシャワークライミングだろう。
無防水カメラが借り物ゆえ、私はやらない。(できない理由をカメラのせいにしとこ )
どんどん進むと2段の小滝。ここは左岸の岩へつり。 ああ、沢登も素人向けのこのような沢なら暑い夏のさなかにはもってこいの避暑になる。
シュークリームさんの気持ちがわかってきたような気がする
遡行開始1時間半で大栃の木に到着。(Ca676のちょい上流辺りかな。) この辺りはテン泊地としてよく知られている。
帰りも無事な姿でこの栃を眺めたいものだ。
しばらく行くと水流が2本に割れ、滑り台のように流れ落ちている。
これを滑り床というのかな?そういうことにし床。
帰りはこの流れの中をいこーっと。 遡行開始2時間を経過するあたりから、勾配がきつくなってきた。
フフフッ。いよいよ本物の沢登の楽しみを味わわせてくれそうだ
(ブルブルブルッ。あかん、こんなきつい勾配、険しい渓相では私のような軽装には血相を変えて帰(けえ)そうとしているとしか思えん )
とはいえ、キョーレツな落差のある滝があるわけではないので、持ち前の根性と怖いもの見たさで突き進む。
所々、二股の出会いが出てくるが、基本、水量の多い方を千回沢本流と信じ込み進んでいく。
(この思い込みが後でとんでもないことにつながるとは、この時点で思いもしなかった。)
もちろん、コンパスで確認しながらであるが。
選択の難しい二股が現れた。9時45分。
水量はそんなに大きく変わらないが本流は若干左もちかな、沢相、幅から見ても左。
現在地を800m辺りとするとコンパスの方角的(北西)にも正しい。
(旅の後で地図を確認すると、すでに850~900m辺りまで来ていたようで、正解は右(方向は北)。)
しばらく登りながら、方位がしきりと西を指すので、間違ったかなと思いながらも位置エネルギーを手放したくないので、急峻な細筋を張り付くように登ってゆく。
ここが尾根専ハイカーの悲しい性。
尾根登りではピーク一点に収束していくから問題ないが、沢登りでは一筋間違えればどんどん目標地点と乖離していく。
頭の中で理解していたつもりでも、実戦は別物。
この角度、まるでロッククライミングをしているような感覚になってきた。(やったことはないが)
最後はオーバーハング状態で前進不能に陥る。
左右の取り付きも厳しく絶体絶命のピンチ
落ち着け、剣心。
以前、藤原岳のあの善右エ門谷でもピンチを切り抜けたではないか。
必ず弱点はあるはず
こういう時は、お茶を飲み、一呼吸置いて、冷静さを取り戻すことが大切。
あかん、急勾配すぎてそれさえもできん
若干下って、急ではあるが枝、草付を利用し這い上がれば尾根筋にたどり着けそうな箇所を見つける。
枝折れ、草剥離による滑落の危険は無きにしもあらずだが、掴んでみた感じでは比較的しっかりしている。
よしっ、勾配はきついが樹林の尾根に這い上がれたぞ。
あとは、樹木を利用し、ずんずん登坂すると稜線(千回沢山から南へ伸びる稜線)に出た。10時15分。ここで、長靴からトレッキングシューズに。
ピークまでどれくらいあるのか見当がつかないが、北へ向かってひたすらこの激ヤブを漕ぎ、潅木ジャングルを突き抜ければ11時頃にはたどり着けるのではないか。
(自宅で地図を見た感じでは、おそらく標高1100~1150m、ピークまで1kmまではない辺りに出たと思われるが、実際は激ヤブを漕いで1時間弱要した。)
漕いでー漕いでー漕いでーーー♪、潜ってー潜ってー潜るーーーーー♪
小椋佳のリズムに乗って進む
前方上空に青空が広がるのを見てピークが近いのを感じる。
11時10分ついに三角点に到着。
山名板もない、わずかな切り開きだが、この質素な佇まいが地味な山屋には似つかわしい。(ジミー大西な山屋ではない。)
南から西の方角に見えているのは(おそらく)蕎麦粒、烏帽子、高丸、三周、すぐ近くに不動など奥美濃のヤブ山を代表する山々のはず・・・。
少しヤブをこぎ北を望めば冠、若丸が・・・。(こちらは間違いないだろう)
基本、ワタスの脳みそには山座同定アプリが組み込まれていない
念じても必ずしも叶うとは限らないが、諦めずに思いを継続すればいつかは・・・を実感した瞬間であった。
一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
こんなー辛いー旅ーなんかもういやだ♪旅を終わろう♪汽車に乗ろう♪
メロディが頭の中を流れ始めたので、至福の地をあとにする。
往路は失敗したが、復路は地図どおり真南に谷筋を降下してゆき、登ってきた沢ルートに合流すれば、その後の谷筋の状況は掴んでいるから、無事完遂できる・・・との油断があったことは間違いない。
順調に下っていたが、高さ5mほどの落差が出現。 いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
通常なら高巻いて安全を期すのだが、達成感の余韻のひずみで冷静さを欠いていたのか、すぐ横の草つきの急斜面にそのまま取り付いて最短距離で降下するルート取りをしてしまった。
アッ
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
臀中でござる・・・。
迂闊に足だけで着地しておれば、捻挫、靭帯損傷、骨折いずれかの可能性もあったか・・・。
無意識とはいえ、両足、臀部、左手がほぼ同時に体を支えたため、致命傷を受けず、その後の行程にきわめて深刻な影響を与える(ビバークとか)までには至らなかった。
ただ、臀部の打撲は、最後のホハレ峠への黒谷遡行に若干暗い影を落としたことは事実。
登りではお尻の筋肉を使っていることを学んだ
それにしても、ほんとに痛いときは、「痛い」という言葉も出てこない。
しばし息が出来ない時が流れる。
すぐに肺呼吸から皮膚呼吸に切り替え 、事なきを得たが、危なかった。
人間万事塞翁が馬というが、1ヶ月間の食っちゃ寝の干し物男状態で、無駄に付いた臀部の贅肉がわが身を守ることになるとは・・・。
このような事態を無意識に想定して1ヶ月間食っちゃ寝をしていたとすると、ワタスの野生の予知能力も捨てたもんじゃない。
(そもそも予知能力があれば落ちんか )
どうやら三点支持教の弱点、両方の手がそれぞれ掴んでいた草が同時に剥離して3~4mほど落下。
時を越え、ニュートンを実証
滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
しかし、この瞬間から何かが吹っ切れて、後はずーーーと沢芯(主流)をたどり、滑り、淵、落差などウヒャヒャヒャヒャー と沢遊びに興じながら下った。
(決して頭を打っておかしくなったわけではなく、自らを解放したくなっただけ。)
時計をなくしたおかげで時間に急かされること無く、無心に戯れて御座候。
まさに「るろうに童心」。
往路で確認した3箇所の小滝(3~5mの落差)でもザッブーーンをやりたかったが、少しは楽しみをとっとかニャーと言うことで、ニャンと空中三回転は傷が癒えてから・・・ということにしとこ 。
これにて一件落着。
めでたくもあり、目から火花を出したくもなし。
<追記>
渾身のレポアップのつもりが、あやうく昏睡でヘリ(コプターピック)アップの身になるところだった。
そこで教訓。
・おのが名忘るとも 沢ヘル忘れたまふことなかれ
・君落ちたまふことなかれ 山落せしとも
もひとつおまけにひつまぶし問題。
沈着冷静が服を着たような(と言われてみたい)私の心の隙によるとんでもない失態を通じて、○○○○○頂けたら。
○○にはいったい何が・・・。
①他山の石として ②ターザンの遺志と思って ③爺さんの意地を感じて
カッチャン
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
カッチャン、こんばんは。
ザワワ♪ザワワ♪沢ワー♪美濃のー奥のー山♪千回沢ー♪
ザワワ♪ってクマザサを漕ぐ音かと思えば、今回は沢音なんっすね。
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
長靴といえば、台高の貴公子zippさんの十八番。今日の私は千回沢の奇行師で傾奇いてみようか
4点セットで奥美濃の奇行師もバッチシですね~
ホハレ峠。前泊は気合が入ってる証拠。
かつては土砂崩れなどで車が入れないことが多かったですが、峠まで車で入れるのでしょうか?
薄明かりとはいえ、急斜面の山腹道を下るのは滑落の危険が高いため、ヘッデンで足元をしっかり照らしながら3本足(ストックもいれて)で黒谷左岸をたどる。
気合入れまくりの早立ちでこの勝負はもらったぜ!
なんたってセンリツ腺もキリツですもんね。
しかも、入谷へ向かって林道を進むと、ヘリポートまで整備されているではないか。
村人(?)が急病になったときに使うんやろか?
旧徳山村民は至れり尽くせりやねぇ。
よしっ、勾配はきついが樹林の尾根に這い上がれたぞ。
あとは、樹木を利用し、ずんずん登坂すると稜線(千回沢山から南へ伸びる稜線)に出た。10時15分。ここで、長靴からトレッキングシューズに。
よくぞここまでゴム長で這いずり上がりましたね、尊敬致しまする~
前方上空に青空が広がるのを見てピークが近いのを感じる。
11時10分ついに三角点に到着。
やりました~!おめでとうございます!
基本、ワタスの脳みそには山座同定アプリが組み込まれていない
産座童貞なんて自己満足の世界ですから適当に名前つけといてくだされ!
一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
う~ん、そのキモチわかる、わかる。
往路は失敗したが、復路は地図どおり真南に谷筋を降下してゆき、登ってきた沢ルートに合流すれば、その後の谷筋の状況は掴んでいるから、無事完遂できる・・・との油断があったことは間違いない。
エエッ、何が飛び出すかわからない沢に丸腰で飛び込むんっすか!
いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
確かに魔が差すってことはありますね。
アッ
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
アチャチャチャ~ア、大丈夫でごじゃりまするか?
臀中でござる・・・。
吉良殿も申しておりましたなあ、かすり傷じゃあってね。
迂闊に足だけで着地しておれば、捻挫、靭帯損傷、骨折いずれかの可能性もあったか・・・。
臀部のエアバッグ方式ではカッチャンの重量に耐え切れませぬ。
次回からはNASAの最新兵器スカイクレーンシステムを背負っていくといいですよ。
すぐに肺呼吸から皮膚呼吸に切り替え 、事なきを得たが、危なかった。
オフ会でお会いしたときにタダ者ではないとお見受けいたしましたが・・・
カッチャンは人類滅亡後も皮膚呼吸とやらで生き延びるのでしょう。
滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
とりあえずは軽傷(?)でよかった、よかった。
時計をなくしたおかげで時間に急かされること無く、無心に戯れて御座候。
カッチャンの場合はお尻を打ってアタマがおかしくなったのでしょう。
お疲れさまでした。
ごゆるりとキズとアタマをお直しくだされ~
ザワワ♪ザワワ♪沢ワー♪美濃のー奥のー山♪千回沢ー♪
ザワワ♪ってクマザサを漕ぐ音かと思えば、今回は沢音なんっすね。
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
長靴といえば、台高の貴公子zippさんの十八番。今日の私は千回沢の奇行師で傾奇いてみようか
4点セットで奥美濃の奇行師もバッチシですね~
ホハレ峠。前泊は気合が入ってる証拠。
かつては土砂崩れなどで車が入れないことが多かったですが、峠まで車で入れるのでしょうか?
薄明かりとはいえ、急斜面の山腹道を下るのは滑落の危険が高いため、ヘッデンで足元をしっかり照らしながら3本足(ストックもいれて)で黒谷左岸をたどる。
気合入れまくりの早立ちでこの勝負はもらったぜ!
なんたってセンリツ腺もキリツですもんね。
しかも、入谷へ向かって林道を進むと、ヘリポートまで整備されているではないか。
村人(?)が急病になったときに使うんやろか?
旧徳山村民は至れり尽くせりやねぇ。
よしっ、勾配はきついが樹林の尾根に這い上がれたぞ。
あとは、樹木を利用し、ずんずん登坂すると稜線(千回沢山から南へ伸びる稜線)に出た。10時15分。ここで、長靴からトレッキングシューズに。
よくぞここまでゴム長で這いずり上がりましたね、尊敬致しまする~
前方上空に青空が広がるのを見てピークが近いのを感じる。
11時10分ついに三角点に到着。
やりました~!おめでとうございます!
基本、ワタスの脳みそには山座同定アプリが組み込まれていない
産座童貞なんて自己満足の世界ですから適当に名前つけといてくだされ!
一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
う~ん、そのキモチわかる、わかる。
往路は失敗したが、復路は地図どおり真南に谷筋を降下してゆき、登ってきた沢ルートに合流すれば、その後の谷筋の状況は掴んでいるから、無事完遂できる・・・との油断があったことは間違いない。
エエッ、何が飛び出すかわからない沢に丸腰で飛び込むんっすか!
いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
確かに魔が差すってことはありますね。
アッ
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
アチャチャチャ~ア、大丈夫でごじゃりまするか?
臀中でござる・・・。
吉良殿も申しておりましたなあ、かすり傷じゃあってね。
迂闊に足だけで着地しておれば、捻挫、靭帯損傷、骨折いずれかの可能性もあったか・・・。
臀部のエアバッグ方式ではカッチャンの重量に耐え切れませぬ。
次回からはNASAの最新兵器スカイクレーンシステムを背負っていくといいですよ。
すぐに肺呼吸から皮膚呼吸に切り替え 、事なきを得たが、危なかった。
オフ会でお会いしたときにタダ者ではないとお見受けいたしましたが・・・
カッチャンは人類滅亡後も皮膚呼吸とやらで生き延びるのでしょう。
滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
とりあえずは軽傷(?)でよかった、よかった。
時計をなくしたおかげで時間に急かされること無く、無心に戯れて御座候。
カッチャンの場合はお尻を打ってアタマがおかしくなったのでしょう。
お疲れさまでした。
ごゆるりとキズとアタマをお直しくだされ~
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
カッチャン、こんばんは。
タンポポさん、お早うございます。(自宅にPCがないので、嫁の家で返信です。)
ザワワ♪ザワワ♪沢ワー♪美濃のー奥のー山♪千回沢ー♪
ザワワ♪ってクマザサを漕ぐ音かと思えば、今回は沢音なんっすね。
以前教えていただいた「沢ではワグマ君との出会い頭に注意」を念頭に歌い(熊鈴を鳴らし)ながらの遡行でした。ただ、間違いなく沢音に打ち消され役に立ちませんでした。
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
長靴といえば、台高の貴公子zippさんの十八番。今日の私は千回沢の奇行師で傾奇いてみようか
4点セットで奥美濃の奇行師もバッチシですね~
真の谷の時は、ヘルメットがなかったので慎重の上にも慎重でしたが、今回はヘルメットに全幅の信頼を置き、依りかかっていた弱い心も、事故の遠因だったかも。
ホハレ峠。前泊は気合が入ってる証拠。
かつては土砂崩れなどで車が入れないことが多かったですが、峠まで車で入れるのでしょうか?
入れるイメージができれば、入ったも同然。
薄明かりとはいえ、急斜面の山腹道を下るのは滑落の危険が高いため、ヘッデンで足元をしっかり照らしながら3本足(ストックもいれて)で黒谷左岸をたどる。
ここだけの話、実はわたくし高所恐怖症ですねん。気合入れまくりの早立ちでこの勝負はもらったぜ!
なんたってセンリツ腺もキリツですもんね。
東海北陸自動車道も明るいうちは怖くてよう運転できまへんぐらいです。
しかも、入谷へ向かって林道を進むと、ヘリポートまで整備されているではないか。
家々にはボートが置いてあったりしますが、いざという時、手漕ぎでは間に合いませんね。村人(?)が急病になったときに使うんやろか?
旧徳山村民は至れり尽くせりやねぇ。
よしっ、勾配はきついが樹林の尾根に這い上がれたぞ。
あとは、樹木を利用し、ずんずん登坂すると稜線(千回沢山から南へ伸びる稜線)に出た。10時15分。ここで、長靴からトレッキングシューズに。
よくぞここまでゴム長で這いずり上がりましたね、尊敬致しまする~
zippさんになったとイメージすれば簡単です。(お会いしたことないですが…。)
前方上空に青空が広がるのを見てピークが近いのを感じる。
11時10分ついに三角点に到着。
やりました~!おめでとうございます!
いつもより多く目を回しております。(by染之助染太郎)
基本、ワタスの脳みそには山座同定アプリが組み込まれていない
産座童貞なんて自己満足の世界ですから適当に名前つけといてくだされ!
一度でいいから、タンポポさんや山日和さんのように陶酔の世界に浸りたい。
一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
う~ん、そのキモチわかる、わかる。
タンポポさんには海外逃亡じゃなかった、海外の未登峰の山々を制覇する夢が・・・。
往路は失敗したが、復路は地図どおり真南に谷筋を降下してゆき、登ってきた沢ルートに合流すれば、その後の谷筋の状況は掴んでいるから、無事完遂できる・・・との油断があったことは間違いない。
百山百渓、奥美濃のヤブ山をはじめ書籍やネットで調べまくり大きな危険はないと踏んでいました。エエッ、何が飛び出すかわからない沢に丸腰で飛び込むんっすか!
いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
確かに魔が差すってことはありますね。
ペガサスって羽根はありますね。
アッ
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
アチャチャチャ~ア、大丈夫でごじゃりまするか?
大変でごじゃりますがなー、花菱アチャコでごじゃりますがなー。
臀中でござる・・・。
吉良殿も申しておりましたなあ、かすり傷じゃあってね。
蒙古斑(青あざ)がお尻に襲来したのは、私が北条家として執権を握っていた(赤ちゃんの)頃以来。
蒙古(もう来)ないでねー。
迂闊に足だけで着地しておれば、捻挫、靭帯損傷、骨折いずれかの可能性もあったか・・・。
私が、MASAKAの沢新兵スッカリクレージーシテマスを背負って行ったとは誰も知るまい。臀部のエアバッグ方式ではカッチャンの重量に耐え切れませぬ。
次回からはNASAの最新兵器スカイクレーンシステムを背負っていくといいですよ。
すぐに肺呼吸から皮膚呼吸に切り替え 、事なきを得たが、危なかった。
オフ会でお会いしたときにタダ者ではないとお見受けいたしましたが・・・
カッチャンは人類滅亡後も皮膚呼吸とやらで生き延びるのでしょう。
痴れ者としては知れてましたが、たかがしれてます。
滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
とりあえずは軽傷(?)でよかった、よかった。
有難うございます。その一言で気づきました。
そうです、私が変なおじさんです、じゃなくて、警鐘を鳴らしたかったのですよ、わたくしは。
和田アキ子も紅白歌合戦であの鐘を鳴らしてましたし、ハリマオさんは今も鳴らし続けてます。
印税が入るので、もうお金はイランゼイの立場ですが、油を売り続けて(決して遊び続けてという意味ではない)いらっしゃるのは、自然や山を愛する人々に「油断大敵」の意識を持ってほしいと…。
時計をなくしたおかげで時間に急かされること無く、無心に戯れて御座候。
カッチャンの場合はお尻を打ってアタマがおかしくなったのでしょう。
お疲れさまでした。
ごゆるりとキズとアタマをお直しくだされ~
アタマでモノを考えているようではマダマダ。
お尻で感じるようになって初めて本物。
最後に暑気払いの意味も込めて、素晴らしい画像ありガゾウございます。
フフッ、私には到底、同定できないと・・・。
甘く見ましたね。
これは、そこからあそこを撮った画像です。
判っていますがあえて言いません。(気の毒に思ったどなたかがそっと耳打ちしてくれるかもしれんから・・・。)
カッチャン
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
やはり歩晴れ峠からでしたか(^^)/
このあたり、何度も地形図眺めてましたが、入り込んだことがありません。
せいぜい、大谷川から蕎麦粒山へ行ったくらいですわ(@_@;)
尾根でなく沢を遡行すれば。(滝があって無理?)
谷筋に長靴って…、沢靴・沢タビ以外なら濡れるの覚悟ならスニーカーとかのほうが、まだマシでは?
まあ奇行師なら仕方ないか。
地図上でも道路は下界に通じていないし。だから車とかは入れないのでヘリポートが要るんでしょうね。
稜線はヤブでとても歩けないんかな?
あ~あ、やっちゃった!
満月の台高で闇鍋でもつつきながら反省話、聞かせてちょうだいマセ。
~biwaco
このあたり、何度も地形図眺めてましたが、入り込んだことがありません。
せいぜい、大谷川から蕎麦粒山へ行ったくらいですわ(@_@;)
距離的にはイチン谷からがいちばん近そうですけど…。① 若丸山でお馴染みの塚から赤谷を渡渉し、イチン谷右岸尾根の激ヤブ5kmをピストン
② 今回のコース
③ 名にし負うokuルートを参考に、ロボピークから励谷を下り、ゴヨクラ谷出会い後、例のルートで不動山へ登頂し、千回沢山までピストン
尾根でなく沢を遡行すれば。(滝があって無理?)
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
長靴といえば、台高の貴公子zippさんの十八番。今日の私は千回沢の奇行師で傾奇いてみようか
谷筋に長靴って…、沢靴・沢タビ以外なら濡れるの覚悟ならスニーカーとかのほうが、まだマシでは?
まあ奇行師なら仕方ないか。
このへん、よく理解できなかったんですが、ようするにこの村は陸の孤島なんですね。スタートから1時間15分で西谷川にかかる橋を通過後、村の中を進むと犬の鳴き声。
ということは、人が住んでいるということ(野犬でない限り)。
ということは、いざとなった時、這いずってでも村に戻ってくれば助けを呼んでもらえる・・・かもしれない。
たいへん心強い。
しかも、入谷へ向かって林道を進むと、ヘリポートまで整備されているではないか。
実際運ばれる身になることは無いだろうが、心細い不慣れな単独沢登りには、心の応援団になる。
地図上でも道路は下界に通じていないし。だから車とかは入れないのでヘリポートが要るんでしょうね。
歩晴れ峠でなく、このへんまで前日に入れたらいいのにね。蔵ヶ谷出会い付近に到着。目印となる鉱山小屋は草に埋もれつつあるが対岸辺りに発見。
河原に降り立つ。7時。
さあいよいよ始まるぞ。目を覚ませ、剣心。(最近まで映画館で楽しんでますたー )
無事この場所に戻ってこれるだろうか。
濡れて冷えないように腹巻きもね。(^_-)遡行開始。
この程度の落差なら、鮎は流芯を跳び上るのだろう。あゆ(浜崎あゆみ)は嫌いじゃないが鮎になれない私はこぶ巻きじゃなく高巻き。
苦労の甲斐あって、なんとか辿り着きましたか!オメデト(^^)/漕いでー漕いでー漕いでーーー♪、潜ってー潜ってー潜るーーーーー♪
小椋佳のリズムに乗って進む
前方上空に青空が広がるのを見てピークが近いのを感じる。
11時10分ついに三角点に到着。
ってことは、不動山へは行かなかった…?一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
稜線はヤブでとても歩けないんかな?
順調に下っていたが、高さ5mほどの落差が出現。
いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
通常なら高巻いて安全を期すのだが、達成感の余韻のひずみで冷静さを欠いていたのか、すぐ横の草つきの急斜面にそのまま取り付いて最短距離で降下するルート取りをしてしまった。
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
臀中でござる・・・。
あ~あ、やっちゃった!
痛みはジワジワ攻め上げてくるもんです。それにしても、ほんとに痛いときは、「痛い」という言葉も出てこない。
しばし息が出来ない時が流れる。
無駄な昼寝はないってことですよ。(^^)/人間万事塞翁が馬というが、1ヶ月間の食っちゃ寝の干し物男状態で、無駄に付いた臀部の贅肉がわが身を守ることになるとは・・・。
全治2週間、物損?万円…滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
自粛自粛。当分、大人しくしてなさいネ。往路で確認した3箇所の小滝(3~5mの落差)でもザッブーーンをやりたかったが、少しは楽しみをとっとかニャーと言うことで、ニャンと空中三回転は傷が癒えてから・・・ということにしとこ 。
満月の台高で闇鍋でもつつきながら反省話、聞かせてちょうだいマセ。
~biwaco
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
やはり歩晴れ峠からでしたか(^^)/
よくわかりましたね、その通りです。
この峠に降り立った時の気持ちは、アッパレ峠、カッポレ峠でしたが、戻ってきた時の姿は、頬腫れ峠、尻腫れ峠でした(^^)/
私もいつかは、大谷川周遊(湧谷、蕎麦粒、五蛇池、黒津、天狗)をやってみたい。このあたり、何度も地形図眺めてましたが、入り込んだことがありません。
せいぜい、大谷川から蕎麦粒山へ行ったくらいですわ(@_@;)
先導お願いします(^^)/
① 若丸山でお馴染みの塚から赤谷を渡渉し、イチン谷右岸尾根の激ヤブ5kmをピストン
② 今回のコース
③ 名にし負うokuルートを参考に、ロボピークから励谷を下り、ゴヨクラ谷出会い後、例のルートで不動山へ登頂し、千回沢山までピストン
所詮アチキは志賀直哉、じゃなくて、しがない尾根屋。距離的にはイチン谷からがいちばん近そうですけど…。
尾根でなく沢を遡行すれば。(滝があって無理?)
イチン谷を攻めれば、イチコロにゲキチンされるのは火を見るより・・・。
兎夢さん、ふーさんのレポ見ただけで失神しそうになりました。
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
長靴といえば、台高の貴公子zippさんの十八番。今日の私は千回沢の奇行師で傾奇いてみようか
谷筋に長靴って…、沢靴・沢タビ以外なら濡れるの覚悟ならスニーカーとかのほうが、まだマシでは?
まあ奇行師なら仕方ないか。
水たまりには長靴と教えてもらいましたが何か(^^)/
それと、スニッカーズはチョコレート菓子のことですよ。
スタートから1時間15分で西谷川にかかる橋を通過後、村の中を進むと犬の鳴き声。
ということは、人が住んでいるということ(野犬でない限り)。
ということは、いざとなった時、這いずってでも村に戻ってくれば助けを呼んでもらえる・・・かもしれない。
たいへん心強い。
しかも、入谷へ向かって林道を進むと、ヘリポートまで整備されているではないか。
実際運ばれる身になることは無いだろうが、心細い不慣れな単独沢登りには、心の応援団になる。
このへん、よく理解できなかったんですが、ようするにこの村は陸の孤島なんですね。
地図上でも道路は下界に通じていないし。だから車とかは入れないのでヘリポートが要るんでしょうね。
よく理解していない人が書いたレポだけに・・・。
要するに陸の孤島であるにもかかわらず、Dr.コトー診療所がないのはどういうコトーなのかというコトーを書きたかったのです。
蔵ヶ谷出会い付近に到着。目印となる鉱山小屋は草に埋もれつつあるが対岸辺りに発見。
河原に降り立つ。7時。
さあいよいよ始まるぞ。目を覚ませ、剣心。(最近まで映画館で楽しんでますたー )
無事この場所に戻ってこれるだろうか。
歩晴れ峠でなく、このへんまで前日に入れたらいいのにね。
このへんまで入れたら、千回沢山の奥深きヤブ山としての価値が・・・。
遡行開始。
この程度の落差なら、鮎は流芯を跳び上るのだろう。あゆ(浜崎あゆみ)は嫌いじゃないが鮎になれない私はこぶ巻きじゃなく高巻き。
いーとー巻き巻きの歌を忘れた北のカナリア(吉永小百合主演)になってしまったので、高巻きを忘れて、落ちました。濡れて冷えないように腹巻きもね。(^_-)
漕いでー漕いでー漕いでーーー♪、潜ってー潜ってー潜るーーーーー♪
小椋佳のリズムに乗って進む
前方上空に青空が広がるのを見てピークが近いのを感じる。
11時10分ついに三角点に到着。
苦労の甲斐あって、なんとか辿り着きましたか!オメデト(^^)/
歌は小椋佳じゃなくて、円広志の間違いでしたが、三角点は間違いないはずです。
一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
ってことは、不動山へは行かなかった…?
稜線はヤブでとても歩けないんかな?
うっ、行かなかった理由を述べなくちゃ・・・、えーと・・・、そうだ。
それを実行するには、漕いでー♪、潜ってー♪を歌い続けなければならないので、声が涸れて、いざという(遭難)時、助けを呼べないから。
いかが残暑?
こんな回答するなんて「夢想花」だにしなかった。
順調に下っていたが、高さ5mほどの落差が出現。
いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
通常なら高巻いて安全を期すのだが、達成感の余韻のひずみで冷静さを欠いていたのか、すぐ横の草つきの急斜面にそのまま取り付いて最短距離で降下するルート取りをしてしまった。
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
臀中でござる・・・。
あ~あ、やっちゃった!
あ~あ、やんなっちゃった~♪あ~あ、おどろいた~♪(by牧伸二)
それにしても、ほんとに痛いときは、「痛い」という言葉も出てこない。
しばし息が出来ない時が流れる。
痛みはジワジワ攻め上げてくるもんです。
心頭滅却しても痛いものは痛いもんです。
人間万事塞翁が馬というが、1ヶ月間の食っちゃ寝の干し物男状態で、無駄に付いた臀部の贅肉がわが身を守ることになるとは・・・。
世の中に何一つ無駄な物はない。無駄という言葉以外に。 byカッチャン(^^)/無駄な昼寝はないってことですよ。(^^)/
滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
細胞分裂促進剤(闘魂)注入して、早く人間になりたーい。(by妖怪人間)全治2週間、物損?万円…
腕時計については、長い年月を喜びも悲しみもともに共有した相棒だっただけに、いろいろな思い出が詰まっていました。思い出せませんが・・・。
往路で確認した3箇所の小滝(3~5mの落差)でもザッブーーンをやりたかったが、少しは楽しみをとっとかニャーと言うことで、ニャンと空中三回転は傷が癒えてから・・・ということにしとこ 。
自粛自粛。当分、大人しくしてなさいネ。
満月の台高で闇鍋でもつつきながら反省話、聞かせてちょうだいマセ。
zippさん、発表時にイヒヒと思い、すぐ手帳に「闇市開催」を入れようとしたら、既にやんごとなき事案が入っておりました。
(超一流のプロ棋士の迫真の生対局が間近で観戦でき、なおかつ、握手までしてもらえる夢のような企画。しかも、その方が大ファンの羽生二冠となればもうあなたーーー!失礼すました。興奮して、もう一つのマイナーな趣味を長々と。)
山日和さんが「山はこの歳になると逃げるんですよ。」とおっしゃってましたが、まさか、biwaさんに次にお会いできるのは冥土だった、なんてことにはならないと思いますが・・・。
(メイド服にゴム長のzippママが、「ようこそ冥土喫茶へ。闇鍋にしますか?闇米を横流しますか?」biwaさんが、「おぬしも悪よのう。」私が、「イワシが好きでのう。」
どうもあの世でもボケが治らないようです。)
カッチャン
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
ハブ名人と生対局ですって~(@_@;) 虐待批判でマングースバトルショーは禁止になったはずなのに?zippさん、発表時にイヒヒと思い、すぐ手帳に「闇市開催」を入れようとしたら、既にやんごとなき事案が入っておりました。
(超一流のプロ棋士の迫真の生対局が間近で観戦でき、なおかつ、握手までしてもらえる夢のような企画。しかも、その方が大ファンの羽生二冠となればもうあなたーーー!失礼すました。
まさか、biwaさんに次にお会いできるのは冥土だった、なんてことにはならないと思いますが・・・。
(メイド服にゴム長のzippママが、「ようこそ冥土喫茶へ。闇鍋にしますか?闇米を横流しますか?」biwaさんが、「おぬしも悪よのう。」私が、「イワシが好きでのう。」
どうもあの世でもボケが治らないようです。)
朝から何を妄想してるんですか(>_<)
仕事しなさい、仕事! 市民の付託にこたえないと、立場が危うくなりまっせ~
しかし…
メイド服にゴム長姿のzippママって、ようそんなイメージ頭に浮かびますね。
初音ミクっぽいのをイメージしようとしても、このウツロ頭に浮かぶのは…(>_<)
ナヤミ鍋やSe濃縮キノコでも食べたら、少しはシャキッとするかなあ…(~o~)
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
zippさん、発表時にイヒヒと思い、すぐ手帳に「闇市開催」を入れようとしたら、既にやんごとなき事案が入っておりました。
(超一流のプロ棋士の迫真の生対局が間近で観戦でき、なおかつ、握手までしてもらえる夢のような企画。しかも、その方が大ファンの羽生二冠となればもうあなたーーー!失礼すました。
ハブ名人と生対局ですって~(@_@;) 虐待批判でマングースバトルショーは禁止になったはずなのに?
申し訳ございません。
やはりボケ老人ですた。
9月29日(土)はJT日本シリーズ東北大会(夢メッセみやぎ)でした。
ポートメッセ名古屋(東海大会)は10月27日(土)だったので、闇鍋大会に参加させていただければと思いますが、主催者のzippさんに礼を失する書き込み(メイド喫茶編)しちゃったからなー。
怒り心頭に発していらっしゃるだろうから、心頭滅却して非もまた赦す、なんてことは・・・。
でも、ひょっとするとタイトルに【奥美濃】をつけてあるから、読んでらっしゃらないかも。これを業界用語で「隠れ美濃(蓑)」と呼んでますが…。
まさか、biwaさんに次にお会いできるのは冥土だった、なんてことにはならないと思いますが・・・。
(メイド服にゴム長のzippママが、「ようこそ冥土喫茶へ。闇鍋にしますか?闇米を横流しますか?」biwaさんが、「おぬしも悪よのう。」私が、「イワシが好きでのう。」
どうもあの世でもボケが治らないようです。)
朝から何を妄想してるんですか(>_<)
仕事しなさい、仕事! 市民の付託にこたえないと、立場が危うくなりまっせ~
えっ、は、博多市民のど、どんたくはゴールデンウィーク中ですよ(^^;
(い、いかん、狼狽して、受け身がとれなくなってきた。ただでさえ、窓際族なのに、このままでは席が窓の外に。まずは・・・。)
あー、忙しい。ここ1年、山のことを考える暇もなかったなー。まあ生まれつき勤勉実直だから仕方がないか
(次は身辺風雲急を告げる前に雲隠才蔵を決め込まなくちゃ・・・ )
しかし…
メイド服にゴム長姿のzippママって、ようそんなイメージ頭に浮かびますね。
初音ミクっぽいのをイメージしようとしても、このウツロ頭に浮かぶのは…(>_<)
ナヤミ鍋やSe濃縮キノコでも食べたら、少しはシャキッとするかなあ…(~o~)
わ、私が想像するzippさんは、完全無欠、威風堂々、泰然自若、気宇壮大、一騎当千、花鳥風月・・・です。
変な想像しないでください(^^:
カッチャン
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
カッチャン、こんばんは。
不動・千回沢は私にとっても未踏の遠い遠い山です。
特に千回沢は6年前、徳山ダムの湛水前に門入まで入りながら、降り出した雨に泣く泣く中止した苦い思い出の山でもあります。
【 ルート 】4:55ホハレ峠→黒谷下降→6:10門入→林道(西谷川→入谷→蔵ヶ谷出会い)→7:00千回沢遡行開始→ルートミス、10:15南尾根へ→11:10三角点11:30→アッ→ウッ・・・ →沢遊び→15:25蔵ヶ谷出会い→16:20西谷川橋→18:15シリハレ(尻腫れ)峠
しかしホハレ峠から日帰りとは・・・・思いつきもしませんし、気力も体力もありませんわ。
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
完全装備って、ロープは?それに長靴じゃなくて沢靴の方がいいと思いますけどねえ。
zippさんは別格!!
一方で、月曜に遭難したら、次の週末まで発見されない
というか、次にいつ人がくるか分からない山域。
その通りですよ。
薄明かりとはいえ、急斜面の山腹道を下るのは滑落の危険が高いため、ヘッデンで足元をしっかり照らしながら3本足(ストックもいれて)で黒谷左岸をたどる。
別の足を使えるほど長尺モノの持ち主かと思いました。
次の関門小滝パート2(落差5mぐらい?)が現れる。
山日和さんなら、滝壺を泳ぎ、滝芯をシャワークライミングだろう。
残念ながら、私の辞書には「泳ぐ」という言葉はありませーん。
尾根登りではピーク一点に収束していくから問題ないが、沢登りでは一筋間違えればどんどん目標地点と乖離していく。
これもその通り。1本の間違いが命取りになりかねません。
よしっ、勾配はきついが樹林の尾根に這い上がれたぞ。
あとは、樹木を利用し、ずんずん登坂すると稜線(千回沢山から南へ伸びる稜線)に出た。10時15分。ここで、長靴からトレッキングシューズに。
尾根に上がればなんとかなる山域ではありませんが、カッチャンならなんとかなるんでしょうねえ。
漕いでー漕いでー漕いでーーー♪、潜ってー潜ってー潜るーーーーー♪
小椋佳のリズムに乗って進む
これは円広志では?
一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
季節を変え、ルートを変えすれば、目標を失うなんてことないでしょう。
1回登れば終わりの百名山ハンターみたいなこと言っちゃダメですよ。
往路は失敗したが、復路は地図どおり真南に谷筋を降下してゆき、登ってきた沢ルートに合流すれば、その後の谷筋の状況は掴んでいるから、無事完遂できる・・・との油断があったことは間違いない。
ロープ持ってるんでしょうね。
順調に下っていたが、高さ5mほどの落差が出現。
いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
通常なら高巻いて安全を期すのだが、達成感の余韻のひずみで冷静さを欠いていたのか、すぐ横の草つきの急斜面にそのまま取り付いて最短距離で降下するルート取りをしてしまった。
アッ
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
臀中でござる・・・。
迂闊に足だけで着地しておれば、捻挫、靭帯損傷、骨折いずれかの可能性もあったか・・・。
言わんこっちゃない。私もあまり人に偉そうに言えた義理ではありませんが、単独の時の無理は致命傷に直結します。
やぶこぎから遭難者を出したくないですから無茶したらダメですよ。
滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
結構なダメージでしたね。歩けただけ良かった。足をやられたら終わりですよ。
渾身のレポアップのつもりが、あやうく昏睡でヘリ(コプターピック)アップの身になるところだった。
昏睡してたらヘリピックアップもしてもらえません。
冗談第一ではなく安全第一でお願いします。
山日和
不動・千回沢は私にとっても未踏の遠い遠い山です。
特に千回沢は6年前、徳山ダムの湛水前に門入まで入りながら、降り出した雨に泣く泣く中止した苦い思い出の山でもあります。
【 ルート 】4:55ホハレ峠→黒谷下降→6:10門入→林道(西谷川→入谷→蔵ヶ谷出会い)→7:00千回沢遡行開始→ルートミス、10:15南尾根へ→11:10三角点11:30→アッ→ウッ・・・ →沢遊び→15:25蔵ヶ谷出会い→16:20西谷川橋→18:15シリハレ(尻腫れ)峠
しかしホハレ峠から日帰りとは・・・・思いつきもしませんし、気力も体力もありませんわ。
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
完全装備って、ロープは?それに長靴じゃなくて沢靴の方がいいと思いますけどねえ。
zippさんは別格!!
一方で、月曜に遭難したら、次の週末まで発見されない
というか、次にいつ人がくるか分からない山域。
その通りですよ。
薄明かりとはいえ、急斜面の山腹道を下るのは滑落の危険が高いため、ヘッデンで足元をしっかり照らしながら3本足(ストックもいれて)で黒谷左岸をたどる。
別の足を使えるほど長尺モノの持ち主かと思いました。
次の関門小滝パート2(落差5mぐらい?)が現れる。
山日和さんなら、滝壺を泳ぎ、滝芯をシャワークライミングだろう。
残念ながら、私の辞書には「泳ぐ」という言葉はありませーん。
尾根登りではピーク一点に収束していくから問題ないが、沢登りでは一筋間違えればどんどん目標地点と乖離していく。
これもその通り。1本の間違いが命取りになりかねません。
よしっ、勾配はきついが樹林の尾根に這い上がれたぞ。
あとは、樹木を利用し、ずんずん登坂すると稜線(千回沢山から南へ伸びる稜線)に出た。10時15分。ここで、長靴からトレッキングシューズに。
尾根に上がればなんとかなる山域ではありませんが、カッチャンならなんとかなるんでしょうねえ。
漕いでー漕いでー漕いでーーー♪、潜ってー潜ってー潜るーーーーー♪
小椋佳のリズムに乗って進む
これは円広志では?
一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
季節を変え、ルートを変えすれば、目標を失うなんてことないでしょう。
1回登れば終わりの百名山ハンターみたいなこと言っちゃダメですよ。
往路は失敗したが、復路は地図どおり真南に谷筋を降下してゆき、登ってきた沢ルートに合流すれば、その後の谷筋の状況は掴んでいるから、無事完遂できる・・・との油断があったことは間違いない。
ロープ持ってるんでしょうね。
順調に下っていたが、高さ5mほどの落差が出現。
いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
通常なら高巻いて安全を期すのだが、達成感の余韻のひずみで冷静さを欠いていたのか、すぐ横の草つきの急斜面にそのまま取り付いて最短距離で降下するルート取りをしてしまった。
アッ
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
臀中でござる・・・。
迂闊に足だけで着地しておれば、捻挫、靭帯損傷、骨折いずれかの可能性もあったか・・・。
言わんこっちゃない。私もあまり人に偉そうに言えた義理ではありませんが、単独の時の無理は致命傷に直結します。
やぶこぎから遭難者を出したくないですから無茶したらダメですよ。
滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
結構なダメージでしたね。歩けただけ良かった。足をやられたら終わりですよ。
渾身のレポアップのつもりが、あやうく昏睡でヘリ(コプターピック)アップの身になるところだった。
昏睡してたらヘリピックアップもしてもらえません。
冗談第一ではなく安全第一でお願いします。
山日和
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
カッチャン、こんばんは。
不動・千回沢は私にとっても未踏の遠い遠い山です。
特に千回沢は6年前、徳山ダムの湛水前に門入まで入りながら、降り出した雨に泣く泣く中止した苦い思い出の山でもあります。
山日和さん、こんばんは。
「降り出した雨に泣く泣く中止」
口はばったいことを言って申し訳ありませんが、ここですね、我々素人と百戦錬磨のつわものの違いは。
はるばる遠くから足を運び、次にいつこれるかあるいは湛水により近付けなくなるかもしれないが、無理と判断したら絶対にしない。
体力、技量、才能、経験いろいろ差のある中で一番大きく、決定的な差、それが判断力。
【 ルート 】4:55ホハレ峠→黒谷下降→6:10門入→林道(西谷川→入谷→蔵ヶ谷出会い)→7:00千回沢遡行開始→ルートミス、10:15南尾根へ→11:10三角点11:30→アッ→ウッ・・・ →沢遊び→15:25蔵ヶ谷出会い→16:20西谷川橋→18:15シリハレ(尻腫れ)峠
しかしホハレ峠から日帰りとは・・・・思いつきもしませんし、気力も体力もありませんわ。
それは垂涎の選択肢(イチン谷、タンド谷、中ノ又谷など)を持つ人ならではのセリフですね
しかし、いくら渓相穏やかとはいえ未登の山を沢素人が未踏の沢で攻めるため、念には念を入れ、長靴、合羽、ヘルメット、ストックと完全装備にする。
完全装備って、ロープは?それに長靴じゃなくて沢靴の方がいいと思いますけどねえ。
zippさんは別格!!
その通りですね。
事前の情報整理の中で、ロープ必要ないと思われるルートであっても必要であることが今回の経験でよくわかりました。
それと、沢をやる時は、地下足袋、わらじ、渓流シューズも検討したいと思います。
一方で、月曜に遭難したら、次の週末まで発見されない
というか、次にいつ人がくるか分からない山域。
その通りですよ。
その通りですね。
薄明かりとはいえ、急斜面の山腹道を下るのは滑落の危険が高いため、ヘッデンで足元をしっかり照らしながら3本足(ストックもいれて)で黒谷左岸をたどる。
別の足を使えるほど長尺モノの持ち主かと思いました。
いつも用をたす時、探し出し、引っ張り出すのに苦労してます(^^;
残念ながら、私の辞書には「泳ぐ」という言葉はありませーん。次の関門小滝パート2(落差5mぐらい?)が現れる。
山日和さんなら、滝壺を泳ぎ、滝芯をシャワークライミングだろう。
えっ、潜る?水蜘蛛の術?へつる?ボディボード?どうやって滝芯にアプローチを・・・?。
尾根登りではピーク一点に収束していくから問題ないが、沢登りでは一筋間違えればどんどん目標地点と乖離していく。
これもその通り。1本の間違いが命取りになりかねません。
沢の恐ろしさですね。
よしっ、勾配はきついが樹林の尾根に這い上がれたぞ。
あとは、樹木を利用し、ずんずん登坂すると稜線(千回沢山から南へ伸びる稜線)に出た。10時15分。ここで、長靴からトレッキングシューズに。
尾根に上がればなんとかなる山域ではありませんが、カッチャンならなんとかなるんでしょうねえ。
ヤブを進むことについてはやぶさかではありません。
漕いでー漕いでー漕いでーーー♪、潜ってー潜ってー潜るーーーーー♪
小椋佳のリズムに乗って進む
これは円広志では?
この部分が秘密のクイズになっていたことに気づいたのは山さんが初めてです
一方で、私の中では奥美濃ヤブ屋としての最終目標を不動山・千回沢山としていたので、達成のうれしさ半分、目標を失った寂しさ半分、複雑な気持ち
季節を変え、ルートを変えすれば、目標を失うなんてことないでしょう。
1回登れば終わりの百名山ハンターみたいなこと言っちゃダメですよ。
実は、週末(一昨日、予備日(昨日))天気が良ければ文中ウのコースを考えてたのですよ
往路は失敗したが、復路は地図どおり真南に谷筋を降下してゆき、登ってきた沢ルートに合流すれば、その後の谷筋の状況は掴んでいるから、無事完遂できる・・・との油断があったことは間違いない。
・・・。ロープ持ってるんでしょうね。
順調に下っていたが、高さ5mほどの落差が出現。
いまから考えるとどうしてそんな危険な行為に走ったのか。
通常なら高巻いて安全を期すのだが、達成感の余韻のひずみで冷静さを欠いていたのか、すぐ横の草つきの急斜面にそのまま取り付いて最短距離で降下するルート取りをしてしまった。
アッ
というか、あっという間もなく下の岩に打ちつけられ、臀部にキョーレツな衝撃が走った。
うっ・・・
臀中でござる・・・。
迂闊に足だけで着地しておれば、捻挫、靭帯損傷、骨折いずれかの可能性もあったか・・・。
言わんこっちゃない。私もあまり人に偉そうに言えた義理ではありませんが、単独の時の無理は致命傷に直結します。
やぶこぎから遭難者を出したくないですから無茶したらダメですよ。
胸に刻みます。
滑落による損害は、臀部打撲以外に左手親指突き指、同 生爪、左肩打撲、腕時計紛失(後ほど気づくも戻る気になれず)、長靴かぎ裂きなど。
結構なダメージでしたね。歩けただけ良かった。足をやられたら終わりですよ。
迂闊でした。シンプルに思える沢でもやはり沢は沢ですね。
渾身のレポアップのつもりが、あやうく昏睡でヘリ(コプターピック)アップの身になるところだった。
昏睡してたらヘリピックアップもしてもらえません。
冗談第一ではなく安全第一でお願いします。
命あってのものだね。
より一層注意いたします。
ありがとうございました。
カッチャン
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
カッちゃん、こんばんは。
憧れの千回沢山登頂、おめでとうございます。
思えば僕が千回沢山に初登頂を果たしたのは6年前の8月でした。http://www.ogaki-tv.ne.jp/~two106/_user ... asawa.html
中ノ谷から登り千回沢に下りました。これが4回目の沢行で単独でした。
千回沢山にはずっと憧れていました。しかし当時は沢の経験がなく半ば諦めていました。それでも何時かは行くつもりで沢靴だけは購入してました。
その内、山日和さんからヤブコギネットに誘われました。ヤブコギネットには山日和さんをはじめとして多くの沢行のレポが載せられておりそれらを読んで沢登りとはどんなものか掴め興味もわきました。やがて自分でも行ってみようと活躍する事のなかった沢靴を履いて手近なところを2、3歩きました。回を重ねるごとに沢で必要なものが分かってきてロープ、ハーネス、ヘルメットなど最低限の装備が揃いこれならなんとか行けるんじゃないかと門入に向かいました。
当時はまだ徳山ダムの堪水前でした。というか堪水直前でした。そのためなんとしても行かなければという気持ちもあっての決行でした。
中ノ谷へ至るまでのきれいな滑、中ノ谷の25mはあろうかという大滝のスリリングな巻き、稜線に出てからの激薮漕ぎ、山頂からの眺め、千回沢山の大木、どれも懐かしくすばらしい思い出です。
千回沢山を登った後はカッちゃんと同じように目標をなくしてしまったような状態に陥りました。それを埋め合わせるように沢に行くようになり何時しか沢ばかり行くようになり現在に至ってます。
その後、千回沢山には昨年、イチン谷から訪れました。なかなか楽しい沢行でした。これからも何度か訪れる事になるかもしれませんが千回沢山は今でも思い入れの深い山の一つです。
憧れの千回沢山登頂、おめでとうございます。
思えば僕が千回沢山に初登頂を果たしたのは6年前の8月でした。http://www.ogaki-tv.ne.jp/~two106/_user ... asawa.html
中ノ谷から登り千回沢に下りました。これが4回目の沢行で単独でした。
千回沢山にはずっと憧れていました。しかし当時は沢の経験がなく半ば諦めていました。それでも何時かは行くつもりで沢靴だけは購入してました。
その内、山日和さんからヤブコギネットに誘われました。ヤブコギネットには山日和さんをはじめとして多くの沢行のレポが載せられておりそれらを読んで沢登りとはどんなものか掴め興味もわきました。やがて自分でも行ってみようと活躍する事のなかった沢靴を履いて手近なところを2、3歩きました。回を重ねるごとに沢で必要なものが分かってきてロープ、ハーネス、ヘルメットなど最低限の装備が揃いこれならなんとか行けるんじゃないかと門入に向かいました。
当時はまだ徳山ダムの堪水前でした。というか堪水直前でした。そのためなんとしても行かなければという気持ちもあっての決行でした。
中ノ谷へ至るまでのきれいな滑、中ノ谷の25mはあろうかという大滝のスリリングな巻き、稜線に出てからの激薮漕ぎ、山頂からの眺め、千回沢山の大木、どれも懐かしくすばらしい思い出です。
千回沢山を登った後はカッちゃんと同じように目標をなくしてしまったような状態に陥りました。それを埋め合わせるように沢に行くようになり何時しか沢ばかり行くようになり現在に至ってます。
その後、千回沢山には昨年、イチン谷から訪れました。なかなか楽しい沢行でした。これからも何度か訪れる事になるかもしれませんが千回沢山は今でも思い入れの深い山の一つです。
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
兎夢さん、こんにちは。
蟻が父さんですー(^^)
↑これ、兎夢さんのレポだったんですか。
千回沢に挑戦する前に参考にさせてもらいました。
しかし、沢4回目でこの恐ろしげな沢(中ノ谷)を・・・。
一方で、改めてこの遡渓に対する思いの丈を強く感じました。
この山、この沢(中ノ谷)のために用意したんですね。
山日和さんの言にはいつも感心し、関心をもち、改心のきっかけに・・・。
山日和諭吉「天は沢の上に藪を作らず。」
私もこの旅でロープが必要なことを学びました。
ということは、山さんがこの地に訪れた時と相前後していたのですね。
スリリングすぎて、気絶しそうです。
しかし、次々と目を回しそうな滝や沢をこともなげにこなして、沢初めてまだ10年経っていないとは・・・。
才能恐るべし。
イチン谷を日帰りできる人は数えるほどしかいないのでは・・・。
これからもくれぐれも安全に気を付け沢生活を沢やかに。
追記
奥美濃の沢や滝の会話
沢A「この前、山日和さんが来てくれたんだ。すごいだろー。」
沢B「うちなんかこんど兎夢さんが登ってくるんだぞ。どんなもんだい。」
滝C「君たち、そのぐらいでは自慢できないよ。私のところは山さんが10年越し3回目のお出ましだよ。」
滝D「まだまだ。兎夢さんがロープのお土産置いていったのはうちだけ。」
谷E「それをいうなら、ぼくんとこにも、山さんがスリングを・・・。」
カッチャン
蟻が父さんですー(^^)
思えば僕が千回沢山に初登頂を果たしたのは6年前の8月でした。http://www.ogaki-tv.ne.jp/~two106/_user ... asawa.html
中ノ谷から登り千回沢に下りました。これが4回目の沢行で単独でした。
↑これ、兎夢さんのレポだったんですか。
千回沢に挑戦する前に参考にさせてもらいました。
しかし、沢4回目でこの恐ろしげな沢(中ノ谷)を・・・。
一方で、改めてこの遡渓に対する思いの丈を強く感じました。
千回沢山にはずっと憧れていました。しかし当時は沢の経験がなく半ば諦めていました。それでも何時かは行くつもりで沢靴だけは購入してました。
この山、この沢(中ノ谷)のために用意したんですね。
その内、山日和さんからヤブコギネットに誘われました。ヤブコギネットには山日和さんをはじめとして多くの沢行のレポが載せられておりそれらを読んで沢登りとはどんなものか掴め興味もわきました。
山日和さんの言にはいつも感心し、関心をもち、改心のきっかけに・・・。
山日和諭吉「天は沢の上に藪を作らず。」
やがて自分でも行ってみようと活躍する事のなかった沢靴を履いて手近なところを2、3歩きました。回を重ねるごとに沢で必要なものが分かってきてロープ、ハーネス、ヘルメットなど最低限の装備が揃いこれならなんとか行けるんじゃないかと門入に向かいました。
私もこの旅でロープが必要なことを学びました。
当時はまだ徳山ダムの堪水前でした。というか堪水直前でした。そのためなんとしても行かなければという気持ちもあっての決行でした。
ということは、山さんがこの地に訪れた時と相前後していたのですね。
中ノ谷へ至るまでのきれいな滑、中ノ谷の25mはあろうかという大滝のスリリングな巻き、稜線に出てからの激薮漕ぎ、山頂からの眺め、千回沢山の大木、どれも懐かしくすばらしい思い出です。
スリリングすぎて、気絶しそうです。
千回沢山を登った後はカッちゃんと同じように目標をなくしてしまったような状態に陥りました。それを埋め合わせるように沢に行くようになり何時しか沢ばかり行くようになり現在に至ってます。
しかし、次々と目を回しそうな滝や沢をこともなげにこなして、沢初めてまだ10年経っていないとは・・・。
才能恐るべし。
その後、千回沢山には昨年、イチン谷から訪れました。なかなか楽しい沢行でした。これからも何度か訪れる事になるかもしれませんが千回沢山は今でも思い入れの深い山の一つです。
イチン谷を日帰りできる人は数えるほどしかいないのでは・・・。
これからもくれぐれも安全に気を付け沢生活を沢やかに。
追記
奥美濃の沢や滝の会話
沢A「この前、山日和さんが来てくれたんだ。すごいだろー。」
沢B「うちなんかこんど兎夢さんが登ってくるんだぞ。どんなもんだい。」
滝C「君たち、そのぐらいでは自慢できないよ。私のところは山さんが10年越し3回目のお出ましだよ。」
滝D「まだまだ。兎夢さんがロープのお土産置いていったのはうちだけ。」
谷E「それをいうなら、ぼくんとこにも、山さんがスリングを・・・。」
カッチャン
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
カッチャン、こんばんは。
>当時はまだ徳山ダムの堪水前でした。というか堪水直前でした。そのためなんとしても行かなければという気持ちもあっての決行でした。
ということは、山さんがこの地に訪れた時と相前後していたのですね。
兔夢さんのレポに刺激を受けて、その翌週に訪れたのが私でした。
正直、徳山ダムの湛水はノーマークで油断していたのでした。
forum/3393.html
追記
奥美濃の沢や滝の会話
沢A「この前、山日和さんが来てくれたんだ。すごいだろー。」
沢B「うちなんかこんど兎夢さんが登ってくるんだぞ。どんなもんだい。」
滝C「君たち、そのぐらいでは自慢できないよ。私のところは山さんが10年越し3回目のお出ましだよ。」
滝D「まだまだ。兎夢さんがロープのお土産置いていったのはうちだけ。」
谷E「それをいうなら、ぼくんとこにも、山さんがスリングを・・・。」
谷E「こないだ兔夢さんが山さんのスリングを回収して行ったわ。山男の友情は美しいね~。」
山日和
>当時はまだ徳山ダムの堪水前でした。というか堪水直前でした。そのためなんとしても行かなければという気持ちもあっての決行でした。
ということは、山さんがこの地に訪れた時と相前後していたのですね。
兔夢さんのレポに刺激を受けて、その翌週に訪れたのが私でした。
正直、徳山ダムの湛水はノーマークで油断していたのでした。
forum/3393.html
追記
奥美濃の沢や滝の会話
沢A「この前、山日和さんが来てくれたんだ。すごいだろー。」
沢B「うちなんかこんど兎夢さんが登ってくるんだぞ。どんなもんだい。」
滝C「君たち、そのぐらいでは自慢できないよ。私のところは山さんが10年越し3回目のお出ましだよ。」
滝D「まだまだ。兎夢さんがロープのお土産置いていったのはうちだけ。」
谷E「それをいうなら、ぼくんとこにも、山さんがスリングを・・・。」
谷E「こないだ兔夢さんが山さんのスリングを回収して行ったわ。山男の友情は美しいね~。」
山日和
Re: 【奥美濃】THE LAST MESSAGE 君落ちたまふことなかれ
山日和さん、こんばんは。
・・・ということだったのですね。
山さんにとって、登山そのものも大切だけど、それ以上に心の故郷ともいうべき奥美濃の最奥地徳山の在りし日の面影を瞼に刻んでおきたかった・・・。
青春の多くの時間をともに歩んできた奥美濃の思い出とともに・・・。
滝D「実はまた来てほしくてロープ離さなかったんだ。そしたら、ふーさんが来て弔ってくれた。心の琴線に響いたよ。」
谷E「ヤブの男たちはさりげなく漢をみせるよね。次いつ来てもらっても満足してもらうため、ナメをナメナメしておかなくっちゃ。」
山さん「ナメは一度にしといてね(^^;)」
カッチャン
ということは、山さんがこの地に訪れた時と相前後していたのですね。
兔夢さんのレポに刺激を受けて、その翌週に訪れたのが私でした。
正直、徳山ダムの湛水はノーマークで油断していたのでした。
forum/3393.html
・・・ということだったのですね。
山さんにとって、登山そのものも大切だけど、それ以上に心の故郷ともいうべき奥美濃の最奥地徳山の在りし日の面影を瞼に刻んでおきたかった・・・。
青春の多くの時間をともに歩んできた奥美濃の思い出とともに・・・。
奥美濃の沢や滝の会話滝C「君たち、そのぐらいでは自慢できないよ。私のところは山さんが10年越し3回目のお出ましだよ。」
滝D「まだまだ。兎夢さんがロープのお土産置いていったのはうちだけ。」
谷E「それをいうなら、ぼくんとこにも、山さんがスリングを・・・。」
谷E「こないだ兔夢さんが山さんのスリングを回収して行ったわ。山男の友情は美しいね~。」
滝D「実はまた来てほしくてロープ離さなかったんだ。そしたら、ふーさんが来て弔ってくれた。心の琴線に響いたよ。」
谷E「ヤブの男たちはさりげなく漢をみせるよね。次いつ来てもらっても満足してもらうため、ナメをナメナメしておかなくっちゃ。」
山さん「ナメは一度にしといてね(^^;)」
カッチャン