新型コロナ騒動で４年間闇鍋は開催されなかった。
前回の2019年は雨のため雨子庵での開催だったので
ヤミナベ平で開かれるのは2018年以来６年ぶりだ。
【 日 付 】 令和6年9月28日（土）29日（日）
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 ガス 夜間は小雨
【メンバー】 一休 zipp びぃ piccolo ケルト わりばし
あきんちょ ナズナ グー （敬称略） ９名
（29日朝）たかやん
２６日（木）の夜に決行or延期のメールを送信することになっていた。
しかし待てど暮らせどtsuboさんから参加or不参加の意思表示が届かない。
「陽が沈んだからもう就寝の時間だよね。それとも晩酌がすすんでいるのかな？」
「ずいぶん迷いましたが、当日にならないと判断できない状況なので」
「ちょっと意味不明。ご近所の稲刈りが有るのか無いのか当日にならないと決まらない。ってこと？」
「稲刈りを手伝う方は小さいお子さんがいます。２８日土曜が運動会で翌日の２９日に稲刈りを予定しています。
ですが、土曜のお天気が悪くて運動会が延期になると２９日が運動会で稲刈りは延びます。
運動会があるかどうかは土曜の朝７時に放送があります。
運動会が延びれば稲刈りも延びて参加できるかしらと思った次第です。
場合によっては運動会はできても２９日は雨で稲刈りはできなくなるかもしれません。
それは当日にならないとわかりません。
ということで、今回は不参加とさせていただきます。」
つまり２８日（土）２９日（日）どちらかが
「那智勝浦色川に雨が降って、台高は晴れ」
の天気予報を願い続けていたtsuboさんだったのです。
闇鍋に参加したい気持ちがひしひしと伝わってきました。
参加者全員に一斉送信したメールには
「tsuboさんは手伝い合いしているご近所の稲刈りで不参加になりました。
はざかけ新米を3・4人で誰が一番上手に炊けるかコンテストの予定でしたが残念です。」
tsuboさん「毎年9月の最終土日は予定があるので稲刈りの日を外して下さい」とご近所さんにお話ししておいてください。
大又林道終点からナズナさんあきんちょと登る。あきんちょ、ナズナさんのザックがでっかい。
あきんちょの持った感じではあきんちょが15Kg、ナズナさんは12Kg、グーは10Kgとのこと。
それでもグーの足は遅い。短い間隔で休憩をとってもらう。明神平まで３時間もかかった。
「お腹が空いた～」ヤミナベ平に着いて昼食。
荷物を置いてキノコを探しに行こうとしているところへzippさん・びぃちゃんが到着。
続いて一休さん、わりばしさん・・・１５時集合の前にぞくぞくと顔がそろってきた。
piccoloさんから「採ってきたからもう探しに行かなくてもいいよ」の宣言。
早々とオフ会場設営作業が始まった。メインロープを張って、タープを付ける。
「zippさん、ちょっと待った。その張り方は止めて、こっちに張って！」
グーの大声が周りの山に響き渡った。
皆さん手際がいい。
ケルトさんが鍋。zippさんびぃちゃん組が天ぷら。一休さんはチヂミ。・・・・
グーは焼きを担当した。２時半には早々と宴に突入。
ワイワイ・ガヤガヤ・あ～だ、こ～だ。
「まだ５時前だよ。一旦火を止めよう」
でも３０分も経たないうちにまたガスに火がついた。
食べる食べる。時間無制限の食べ放題は延々と続く。
piccoloさん、最上級のまさに旬をありがとうございました。
ケルトさんの頭がゆらりゆらり揺れ出してきた。
朝４時から山に入ってくれていたから当然ですよね。
おやすみなさい。
大鍋で３回も炊いた料理が１滴の汁も残さず完食。
もうお腹いっぱい。これ以上入る余地はありません。
「そろそろお開きにしましょうか」
「２時半からのスタートもいいですね」
７時から降り出した小雨は明け方まで夜通し降り続いた。
時折、木の枝から雫が落ちてパタパタとテントをたたく。
ネコバスのライトがグーのテントを照らす。
まるでトトロの世界で寝ているような気分になった。
明けて朝。雨は上がった。またまた豪華朝食。
テントの撤収時に雨が降っていないのは助かる。
濡れたテントの撤収はグー初体験でした。
9/7に木梶林道で出会った「たかやん」を闇鍋に誘った。
土曜日は仕事で日曜日の朝から登ってくると言う。
ほとんどザックにパッキングも終わるころたかやんが到着。
「和歌山から車で２時間半。間に合わないと思って最後は走りました」
たかやん、来年の９月最終土日は仕事にならないように根回ししといてね。
皆さん、楽しい闇鍋をありがとうございました。
グー（伊勢山上住人）
新型コロナ騒動で４年間闇鍋は開催されなかった。