【 日 付 】2013年6月1日(土)
【 山 域 】鈴鹿・鎌ヶ岳近辺
【メンバー】たろーさん、えっちゃん、michiさん、シュークリーム
【 天 候 】うす曇り
【 ルート 】駐車地 8:30 --- 8:50 中ノ谷出会い --- 11:10 北中ノ谷出会い --- 12:00 大滝下 12:50 ---- 14:10 鎌尾根 --- カズラ谷道 --- 15:40 林道 --- 15:50 駐車地
朝8時きっかりに宮妻渓谷駐車場に到着すると他の3人はもう沢支度の途中だった。たろーさんとえっちゃんには1ヶ月半ぶり。michiさんはいつもブログを拝見しているのであまり初対面という感じはしないのだが、初顔合わせ。涼しげな雰囲気を漂わせる好青年だ。今日は中ノ谷を遡行し、ジャリガ谷を下降する予定だ。最近のたろーさん沢行はこのような沢の周回が多くなっているようだ。
林道をしばらく歩き入渓する。中ノ谷は初めてなので楽しみとちょっとの不安。最初の堰堤を右から越えていくと10m大滝のお出迎えだ。水量が多くてちょっとビビる。今日はたろーさんが切り込み隊長なのだそうで、たろーさんがロープを引いてトップで登る。ハーケンを打ち、2か所で支点をとっている。単独沢行が多い私にとってはこのような登攀的な滝登りは初めてなので興味しんしんで眺める。2番手がmichiさん、私が3番手だ。最初からシャワーでの滝登りになる。いざ登ってみると手掛かりもしっかりしていてそれほど難しい登りではないが、水量が多いので流れを横切るときに流されると一挙に滝つぼまで落ち、ただでは済まないだろう。 しばらくゴーロ歩きが続いた後連瀑帯に出る。今日はすべて水線を直登していく予定なのだそうで、すべてシャワーで登っていく。ゴルジュ入り口の5m斜滝もたろーさんがトップでロープを引いていく。とりつきがちょっといやらしいが、とりついてしまえば足がかりはある。ステミング気味に両手両足を左右の壁につっぱってとりついている。途中で支点をとろうとしているがうまくとれないらしく、結局フリーで登ってしまう。 続いての7mの滝は流芯を横切っているバンドを伝うので水を頭から浴びながらのシャワーだ。雨具をかぶって突破するがそれでも全身びしょぬれだ。もっともその前にとっくにびしょぬれになっているので構わないんだけど。今日は気温が低いようで、後続を待つ間に身体が冷えて震えてくる。もう少し厚着をしてくればよかった。足の筋肉が冷えたようで、両足のふくらはぎがつり気味だ。だましだまし歩いていくがどうなるかちょっと不安、たろーさんも足がつり気味だそうだ。しかし、次の6m滝をシャワーで登っている間すっかり足の事は忘れて、いつの間にか筋肉が元に戻って快調になる。 いくつかの滝を快調にこなしながら登っていくと、右から水が垂直に落ちている。これが北中ノ谷の入り口だそうだ。この滝はもちろん登れないので、最初左俣を登ったあと斜面をトラバースして北中ノ谷に入るのだそうだ。左俣の滝は一見簡単そうだが、最後のチョックストーンの抜けがいやらしい。狭い岩の間をすり抜け、斜めになった岩の上を身体全体を使った摩擦抵抗で腹ばいになりながら突破する。 北中ノ谷へのトラバースでは全員ロープをつないで突破する。間に立木が入るようにして行けば、誰かが落ちても立木が支点になって滑落は防げるのだそうだ。それほど危険なトラバースではないが、危険なトラバースの突破法として勉強になる。それからも危険そうな滝はロープで確保しながら突破していく。
標高900m付近の源流域で昼食にする。左から30mの大滝が落ちているがmichiさんはここを登る気満々だ。下から見る限り手掛かりはかなりありそうだが、私はまだ経験不足なので判断は保留。じっとしているうちに身体が冷えてきたので乾いた服に着替える。滝を登るとまたびしょぬれになるのは見え見えだが、このまま濡れた服のままでいるよりはましだろう。
昼食後、michiさんがトップで登り始める。クライミングと同じ要領で支点をとっていく。通常のゲレンデでは支点用のハーケンが打ってあるのだが、沢登りではこのような人工の支点はない。カムを使ったり、ハーケンを打ちながら支点をとっていくのを見るのはとても勉強になる。そのうち私もトップで登れるようになりたいものだ。えっちゃんが2番手で、私がその次。下から見ているよりも壁が立っていて手ごわい。それでも手掛かりはしっかりしているので慎重に登っている限り問題はない。無事に登り切る。あ~、楽しかった。やっぱ、沢登りは滝を登ってなんぼのもんだねえ
30m大滝の登攀で精力を使い果たしたのでジャリガ谷の下降はあきらめ、帰りはカズラ谷道を降りる。沢では元気いっぱいのmichiさんが一般道になった途端にへろへろ歩きになったのが面白かった。この人は沢のスペシャリストなんだねえ。
中ノ谷は登攀系もはいってなかなか楽しませてもらえる谷だった。とくに最後の30m大滝の登攀はしびれるくらい楽しかった。自分は本当は登攀系が大好きなのだと今まで知らなかった自分に目覚めた思いだった。たろーさん、えっちゃん、michiさん、ありがとうございました。また次回もよろしく。
【メンバー】たろーさん、えっちゃん、michiさん、シュークリーム