箕面の山の中でこんな議論をするとは(20.2.2)
Posted: 2020年2月02日(日) 21:33
「ピッピッ、ピッピツ、あっタイマーが鳴っている。」
「あれ、今日は何曜日だろう?」
「あっ、そうだ今日は日曜日で、大峰のトップリ尾に再挑戦するのだった。」
しかし何かがおかしい。3:10設定のタイマーで起きたということは予定通り十分な睡眠がとれたということだから、
いつもなら勇躍飛び起きて着替え、朝食を取り出発するはずだがなぜか体が動かない。おかしい。
そういえば昨日午後、講演会を聞きに行ったのだった。5年ごとの資格を更新するために一定の点数を獲得しなければ
ならない。昨日午前の仕事を終えて、1週前から2週間の予定で家内が娘の応援に行っているので、自分で昼食を
用意し、急いで食べて梅田へ急いだのですが、やはり遅刻しそうなので駅から会場へかなりの急ぎ足でした。
途中で会場を出て階段を登る時、えらくしんどかったので理由を考えると、この急いだことしか思い当たりません。
あんな程度でこんなに疲れるとは思いもよらず、明日は大丈夫かなという不安が出てきていました。
どうやらこの不安がグズグズの原因のようです。いつもなら不安を吹き飛ばして出かけられるはずですが
今日はどうも体が動きません。タイマーに手が伸び設定を5:30に変えて横になったままです。
近場でごまかすならどこを歩こうか考えているうちに、またタイマーで目が覚めました。又寝したようです。
コースも決まらずテレビを見ながらグズグズ朝食を取っているうちに時間はドンドン進みます。遠出の代わりである
以上は少なくとも5~6時間は歩きたいので、とりあえず出て適当に歩こうと7:30頃家を後にします。
五月山山麓道付近まで来た時、自性院というお寺の横を通っている西国巡礼道を見てコースが決まりました。
この道を東へ辿りー箕面駅ー西江寺ー才ヶ原林道ービジターセンター-五月山DW-木部側へ降りー麓をトラ‐バスー
五月山へ登り返す、これなら5時間くらいは歩けそうです。
これだけではやぶこぎの一応のメンバーとしては情けないので、VCから箕面ダムへ出て、かしの木谷の左岸尾根を
登って登山路へ出ることにしました。ここの取りつきはかなり急で、以前挑戦しようとしたときひるんで
諦めた所なのでちょうどいい機会です。立ち木があったので何とか取り付きをしのいで、急な尾根を登って
予定通り登山路に復帰、堂屋敷分岐の手前近くの木の階段を登っていると上からトレラン風の若い、30代半ばの男性が
降りてきました。
どういうきっかけかは思い出せませんがその男性と、日本の今後、人類の未来、地球の未来、人生、宗教、
etcについて議論が始まり、なかなか終わらず体が冷えてきたので私の行く方向へ歩きながら話を続けました。
彼は箕面に住んでいて雨以外ほぼ毎日箕面の山を歩いているそうで、仕事は個人として、ネットでかなりの額の株を
動かしているらしく、あと2年くらいで一生困らないお金を貯めて、何か新しいことを始めたいとのことでした。
例えば砂漠を緑化してそこに住んでみたいなどと途方もないことを言います。
子供の時からネットに嵌っていたと言われましたが、これといって勉強しなくても成績は良かったようです。
元国家公務員だったそうで、その仕事を止めたことを親には話していないとのこと。現在のネットの取引はせいぜい
2~30分で十分かせげるので、その後リフレッシュのため雨以外はほぼ毎日山を歩いているのだそうです。
当然私の生き方とは相容れないので、親に代わってと言っていろいろ忠告をしましたが、安易な考えではなく、
かなり冷静に現実を見つめてやっているようでした。物事を正しく判断するため自分で瞑想していて、自分で瞑想の
レベルがある程度分かるようになってきているとのこと。ずっと会話を続けながらDWを歩いて箕面CCを通り、六個山、
その西尾根、そして石澄川へ下り、畑5丁目で彼と別れました。
予定の木部側へ降りて登り返すことはできませんでしたが、まさか山歩きの最中にこんな議論を見ず知らずの若い人と
長時間するなんて思いもしませんでした。私は普段こんな議論をする相手がいなかったので言いたいことを結構ズバズバ言えたし、
彼もまたこんな議論を見ず知らずの私として有意義だったと言ってくれました。そしてまさに「一期一会」ですねとお互い一致し、
また会うことがあればよろしくと言って別れました。大峰へ行けなかったけれど不思議な一日となりました。
「あれ、今日は何曜日だろう?」
「あっ、そうだ今日は日曜日で、大峰のトップリ尾に再挑戦するのだった。」
しかし何かがおかしい。3:10設定のタイマーで起きたということは予定通り十分な睡眠がとれたということだから、
いつもなら勇躍飛び起きて着替え、朝食を取り出発するはずだがなぜか体が動かない。おかしい。
そういえば昨日午後、講演会を聞きに行ったのだった。5年ごとの資格を更新するために一定の点数を獲得しなければ
ならない。昨日午前の仕事を終えて、1週前から2週間の予定で家内が娘の応援に行っているので、自分で昼食を
用意し、急いで食べて梅田へ急いだのですが、やはり遅刻しそうなので駅から会場へかなりの急ぎ足でした。
途中で会場を出て階段を登る時、えらくしんどかったので理由を考えると、この急いだことしか思い当たりません。
あんな程度でこんなに疲れるとは思いもよらず、明日は大丈夫かなという不安が出てきていました。
どうやらこの不安がグズグズの原因のようです。いつもなら不安を吹き飛ばして出かけられるはずですが
今日はどうも体が動きません。タイマーに手が伸び設定を5:30に変えて横になったままです。
近場でごまかすならどこを歩こうか考えているうちに、またタイマーで目が覚めました。又寝したようです。
コースも決まらずテレビを見ながらグズグズ朝食を取っているうちに時間はドンドン進みます。遠出の代わりである
以上は少なくとも5~6時間は歩きたいので、とりあえず出て適当に歩こうと7:30頃家を後にします。
五月山山麓道付近まで来た時、自性院というお寺の横を通っている西国巡礼道を見てコースが決まりました。
この道を東へ辿りー箕面駅ー西江寺ー才ヶ原林道ービジターセンター-五月山DW-木部側へ降りー麓をトラ‐バスー
五月山へ登り返す、これなら5時間くらいは歩けそうです。
これだけではやぶこぎの一応のメンバーとしては情けないので、VCから箕面ダムへ出て、かしの木谷の左岸尾根を
登って登山路へ出ることにしました。ここの取りつきはかなり急で、以前挑戦しようとしたときひるんで
諦めた所なのでちょうどいい機会です。立ち木があったので何とか取り付きをしのいで、急な尾根を登って
予定通り登山路に復帰、堂屋敷分岐の手前近くの木の階段を登っていると上からトレラン風の若い、30代半ばの男性が
降りてきました。
どういうきっかけかは思い出せませんがその男性と、日本の今後、人類の未来、地球の未来、人生、宗教、
etcについて議論が始まり、なかなか終わらず体が冷えてきたので私の行く方向へ歩きながら話を続けました。
彼は箕面に住んでいて雨以外ほぼ毎日箕面の山を歩いているそうで、仕事は個人として、ネットでかなりの額の株を
動かしているらしく、あと2年くらいで一生困らないお金を貯めて、何か新しいことを始めたいとのことでした。
例えば砂漠を緑化してそこに住んでみたいなどと途方もないことを言います。
子供の時からネットに嵌っていたと言われましたが、これといって勉強しなくても成績は良かったようです。
元国家公務員だったそうで、その仕事を止めたことを親には話していないとのこと。現在のネットの取引はせいぜい
2~30分で十分かせげるので、その後リフレッシュのため雨以外はほぼ毎日山を歩いているのだそうです。
当然私の生き方とは相容れないので、親に代わってと言っていろいろ忠告をしましたが、安易な考えではなく、
かなり冷静に現実を見つめてやっているようでした。物事を正しく判断するため自分で瞑想していて、自分で瞑想の
レベルがある程度分かるようになってきているとのこと。ずっと会話を続けながらDWを歩いて箕面CCを通り、六個山、
その西尾根、そして石澄川へ下り、畑5丁目で彼と別れました。
予定の木部側へ降りて登り返すことはできませんでしたが、まさか山歩きの最中にこんな議論を見ず知らずの若い人と
長時間するなんて思いもしませんでした。私は普段こんな議論をする相手がいなかったので言いたいことを結構ズバズバ言えたし、
彼もまたこんな議論を見ず知らずの私として有意義だったと言ってくれました。そしてまさに「一期一会」ですねとお互い一致し、
また会うことがあればよろしくと言って別れました。大峰へ行けなかったけれど不思議な一日となりました。