REAL DE CATORCE(14番目の金山?)
Posted: 2011年6月01日(水) 11:01
メキシコについて約20日となる。5月28日(土)より4拠点目となるサンルイスポトシ州の
マテワラ(MATEHUALA)に着いた。土曜日は移動で終わったが、日曜日は駐在の人が
REAL DE CATORCEに連れて行ってくれるという。昔の金鉱山跡地で何もない山奥に
忽然と一つの町が現れてなにやら癒される場所だという。映画の舞台にもなったことが
あるとかで何やら楽しみだ。
ホテルを10時に出発する。相変わらず何も無い土獏のような道を行くが、それでも
このあたりは多少緑があるようでサボテン以外の樹木も時々見られる。
あまり快適とはいいがたい細い道が続くがそこから左折すると道は石で舗装されたものに
変わる。石畳ならいいのだが普通の石を適当に埋め込んだだけのような道で車の
振動は相当なもの。ガタガタ言わせながら山奥へ向かう。
道がだんだん登りにかかる。どのくらいの標高かなと思っていたら駐在員はカバンから
なんとガーミンのGPSを取り出した。メキシコの地図つきで日本語表示。アメリカで購入
したという。そんなのが買えるんだ。今回アメリカへ寄ったらひょっとしたら山用のも買える
かなとちょっと期待する。
2000mぐらいまで登ったところの見晴らしの良い場所で休憩。眼下には周りを山に囲まれた
町が広がっている。粗末な家が多いが畑も点在し人の生活が見て取れる。川には水が流れて
いないが水はどうしているんだろう。井戸があるんかなと色々想像する。今年に入ってまだ
雨が降っていないのだ。 ふと見ると足下の急な斜面に動くものがいる。注目しているとマウンテンバイクを担いだ若者が
やってきた。わざわざこんな斜面を登ってこなくても道があるのにと思うのだが、ニコニコしながら
そこから自転車に乗ってさらに今度は車道を走っていった。生活のためというより余暇を楽しんで
いる感じ。こちらでも色んな人がいるんだ。
この奥がいよいよREAL DE CATORCEだ。大きなゲートをくぐり手堀のトンネルの中へ入っていく。
車が一台しか通れない幅だがなんと2km近くもあるという。ガタガタの路面でもありかなり長く
感じたがそこを抜けるといきなり広い場所に出た。REAL DE CATORCEに到着である。 広い駐車場に車を止めるとすぐに客引きが馬に乗らないかと声をかけてくる。それを無視して進む先は
町のシンボルである教会だ。ほんとに小さな町なのにその教会はやけに目立つ大きさだ。そして
そこに至る道の両側は土産物屋でいっぱい。色々目移りするが帰りに寄っていこう。。
町はレンガ作りというより石作り。そしてところどころ壊れている。いかにも西部劇でロケに使えそうな
雰囲気の場所。ゆっくり歩いていくと第一目的の教会に着いた。立派な教会。早速なかにはいると日曜のこと
ゆえミサの最中だった。多くの人が神父さんの周りに集まっている。しばらくするとそれも終わったので祭壇の
近くへ寄ってみたり装飾物を眺めたりする。それにしてもこの教会の床は一面雨戸のようなもので敷き詰め
られている。聞けばこの下に死者が葬られているとか。ゲゲゲッ!である、 教会を出たら次は造幣局跡地見学。ここで取れた金ですぐにコインを作っていたらしい。今はその当時の
機械が少し展示してある以外は美術館のようになっている。
そこを出て通りを少し外れるともう誰もいない。崩れた場所が多いがホテルと書かれた看板のあるところだけは
妙にこぎれいである。駐在員は何度も訪れていて慣れたものである。やがて町全体を眺められる場所にでた。
ここが見せたかったんですよというその場所からは小さな町が手に取るように良くわかる。いったいいつの時代
だろう。周囲を山に囲まれたこの地は現代とはおよそかけ離れた時代の建物で覆われている。
ここから反対側を見ると深い渓谷があり大きな煙突がある。まだそちらでは採掘されているとのこと。
ちょうどサボテンがたくさん花をつけていているころで、黄色い花はなんとなく福寿草を連想させた。
町の中心部に戻ると今度はホテルに入る。フロントの後ろにはここで撮られた映画のポスターが貼ってある。
そしてここの屋上まで上がってみると通りをゆったり歩く人々が眺められ、また教会の鐘がカランコロンと
時を打つのが聞こえてくる。2000mの高地で日差しはきついが日陰に入れば涼しく、町全体は中世のままに
取り残されたような感じ。なるほどなあ。普段住んでいる場所のなんとなく殺伐としたところから比べると
ここは癒される場所だ。 最後にホテルのレストランでおいしい肉料理(名古屋の味噌カツ見たいな味だった)を食べ、お土産を買って
帰った。狭いトンネルは交互通行で来るときはすんなりと行けたが。帰りはずいぶんと待たされた。 Kasaya
マテワラ(MATEHUALA)に着いた。土曜日は移動で終わったが、日曜日は駐在の人が
REAL DE CATORCEに連れて行ってくれるという。昔の金鉱山跡地で何もない山奥に
忽然と一つの町が現れてなにやら癒される場所だという。映画の舞台にもなったことが
あるとかで何やら楽しみだ。
ホテルを10時に出発する。相変わらず何も無い土獏のような道を行くが、それでも
このあたりは多少緑があるようでサボテン以外の樹木も時々見られる。
あまり快適とはいいがたい細い道が続くがそこから左折すると道は石で舗装されたものに
変わる。石畳ならいいのだが普通の石を適当に埋め込んだだけのような道で車の
振動は相当なもの。ガタガタ言わせながら山奥へ向かう。
道がだんだん登りにかかる。どのくらいの標高かなと思っていたら駐在員はカバンから
なんとガーミンのGPSを取り出した。メキシコの地図つきで日本語表示。アメリカで購入
したという。そんなのが買えるんだ。今回アメリカへ寄ったらひょっとしたら山用のも買える
かなとちょっと期待する。
2000mぐらいまで登ったところの見晴らしの良い場所で休憩。眼下には周りを山に囲まれた
町が広がっている。粗末な家が多いが畑も点在し人の生活が見て取れる。川には水が流れて
いないが水はどうしているんだろう。井戸があるんかなと色々想像する。今年に入ってまだ
雨が降っていないのだ。 ふと見ると足下の急な斜面に動くものがいる。注目しているとマウンテンバイクを担いだ若者が
やってきた。わざわざこんな斜面を登ってこなくても道があるのにと思うのだが、ニコニコしながら
そこから自転車に乗ってさらに今度は車道を走っていった。生活のためというより余暇を楽しんで
いる感じ。こちらでも色んな人がいるんだ。
この奥がいよいよREAL DE CATORCEだ。大きなゲートをくぐり手堀のトンネルの中へ入っていく。
車が一台しか通れない幅だがなんと2km近くもあるという。ガタガタの路面でもありかなり長く
感じたがそこを抜けるといきなり広い場所に出た。REAL DE CATORCEに到着である。 広い駐車場に車を止めるとすぐに客引きが馬に乗らないかと声をかけてくる。それを無視して進む先は
町のシンボルである教会だ。ほんとに小さな町なのにその教会はやけに目立つ大きさだ。そして
そこに至る道の両側は土産物屋でいっぱい。色々目移りするが帰りに寄っていこう。。
町はレンガ作りというより石作り。そしてところどころ壊れている。いかにも西部劇でロケに使えそうな
雰囲気の場所。ゆっくり歩いていくと第一目的の教会に着いた。立派な教会。早速なかにはいると日曜のこと
ゆえミサの最中だった。多くの人が神父さんの周りに集まっている。しばらくするとそれも終わったので祭壇の
近くへ寄ってみたり装飾物を眺めたりする。それにしてもこの教会の床は一面雨戸のようなもので敷き詰め
られている。聞けばこの下に死者が葬られているとか。ゲゲゲッ!である、 教会を出たら次は造幣局跡地見学。ここで取れた金ですぐにコインを作っていたらしい。今はその当時の
機械が少し展示してある以外は美術館のようになっている。
そこを出て通りを少し外れるともう誰もいない。崩れた場所が多いがホテルと書かれた看板のあるところだけは
妙にこぎれいである。駐在員は何度も訪れていて慣れたものである。やがて町全体を眺められる場所にでた。
ここが見せたかったんですよというその場所からは小さな町が手に取るように良くわかる。いったいいつの時代
だろう。周囲を山に囲まれたこの地は現代とはおよそかけ離れた時代の建物で覆われている。
ここから反対側を見ると深い渓谷があり大きな煙突がある。まだそちらでは採掘されているとのこと。
ちょうどサボテンがたくさん花をつけていているころで、黄色い花はなんとなく福寿草を連想させた。
町の中心部に戻ると今度はホテルに入る。フロントの後ろにはここで撮られた映画のポスターが貼ってある。
そしてここの屋上まで上がってみると通りをゆったり歩く人々が眺められ、また教会の鐘がカランコロンと
時を打つのが聞こえてくる。2000mの高地で日差しはきついが日陰に入れば涼しく、町全体は中世のままに
取り残されたような感じ。なるほどなあ。普段住んでいる場所のなんとなく殺伐としたところから比べると
ここは癒される場所だ。 最後にホテルのレストランでおいしい肉料理(名古屋の味噌カツ見たいな味だった)を食べ、お土産を買って
帰った。狭いトンネルは交互通行で来るときはすんなりと行けたが。帰りはずいぶんと待たされた。 Kasaya