2,3年前に偶然見つけたものがある、人家の近くだが人が入りたく無い様な道路脇の藪を登っていく、空き缶やゴミが散乱する様な所そんなところで出会ったのはキンラン、群生というほどではないが数十本が花を付けていた。
今年も咲いたかなと今日見に行ってみた、少し早い目だったけど瑞々しい花が木漏れ日を浴びて金色に輝いていた。
以前は何処でも沢山有ったらしい、近くの朝熊山でも見た記憶が有るが最近は全く見ない。やはり取ってしまったのが原因なのだろう。
調べてみるとキンランは特定の木に付く菌と共生しないと育たないらしく、木、菌、キンランと三拍子揃った環境が必要なようだ、だから取って来て植えてもダメみたい。
そんなキンランが生育しているのはここにはそんな環境が残っているし、人知れずの場所で取られず残ってきたのだろう。稀に山で見るキンランは2,3花しか付けてないのが多いがここでは見たので多いのは12花を付けていたのでかなりの古株といえるのだろう。
この山では狭い区画だけでなく他にも見られるところが有る所を見ると広範囲に生育してるようで興味深い、調べればまさしく 「金の山」=「菌の山」 なのかもしれない。
キンラン咲く金の山
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山行記などの味付け以外で単独のどうでもいい話、雑談などに使ってちょんまげ~
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