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木屋谷林道の現状

Posted: 2013年9月13日(金) 19:29
by 雨子庵
【山域】台高桧塚界隈
櫛田川水系木屋谷川

すっかりROMに成り下がり気味の雨子庵です。

この前の大雨あとの奥山巡検ということで3工場(誉橋?)から仙道拾い鉄砲谷辺りまで、そこから水平道(仙道)を『道子碑』まで、そこから林道を歩き帰ってきました。皆さんが書かれているように、木屋谷林道奥のロボット雨量計があるところの崩壊は見た瞬間、『うわっ』と声が出ました。何しろ上から降りてくると道がスパッとありません。写真では分かりにくいですが、約4mほど道がストンと落ちてます。右側が元の道で、左が落ち込んだ路面です。右の路面に私のザックがありますのでなんとなく高さが伝わるかと・・・。
ずれた路面
ずれた路面
動いた土砂の量は量り知れません。中でも気持ち悪かったのは、ずれ落ちた斜面に生えている杉の木が、傾くことなく垂直にきちんと立っていることでした・・・。

別荘に帰ってオジヤンに報告すると、『あのちょっと上の稜線に『ミソクボ』というところがある。そこの水は逃げ場が無く地面に吸い込まれていって、その深層崩壊の一因になっているのかも知れんな・・・』とのこと。
『ミソクボ』は、稜線にある巨大な窪地がある場所のことです。そこは杉の植林がされていますが大き目のウバーレ(石灰岩地帯のドリーネを大きくした窪地のようなもの)状の地形で、実際、『何でカルスト地形でもないのにこんな窪地があるんだろう?ここに降った雨はどこに行くんだろう?』と感じるようなところです。因果関係は全く持って不明ですが、確かになんとなく関係するような気も・・・。

ちなみに、静岡には『水窪(ミサクボ)』という地名がありますが何か関係有るんかな・・・。漢字は正に『水の窪』だけど・・・。

そして、間違ってこの林道を降りてきた人へ。
現時点では、崩落地点を進みそのまま林道をたどると、その下でさらに危険な状況なので林道をたどらない方が賢明です。
一番簡単なのは、崩壊地点から少し戻ったところの杉植林内の尾根を忠実に下りると、約100メートルで下の3工場の橋(誉橋?)に出ます。降り口の杉にルートテープ付けておきました。ご参考に。
それぞれに赤ビニテをつけてます
それぞれに赤ビニテをつけてます

Re: 木屋谷林道の現状

Posted: 2013年9月17日(火) 23:48
by zipp

 雨子庵さん、こんばんは。

この前の大雨あとの奥山巡検ということで3工場(誉橋?)
 ん?万才橋ですよね(^^;。

皆さんが書かれているように、木屋谷林道奥のロボット雨量計があるところの崩壊は見た瞬間、『うわっ』と声が出ました。何しろ上から降りてくると道がスパッとありません。写真では分かりにくいですが、約4mほど道がストンと落ちてます。
 はい、わたしも初めてこれを見たとき(5月初め)うわっ!と声が出てしまいました(^^; 
亀裂はあったのは知っているけど、大雨が降った記憶がないので、雪解け水が原因なんかな?と思いました。
画像を見る限り、5月時点の崩壊とさほど変わってないように感じます。

動いた土砂の量は量り知れません。中でも気持ち悪かったのは、ずれ落ちた斜面に生えている杉の木が、傾くことなく垂直にきちんと立っていることでした・・・。
 見事な地滑り!この地滑りで木屋谷に落ちた土砂は知れてるかもしれないけど、雨量計のある林道分岐を含めて、近い将来万才橋~マナコ谷辺りの木屋谷は土砂で埋まりそうですね。

別荘に帰ってオジヤンに報告すると、『あのちょっと上の稜線に『ミソクボ』というところがある。そこの水は逃げ場が無く地面に吸い込まれていって、その深層崩壊の一因になっているのかも知れんな・・・』とのこと。
『ミソクボ』は、稜線にある巨大な窪地がある場所のことです。そこは杉の植林がされていますが大き目のウバーレ(石灰岩地帯のドリーネを大きくした窪地のようなもの)状の地形で、実際、『何でカルスト地形でもないのにこんな窪地があるんだろう?ここに降った雨はどこに行くんだろう?』と感じるようなところです。因果関係は全く持って不明ですが、確かになんとなく関係するような気も・・・。

 「ミソクボ」は、水窪なんでしょうね。林道を歩いていても湧出箇所は3カ所ほどありますもん。よく水を汲ませてもらってます。
ちなみに、この「ミソクボ」の通る稜線に例の「登山道」テープがありましたが、こんなところを歩く「登山者」がいるのか?と不思議に思いました(^^;。
意味不明の「登山道」テープのマーキングでした(^^;;。

一番簡単なのは、崩壊地点から少し戻ったところの杉植林内の尾根を忠実に下りると、約100メートルで下の3工場の橋
 林道を車で走れない場合は、林道をショートカットするために、使うルートであります(^^)。

 今回の台風、18号。台高にもたくさんの雨を降らせ、ちょっと心配です。
ヌタハラ林道は、叶林業さんが見てくれているので安心だけど、千秋林道や木梶林道は山林作業が無ければ放っておかれるからなぁ。それに林道修復といっても、間に合わせの修復しかしないし…、千秋社さんが管理していた頃とは雲泥の差だ。菅谷・カツラ谷の崩壊もそのままだもんなぁ。

Re: 木屋谷林道の現状

Posted: 2013年9月22日(日) 21:16
by 雨子庵
zippさんこんばんわ、雨子庵です。

この前の大雨あとの奥山巡検ということで3工場(誉橋?)
 ん?万才橋ですよね(^^;。


スイマセンお恥ずかしいバンザイ橋でした :oops:
 
今回の台風、18号。台高にもたくさんの雨を降らせ、ちょっと心配です。
ヌタハラ林道は、叶林業さんが見てくれているので安心だけど、千秋林道や木梶林道は山林作業が無ければ放っておかれるからなぁ。それに林道修復といっても、間に合わせの修復しかしないし…、千秋社さんが管理していた頃とは雲泥の差だ。菅谷・カツラ谷の崩壊もそのままだもんなぁ。


私も今回の台風が気掛かりで、19日に偵察に行ってきました。
ちなみに今回ロボット雨量計では600mm降っています。

画像を見る限り、5月時点の崩壊とさほど変わってないように感じます。

結論から言うと、今回もほとんど変化無しでした。

 見事な地滑り!この地滑りで木屋谷に落ちた土砂は知れてるかもしれないけど、雨量計のある林道分岐を含めて、近い将来万才橋~マナコ谷辺りの木屋谷は土砂で埋まりそうですね。

先日の私の話の後、オジヤンが見に行ったそうです(台風前)。オジヤンによると、落ちる土砂はほとんど落ちているので、まあそんなに大崩はしないだろうとの事でした。

私は、崩れを見た後、せっかくなんでその足で国吉峠方面まで巡検しました。

 「ミソクボ」は、水窪なんでしょうね。林道を歩いていても湧出箇所は3カ所ほどありますもん。よく水を汲ませてもらってます。
ちなみに、この「ミソクボ」の通る稜線に例の「登山道」テープがありましたが、こんなところを歩く「登山者」がいるのか?と不思議に思いました(^^;。
意味不明の「登山道」テープのマーキングでした(^^;;。


このミソクボは改めてみるとホントに大きな窪地です。大きいものは直径70~80m、深さは7,8mあります。良く考えると、この近くには石灰岩の露頭もあり、ひょっとしたらホントにドリーネかも知れませんね。オジヤンの話ですが、カクレ谷、イズミ谷の源頭の山を通称『石灰山』と呼んでるそうです。ミソクボ問題は今後の課題かな・・・。そして例のナゾのテープは私ではないですよ。けど、あれは一人で出来ることなのかな・・・?

そして、国吉峠付近のスゲ谷(ハカノ谷)側で巨大なブナを見つけたのですが、これがこの界隈で一番大きなブナなんでしょうか?
ブラブラ歩いて偶然たどり着いたので次に行けるかどうかは『?』ですが。

Re: 木屋谷林道の現状

Posted: 2013年9月24日(火) 22:23
by zipp

 雨子庵さん、こんばんは。

結論から言うと、今回もほとんど変化無しでした。
 だったみたいですね~。けど結構な雨が降った(谷の水量がなかなか減らないことでもわかる通り)のに、無事だったのは崩落地にうまい具合に水の抜け道ができたのかな?


このミソクボは改めてみるとホントに大きな窪地です。大きいものは直径70~80m、深さは7,8mあります。良く考えると、この近くには石灰岩の露頭もあり、ひょっとしたらホントにドリーネかも知れませんね。オジヤンの話ですが、カクレ谷、イズミ谷の源頭の山を通称『石灰山』と呼んでるそうです。
 へぇ、石灰山ですか。ちょうど千秋社の作業道が通る辺りに石灰岩の露頭が見られますね。
イズミ谷の左俣なんぞ、作業道の下でゴボゴボ湧き出しています。
万才橋から入る登山道の一つ目の谷なんかも、湧水の谷ですし、口ワサビ・奥ワサビ谷も湧水が谷に合流していますね。
 まぁ、石灰岩の規模が小さいようなのでドリーネは、無いでしょうけど(^^;。

[attachment=1]DSCN4753_640.jpg[/attachment]

そして、国吉峠付近のスゲ谷(ハカノ谷)側で巨大なブナを見つけたのですが、これがこの界隈で一番大きなブナなんでしょうか?
ブラブラ歩いて偶然たどり着いたので次に行けるかどうかは『?』ですが。

 はい!大当たりです(^^)。
わたしはいまだにこの界隈で、このブナより幹周の大きなブナに遇ったことがないです。

[attachment=0]DSCN6132_640.jpg[/attachment]