何年前だったか(3~4年前。認知症にかかわらず、記録、写真一切残していないので・・・)、残雪期のトガス。雑談コーナー「アントキノ藪屋」山日和さんへの返信で少し触れました。
土曜日、当日は風もなく絶好の日光浴日和(当時、単独をいいことに天気のいい1000m級の冬山の頂上で上半身裸になり、プライベートビーチ状態になることがお気に入りでした
夜明けとともに、川上の発電関係の導水管付近から急斜面を登ります。途中山の中腹にプレハブの工事事務所があり、このこともこの先の行動に少なからず影響を与えました。
天候、雪質、体調すべて完璧に近い状態で予定よりかなり早くトガストップに到着。(絶好調の時にこそ慎重さを求められるのが山行。もうすでに冷静さを欠いていたのかもしれません)。
時間も早いので少し先まで散策。
しばらくすると西の方に双耳峰のような山を発見。そう、夏山で壮絶な体験をさせていただいた烏帽子、高丸です。
冬は空気も澄んでいて思いの他近くに見え、時間も早いので一丁アタックしてみるか。
かんじきの調子もばっちり、どんどん進みます。快調に飛ばしますがなかなか近づきません。やはりそれなりの距離があるのですね。
ジャンクションピークから両山への振り子運動をして帰路に着く頃には13時を大きく回ってました。
それまでは、往路の時間+アルファで帰路時刻を設定し、日没前下山の鉄則は守ってきましたが、天候、雪明かり、ヘッドライト・ツェルト携帯、プレハブ小屋、土曜日・・・いろいろな要素、甘さがこの日の自分を危機に向かわせていました。
トガストップを越えたあたりで暗くなり始め、登山口までの中間くらい、山で迎える初めての日没です
あっ、見えた!プレハブです。しかもその辺りが明るい?なんで?
なんと工事関係者が帰り支度をして、今まさにトロッコ列車に乗りこまんとしていたタイミングでした。
そこそこ距離があったので、大声、熊ベル、ヘッドライトとにかくこちらに気づいてもらうのに必死。一方ではワカンをはいて進んでいるとは思えないスピード、全速力です。
人間土壇場になるとやるもんですね。ついにこちらに気づいてもらい最終便に乗せていただくことができました。
その時の工事関係者の方、本当にありがとうございました。
そして、教訓。日ごろの行いは大事。ちょっと違うか