【 日 付 】2024年4月2日
【 山 域 】 尾鷲 須賀利
【メンバー】k子、u氏 3名
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】9:00 県道202号バス停横の駐車地ー10:00 小池ー11:00大池ー江戸鼻ー須賀利神社ー15:30駐車地
前から気になっていた尾鷲の須賀利、
ここは道路が整備される前は尾鷲市から船でしか行くことができなかったとか。
地図を見てもその変わった地形に興味が沸く。
尾鷲R42からは一旦紀北町を通ってまた尾鷲の須賀利に着く。須賀利は尾鷲の飛び地だ。
県道を走るとバス停があり、その横の広い空き地に車を停めていただく。
登山口は駐車地の対面から植林地に入る。 日和山へ向かう分岐までは結構急な傾斜が続く。
今日の目的は先端の江戸鼻なので展望のない日和山はパスする。
分岐からは下りとなり小池に到着、静かな雰囲気の中でひっそりとした水面が綺麗だ。
- 水面への映り込み1.jpg (32.25 KiB) 閲覧された回数 7809 回
一旦海に出るが直ぐに登山道に戻り大池に到着。
風のない静かな時にここの水面に映り込む姿は水彩画のようで神秘的。
大池はけっこう大きい、池の周りは周回出来る道が付いているが、余り人も入らないので歩きづらいところもある。
まずは大池を南から反時計回りに歩く、
立ち枯れの木々が独特の雰囲気を醸し出して神秘的。
水面を悠々集団で泳いでいるカワウが我々に気づいて水面ぎりぎりに飛んでいく。
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海に近づくと断層が現れてくる。
よく見ると大池と海との境はすべて断層で区切られている感じだ。
曲がりくねった断層を自分の手で触ると、地球のパワーを感じる。
太古の昔に海底で降り積もったのが、現在は地殻変動で水面上に現れている。
地球のスケールで見るとほんのわずかな瞬間に過ぎないのだろう。
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断層の上で昼食をとり、ザックをデポして先端の江戸鼻に行く。
前にも言った志戸の鼻や定ノ鼻と同じく、先端は断崖絶壁戸なっていてこれ以上は危険で進めない。
ひっそりと持参した看板を付けておく。
- 先端の江戸鼻1.jpg (29.8 KiB) 閲覧された回数 7809 回
帰りは大池の北側を回って池の淵を歩く。
事前に知識として知ってはいたが、突然現れた人工物の神社に驚く。
鳥居には「社護神社」と刻まれている、きちんと参道跡も残っている。
ここに建てられた神社の歴史などに思いを馳せながら帰途に着いた。
- 大池1.jpg (28.36 KiB) 閲覧された回数 7809 回
seiichi