【 日 付 】2024年3月30日(土
【 山 域 】 両白山地
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】ひるがの登山口>・1273m>大日ヶ岳>登山口
寒の戻りが激しい3月も月末から気温はどんどん上昇傾向。3月30日の土曜日は天気も良く手軽に雪山を楽しむには最後のチャンスになりそうだ。これはもう行かない手はない。
今回はアクセスが良くて手軽な大日ヶ岳に登りました。
朝4時半に鈴鹿の自宅を出発。
8時前にはひるがの高原の水道山登山口に着きました。ザックにスキーを付けて出発しました。
送電鉄塔の下を通り抜けると
雪が出てきましたが、ここだけ吹き溜まりになっているようで、すぐに雪は消えました。
1100m位から尾根の傾斜が強くなりぐんぐん登ります。
ブナが増えてきました。雪が無くても雰囲気の良いところです。
1273mが近づくと雪面が広がってきました。
1300mからは広く平らな尾根が続きます。
ブナも太く立派なものが増えてきました。
1580m附近で尾根が左に折れると山頂も近い。
前方に展望台ピークが見えてきました。
展望台ではグループがのんびり展望を楽しんでいました。白山方面は見えましたが、春霞で御嶽やアルプス方面は見渡せませんでした。それでも目の前は大日ヶ岳だしもう登頂したような気分になれる。
山頂に向けツボ足で最後の登りを続けていると山スキーで斜面を登っていく若物がいた。山頂の方からは別の5人組が思いおもいにバックカントリースキーで斜面を滑降して行った。スキー場のリフトを使えば苦労して登ってくる必要はないのだ。
11時半に山頂に着いた。単独の若者もスキー場から登ってきたそうで山頂につくと、また天狗山のほうに滑って行った。
私もスキーブーツに履き替えてスキーを付けたら往路に向けて滑り込んだ。気持ちよくガーッと一気滑りと行きたいが、登りで体力を使ってしまったので足や膝がヨレヨレ、ガクガクで小さく刻んでいくしかない。展望台には少し登り返しとなるが、シールは貼らず板を開いてバタバタと登った。
展望台附近でメンチパンやサーモスに入れたコーヒーでランチを済ませたら大日ヶ岳にさよならだ。
後は広く緩やかな尾根をクロカンモードで緩々と下っていった。途中白山御前峰が霞も取れてくっきりと見えた。
気持ちの良い雪原を抜け
果てなく続くブナ林を抜け
1273mを過ぎてまもなく雪が切れた。今日のツアースキーはここまで。板を外して登山口に戻った。
駐車地に戻ると、まだ14時50分だった。今日は雪が融ける直前タイミングに雪遊びができて満足感は二重丸。さあ、これからは花見シーズンかな。しばらく骨休めができそうだ。