みなさまご無沙汰しております。
最近たいした山に登っていないので、生存証明がてら過去ログを投稿します。
めちゃくちゃ感動しましたし~。
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【 日 付 】2022/11/9
【 山 域 】奥美濃
【メンバー】単独
【 天 候 】はれ~
【 ルート 】広野ダム0645~0754夜叉が池登山口0807~1420三周ヶ岳33~1600夜叉が池05~1811駐車地
山日和さんやokuちゃんのレポを読んで、とても行きたかった憧れの金ヶ丸谷。
薮が不安でしたが、ふたりのレポでは薄いとのこと。
広野ダムに車を止めてすたーてぃん。岩谷川林道が通行止めなのは把握ずみでしたが、
夏の豪雨被害でズタボロかと思いきや、土砂はきれいに避けられて車は普通に通れる感じ。
紅葉シーズンの稼ぎ時なのに、南越前町は日野川沿いの復旧作業で手一杯だったのか?
夜叉が池登山口の大カツラの裏から取り付き、越美国境を目指します。
尾根はすぐに緩やかになり、それほど太くはないもののブナがずっと続く。
ブナラ―のわたしはホクホク顔に
思ったよりヤブは薄く、濃くなっても尾根の左右に避ければなんとかなりました。
これも日夜にわたり登山道整備をしてくれる四駆のボランティアのおかげです(ありがとう、シカさん)。
ただ「okuちゃんのヤブが薄い=濃くてムリ」「山日和さんのヤブが薄い=なんとかガンバればいける」
これまでの数々のレポを機械学習した私の脳内AIが、ChatGPTがそう答えます
(まだまだ油断できない...)
越美国境に出るとブナやミズナラの太さがアップ。さすがっす。
ここで数年前にお尻セードからのホールインワンしたのを、山日和さん見られたなぁ
さて稜線を歩きながら谷に降りるルートを探ります。
山日和コースより少し先のほうがヤブが薄そうだったので降下していくと小谷になり、
小さい滝を何個か越していくと...
本流に降り立ち顔を上げた瞬間、息をのみ言葉が出ませんでした。まさに桃源郷。
どでかいブナやトチが緩やかな斜面にいくつも立ち並んでいます。
ちょこっと下流を散策するだけでも、素晴らしい景色が次々と現れます。
前月に東北の神室山や高倉森山などで大きなブナを見まくって、目が慣れていた自分も驚きの風景でした。
あまり時間がないのが残念。次はテント泊しようと思いつつ、本流を遡行。
念のため沢靴は持ってきましたが、川幅が広いので無問題でした。
途中でなめっこをおすそ分けしてもらいながら、源頭へ。
三周の直下はさらに大きいブナやミズナラが点在してました。
登山道に飛び出るはずが、背丈ほどの笹薮でよくわからず。
適当に山頂を目指して歩いてると、踏み跡に合流。
けっきょく三周~夜叉が池の間が一番ヤブが濃くうっとしかったですね。
そして無雪期としては初の三周ヶ岳をふみふみ。
初めての三周ヶ岳が積雪期で、無雪期初は夜叉が池からではなく、金ヶ丸谷からってちょっと変態かも笑
(奥美濃の山、初チャレンジも残雪期の高丸でしたし)
夜叉が池から下は紅葉がちょうどピークでめちゃくちゃきれいでした。
広野ダムに着くころにはどっぷり暮れて寒いさむい~からの
どうする?(温泉へ)GOする!
というわけで、豪雨の影響も心配でしたが山抜けや集中的な倒木などはなく、ほとんど豪雨の影響はみられませんでした。
ブナの保水力しゅごい。
またクマも心配でしたが、晩秋だったためか気配すらありませんでした。
前月に三ツ石山で、5mくらいの距離で親子グマと遭遇したので実はけっこうビビッてました笑
クマは遠くから見るに限りますね。
わしたか