【台高】風折滝の滝口に立つ

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展開ビュー トピックのレビュー: 【台高】風折滝の滝口に立つ

Re: 【台高】風折滝の滝口に立つ

by わりばし » 2020年10月28日(水) 21:58

こんばんは、グーさん。
テン泊はどうでしたか?寒かったでしょう。


右岸の支谷から流れるヒトマゲ滝もしっかりと流れている。

?? 知らない。

写真貼っておきます。

ヒトマゲ滝
ヒトマゲ滝

 当初、風折滝と10m滝の間のバンドを使い草付きのルンゼに取りつこうと考えていたが、

水量が少なくても危ないのではないの?行き詰って支点もとれずにニッチモサッチモ・・・


いざとなれば、30mロープがありますから。

風折滝
風折滝

土の斜面で手掛かりの無い所もあり、ここはハンマーを打ち込んで上っていく。
岩場は左に追いやられるように進み、最後に緊張感のある岩場をクリアすると尾根に出てホッと一息。


危険なことしますね。

いや~岩場ルートはここを通るしかありません。


 傾斜がゆるやかになった尾根を上っていくと右手から枝尾根がきている。

その手前で枝尾根へのトラバース道があったのですが、最近は「ここだ」と特定できません。


調べてみると、グーさんのトラバース道の記述と左に追いやられる岩場の記述の2パターンありますね。
昔はトラバース道にテープがあったようですが、今もあるのかな?

風折滝口へのルンゼ
風折滝口へのルンゼ

風折滝 滝口

水量が多いですね。
上に写っている斜めの木に寄りかかって撮ったグーの写真も貼らしてください。


斜めの木に寄りかかるなんて発想は無かったですね。 :mrgreen:

谷は広がり明るくなる。穏やかな谷を進むと美しい10m滝で、ここで昼食をとる。
豊かな森を象徴する好きな滝だ。


こりゃ行かなイカンナ。グーはまだ見ていないと思う。

いい滝ですよ。
穏やかな雰囲気で。


二段6m滝
二段6m滝

823mの左俣には飯場があったようだが、飯場跡は今でも残っているのだろうか。

今年4月の画像です。

あらまあ、レールが平地付近に少ないと思ったら、飯場の屋根組に使われていましたか。

P1024まで尾根を下り、そこから宮ノ谷に向かって植林を下る。

この延々と一本調子の植林の中の激下りがグーは好きではありません。
天井桟敷ルートを滝見尾根を歩く人のメジャーコースにまで引き上げたいのですが・・・


たしかに、植林の激下りは飽きちゃいますね。
天井桟敷ルートの整備をお願いします。


                

Re: 【台高】風折滝の滝口に立つ

by わりばし » 2020年10月27日(火) 18:25

こんばんは、kzoさん、ご無沙汰してます。

いつも興味深いレポート有難うございます。今回も食い付いてしまいました :D

ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです。 :D
山には行っているが、山釣りにキノコと忙しくレポが上げられない。
私も最近、やぶレポ参考に奥ノ平谷サスケ滝目指しましたが、途中で道を見失いレポになりませんでした。廃屋跡から先が難しい!

そうですね。谷が荒れちゃってわかりにくくなりました。
最後の小尾根のの乗越もりんご畑さんのトラロープは切れちゃったし、上部も岩がむき出しでたどりにくくなってます。

テン場に最適な場所をすぎると風折滝はすぐで、瀑音が聞こえてくる。広い屏風のような威圧感のある一枚岩から70mの滝が一筋に落ちている。前衛10m斜瀑を合わせると100mちかくになり今日は水量も多く迫力がある。
風折滝、すっかりご無沙汰になっています。
さすが雨上がり、水量多いですね!
私はこの日、大和谷でした紅葉は綺麗でしたが、谷に響く水音にビビリました。

水量が多いとたしかにビビります。
今回の谷は上流部だったので見た目ほどではなかったのですが・・
水量によって沢登りの難易度は大きくかわります。


トロッコ
トロッコ
しばらく上るとトロッコの車輪に線路、ウインチが散乱した平地に着く。風折滝に下りてくる西尾根にもウインチがあるので、架線でこことつながっていたのだろう。ただ、トロッコはどこからどこまでつながり、何を運んだのかわからない。
私はどこで教えてもらったのだろう :?
2009年にここへ見に行った際、索道の部品しか見つけられず、以来調査対象から外れていましたが、
やっぱりトロッコあるんですね!これは見に行かなければ!

この平地にはトロッコの車輪が当時のまま残っています。
そのわりにレールが少なかったのは、飯場の屋根組にレールを使っていたからかあ・・
左俣の飯場と合わせて調査してみてください。


トロッコレール
トロッコレール

でもこの尾根へのアクセスが良く理解できてなくて、前回は崖に阻まれて犬跳び近くへ降りるのに大分難儀したのが印象残っています。

今は犬跳びは使えないので、そのまま谷に下りると宮ノ谷駐車場近くに出ます。

ウインチ滑車
ウインチ滑車

皆さん風折滝を俯瞰した良い場所ご存じの様、私も秋の風折滝(本命はトロッコ・笑)見たいと思いました!

紅葉と合わせて、また見に行ってください。

Re: 【台高】風折滝の滝口に立つ

by グー(伊勢山上住人) » 2020年10月26日(月) 22:25

わりばしさん、こんばんは。宮の谷駐車地ではどうもでした。

宮ノ谷登山道を進み、途中で右俣にあたる風折谷に入る。

ん?「左俣」?

右岸の支谷から流れるヒトマゲ滝もしっかりと流れている。

?? 知らない。

 当初、風折滝と10m滝の間のバンドを使い草付きのルンゼに取りつこうと考えていたが、

水量が少なくても危ないのではないの?行き詰って支点もとれずにニッチモサッチモ・・・

滝口の高さにある岩場の手前に古びた布が巻かれている。以前はここからトラバースしたが、追い返されてしまった。

怖い怖い。

土の斜面で手掛かりの無い所もあり、ここはハンマーを打ち込んで上っていく。
岩場は左に追いやられるように進み、最後に緊張感のある岩場をクリアすると尾根に出てホッと一息。


危険なことしますね。

 傾斜がゆるやかになった尾根を上っていくと右手から枝尾根がきている。

その手前で枝尾根へのトラバース道があったのですが、最近は「ここだ」と特定できません。

風折滝 滝口

水量が多いですね。
上に写っている斜めの木に寄りかかって撮ったグーの写真も貼らしてください。

斜めの木に寄りかかって・その1
斜めの木に寄りかかって・その1
斜めの木に寄りかかって・その2
斜めの木に寄りかかって・その2

その時のレポです。「風折滝の虹・その2」

http://old.yabukogi.net/forum/23590.html


谷は広がり明るくなる。穏やかな谷を進むと美しい10m滝で、ここで昼食をとる。
豊かな森を象徴する好きな滝だ。


こりゃ行かなイカンナ。グーはまだ見ていないと思う。

823mの左俣には飯場があったようだが、飯場跡は今でも残っているのだろうか。

今年4月の画像です。

屋根組にしていたトロッコレール
屋根組にしていたトロッコレール
のこぎり
のこぎり
P1024まで尾根を下り、そこから宮ノ谷に向かって植林を下る。

この延々と一本調子の植林の中の激下りがグーは好きではありません。
天井桟敷ルートを滝見尾根を歩く人のメジャーコースにまで引き上げたいのですが・・・


                  グー(伊勢山上住人)

Re: 【台高】風折滝の滝口に立つ

by kzo » 2020年10月26日(月) 20:24

わりばしさん今晩は。ご無沙汰しております。
いつも興味深いレポート有難うございます。今回も食い付いてしまいました :D
山には行っているが、山釣りにキノコと忙しくレポが上げられない。
私も最近、やぶレポ参考に奥ノ平谷サスケ滝目指しましたが、途中で道を見失いレポになりませんでした。廃屋跡から先が難しい!
テン場に最適な場所をすぎると風折滝はすぐで、瀑音が聞こえてくる。広い屏風のような威圧感のある一枚岩から70mの滝が一筋に落ちている。前衛10m斜瀑を合わせると100mちかくになり今日は水量も多く迫力がある。
風折滝、すっかりご無沙汰になっています。
さすが雨上がり、水量多いですね!
私はこの日、大和谷でした紅葉は綺麗でしたが、谷に響く水音にビビリました。
しばらく上るとトロッコの車輪に線路、ウインチが散乱した平地に着く。風折滝に下りてくる西尾根にもウインチがあるので、架線でこことつながっていたのだろう。ただ、トロッコはどこからどこまでつながり、何を運んだのかわからない。
私はどこで教えてもらったのだろう :?
2009年にここへ見に行った際、索道の部品しか見つけられず、以来調査対象から外れていましたが、
やっぱりトロッコあるんですね!これは見に行かなければ!

でもこの尾根へのアクセスが良く理解できてなくて、前回は崖に阻まれて犬跳び近くへ降りるのに大分難儀したのが印象残っています。
皆さん風折滝を俯瞰した良い場所ご存じの様、私も秋の風折滝(本命はトロッコ・笑)見たいと思いました!

kzo

【台高】風折滝の滝口に立つ

by わりばし » 2020年10月25日(日) 17:11

【日 付】2020年10月24日(土)
【山 域】台高
【コース】宮ノ谷駐車場8:00---9:35風折滝---11:05風折滝滝口---12:15823m二俣---13:23滝見尾根合流---15:20宮ノ谷駐車場
【メンバー】単独

 山には行っているが、山釣りにキノコと忙しくレポが上げられない。こんなことしているうちに、沢納めの時期になってしまった。そこで、以前より気になっていた風折滝周辺を探索することにした。

 宮の谷駐車場には見慣れたグーさんの車が停まっている。テン泊に出かける前に知り合いの人と待ち合わせをしていたようだが、結局出会えなかったみたいだ。宮ノ谷登山道を進み、途中で左俣にあたる風折谷に入る。小尾根を越えようとすると目のまえに動物がおり、最初はイノシシかと身構えたがカモシカだった。右岸の支谷から流れるヒトマゲ滝もしっかりと流れている。胎内くぐりのアトラクションはずぶ濡れになりそうなので、大岩を上った。

風折滝
風折滝
 テン場に最適な場所をすぎると風折滝はすぐで、瀑音が聞こえてくる。広い屏風のような威圧感のある一枚岩から70mの滝が一筋に落ちている。前衛10m斜瀑を合わせると100mちかくになり今日は水量も多く迫力がある。ここは風がよく吹く場所だが、この水量では折れようがない。落下した水が大岩に砕けて辺りはミスト状態になっている。
風折滝下部
風折滝下部
 当初、風折滝と10m滝の間のバンドを使い草付きのルンゼに取りつこうと考えていたが、この水量では厳しい。いつもどうり少し戻った小尾根から取りついた。やせ尾根が広がりだしたあたりからトラバースしていくが行き詰ってしまう。滝口の高さにある岩場の手前に古びた布が巻かれている。以前はここからトラバースしたが、追い返されてしまった。調べてみると、滝口に下りる尾根を使うようなので、とりあえず岩場を上り尾根に取りつくことにした。岩場を上っていくと同じ布テープがあり巻き道のようだ。ただ、土の斜面で手掛かりの無い所もあり、ここはハンマーを打ち込んで上っていく。岩場は左に追いやられるように進み、最後に緊張感のある岩場をクリアすると尾根に出てホッと一息。

 傾斜がゆるやかになった尾根を上っていくと右手から枝尾根がきている。これが滝口に続く尾根のようだ。尾根を慎重に下り最後は左手からきているガレたルンゼを使い谷に下りた。少し下った所が滝口で、柱状節理の岩を切り裂いてスラローム状に流れ落ちていた。ここが屏風の上かと思うと不思議な感じがした。

風折滝 滝口
風折滝 滝口
 すぐに二俣になり、右俣が砥石谷で滝を見に行く。広がりのある明るい谷で気持ちがいい。これから進む左俣の水越谷は廊下状の険悪な谷で、10m滝はすごい水量で巻くしかない。左手から巻くが水を含んだズルズル斜面で、ここでもハンマーが大活躍。滝口の尾根を越えるも微妙な感じで、ロープを出して下りた。ロープを片付けているとハンマーが無い。ロープを出したところに忘れたようだ。そのまま空身で取りに行き事なきを得た。
砥石谷出合滝
砥石谷出合滝
険悪な10m滝
険悪な10m滝
 続く二段6m滝は右手を上ると、谷は広がり明るくなる。穏やかな谷を進むと美しい10m滝で、ここで昼食をとる。豊かな森を象徴する好きな滝だ。左岸の落葉におおわれた斜面をトラバースする。雨の影響で下部は不鮮明だが、上部には獣道があるのでこれを使うといい。どのみち滝口の尾根を下れば下降点は同じだ。
穏やかな10m滝
穏やかな10m滝
 巻き終えると823mの二俣に着く。ここに下りて来ている北西尾根に乗り、しばらく上るとトロッコの車輪に線路、ウインチが散乱した平地に着く。風折滝に下りてくる西尾根にもウインチがあるので、架線でこことつながっていたのだろう。ただ、トロッコはどこからどこまでつながり、何を運んだのかわからない。よくもまあこんな奥地までトロッコを運び上げたもんだ。823mの左俣には飯場があったようだが、飯場跡は今でも残っているのだろうか。

 尾根は途中で南西尾根と合流し最後は滝見尾根に行きつく。尾根に出ると風が強く、カッパを着て行動した。木枯らし1号がこの日吹いたようだ。P1024まで尾根を下り、そこから宮ノ谷に向かって植林を下る。

 沢納めで、念願の風折滝の滝口にも立てたし、久々に満足のいく山歩きができた。


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