わりばし大将、お久しぶりブリです。
今日はいいお天気ですが、風はけっこう寒いです。
三寒四温というより一寒二温くらいの短縮サイクルですね(^_-)
薄暗い中、能郷白山神社を通り能郷谷林道に入る。明智光秀の祖先にあたる土岐氏が室町時代に伝えた能が、寺社の氏子衆によって伝えられてきたところから能郷の名はきている。
「能郷」の由来、一つ賢くなりました。でも、いつまで覚えておられるか?
部子山の近くの「能楽の郷」も同じような謂れがあるんでしょうか? 一度訪ねててみたいと思ってるんですが。
といっても、別に能楽とか田楽とかに興味あるわけでもありませんけど(^_-)
途中までは自転車を押して行けるが、林道が流されたあたりからアスファルトが波打ったりと厳しくなるので、ここで自転車は置いて歩く。そこかしこに蕗の薹が咲いており、このあたりは早い時期から雪が無かったようだ。
帰りの下りように自転車ですね!
フキノトウも帰り道に採取…のつもりが、誰かに先取りされてた…とか?
能郷白山神社の奥の院のあったレスキューボックスを目指して白い斜面をトラバースしながら上っていくと山頂だ。荒島岳や冠山まで両白山地の山々が見渡せる。しかし、白山の開祖泰澄によって開かれた能郷白山に奥の院は無く広い山頂部の雪原が広がっているだけだ。
「奥の院」は昔、レスキューボックスのところにあったんですか?
なんせ、山の歴史には真っ暗やみのせいで、すみません<m(__)m>
ピラミッドを思わせる磯倉はととのった山容で、すぐそこ見える。実際は前山から能郷白山までと同じぐらいかかるので、先を急ぐ。
「磯倉」! 雪のある時しか行けないのに、今年も行けませんでした。っていうより、能郷白山のテッペンも踏んだことないんだから問題外か…(@_@。
徳山村の中心地本郷にある白山神社の祭礼には能郷から八人衆と呼ばれる能郷白山神社の禰宜を含めた氏子衆が参勤し、祭礼の試楽の晩と本楽の両日にわたって能舞いを演じていたという伝承が残されている。能郷の八人衆は徳山にある神社の中でも、本郷の白山神社の祭事のみに関わり、その祭事のすべてを仕切り、地元の本郷の人々は一切神事に関与できなかったと言い伝えられている。 『白山信仰と能面』
磯倉の山頂は、いにしえの徳山村と能郷とのつながりを感じさせてくれる貴重な場所だ。
能郷は本郷のルーツの村なんでしょうね(…と勝手に解釈)
前山の下りまでスノーシューを楽しみ、登山道を下った。林道は自転車に乗って蕗の薹を採りながら帰った。林道には朝なかった重機が入り、工事の準備をしていた。18日から1週間全面通行止めになるようで、能郷白山でスノーシューハイクが楽しめるのも今日が最後だったみたいだ。
好天の明日、明後日、どこかへ…と思ってたのですが、レポ読んで行ってみたくなりました。
ところが18日から通行止め? あかんあかん、行先変えます。
帰りに能郷白山神社にお参りして帰った。今でも毎年4月13日に能郷の能・狂言が奉納上演されている。
本郷の白山神社、見に行きたいもんです。
~びわ爺