ずっと名前に憧れていた赤兔山とその避難小屋。どこかの山に行ったときにkitayama-walkさんが指さし「あれが大長山」と教えていただき、思い出した2004年の大量遭難。いったいどんなところなんだろう、感じてみたい。副館長たちのレポを見ると、鳩ヶ湯から上がるとあんまり景色が・・。SHIGEKIさんのコメントみると赤兔山の上でノンビリしたい。決まり。勝山側から登って小屋で1泊だ。
【日付】2018年10月3~4日(水・木)
【山域】白山
【メンバー】あめちゃん(単独)
【天候】1日目:晴れ、2日目:曇り
【ルート】1日目:駐車場(10:30)~小原峠(11:20)~大長山(13:15)~小原峠(14:50)~赤兎山(15:30)~小屋(16:00)
2日目:小屋(7:30)~小原峠(8:30)~駐車場(9:15)
とりつきの林道は『有料』と書いてあった。ホボ無人の集落を過ぎると、道路にロープが渡してあり通せんぼ。その横に、小さな小屋。まるで映画で見る中南米の国境線みたいだ、と思っていると、小屋の中からアミーゴが出てきた。「オラ!セニョール!ブェノスディアス
」とはならず、日本語で会話が弾む。「今夜は上で泊まります」「いってらっしゃい」。終点の小さな駐車場はホボ満車。私が知らないだけで、有名なコースなんでしょう。いにしえの峠道、歩きやすいし、気持ちいいブナ林だし、沢沿いなので水の不安もない。ほどなく小原峠に着いたが、ギリギリまで水はありました、不思議。峠のお地蔵さんにアイサツして、荷物をデポしてまずは大長山を目指す。歩きやすい道が長々と続く。大長山の名前のイメージから、勝手になだらかな山頂をイメージしていたけど最後はわりかし鋭い山でした。ここから雪深いときに10人以上を無事救出、大変だったろうなぁ。目の前は白山連峰が。天気はいいのになぜか白山だけに雲が。
- 別山は出てきたのに白山は恥ずかしがって
まあ、ドンマイ。引き返して、赤兔山を目指す。
- 途中で振り返ると大長山は〇〇富士みたい
俄然ルートはヒト臭くなり、じき赤兔山へ。こちらも展望がイイね。小屋へは若干の下り。時間も遅くなりヒト気は消える。小屋が近づいた。この瞬間がドキドキする。避難小屋を平日に使わせてもらうということはイコールあわよくば貸切を期待ということなのだ。静まり返った小屋、貸切だ。荷物をおろし周りを散策。夕焼けと朝日はドコで見よう・・・。と少々雲が。まあ夕焼けはあきらめよう、明日に期待だ。今回の秘密兵器は充電式のランタン。どんなに暗くても電気が無い小屋では百人力だ。つけっぱなしで寝ることに。翌朝、ありゃりゃ曇ってる。まあ昨日見つけたビューポイントまで一応見に行きますか。まあ、この風景を貸切なことに満足してアサメシだ。
- 別山の上がわずかにほんのり赤く
荷物をまとめて早々に下山。
- ひとり占めにできた風景。満足満足
ここでカッパを着ずに歩いたことが大失敗。夜露に濡れたササでパンツも上着もびっしょりに。陸上沢登り状態だ。まあ、降りるだけなんで。峠で休んでるともう誰か上がってきた。気持ちがいいブナ林を降りてると山ガールを含む数人も上がってきた「早いですね、私は小屋で寝て今から下山です」「そちらこそ早いですね。降りてどちらへ?取立山ですか?」「なんですかそれは?せっかくここまで来たから、恐竜博物館は外せないでしょう」この会話で山ガールもケラケラ笑ってた。駐車場の横の水道で歯磨き。アミーゴにもらった割引券の使える温泉(なのに現地で出すの忘れてショック!)と恐竜博物館と、最後に大事な、春にえらい目にあった思い出の場所(壊したガードレール、その節はみなさんお世話になりました)と結構訪問場所は多い。一日で回るべく、そそくさと駐車場を後にした。
- あれが俺の金で新調したガードレール!と思ったら多少ずれてました・・
あめちゃん
ずっと名前に憧れていた赤兔山とその避難小屋。どこかの山に行ったときにkitayama-walkさんが指さし「あれが大長山」と教えていただき、思い出した2004年の大量遭難。いったいどんなところなんだろう、感じてみたい。副館長たちのレポを見ると、鳩ヶ湯から上がるとあんまり景色が・・。SHIGEKIさんのコメントみると赤兔山の上でノンビリしたい。決まり。勝山側から登って小屋で1泊だ。
【日付】2018年10月3~4日(水・木)
【山域】白山
【メンバー】あめちゃん(単独)
【天候】1日目:晴れ、2日目:曇り
【ルート】1日目:駐車場(10:30)~小原峠(11:20)~大長山(13:15)~小原峠(14:50)~赤兎山(15:30)~小屋(16:00)
2日目:小屋(7:30)~小原峠(8:30)~駐車場(9:15)
とりつきの林道は『有料』と書いてあった。ホボ無人の集落を過ぎると、道路にロープが渡してあり通せんぼ。その横に、小さな小屋。まるで映画で見る中南米の国境線みたいだ、と思っていると、小屋の中からアミーゴが出てきた。「オラ!セニョール!ブェノスディアス :D 」とはならず、日本語で会話が弾む。「今夜は上で泊まります」「いってらっしゃい」。終点の小さな駐車場はホボ満車。私が知らないだけで、有名なコースなんでしょう。いにしえの峠道、歩きやすいし、気持ちいいブナ林だし、沢沿いなので水の不安もない。ほどなく小原峠に着いたが、ギリギリまで水はありました、不思議。峠のお地蔵さんにアイサツして、荷物をデポしてまずは大長山を目指す。歩きやすい道が長々と続く。大長山の名前のイメージから、勝手になだらかな山頂をイメージしていたけど最後はわりかし鋭い山でした。ここから雪深いときに10人以上を無事救出、大変だったろうなぁ。目の前は白山連峰が。天気はいいのになぜか白山だけに雲が。
[attachment=4]白山とベッサン.jpg[/attachment]
まあ、ドンマイ。引き返して、赤兔山を目指す。
[attachment=2]大長山.jpg[/attachment]
俄然ルートはヒト臭くなり、じき赤兔山へ。こちらも展望がイイね。小屋へは若干の下り。時間も遅くなりヒト気は消える。小屋が近づいた。この瞬間がドキドキする。避難小屋を平日に使わせてもらうということはイコールあわよくば貸切を期待ということなのだ。静まり返った小屋、貸切だ。荷物をおろし周りを散策。夕焼けと朝日はドコで見よう・・・。と少々雲が。まあ夕焼けはあきらめよう、明日に期待だ。今回の秘密兵器は充電式のランタン。どんなに暗くても電気が無い小屋では百人力だ。つけっぱなしで寝ることに。翌朝、ありゃりゃ曇ってる。まあ昨日見つけたビューポイントまで一応見に行きますか。まあ、この風景を貸切なことに満足してアサメシだ。
[attachment=3]べっさん朝焼け.jpg[/attachment]
荷物をまとめて早々に下山。
[attachment=1]ひとり占め.jpg[/attachment]
ここでカッパを着ずに歩いたことが大失敗。夜露に濡れたササでパンツも上着もびっしょりに。陸上沢登り状態だ。まあ、降りるだけなんで。峠で休んでるともう誰か上がってきた。気持ちがいいブナ林を降りてると山ガールを含む数人も上がってきた「早いですね、私は小屋で寝て今から下山です」「そちらこそ早いですね。降りてどちらへ?取立山ですか?」「なんですかそれは?せっかくここまで来たから、恐竜博物館は外せないでしょう」この会話で山ガールもケラケラ笑ってた。駐車場の横の水道で歯磨き。アミーゴにもらった割引券の使える温泉(なのに現地で出すの忘れてショック!)と恐竜博物館と、最後に大事な、春にえらい目にあった思い出の場所(壊したガードレール、その節はみなさんお世話になりました)と結構訪問場所は多い。一日で回るべく、そそくさと駐車場を後にした。
[attachment=0]ガードレール.jpg[/attachment]
あめちゃん