ネット友人のブログ情報で檜塚劇場の紅葉が見頃らしい。鈴鹿も考えていたがたまには台高にも行ってみよう。
当初は飯高道の駅で前夜泊の予定だったが娘夫婦と孫が遊びに来たので、前夜泊は諦めて当日朝早く起きることにしたがもし起きれなかったら鈴鹿にしようと思い床に入った。
翌朝4時に目覚ましを掛けて、朝目覚めてみて時計を見るとまだ3時だった。ここで寝てしまうと4時に起きるのは辛いだろうと思い、思い切って布団を蹴った。
【 日 付 】2018年10月28日(日)
【 山 域 】台高
【メンバー】宮指路、途中からグーさん
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】7:15林道終点~7:46マナコ谷登山口~9:40檜塚奥峰~若水~10:20檜塚劇場~12:00アキタヌキさんテン場~12:50展望地~13:00檜塚奥峰~~13:30鹿平~14:00口ワサビ谷~左岸尾根~15:30登山口
林道から登山口までのルートは前日ナビにセットしておいたので、登山口近くまでは楽に着けたが道は次第に荒れて来てどこまで入れるか見当が付かなかった。橋の手前の空き地に車を停めて5分ほど歩いたらしっかりした駐車場があった。初めて来るので勝手が分からないというのはこのことだと思った。通行止めの鎖の横を通って林道を20分くらい歩くと登山口の標識がやっと出て来てヤレヤレだ。
登り始め一部へつる場所もありやや荒れた登山道だったが植林帯に入ると道も安定して来た。展望もない暗い植林の中をもくもくと登って行くと避難小屋が出て来た。冬は暖を取るのにありがたいだろう。そこから30分もしないうちに植林が切れて一気に上空が開けた。
右手の山を眺めると綺麗に紅葉していた。
急に禿山のような尾根に出てみると強風が吹き荒れていてまともに歩けないのでやや左側の斜面を歩いた。しかし途中で斜面が急になって来たので結局上に上がって強風と戦った。
どっちが檜塚なのかと考える余裕もなく、上に上がって行くと標識のある三角点に出て、その先に行くと檜塚奥峰に着いた。
展望は申し分ないが山座同定はさっぱりである。取りあえずヒキウス平らに向かってみる。風が強いので適当に斜面を掛け下りて行く。少し下りたところで人の気配がしたので振り返ってみるとあらま~グ~さんじゃありませんか?「グ~さん」と声をかけてもしばらく反応なし。「宮指路です。」と二回繰り返したらやっと分かってもらえた。
若水を案内してもらったが葉っぱに埋もれてしまっていたのでグ~さんはしきりに掃除していました。そこから少し上がりまずヒキウス平の第一劇場へ、そして第二~第四劇場までフルコースで案内して頂きました。
檜塚劇場の紅葉はグ~さんが自慢するだけあって素晴らしい。
劇場の紅葉を堪能した後、第一劇場の端から真っすぐ下降して行き沢まで下りると気持ちの良い場所に着きました。ここがアキタヌキさんテン場らしいです。
ここでランチをして、檜塚に向かって気持ちの良い坂を登って行きました。途中展望地に立ち寄って檜塚奥峰に再び出ました。
まだ時間が早かったので、グ~お勧めのコースで行きましょうとなり付いて行きました。
口ワサビ谷左岸の鹿平から谷に向かって下降して行くと言います。
ちょっと不安が過りましたが最初は何でもない沢下りでしたが下部に向かうに連れ、だんだんと沢は厳しくなり谷の右岸をへつるようになりました。最初の小滝を巻いて、2つ目の滝を巻く時にやばい斜面の通過があり生きた心地がしませんでした。グ~さんもう上に上がろうよと言って尾根に向かって上がることにしました。途中急な岩場がありましたが手掛かりがあるので問題なし。
30分ほど上がると尾根に出てほっと一安心。後は植林登山道を一気に下るだけです。
グ~さん、案内ありがとうございました。今度は劇場の霧氷を見たいな。(*^_^*)
宮指路