【台高】光谷 光滝下で撤退も絶妙なエスケープで楽々下山

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Re: 【台高】光谷 光滝下で撤退も絶妙なエスケープで楽々下山

by シュークリーム » 2017年10月14日(土) 18:47

SHIGEKIさん、おひさです。レスありがとうございます。

花の海外、昔で言う?舶来ですやんか ドサ回りやないでしょ
でも、やっぱ、日本がいいですか :)


歳をとると長い飛行機の旅が嫌になりますね。「どこでもドア」があると楽でいいんだけど。

いきなり、エンジン全開ですね。

この沢行は以前から日程が決まっていましたんでね。たろーさん、michiさんとの沢行で初心者コースはありえないんで。


光は関西沢100を見て数年前に計画してましたがいけてません。
この巻き、やはり大変そうですね。


そうですか。
この巻きでコースを間違えて苦労したパーティーはたくさんいるみたいですね。コースさえ間違わなければ大丈夫だと思うんですけど。


計画当時、下降ルートをどうするか検討していたことを思い出しました。
なかなか厳しいんですね。  おっしゃるとおり 最善の撤退のような気がします。


1泊であればもう少し余裕があったんですが。
ちょっと甘くみてました


まだまだ、シュークリさんが続けられなかったら、不肖Sは小川のせせらぎで佇んでるしかなくなりますやんか :mrgreen:
今年もまだ、秋の沢これからでっせ~


SHIGEKIさん、まだまだバリバリですね。
私も来年からはもう少しあちこち行けるだろうか。

またどこかのバリルートで。

Re: 【台高】光谷 光滝下で撤退も絶妙なエスケープで楽々下山

by SHIGEKI » 2017年10月12日(木) 22:24

シュークリームさん こんばんは。お帰りなさい。 :D


滝本北谷を終えてすぐにドサ回りに入り、1ヶ月ぶりに日本に舞い戻ってきた。

花の海外、昔で言う?舶来ですやんか ドサ回りやないでしょ

でも、やっぱ、日本がいいですか :)


帰国後の最初の沢登りはたろーさん、michiさんとのコラボで台高南部の光谷と不動谷の日帰り沢2連ちゃん。1ヶ月以上沢に入っていないので、果たして体力がどの程度落ちているのかわからず、ちょっと緊張気味。まあ、行って見るしかないだろう。

いきなり、エンジン全開ですね。


このあとすぐで3段40mの滝。ここは直登できないので巻きになるのだが、この巻きがこの谷の核心部だ。ルートを間違うと大巻きになり、谷に戻ることができなくなる。滝左のルンゼを登り、適当なところで右方向にトラバースし、最後にクラックを直登すると岩溝に落ちる6m滝の下にピンポイントで出ることができる。書くと簡単だが、この巻きだけで1時間半かかった。

光は関西沢100を見て数年前に計画してましたがいけてません。
この巻き、やはり大変そうですね。


13時40分についに光滝下に出る。前回のちょろちょろの水の流れとは全く異なり、大量の水が豪快に流れ落ちている。水量によって滝の見え方は全く異なるものだ。こんな立派な光滝を見ることができてよかった。滝下で光滝を鑑賞しながら一休み。もう時間も遅いのでここで撤退することに決定。
光滝手前の枝谷に入り、適当なところで右岸尾根に乗る。そのまま約200mの標高差を登る。co1200m付近でマブシ峰から降りてきている東南尾根に合流するので、この尾根をそのまま下ると光谷右俣出会いにピンポイントで降りることができた。このルートは昨年12月に一度利用し、今回もエスケープルートとしてあらかじめ設定済みだったので、役に立ってよかった。光谷からの撤退ルートとしては最良のルートと言えるだろう(自画自賛)。

計画当時、下降ルートをどうするか検討していたことを思い出しました。
なかなか厳しいんですね。  おっしゃるとおり 最善の撤退のような気がします。


歳をとったせいかこの頃はロープを使うような沢に行くのが億劫になっていたが、久しぶりにたろーさん、michiさんとロープをつないで難しい巻きに挑んで見ると、やはり充実感があり楽しかった。あと少しは沢登りが続けられるかなと思った沢行だった。

まだまだ、シュークリさんが続けられなかったら、不肖Sは小川のせせらぎで佇んでるしかなくなりますやんか :mrgreen:
今年もまだ、秋の沢これからでっせ~

      では また 落ち葉散り敷く濡れ岩で

          SHIGEKI

【台高】光谷 光滝下で撤退も絶妙なエスケープで楽々下山

by シュークリーム » 2017年10月11日(水) 06:51

8月末の静閑瀞、滝本北谷を終えてすぐにドサ回りに入り、1ヶ月ぶりに日本に舞い戻ってきた。帰国後の最初の沢登りはたろーさん、michiさんとのコラボで台高南部の光谷と不動谷の日帰り沢2連ちゃん。1ヶ月以上沢に入っていないので、果たして体力がどの程度落ちているのかわからず、ちょっと緊張気味。まあ、行って見るしかないだろう。

【 日 付 】2017年10月8日(日)
【 山 域 】台高南部 銚子川水系 光谷
【メンバー】たろー、michi、シュークリーム
【 天 候 】曇り時々晴れ
【 ルート 】 銚子川第2発電所近く駐車地 7:15頃 --- 8:20 白倉林道ゲート前テン泊地 8:40 --- 9:19 光谷右俣出会い 9:38 --- 10:03 行合 --- 10:21 3段40m滝 --- 11:51 岩溝に落ちる6m滝 --- 12:43 30m末広がりの滝手前(巻き終わり)--- 13:37 光滝80m下 13:49 --- 撤退(マブシ峰東南尾根ルート)--- 15:15 光谷右俣出会い 15:29 --- 16:03 テン泊地

8日朝6時に海山IC近くのコンビニに集合。白倉林道の清五郎滝のある谷出会い近くのゲートに向かう。二日前の金曜日に尾鷲で約80mmの降雨があり、銚子川の水量は多い。銚子川第2発電所を越えたあたりで「法面補修のため通行止め」の看板。工事は明日からのようだが、明日の下山時に通れないとえらいことになる。発電所まで戻り、林道枝線の分岐に駐車。テン泊予定地まで歩くことにする。

私はテン泊地まで車で行くものと決めつけていたので、日頃の日帰り用のザックしか持ってきていない。たろーさんとmichiさんはこのようなことも想定して大型ザックを持ってきたという。あちゃー、極楽とんぼは私だけか。最低限の荷物だけ持ち、ザックに入らないものは手提げ袋に入れて運ぶことにする。まあ、1時間程度の林道歩きなので、なんとかなるだろう。ロープは2本あればいいので、私は免除してもらう。瓶入りワインは置いて行くつもりだったが、michiさんが持ってくれた。
テン場
テン場
1時間ほどで清五郎滝のある谷出会い付近の林道ゲートに到着。谷には増水した水が轟音を立てて流れ落ちている。明日はここを遡行する予定なのだが、果たしてこんな増水した谷を登れるのだろうか。ゲートを越えたところの広場でテントを張り、必要な荷物だけを持って光谷右俣出会いまでさらに林道を歩く。ロープを持っていないので、軽くて楽々だ。思ったより早く40分ほどで光谷右俣出会いに到着。光谷は2015年にたろーさん、えっちゃんと入って以来2年ぶりだ。

いくつかの小滝をフリーで越えて行くと、垂直に切り立った壁が狭まった行合。ここを登っている時に足がつりかける。前回もここで足がつったので心配していたのだが、どうもここはゲンが悪い場所のようだ。足つり用の薬とアミノバイタルを飲む。
行合
行合
このあとすぐで3段40mの滝。ここは直登できないので巻きになるのだが、この巻きがこの谷の核心部だ。ルートを間違うと大巻きになり、谷に戻ることができなくなる。滝左のルンゼを登り、適当なところで右方向にトラバースし、最後にクラックを直登すると岩溝に落ちる6m滝の下にピンポイントで出ることができる。書くと簡単だが、この巻きだけで1時間半かかった。
3段40m滝の巻きを探るmichiさん
3段40m滝の巻きを探るmichiさん
3段40m滝下
3段40m滝下
岩溝に落ちる6m滝は直登できないので、さらに右岸のリッジを巻き登る。ここはとにかくリッジを登りきるのが正解だ。谷に戻れなくなるのではないかと心配になるくらいまで登りきり、リッジの上に出る。これで巻き終わり。この巻きでさらに1時間かかり、合計でこの巻きだけで2時間半かかった。これでルートとしては間違っていないのだ。ずっとロープを繋ぎっぱなしで、尺取り虫をやっていたので時間がかかった。
岩溝に落ちる6m滝
岩溝に落ちる6m滝
30m末広がりの滝は滝下に降りず、そのまま右岸の巻道をたどって落ち口に出る。ここは右岸に明瞭な杣道があるのだが、だんだんわかりにくくなってきているようだ。続く10m滝は滝の左側を登る。この時点で1時を過ぎる。
10m滝
10m滝
13時40分についに光滝下に出る。前回のちょろちょろの水の流れとは全く異なり、大量の水が豪快に流れ落ちている。水量によって滝の見え方は全く異なるものだ。こんな立派な光滝を見ることができてよかった。滝下で光滝を鑑賞しながら一休み。もう時間も遅いのでここで撤退することに決定。
増水で立派な光滝
増水で立派な光滝
光滝手前の枝谷に入り、適当なところで右岸尾根に乗る。そのまま約200mの標高差を登る。co1200m付近でマブシ峰から降りてきている東南尾根に合流するので、この尾根をそのまま下ると光谷右俣出会いにピンポイントで降りることができた。このルートは昨年12月に一度利用し、今回もエスケープルートとしてあらかじめ設定済みだったので、役に立ってよかった。光谷からの撤退ルートとしては最良のルートと言えるだろう(自画自賛)。

16時にテン場着。あとは薪を集めてお楽しみの焚き火タイムだ。michiさんが担ぎ上げてくれたワイン。スペイン産の赤ワインだが、香りが良く、飲みやすくていいワインだった。つい飲み過ぎて焚き火の横でうとうと。気が付いたら寒くて震えが止まらない。しょうがないので、お先に失礼して寝袋に潜り込んだ。寝袋の暖かさがちょうど気持ち良く、久し振りにぐっすり眠ることができて幸せだった。家で眠るより、テントや車中の方が良く眠れるという性格はありがたい。

夜中にテントを叩く雨音がすると思ったら、朝、目がさめると雨がしとしと降っていた。この時期、雨の中で沢登りをする気にもならず、全員一致で撤退に決定。雨に濡れた白倉林道を歩いて下山する。途中、何箇所もある素掘りの隧道にこの林道を開いた人々の苦労を偲んだり、ガードレールとして再利用されている森林鉄道のレールを見たり、眼下にポツンと残された二の俣橋を眺めたりしながら往時のこの辺りの林業の興盛に想いを馳せるのだった。

歳をとったせいかこの頃はロープを使うような沢に行くのが億劫になっていたが、久しぶりにたろーさん、michiさんとロープをつないで難しい巻きに挑んで見ると、やはり充実感があり楽しかった。あと少しは沢登りが続けられるかなと思った沢行だった。
添付ファイル
「めざせ鈴鹿の沢制覇」より転載
「めざせ鈴鹿の沢制覇」より転載

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