【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

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Re: 【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

by 山日和 » 2017年6月12日(月) 20:17

SHIGEKIさん、どうもです。

何故か 革製の靴が好きで フジヤマ、ライケル、ゴロー 完全休日の夕方、玄関先で犬の散歩の人たちに
挨拶しながらオイルを塗ったりするのがほっとするひとときだったりします。


私も革の靴が好きなんですが、軽量化の波には逆らえず・・・
しかし革靴には手入れする喜びがありますよね。

などと靴の画像とともにFBにupしようとしていたら山日和さんのタイムライン拝見しました。

早くアップしてくださいよ。 :lol:

思い出の渓です。財布やもっと以前は息子まで忘れてきてしまった・・・・
コリカキ場はそないになってますか。何度も通いましたが、人には出会ったことなかったのですが。
近江側から何度も迷いながら、さら彷徨いました。


いろんな思い出がありますねえ。洞吹さんに怒られたことも。 :mrgreen:

ここまで奥にきて(本流から)出だしの滝をいくつか越えて、もう平流のままかと思ったところでのこの滝は
より美しく感じますね。


神崎川から通しで遡行して来たらなおさらそう感じるでしょうねえ。 :D

[attachment=1]IMG_1405_1.JPG[/attachment]
登山靴にチェーンスパイクですか!!でもそれが本来の使い方ですよね。
沢の巻き用にもちろん薄い雪用も考慮して購入しましたが、出番はまだまだ数回のみですわ。


雪や氷の上なら本来の使い方でしょうけど・・・ :mrgreen:
しかしなかなか有効ではあります。

銚子とクラシの中間あたりに登り着いたのですね。

そうですね。ちょうどイブネから来た銚子とクラシの分岐あたりです。

[attachment=0]IMG_1458_1.JPG[/attachment]
永源寺側からお金明神参拝道を辿ってみたくなりました。

私も拝尻坂の道は辿ったことないんですよね。 :D

            山日和

    
添付ファイル
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Re: 【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

by 山日和 » 2017年6月11日(日) 23:22

洞吹さん、どうもです。

そもそも、歩く場所が問題でもあるけど、
それに輪をかけて、履いている時間が長い(= 歩いている距離が長い)から、
回数が少なくても、使用率は格段にアップしてるんじゃないですか。


うーん、なるほどね~ :lol:
「そもそも」には「基本的に」という意味があると閣議決定されました。 :mrgreen:

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一時期、このあたりもよく歩き回りましたが、
最近はとんとご無沙汰でーす。


朝明からなら割と短時間で入れるんだからまたどーぞ。

文章を読むだけでも、その場その場の景色が鮮明に蘇ってきます。
どこも、ええとこばっかりやねえ。


上谷尻谷はまさに癒しの谷ですね。もう少し水量があればモアベター。

ワシは、この上谷尻谷源頭部は一度だけしか歩いていないけど、
クラシ山頂付近を歩いていても、どちらかというとイブネ側に目が行ってしまい、
谷尻谷側はノーマークになりますね。


どうしてもイクチョトライアングルの内側に目が行ってしまいますね。 :D

[attachment=0]IMG_1456_1.JPG[/attachment]
この尾根は、下りは確かに尾根に乗りにくいですね。
昔、ワシがこの900mP尾根を下ったときも、
出だしはわざと右へずらして降りてから、あとで左上の尾根に乗った記憶があります。
そのときの記録が残っているかなと思って、
過去ログ集「やぶこぎネットの踏み跡」を探してみたら、
記事番号1955にあったので、自分ながら懐かしく読みました。
もう14年も前のことでしたね。


銚子ヶ口東峰からシダハラ峠への下りぐらいの難度でしょうか?(^^ゞ

お疲れさまでした。
毎度それだけ歩いてると、登山靴がまたすぐボロボロになりまっせ。


あー、そろそろ沢靴に切り替えるかあ :mrgreen:

             山日和
添付ファイル
山上台地のすぐ下にこんな森があるんです
山上台地のすぐ下にこんな森があるんです
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Re: 【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

by SHIGEKI » 2017年6月11日(日) 23:08

山日和さん こんばんは。

 4年半履いた無雪期用の登山靴がボロボロになってしまった。水溜りを歩いたら靴の中に水が浸入するありさまではどうしよ
うもない。4年半と言っても、1年の内7割以上は冬靴と沢靴なので、実際に履いた回数はそれほどでもない。
歩き方が悪いのか、はたまた歩く場所が悪いのか。ともあれ早速靴を買いに走った。

何故か 革製の靴が好きで フジヤマ、ライケル、ゴロー 完全休日の夕方、玄関先で犬の散歩の人たちに
挨拶しながらオイルを塗ったりするのがほっとするひとときだったりします。
などと靴の画像とともにFBにupしようとしていたら山日和さんのタイムライン拝見しました。
当方は分かっていながら、極めて中途半端な靴の選択といつも思ってます。 

 お金峠から駈け下りれば上谷尻谷の広大な河岸台地に到着。ちょうど北谷尻谷との二俣のコリカキ場と呼ばれる場所だ。
前夜から泊まっているらしいテントが2張あった。のんびりテン泊するには絶好の場所である。

思い出の渓です。財布やもっと以前は息子まで忘れてきてしまった・・・・
コリカキ場はそないになってますか。何度も通いましたが、人には出会ったことなかったのですが。
近江側から何度も迷いながら、さら彷徨いました。


 初めて小滝が目に入ったと思うと、谷は左折してこれまでの平流はなんだったと思わせるような大滝がいきなり目に飛び込ん
できた。何度も見ている光景だから驚くことはないが、この突然の変化はいつ見ても新鮮だ。なかなか美しい滝なのだ

ここまで奥にきて(本流から)出だしの滝をいくつか越えて、もう平流のままかと思ったところでのこの滝は
より美しく感じますね。

少ないのが残念。念の為にチェーンスパイクを履いて、いつも通り左手からの巻きに取りかかる。

登山靴にチェーンスパイクですか!!でもそれが本来の使い方ですよね。
沢の巻き用にもちろん薄い雪用も考慮して購入しましたが、出番はまだまだ数回のみですわ。

銚子とクラシの中間あたりに登り着いたのですね。

永源寺側からお金明神参拝道を辿ってみたくなりました。

    では また 源頭の釜あとで

          SHIGEKI

Re: 【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

by 山日和 » 2017年6月11日(日) 21:01

宮指路さん、どうもです。

私は3年間履いたお気に入りのvasqueの登山口のつま先の皮がめくれたのでシリオを新調しました。

3年とは早いですね。つま先立ちして歩いてたんですか? :mrgreen:

ヤブコギネットの前身であるnifty フォーラムで最初に書き込みしたのがお金明神の場所についてでした。
奥村さんの地図を頼りに近くまでは行ったのですが目印も何もなく最初は分かりませんでした。


その当時はお金明神もブナ清水も謎の場所でしたね。 :lol:

コリカキ場には整備されたテント場がありますね。秋に名古屋の友人とテント泊を計画しています。

まさにテン泊適地ですね。宮指路さんにとっては思い出の場所でしょう。 :lol:

[attachment=1]IMG_1406_1_1.JPG[/attachment]
年月を掛けて土砂に埋もれてしまったのでしょうか

右岸を歩くか左岸を行くかによっても違うでしょうね。

>そう言えば奥谷尻谷の避難小屋が見当たらなかった。あんな立派な小屋を見落とすはずはないのだが。

不思議ですね


よほどボーッとしてたのかな?(^^;)

谷尻大滝の巻道はないのでしょうか?クラシ谷を巻きあがるのようには行かないようですね

巻き道らしきものはないように思えますが、kitayama-walkさん達は左手前から巻いてそのまま尾根に出てしまったようです。

大滝を上がってからも難所はありそうですね

大滝の上は穏やかですよ。最後の二俣を左に取れば何もありません。

[attachment=0]IMG_1444_1.JPG[/attachment]
沢靴が荷物になりましたね。沢を登った後はやはり温かいものが欲しくなります。

そうですねえ。ちょっと読み違えました。

ヤブメンは結構使っているルートのようですが、アップダウンがあって地図で確認しても分かりにくそうです。

下り始めが特にやっかいですね。

                  山日和
添付ファイル
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Re: 【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

by 柳川洞吹 » 2017年6月11日(日) 15:32

山日和さん こんにちは

  4年半履いた無雪期用の登山靴がボロボロになってしまった。
  4年半と言っても、1年の内7割以上は冬靴と沢靴なので、
  実際に履いた回数はそれほどでもない。
  歩き方が悪いのか、はたまた歩く場所が悪いのか。


そもそも、歩く場所が問題でもあるけど、
それに輪をかけて、履いている時間が長い(= 歩いている距離が長い)から、
回数が少なくても、使用率は格段にアップしてるんじゃないですか。

  上谷尻谷。
  神崎川上流の一支流であり、鈴鹿で最も奥深い場所でもある。


一時期、このあたりもよく歩き回りましたが、
最近はとんとご無沙汰でーす。

  ここからは一旦下流方向に向かい、お金谷からお金明神を目指す。
  お金峠から駈け下りれば上谷尻谷の広大な河岸台地に到着。
  ちょうど北谷尻谷との二俣のコリカキ場と呼ばれる場所だ。
  両岸には二次林の台地が続き、いかにも鈴鹿らしい風情のあふれる場所だ。
  トロッコのレールの残骸や置き去られた生活物資などが散見される。
  谷は左折してこれまでの平流はなんだったと思わせるような大滝が
  いきなり目に飛び込んできた。


文章を読むだけでも、その場その場の景色が鮮明に蘇ってきます。
どこも、ええとこばっかりやねえ。

  イブネ・クラシ・銚子のトライアングルは最近よく歩かれるようになったが、
  上谷尻谷の源頭部を知る人は多くはないだろう。


ワシは、この上谷尻谷源頭部は一度だけしか歩いていないけど、
クラシ山頂付近を歩いていても、どちらかというとイブネ側に目が行ってしまい、
谷尻谷側はノーマークになりますね。

  北東の900mピークに続く尾根から下山することにした。
  この尾根は下りに取ると少々わかりにくい。
  軌道修正しながら下るとヤセ尾根あり、
  直進できず急斜面をトラバースする場面ありと変化に富んで楽しい。
  900mピークの前後にはブナもあり、ヤブがないのでいいバリルートだろう。


この尾根は、下りは確かに尾根に乗りにくいですね。
昔、ワシがこの900mP尾根を下ったときも、
出だしはわざと右へずらして降りてから、あとで左上の尾根に乗った記憶があります。
そのときの記録が残っているかなと思って、
過去ログ集「やぶこぎネットの踏み跡」を探してみたら、
記事番号1955にあったので、自分ながら懐かしく読みました。
もう14年も前のことでしたね。

  最後は神崎川本流出合にほど近いクラシ谷に着地、鈴鹿の上高地に立ち寄る。
  3週間前の賑わいもずいぶん遠い記憶のように思える静寂の二次林をそぞろ歩いた。
  誰もいない大カツラの広場はいつもと違う場所に見えた。


お疲れさまでした。
毎度それだけ歩いてると、登山靴がまたすぐボロボロになりまっせ。

よい山旅を!
                洞吹(どうすい)

Re: 【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

by 宮指路 » 2017年6月10日(土) 13:47

山日和さん、こんにちは

4年半履いた無雪期用の登山靴がボロボロになってしまった。

私は3年間履いたお気に入りのvasqueの登山口のつま先の皮がめくれたのでシリオを新調しました。

ここからは一旦下流方向に向かい、お金谷からお金明神を目指す。お金明神は何度も見ているので別に寄る必要もないのだが、

ヤブコギネットの前身であるnifty フォーラムで最初に書き込みしたのがお金明神の場所についてでした。奥村さんの地図を頼りに近くまでは行ったのですが目印も何もなく最初は分かりませんでした。

ちょうど北谷尻谷との二俣のコリカキ場と呼ばれる場所だ。
前夜から泊まっているらしいテントが2張あった。のんびりテン泊するには絶好の場所である。


コリカキ場には整備されたテント場がありますね。秋に名古屋の友人とテント泊を計画しています。

かつてこの一帯には大規模な鉱山があり、トロッコのレールの残骸や置き去られた生活物資などが散見される。しかし以前より少なくなったような気がするのは気のせいかルート取りのせいか。

年月を掛けて土砂に埋もれてしまったのでしょうか

そう言えば奥谷尻谷の避難小屋が見当たらなかった。あんな立派な小屋を見落とすはずはないのだが。

不思議ですね

 初めて小滝が目に入ったと思うと、谷は左折してこれまでの平流はなんだったと思わせるような大滝がいきなり目に飛び込んできた。

谷尻大滝の巻道はないのでしょうか?クラシ谷を巻きあがるのようには行かないようですね


 巻き上がった大滝の落ち口からは再び平凡な谷となるが、傾斜の強まりが流れにやや勢いをもたらしている。
枝谷を2本見送って、最後の二俣。ここはいつも左を取る。今日も少し上の落ち着ける場所でランチにするつもりだった。


大滝を上がってからも難所はありそうですね


先週に引き続いて今日もとろろ蕎麦。少し寒くて、温かいものすればよかったと悔やむ。
渓流シューズの代わりにガスストーブを持って来ればよかった。


沢靴が荷物になりましたね。沢を登った後はやはり温かいものが欲しくなります。

そそくさとクラシ山頂に向かい、北東の900mピークに続く尾根から下山することにした。
この尾根は下りに取ると少々わかりにくい。


ヤブメンは結構使っているルートのようですが、アップダウンがあって地図で確認しても分かりにくそうです。

3週間前の賑わいもずいぶん遠い記憶のように思える静寂の二次林をそぞろ歩いた。
誰もいない大カツラの広場はいつもと違う場所に見えた。


お疲れさまでした。

                               宮指路

Re: 【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

by 山日和 » 2017年6月09日(金) 21:07

わりばしさん、どうもです。

重いけど革靴の方が長持ちするようですね。
ビブラムの張替えに1万5千円かかるけど・・ :mrgreen:


無雪期用は軽量を重視です。
底の張替に15000円かけるかどうかは?ですねえ。
昔の重登山靴なら迷わないんだけど。 :lol:

確かに。歩く人の量の差ですかね?

谷底を歩く部分が少ないから荒れがまだマシなのでは?

[attachment=1]IMG_1383_1.JPG[/attachment]
昔はレール軌道の敷木もなんとなく残ってました。
小屋は少し高台にあるので見落としたんでしょうか?


枕木は見たことあったかなあ?
小屋は今でもあります?

いやらしい所での軽アイゼンは役に立ちますねえ。
私は高桑信一氏ご推薦のピンソールです。


ピンソールは高いですからねえ。
チェーンスパイクはサッと履いてサッと脱げるし。

こういうところで窯跡を見るとホットしますし。
人の痕跡が見えるようで好きです。


ホントにこんなところに?と思うような場所にもありますね。
なんとなくうれしくなります。

[attachment=0]IMG_1446_1.JPG[/attachment]
最近は山専ボトルばかりで、めったにストーブを上げないなあ。

勢い良く炎を上げないとわりばしさんらしくありません。

積雪期にしか使ったことないけどいい尾根ですよね。
クラシ谷に向けたテープは無かったですか?
以前はけっこうあったのですが・・


それは見てませんでした。

お疲れ様でした。
懐かしの地を結んだ山行でいい感じです。


なにかホッとする山域ですよね。

         山日和 
添付ファイル
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Re: 【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

by わりばし » 2017年6月09日(金) 06:25

おはようございます、山日和さん。

 4年半履いた無雪期用の登山靴がボロボロになってしまった。水溜りを歩いたら靴の中に水が浸入するありさまではどうしよ
うもない。4年半と言っても、1年の内7割以上は冬靴と沢靴なので、実際に履いた回数はそれほどでもない。
歩き方が悪いのか、はたまた歩く場所が悪いのか。ともあれ早速靴を買いに走った。

重いけど革靴の方が長持ちするようですね。
ビブラムの張替えに1万5千円かかるけど・・ :mrgreen:

 早朝、車の影も少ない朝明を中峠へ向う。3週間前のやぶオフで帰路に使った道だ。根ノ平峠も羽鳥峰峠も谷が荒れて風情を
失っている中、この中峠は峠越えの道らしさを保っている。

確かに。歩く人の量の差ですかね?

 かつてこの一帯には大規模な鉱山があり、トロッコのレールの残骸や置き去られた生活物資などが散見される。しかし以前よ
り少なくなったような気がするのは気のせいかルート取りのせいか。
そう言えば奥谷尻谷の避難小屋が見当たらなかった。あんな立派な小屋を見落とすはずはないのだが。

昔はレール軌道の敷木もなんとなく残ってました。
小屋は少し高台にあるので見落としたんでしょうか?

 初めて小滝が目に入ったと思うと、谷は左折してこれまでの平流はなんだったと思わせるような大滝がいきなり目に飛び込ん
できた。何度も見ている光景だから驚くことはないが、この突然の変化はいつ見ても新鮮だ。なかなか美しい滝なのだが水量が
少ないのが残念。念の為にチェーンスパイクを履いて、いつも通り左手からの巻きに取りかかる。
この巻きは傾斜が強く高度感がある。しかもホールドになる立ち木の間隔がやや広いので、慎重な行動が必要だ。

いやらしい所での軽アイゼンは役に立ちますねえ。
私は高桑信一氏ご推薦のピンソールです。

 落ち口のレベルを少し超えたところまで上って驚いた。滝の上にも滝が続き、2段で15mほどあるだろうか。側壁は立ってゴル
ジュの様相である。登らなくてよかったかもしれない。
 かなりの高さまで追い上げられたところで斜面をトラバースして流れに復帰した。もう正真正銘の源流だ。
こんなところにまである炭焼窯跡でザックを降ろす。今日は風が強く、山上ではとても寛げない。山上台地はもう目の上に見え
ている。あたりにはブナ林が広がり、実にいいところだ。

こういうところで窯跡を見るとホットしますし。
人の痕跡が見えるようで好きです。

イブネ・クラシ・銚子のトライアングルは最近よく歩かれるようになったが、上谷尻谷の源頭部を知る人は多くはないだろう。
先週に引き続いて今日もとろろ蕎麦。少し寒くて、温かいものすればよかったと悔やむ。
渓流シューズの代わりにガスストーブを持って来ればよかった。

最近は山専ボトルばかりで、めったにストーブを上げないなあ。

 焼け焦げたようなコケ原が広がる山上台地。空気が澄んで痛快な展望が広がるが風が強い。
そそくさとクラシ山頂に向かい、北東の900mピークに続く尾根から下山することにした。
この尾根は下りに取ると少々わかりにくい。軌道修正しながら下るとヤセ尾根あり、直進できず急斜面をトラバースする場面あ
りと変化に富んで楽しい。左上に見えるのはクラジャンあたりか。900mピークの前後にはブナもあり、ヤブがないのでいいバリ
ルートだろう。

積雪期にしか使ったことないけどいい尾根ですよね。
クラシ谷に向けたテープは無かったですか?
以前はけっこうあったのですが・・

 最後は神崎川本流出合にほど近いクラシ谷に着地、鈴鹿の上高地に立ち寄る。
3週間前の賑わいもずいぶん遠い記憶のように思える静寂の二次林をそぞろ歩いた。
誰もいない大カツラの広場はいつもと違う場所に見えた。

お疲れ様でした。
懐かしの地を結んだ山行でいい感じです。


                               わりばし

【鈴鹿】上谷尻谷からクラシで靴馴らし

by 山日和 » 2017年6月08日(木) 20:53

【日 付】2017年6月4日(日)
【山 域】鈴鹿中部 クラシ周辺
【天 候】晴れ
【コース】朝明6:42---7:38中峠---8:00大瀞---8:50お金明神---9:14コリカキ場---11:22上谷尻谷源頭12:22---12:45クラシ---
     14:01クラシ谷--14:28-鈴鹿の上高地---14:58根ノ平峠---15:38朝明

 4年半履いた無雪期用の登山靴がボロボロになってしまった。水溜りを歩いたら靴の中に水が浸入するありさまではどうしよ
うもない。4年半と言っても、1年の内7割以上は冬靴と沢靴なので、実際に履いた回数はそれほどでもない。
歩き方が悪いのか、はたまた歩く場所が悪いのか。ともあれ早速靴を買いに走った。

[attachment=7]DSC_3293_1_1.jpg[/attachment]
 新調した靴の筆下ろしもしたいが、もう暑いだろうから沢へも行きたい。それを同時に満足させる折衷案として選んだのは
上谷尻谷。神崎川上流の一支流であり、鈴鹿で最も奥深い場所でもある。
これまで何度も足を運んでおり、谷に入るまでは登山靴。渓流シューズに履き替えてクラシへ詰め上がり、クラシ谷を下って
から再び登山靴に替えようという算段である。
 早朝、車の影も少ない朝明を中峠へ向う。3週間前のやぶオフで帰路に使った道だ。根ノ平峠も羽鳥峰峠も谷が荒れて風情を
失っている中、この中峠は峠越えの道らしさを保っている。
梅雨前の渇水期のせいか曙滝は迫力がなかったが、終盤を迎えた新緑は美しく、中峠から下水晶谷の下りも気持ち良く歩くこ
とができる。

[attachment=6]IMG_1387_1.JPG[/attachment]
 やぶオフの時には靴を脱いで渡った大瀞の神崎川本流渡渉点も今日は水量少なく、飛び石で楽に渡ることができた。
ここからは一旦下流方向に向かい、お金谷からお金明神を目指す。お金明神は何度も見ているので別に寄る必要もないのだが、
名所でスタンプを押すような感覚なのだろうか、ついつい寄りたくなってしまうのだ。

[attachment=0]IMG_1400_1.JPG[/attachment]
 お金峠から駈け下りれば上谷尻谷の広大な河岸台地に到着。ちょうど北谷尻谷との二俣のコリカキ場と呼ばれる場所だ。
前夜から泊まっているらしいテントが2張あった。のんびりテン泊するには絶好の場所である。
本当ならコリカキ場で靴を履き替えて歩いているはずだったが、予想に反して寒いぐらいの涼しさだ。とても水に入る気がせず、
水量も少ないので登山靴のままで行ける所まで行くことにした。

 この下流の下谷尻谷は多くの滝を掛け、ゴルジュもあって変化に富んでいる。翻って上流の上谷尻谷には1mクラスの落差す
らない。両岸には二次林の台地が続き、いかにも鈴鹿らしい風情のあふれる場所だ。
かつてこの一帯には大規模な鉱山があり、トロッコのレールの残骸や置き去られた生活物資などが散見される。しかし以前よ
り少なくなったような気がするのは気のせいかルート取りのせいか。
そう言えば奥谷尻谷の避難小屋が見当たらなかった。あんな立派な小屋を見落とすはずはないのだが。

[attachment=5]IMG_1432_1.JPG[/attachment]
 初めて小滝が目に入ったと思うと、谷は左折してこれまでの平流はなんだったと思わせるような大滝がいきなり目に飛び込ん
できた。何度も見ている光景だから驚くことはないが、この突然の変化はいつ見ても新鮮だ。なかなか美しい滝なのだが水量が
少ないのが残念。念の為にチェーンスパイクを履いて、いつも通り左手からの巻きに取りかかる。
この巻きは傾斜が強く高度感がある。しかもホールドになる立ち木の間隔がやや広いので、慎重な行動が必要だ。

 巻き上がった大滝の落ち口からは再び平凡な谷となるが、傾斜の強まりが流れにやや勢いをもたらしている。
枝谷を2本見送って、最後の二俣。ここはいつも左を取る。今日も少し上の落ち着ける場所でランチにするつもりだった。
しかし毎回見送っている右俣が気になる。8mぐらいの滝が門番のように控えているが、あれを越えれば左俣と同じような穏や
かな源頭になるのだろうか。今日は右俣を行ってみよう。

[attachment=4]IMG_1449_1.JPG[/attachment]
 この滝は傾斜が緩いので簡単に直登できそうだが、今さら渓流シューズに履き替えるのも面倒だ。登山靴のまま滑るのをビ
ビりながら登るのも面白くない。右手の小尾根から巻き上がろう。この巻きも結構傾斜が強く、半モンキークライムで高度を
上げる。
落ち口のレベルを少し超えたところまで上って驚いた。滝の上にも滝が続き、2段で15mほどあるだろうか。側壁は立ってゴル
ジュの様相である。登らなくてよかったかもしれない。
 かなりの高さまで追い上げられたところで斜面をトラバースして流れに復帰した。もう正真正銘の源流だ。
こんなところにまである炭焼窯跡でザックを降ろす。今日は風が強く、山上ではとても寛げない。山上台地はもう目の上に見え
ている。あたりにはブナ林が広がり、実にいいところだ。
イブネ・クラシ・銚子のトライアングルは最近よく歩かれるようになったが、上谷尻谷の源頭部を知る人は多くはないだろう。
先週に引き続いて今日もとろろ蕎麦。少し寒くて、温かいものすればよかったと悔やむ。
渓流シューズの代わりにガスストーブを持って来ればよかった。

[attachment=3]IMG_1457_1.JPG[/attachment][attachment=2]IMG_1468_1.JPG[/attachment]
 焼け焦げたようなコケ原が広がる山上台地。空気が澄んで痛快な展望が広がるが風が強い。
そそくさとクラシ山頂に向かい、北東の900mピークに続く尾根から下山することにした。
この尾根は下りに取ると少々わかりにくい。軌道修正しながら下るとヤセ尾根あり、直進できず急斜面をトラバースする場面あ
りと変化に富んで楽しい。左上に見えるのはクラジャンあたりか。900mピークの前後にはブナもあり、ヤブがないのでいいバリ
ルートだろう。

[attachment=1]DSC_3294_1.jpg[/attachment]
 最後は神崎川本流出合にほど近いクラシ谷に着地、鈴鹿の上高地に立ち寄る。
3週間前の賑わいもずいぶん遠い記憶のように思える静寂の二次林をそぞろ歩いた。
誰もいない大カツラの広場はいつもと違う場所に見えた。

                    山日和
添付ファイル
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