綿向山ほどスノーシューに打って付けの山は無いのになあ・・・
- 霧氷はこんな感じ
【日付】 2017年1月21日(土)
【山域】 鈴鹿・綿向山
【メンバー】 単独
【天候】 ガッスガス
【ルート】 御幸橋駐車場 8:05 - 綿向山(P1110) 10:20 - 北の頭 10:40 - 駐車場 12:10
今日は西高東低の気圧配置が強まり、等圧線が混んで来て強風も吹くとか。
南下した方が晴れ間も期待できそうだけど、雪は鈴鹿の方が多そう。
自宅出発が遅くなってしまったので、メモには一番近くの綿向山と書く。
何時もなら名阪国道に乗るのだが、今朝は何故か下道で。
旧阿山町玉滝の電光掲示板はマイナス1度で、あまり冷え込みはないみたい。
ここでは何回かマイナス9度を見ているだけに、大したことはなさそうだ。
国道1号線を横切って、下駒月から鎌掛峠方面に入ると、除雪はされているものの道幅は狭くなっている。
センターラインのある道だけど、対向車が来ると徐行して寄せる必要あり。
ゴルフ場を過ぎるともっと狭くなるので、国道307号線に逃げた方が無難かな。
最近はあまり走っていなかった日野周りで向かうことに。
国道477号線を音羽の交差点で左折して県道182号線に入ると、やっぱり凄い雪。
一応、除雪はしてくれているが、雪道に慣れない者にとっては恐い道。
ちょっと練習も兼ねて西明禅寺まで進んでみたが、素人は入らない方が良いかもしれない。
19日の報告で御幸橋駐車場も除雪されて、スタッドレスなら入れると読んでいたので引き返す。
既に5~6台の駐車車両があり、スタートされた人もいるみたい。
夫婦連れらしいペアが先行されたが、すぐに追い越す。
こちらは駐車場からスノーシューを履いており、それって楽ですか?なんて聞かれて。
雪さえあれば履いた方が楽かも?って答えたり。
林道を歩いていると、前方から単独女性が降りて来て。
もう上まで行って来たのですか?と聞くと、途中で引き返してきたとか。
何処まで?って聞くと、1合目に到達していないみたいで。
ヒミズ谷出合小屋で単独青年が休憩中。
表参道を4つくらい折り返したところで道が判らなくなったらしい。
じゃあ途中まで一緒に行きますかと誘ってみると、お願いしますと。
1合目の直下に倒木があって、お二方ともこれを越えることは不可能と判断されたみたい。
道を知っていれば何と言うこともない障害だけど、単独だし無理に進むこともないと考えられたのだろう。
後は足跡を追ってゆっくり行きますのでとのことで、ここでお別れ。
8時を過ぎてからのスタートだったのに、ここまで会った4人以外に先行者はいなくて。
新雪が供給されていて、まっさらな雪面を踏めるというラッキーさ。
上まで行っても精々脛ラッセル程度だけど、やっぱり踏まれていない雪にトレースを残すのは気持ちいい。
3合目あざみ小舎の屋根には30センチくらいかな。
- 3合目 あざみ小舎
5合目夢咲の鐘避難小屋裏手のテーブルやベンチは雪の下で見えない。
- 5合目 夢咲の鐘 避難小屋
7合目行者コバにもベンチがあった筈だけど・・・
- 7合目 行者コバ
冬道はクラスト層の上に新雪で若干滑るけど、2回も蹴り込めば安定して。
ライトニングシリーズはやっぱり登るための道具だと実感。
頑張っても頑張っても心肺機能が追い付かないのは歯痒いけど。
前回は山頂を踏まずに降りてしまったので、今日は先に踏んでおこう。
未だ暫くは後続者も登ってこないだろうし。
展望図が埋まる程の雪は久しぶりかもしれない。
- ほぼ埋まりかけ
ガスで真っ白で何も見えないし長居は無用かな。
北の頭まで来るとホワイトアウト寸前の状態で。
判っているから歩けるけど、知らないところだとこの感覚障害は拙いような。
表参道でも林道を含めて10か所くらい倒木が邪魔していたので、今日は違う道での下山は止めておこう。
今日みたいな予報の日でも沢山の登山者が入山しているので、すれ違いは厄介だけどね。
まだまだアイゼン信仰は根強いみたいで、スノーシューを履いているのは他に一人だけだったような。
下山時に出会った男性ペアはWAKの会員さんだったのだろうか。
結構太い倒木も処理されていて、何ヶ所かは何事もなかったかのように楽をさせて貰えた。
歩くだけでもしんどいのに、その度にザックを降ろして鋸引きしてくれるのだから有り難い。
除雪した雪を置くために駐車場は狭くなっているけど、県道に堂々と路上駐車しているのはどうかと思う。
あの奥には民家があって、生活道路なのだから。
ルールを守って愉しまないと、何れは自分の首を絞めることになりはしないだろうか。
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