【 日 付 】2011年04月17日
【 山 域 】台高
【メンバー】単独鈍行
【 天 候 】はれ時々くもり
最近花粉症が酷く目も痒いので掻きまくってまくってたら、ものもらいが出来てしまった、なんかテンションあがらないな。でも週明は天気が悪いみたいなので今日は遊んで来ようと家を出たのは朝7時をまわっていた。
今日は遅いスタートなので稜線には上がらずに奥の平谷、ヌタハラ谷を歩いて見ようと思い辻堂橋を渡る、橋の 上では犬を乗せた軽トラなどが3台たむろしていた、こんな時期に猟でも無いのだろうな?扁平になったタイヤで落石に気をつけながら蓮山の家跡を過ぎ地道に入ってすぐ里川の水路脇に駐車、この先このタイヤではやばそうだ早く換えないと林道にも入れないや。
9時前スタート、林道から見上げる岩場にはミツバツツジがピンクの花を咲かせている、白い咲きかけの花はヒメウツギだろうか?
千石林道のゲート前には2台の車がすでに停まっている、クーラーBOXを積んでいるのをみると釣り師のようだ。ゲートを通り谷に降りた。
途中で索道のワイヤーが有るので少しそれを追って植林を上がるが高い岩の手前で切断されたのか切れて落ちているが、見上げるともう一方のメインワイヤーと補助ワイヤー二本はそのまま残っている、どこかの尾根の上に途中の支持点が有ったのだろうそれが見てみたい。
登山道に復帰岩場にやって来た、スパイク長で登っていくが粘土と落ち葉で良く滑る、トラバースは粘土へのキックステップだ岩場を登り再び登山道に出るとホッとする、ここでコンビにおにぎりを食べていっぷく、時間は10時過ぎだ。さてここで引き返してヌタハラ谷に行って見ようかと引き返す。
戻る途中にカツラの木の有るルンゼが気になった、岩が重なるルンゼだが明るく登って行けそうだある程度登って自然林帯をトラバースして帰ろう。
登り出すと小鹿の屍、岩ぐらから落ちたのだろうか?、すぐに行き詰まるだろうと思ったが楽に登っていける、双子のカツラの木がある先で谷は二又となり、本谷らしい左又に入ると大岩の下から水が湧き出ている上に出ると今まで無かった水流がそこにはあった。
岩グラにはさまれ、断層の様な所を水は流れて落ちてくるが登れそうも無いので右又に入っていく。
こちらは岩クズの斜面登っていくと大きなカツラの木が有った二本の角の様に高く伸びる枝「大魔神カツラ」と名付けようか。
ここで又鹿の死体に出会う角の大きいオス鹿だ、結構死んでしまうのだね、転落ではなさそうだ。こんな所にも炭焼き窯跡が有る、昔は隅々利用してたんですねぇ。
稜線も近くなり岩にも苔が多くなってくる、いい雰囲気だフクジュソウが生えていても不思議ではない雰囲気で有るが有ろうはずもない。
やがて林越に空が見えて稜線にとびだした、シャッポ山手前の悪場前のコルだ、ここにはトガサワラ(?)が数本生えているところであった。
これは予定が狂ってしまったこれからどうしょうか?千石山周りでは遅くなるしシャッポ山の図根点まで行こうかと上がって行く悪場の手前は意外に急で以前は梯子が有った様な釘の有る朽木が残っている。悪場まで来たがなんか越えて上がる気にならずここから千石谷出会いに落ちる尾根を下る事に。
この尾根は一度登ったことは有るが、途中岩場の巻きが怖くて無理矢理岩を登ったのだが今日はこんな予定ではなかったので小さなザック、ロープも持ってないのだ、降りられるだろうかと気にしながら降りていく。下りだとこんなに急に感じるものなのかと心配になる。
赤いテープが巻いてあるところに来た、これはzippさんが付けた様だがこのルートで見たテープは下部植林中を除いててこれだけだった。
テープには「岩場○○を巻く」と書いて矢印で示されていたがすでに消えかけて方向が判らない。巻けそうな千石側を巻いてもういいかと尾根に戻ると、さっき一度降りて来た所だ、少し上がると元の場所に戻ってしまった、やり直し!、もう一度大きく巻くと岩場の下に出た。
前回の登りでは岩場に当たってから巻こうとしたのがいけなかった様だ、岩場の手前、10m位で右斜面に入ると楽に巻けたのだ、今度は楽々登れそうだな。
後は千石谷に下りて最後のパンを食べた、今日は食料も余り持ってこなかったのだ、3時過ぎに車に戻る、今日はあまり歩いてないけどこれでお終い。
家に帰ると伊勢山上で転落事故のニュース、岩場は面白いけど危険と隣り合わせ、危なかったと思う時あるもんね、注意!
注意!