【 日 付 】2011年4月6日(水)
【 山 域 】松阪
【メンバー】SOLO
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】乙女の滝P 10:30-掘坂山雌岳12:00~12:50-掘坂山13:00-乙女の滝P15:15
天気もいいし何処か近場で遊ぼうと車で家を出た、6月までとなってしまった無料の高速を利用して松坂ICで降りると掘坂山はすぐそこだ鈴鹿に行くのには遠回りな高速だがここに来るのには効率がいいのだ。
森林公園を通り過ぎ堀坂峠に向かう、途中に有る「乙女の滝」手前の「故郷の森」への分岐のゲート前に駐車。
歩き出すとすぐに「乙女の滝」だ滝横には純白の乙女達が微笑みかけてくれる。
道脇にはスミレや、ふきのとうも見られる、ふきのとうも接写してみると意外に綺麗だ。
さて何処から上がろうか見上げる山頂の東側に上がる谷は自然林が多そうだ目標はあそこにしましょう、と歩き出すと杉林から花粉が黄色く舞い上がるのが見えた、なんかもやってるのは花粉のせいなのだろう、これは今日も鼻水にくしゃみ連発間違いなしだ
今日は持ち物はカメラとお茶とおにぎり3ヶだけ、地図も無いので適当に山の神の鳥居から入ってみた。谷を渡るとすぐに山の神が祭られている、その脇を抜け尾根に這い上がるが尾根が目的ではないので乗り越して谷に下った。
「谷を歩けばいいものに出会えるかもよ」と昔誰かに言われた記憶が甦る、「なにか良い花ないかな?」黄色や白いネコノメソウが咲いている、これはいいやと上がり出すと、植林の倒木や間伐材が放置されているではないか、歩き難いことこの上ない、おまけに標高上がると花も無くなり良い所なしだ。
途中で二又となった「本流は?」「自然林帯はどちら?」全く判らない、右又に入りかけたが水流も無く細そうなので左又に変更、やっと植林を抜けると自然林帯だと喜んだのも束の間、すぐに谷は尾根間に吸収され収束していまった。
上がった尾根には多くのテープが有ったが雲母林道からのメインルートでは無い様だ、何処に出るのだろうと進むと紐とテープでメイン登山道に止めがしてある所に出た。雌岳ピークのすぐ手前登山道が直角に方向を変える所だった、予定よりかなり東によってしまったようだ。分岐の近くにはテープが付けてないのはこちらに入り込まない様にの配慮だろう。
雌岳ピークに付くと年配夫婦が休憩していた、挨拶を交わし話しかけると桧塚での失敗談を聞かせてくれた。マナコ谷から奥峰に上がり明神平まで行って奥山谷を下るだった予定が間違って大又に降りたという。登り帰す時間も無く偶然居合わせた人に定員オーバーで車に乗せてもらい集落まで出てタクシーで車まで戻ったとの事。迷い岳のルートとか色々聞かれ話してるうちにえらい時間が経ってしまった。
山頂に付くが誰も居ない、そのまま藪に突っ込み北西の谷に入るここも小さく荒れた谷だ、左すぐ上は登山道なのだがそのまま谷を下ると堰堤に出て道路に飛び出す。このまま舗装道は歩きたくないので、埋め立て土砂から谷の続きに入るが不法投棄ゴミがいっぱいだ。それでも道路から離れると綺麗になり、ショウジョウバカマやネコノメなどが咲いている。黄色いのは多いけどシロバナネコノメは少ないなと思ってたら堰堤に溜まった土の上にいっぱい咲いてるよ、前はすぐ道路だ。山に上がるより低い所の方が多いのだね。
前の道に出たら車はすぐそこ、再び乙女の滝により、下に降りてみると廻りには白い乙女、乙女!いっぱいだ!
残念ながら朝は笑顔だったが、日の落ちた夕方には恥ずかしそうにうつむいている。
- ミヤマカタバミ
一旦車に戻り「故郷の森」まで歩いてみる、スミレやキランソウ、里山も花が多くていいなぁ。山桜は今年は遅れてるので後一週間か10日後位になるのかな。
帰りに寄った森林公園では親子連れが花見をして遊んでました、現在ソメイヨシノは3分咲き位だろう。
あ~もう目も痒いし最悪だ~これだから山は嫌だな~。でも公園でソフトクリーム食べたらうま~~い!もう暑くなってきたこの頃です。