おはようございます、ZIPPさん。
先日、古いダンロップテントのジュラルミンのポールを折ってしまった。
どうしようかと思っていたところ、とれヲさんのレポで、今も金谷右岸尾根にテントポールがゴミとなっていることを知った。これはちょっとおいしい話ではないか…。
ダンロップテントが一世を風靡した時代がありましたね。
私の二人用も六人用もジュラルミンのダンロップです。
準備をしていると地図を忘れたことに気付いた。今日行く所は何度も入ったところだからまず大丈夫だろう。千石林道ゲート先から奥ノ平谷出合に降りる。
そういえば、ここに来るのは今年初めてじゃなかったろうか。またこんな冬枯れの時期に奥ノ平谷左岸道を歩いたことは無かったかも。
TrailWalkerさんが通っていたあたりですね。
カツラの巨木が二本鎮座する谷、甘い香りが漂う中、休憩だ。
このあたりにはうっすらと雪が残っている。カツラの葉もまだ僅かに枝先に残っている。
カツラの木って甘い香りがするんですか?
木にはうといもので・・・
左岸道、今年の台風の被害は少ないと思っていたらこの先で、植林の倒木がでだした。飯場跡あたりは、相変わらず通り難い状態だ。
奥ノ平谷への降下点を探り、急坂の小尾根を右に左に替えながら降りていく。記憶に残る谷の飛び石地点を見降ろし、見事に着地成功だ。
右岸の台地を登って、金谷出合の滝。釜滝か又曲滝か知らないが、ウォタースライダーーのように湾曲した岩盤を流れ落ちるきれいな滝だ。葉が落ちた頃でないとなかなか全貌は見えない滝でもある(それでも上部は下からは見えていない)。滝の途中傍らに、カツラの大木が配置されているのもいい感じだ。
ウォタースライダー滝は、見てみたい滝です。
カツラの木は木地の材料に使われたのですかね?
とりあえず下流側に向かうと、谷筋で道が落ちてはいるがさらに山腹に水平道が続いているのが見てとれる。
次にゴミの回収だ。以前来た時、水平道の少し上にテントが落ちているのを見ている。ポールもそのあたりだろうと、尾根を辿るが見つけられない。この積雪では無理かと傾斜のきつくなる手前まで行って引き返す。
さすがに雪がついちゃうと見つけにくそうです。
いっそうのことTrailWalkerさんに鋼鉄で折れないやつを作ってもらってはどうですか?
上り加減の水平道を辿ってワサビ谷。そのまま降りて、滑車のあるところを通って奥ノ平谷サスケ滝下。
豪快なサスケ滝の岩尾根挟んだすぐ横の、ワサビ谷のサラサラ流れ落ちる滝下の釜縁でザックを降ろした。
今年は一度もここに入ってなかったから、ここでゆっくりするだけでも来た甲斐があったかと思い直す。
こういう場所が多いのが台高の良さですね。
飛び石で左岸に渡り、まだ健在のりんご畑さんのトラロープを使ってトラバースして行く。厭らしい所は厭らしいまま、今年の台風ではそれほど影響を受けてないようだ。
途中、テープがぐるぐる巻かれているところは、集積場へ通じる尾根だ。ここからシャッポへ登られる人が多いのだろう。
金谷の滝を対岸に見て、飯場跡。あとは往路の道を戻るだけ。
シャッポへはここから上ってきてたんですね。
お疲れ様でした。
わりばし