12月10日(土)、季節はいよいよ師走入り。月始めに病院で再診を受けたら、痔核は小さくなっていて手術は受けずに済んだ。体調良し、天気良しで今日も鈴鹿南部を目指す。
今日の計画は仙ヶ岳西の葦谷から御所平に登り仙ヶ岳を経て下山する予定だ。
8時45分、石水渓キャンプ場に車を止め出発。連絡道で石谷川大堰堤へ来ると他県ナンバーの四駆が一台止まっているだけ。紅葉が終われば山は静かなものだ。林道を半時間ほど歩いて登山口へ来たら白谷登山道に入る。
葦谷は御所谷出合いの手前なので見落とさないように気を付けていたが、いつの間にか御所谷出合いまで来てしまった。引き返して一旦左岸に渡り、また右岸に戻って更に左岸に渡るところが葦谷分岐である。踏み後は右岸に真っ直ぐ付いているので誤って入り込まないように立ち木の間に小枝が差し渡されている。
最初はしっかりした踏み後があって楽観していたが、暫くすると踏み後は消えてしまった。適当に谷を進むと10mくらいの滝に行く手を阻まれる。
少し引き返して右岸の植林帯斜面を登って見るとすぐ水平道に出た。水平道を進むと滝まで距離を残したところで踏み後が消え紫の紐が結んである。左手はガレのルンゼだが、傾斜はきつい。ルンゼは最初のうち何とか登って行けたが、段々傾斜は強くなりガレが無くなると引っかかるものがないので滑って登りにくい。右側の低木帯に入って木を掴みながら何とか登り続ける。
苦労して尾根に出ても、まだ傾斜はあり一休みとはいかない。尾根を少し登ったら、トラバース道があったのでそちらを選んで進む。トラバース道も浅い谷のところで消えていたので谷を登って尾根に戻る。今度は傾斜も大したことは無かった。
尾根はこれといった障害もなく御所平が近づいてくる。
地形図では、御所平の手前で水平道に突き当たるはずである。水平道らしき踏み後は何本もあったが、いずれも行き止まりで本命が分からない。水平道探しは諦めてヤブの薄いところを選んで稜線に近づくとススキが見えてきた。
ススキの間を少し進むと稜線に達した。出たところは御所平の最高点の北側だ。
ザックを置いて10分程南へ稜線を辿ると御所平の標識があった。最高点からは仙ヶ岳はもちろんのこと鎌が岳や御在所岳も見通せて気持ちがいい。展望の良さは引き換えに風を遮るものがないので冬場はつらいところだが、今日は風も無くのんびりしていられる。
ザックのところまで戻ったら御所平からの展望をおかずに昼食を取る。昼食を終えたら仙ヶ岳を目指して御所平を歩いていく。
12時丁度に御所峠を通過して仙ヶ岳に着いたのは、12時25分。頂上には4組の中高年カップルがそれぞれストーブに鍋を載せて昼休みを取っていた。
下山は南尾根も考えたが、少し風が出てきたので白谷を下ることにした。白谷の上部はガレが長くヒアルロン酸の切れた膝には負担が大きくて下山道には向いていないと改めて思った。13時53分、登山口の白雲滝を見物して林道を戻る。
キャンプ場への連絡道では、石谷川へ降りて三ツ淵も見物した。すぐ近くにある安楽川の三ツ淵は有名だが、こちらの三ツ淵は美しさでは引けを取らないものの少しマイナーだ。
14時40分、キャンプ場に戻った。今回は楽勝と踏んでいたので詳しい地形図も持たずに出かけたが、踏み後は無く迷わずに行けたのはラッキーだった。地形図の破線ルートにはご用心。
12月10日(土)、季節はいよいよ師走入り。月始めに病院で再診を受けたら、痔核は小さくなっていて手術は受けずに済んだ。体調良し、天気良しで今日も鈴鹿南部を目指す。
今日の計画は仙ヶ岳西の葦谷から御所平に登り仙ヶ岳を経て下山する予定だ。
8時45分、石水渓キャンプ場に車を止め出発。連絡道で石谷川大堰堤へ来ると他県ナンバーの四駆が一台止まっているだけ。紅葉が終われば山は静かなものだ。林道を半時間ほど歩いて登山口へ来たら白谷登山道に入る。
葦谷は御所谷出合いの手前なので見落とさないように気を付けていたが、いつの間にか御所谷出合いまで来てしまった。引き返して一旦左岸に渡り、また右岸に戻って更に左岸に渡るところが葦谷分岐である。踏み後は右岸に真っ直ぐ付いているので誤って入り込まないように立ち木の間に小枝が差し渡されている。
最初はしっかりした踏み後があって楽観していたが、暫くすると踏み後は消えてしまった。適当に谷を進むと10mくらいの滝に行く手を阻まれる。
[attachment=2]111210_101453.jpg[/attachment]
少し引き返して右岸の植林帯斜面を登って見るとすぐ水平道に出た。水平道を進むと滝まで距離を残したところで踏み後が消え紫の紐が結んである。左手はガレのルンゼだが、傾斜はきつい。ルンゼは最初のうち何とか登って行けたが、段々傾斜は強くなりガレが無くなると引っかかるものがないので滑って登りにくい。右側の低木帯に入って木を掴みながら何とか登り続ける。
苦労して尾根に出ても、まだ傾斜はあり一休みとはいかない。尾根を少し登ったら、トラバース道があったのでそちらを選んで進む。トラバース道も浅い谷のところで消えていたので谷を登って尾根に戻る。今度は傾斜も大したことは無かった。
尾根はこれといった障害もなく御所平が近づいてくる。
地形図では、御所平の手前で水平道に突き当たるはずである。水平道らしき踏み後は何本もあったが、いずれも行き止まりで本命が分からない。水平道探しは諦めてヤブの薄いところを選んで稜線に近づくとススキが見えてきた。
ススキの間を少し進むと稜線に達した。出たところは御所平の最高点の北側だ。
[attachment=0]111210_110944.jpg[/attachment]
ザックを置いて10分程南へ稜線を辿ると御所平の標識があった。最高点からは仙ヶ岳はもちろんのこと鎌が岳や御在所岳も見通せて気持ちがいい。展望の良さは引き換えに風を遮るものがないので冬場はつらいところだが、今日は風も無くのんびりしていられる。
ザックのところまで戻ったら御所平からの展望をおかずに昼食を取る。昼食を終えたら仙ヶ岳を目指して御所平を歩いていく。
12時丁度に御所峠を通過して仙ヶ岳に着いたのは、12時25分。頂上には4組の中高年カップルがそれぞれストーブに鍋を載せて昼休みを取っていた。
下山は南尾根も考えたが、少し風が出てきたので白谷を下ることにした。白谷の上部はガレが長くヒアルロン酸の切れた膝には負担が大きくて下山道には向いていないと改めて思った。13時53分、登山口の白雲滝を見物して林道を戻る。
キャンプ場への連絡道では、石谷川へ降りて三ツ淵も見物した。すぐ近くにある安楽川の三ツ淵は有名だが、こちらの三ツ淵は美しさでは引けを取らないものの少しマイナーだ。
[attachment=1]111210_142922.jpg[/attachment]
14時40分、キャンプ場に戻った。今回は楽勝と踏んでいたので詳しい地形図も持たずに出かけたが、踏み後は無く迷わずに行けたのはラッキーだった。地形図の破線ルートにはご用心。